JP3125857U - 貯水槽用可動式覆蓋及び貯水槽の可動覆蓋装置 - Google Patents

貯水槽用可動式覆蓋及び貯水槽の可動覆蓋装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3125857U
JP3125857U JP2006005877U JP2006005877U JP3125857U JP 3125857 U JP3125857 U JP 3125857U JP 2006005877 U JP2006005877 U JP 2006005877U JP 2006005877 U JP2006005877 U JP 2006005877U JP 3125857 U JP3125857 U JP 3125857U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
movable cover
aluminum alloy
main beam
water storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006005877U
Other languages
English (en)
Inventor
貴章 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Sky Aluminum Corp
Original Assignee
Furukawa Sky Aluminum Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Sky Aluminum Corp filed Critical Furukawa Sky Aluminum Corp
Priority to JP2006005877U priority Critical patent/JP3125857U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3125857U publication Critical patent/JP3125857U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】比較的スパンの小さい貯水槽の可動式覆蓋及びその装置において、より軽量で取り扱い易い貯水槽の可動式覆蓋とその装置を提供すること。
【解決手段】チャンネル状に押出成形され添え板とボルトナットにより合掌形態に連結されたアルミ合金等の一対の平行な桁材、各端部が前記桁部材の両端部へ添え板とボルトナットにより大留め状に連結され、チャンネル状に押出成形されたアルミ合金等の平行な主梁材、及び前記桁部材相互の他の部分を連結するアルミ合金等の押出形材からなる複数の小梁材からなる骨格部材と、前記骨格部材の上面へ当該上面を覆う状態にビス又はリベットにより定着されたアルミ合金等の蓋パネルと、前記主梁材の下面両端部へボルトナットにより取り付けられ、上面が当該骨格部材の傾斜とほぼ同じ傾斜を有するアルミ合金等の下向き樋状の車枠と、前記各車枠に保持された車輪とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本考案は、水処理槽その他の貯水槽において主として藻の発生を防止するための遮光用の可動式覆蓋、及びそれを用いた可動覆蓋装置に関するものであり、特にスパン(貯水槽の幅の大きさ)が比較的小さい(4〜6m程度)貯水槽に適する可動式覆蓋及び可動式覆蓋装置に関するものである。
貯水槽の可動式覆蓋装置では、貯水槽の両側路面上へ平行にレールを敷設し、両端の下部両側部分へ車輪を取り付けた覆蓋を前記レールに沿って走行するように設置している。
このような構造の可動覆蓋装置において、スパンが大きい貯水槽の可動覆蓋装置では、覆蓋をラーメン構造とするか又は多数のブレスを取り付けるなどにより剛構造とする必要上個々の覆蓋の重量が大きく、レールに沿って走行可能に前記覆蓋を設置する際、覆蓋の各車輪ユニットに前記レールへ垂直に転接する車輪と前記レールへ左右方向からやや上向き傾斜状態で転接する車輪とを取り付けることにより、覆蓋を比較的小さな力で円滑に走行させることができるように構成している(後記特許文献1)。
前記レールへ左右方向から転接する車輪は、同時に各車輪がレールから脱線しないように拘束している。
他方、スパンが小さい貯水槽の可動式覆蓋装置では、前記レールへ垂直に接輪する車輪のみを覆蓋に取り付けていて車輪ユニットの構成は前者に比べ簡略化されているが、覆蓋には両端部(水処理槽の幅方向、すなわちスパンの方向に沿う両端部)へ内周へ向けて配置された断面ほぼコ字状の保持枠にアルミニウム又はアルミニウム合金(以下「アルミ合金等」と言う。)の押出形材からなる中空パネルを保持させたものが使用されている(後記特許文献2)。
前記後者の可動式覆蓋は、車輪ユニットを除く主体がアルミ合金等の押出形材からなる中空パネルであるので、貯水槽のスパンが比較的小さいにも拘わらず覆蓋の単位容積当りの重量が大きくなり、各覆蓋を前記レールに沿って走行させるとき走行させ難いと言う問題があった。
また、押出形材からなる中空パネルは例えば長さの短いものを連結して使用する場合(後記特許文献3)でも全体の厚みは大きく(例えば100mm以上)、搬送や保管の際に取り扱い難く効率が悪いと言う問題があった。
特開2005−008245号公報 実開平03−015689号公報 特開2001−070927号公報
本考案が解決しようとする課題は、比較的スパンの小さい貯水槽の可動式覆蓋及びその装置において、覆蓋及びその作動の一層の軽量化と取り扱い易さの改善にあり、その目的とするところは、より軽量で取り扱い易い貯水槽の可動式覆蓋とその装置を提供することにある。
本考案に係る貯水槽用可動式覆蓋は、前記の課題を解決するため、添え板とボルトナットにより合掌形態に連結された一対の平行な桁材、当該桁材相互の両端部を連結する平行な主梁材、及び前記桁材相互の他の部分を連結する複数の小梁材からなる骨格部材と、
前記骨格部材の上面へ当該上面を覆う状態にビス又はリベットにより定着されたアルミ合金等製の蓋パネルと、
前記骨格部材の両端下部両側部寄り位置に前記主梁材へ沿う状態にボルトナットにより取り付けられ、上面が当該骨格部材の傾斜とほぼ同じ傾斜を有するアルミ合金等の下向き樋状の車枠と、
前記各車枠に保持された車輪とを備え、
前記各桁材及び各主梁材はチャンネル状でアルミ合金等の押出形材であって外周に向けた状態で配置され、
前記桁材の端部と当該端部と対応する前記主梁材の端部は添え板とボルトナットにより大留め状に連結され、
前記各小梁材はアルミ合金等の押出形材であって一外面が対応する前記桁材の上面とほぼ一致する状態でボルトナットにより当該桁材へ連結されていることを最も主用な特徴とするものである。
本考案に係る貯水槽の可動式覆蓋装置は、前記課題を解決するため、貯水槽の両側路面上へ設置され外側(貯水槽から遠い側)のものが内側のものよりもレベルが高い各一対の平行なレールと、内側のレールに沿って走行する下段の覆蓋と、外側のレールに沿って前記下段の覆蓋の上方を走行し、かつ前記貯水槽全体を覆った状態では隣接する下段の覆蓋と当該貯水槽の長さ方向へ所定量オーバラップされる上段の覆蓋とを備え、前記下段の覆蓋と上段の覆蓋は前記本考案に係る貯水槽用可動式覆蓋であることを最も主要な特徴とするものである。
本考案に係る貯水槽用可動式覆蓋によれば、骨格部材の主部を構成する各桁材相互及びこれらと各主梁材とは添え板とボルトナットにより連結され、各桁材と小梁材とはボルトナットにより連結され、各車枠は対応する主梁材へボルトナットにより取り付けられ、蓋パネルは骨格部材へビス又はリベットにより取り付けられている。
したがって、これらの部材はすべて個々の状態で運搬や保管をし、設置現場その他の所望の場所で組み立てることができるから取り扱い易く、運搬や保管の際の空間効率を改善することができる。
また、ボルトナットを除く他の部品の材質をアルミ合金等とし、強度上必要な部分にのみ寸法の大きな部材を選択するなどの設計上の自由度の拡大により、必要な限度内でより軽量な覆蓋の設計が可能となり、全体を軽量化することができる。さらに部分的な補修が容易になる。
桁材及び主梁材はチャンネル状断面の押出形材であって、それぞれ外周を向く(各桁材は開口部が側方に向き、主梁材は開口部が流れ方向に沿って下方を向く。)状態に配置されているから、添え板とボルトナットにより桁材を合掌形態に連結する部分、及び桁材と主梁材とを添え板とボルトナットにより連結する部分において、ボルトナットや添え板はチャンネル内に収容されて外部へ突出せず邪魔にならない。
本考案に係る貯水槽の可動式覆蓋装置によれば、本考案に係る可動式覆蓋を使用したので、より軽く円滑に走行させることができる。
図1は本考案に係る貯水槽用可動式覆蓋の一部の蓋パネルを省略した概略平面図、図2は図1の可動式覆蓋の概略正面図、図3は図1の可動式覆蓋における頂部の部分拡大正面図、図4は図3の矢印A−Aに沿う部分断面図、図5は図3の矢印B−Bに沿う部分断面図、図6は図5の矢印C−Cに沿う部分断面図、図7は桁材と主梁材との連結部の部分拡大平断面図である。
覆蓋1は全体として切り妻屋根の形態であって、骨格部材10と、当該骨格部材10の上面へ密に並べて定着されたアルミ合金等の複数の蓋パネル14と、前記骨格部材10の両端下部両側部寄り位置に取り付けられた下向き樋状の車枠15と、各車枠15内へ保持された車輪16とから構成されている。
骨格部材10は合掌形態に連結された一対の平行な桁材11、当該桁部材11相互の両端部を連結する平行な各主梁材12、及び前記桁部材11相互の他の部分を連結する複数の各小梁材13とから構成されている。
この実施形態において、桁材11,11はアルミ合金等からなるチャンネル状断面の押出形材であり、図3及び図4で示されているようにチャンネルの開口部を外周(側方)へ向けた状態で合掌形状に連結されている。
各桁材11,11の頂部の大留め状接合部(貯水槽のスパン4500〜6000mmのとき、接合角度155〜140°)において、垂直な各ウエブ部(チャンネルの底板に相当)の両面へ接合形態に合わせて裁断したアルミ合金等の添え板11a,11aを重ね合わせ、この添え板11a,11aと各桁材11,11のウエブ部とを多数のボルトナット11bにより締付け固定している。
桁材11,11の大留め状接合部ではさらに、それらの各下部フランジ(チャンネルの一方の側壁)の下面へ合掌形態に合わせて曲げ加工し、かつ下面へ垂直な補強板11dを溶接したアルミ合金等の添え板11cを重ね合わせ、この添え板11cと各桁材11,11の下部フランジとを複数のボルトナット11eにより締付け固定している。
各小梁材13はアングル状断面に成形されたアルミ合金等の押出形材であり、図5及び図6で示されているように、その各端部は一外面が各桁材11の上面とほぼ一致するように、アングル状に成形されたアルミ合金等のアタッチメント13aを介して、ボルトナット13b,13cにより対応する桁材11のウエブ部へ固定されている。
主梁材12は桁材11と同形状同寸法のアルミ合金からなる押出形材であり、桁材11の端部と対応する主梁材12の端部は、図7で示されているようにほぼ直角な大留め状に連結されている。
各連結部における桁材11と主梁材12とのウエブ部に跨るように、それらの両面へアルミ合金等の押出形材を切断したアングル状の添え板12a,12aを重ね合わせ、これらの添え板12a,12aと桁材11及び主梁材12の各ウエブ部とを、多数のボルトナット12bにより締付け固定している。
以上のように連結された各桁材11、各主梁材12及び各小梁材13の上面傾斜はほぼ一致しており、それらの各部材からなる骨格部材10の上面を覆うアルミ合金等の蓋パネル14は、各桁材11,各主梁材12及び各小梁材13の上面へ多数のビス(又はリベット)14a(図4,5)により固定されている。
図8は前記のように構成された可動式覆蓋を使用した貯水槽の可動式覆蓋装置の一実施形態を示す部分平面図、図9は図8の矢印D−Dに沿う部分拡大断面図、図10は図9の矢印E−Eに沿う部分側面図である。
図8の左右方向に所定の幅を有する貯水槽2の両側の路面2a上には、それぞれレール3,3が当該貯水槽2の長さ方向に沿って平行に敷設され、これらのレール3,3に沿って走行するように前記実施形態の多数の可動式覆蓋1が設置されている。
図9で示すように、各レール3はベース32の両側辺へ互いに平行な内側レール30と外側レール31とを形成するようにアルミ合金等により一体に押出成形された形材であり、外側レール31は内側レール30よりも所定量高くなっている。
可動式覆蓋1は、各内側レール30に沿って走行する下段の覆蓋1aと、各外側レール31に沿って走行し前記下段の覆蓋1aよりも上方レベルに位置する上段の覆蓋1bとに分れており、貯水槽2の全体が覆われた状態では、上段の覆蓋1bは隣接する下段の覆蓋1aと当該貯水槽2の長さ方向へ所定量オーバラップするように構成されている。
可動式覆蓋1a,1bの車枠15は、下向き樋状に成形されたアルミ合金等の押出形材を所定長さに切断したものであって、それらの上面は桁材11の傾斜とほぼ同じ傾斜となるように形成され、各主梁材12の下部フランジの両端部寄り位置へ複数のボルトナット15bにより固定されている。
各車枠15内には取付軸15aにより取り付けられた車輪16がそれぞれ保持され、各車輪16は対応するレール30又は31の上に転接している。
各車枠15の一側部には、L字状断面に成形されたアルミ合金等の押出形材からなる脱線防止板15cが前記取付軸15aによって取り付けられ、覆蓋1a又は1bが浮上すると、脱線防止板15cがそれらに対応するレール30又は31に形成された係止フランジ33へ引っ掛って脱線が防止されるようになっている。
図2及び図9で示されているように、下段の覆蓋1aの両端部分は弦状のタイバー17によって連結(緊結)するのが好ましい。各タイバー17はアルミ合金等によるアングル状断面の押出形材であって、それらの両端部は対応する桁材11のフランジへアングル状の取付部材17aを介してボルトナット17b,17cにより固定されている。
下段の覆蓋1aの両端部分をタイバー17により連結すると当該覆蓋1aは上方からの荷重(垂直荷重)に対して強化されるので、下段の可動式覆蓋1aにおける桁材11と主梁材12のウエブ部の高さ及びフランジ部の幅は、上段の可動式覆蓋1bにおける桁材11と主梁材12のウエブ部の高さ及びフランジの幅に対して、強度上0.9〜0.7の範囲で小さくすることができる。
この実施形態の可動式覆蓋装置においては、貯水槽2の両側の路面2aから下段の覆蓋1aの頂部までの高さを1000mm以上、覆蓋1a,1bの上面の傾斜を15°以上の登りとすることにより、作業員が覆蓋1a,1bの上に乗り上がり難い状態とするのか好ましい。
図示されていないが、各可動式覆蓋1a,1bの両端部分の上部には作業員による開閉(走行)操作その他の取り扱いの便宜のために、起倒可能な形態のハンドルを設けるのが好ましい。
また、貯水槽2全体を覆った状態で覆蓋1a,1bを動かないように規制するため、全部又は一部の覆蓋1a,1bとレール3又は路面2aの適所には、フランス落し形態その他の形態のストッパ機構を設けるのが好ましい。
前記実施形態の可動式覆蓋および可動式覆蓋装置によれば、骨格部材10の主部を構成する合掌形態の各桁材11相互は各添え板11a,11c及び各ボルトナット11b,11eにより、各桁材11と対応する主梁材12とは添え板12a及びボルトナット12bにより、各桁材11と小梁材13とはアタッチメント13a及び各ボルトナット13b,13cによりそれぞれ連結され、各車枠15は対応する主梁材12へボルトナット15bにより取り付けられ、蓋パネル14は骨格部材10へビス14a又はリベットにより取り付けられている。
したがって、これらの部材はすべて個々の状態で運搬や保管をし、設置現場その他の所望の場所で組み立てることができるから取り扱い易く、運搬や保管の際の空間効率を改善することができる。
ボルトナットを除く他の部品の材質をアルミ合金等とし、強度上必要な部分にのみ寸法の大きな部材を選択するなどの設計上の自由度の拡大により、必要な限度内でより軽量な覆蓋の設計が可能となり、全体を軽量化することができる。
したがって、覆蓋1をレール3に沿って走行可能に設置する際、覆蓋1の車枠15に前記レール3へ垂直に転接する車輪と前記レールへ左右方向から転接する車輪とを取り付ける必要がないから車輪取付構造が簡略化され、かつ、覆蓋1の走行操作がより円滑で容易になる。
さらに覆蓋1は部分的な補修が容易である。
桁材11及び主梁材12はチャンネル状断面の押出形材であって、それぞれ外側に向く状態に配置されているから、添え板11aとボルトナット11bにより桁材11を合掌形態に連結する部分、及び桁材11と主梁材12とを添え板12aとボルトナット12bにより連結する部分において、ボルトナットや添え板はチャンネル内に収容されて外部へ突出せず邪魔にならない。
下向き樋状のアルミ合金等の押出形材である車枠15は、上面が骨格部材10の傾斜と適合する傾斜であるので、車枠15を主梁材12のフランジへ直接取り付けることができ、他の介在部材を必要としない。
本考案に係る貯水槽用可動式覆蓋の一部の蓋パネルを省略した概略平面図である。 図1の可動式覆蓋の概略正面図である。 図1の可動式覆蓋における合掌部の部分拡大正面図である。 図3の矢印A−Aに沿う部分断面図である。 図3の矢印B−Bに沿う部分断面図である。 図5の矢印C−Cに沿う部分断面図である。 桁材と主梁材との連結部の部分拡大平断面図である。 前記実施形態に係る可動式覆蓋を使用した貯水槽の可動式覆蓋装置の一実施形態を示す部分平面図である。 図8の矢印D−Dに沿う部分拡大断面図である。 図9の矢印E−Eに沿う部分断面図である。
符号の説明
1 可動式覆蓋
1a 下段の覆蓋
1b 上段の覆蓋
10 骨格部材
11 桁材
12 主梁材
13 小梁材
11a,11c,12a 添え板
11b,11e,12b,13b,13c,15b ボルトナット
14 蓋パネル
14a ビス又はリベット
15 車枠
16 車輪
17 タイバー
2 貯水槽
3 レール
30 内側レール
31 外側レール

Claims (6)

  1. 添え板とボルトナットにより合掌形態に連結された一対の平行な桁材、当該桁材相互の両端部を連結する平行な主梁材、及び前記桁材相互の他の部分を連結する複数の小梁材からなる骨格部材と、
    前記骨格部材の上面へ当該上面を覆う状態にビス又はリベットにより定着されたアルミ又はアルミ合金(以下「アルミ合金等」と言う。)製の蓋パネルと、
    前記骨格部材の両端下部両側部寄り位置に前記主梁材へ沿う状態にボルトナットにより取り付けられ、上面が当該骨格部材の傾斜とほぼ同じ傾斜を有するアルミ合金等の下向き樋状の車枠と、
    前記各車枠に保持された車輪とを備え、
    前記各桁材及び各主梁材はチャンネル状でアルミ合金等の押出形材であって外周に向けた状態で配置され、
    前記桁材の端部と当該端部と対応する前記主梁材の端部は添え板とボルトナットにより大留め状に連結され、
    前記各小梁材はアルミ合金等の押出形材であって一外面が対応する前記桁材の上面とほぼ一致する状態でボルトナットにより当該桁材へ連結されている、
    貯水槽用可動式覆蓋。
  2. 前記桁材は大留め状の突合せ部の各ウエブ部の両面へ添え板を重ね、当該各添え板と各ウエブ部とをボルトナットにより固定したものであり、前記桁材の端部と当該端部と対応する主梁材は両者の大留め状の突合せ部の各ウエブ部の両面へアングル状の添え板を重ね、当該各添え板と各ウエブ部とをボルトナットにより固定したものである、請求項1に記載の貯水槽用可動式覆蓋。
  3. 前記桁材は、大留め状の突合せ部の各下部フランジ部の下面へ他の添え板を重ね、当該添え板と各下部フランジ部とを他のボルトナットにより固定したものである、請求項2に記載の貯水槽用可動式覆蓋。
  4. 前記各小梁材は断面アングル状の押出形材であり、前記桁材のウエブ部へボルトナットにより取り付けられたアルミ合金等製のアングル状のアタッチメントへ一外面が対応する桁材の上面とほぼ一致する状態でボルトナットにより固定されている、請求項1〜3のいずれかに記載の貯水槽用可動式覆蓋。
  5. 貯水槽の両側路面上へ設置され外側(貯水槽から遠い側)に位置するものが内側に位置するものよりもレベルが高い各一対の平行なレールと、内側レールに沿って走行する下段の覆蓋と、外側レールに沿って前記下段の覆蓋の上方を走行し、かつ前記貯水槽全体を覆った状態では隣接する下段の覆蓋と当該貯水槽の長さ方向へ所定量オーバラップされる上段の覆蓋とを備え、前記下段の覆蓋と前記上段の覆蓋は請求項1〜4のいずれかに記載の貯水槽用可動式覆蓋である、貯水槽の可動式覆蓋装置。
  6. 下段の覆蓋の両側部において両端下部分相互は弦状のタイバーにより連結され、下段の覆蓋の桁材と主梁材のウエブ部の高さ/上段の覆蓋の桁材と主梁材のウエブ部の高さ、及び、下段の覆蓋の桁材と主梁材のフランジ部の幅/上段の覆蓋の桁材と主梁材のフランジ部の幅は、0.9〜0.7の範囲にある、請求項5に記載の貯水槽の可動式覆蓋装置。

JP2006005877U 2006-07-21 2006-07-21 貯水槽用可動式覆蓋及び貯水槽の可動覆蓋装置 Expired - Fee Related JP3125857U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006005877U JP3125857U (ja) 2006-07-21 2006-07-21 貯水槽用可動式覆蓋及び貯水槽の可動覆蓋装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006005877U JP3125857U (ja) 2006-07-21 2006-07-21 貯水槽用可動式覆蓋及び貯水槽の可動覆蓋装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3125857U true JP3125857U (ja) 2006-10-05

Family

ID=43475702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006005877U Expired - Fee Related JP3125857U (ja) 2006-07-21 2006-07-21 貯水槽用可動式覆蓋及び貯水槽の可動覆蓋装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3125857U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012117318A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Sekisui Chem Co Ltd 可動式覆蓋及び可動式覆蓋の設置構造
JP2014079720A (ja) * 2012-10-18 2014-05-08 Sekisui Chem Co Ltd 水処理施設用覆蓋
CN115897474A (zh) * 2022-11-28 2023-04-04 华中科技大学 一种模拟波浪和风力耦合的多形态变换试验水槽

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012117318A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Sekisui Chem Co Ltd 可動式覆蓋及び可動式覆蓋の設置構造
JP2014079720A (ja) * 2012-10-18 2014-05-08 Sekisui Chem Co Ltd 水処理施設用覆蓋
CN115897474A (zh) * 2022-11-28 2023-04-04 华中科技大学 一种模拟波浪和风力耦合的多形态变换试验水槽
CN115897474B (zh) * 2022-11-28 2024-03-26 华中科技大学 一种模拟波浪和风力耦合的多形态变换试验水槽

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007321366A (ja) 懸垂式モノレールの箱桁構造
MX2007004687A (es) Montaje de plataforma para vehiculo transportador.
JP4852017B2 (ja) 車体上部構造
JP3125857U (ja) 貯水槽用可動式覆蓋及び貯水槽の可動覆蓋装置
US20170001668A1 (en) Motor vehicle bodyshell structure with reinforcements for distributing forces related to a rear shock absorber of the vehicle
CN105083306B (zh) 一种大容积托盘运输棚车
WO2013150628A1 (ja) 鉄道車両
JP5123115B2 (ja) 簡易屋根
JP4759027B2 (ja) 覆蓋、及び、覆蓋の設置構造
JP5107966B2 (ja) 鉄骨構造物
JP5939753B2 (ja) 鉄道車両の構体内部構造
RU2325294C1 (ru) Кузов железнодорожного полувагона
JP5661591B2 (ja) トレーラのフロントウォール
JP5777949B2 (ja) 合成床版架設機及び架設方法
RU186435U9 (ru) Рама вагона-платформы сочлененного типа
JP6917865B2 (ja) 防音壁ユニット
JP2006077523A (ja) 鋼床版の補強工法
JP4853914B2 (ja) 自動車の車体前部構造
CN109263670B (zh) 一种低地板轨道车辆顶盖及低地板轨道车辆
US2260938A (en) Hatch construction
JP2011057092A (ja) 車体前部構造
JPH0441003Y2 (ja)
CN112575675B (zh) 轨道式车辆的桥梁组件以及桥梁系统
JP5184332B2 (ja) 旋回作業機の運転席保護フレーム
JP4080461B2 (ja) 車体前部構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090913

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120913

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120913

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150913

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees