JP3125575U - スピニングリ−ルの糸撚れ防止ラインロ−ラ− - Google Patents
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Abstract
【課題】安定した巻きだしができ、又撚り癖により糸断面が変形するのを防止する。
【解決手段】竿先からの、糸をスプ−ルに撚れる事なく巻くには、スプ−ル一周につき、糸一転の撚りが必要です。その為径の異なるロラ−の組合せにより、糸に撚りを掛け、スプ−ルに撚れる事無く巻く事が出来る。
【選択図】図1
【解決手段】竿先からの、糸をスプ−ルに撚れる事なく巻くには、スプ−ル一周につき、糸一転の撚りが必要です。その為径の異なるロラ−の組合せにより、糸に撚りを掛け、スプ−ルに撚れる事無く巻く事が出来る。
【選択図】図1
Description
本考案は、スピニングリ−ルのスプ−ルに、糸が撚れる事無く巻ける、ラインロ−に関するものである。
従来のスピニングリ−ルは、スプ−ルに糸が巻かれる時、巻かれた糸に撚りが掛かっていた。
従来の、スピニングリ−ルのスプ−ルに、巻かれた糸に撚りが掛かっていた為に、糸の断面が変形し、劣化の原因にもなり、糸放出時に糸が絡まり、解すのに大変手間がかかり、しばしば糸を切らなければならない状況にもなっていた。その為、スプ−ルに巻かれる糸に撚りが、掛からず巻けるラインロラ−により、前述の欠点を、解決しようとするものである。
スピニングリ−ルのスプ−ルに、糸が撚れることなく巻くには、スプ−ル一週につき糸一転の撚れが必要である。(右巻きの時は、糸も右撚り。左巻きの時は、糸も左撚り)本考案のラインロ−ラは、異なる径のロ−ラを組合せ一体化し、その径の違いにより、それぞれの外周における速度が違う、その外周の速度差で、撚りをかける事の出来るので、スプ−ルに撚れる事なくまけるのである。
第1考案により、異なる径のロ−ラ−外周の速度差において、撚りをつける事が出来第2考案により、異なる径の比率により、撚りの値が変えられる、又同比率の周であっも摩擦材が糸に接する面の間隔を調整する事によっても出来る。その為、糸の径に合ったラインロ−ラ−を作ることが出来、又ラインロ−ラ−の取り外しを簡単に行なえる様にしておけば、糸の径に合ったラインロ−ラ−と交換出来る、非常に有能な考案である。尚撚られた撚りは糸先端の撚り戻しに伝わり解消する。
この考案の実施形態を、図を参照して要細に説明する。
図1は、釣りようスピニングリ−ルの全形を示すものです。
糸は、12のスプ−ルに巻かれます。糸の端をスプ−ルに結び、1のラインロラ−に掛け11のハンドルを廻すとラインロラ−の付いた14ア−ムレバ−が、スプ−ルの周りをまわり、スプ−ルに糸を巻きつけていく仕組みになっています。糸とスプ−ルとの支点である、ラインロ−ラ−には糸の張力がかかり、摩擦が生じます。その摩擦を消すためラインロ−ラ−は回転自在でなければならない。
図1は、釣りようスピニングリ−ルの全形を示すものです。
糸は、12のスプ−ルに巻かれます。糸の端をスプ−ルに結び、1のラインロラ−に掛け11のハンドルを廻すとラインロラ−の付いた14ア−ムレバ−が、スプ−ルの周りをまわり、スプ−ルに糸を巻きつけていく仕組みになっています。糸とスプ−ルとの支点である、ラインロ−ラ−には糸の張力がかかり、摩擦が生じます。その摩擦を消すためラインロ−ラ−は回転自在でなければならない。
図2は考案のラインロ−ラ−の形態を示す横、断面図です。
2は回転する為の軸穴です。3、4、5、はロ−ラ−の径を示します。
糸をスプ−ルに巻く時、糸は常に3の位置を通過出来る様にスプ−ルからの距離を最短距離にする為、4〜3の間に図のような傾斜をつける。
2は回転する為の軸穴です。3、4、5、はロ−ラ−の径を示します。
糸をスプ−ルに巻く時、糸は常に3の位置を通過出来る様にスプ−ルからの距離を最短距離にする為、4〜3の間に図のような傾斜をつける。
図3はラインロ−ラ−に糸をかけ、糸に撚りを掛ける為の摩擦材の取り付け位置を示す図です。糸に撚りを掛ける為に必要な摩擦材7はロ−ラ−5の外周内部に取りつけ、竿からラインロ−ラ−に掛かった糸6の横面に接触する様、厚みを調整しなければならない。
図4は糸がスプ−ルに巻かれる時、糸が走る方向と、ラインロ−ラ−の回転方向と、糸が回転し撚れる様子を示す図です。
ア−ムレバ−が回転し糸が、スプ−ルに巻かれる時、糸は矢印aの方向に走り、ラインロ−ラ−は矢印のb方向に回転をする。糸はラインロ−ラ−の径の小さな3の位置を通るので、3の外周の回転速度で走る。摩擦材は、径の大きな外周部に有るので、回転速度は3の外周速度より速い。したがって、摩擦材は糸の速度より速い為、糸の横面を擦り、糸は矢印cの方向に回転する。この回転で糸に撚りをかけるからスプ−ルには撚りがかからないで巻けるのです。
ア−ムレバ−が回転し糸が、スプ−ルに巻かれる時、糸は矢印aの方向に走り、ラインロ−ラ−は矢印のb方向に回転をする。糸はラインロ−ラ−の径の小さな3の位置を通るので、3の外周の回転速度で走る。摩擦材は、径の大きな外周部に有るので、回転速度は3の外周速度より速い。したがって、摩擦材は糸の速度より速い為、糸の横面を擦り、糸は矢印cの方向に回転する。この回転で糸に撚りをかけるからスプ−ルには撚りがかからないで巻けるのです。
10・・ 本体
11・・ ハンドル
12・・ スプ−ル
13・・ ベ−ル
14・・ ア−ムレバ−
1・・ ラインロ−ラ−
2・・ ラインロラ−の軸穴
3、4、5・・ ロ−ラ−の径
6・・ 糸
7・・ 摩擦材
a・・ 糸の走る方向
b・・ ラインロ−ラ−の回転方向
c・・ 糸が回転し撚れる方向
11・・ ハンドル
12・・ スプ−ル
13・・ ベ−ル
14・・ ア−ムレバ−
1・・ ラインロ−ラ−
2・・ ラインロラ−の軸穴
3、4、5・・ ロ−ラ−の径
6・・ 糸
7・・ 摩擦材
a・・ 糸の走る方向
b・・ ラインロ−ラ−の回転方向
c・・ 糸が回転し撚れる方向
Claims (2)
- 本考案のラインロ−ラ−は異なる径のロ−ラ−を組合せ一体化し、その径の違いにより、それぞれの外周における速度が違い、その外周の速度差で撚りを掛ける事の出来る、特徴がある。
- 上記[請求項1]に記した様に径の差により、得られる撚りは、径の差の比率により、自由な撚りの値が得られ、又同比率の周であっても摩擦材が糸に接する面の間隔を調整することによっても出来るので、巻く糸の径に合ったラインロ−ラ−が作れる。その為、ラインロ−ラ−の取り外しを簡単にしておけば、スプ−ルに巻く糸の径に合ったラインロ−ラ−との交換も出来る特徴もある。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006002460U JP3125575U (ja) | 2006-03-06 | 2006-03-06 | スピニングリ−ルの糸撚れ防止ラインロ−ラ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006002460U JP3125575U (ja) | 2006-03-06 | 2006-03-06 | スピニングリ−ルの糸撚れ防止ラインロ−ラ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3125575U true JP3125575U (ja) | 2006-09-28 |
Family
ID=43475433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006002460U Expired - Fee Related JP3125575U (ja) | 2006-03-06 | 2006-03-06 | スピニングリ−ルの糸撚れ防止ラインロ−ラ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3125575U (ja) |
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2006
- 2006-03-06 JP JP2006002460U patent/JP3125575U/ja not_active Expired - Fee Related
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