JP3125343B2 - 磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

磁気ヘッドの製造方法

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JP3125343B2 JP03215520A JP21552091A JP3125343B2 JP 3125343 B2 JP3125343 B2 JP 3125343B2 JP 03215520 A JP03215520 A JP 03215520A JP 21552091 A JP21552091 A JP 21552091A JP 3125343 B2 JP3125343 B2 JP 3125343B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に磁気ヘッドチ
ップの製造工程を有する磁気ヘッドの製造方法に係わ
る。
【0002】
【従来の技術】各種の磁気ヘッドチップは、図1にその
一例の拡大斜視図を示すように、対の磁気コア半体21
及び22がその前方端面間に磁気ギャップgを形成する
ように融着ガラス等の非磁性材6を介して接合合体され
てなる。
【0003】この場合、対の磁気コア半体21及び22
の少くとも一方に磁気ギャップgのギャップデプス(深
さ)を規定しヘッド巻線を巻装する巻線溝11が形成さ
れてなる。
【0004】磁気記録の高密度化に伴い、高保磁力の磁
気記録媒体が用いられると、これに対応して高い飽和磁
束密度Bsを有する磁気ヘッドが要求される。図1は、
この種の磁気ヘッドの一例である。
【0005】図1に示される磁気ヘッドは、VTR等に
おける磁気記録用磁気ヘッドで、この場合磁気ギャップ
gの形成部が強磁性金属薄膜5によって構成され、この
強磁性金属薄膜5の膜面が磁気ギャップgのトラック幅
方向に対し非平行をなす、いわゆるTSS型の磁気ヘッ
ドである。
【0006】この種の磁気ヘッドの製造方法としては、
例えば本出願人によって提案した特開昭61−1057
10号公報に開示されている方法がある。この方法を図
6〜図8の各製造工程における斜視図を参照して説明す
る。この場合、まず表面をラップ処理等により平行度よ
くかつ平滑度よく加工された例えばMn−Znフェライ
トよりなる強磁性酸化物基板1を用意する。
【0007】図6Aに示すように、この強磁性酸化物基
板1の磁気ギャップ形成面に対応する主面1aに、第1
のトラック幅規制溝2を複数本平行に加工形成する。
【0008】これら第1のトラック幅規制溝2には、そ
の側面に強磁性金属薄膜形成面として主面1aに対して
所要の角度θ例えば20°〜80°の40゜を有する斜
面3を形成する。
【0009】そして、図6Bに示すように、この基板1
の少くとも斜面3に例えばセンダスト、パーマロイ等を
所要の厚さ例えば20〜30μmにスパッタして強磁性
金属薄膜5を形成する。このようにして一方のコア半体
を構成するコアブロック15を構成する。
【0010】そして、図7Aに示すように、強磁性酸化
物基板1の強磁性金属薄膜5によって覆われた第1のト
ラック幅規制溝2内に、融着ガラス等の非磁性材6を充
填し、基板1の主面1a上の強磁性金属薄膜5を平面研
磨して除去し、洗浄する。
【0011】さらに、図7Bに示すように、強磁性金属
薄膜5を被着した斜面3と隣接して第1のトラック幅規
制溝2と平行に第2のトラック幅規制溝7を形成する。
このとき、第2のトラック幅規制溝7の切削位置は、こ
の溝7が斜面3上に形成される強磁性金属薄膜5の基板
1の主面1aと同一面とされた端面5aとほぼ一致する
ように設定される。次いで、主面1aを平面研磨してさ
らに鏡面仕上げを行い、第2のトラック幅規制溝7のこ
れに隣接する第1のトラック幅規制溝2側の側面の斜面
によってその研磨深さにより第2のトラック幅規制溝7
の強磁性金属薄膜5の端面5aへの入り込み量を制御す
ることによって、この端面5aの第1及び第2のトラッ
ク幅規制溝2及び7間の幅、すなわち図1におけるトラ
ック幅Twの制御矯正を行う。
【0012】一方、図8Aに示すように、コアブロック
15と同様の方法によって形成したコアブロック16を
用意し、これに両溝2及び7の延長方向と直交するよう
にこのブロック16の前方端面16aから所要の距離D
oだけ隔てた位置に巻線溝11を切込み加工する。
【0013】次に図8Bに示すように、両コアブロック
15及び16を良く洗浄し、両者を衝合せ合体した合体
ブロック17を形成する。この場合、両コアブロック1
5及び16は、その対応する強磁性金属薄膜5の端面5
aが互いに衝合せられて両者間に磁気ギャップgを形成
するように例えば第1及び第2のトラック幅規制溝2及
び7に充填された例えば融着ガラスによる非磁性材6に
よって接合合体する。このようにして両コアブロック1
5及び16が合体された合体ブロック17は、図9にそ
の磁気ギャップ面を横切る断面図を示すように、この状
態におけるその前方面を鎖線bで示す位置まで切削研磨
する。すなわち合体ブロック17における磁気ギャップ
gのギャップデプスDoは例えば200μmという最終
的に得るギャップデプスの例えば20μmのギャップデ
プスに比して大に形成されているものであって、このよ
うな合体ブロック17に対して図9中鎖線bで示すよう
に前方面から例えば円筒研磨して最終的に得る磁気ギャ
ップgのギャップデプスに対応する所要の深さDに切削
研磨することが行われる。この切削研磨によって形成す
るギャップデプスDは、その深さが数10μm程度に小
なるものであることから図8Bに示すように、長尺物の
合体ブロック17に関して多数配列された磁気ギャップ
gに関して一様な深さ、すなわち傾きが生じないように
所要の深さに切削研磨することは極めて難しい。したが
って通常図8Bに示すようにその衝合せ面の両端にギャ
ップデプス観察用切欠30を一方のブロック例えばコア
ブロック15に設けてこの切欠30から研磨面を顕微鏡
で観察しながら前方面と巻線溝11までの深さを研削研
磨するという方法が採られる。
【0014】このギャップデプス観察用切欠30は、通
常図7Bに示すように第1及び第2のトラック幅規制溝
が形成されて後に機械加工によって形成するという方法
が採られている。
【0015】ところが、このような方法による場合、こ
のギャップデプス観察用切欠30の加工に当たってのい
わゆる“きりこ”あるいは傷等が両コアブロック15及
び16の衝合せ面特に磁気ギャップgを形成する強磁性
金属薄膜5の端面5a間に存在することによって最終的
に得る磁気ヘッドチップ、特にそのギャップ長すなわち
端面5a間の間隔すなわちギャップ長が狭小な磁気ヘッ
ドチップ例えば8mmビデオ等に用いられる磁気ヘッド
等におけるように、そのギャップ長が0.2μm程度に
形成されるものにおいて問題となる。
【0016】すなわち、例えばいわゆるβ型あるいはV
HS型の通常のVTR等に用いられる磁気ヘッドにおい
ては、そのギャップ長は0.4〜0.5μm程度という
比較的大なるものであって、この場合その両コアブロッ
ク15及び16の接合合体において、その前方の両コア
ブロック15または16の互いの対向面間に、図示しな
いが図9で示す鎖線bの位置までの最終的に研削研磨に
よって排除される領域に、このギャップ長に対応する厚
さのギャップスペーサを介在させておいて、切削研磨後
にギャップ部を洗浄し、その後にこのギャップg内にガ
ラス等の充填を行うのでギャップデプス観察用切欠の加
工によって最終的に得る磁気ヘッドのきりこや損傷の影
響をある程度排除することができる。
【0017】ところが、8mmビデオ等においては、そ
のギャップ長が0.2μm程度に小であることから合体
ブロック17を形成するに先立って図7B及び図8Aで
示す工程で、図示しないがSiO2 等のギャップ長を規
制するスペーサとなる非磁性膜をコアブロック15,1
6の互いの対向面の少くとも一方に被着し、その後これ
を図8Bに示すようにこれらコアブロック15及び16
を衝合せて合体するものであるためにその、SiO2
のギャップスペーサ膜の被着に先立ってはギャップデプ
ス観察切欠の形成後に充分な洗浄等を行うものではある
ものの、その傷あるいは“きりこ”の排除が充分行われ
ない場合が生じてきて、この研磨の後に、図8B中a−
a線及びa1 −a1 線間でスライスして磁気ヘッドチッ
プを得てこの磁気ヘッドチップによって磁気ヘッドを作
製した場合、その記録再生特性の低下、不良品の発生率
が高くなるという不都合が生じている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した磁
気ヘッドを製造するに、その磁気ヘッドチップの製造に
おいて、そのギャップデプスを観察しながら所定の値に
設定する合体ブロック17に対する研削、研磨における
ギャップデプス観察用切欠を設けることによる信頼性及
び歩留りの低下を回避する。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明においては、図1
に示すように、対の磁気コア半体21及び22が接合さ
れて前方端面間に磁気ギャップgを形成する磁気ヘッド
チップの製造方法において、最終的に対の磁気コア半体
21及び22を構成する対のコアブロック15及び16
の少くとも一方のブロックの少くとも一端部に図3Aに
示すように、磁気ギャップのギャップデプス観察用切欠
30を設けておき、その後これら対のコアブロック15
及び16にトラック幅規制溝や巻線溝を形成する工程
と、これらコアブロックの前方の互いの接合端面の少く
とも一方にギャップ長を規定する非磁性膜を被着し、こ
の非磁性膜の介在による磁気ギャップを形成して上記対
のコアブロックを接合合体し、対のコアブロックによる
合体ブロックの前方面をコアブロックに形成したギャッ
プデプス観察用切欠30を通じてギャップデプスを観察
して研磨し、合体ブロックをスライスして複数の磁気ヘ
ッドチップを切り出す。
【0020】
【作用】上述の本発明構成によれば、磁気ヘッドの製造
における磁気ヘッドチップを形成する初期の段階でギャ
ップデプス観察用切欠30を形成するものであるので、
その後の各過程における繰返しの洗浄過程を採ることに
よってこの切欠30を形成することによるきこの付着及
び傷の存在が有効に排除されることによって最終的に得
られる磁気ヘッドチップ、したがって、磁気ヘッドは信
頼性が高く、高い歩留りをもって製造することができ
る。
【0021】
【実施例】本発明においては、上述したように図1に示
すように対のコア半体21及び22が接合されて前方端
面間に磁気ギャップgを形成する磁気ヘッドチップの製
造方法において、各溝加工の形成前にギャップデプス観
察用の切欠30を設ける。図2、図3A及びB、図4A
及びB、図5A及びBのそれぞれ各工程における拡大斜
視図を参照して本発明製造方法を図1に示したいわゆる
TSS型磁気ヘッドでかつそのギャップ長が例えば0.
2μmという狭小な磁気ヘッドを得る場合の一実施例を
詳細に説明する。
【0022】まず、図2に示すように最終的に図1にお
ける磁気コア半体21及び22をそれぞれ形成する磁気
コアブロックを構成するMn−Znフェライト等よりな
る大なる板状ブロック40を用意し、その相対向する側
面に所定の深さ及び幅をもってギャップデプス観察用切
欠30を切込む。
【0023】そして、図2中鎖線c1 ,c2 ,c3 ‥‥
‥に示すように各対向する各ギャップデプス観察用切欠
30間及び各ギャップデプス観察用切欠30内の各中央
において切断してそれぞれ図3A、図5Aに示すコアブ
ロック15及び16を得る。
【0024】そして、このようにして図3Aに示すよう
に強磁性酸化物基板1よりなるコアブロック15のその
一主面1aを平滑に研磨して図3Aに示すように、この
強磁性酸化膜基板1の磁気ギャップ形成面に対応する主
面1aに、第1のトラック幅規制溝2を複数本平行に加
工形成する。
【0025】これら第1のトラック幅規制溝2には、そ
の側面に強磁性金属薄膜形成面として主面1aに対して
所要の角度θ例えば20°〜80°の例えば40°を有
する斜面3を形成する。
【0026】そして、図3Bに示すように、その基板1
の少くとも斜面3に例えばセンダスト、パーマロイを所
要の厚さ例えば20〜30μmにスパッタして強磁性金
属薄膜5を形成する。
【0027】そして、図4Aに示すように、強磁性酸化
物基板1の強磁性金属薄膜5によって覆われた第1のト
ラック幅規制溝2内に、融着ガラス等の非磁性材6を充
填し、基板1の主面1a上の強磁性金属薄膜5を平面研
磨して除去し、洗浄する。
【0028】さらに、図4Bに示すように、強磁性金属
薄膜5を被着した斜面3と隣接して第1のトラック幅規
制溝2と平行に第2のトラック幅規制溝7を形成する。
このとき、第2のトラック幅規制溝7の切削位置は、こ
の溝7が斜面3上に形成される強磁性金属薄膜5の基板
1の主面1aと同一面とされた端面5aとほぼ一致する
ように設定される。次いで、主面1aを平面研磨してさ
らに鏡面仕上げを行い、第2のトラック幅規制溝7のこ
れに隣接する第1のトラック幅規制溝2側の側面の斜面
によってその研磨深さにより第2のトラック幅規制溝7
の強磁性金属薄膜5の端面5aへの入り込み量を制御す
ることによって、この端面5aの第1及び第2のトラッ
ク幅規制溝2及び7間の幅、すなわち図1におけるトラ
ック幅Twの制御矯正を行う。
【0029】一方、図5Aに示すように、コアブロック
15と同様の方法によって形成したコアブロック16を
用意し、これに両溝2及び7の延長方向とほぼ直交する
ようにこのブロック16の前方端面16aから所要の距
離Doだけ隔てた位置に巻線溝11を切込み加工する。
【0030】次に、図5Bに示すように、両コアブロッ
ク15及び16を良く洗浄し、両溝を衝合せ合体した合
体ブロック17を形成する。この合体に先立って両ブロ
ック15,16の互いの衝き合わせ面の少くとも一方に
は、SiO2,Si3 4 等の所要の厚さのギャップス
ペーサとなる非磁性膜(図示せず)を被着しておく。
【0031】この場合、両コアブロック15及び16
は、その対応する強磁性金属薄膜5の端面5aが互いに
衝合せられて両者間に前述の非磁性膜、即ちギャップス
ペーサ膜によってギャップ長が規制され、磁気ギャップ
gを形成して、例えば第1及び第2のトラック幅規制溝
2及び7に充填された例えば融着ガラスによる非磁性材
6によって接合合体する。このようにして両コアブロッ
ク15及び16が合体された合体ブロック17は、図9
で説明したように、ギャップデプス観察用切欠30を通
じて顕微鏡で観察し乍ら、その前方面から所定のギャッ
プデプスになるまで研削研磨する。その後図5Bのa−
a線、a1 −a1 線で切断して目的とする図1の磁気ヘ
ッドチップを複数個切り出す。
【0032】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、各第1
及び第2のトラック幅規制溝2及び7、さらに巻線溝1
1等の加工前の初期の段階において及びそのコアブロッ
ク15及び16の衝合せ面の平滑研磨等の各研磨工程よ
り以前の初期の工程でギャップデプス観察用切欠溝30
の形成を行うので、この形成で生じたきりこあるいは傷
は、その後の各工程での研磨、洗浄の多数の工程によっ
て充分排除されるので、このようにして形成したコアブ
ロック15及び16の強磁性金属薄膜5にギャップスペ
ーサ膜例えばSiO2 のスパッタ膜を被着した場合にお
いても良好な膜形成を行うことができ、最終的に安定し
た信頼性の高い記録再生特性を有する磁気ヘッドとして
構成することができ、またその不良品の発生率が激減さ
れて歩留りの向上をはかることができるので、量産性及
びコストの低減化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明製造方法によって得る磁気ヘッドチップ
の一例の斜視図である。
【図2】本発明による磁気ヘッドチップの製造方法の一
例の工程図(その1)である。
【図3】本発明による磁気ヘッドチップの一例の製造工
程図(その2)である。
【図4】本発明による磁気ヘッドチップの一例の製造工
程図(その3)である。
【図5】本発明による磁気ヘッドチップの一例の製造工
程図(その4)である。
【図6】従来の磁気ヘッドチップの製造工程図(その
1)である。
【図7】従来の磁気ヘッドチップの製造工程図(その
2)である。
【図8】従来の磁気ヘッドチップの製造工程図(その
3)である。
【図9】磁気ヘッドチップの一製造工程の断面図であ
る。
【符号の説明】
21 磁気コア半体 22 磁気コア半体 g 磁気ギャップ 1 強磁性酸化物基板 2 第1のトラック幅規制溝 3 斜面 5 強磁性金属薄膜 6 非磁性材 7 第2のトラック幅規制溝 15 コアブロック 16 コアブロック 17 合体ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 京子 宮城県登米郡中田町宝江新井田字加賀野 境30番地ソニー・プレシジョン・マグネ 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−105710(JP,A) 特開 昭63−253511(JP,A) 特開 平1−173304(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/187 - 5/255

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対の磁気コア半体が接合されて前方端面
    間に磁気ギャップを形成する磁気ヘッドチップを有して
    成る磁気ヘッドの製造方法にあって、 上記磁気ヘッドチップの製造工程において、 最終的に上記対の磁気コア半体を構成する対のコアブロ
    ックの少なくとも一方のブロックの少なくとも一端部に
    予め上記磁気ギャップのギャップデプス観察用切欠を、
    他の溝加工工程、研磨加工工程以前に形成しておき、 上記対のコアブロックに、トラック幅規制溝や巻線溝を
    形成する溝加工工程と、これらコアブロックの前方の互
    いに接合端面の少なくとも一方にギャップ長を規定する
    非磁性膜を被着し、該非磁性膜の介在による磁気ギャッ
    プを形成して上記対のコアブロックを接合合体し、 該コアブロックによる合体ブロックの前方面を、上記コ
    アブロックに形成したギャップデプス観察用切欠を通じ
    て上記ギャップデプスを観察して研磨し、 上記合体ブロックをスライスして複数の磁気ヘッドチッ
    プを切出すことを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
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