JP3125273B2 - 鋳型造型設備の水平割金型交換装置 - Google Patents

鋳型造型設備の水平割金型交換装置

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JP3125273B2 JP05321018A JP32101893A JP3125273B2 JP 3125273 B2 JP3125273 B2 JP 3125273B2 JP 05321018 A JP05321018 A JP 05321018A JP 32101893 A JP32101893 A JP 32101893A JP 3125273 B2 JP3125273 B2 JP 3125273B2
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裕 村田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳型押出し機構を付設
した下金型を有する水平割金型を、鋳型造型設備の下型
取付けベースに対して交換するのに好適な装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、水平割金型を使用する鋳型造型設
備においては、鋳型押出し機構を付設した下金型は、一
般に下型ダイベースを介して下型取付けベースに着脱可
能に取り付けられているが、下金型・下型ダイベース等
を下型取付けベースに対して交換する場合、金型の直上
方位置には各種の部材が存在するため、下金型等を直接
吊り上げて外へ運び出すことができず、しかも、下型取
付けベース上には、下型ダイベースを位置決めするため
の位置決めピンが突設されており、したがって、下金型
等を下型取付けベースの上方位置で上昇させた後水平方
向へ移動させる必要がある。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】そのため、従来の鋳
型造型設備は、下型ダイベース等を押し上げるシリンダ
等の押し上げ装置が、下型取付けベースに別途設けられ
ており、したがって、従来の鋳型造型設備は、大型でか
つ複雑な構造の高価なものになるなどの問題があった。
なお、上金型は、一般に下金型を交換する時に下金型上
に載せられて下金型と一緒に交換されている。本発明は
上記の事情に鑑みてなされたもので、下金型を取り付け
た下型ダイベースを、これを持ち上げる装置を下型取付
けベースに別途設けることなく、下型取付けベースに対
して容易かつ確実に交換することができる装置を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明における水平割金型交換装置は、鋳型押出し
機構を付設した下金型を有する水平割金型を、鋳型造型
設備の下型取付けベースに対して交換するための装置で
あって、前記下型取付けベースに装着され前記鋳型押出
し機構を押し出す押出し板と、前記下型取付けベースに
装着され前記押出し板を作動させる押出し板作動手段
と、前記下型取付けベースに着脱可能に取り付けられそ
の上面に下金型が取り付けられた下型ダイベースと、こ
の下型ダイベースの外側面に回転自在に軸着された複数
のローラと、前記下型ダイベースに前記押出し板側に出
没可能に装着され押出し板に係合可能な爪部材と、前記
下型取付けベースに傾動可能に装着され起立したとき下
型取付けベース上から上昇した前記下型ダイベースを前
記ローラを介して装架可能な一対のレールと、を具備し
たことを特徴とする。
【0005】
【作用】このように構成した装置においては、下型ダイ
ベース等を下型取付けベースから取り外すには、まず、
爪部材を押し出し板側に突出させた後押出し板作動手段
を作動させて押出し板を上昇させ、押出し板をもって爪
部材および下型ダイベースを上昇させる。次いで、レー
ルを起立さつ、続いて、押出し板作動手段を逆作動して
押出し板を下降させると、押出し板の下降に伴いローラ
がレール上に載り、この結果、下型ダイベース等は下型
取付けベースから分離されるとともに、水平移動可能な
状態にされることとなる。また、下型ダイベース等の下
型取付けベースへの取付けは、上述した操作と逆の操作
を行うことにより、行うことができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図5
に基づき詳細に説明する。一部断面正面図である図1に
示すように、下型取付けベース1が、これの両端に固着
した支持軸2、2および軸受ユニット3、3を介して機
台4に垂直面内で回転可能に装着してある。下型取付け
ベース1の中央部には、押出し板作動手段としての上向
きシリンダ5が装着してあり、シリンダ5のピストンロ
ッドの上端には押出し板6が固着してある。また、前記
下型取付けベース1上には、枠状の下型ダイベース7が
着脱可能に取り付けてあり、下型ダイベース7上には、
鋳型押し出し機構8を付設した下金型9が装着してあ
る。
【0007】また、下型ダイベース7の上部の左右両外
側には、周面にV溝を有する複数のローラ10、10が
支持軸11、11を介して垂直面内で回転自在に装着し
てある。また、図1のAーA矢視図である図2に示すよ
うに、下型ダイベース7の下部の前後両側壁には、前後
方向に貫通する4個の開口12が形成してあり、各開口
12は段付き状の上辺を有していて右側部分が広い略長
方形状を成していて、後述の爪部材13が、開口12の
広部内では上下回動可能であるが、他方の部分ではほぼ
嵌入状態となって上下回動ができないようになってい
る。また、各開口12付近には角棒状の爪部材13が配
設してあり、爪部材13は、下型ダイベース7を左右に
貫通するとともに垂直面内で回転自在な支持軸14に嵌
着されている。また、支持軸14の左端には圧縮コイル
バネ15が装着してあり、支持軸14の右端にはレバー
16が装着してあって、爪部材13は、レバー16の回
動により前記開口12の広部内で回動されかつ圧縮コイ
ルバネ15の反発力により支持軸14を介して常時左方
へ付勢されている。
【0008】また、図1に示すように、前記下型取付け
ベース1の左右両側には、下型ダイベース7を下型取付
けベース1にクランプするクランプ機構17が装着して
あり、各クランプ機構17においては、図2に示すう
に、上下方向へ指向する2本のアーム18、18の中央
部が、下型取付けベース1の左右両側に、支持軸19、
19をそれぞれ介して上下回動可能に装着してあり、各
アーム18の上端には内側へ向く突起部18aが突設し
てあり、アーム18、18の下端間にはシリンダ20が
枢支されて架設してあって、シリンダ20の伸長作動に
よりアーム18、18の上端が閉じられて、突起部18
a、18aが下型ダイベース7の凹みにそれぞれ進入
し、下型ダイベース7をクランプするようになってい
る。
【0009】また、図1に示すように、前記下型取付け
ベース1の左右両側部には、前後方向へ指向する2本の
レール22、22が、支持ピン機構23、23を介して
起立状態から上開き状態へ傾動可能に装着してあり、レ
ール22、22は、上開き状に傾動したとき前記ローラ
10、10を進入させることができ、また、起立したと
きローラ10、10が載ることができるようになってい
る。なお、図中24は上金型、25はガイドロッド、2
6は位置決めキーである。
【0010】このように構成された装置は、図1に示す
ように上・下金型24、9を載せた下型ダイベース7を
下型取付けベース1から取り外すには、まず、レバー1
6を手前に引いた後内側へ倒して爪部材13を開口12
内に傾動させるとともに押出し板6側に突出させ、その
後、レバー16を放すと、爪部材13、支持軸23等は
圧縮コイルバネ15の反発力により後方へ移動されると
ともに、爪部材13は、開口12内の挟部内へ進入して
上下回動が不可能な状態にされる。次いで、クランプ機
構17のシリンダ20を収縮作動してアーム18、18
の上部を開き、突起部18a、18aを下型ダイベース
7の凹みから後退させて下型ダイベースのクランプ状態
を解く(図3参照)。
【0011】次いで、シリンダ5を伸長作動させて押出
し板6を上昇させ、これにより、押出し板6をもって爪
部材13および下型ダイベース7を上昇させる(図4参
照)。次いで、手作業により、レール22、22を起立
さつ、続いて、シリンダ5を収縮作動して押出し板6を
下降させると、押出し板6の下降に伴いローラ10、1
0がレール22、22上に載る(図5参照)。この結
果、下型ダイベース7は下型取付けベース1から分離さ
れるとともに、水平移動可能な状態にされることとな
る。その後、レール22、22を介して下型ダイベース
7等を前後方向へ移動させ、機外へ送り出すことができ
る。また、下型ダイベース7の下型取付けベース1への
取付けは、上述した操作と逆の操作を行うことにより、
行うことができる。
【0012】なお、上記の実施例では、押出し板6と下
型ダイベース7との係合は、下型ダイベース7に装着し
た爪部材13、レバー16等により行っているが、これ
に限定されるものではく、図6に示すように構成して行
ってもよい。すなわち、押出し板6の左右両側の下面
に、横向きのシリンダ30を介して爪部材31を下型ダ
イベース7側へ出没可能に装着して、押出し板6をもっ
て下型ダイベース7を押し上げる際に、シリンダ30を
伸長作動して爪部材13を下型ダイベース7の下方に配
置するようにしてもよい。また、下型取付けベース1は
回転不可能な構造にしてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、下型取付けベースに装着され前記鋳型押出し機構を
押し出す押出し板と、前記下型取付けベースに装着され
前記押出し板を作動させる押出し板作動手段と、前記下
型取付けベースに着脱可能に取り付けられその上面に下
金型が取り付けられた下型ダイベースと、この下型ダイ
ベースの外側面に回転自在に軸着された複数のローラ
と、前記下型ダイベースに前記押出し板側に出没可能に
装着され押出し板に係合可能な爪部材と、前記下型取付
けベースに傾動可能に装着され起立したとき下型取付け
ベース上から上昇した前記下型ダイベースを前記ローラ
を介して装架可能な一対のレールと、を具備したから、
押出し板および押出し板機構を利用して下型ダイベース
等を下型取付けベースから押し上げた後、下型取付けベ
ースに装着したレール上に載せることが可能になるた
め、下金型を取り付けた下型ダイベースを持ち上げる装
置を、下型取付けベースに別途設けることなく、下型ダ
イベース等を下型取付けベースから押し上げ、水平移動
させて、下型ダイベース等を下型取付けベースに対して
容易かつ確実に取付け・取り外すことができるなどの優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す一部切欠き断面正面
図である。
【図2】図1のAーA矢視図である。
【図3】〜
【図5】本発明の第1実施例の作動説明図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す一部切欠き断面正面
図である。
【符号の説明】
1 下型取付けベース 5 シリンダ 6 押出し板 7 下型ダイベース 8 シリンダ 9 下金型 10 ローラ 13 31 爪部材 22 レール

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳型押出し機構を付設した下金型を有す
    る水平割金型を、鋳型造型設備の下型取付けベースに対
    して交換するための装置であって、前記下型取付けベー
    ス1に装着され前記鋳型押出し機構8を押し出す押出し
    板6と、前記下型取付けベース1に装着され前記押出し
    板6を作動させる押出し板作動手段5と、前記下型取付
    けベース1に着脱可能に取り付けられその上面に下金型
    9が取り付けられた下型ダイベース7と、この下型ダイ
    ベース7の外側面に回転自在に軸着された複数のローラ
    10、10と、前記下型ダイベース7に前記押出し板6
    側に出没可能に装着され押出し板6に係合可能な爪部材
    13と、前記下型取付けベース1に傾動可能に装着され
    起立したとき下型取付けベース1上から上昇した前記下
    型ダイベース7を前記ローラ10、10を介して装架可
    能な一対のレール22、22と、を具備したことを特徴
    とする鋳型造型設備の水平割金型交換装置。
  2. 【請求項2】 鋳型押出し機構を付設した下金型を有す
    る水平割金型を、鋳型造型設備の下型取付けベースに対
    して交換するための装置であって、 前記下型取付けベース1に装着され前記鋳型押出し機構
    8を押し出す押出し板6と、 前記下型取付けベース1に装着され前記押出し板6を作
    動させる押出し板作動手段5と、 前記下型取付けベース1に着脱可能に取り付けられその
    上面に下金型9が取り付けられた下型ダイベース7と、 この下型ダイベース7の外側面に回転自在に軸着された
    複数のローラ10、10と、 前記押出し板6に前記下型ダイベース7側に出没可能に
    装着され下型ダイベース7に係合可能な爪部材31と、 前記下型取付けベース1に傾動可能に装着され起立した
    とき下型取付けベース1上から上昇した前記下型ダイベ
    ース7を前記ローラ10、10を介して装架可能な一対
    のレール22、22と、 を具備したことを特徴とする鋳型造型設備の水平割金型
    交換装置。
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