JPH0615755A - 発泡成形機 - Google Patents
発泡成形機Info
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- JPH0615755A JPH0615755A JP4175793A JP17579392A JPH0615755A JP H0615755 A JPH0615755 A JP H0615755A JP 4175793 A JP4175793 A JP 4175793A JP 17579392 A JP17579392 A JP 17579392A JP H0615755 A JPH0615755 A JP H0615755A
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- JP
- Japan
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- mold
- foam molding
- molding machine
- cavity
- core
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】架台及び可動枠に対し、形状の異なる成形品を
成形できるあらゆるキャビティ型とコア型とを装着する
ことはできると共に、架台及び可動枠に装着したキャビ
ティ型に対するコア型に対しそれに適合した型開き動
作、及び型閉め動作ができるようにした発泡成形機を提
供する。 【構成】架台23に、キャビティ型21が設置されるテ
ーブル47を上下方向、及び前後方向に変位可能に設け
ると共に、テーブル47を変位させる作動機構を設置
し、架台23に取付けられた可動枠に、キャビティ型2
1をその上方から型閉めするコア型22を前後方向に移
動可能に取付け、このコア型22を前後方向に移動させ
る駆動部材を前記可動枠に設置した発泡成形機。
成形できるあらゆるキャビティ型とコア型とを装着する
ことはできると共に、架台及び可動枠に装着したキャビ
ティ型に対するコア型に対しそれに適合した型開き動
作、及び型閉め動作ができるようにした発泡成形機を提
供する。 【構成】架台23に、キャビティ型21が設置されるテ
ーブル47を上下方向、及び前後方向に変位可能に設け
ると共に、テーブル47を変位させる作動機構を設置
し、架台23に取付けられた可動枠に、キャビティ型2
1をその上方から型閉めするコア型22を前後方向に移
動可能に取付け、このコア型22を前後方向に移動させ
る駆動部材を前記可動枠に設置した発泡成形機。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車用のイン
ストルメントパネルの発泡成形時に使用する大型発泡成
形型の架台装置に関するものである。
ストルメントパネルの発泡成形時に使用する大型発泡成
形型の架台装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の発泡成形機としては、即
ち、例えば自動車用インストルメントパネルを発泡成形
するに使用する発泡成形機としては、図1に示す如きも
のがある。キャビティ型1に対応するコア型(押し型)
2とで発泡型を形成しており、そのキャビティ型1は、
架台3上にボルトで緊締されており、これによりその架
台3と一体に構成されているものである。また前記架台
3に立設されている支柱4の上端に、可動枠6がヒンジ
5によって回動可能に支持されていおり、この可動枠6
の下側面にコア型2が固定保持されている。7は上記可
動枠6に取付けられている支軸8によって回動可能に支
持されているロックアームであって、このロックアーム
7の先端フック部9は、キャビティ型1に設けられてい
る鈎部10と係止し得るように構成されている。11は
可動枠6上に取付けられていて、ロックアーム7のフッ
ク部9と上記鈎部10との係脱を行なうシリンダー、1
2は架台3に設けられている支軸13によって軸支され
ているシリンダーであって、このシリンダー12のピス
トン軸先端は、可動枠6に軸支されていて、このシリン
ダー12の動作で可動枠6にボルトで緊締されているコ
ア型2をキャビティ型1より開放できるものである。
ち、例えば自動車用インストルメントパネルを発泡成形
するに使用する発泡成形機としては、図1に示す如きも
のがある。キャビティ型1に対応するコア型(押し型)
2とで発泡型を形成しており、そのキャビティ型1は、
架台3上にボルトで緊締されており、これによりその架
台3と一体に構成されているものである。また前記架台
3に立設されている支柱4の上端に、可動枠6がヒンジ
5によって回動可能に支持されていおり、この可動枠6
の下側面にコア型2が固定保持されている。7は上記可
動枠6に取付けられている支軸8によって回動可能に支
持されているロックアームであって、このロックアーム
7の先端フック部9は、キャビティ型1に設けられてい
る鈎部10と係止し得るように構成されている。11は
可動枠6上に取付けられていて、ロックアーム7のフッ
ク部9と上記鈎部10との係脱を行なうシリンダー、1
2は架台3に設けられている支軸13によって軸支され
ているシリンダーであって、このシリンダー12のピス
トン軸先端は、可動枠6に軸支されていて、このシリン
ダー12の動作で可動枠6にボルトで緊締されているコ
ア型2をキャビティ型1より開放できるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、両型1、2の間で成形され
る成形品の形状によってキャビティ型1に対するコア型
2の型開き動作方向、及び型閉め動作方向が一義的に決
まる結果、このキャビティ型1に対するコア型2の型開
き動作、及び型閉め動作ができるように、キャビティ型
1の架台3に対する固定の向き、及び架台3の形状・大
きさ、並びにコア型2の可動枠6に対する固定の向き、
及び可動枠6の形状・大きさが決定されて、キャビティ
型1が架台3に、及びコア型2が可動枠6に固定されて
いる。
うな従来のものにあっては、両型1、2の間で成形され
る成形品の形状によってキャビティ型1に対するコア型
2の型開き動作方向、及び型閉め動作方向が一義的に決
まる結果、このキャビティ型1に対するコア型2の型開
き動作、及び型閉め動作ができるように、キャビティ型
1の架台3に対する固定の向き、及び架台3の形状・大
きさ、並びにコア型2の可動枠6に対する固定の向き、
及び可動枠6の形状・大きさが決定されて、キャビティ
型1が架台3に、及びコア型2が可動枠6に固定されて
いる。
【0004】このため、両型1、2の間で成形される成
形品と形状の異なる成形品を、両型1、2とは異なるキ
ャビティ型とコア型によって成形しようとしても、これ
らの型の型開き動作方向、及び型閉め動作方向が両型
1、2のそれと相違するため、両型1、2とは異なるキ
ャビティ型とコア型とを、架台3及び可動枠6に固定し
て成形しようとしても、成形できないものであった。
形品と形状の異なる成形品を、両型1、2とは異なるキ
ャビティ型とコア型によって成形しようとしても、これ
らの型の型開き動作方向、及び型閉め動作方向が両型
1、2のそれと相違するため、両型1、2とは異なるキ
ャビティ型とコア型とを、架台3及び可動枠6に固定し
て成形しようとしても、成形できないものであった。
【0005】このように架台及び可動枠に対し、形状の
異なる成形品を成形できるあらゆるキャビティ型とコア
型とを装着することはできず、いわば、成形品毎にその
都度、キャビティ型に対するコア型に応じてその型開き
動作、及び型閉め動作ができるような架台及び可動枠を
作らなければならず型製造費が高価になり、ひいては製
品が効果になる欠点があった。
異なる成形品を成形できるあらゆるキャビティ型とコア
型とを装着することはできず、いわば、成形品毎にその
都度、キャビティ型に対するコア型に応じてその型開き
動作、及び型閉め動作ができるような架台及び可動枠を
作らなければならず型製造費が高価になり、ひいては製
品が効果になる欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な従来のものの欠点に鑑み、架台及び可動枠に対し、形
状の異なる成形品を成形できるあらゆるキャビティ型と
コア型とを装着することはできると共に、架台及び可動
枠に装着したキャビティ型に対するコア型に対しそれに
適合した型開き動作、及び型閉め動作ができるように
し、従来のものの欠点を解消できる発泡成形機を提供す
ることを目的とする。
な従来のものの欠点に鑑み、架台及び可動枠に対し、形
状の異なる成形品を成形できるあらゆるキャビティ型と
コア型とを装着することはできると共に、架台及び可動
枠に装着したキャビティ型に対するコア型に対しそれに
適合した型開き動作、及び型閉め動作ができるように
し、従来のものの欠点を解消できる発泡成形機を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0008】図2において、21はキャビティ型、22
はそのキャビティ型21に対応するコア型であり、上記
キャビティ型21は、架台23に固定支持されるもので
ある。その架台23の背部には、支柱24が起立されて
おり、この支柱24の先端には、支軸25が設けられて
いて、この支軸25によって可動枠26が回動可能に支
持されている。この可動枠26の前方辺縁部には、水平
方向に延びる支軸27が設けられていて、この支軸27
には、前記コア型22を取付け保持するコア型保持枠2
8が回動可能に軸支されている。さらにこのコア型保持
板28に取付ブラケット60が固着され、このブラケッ
ト60に支軸61を介して油圧シリンダー29が揺動可
能に取付けられている。この油圧シリンダー29の作動
杆の先端は、支軸62を介してコア型保持枠28に軸支
されている。従って、このシリンダー29の動作により
前記のコア型保持板28は、支軸27を軸として回動さ
せることができるようになっている。また前記架台23
と可動枠26との間には、シリンダー30が架設されて
いて、このシリンダー30の動作により可動枠26を支
軸25を支点として回動し、一対の型21、22の型開
き、及び型閉め動作を行ない得るようになっている。
はそのキャビティ型21に対応するコア型であり、上記
キャビティ型21は、架台23に固定支持されるもので
ある。その架台23の背部には、支柱24が起立されて
おり、この支柱24の先端には、支軸25が設けられて
いて、この支軸25によって可動枠26が回動可能に支
持されている。この可動枠26の前方辺縁部には、水平
方向に延びる支軸27が設けられていて、この支軸27
には、前記コア型22を取付け保持するコア型保持枠2
8が回動可能に軸支されている。さらにこのコア型保持
板28に取付ブラケット60が固着され、このブラケッ
ト60に支軸61を介して油圧シリンダー29が揺動可
能に取付けられている。この油圧シリンダー29の作動
杆の先端は、支軸62を介してコア型保持枠28に軸支
されている。従って、このシリンダー29の動作により
前記のコア型保持板28は、支軸27を軸として回動さ
せることができるようになっている。また前記架台23
と可動枠26との間には、シリンダー30が架設されて
いて、このシリンダー30の動作により可動枠26を支
軸25を支点として回動し、一対の型21、22の型開
き、及び型閉め動作を行ない得るようになっている。
【0009】次に架台23に組込まれているキャビティ
型支持構造を、図3、図4に基いて説明する。
型支持構造を、図3、図4に基いて説明する。
【0010】架台23を構成する上側の左右両側基枠3
1の前後方向略中央部には、夫々の軸孔32が形成され
ており、これら軸孔32に、夫々の可動板33上部に設
けられている支軸34が軸支されるようになっている。
またこれら左右双方の可動板33の下端縁は上記支軸3
4を中心とする円弧形状に形成されていて、この円弧状
辺縁35は、下側の左右両側基枠36に取付けられてい
る受けロール群37によって移動可能に支持されてい
る。
1の前後方向略中央部には、夫々の軸孔32が形成され
ており、これら軸孔32に、夫々の可動板33上部に設
けられている支軸34が軸支されるようになっている。
またこれら左右双方の可動板33の下端縁は上記支軸3
4を中心とする円弧形状に形成されていて、この円弧状
辺縁35は、下側の左右両側基枠36に取付けられてい
る受けロール群37によって移動可能に支持されてい
る。
【0011】左右一対の可動板33の相互間は、2本の
連結杆38により一体的に結合されており、また上記一
対の可動板33の夫々内側面には、取付ブラケット39
及びボルト63、ナットを介して夫々のシリンダー40
が固定されている。さらに上記双方の可動板33の上端
部には、上記支軸34を中心として形成される対の円弧
溝41と、可動板33の上下方向に延びる対のガイド突
条42が形成されている。
連結杆38により一体的に結合されており、また上記一
対の可動板33の夫々内側面には、取付ブラケット39
及びボルト63、ナットを介して夫々のシリンダー40
が固定されている。さらに上記双方の可動板33の上端
部には、上記支軸34を中心として形成される対の円弧
溝41と、可動板33の上下方向に延びる対のガイド突
条42が形成されている。
【0012】43は前記夫々のシリンダー40の作動杆
65の先端に連結されているガイド板であって、これら
のガイド板43には、前記ガイド突条42に摺動可能に
嵌合されるガイド溝44及び中心支軸45が設けられ、
さらにこの中心支軸45を中心とする円弧上に形成され
る長孔46が形成されている。
65の先端に連結されているガイド板であって、これら
のガイド板43には、前記ガイド突条42に摺動可能に
嵌合されるガイド溝44及び中心支軸45が設けられ、
さらにこの中心支軸45を中心とする円弧上に形成され
る長孔46が形成されている。
【0013】47は、キャビティ型21を保持するテー
ブルであって、このテーブル47の両側面には、このテ
ーブル47を前記のガイド板43に取付けるための手段
として、ガイド板43の長孔46を挿通される取付けね
じ48が螺着される多数個のねじ孔49が、前記中心支
軸45を挿通する軸孔50を中心とする円弧上に配設さ
れている。51は可動板33を上側基枠31に適宜の取
付角度で固定するための取付ねじ、52は可動板33の
傾きを調整するためのハンドルを示す。
ブルであって、このテーブル47の両側面には、このテ
ーブル47を前記のガイド板43に取付けるための手段
として、ガイド板43の長孔46を挿通される取付けね
じ48が螺着される多数個のねじ孔49が、前記中心支
軸45を挿通する軸孔50を中心とする円弧上に配設さ
れている。51は可動板33を上側基枠31に適宜の取
付角度で固定するための取付ねじ、52は可動板33の
傾きを調整するためのハンドルを示す。
【0014】次に図3に示される各構成部材を組み立て
て、架台23を構成する部材について説明する。
て、架台23を構成する部材について説明する。
【0015】左右一対の可動板33に設けられている支
軸34を、上側基枠31に設けられている軸孔32内に
挿通させ、さらにその可動板33の長さ方向が例えば図
2で示すように垂直状態となるように位置せしめた上
で、円弧溝41内を挿通した取付ねじ51を、上側基枠
31に固定されているねじ孔板53に設けられている多
数個のねじ孔54のいずれかに螺着し、双方の可動板3
3を上側基枠31に固定する。次いでそれら双方の可動
板33の内側面にシリンダー40をブラケット39及び
ボルト63、ナットを介して固定する。このとき、その
シリンダー40のピストン軸に連結されているガイド板
43のガイド溝44を、可動板33に設けられているガ
イド突条42に係合せしめる。次いで双方のガイド板4
3相互間にテーブル47を固定するが、この固定は、ガ
イド板43に設けられている長孔46を挿通せしめたボ
ルト48をテーブル47に設けられているねじ孔49の
いずれかに螺着して、そのテーブル47の上面が水平面
となるようにして固定するものである。これによって例
えば図2に示す如き略図の架台23が組立てられる。
軸34を、上側基枠31に設けられている軸孔32内に
挿通させ、さらにその可動板33の長さ方向が例えば図
2で示すように垂直状態となるように位置せしめた上
で、円弧溝41内を挿通した取付ねじ51を、上側基枠
31に固定されているねじ孔板53に設けられている多
数個のねじ孔54のいずれかに螺着し、双方の可動板3
3を上側基枠31に固定する。次いでそれら双方の可動
板33の内側面にシリンダー40をブラケット39及び
ボルト63、ナットを介して固定する。このとき、その
シリンダー40のピストン軸に連結されているガイド板
43のガイド溝44を、可動板33に設けられているガ
イド突条42に係合せしめる。次いで双方のガイド板4
3相互間にテーブル47を固定するが、この固定は、ガ
イド板43に設けられている長孔46を挿通せしめたボ
ルト48をテーブル47に設けられているねじ孔49の
いずれかに螺着して、そのテーブル47の上面が水平面
となるようにして固定するものである。これによって例
えば図2に示す如き略図の架台23が組立てられる。
【0016】次にその作用について述べると、その架台
23のテーブル47上に所定のキャビティ型21を固定
保持させ、また前記のコア型保持枠28にコア型22を
固定保持せしめ、その両型内に所定の発泡成形材料を入
れた後、シリンダー30の動作で型閉を行なった後発泡
成形せしめる。しかる後、シリンダー30を作動させて
可動枠26を支軸25を支点として図4に示すように回
動させることにより回転ヒンジ方式で型開きがなされ、
コア型22又はキャビティ型21内の成形品を取出すこ
とができる。またコア型22に付着されている成形品の
離型作業が困難なときは、図4の2点鎖線で示すよう
に、可動枠26を、開放せしめた時点でシリンダー29
を作動させてコア型保持枠28が垂直状態に吊時せしめ
ることにより、コア型22の型面が、作業者近傍に位置
され、その結果コア型22からの成形品離型作業がある
いはそのコア型への成形品のセット作業等が容易とな
る。
23のテーブル47上に所定のキャビティ型21を固定
保持させ、また前記のコア型保持枠28にコア型22を
固定保持せしめ、その両型内に所定の発泡成形材料を入
れた後、シリンダー30の動作で型閉を行なった後発泡
成形せしめる。しかる後、シリンダー30を作動させて
可動枠26を支軸25を支点として図4に示すように回
動させることにより回転ヒンジ方式で型開きがなされ、
コア型22又はキャビティ型21内の成形品を取出すこ
とができる。またコア型22に付着されている成形品の
離型作業が困難なときは、図4の2点鎖線で示すよう
に、可動枠26を、開放せしめた時点でシリンダー29
を作動させてコア型保持枠28が垂直状態に吊時せしめ
ることにより、コア型22の型面が、作業者近傍に位置
され、その結果コア型22からの成形品離型作業がある
いはそのコア型への成形品のセット作業等が容易とな
る。
【0017】通常このような動作を繰返すことにより発
泡成形品の成形と離型作業がなされるものであるが、今
形状の異る型の交換をしたい場合は、上記キャビティ型
21をテーブル47より取外し、またコア型22をコア
型保持枠28より取外し、それら型22、21に変え
て、新らたなキャビティ型21’及びコア型22’を、
テーブル47及びコア型保持枠28にセット(固定)す
ればよい。
泡成形品の成形と離型作業がなされるものであるが、今
形状の異る型の交換をしたい場合は、上記キャビティ型
21をテーブル47より取外し、またコア型22をコア
型保持枠28より取外し、それら型22、21に変え
て、新らたなキャビティ型21’及びコア型22’を、
テーブル47及びコア型保持枠28にセット(固定)す
ればよい。
【0018】ところが新らたにセットされたキャビティ
型21’及びコア型22’にあっては、これらの型2
1’,22’の形状の異りによって、上記の回転ヒンジ
方式では、キャビティ型21’及びコア型22’の型閉
め又は型開き動作が不可能となることがある。そこで本
実施例では、リフトダウン方式を採用してキャビティ型
21’を降下せしめることができるようにし、さらには
そのキャビティ型21’の形状によってキャビティ型を
適宜の設定角度で斜め方向にリフトダウンせしめること
ができるようにして、いかなる形状のキャビティ型2
1’及びコア型22’であっても、本実施例の架台装置
によれば型閉め、型開きが円滑になさしめることができ
るように構成されているものである。
型21’及びコア型22’にあっては、これらの型2
1’,22’の形状の異りによって、上記の回転ヒンジ
方式では、キャビティ型21’及びコア型22’の型閉
め又は型開き動作が不可能となることがある。そこで本
実施例では、リフトダウン方式を採用してキャビティ型
21’を降下せしめることができるようにし、さらには
そのキャビティ型21’の形状によってキャビティ型を
適宜の設定角度で斜め方向にリフトダウンせしめること
ができるようにして、いかなる形状のキャビティ型2
1’及びコア型22’であっても、本実施例の架台装置
によれば型閉め、型開きが円滑になさしめることができ
るように構成されているものである。
【0019】すなわちシリンダー40を動作せしめるこ
とによりガイド板43は、ガイド突条42に沿って上下
動されることから、このガイド板43に取付ねじ48に
よって固定されているテーブル47は上下動し、キャビ
ティ型のリフトダウンが可能である。
とによりガイド板43は、ガイド突条42に沿って上下
動されることから、このガイド板43に取付ねじ48に
よって固定されているテーブル47は上下動し、キャビ
ティ型のリフトダウンが可能である。
【0020】すなわち、可動板33が垂直方向に位置
し、このため、上記ガイド突条42が垂直方向に位置さ
れているときには、テーブル47は垂直方向にリフトダ
ウンするが、今ハンドル52の操作で、可動板33を、
支軸34を支点として回動せしめることにより、例えば
図4に示すようにガイド突条42は傾斜される。このガ
イド突条42の傾斜によって、該ガイド突条42に案内
されるガイド板43は、シリンダー40の作動により斜
め方向に移動し、その結果テーブル47に保持されてい
るキャビティ型21は、図3において破線で示す位置か
ら実線で示す位置へ斜めにリフトダウンされるものであ
る。
し、このため、上記ガイド突条42が垂直方向に位置さ
れているときには、テーブル47は垂直方向にリフトダ
ウンするが、今ハンドル52の操作で、可動板33を、
支軸34を支点として回動せしめることにより、例えば
図4に示すようにガイド突条42は傾斜される。このガ
イド突条42の傾斜によって、該ガイド突条42に案内
されるガイド板43は、シリンダー40の作動により斜
め方向に移動し、その結果テーブル47に保持されてい
るキャビティ型21は、図3において破線で示す位置か
ら実線で示す位置へ斜めにリフトダウンされるものであ
る。
【0021】この斜め方向のリフトダウン角度は、ハン
ドル52の操作で任意に設定できる。
ドル52の操作で任意に設定できる。
【0022】このように可動板33を垂直方向からハン
ドル52の操作によって傾けたときはその場合でもテー
ブル47の上面は水平でなければならないので、ボルト
48が通るねじ孔49の位置を変えることによりテーブ
ル47の傾きが水平にならないようにテーブル47の傾
きを補正する。
ドル52の操作によって傾けたときはその場合でもテー
ブル47の上面は水平でなければならないので、ボルト
48が通るねじ孔49の位置を変えることによりテーブ
ル47の傾きが水平にならないようにテーブル47の傾
きを補正する。
【0023】以上のように、本実施例によれば、キャビ
ティ型21及びコア型22を保持せしめる架台装置は、
従来の動作に加えてリフトダウンさせることができ、し
かもそのリフトダウンは、垂直方向動作のみならず、任
意の傾斜角度で斜め方向にもリフトダウンせしめること
ができるので、使用するキャビティ型及びコア型の形状
すなわち、キャビティ型21及びコア型22の型開き動
作方向及び型閉め動作方向に合せて、その対の型の型閉
め、又は型開きが可能なる方向へ両型を選択的に移動せ
しめることができる。従ってこの発明によれば各種形状
のキャビティ型及びコア型を取付けて使用することがで
きるので汎用性に優れ、さらには経済性、作業性に優れ
た発泡作業を行うことができ、ひいては経済的な製品を
提供できる。
ティ型21及びコア型22を保持せしめる架台装置は、
従来の動作に加えてリフトダウンさせることができ、し
かもそのリフトダウンは、垂直方向動作のみならず、任
意の傾斜角度で斜め方向にもリフトダウンせしめること
ができるので、使用するキャビティ型及びコア型の形状
すなわち、キャビティ型21及びコア型22の型開き動
作方向及び型閉め動作方向に合せて、その対の型の型閉
め、又は型開きが可能なる方向へ両型を選択的に移動せ
しめることができる。従ってこの発明によれば各種形状
のキャビティ型及びコア型を取付けて使用することがで
きるので汎用性に優れ、さらには経済性、作業性に優れ
た発泡作業を行うことができ、ひいては経済的な製品を
提供できる。
【0024】なお、図面には、可動板33を手動操作ハ
ンドル52で揺動させるものが開示されているが、これ
に限定されることなく自動操作で可動板33が揺動する
ようにてもよい。また可動板33に油圧シリンダー40
が装着され可動板33の揺動と共に油圧シリンダー40
が揺動するものが開示されているが、これに限定される
ことなく、テーブル47を上下動される機構に対しテー
ブル47を揺動させる機構を組み付け、これによってキ
ャビティ型(21)が設置されるテーブル(47)を上
下方向、及び前後方向に変位可能に設けることとしても
よく、その他キャビティ型(21)が設置されるテーブ
ル(47)を上下方向、及び前後方向に変位可能に架台
23に設置するものである限り上記のものに限定されな
いのは言うまでもない。
ンドル52で揺動させるものが開示されているが、これ
に限定されることなく自動操作で可動板33が揺動する
ようにてもよい。また可動板33に油圧シリンダー40
が装着され可動板33の揺動と共に油圧シリンダー40
が揺動するものが開示されているが、これに限定される
ことなく、テーブル47を上下動される機構に対しテー
ブル47を揺動させる機構を組み付け、これによってキ
ャビティ型(21)が設置されるテーブル(47)を上
下方向、及び前後方向に変位可能に設けることとしても
よく、その他キャビティ型(21)が設置されるテーブ
ル(47)を上下方向、及び前後方向に変位可能に架台
23に設置するものである限り上記のものに限定されな
いのは言うまでもない。
【0025】さらに、可動板33の揺動に伴ってテーブ
ル(47)の上面が水平面から傾斜しこのテーブル(4
7)の上面の傾斜を手動操作で水平に補正する手動操作
機構が説明されているが、これに代えて可動板33の揺
動に伴うテーブル(47)の上面を自動操作で水平にな
るようにしてもよく、その他可動板33の揺動に連動し
て自動的にテーブル(47)の上面が水平面を保つよう
にしてもよい。
ル(47)の上面が水平面から傾斜しこのテーブル(4
7)の上面の傾斜を手動操作で水平に補正する手動操作
機構が説明されているが、これに代えて可動板33の揺
動に伴うテーブル(47)の上面を自動操作で水平にな
るようにしてもよく、その他可動板33の揺動に連動し
て自動的にテーブル(47)の上面が水平面を保つよう
にしてもよい。
【0026】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、架台
に、キャビティ型が設置されるテーブルを上下方向、及
び前後方向に変位可能に設けると共に、前記テーブルを
変位させる作動機構を設置し、前記架台に取付けられた
可動枠に、前記キャビティ型をその上方から型閉めする
コア型を取付けたので、これによれば、キャビティ型2
1及びコア型22を保持せしめる架台装置は、リフトア
ップ動作に加えてリフトダウンさせることができ、しか
もそのリフトダウンは、垂直方向動作のみならず、任意
の傾斜角度で斜め方向にもリフトダウンせしめることが
できるので、使用するキャビティ型及びコア型の形状に
合せて、その対の型の型閉め、又は型開きが可能なる方
向へ両型を選択的に移動せしめることができる。従って
この架台装置によれば各種形状のキャビティ型及びコア
型を取付け使用することができるので汎用性に優れ、さ
らには経済性、作業性に優れた成形型の架台装置が提供
できるという効果が得られる。
に、キャビティ型が設置されるテーブルを上下方向、及
び前後方向に変位可能に設けると共に、前記テーブルを
変位させる作動機構を設置し、前記架台に取付けられた
可動枠に、前記キャビティ型をその上方から型閉めする
コア型を取付けたので、これによれば、キャビティ型2
1及びコア型22を保持せしめる架台装置は、リフトア
ップ動作に加えてリフトダウンさせることができ、しか
もそのリフトダウンは、垂直方向動作のみならず、任意
の傾斜角度で斜め方向にもリフトダウンせしめることが
できるので、使用するキャビティ型及びコア型の形状に
合せて、その対の型の型閉め、又は型開きが可能なる方
向へ両型を選択的に移動せしめることができる。従って
この架台装置によれば各種形状のキャビティ型及びコア
型を取付け使用することができるので汎用性に優れ、さ
らには経済性、作業性に優れた成形型の架台装置が提供
できるという効果が得られる。
【図1】従来例の架台装置を示した概略構造説明図。
【図2】本発明実施例の架台装置を示した概略構造説明
図。
図。
【図3】本発明実施例の架台の分解構造説明斜視図。
【図4】本発明実施例の動作説明図。
21…キャビティ型 22…コア型 23…架台 24…支柱 25…支軸 26…可動枠 27…支軸 28…コア型保持枠 29…シリンダー 30…シリンダー 31…上側基枠 32…軸孔 33…可動板 34…支軸 35…円弧状辺縁 36…下側基枠 37…受けロール群 38…連結杆 39…取付ブラケット 40…シリンダー 41…円弧溝 42…ガイド突条 43…ガイド板 44…ガイド溝 45…中心支軸 46…長孔 47…テーブル 48…取付ねじ 49…ねじ孔 50…軸孔 51…取付ねじ 52…ハンドル 53…ねじ孔板 54…ねじ孔 60…ブラケット 61…支軸 62…支軸 63…ボルト 65…作動杆
Claims (9)
- 【請求項1】 架台(23)に、キャビティ型(21)
が設置されるテーブル(47)を上下方向、及び前後方
向に変位可能に設けると共に、前記テーブル(47)を
変位させる作動機構を設置し、前記架台(23)に取付
けられた可動枠(26)に、前記キャビティ型(21)
をその上方から型閉めするコア型(22)を取付けたこ
とを特徴とする発泡成形機。 - 【請求項2】 架台(23)に、キャビティ型(21)
が設置されるテーブル(47)を上下方向、及び前後方
向に変位可能に設けると共に、前記テーブル(47)を
変位させる作動機構を設置し、前記架台(23)に取付
けられた可動枠に、前記キャビティ型(21)をその上
方から型閉めするコア型(22)を前後方向に移動可能
に取付け、このコア型(22)を前後方向に移動させる
駆動部材を前記可動枠に設置したことを特徴とする発泡
成形機。 - 【請求項3】 前記架台(23)と前記テーブル(4
7)との間に、前記テーブル(47)の上面が水平にな
るようにその傾斜角を補正する傾斜角補正機構を設置し
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項、または第2
項記載の発泡成形機。 - 【請求項4】 前記作動機構が、前記テーブル(47)
を前後方向に変位させる第1作動部材と、前記テーブル
(47)を前後方向に変位させる第2作動部材とからな
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項、または第2
項記載の発泡成形機。 - 【請求項5】 前記作動機構が、前記テーブル(47)
を前後方向に変位させる第1作動部材と、前記テーブル
(47)を上下動させる第2作動部材とからなり、この
第2作動部材は、前記第1作動部材に組み付けられてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項、または第2
項記載の発泡成形機。 - 【請求項6】 前記第1作動部材が、手動操作部材であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の発泡成
形機。 - 【請求項7】 前記第1作動部材が、自動操作部材であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の発泡成
形機。 - 【請求項8】 前記第2作動部材が手動操作部材である
ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の発泡成形
機。 - 【請求項9】 前記駆動部材が油圧シリンダーであるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項、または第2項記
載の発泡成形機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4175793A JPH0615755A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 発泡成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4175793A JPH0615755A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 発泡成形機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0615755A true JPH0615755A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16002349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4175793A Pending JPH0615755A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | 発泡成形機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615755A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010002896A1 (de) * | 2010-03-16 | 2011-09-22 | Frimo Group Gmbh | Vorrichtung zur Herstellung eines Schaumformteils in einem Formwerkzeug |
CN105773900A (zh) * | 2016-04-27 | 2016-07-20 | 安徽信盟机电装备制造有限公司 | 一种液压驱动的汽车地毯发泡夹具及其使用方法 |
CN108327037A (zh) * | 2018-04-04 | 2018-07-27 | 四川麦笠机械设备有限公司 | 适用于竹木重组模具的抽拉式锁具及其操作方法 |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP4175793A patent/JPH0615755A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010002896A1 (de) * | 2010-03-16 | 2011-09-22 | Frimo Group Gmbh | Vorrichtung zur Herstellung eines Schaumformteils in einem Formwerkzeug |
DE102010002896B4 (de) * | 2010-03-16 | 2013-11-14 | Frimo Group Gmbh | Vorrichtung zur Herstellung eines Schaumformteils in einem Formwerkzeug |
CN105773900A (zh) * | 2016-04-27 | 2016-07-20 | 安徽信盟机电装备制造有限公司 | 一种液压驱动的汽车地毯发泡夹具及其使用方法 |
CN108327037A (zh) * | 2018-04-04 | 2018-07-27 | 四川麦笠机械设备有限公司 | 适用于竹木重组模具的抽拉式锁具及其操作方法 |
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |