JP3125205B2 - 仮設側壁の構築方法 - Google Patents

仮設側壁の構築方法

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JP3125205B2
JP3125205B2 JP06254168A JP25416894A JP3125205B2 JP 3125205 B2 JP3125205 B2 JP 3125205B2 JP 06254168 A JP06254168 A JP 06254168A JP 25416894 A JP25416894 A JP 25416894A JP 3125205 B2 JP3125205 B2 JP 3125205B2
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康弘 小田
幸久 翁
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Penta Ocean Construction Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は仮設側壁の構築方法、特
に、リフトアップシステムによる全天候型施工において
本設建物の側壁養生に用いる仮設側壁の構築方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】リフトアップシステムによる全天候型の
構築物施工システムにおいては、階高さが等しくなって
いる基準階施工時に要求される仮設側壁部を所定高さ、
例えば30mに構築するためには、最初からその高さで
その全体を構築するか、または、高さの低い仮設側壁を
先行構築し、リフトアップシステムによる本設建物の構
築の進捗に合わせて、順次、上記高さの低い仮設側壁を
上昇せしめ、その都度その下層部分を順次付加していく
ものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、最初から
所定高さの仮設側壁を用いてシステムを構築する工法で
は、仮設側壁の設計高さに自ずと限界があり、システム
施工時の基準階鉄骨建て方階からさらに下方に2層分の
側壁養生が必要な場合などは非現実的なものとなってく
る。また、高さの低い仮設側壁を用い、リフトアップシ
ステムによる本設建物の進捗に合わせて仮設側壁下部の
フレームを継ぎ足していく工法の場合も、その作業のた
めの揚重機及び仮組みヤードの設置が仮設側壁の周囲に
必要となるので、建物を敷地いっぱいに構築する場合は
そのような継ぎ足し作業は非常に困難である。
【0004】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の仮設側壁の構築
方法は、本設建物構築用のリフトアップ支柱に平行に上
下に延びる仮設側壁用の支柱を所望の高さに構築する工
程と、上記仮設側壁の支柱の下方部分に横架材を取り
付けて仮設側壁の下方部分を構築する工程と、上記仮設
側壁の上方部分を構築するための横架材を上記リフトア
ップ支柱に取り付けたリフトアップフレーム下面に取り
付ける工程と、上記リフトアップ支柱とリフトアップフ
レームを上記仮設側壁用の支柱に相対的に上昇せしめる
工程と、上記リフトアップフレームに取り付けた横架材
上記仮設側壁用の支柱の上方部分に取り付けて上記仮
設側壁の上方部分を構築する工程と、上記リフトアップ
支柱の下部に本設建物を構築する工程と、仮設側壁用の
支柱をリフトアップフレームと接合し完成した仮設側壁
を上記リフトアップフレームと共に上昇せしめて本設建
物の上層部分のために用いる工程とを含むことを特徴と
する。
【0006】
【0007】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明す
る。
【0008】図1及び図2において、1は本設建物を構
築するのに用いるリフトアップ支柱、2はこのリフトア
ップ支柱1に横架せしめたリフトアップフレーム、3は
本設建物の側壁を養生するために用いる仮設側壁、4は
その支柱、5は横架材、6はブレースを示す。
【0009】本発明においては、図1及び図2に示すよ
うに仮設側壁3の支柱4を所望の高さ、例えば30mに
先行構築し、上記リフトアップフレーム2にその所定位
置で挿通せしめる。
【0010】次いで、仮設側壁3の下方部分を構築する
に必要な枚数、例えば6枚の横架材5とブレース6を仮
設側壁3の支柱4の下方部分に取り付けて仮設側壁3の
下方部分を構築し、仮設側壁3の上方部分の構築に必要
とされる枚数、例えば5枚の横架材5をリフトアップフ
レーム2の下面に吊下せしめる。
【0011】次いで、図3及び図4に示すように仮設側
壁3の支柱4を足場として上記リフトアップフレーム2
とリフトアップ支柱1を上記横架材5と共にリフトアッ
プ装置(図示せず)によって建物一層分だけ上昇せし
め、2枚の横架材5及びブレース6を仮設側壁3の支柱
4に取り付けて仮設側壁3の上方部分の一部を構築す
る。
【0012】次いで、図5及び図6に示すように更に本
設建物一層分だけ上記リフトアップフレーム2とリフト
アップ支柱1を仮設側壁3の支柱4に相対的に上昇せし
め、横架材5とブレース6を仮設側壁3の支柱4に取り
付けて更に仮設側壁3の上方部分の他の一部の構築を行
なう。
【0013】図7及び図8は上記の工程を繰り返し、リ
フトアップフレーム2が仮設側壁3の支柱4の最上部に
達し、仮設側壁3が完成した状態を示す。
【0014】この状態で、リフトアップフレーム2と仮
設側壁3の支柱4を互いに固定し、リフトアップ支柱1
の下部を、これに対応する仮設側壁3の支柱4の中間部
に壁つなぎ7によって固定し、風荷重に耐えるようにす
る。このとき、リフトアップ支柱1の下部には本設建物
8が構築されてきている。
【0015】以上の工程によって構築した本発明の仮設
側壁3は、次いで図9及び図10に示すように本設建物
に相対的にリフトアップフレーム2及びリフトアップ支
柱1と共に従来既知のリフトアップ装置を用いてリフト
アップし、本設建物の上部のための養生側壁及び建物外
壁の作業足場として用いる。
【0016】
【発明の効果】本発明の仮設側壁の構築方法は上記の通
りであるから、所望高さの仮設側壁を極めて容易に構築
でき、この構築のためにリフトアップごとに揚重機や作
業スペース等を必要としない大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の仮設側壁の構築方法の説明用の側面図
である。
【図2】本発明の仮設側壁の構築方法の説明用の正面図
である。
【図3】本発明の仮設側壁の構築方法の説明用の側面図
である。
【図4】本発明の仮設側壁の構築方法の説明用の正面図
である。
【図5】本発明の仮設側壁の構築方法の説明用の側面図
である。
【図6】本発明の仮設側壁の構築方法の説明用の正面図
である。
【図7】本発明の仮設側壁の構築方法の説明用の側面図
である。
【図8】本発明の仮設側壁の構築方法の説明用の正面図
である。
【図9】本発明の仮設側壁の構築方法によって構築した
仮設側壁の側面図である。
【図10】本発明の仮設側壁の構築方法によって構築し
た仮設側壁の正面図である。
【符号の説明】
1 リフトアップ支柱 2 リフトアップフレーム 3 仮設側壁 4 支柱 5 横架材 6 ブレース 7 壁つなぎ 8 本設建物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 21/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本設建物構築用のリフトアップ支柱に平
    行に上下に延びる仮設側壁用の支柱を所望の高さに構築
    する工程と、 上記仮設側壁の支柱の下方部分に横架材を取り付けて
    仮設側壁の下方部分を構築する工程と、 上記仮設側壁の上方部分を構築するための横架材を上記
    リフトアップ支柱に取り付けたリフトアップフレーム下
    面に取り付ける工程と、 上記リフトアップ支柱とリフトアップフレームを上記
    設側壁用の支柱に相対的に上昇せしめる工程と、 上記リフトアップフレームに取り付けた横架材を上記仮
    設側壁用の支柱の上方部分に取り付けて上記仮設側壁の
    上方部分を構築する工程と、 上記リフトアップ支柱の下部に本設建物を構築する工程
    と、 仮設側壁用の支柱をリフトアップフレームと接合し完成
    した仮設側壁を上記リフトアップフレームと共に上昇せ
    しめて本設建物の上層部分のために用いる工程とを含む
    ことを特徴とする仮設側壁の構築方法。
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