JP3125134U - 食品容器 - Google Patents

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Abstract


【課題】一旦容器を開封するとおしぼりを開封前の状態に戻すことができず、また、おしぼりを何度も繰り返し使うことができない点、特に片手で容器を持っているときに手指を容易に拭けない点を解消する。
【解決手段】食品容器1は、容器本体2の開口2Bを開閉可能に覆う蓋体3を、該開口2Bから順に、中間体3B、手拭体3C、上蓋体3Dにより構成し、該手拭体3Cを中間体3Bの上面と上蓋体3Dの下面との間に配置した。
【効果】手拭体3Cを露出しないで中間体3Bによって容器本体2の開閉を何度でも繰り返し行え、また、容器本体2を開閉しないで上蓋体3Dにより手拭体3Cを露出状態又は保護状態に何度でも繰り返し行うことができる。
【選択図】 図2

Description

本考案は、特にスナック菓子を装入して好適な容器に係り、手拭用のおしぼりを有し、容器の開封後でも何度もおしぼりを繰り返し使うことができる食品容器に関する。
以下の特許文献1〜3では、食品などの内容物が装入され、有底で上部が開口した容器本体と、この容器本体の前記開口に剥離又は開閉可能に設けた蓋体とを有した食品用容器において前記蓋体に付属品を設ける構成が示されている。
特開2001−240040号公報 実用新案登録第3023603号公報 実用新案登録第3023602号公報
特許文献1〜3は、いずれも蓋体の裏面全域を覆う例えば防湿シートの周縁部のみを蓋体の裏面に貼着し、蓋体の裏面と防湿シートの間に割り箸や調味料、おしぼりを装入するという構成である。
ところで、スナック菓子は手で摘んで食することが多く、そのときに指に例えば塩など該スナック菓子の調味料や添加剤(油や着色料)が付着することがある。したがって、スナック菓子を食して指を拭かずに、例えば書類などを手にすると、その書類に油が付着して汚してしまうこととなる。
そこで、上記特許文献1〜3のような構成とされた容器において、おしぼりが装入されていれば、おしぼりで手を拭けるから、わざわざ手を洗いに行ったりする必要がないので便利ではあるが、以下の問題がある。
特許文献1〜3の構成は、防湿シートを蓋体の裏面から剥がしたり、おしぼりなどを取り出してしまうと、元の、つまり容器の開封前の状態に戻すことができないという問題がある。この理由は、特許文献1〜3の容器の適用前提が箸を使う例えば弁当などであり、直接手が汚れることを想定していないためと思われる。
上記スナック菓子においては、手指で摘んで食することが前提であり、片方の手は容器を持っている場合もある。また、一度に全部を食する場合だけでなく、何度にも分けて食する場合もある。このとき、上記特許文献1〜3の構成は、容器を開封してもおしぼりを開封前の状態に戻せて、しかもおしぼりを何度も繰り返し使える構成とはされておらず、片手がふさがっている場合に容易に手を拭くことができる構成となっていない。
本考案が解決しようとする問題点は、特許文献1〜3の構成では、蓋体におしぼりを設けている場合があるが、一旦容器を開封するとおしぼりを開封前の状態に戻すことができず、また、おしぼりを何度も繰り返し使うことができない点と容易に手指を拭くことができない点を解消することにある。
上記問題を解決するために、本考案の食品容器は、一方端が閉口すると共に他方端が開口した有形の容器本体と、この容器本体の前記開口に設けられた蓋体とからなる容器であって、蓋体が、前記開口から順に、該開口の開閉を行う中間体と、この中間体の上面に配置された手拭体と、この手拭体の上面に配置されると共に中間体をも覆う上蓋体と、を有した構成としている。
本考案に係る食品容器は、手拭体が上蓋体の下面と中間体の上面との間に配置されているので、開封前の手拭体が容器本体に装入された食品に触れることがない。また、容器本体の開閉とは別で上蓋体の操作により繰り返し手拭体を露出状態又は保護状態にすることができる。
また、本考案の食品容器は、容器本体の開閉とは別に該手拭体を露出状態にしたり保護状態にしたりできるから、手拭体のみを使用するときにわざわざ容器本体内を開封する必要がなく衛生的である。
本考案は、図1及び図2に示す以下の形態により実施可能である。本考案の食品容器1は、例えば以下の構成とされている。2は、食品を内部に装入し、一方端に閉口した底部2Aが、他方端に開口2Bが形成された有形の容器本体である。容器本体2は、本例では、例えば紙製とされ、また、底部2Aから開口2Bに向けて大径となる切頭円錐状とされている。
また、容器本体2は、開口2Bの外周縁部に、後述の摘片P1,P2を係合するために周縁部を外側に折り返した係合部2Cが形成されている。そして、この容器本体2の内部には、例えばスナック菓子が装入されている。
3は、容器本体2の開口部に設けられた蓋体であり、この蓋体3は、次の構成とされている。容器本体2の開口2Bの上面には、本例では、周縁部全域が貼着されると共にその一部に開口部3aが形成された取出体3Aが設けられている。この開口部3aは容器本体2の開口2Bの略半分程度の面積とされている。
この取出体3Aは、開口部3a以外の箇所に後述の中間体3B、手拭体3C、上蓋体3Dが積層的に設けられることを考慮して補強的に設けたものであり必須構成ではない。しかし、取出体3Aを設けることで、中間体3Bの開封限界位置が使用者に視認させやすいといった利点がある。
取出体3Aの上面には、例えばポリプロピレンでなる中間体3Bが配置される。この中間体3Bは、その下面において、該取出体3Aの開口部3a以外の部位に取り付けられた取付部3bと、この取付部3b以外の周縁部に形成され、該取出体3Aの上面周縁部から剥離可能な剥離部3cと、を有する。また、中間体3Bの所定箇所には摘片P1が形成されている。
なお、本例では、中間体3Bの剥離部3cには、剥離後であっても再貼着が可能な粘着剤が塗布されている。このようにしておけば、中間体3Bの剥離部3cを取出体3Aから剥離して容器本体2を開封した後に、再度容器本体2の開口2Bを閉口しておくことができる。
また、本例の中間体3Bに防湿性の素材であるポリプロピレンを採用している理由は、次の通りである。すなわち、中間体3Bに求められる特性としては、後述する手拭体3Cと食品とが接触しないこと、手拭体3Cが湿ったものである場合は、湿気を損なわないようにすると共に容器本体2内に湿気が侵入しないことであり、これらを満たす材料として好適だからである。
さらに、中間体3Bはポリプロピレンを採用することで、防湿性であること以外に、例えば折り曲げて、曲げ癖を付けておくことができると共に繰り返しの曲げ癖で裂けたり破れたりしにくいという副次的な効果も有している。
中間体3Bの上面には手拭体3Cが配置され、この手拭体3Cは取付部3bの部位における上面に取り付けられている。この手拭体3Cは、本例では例えば水を少量含ませた不織布が用いられ、中間体3Bからはみ出すことのない程度で所定の大きさとされている。
手拭体3Cの上面には、中間体3Bの該手拭体3Cが取り付けられた箇所を覆い、かつ全体としては中間体3Bと同じ大きさの上蓋体3Dが配置される。上蓋体3Dは、その下面に、中間体3Bの取付部3bの部位の上面に対して取り付けられる取付部3dと、この取付部3d以外の周縁部に形成され、中間体3Bの上面周縁部から剥離可能な剥離部3eと、を有している。また、上蓋体3Dは、本例では中間体3Bの摘片P1と重なる位置に摘片P2が形成されている。
上蓋体3Dは、手拭体3Cに面する側を防湿構造としている。本例では、図示しないが上面は紙製で、その裏面、つまり手拭体3Cに面する側にポリプロピレンを貼着したものを採用し、折曲可能とされている。
なお、本例では、上蓋体3Dの剥離部3eには、剥離後であっても再貼着が可能な粘着剤が塗布されている。このようにしておけば、上蓋体3Dの剥離部3eを中間体3Bから剥離して手拭体3Cを露出し、該手拭体3Cを使用した後に、再度手拭体3Cを湿気を失わないように保護しておくことができる。
上記構成の食品容器1は、次のように使用される。未開封状態の食品容器1は、内部にスナック菓子が装入されている。図1に示すように、中間体3Bは、取付部3bにより取出体3Aに取り付けられ、剥離部3cにより取出体3Aの上面周縁部に貼着されている。また、中間体3Bの摘片P1が係合部2Cに係合している。
また、中間体3Bの上面と上蓋体3Dの下面との間の密閉空間には、手拭体3Cが存在している。上蓋体3Dは、取付部3dにより中間体3Bに取り付けられ、剥離部3eにより中間体3Bの上面周縁部に貼着されている。また、上蓋体3Dの摘片P2は、中間体3Bの摘片P1と重ねられて係合部2Cに係合している。
そして、容器本体2内のスナック菓子のみを取り出すならば、中間体3Bの摘片P1を上蓋体3Dの摘片P2と共に係合部2Cの係合を外して上方に引き上げ、剥離部3cにより取出体3Aの上面周縁部から中間体3Bを剥離する。中間体3Bが取出体3Bから剥離されると、該取出体3Bの開口部3aを介して容器本体1が開封状態となる。
スナック菓子を食するのを途中で止める場合は、中間体3Bの摘片P1を折り曲げて係合部2Cに係合させることで、この操作に伴って、本例では再貼着可能な粘着剤が塗布された剥離部3cによって再度取出体3Aの上面周縁部と中間体3Bとが貼着し、開口部3aを閉口することができる。
このとき、あるいは開口部3aを中間体3Bにより閉口する前、上蓋体3Dの摘片P2を操作して、図2に示すように、剥離部3eにより上蓋体3Dを中間体3Bの上面周縁部から剥離する。上蓋体3Dと中間体3Bの上面周縁部とが剥離されることで手拭体3Cが露出する。この露出体3C(適度に湿っている)により、スナック菓子の調味料や添加剤が付着した手指を拭く。
特に、本例では、上記した手拭体3Cにより手指、特に親指と人差指を拭くときに、中間体3Bの剥離部3eから取付部3dへ向かう直径方向(以下、前後方向という)に対して直交状に上蓋体3Dを手拭体3Cと共に折り曲げることで、調度、手拭体3Cが折り曲げた上下面に位置することとなり、親指と人差指で該上下面を摘むようにして拭くことが可能となる。
そして、手が拭き終わった後、上蓋体3Dを本例においては上記した折り曲げた状態を元の状態に戻し、該上蓋体3Dの摘片P2を中間体3Bの摘片P1と共に係合部2Cに係合することで、この操作に伴って、本例では再貼着可能な粘着剤が塗布された剥離部3eによって再度中間体3Bの上面周縁部と上蓋体3Dとが貼着し、手拭体3Cが再度中間体3Bと上蓋体3Dとの間で密閉状態で保護される。
以上、説明したように、本考案の食品容器1は、手拭きを別途に用意する必要がなく、また、手を洗いに行く必要がなくなり、容器本体2内の食品を食した都度、手拭体3Cで手指を拭くことができる。
また、手拭体3Cは、中間体3Bと上蓋体3Dとの間で保護されているので、食品に付着することがないと共に、何度も繰り返し(数回に分けて容器本体2内の食品を食した都度)使用することでができる。さらに、手拭体3Cは、容器本体2などと一体的に設けられているので、容器本体2内の食品を食し終えた後は、全体をまとめて廃棄することができる。
そして、上蓋体3Dを手拭体3Cと共に前後方向に直交して折曲可能な構成とすることで、折り曲げた上下面を親指と人差指で摘むようにして手指を拭くことができ、特に片手で容器を持っているときには好適である。また、中間体3Bの上面と上蓋体3Dの下面が防湿構造であれば、手拭体3Cを若干湿らせたものである場合、手拭体3Cの湿度を保つと共にその湿気が容器本体2内に侵入することがなく、食品と手拭体3Cを良好に維持することができる。
本考案の食品容器であり、(a)は開封前の状態を示す斜視図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 本考案の食品容器の開封状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 食品容器
2 容器本体
2B 開口
2C 係合部
3 蓋体
3B 中間体
3c 剥離部
3C 手拭体
3D 上蓋体
3e 剥離部
P1 摘片
P2 摘片

Claims (5)

  1. 一方端が閉口すると共に他方端が開口した有形の容器本体と、この容器本体の前記開口に設けられた蓋体とからなる容器であって、前記蓋体は、前記開口から順に、該開口の開閉を行う中間体と、この中間体の上面に配置された手拭体と、この手拭体の上面に配置されると共に中間体をも覆う上蓋体と、を有したことを特徴とする食品容器。
  2. 少なくとも上蓋体と手拭体が折曲可能とされていることを特徴とする請求項1記載の食品容器。
  3. 少なくとも手拭体を挟む中間体の上面側と上蓋体の下面側が防湿構造であることを特徴とする請求項1又は2記載の食品容器。
  4. 中間体と上蓋体の周縁部に摘片を形成すると共に、容器本体の外周縁部にそれぞれの摘片が係合される係合部を形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の食品容器。
  5. 少なくとも中間体の上面周縁部又は上蓋体の下面周縁部に再貼着可能な粘着剤が塗布されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の食品容器。
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