JP3124721B2 - 光学的情報記録再生方法及び光学的情報記録再生装置 - Google Patents

光学的情報記録再生方法及び光学的情報記録再生装置

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  • Optics & Photonics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光学的情報記録再生
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特公昭63ー29336号公報に
記載されているように、光学的情報記録再生装置におい
て、レーザ光などの光スポットを光学的情報記録媒体上
に照射しながら走査し、この光スポットを情報信号で強
弱変調して光学的情報記録媒体に情報信号を記録する方
法は知られており、また、光学的情報記録媒体に記録さ
れた情報信号を再生してその再生信号の振幅や記録マー
クの長さをモニターすることにより記録(光)パワーや
記録光パルスの幅などの記録条件を最適に調整し設定す
る方法も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記方法では、量産さ
れる光学的情報記録再生装置を用いて光学的情報記録媒
体に実際に情報信号を記録しても以下のような理由によ
り常に最適な条件を設定することは、実用上困難であ
る。すなわち、上記方法としては、光学的情報記録媒体
における代表的な再生信号である記録信号の振幅(未記
録部からの信号レベルと記録部からの信号レベルととの
差)値をモニターして個々の光学的情報記録再生装置に
対して最適記録パワーを設定する方法が挙げられるが、
記録信号の振幅値は、単に記録パワーだけでなく、光学
ピックアップの開口数、リムインテンシティ(集光レン
ズに入射するレーザ光の強度分布)、光スポットのサイ
ズや形状により、また、経時変化で光学系が汚染される
ことにより変化し、個々の光学ピックアップの間にオフ
セットが通常20%〜40%程度発生するので、上記オ
フセットの影響により最適記録パワーの設定値が大きく
ずれてしまう。
【0004】このため、量産を前提として設計される光
学的情報記録再生装置に対しては、実用上十分な精度
(±5%程度)で最適記録パワーを設定することが極め
て困難であり、各光学的情報記録再生装置の間には記録
パワーが同じであっても記録パワーのレベルが同じにな
らないなどのバラツキがあって個々の光学的情報記録再
生装置毎に記録パワーの微調整が必要で光学的情報記録
再生装置の製造性に問題があった。
【0005】また、特に繰り返し再記録可能な光学的情
報記録媒体おいては、光学的情報記録再生装置にて、前
もって情報トラックにテスト記録を行って最適記録パワ
ーを設定してから、そのステト記録した情報トラックに
対して情報を消去して再び情報を記録するか、直接情報
を上書きすることができるので、一回記録型の光学的情
報記録媒体のようにテスト専用の情報トラックを設けて
おく必要がないにも拘らず、テスト記録の記録パワーが
過大になって情報トラックが損傷を受けるというリスク
が避けられなかった。このため、実際上、テスト専用の
情報トラックを余分に設けて使用せざるを得ず、各情報
トラックの位置間誤差に起因した記録特性の違いによる
最適記録パワーの設定誤差が大きくなるとか、テスト専
用の情報トラックがユーザにとって無駄になってしまう
という欠点があった。
【0006】本発明は、個々の光学的情報記録再生装置
の間で生じ易い記録信号振幅mと記録パワーPの両方の
オフセットの影響、若しくは記録信号振幅mのオフセッ
トだけの影響を受けずに最適な記録パワーを設定するこ
とができ、特に量産を前提として設計される光学的情報
記録再生装置に対して実用上十分な精度で最適記録パワ
ーを容易に設定することができ、かつ、ユーザにとって
無駄なテスト専用のトラックを不要にすることができる
とともに最適記録パワーの設定精度を向上させることが
できる光学的情報記録再生方法を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、相変化記録を行う光学的情
報記録媒体を除く光学的情報記録媒体に対して記録パワ
ーPを逐次変化させながら未記録部と記録部とからなる
パターンをテスト記録し、このテスト記録したパターン
から情報を再生して記録パワーPに対応した記録信号振
幅mをモニターし、規格化された傾斜g(P)を次式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 に従って求め、若しくは次式 h(P)=(Δm/m)/ΔP に従ってh(P)を求め、前記規格化された傾斜g
(P)若しくはh(P)に基づいて記録パワーの過不足
を評価することにより最適記録パワーを決定して設定す
る。このため、個々の光学的情報記録再生装置の間で生
じ易い記録信号振幅mと記録パワーPの両方のオフセッ
ト、若しくは記録信号振幅mのオフセットの影響を受け
ずに最適な記録パワーを設定することができ、特に量産
を前提として設計される光学的情報記録再生装置に対し
て実用上十分な精度で最適記録パワーを容易に設定する
ことができる。
【0008】請求項2に係る発明は、相変化記録を行う
光学的情報記録媒体を除く光学的情報記録媒体に対して
記録パワーPを逐次変化させながら未記録部と記録部と
からなるパターンをテスト記録し、このテスト記録した
パターンから情報を再生して記録パワーPに対応した記
録信号振幅mをモニターし、規格化された傾斜g(P)
を次式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 に従って求め、若しくは次式 h(P)=(Δm/m)/ΔP に従ってh(P)を求め、0.2〜2.0から選ばれる
特定の値Sを設定し、前記規格化された傾斜g(P)が
Sに一致するような記録パワーPsを検出してPsに対
して1.0〜1.7倍を乗じて最適記録パワーを設定
し、若しくは記録信号振幅が記録パワーに対して飽和し
ない領域にてh(P)が第1の特定値に一致するような
記録パワーPsを検出してPsに対して第2の特定値を
乗じて最適記録パワーを設定する。このため、最適記録
パワーを更に高精度に設定することができ、光学的情報
記録再生装置を低コストにできる。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載の光学的情報記録再生方法において、g(P)の値
が0.15以上である条件下でのみ、テスト記録に用い
る記録パワーPを変化させる。このため、ユーザにとっ
て無駄なテスト専用のトラックを不要にすることができ
るとともに最適記録パワーの設定精度を向上させること
ができる。
【0010】請求項4に係る発明は、請求項3記載の光
学的情報記録再生方法において、光学的情報記録媒体が
繰り返し再記録可能な記録媒体であって、光学的情報記
録媒体のテスト記録に用いるトラックが、テスト記録に
より設定された最適記録パワーで記録されるデータ記録
トラックの中に含まれるようにしている。このため、テ
スト専用の情報トラックが不要になって無駄がなくな
り、テスト記録の精度も高くできる。
【0011】請求項5係る発明は、請求項1、2、3ま
たは4記載の光学的情報記録再生方法において、光学的
情報記録媒体の一部にあらかじめ固有情報として、テス
ト記録により最適記録パワーを求めるための、記録パワ
ー、g(P)若しくはh(P)、最適記録パワーとPs
との比率の少なくとも1つの推奨値を記録するようにし
ている。このため、光学的情報記録媒体間の互換性を向
上させることができる。
【0012】請求項6に係る発明は、相変化記録が行わ
れる光学的情報記録媒体に対して記録パワーPを逐次変
化させながら未記録部と記録部とからなるパターンをテ
スト記録し、このテスト記録したパターンから情報を再
生して記録パワーPに対応した記録信号振幅mをモニタ
ーし、規格化された傾斜g(P)を次式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 に従って求め、若しくは次式 h(P)=(Δm/m)/ΔP に従ってh(P)を求め、前記規格化された傾斜g
(P)若しくはh(P)に基づいて記録パワーの過不足
を評価することにより最適記録パワーを決定して設定す
る光学的情報記録再生方法において、g(P)の値が
0.15以上である条件下でのみ、テスト記録に用いる
記録パワーPを変化させる。このため、ユーザにとって
無駄なテスト専用のトラックを不要にすることができる
とともに最適記録パワーの設定精度を向上させることが
できる。請求項7に係る発明は、相変化記録が行われる
光学的情報記録媒体に対して記録パワーPを逐次変化さ
せながら未記録部と記録部とからなるパターンをテスト
記録し、このテスト記録したパターンから情報を再生し
て記録パワーPに対応した記録信号振幅mをモニター
し、規格化された傾斜g(P)を次式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 に従って求め、若しくは次式 h(P)=(Δm/m)/ΔP に従ってh(P)を求め、0.2〜2.0から選ばれる
特定の値Sを設定し、前記規格化された傾斜g(P)が
Sに一致するような記録パワーPsを検出してPsに対
して1.0〜1.7倍を乗じて最適記録パワーを設定
し、若しくは記録信号振幅が記録パワーに対して飽和し
ない領域にてh(P)が第1の特定値に一致するような
記録パワーPsを検出してPsに対して第2の特定値を
乗じて最適記録パワーを設定する光学的情報記録再生方
法において、g(P)の値が0.15以上である条件下
でのみ、テスト記録に用いる記録パワーPを変化させ
る。このため、ユーザにとって無駄なテスト専用のトラ
ックを不要にすることができるとともに最適記録パワー
の設定精度を向上させることができる。請求項8に係る
発明は、相変化記録が行われる光学的情報記録媒体に対
して記録パワーPを逐次変化させながら未記録部と記録
部とからなるパターンをテスト記録し、このテスト記録
したパターンから情報を再生して記録パワーPに対応し
た記録信号振幅mをモニターし、規格化された傾斜g
(P)を次式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 に従って求め、若しくは次式 h(P)=(Δm/m)/ΔP に従ってh(P)を求め、前記規格化された傾斜g
(P)若しくはh(P)に基づいて記録パワーの過不足
を評価することにより最適記録パワーを決定して設定す
る光学的情報記録再生方法において、光学的情報記録媒
体の一部にあらかじめ固有情報として、テスト記録によ
り最適記録パワーを求めるための、記録パワー、g
(P)若しくはh(P)、最適記録パワーとPsとの比
率の少なくとも1つの推奨値を記録するようにしてい
る。このため、光学的情報記録媒体間の互換性を向上さ
せることができる。請求項9に係る発明は、相変化記録
が行われる光学的情報記録媒体に対して記録パワーPを
逐次変化させながら未記録部と記録部とからなるパター
ンをテスト記録し、このテスト記録したパターンから情
報を再生して記録パワーPに対応した記録信号振幅mを
モニターし、規格化された傾斜g(P)を次式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 に従って求め、若しくは次式 h(P)=(Δm/m)/ΔP に従ってh(P)を求め、0.2〜2.0から選ばれる
特定の値Sを設定し、前記規格化された傾斜g(P)が
Sに一致するような記録パワーPsを検出してPsに対
して1.0〜1.7倍を乗じて最適記録パワーを設定
し、若しくは記録信号振幅が記録パワーに対して飽和し
ない領域にてh(P)が第1の特定値に一致するような
記録パワーPsを検出してPsに対して第2の特定値を
乗じて最適記録パワーを設定する光学的情報記録再生方
法において、光学的情報記録媒体の一部にあらかじめ固
有情報として、テスト記録により最適記録パワーを求め
るための、記録パワー、g(P)若しくはh(P)、最
適記録パワーとPsとの比率の少なくとも1つの推奨値
を記録するようにしている。このため、光学的情報記録
媒体間の互換性を向上させることができる。請求項10
に係る発明は、請求項6または7記載の光学的情報記録
再生方法において、光学的情報記録媒体の一部にあらか
じめ固有情報として、テスト記録により最適記録パワー
を求めるための、記録パワー、g(P)若しくはh
(P)、最適記録パワーとPsとの比率の少なくとも1
つの推奨値を記録するようにしている。このため、光学
的情報記録媒体間の互換性を向上させることができる。
請求項11に係る発明は、請求項6、7または10記載
の光学的情報記録再生方法において、光学的情報記録媒
体が繰り返し再記録可能な記録媒体であって、光学的情
報記録媒体のテスト記録に用いるトラックが、テスト記
録により設定された最適記録パワーで記録されるデータ
記録トラックの中に含まれるようにしている。このた
め、光学的情報記録媒体間の互換性を向上させることが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】請求項1、2に係る発明にて使用
できる光学的情報記録媒体としては、記録可能な光ディ
スク、光カード、光テープなどが挙げられ、請求項1
に係る発明は、情報記録の原理として色素膜、金属
膜、合金膜などの穴開け記録または熱変形記録、光磁気
記録、反射率や光の位相を変化させる相変化記録などを
行う光学的情報記録再生方法及び光学的情報記録再生装
置に適用できる。
【0014】また、請求項1、2に係る発明では、記録
光の照射の方法としては、既に知られている長短の矩形
状パルス光の照射、短パルス光の間欠または列状の照射
など記録膜と記録信号の形態に適した方法が適宜に用い
られる。図2は請求項1、2に係る発明で用いられる記
録光パルスの例を示す。図2(a)は、記録しようとす
る情報の例を示し、記録部1、3と未記録部2とが光学
的情報記録媒体の情報トラック上に形成される。
【0015】この光学的情報記録媒体上に記録された情
報が再生され、図2(e)に示すように記録部からの信
号レベルと未記録部からの信号レベルとの差異、すなわ
ち、記録信号振幅が検出される。この記録信号振幅は、
単に光学的情報記録媒体における記録部と未記録部の反
射光レベルの差であったり、光磁気記録のカー回転角の
差を光学処理によって変換した光の強弱の差であったり
してもよい。
【0016】図2(b)(c)(d)は請求項1、2
係る発明の適用可能な記録光パルスの代表例を示してい
る。図2(b)に示す例は、最も単純な例であって、弱
い再生パワーPrと強い再生パワーPを未記録部と記録
部に対応させて変調する例であり、熱伝導の小さい記録
面への情報記録に適している。図2(c)に示す例は、
長い記録部をパルス列を用いて記録する例であり、熱伝
導の大きい記録面へ一定の記録幅で情報を記録するのに
適している。
【0017】図2(d)に示す例は、光磁気記録または
相変化記録における重ね記録の可能な記録面に情報を記
録する記録パルスの一例である。既に情報が記録された
情報トラック上であっても、中間レベルの消去パワーP
eの光を連続照射して未記録部を形成し、記録パワーP
とバイアスパワーPbの光を交互に照射して記録部を形
成すると古い情報が消されて新しい情報に置き換えられ
る。
【0018】次に、請求項1、2に係る発明の理論的背
景について説明する。標準の光学的情報記録再生装置に
よって観測される標準の記録信号振幅m0と標準の記録
パワーP0とが次の関係式 m0=m0(P0) で与えられたとき、m0とP0の夫々対応した変化量Δ
m0、ΔP0を更に夫々m0、P0で規格化して求めら
れる比率g0(P0)はP0の関数として次式 g0(P0)=(Δm0/m0)/(ΔP0/P0) で表わされる。ここで、g0(P0)は、m0のP0に
対する規格化された傾斜を示すので、「規格化された傾
斜」と呼ぶことにする。
【0019】この「規格化された傾斜」を用いることに
よる利点は、次式で与えられるような標準からずれた
(オフセットを持った)一般の記録信号振幅mと記録パ
ワーPとの関係 m(P)=km0(P)、P=qP0 k,q:ゼロでない定数 に対しても普遍性を持っていることにある。簡単な計算
式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P)={Δ(k
0)/(km0)}/{Δ(qP)/(qP)}=(Δ
0/m0)/(ΔP/P)=g0(P0) より明らかなように規格化された傾斜の値g(P)を観
測する限り、常に標準の値g0(P0)と同じになる。
【0020】すなわち、g(P)の値はm及びPのオフ
セットの有無に拘らず保存される数値であるから、記録
パワーの過不足の状態を普遍的に正確に表わしている数
値であるといえる。従って、光学的情報記録再生装置に
て規格化された傾斜の値g(P)が同じになるように記
録パワーPを設定して情報を記録すれば、異なる光学的
情報記録再生装置で情報を記録しても常に同一の記録状
態で情報を記録できることになり、情報記録の再現性を
重視する産業上の応用にとって極めて都合がよい。
【0021】当然、記録パワーPの値が大きくなるにつ
れてmの値が飽和し、g(P)がゼロに収束するのが一
般的であるから、情報記録の過不足の状態をより正確に
見出すには、g(P)の値を0.2〜2.0、好ましく
は0.7〜1.7の範囲に設定しておき、これに対応す
るPの値の1.0〜1.7倍、好ましくは1.0〜1.
5倍が最適記録パワーになるようにすると、効果的であ
る。
【0022】次に、規格化された傾斜gを求めるための
具体的方法について説明する。規格化された傾斜gを求
める一般形の式は、記録パワーPの微小変化量ΔPに対
応して記録信号振幅mの微小変化量がΔmであるという
表現として次式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) で表わされる。
【0023】規格化された傾斜gを求める実用形の式
は、i、i+1番目のテスト記録の記録パワーがP
(i)、P(i+1)、記録信号振幅がm(i)、m
(i+1)である時、次式 g[{P(i)+P(i+1)}/2]=[{m(i+
1)−m(i)}/{m(i+1)+m(i)}]/
[{P(i+1)−P(i)}/{{P(i+1)+P
(i)}] で表わされる。
【0024】規格化された傾斜gを求める他の実用形の
式は、i−1、i、i+1番目のテスト記録の記録パワ
ーがP(i−1)、P(i)、P(i+1)、記録信号
振幅がm(i−1)、m(i)、m(i+1)であって
P(i)={P(i+1)+P(i−1)}/2である
時、次式 g(i)=[{m(i+1)−m(i−1)}/{m
(i+1)+m(i−1) }]/[{P
(i+1)−P(i−1)}/{{P(i+1)+P
(i−1)}] で表わされる。
【0025】図1は請求項に係る発明を適用した光学
的情報記録再生装置の一実施形態を示す。この実施形態
では、光ディスクからなる光学的情報記録媒体11はス
ピンドルモータからなる駆動手段12により回転駆動さ
れる。記録再生用ピックアップ13は、光源駆動手段と
してのレーザ駆動回路14により半導体レーザからなる
光源が駆動されて該半導体レーザが図示しない光学系を
介して光学的情報記録媒体11に光を照射し、情報の記
録や再生を行う。
【0026】記録パワー設定手段としての記録パワー設
定回路15は、記録制御系全体の制御を行う記録コント
ロール部からなる記録制御手段16により制御されて記
録再生用ピックアップ13のテスト記録パワー及び最適
記録パワーを設定し、つまり、記録コントロール部16
はテスト記録パワーの設定と最適記録パワーの設定を記
録パワー設定回路15、レーザ駆動回路14、記録再生
用ピックアップ13を通して行う。レーザ駆動回路14
は記録再生用ピックアップ13の半導体レーザを記録パ
ワー設定回路15により設定されたテスト記録パワー又
は最適記録パワーで発光するように駆動する。
【0027】記録パワー設定時には、レーザ駆動回路1
4は記録再生用ピックアップ13のレーザを記録パワー
設定回路15により設定された逐次変化するテスト記録
パワーPで発光するように駆動し、記録再生用ピックア
ップ13は光学的情報記録媒体11に対して記録パワー
Pを逐次変化させながら未記録部と記録部とからなるパ
ターンをテスト記録してそのテスト記録した情報を再生
する。
【0028】記録信号振幅モニター手段としての記録信
号振幅モニター回路17は記録再生用ピックアップ13
からの再生信号より記録パワーPに対応した記録信号振
幅(未記録部からの信号のレベルと記録部からの信号の
レベルとの差)mをモニターし、演算手段としての規格
化された傾斜演算回路18は記録パワー設定回路15で
設定したテスト記録パワーPと、記録信号振幅モニター
回路17でモニターした記録信号振幅mより、規格化さ
れた傾斜g(P)を次式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 に従って求める。
【0029】記録コントロール部16は、規格化された
傾斜演算回路18で求めた規格化された傾斜g(P)に
基づいて記録パワーの過不足を評価することにより最適
記録パワーを決定してその最適記録パワーを記録パワー
設定回路15に設定させる。
【0030】通常の記録時には、レーザ駆動回路14が
記録再生用ピックアップ13の半導体レーザを記録パワ
ー設定回路15により設定された最適記録パワーで発光
するように駆動し、記録再生用ピックアップ13が光学
的情報記録媒体11に対して半導体レーザからの最適記
録パワーの光束で光学的情報記録媒体11に情報を記録
する。また、再生時には、レーザ駆動回路14が記録再
生用ピックアップ13の半導体レーザを再生パワーで発
光するように駆動し、記録再生用ピックアップ13が半
導体レーザからの再生パワーの光で光学的情報記録媒体
11から情報を再生する。
【0031】図3はこの実施形態の作用効果の実例を示
す。この実施形態と同様な3種類の異なる光学的情報記
録再生装置で記録再生した記録信号振幅mと記録パワー
Pとの関係は、図3に示すように記録信号振幅の飽和値
がそれぞれ0.60、0.75、0.50と異なるた
め、夫々異なった曲線m(0)、m(1)、m(2)を
描いており、一定の記録信号振幅レベルを基準にしても
目標とする最適な記録パワーを一意的に決定することが
できず、曲線m(0)、m(1)、m(2)のずれに対
応してバラツキが生じてしまう。更に、P>12mWで
は、3本の曲線(0)、m(1)、m(2)がほぼ平行
線になっているため、記録信号レベルの共通の基準を設
定することさえ不可能である。
【0032】この実施形態における規格化された傾斜g
と記録パワーPとの関係については、規格化された傾斜
gを前記定義式を用いて演算した結果は3本の曲線
(0)、m(1)、m(2)で示されているが、これら
の曲線(0)、m(1)、m(2)は全く重なってい
る。従って、記録コントロール部16にて、規格化され
た傾斜gの曲線を用いてgが所定の判定レベルとなる記
録パワー、例えばg(gset)=0.25を与える記録
パワーPsetを決定すると、光学的情報記録再生装置が
異なっても全て唯一の記録パワーPsetをバラツキなく
設定することができる。すなわち、これは、この実施形
態の優れた作用効果を示すものであり、汎用性の高さと
記録パワーの設定精度に優れていることを示している。
【0033】この実施形態では、記録可能な光学的情報
記録媒体に対してテスト記録を行うことにより確実に最
適な記録パワーを設定でき、特に消去可能な光学的情報
記録媒体に対しては過剰な記録パワーの光を照射して記
録膜に損傷を与えるようなことなく情報の記録を行うこ
とができ、消去可能な回数を多くすることができるとと
もに、情報記録の信頼性を向上させることができる。さ
らに、個々の光学的情報記録再生装置の間において同じ
記録パワーでも記録信号のレベルが同じにならないなど
のバラツキに影響されることなく最適な記録パワーを自
動的に設定することができ、低コストの光学的情報記録
再生装置を実現できる。
【0034】このように、この実施形態は、請求項1に
係る発明の実施形態であって、光学的情報記録媒体に対
して記録パワーPを逐次変化させながら未記録部と記録
部とからなるパターンをテスト記録し、このテスト記録
したパターンから情報を再生して記録パワーPに対応し
た記録信号振幅mをモニターし、規格化された傾斜g
(P)を次式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 に従って求め、前記規格化された傾斜g(P)に基づい
て記録パワーの過不足を評価することにより最適記録パ
ワーを決定して設定するので、個々の光学的情報記録再
生装置の間で生じ易い記録信号振幅mと記録パワーPの
両方のオフセットの影響を受けずに最適な記録パワーを
設定することができ、特に量産を前提として設計される
光学的情報記録再生装置に対して実用上十分な精度で最
適記録パワーを容易に設定することができる。
【0035】
【0036】請求項に係る発明を適用した光学的情報
記録再生装置の一実施形態は、上記実施形態において、
記録コントロール部16が、規格化された傾斜演算回路
18で求めた規格化された傾斜g(P)が0.2〜2.
0から選ばれる特定の値Sに一致するような記録パワー
Psを検出し、Psに対して1.0〜1.7倍を乗じた
値を最適記録パワーとして記録パワー設定回路15に設
定させるようにしたものである。
【0037】図4はこの実施形態の作用効果の実例を示
す。この実施形態の記録信号振幅mと記録パワーPとの
関係、規格化された傾斜gと記録パワーPとの関係につ
いては上記実施形態の場合と同様である。この実施形態
では、最適記録パワーを設定する場合、記録信号振幅m
が記録パワーに対して飽和するP>13mWの領域で
は、規格化された傾斜gは、その値そのものが当然に小
さくなり、Pに対する変化もゆるやかになって外乱やノ
イズの影響を受けやすくなり、Pの検出精度が低下する
という懸念がある。すなわち、Pの検出精度を上げるに
はgの値が大きくPに対する変化が大きい(傾斜が大き
い)条件を使った方がよい。
【0038】この実施形態は、図4に特定の値Sとして
S=10の例の作用効果が示されており、規格化された
傾斜gの値がSに一致する記録パワーをPsとして検出
する場合の作用効果が示されている。Psは実際の最適
記録パワーPOPTよりも小さいので、この例ではPsを
1.20倍してPOPTを設定している。上記特定の値S
としては、ノイズの影響が少なくなるように0.2〜
2.0から選べばよく、設定値Sに対応する記録パワー
Psを高精度に検出できる。記録パワーPsの最適記録
パワーPOPTからのずれは、1.0〜1.7倍の範囲で
適当な数値に決めておき、この数値をPsに乗じて最適
記録パワーPOPTを求めてから設定すればよい。従っ
て、最適記録パワーを更に高精度に設定することができ
る。
【0039】このように、この実施形態は、請求項2に
係る発明の実施形態であって、光学的情報記録媒体に対
して記録パワーPを逐次変化させながら未記録部と記録
部とからなるパターンをテスト記録し、このテスト記録
したパターンから情報を再生して記録パワーPに対応し
た記録信号振幅mをモニターし、規格化された傾斜g
(P)を次式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 に従って求め、0.2〜2.0から選ばれる特定の値S
を設定し、前記規格化された傾斜g(P)がSに一致す
るような記録パワーPsを検出し、Psに対して1.0
〜1.7を乗じて最適記録パワーを設定するので、最適
記録パワーを更に高精度に設定することができ、光学的
情報記録再生装置を低コストにできる。
【0040】
【0041】請求項3、6、7に係る発明の他の実施形
態は、上記請求項に係る発明の実施形態において、記
録コントロール部16が、g(P)の値が0.15以上
である条件下でのみ、規格化された傾斜演算回路18で
求めた規格化された傾斜g(P)が0.2〜2.0から
選ばれる特定の値Sに一致するような記録パワーPsを
検出してPsに対して1.0〜1.7倍を乗じた値を最
適記録パワーとして記録パワー設定回路15に設定させ
ることにより、g(P)の値が0.15以上である条件
下でのみ、テスト記録に用いる記録パワーPを変化させ
るようにしたものである。
【0042】これらの実施形態では、記録コントロール
部16にて記録パワーの過不足をg(P)の値によって
確認することができる。すなわち、記録パワーが大きく
なるにつれて変調度が飽和しg(P)の値が小さくなる
ので、図3、図4から明らかなように記録コントロール
部16にてg(P)の値が0.15以上であるかどうか
をチェックしてg(P)の値が0.15以上である条件
下でのみ、テスト記録に用いる記録パワーPを変化させ
れば、過大なテスト記録パワーで光学的情報記録媒体に
熱的な損傷を与えることがない。
【0043】光学的情報記録媒体は、損傷を受けさえし
なければ、テスト記録を行なった情報トラックであって
も、その上にデータを再記録すればデータ用情報トラッ
クとして再利用可能である。つまり、ユーザにとって無
駄なテスト専用の情報トラックを不要にすることができ
る。さらに、このようにすることによりテスト専用の情
報トラックとデータ用情報トラックを近接させることが
でき、光学的情報記録媒体上の位置の違いによる記録特
性の違いが少なくなって結果的に最適記録パワーの設定
精度を向上させることができる。
【0044】このように、請求項3、6、7に係る発明
の実施形態は、請求項1または2記載の光学的情報記録
再生方法において、g(P)の値が0.15以上である
条件下でのみ、テスト記録に用いる記録パワーPを変化
させるので、ユーザにとって無駄なテスト専用のトラッ
クを不要にすることができるとともに最適記録パワーの
設定精度を向上させることができる。
【0045】請求項4、11に係る発明の一実施形態
は、上記請求項3、6、7に係る発明の実施形態におい
て、光学的情報記録媒体が繰り返し再記録可能な記録媒
体であって、光学的情報記録媒体のテスト記録に用いる
情報トラックが、テスト記録により設定された最適記録
パワーでデータが記録される情報トラックの中に含まれ
るようにしたものである。この実施形態では、事実上、
テスト専用の情報トラックが不要になって無駄がなくな
り、テスト記録の精度も高くできる。
【0046】すなわち、本実施形態においては、過剰な
テスト記録パワーが光学的情報記録媒体の記録膜に照射
されないから、記録膜が損傷を受けたりしない。そのた
め、テスト記録を行なう情報トラックをわざわざ設ける
必要がなく、通常、データを記録する情報トラック(デ
ータ記録トラック)上でテスト記録を行なっても全く問
題がなく、その場で記録を行なうことができるために試
し記録の精度が高くなるという利点が新たに追加され、
一石二鳥の効果を奏する。
【0047】具体的には、記録をしようとする情報トラ
ック領域の最初の一周の情報トラックに記録パワーを変
化させてテスト記録を行ない、次にテスト記録を行なっ
た情報トラックから情報を再生して上述のように最適記
録パワーを決定し、次に上記最初の一周の情報トラック
に戻ってテスト記録を行なった上にデータを上書きすれ
ばよい。通常、テスト記録を行なった情報トラックの近
傍の情報トラック上では記録特性がほとんど変化しない
ので、テスト記録を行なう情報トラックの長さの、一倍
から数百倍、場合によっては、残りの情報トラック全体
に良好な状態で記録を行なうことができる。
【0048】このように、請求項4、11に係る発明の
一実施形態は、請求項3、6、7記載の光学的情報記録
再生方法において、光学的情報記録媒体が繰り返し再記
録可能な記録媒体であって、光学的情報記録媒体のテス
ト記録に用いるトラックが、テスト記録により設定され
た最適記録パワーで記録されるデータ記録トラックの中
に含まれるようにしたので、テスト専用の情報トラック
が不要になって無駄がなくなり、テスト記録の精度も高
くできる。
【0049】なお、上述した各実施形態では、記録パワ
ーのオフセットが十分に小さい条件下では、上記規格化
された傾斜g(P)を求める式g(P)=(Δm/m)
/(ΔP/P)の代りにh(P)=(Δm/m)/ΔP
を用いて記録信号振幅mのオフセットだけを取り除くこ
とが可能であり、請求項1〜11に係る発明はg(P)
=(Δm/m)/(ΔP/P)の代りにh(P)=(Δ
m/m)/ΔPを用いる場合も含まれる。この場合、上
記0.2〜2.0から選ばれる特定の値Sは記録信号振
幅が記録パワーに対して飽和しない領域における適切な
第1の特定値を用い、上記1.0〜1.7は適切な第2
の特定値を用いればよい。
【0050】請求項5、8〜11に係る発明の各実施形
態は、上記請求項に係る発明の実施形態や、上記請求
に係る発明の実施形態、上記請求項3、6、7に係
る発明の実施形態、上記請求項4、11に係る発明の実
施形態において、それぞれ、光学的情報記録媒体の一部
にあらかじめ固有情報として、テスト記録により最適記
録パワーを求めるための、記録パワー、g(P)若しく
はh(P)、最適記録パワーとPsとの比率等の少なく
とも1つ又は全部の推奨値を記録するようにしたもので
ある。
【0051】テスト記録により最適記録パワーを求める
ための、記録パワー、g(P)若しくはh(P)、最適
記録パワーとPsとの比率等は、光学的情報記録媒体の
記録膜の材料や構成により、それぞれ固有の推奨値を有
するのが通常であるから、それぞれの推奨値を光学的情
報記録媒体の一部にあらかじめ固有情報として記録して
おくと、その推奨値を各実施形態の光学的情報記録再生
装置で読み取り、光学的情報記録媒体毎に最適記録パワ
ーを正確にテスト記録により求めることができる。前記
推奨値の具体的な形態としては、記録再生用ピックアッ
プ13で再生できるものが好ましく、変調されたプレピ
ット列もしくは記録ピット列、変調されたウォブル溝な
ど周知のものでよく、バーコード状の変調パターンでも
よい。
【0052】例えば、上記実施形態のうち請求項1に係
る発明を適用した実施形態では、記録再生用ピックアッ
プ13からの再生信号より図示しない検出手段で上記推
奨値が検出され、記録コントロール部16はその推奨値
と傾斜演算回路18にて求めたg(P)若しくはh
(P)とに基づいて記録パワーの過不足を評価すること
により最適記録パワーを決定して設定する。
【0053】また、上記実施形態のうち請求項2に係る
発明を適用した実施形態では、例えば記録再生用ピック
アップ13からの再生信号より図示しない検出手段で上
記推奨値が検出され、記録コントロール部16は0.2
〜2.0から選ばれる特定の値Sを上記推奨値に応じて
設定し、前記規格化された傾斜g(P)がSに一致する
ような記録パワーPsを検出してPsに対して上記推奨
値に応じて1.0〜1.7倍を乗じて最適記録パワーを
設定し、若しくは記録信号振幅が記録パワーに対して飽
和しない領域にてh(P)が上記推奨値に応じた第1の
特定値に一致するような記録パワーPsを検出してPs
に対して上記推奨値に応じた第2の特定値を乗じて最適
記録パワーを設定する。
【0054】この結果、光学的情報記録媒体毎に最適記
録パワーを正確にテスト記録により求めることができ、
記録特性の異なる各メーカ製の光学的情報記録媒体を広
く用いることができ、所謂光学的情報記録媒体間の互換
性を向上させることができる。
【0055】このように、請求項5、8〜11に係る発
明の実施形態は、請求項1、2、3、6、7または4、
11記載の光学的情報記録再生方法において、光学的情
報記録媒体の一部にあらかじめ固有情報として、テスト
記録により最適記録パワーを求めるための、記録パワ
ー、g(P)若しくはh(P)、最適記録パワーとPs
との比率の少なくとも1つの推奨値を記録するようにし
たので、光学的情報記録媒体毎に最適記録パワーを正確
にテスト記録により求めることができて記録特性の異な
る各メーカ製の光学的情報記録媒体を広く用いることが
でき、光学的情報記録媒体間の互換性を向上させること
ができる。
【0056】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、相変化記録を行う光学的情報記録媒体を除く光学的
情報記録媒体に対して記録パワーPを逐次変化させなが
ら未記録部と記録部とからなるパターンをテスト記録
し、このテスト記録したパターンから情報を再生して記
録パワーPに対応した記録信号振幅mをモニターし、規
格化された傾斜g(P)を次式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 に従って求め、若しくは次式 h(P)=(Δm/m)/ΔP に従ってh(P)を求め、前記規格化された傾斜g
(P)若しくはh(P)に基づいて記録パワーの過不足
を評価することにより最適記録パワーを決定して設定す
るので、個々の光学的情報記録再生装置の間で生じ易い
記録信号振幅mと記録パワーPの両方のオフセット、若
しくは記録信号振幅mのオフセットの影響を受けずに最
適な記録パワーを設定することができ、特に量産を前提
として設計される光学的情報記録再生装置に対して実用
上十分な精度で最適記録パワーを容易に設定することが
できる。
【0057】請求項2に係る発明によれば、相変化記録
を行う光学的情報記録媒体を除く光学的情報記録媒体に
対して記録パワーPを逐次変化させながら未記録部と記
録部とからなるパターンをテスト記録し、このテスト記
録したパターンから情報を再生して記録パワーPに対応
した記録信号振幅mをモニターし、規格化された傾斜g
(P)を次式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 に従って求め、若しくは次式 h(P)=(Δm/m)/ΔP に従ってh(P)を求め、0.2〜2.0から選ばれる
特定の値Sを設定し、前記規格化された傾斜g(P)が
Sに一致するような記録パワーPsを検出してPsに対
して1.0〜1.7倍を乗じて最適記録パワーを設定
し、若しくは記録信号振幅が記録パワーに対して飽和し
ない領域にてh(P)が第1の特定値に一致するような
記録パワーPsを検出してPsに対して第2の特定値を
乗じて最適記録パワーを設定するので、最適記録パワー
を更に高精度に設定することができ、光学的情報記録再
生装置を低コストにできる。
【0058】
【0059】請求項に係る発明によれば、請求項1ま
たは2記載の光学的情報記録再生方法において、g
(P)の値が0.15以上である条件下でのみ、テスト
記録に用いる記録パワーPを変化させるので、ユーザに
とって無駄なテスト専用のトラックを不要にすることが
できるとともに最適記録パワーの設定精度を向上させる
ことができる。
【0060】請求項に係る発明によれば、請求項
載の光学的情報記録再生方法において、光学的情報記録
媒体が繰り返し再記録可能な記録媒体であって、光学的
情報記録媒体のテスト記録に用いるトラックが、テスト
記録により設定された最適記録パワーで記録されるデー
タ記録トラックの中に含まれるようにしたので、テスト
専用の情報トラックが不要になって無駄がなくなり、テ
スト記録の精度も高くできる。
【0061】請求項に係る発明によれば、請求項1、
2、または記載の光学的情報記録再生方法におい
て、光学的情報記録媒体の一部にあらかじめ固有情報と
して、テスト記録により最適記録パワーを求めるため
の、記録パワー、g(P)若しくはh(P)、最適記録
パワーとPsとの比率の少なくとも1つの推奨値を記録
するようにしたので、光学的情報記録媒体間の互換性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項に係る発明を適用した一実施形態を示
すブロック図である。
【図2】請求項1、2に係る発明で用いられる記録光パ
ルスの例を示す図である。
【図3】上記実施形態の作用効果の実例を示す特性曲線
図である。
【図4】請求項に係る発明を適用した光学的情報記録
再生装置の一実施形態の作用効果の実例を示す特性曲線
図である。
【符号の説明】
11 光学的情報記録媒体 13 記録再生用ピックアップ 14 レーザ駆動回路 15 記録パワー設定回路 16 記録コントロール部 17 記録信号振幅モニター回路 18 規格化された傾斜演算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013 G11B 7/125

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相変化記録を行う光学的情報記録媒体を除
    光学的情報記録媒体に対して記録パワーPを逐次変化
    させながら未記録部と記録部とからなるパターンをテス
    ト記録し、このテスト記録したパターンから情報を再生
    して記録パワーPに対応した記録信号振幅mをモニター
    し、規格化された傾斜g(P)を次式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 に従って求め、若しくは次式 h(P)=(Δm/m)/ΔP に従ってh(P)を求め、前記規格化された傾斜g
    (P)若しくはh(P)に基づいて記録パワーの過不足
    を評価することにより最適記録パワーを決定して設定す
    ることを特徴とする光学的情報記録再生方法。
  2. 【請求項2】相変化記録を行う光学的情報記録媒体を除
    く光学的情報記録媒体に対して記録パワーPを逐次変化
    させながら未記録部と記録部とからなるパターンをテス
    ト記録し、このテスト記録したパターンから情報を再生
    して記録パワーPに対応した記録信号振幅mをモニター
    し、規格化された傾斜g(P)を次式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 に従って求め、若しくは次式 h(P)=(Δm/m)/ΔP に従ってh(P)を求め、0.2〜2.0から選ばれる
    特定の値Sを設定し、前記規格化された傾斜g(P)が
    Sに一致するような記録パワーPsを検出してPsに対
    して1.0〜1.7倍を乗じて最適記録パワーを設定
    し、若しくは記録信号振幅が記録パワーに対して飽和し
    ない領域にてh(P)が第1の特定値に一致するような
    記録パワーPsを検出してPsに対して第2の特定値を
    乗じて最適記録パワーを設定することを特徴とする光学
    的情報記録再生方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の光学的情報記録再
    生方法において、g(P)の値が0.15以上である条
    件下でのみ、テスト記録に用いる記録パワーPを変化さ
    せることを特徴とする光学的情報記録再生方法。
  4. 【請求項4】請求項3記載の光学的情報記録再生方法に
    おいて、光学的情報記録媒体が繰り返し再記録可能な記
    録媒体であって、光学的情報記録媒体のテスト記録に用
    いるトラックが、テスト記録により設定された最適記録
    パワーで記録されるデータ記録トラックの中に含まれる
    ようにしたことを特徴とする光学的情報記録再生方法。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3または4記載の光学的情
    報記録再生方法において、光学的情報記録媒体の一部に
    あらかじめ固有情報として、テスト記録により最適記録
    パワーを求めるための、記録パワー、g(P)若しくは
    h(P)、最適記録パワーとPsとの比率の少なくとも
    1つの推奨値を記録するようにしたことを特徴とする光
    学的情報記録再生方法。
  6. 【請求項6】相変化記録が行われる光学的情報記録媒体
    に対して記録パワーPを逐次変化させながら未記録部と
    記録部とからなるパターンをテスト記録し、このテスト
    記録したパターンから情報を再生して記録パワーPに対
    応した記録信号振幅mをモニターし、規格化された傾斜
    g(P)を次式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 に従って求め、若しくは次式 h(P)=(Δm/m)/ΔP に従ってh(P)を求め、前記規格化された傾斜g
    (P)若しくはh(P)に基づいて記録パワーの過不足
    を評価することにより最適記録パワーを決定して設定す
    る光学的情報記録再生方法において、g(P)の値が
    0.15以上である条件下でのみ、テスト記録に用いる
    記録パワーPを変化させることを特徴とする光学的情報
    記録再生方法。
  7. 【請求項7】相変化記録が行われる光学的情報記録媒体
    に対して記録パワーPを逐次変化させながら未記録部と
    記録部とからなるパターンをテスト記録し、このテスト
    記録したパターンから情報を再生して記録パワーPに対
    応した記録信号振幅mをモニターし、規格化された傾斜
    g(P)を次式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 に従って求め、若しくは次式 h(P)=(Δm/m)/ΔP に従ってh(P)を求め、0.2〜2.0から選ばれる
    特定の値Sを設定し、前記規格化された傾斜g(P)が
    Sに一致するような記録パワーPsを検出してPsに対
    して1.0〜1.7倍を乗じて最適記録パワーを設定
    し、若しくは記録信号振幅が記録パワーに対して飽和し
    ない領域にてh(P)が第1の特定値に一致するような
    記録パワーPsを検出してPsに対して第2の特定値を
    乗じて最適記録パワーを設定する光学的情報記録再生方
    法において、g(P)の値が0.15以上である条件下
    でのみ、テスト記録に用いる記録パワーPを変化させる
    ことを特徴とする光学的情報記録再生方法。
  8. 【請求項8】相変化記録が行われる光学的情報記録媒体
    に対して記録パワーPを逐次変化させながら未記録部と
    記録部とからなるパターンをテスト記録し、このテスト
    記録したパターンから情報を再生して記録パワーPに対
    応した記録信号振幅mをモニターし、規格化された傾斜
    g(P)を次式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 に従って求め、若しくは次式 h(P)=(Δm/m)/ΔP に従ってh(P)を求め、前記規格化された傾斜g
    (P)若しくはh(P)に基づいて記録パワーの過不足
    を評価することにより最適記録パワーを決定して設定す
    る光学的情報記録再生方法において、光学的情報記録媒
    体の一部にあらかじめ固有情報として、テスト記録によ
    り最適記録パワーを求めるための、記録パワー、g
    (P)若しくはh(P)、最適記録パワーとPsとの比
    率の少なくとも1つの推奨値を記録するようにしたこと
    を特徴とする光学的情報記録再生方法。
  9. 【請求項9】相変化記録が行われる光学的情報記録媒体
    に対して記録パワーPを逐次変化させながら未記録部と
    記録部とからなるパターンをテスト記録し、このテスト
    記録したパターンから情報を再生して記録パワーPに対
    応した記録信号振幅mをモニターし、規格化された傾斜
    g(P)を次式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 に従って求め、若しくは次式 h(P)=(Δm/m)/ΔP に従ってh(P)を求め、0.2〜2.0から選ばれる
    特定の値Sを設定し、前記規格化された傾斜g(P)が
    Sに一致するような記録パワーPsを検出してPsに対
    して1.0〜1.7倍を乗じて最適記録パワーを設定
    し、若しくは記録信号振幅が記録パワーに対して飽和し
    ない領域にてh(P)が第1の特定値に一致するような
    記録パワーPsを検出してPsに対して第2の特定値を
    乗じて最適記録パワーを設定する光学的情報記録再生方
    法において、光学的情報記録媒体の一部にあらかじめ固
    有情報として、テスト記録により最適記録パワーを求め
    るための、記録パワー、g(P)若しくはh(P)、最
    適記録パワーとPsとの比率の少なくとも1つの推奨値
    を記録するようにしたことを特徴とする光学的情報記録
    再生方法。
  10. 【請求項10】請求項6または7記載の光学的情報記録
    再生方法において、光学的情報記録媒体の一部にあらか
    じめ固有情報として、テスト記録により最適記録パワー
    を求めるための、記録パワー、g(P)若しくはh
    (P)、最適記録パワーとPsとの比率の少なくとも1
    つの推奨値を記録するようにしたことを特徴とする光学
    的情報記録再生方法。
  11. 【請求項11】請求項6、7または10記載の光学的情
    報記録再生方法において、光学的情報記録媒体が繰り返
    し再記録可能な記録媒体であって、光学的情報記録媒体
    のテスト記録に用いるトラックが、テスト記録により設
    定された最適記録パワーで記録されるデータ記録トラッ
    クの中に含まれるようにしたことを特徴とする光学的情
    報記録再生方法。
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