JP3124320B2 - 多心光ファイバの融着接続方法 - Google Patents

多心光ファイバの融着接続方法

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JP3124320B2
JP3124320B2 JP03181891A JP18189191A JP3124320B2 JP 3124320 B2 JP3124320 B2 JP 3124320B2 JP 03181891 A JP03181891 A JP 03181891A JP 18189191 A JP18189191 A JP 18189191A JP 3124320 B2 JP3124320 B2 JP 3124320B2
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optical fiber
discharge
fusion splicing
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愼文 山崎
秀樹 渡辺
政雄 駒場
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ状多心光ファイ
バ心線等の多心光ファイバを放電エネルギによって接続
する多心光ファイバの融着接続方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5および図6には従来の一般的な多心
光ファイバの融着接続方法が示されている。これらの図
において、テープ状多心光ファイバ心線等の端末処理
(接続端部の被覆材の除去とこの被覆材の除去によって
露出した裸光ファイバの端面カット処理)がされた多心
の光ファイバ1は所定の間隔(例えば20μm)を介して
突き合わされ、この状態で、光ファイバ1を挟んで左右
両側に配置されている電極2a,2b間で放電を行い、
この放電エネルギによって各光ファイバ1の端部を溶融
して図6に示すように接続先端に丸みを帯びた球形を形
成し、しかる後に、光ファイバ1同志を押し込み接触さ
せて接続を行うものであった。
【0003】この多心の融着接続に際しては、各光ファ
イバに加えられる放電エネルギが均一になるように調整
することが必要になる。そのため、従来においては、融
着接続をする前に、図5に示すように光ファイバ1を突
き合わせた状態で放電エネルギを与え、各光ファイバ1
の球形状が好適な形状になるように、例えば、図6に示
す球形状の長さSが所定の長さになるように放電条件を
変えて放電エネルギを調整し、この調整した放電条件の
もとで多心光ファイバの融着接続を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、好適な
放電条件を設定しても、気温、湿度、風の強さや向き等
の接続環境の変化によって放電エネルギの分布、つまり
図5の破線で示す放電パターン11が変化してしまい、接
続作業を行っていくうちに、天候等の環境変化に起因し
て接続不良が発生するという問題がある。
【0005】このような接続不良を解消するためには、
接続を行う毎に放電条件を設定しなおすことが必要とな
るが、通常、光ファイバケーブル等の接続を行う場合、
1個所の接続工事で、10〜200 回の融着接続作業を行わ
なければならず、1回接続する毎にいちいち放電条件を
設定しなおすのは非常に煩わしく、接続作業時間も長く
なり、作業性が悪化するという問題が生じる。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、融着接続を行う毎に
いちいち放電条件を設定し直すことなく、効率良く接続
作業を行うことができる多心光ファイバの融着接続方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明は、多心光ファイバの接続端面を互いに突き合わせ
配置し、この接続端面の突き合わせ部を挟んで左右両側
に配置した電極間に放電を行い、その放電エネルギを前
記多心光ファイバの突き合わせ領域に与えて多心光ファ
イバを融着接続する方法において、前記電極間の放電パ
ターンを撮像カメラによって撮り込み、この放電パター
ンのファイバ長手方向の広がり幅を画像処理によって求
め、この放電パターンの広がり幅が予め与えた設定範囲
から外れていないことを監視しながら融着接続を行な
い、放電パターンの広がりが予め与えられた設定範囲か
ら外れたときは報知信号を発することを特徴としてい
る。
【0008】
【作用】上記構成の本発明において、接続すべき多心光
ファイバの接続端面を互いに突き合わせた状態で、電極
間に放電を行い、そのときの放電の状態を撮像カメラに
よって撮像し、画像処理によって放電パターンのファイ
バ長手方向の広がり幅を求める。
【0009】この広がり幅が予め与た設定範囲内に収ま
っているときには放電が適切な状態で行われているもの
と判断し、多心光ファイバの融着接続を進行させ、放電
パターンの幅が設定範囲から外れたときには放電状態が
不適なものと判断し、放電条件を調整して放電パターン
の広がり幅が設定範囲内に入るようにし、融着接続のや
りなおしを行う。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には本発明の融着接続方法を適用する融着接
続システムの一実施例が示されている。同図において、
左右一対の電極2a,2b間に突き合わせ状態で配置さ
れた光ファイバ1の接続領域は撮像カメラ3によって撮
像され、その画像データは画像処理装置4とモニタテレ
ビ5に加えられる。
【0011】モニタテレビ5は撮像カメラ3からの画像
信号を受け、多心光ファイバの融着接続状態をリアルタ
イムでテレビ画面に映し出す。
【0012】前記画像処理装置4はA/D変換器6と、
メモリ7と、パターン幅演算部8と、パターン幅判定手
段10とを有して構成されている。A/D変換器6は撮像
カメラ3から加えられるアナログ画像データをデジタル
の画像データに変換する。メモリ7はそのデジタル画像
データを記憶する。パターン幅演算部8は放電パターン
のファイバ長手方向の幅を各ファイバ1毎に求める。す
なわち、図2に示すように、多心光ファイバ(この図で
は4心光ファイバ)が突き合わせ配置されている状態
で、電極2a,2b間に放電エネルギを与えると、図の
破線に示すように放電パターン11が得られる。この放電
パターン11は紫色に発光しているので、撮像カメラ3に
よって撮り込んだとき、放電パターン11とその周りの輝
度の違いにより放電パターン11の境界が鮮明に得られ
る。パターン幅演算部8はこの放電パターン11の画像デ
ータから、各突き合わされている光ファイバ1毎に、放
電パターン11のファイバ長手方向の広がり幅L1 〜L4
を求める。例えば、L1 の値は、L1 の部分を映してい
る撮像カメラ3の画素数に1画素の長さを掛けることに
より求められる。同様にして、放電パターンの広がり幅
2 ,L3 ,L4 が求められる。
【0013】パターン幅判定手段10には予め良好な接
続品質が得られる放電パターンの広がり幅の設定範囲が
与えられている。この設定範囲は放電パターンの広がり
幅と接続損失との実験結果に基づいて与えられるもの
で、その実験の一例が図3および4に示されている。
【0014】図3は8本のデスパージョンシフトの多心
光ファイバを放電パターンのファイバ長手方向の広がり
幅Lを変えて200 のサンプルを融着接続し、そのときの
各光ファイバの接続損失を求めたものである。この実験
結果によれば、放電パターンの広がり幅Lがほぼ237 〜
310 画素数の範囲で接続損失が0.2 dBの範囲に収まって
いることがわかる。本実施例の撮像カメラ3の1画素の
長さは4.35μmであるので、237 〜310 画素数に相当す
る放電パターン11の幅は1031μm〜1348.5μmであり、
これにより、デスパージョンシフトの8心光ファイバの
融着接続の場合には、放電パターンの広がり幅を1310〜
1348.5μmに設定することになる。
【0015】また、図4に示すデータはシングルモード
の8心光ファイバの融着接続を前記図3の場合と同様に
行った場合のデータであり、このデータでは、接続損失
が0.2 dB以下となる放電パターンの広がり幅Lは撮像カ
メラ3の画素数で、240 〜310 画素数となり、これを長
さに換算すると、1044〜1348.5μmとなり、シングルモ
ード8心光ファイバの接続の場合には放電パターンの広
がり幅の設定範囲を1044〜1348.5μmの範囲で設定する
ことになる。このように、各心数の多心光ファイバの接
続実験をパターン幅Lを変えて行い、良好な接続状態と
なる放電パターンの広がり幅の設定範囲を求め、これを
パターン幅判定手段10に予め与えておくことになる。
【0016】パターン幅判定手段10はこの放電パターン
の広がり幅の設定範囲と、前記パターン幅演算部8によ
り演算された接続時における放電パターンの広がり幅L
を比較し、放電パターンの広がり幅Lが設定範囲から外
れたときには報知信号を報知手段12に加える。報知手段
12は例えば、ブザーやランプ等からなり、パターン幅判
定手段10から報知信号が加えられたときにはブザー音や
点滅等により放電パターンの広がり幅Lが設定範囲から
外れたことを報知する。
【0017】作業者はこの報知手段の報知動作により放
電パターンの幅Lが設定範囲から外れたことを知り、放
電電流等の放電条件を調整し、放電パターンの広がり幅
Lが設定範囲に入るように調整し、多心光ファイバの融
着接続作業を進行させるのである。
【0018】本実施例によれば、多心光ファイバの融着
接続を行っている時には常に放電パターンの広がり幅を
検出し、その検出幅が設定範囲から外れているか否かを
自動的に監視しながら融着接続を進行させることができ
るので、多心光ファイバの接続を行う毎にいちいち放電
条件を調節する従来の手間暇が省略でき、作業効率を向
上することができる。しかも、放電パターンの広がり幅
を常時監視の下で接続作業が行われるので、適切な放電
条件の下で接続を行うことができ、接続の品質と信頼性
を十分に高めることが可能となる。
【0019】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得るものである。
【0020】
【発明の効果】本発明は、多心光ファイバの融着接続時
に、放電パターンの画像を撮像カメラによって撮り込
み、この放電パターンの広がり幅が予め与えた設定範囲
から外れたか否かを常時自動的に監視しながら融着接続
を進行させ、放電パターンの広がり幅が予め与えた設定
範囲から外れた場合は報知信号を発して報知するように
したので、報知信号が発せられた場合は再度放電条件を
調整して放電パターンの広がり幅が設定範囲内にはいる
ようにし、再度融着接続をやりなおすことができ、常に
良好な条件の下で多心光ファイバの融着接続を行うこと
ができ、高品質で信頼性の高い接続作業を行うことがで
きる。しかも、従来例のように、融着接続を行う毎に、
光ファイバの接続端部に球状の溶融部を作り、放電条件
を確かめるという手間暇が不要となり、融着接続作業の
大幅な効率化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多心光ファイバの融着接続方法を
適用する融着接続システムの一実施例のブロック図であ
る。
【図2】同実施例における融着放電パターンの広がり幅
の説明図である。
【図3】同実施例における放電パターンの広がり幅の設
定範囲を求めるための8心デスパージョンシフトの光フ
ァイバの放電幅と接続損失の関係を求めた実験データの
グラフである。
【図4】同実施例における放電パターンの広がり幅の設
定範囲を求めるための8心シングルモード光ファイバの
放電幅と接続損失との関係を求めた実験データのグラフ
である。
【図5】従来の多心光ファイバの融着接続方式の説明図
である。
【図6】従来の放電条件の設定方法を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 光ファイバ 2a,2b 電極 3 撮像カメラ 4 画像処理装置 8 パターン幅演算部 10 パターン幅判定手段 11 放電パターン
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−28605(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/255,6/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多心光ファイバの接続端面を互いに突き合
    わせ配置し、この接続端面の突き合わせ部を挟んで左右
    両側に配置した電極間に放電を行い、その放電エネルギ
    を前記多心光ファイバの突き合わせ領域に与えて多心光
    ファイバを融着接続する方法において、前記電極間の放
    電パターンを撮像カメラによって撮り込み、この放電パ
    ターンのファイバ長手方向の広がり幅を画像処理によっ
    て求め、この放電パターンの広がり幅が予め与えた設定
    範囲から外れていないことを監視しながら融着接続を
    ない、放電パターンの広がりが予め与えられた設定範囲
    から外れたときは報知信号を発することを特徴とする
    心光ファイバの融着接続方法。
JP03181891A 1991-06-26 1991-06-26 多心光ファイバの融着接続方法 Expired - Lifetime JP3124320B2 (ja)

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