JP3124145B2 - 長尺状シート部材切断装置 - Google Patents

長尺状シート部材切断装置

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JP3124145B2
JP3124145B2 JP05012310A JP1231093A JP3124145B2 JP 3124145 B2 JP3124145 B2 JP 3124145B2 JP 05012310 A JP05012310 A JP 05012310A JP 1231093 A JP1231093 A JP 1231093A JP 3124145 B2 JP3124145 B2 JP 3124145B2
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浩之 古山
博明 片平
公夫 中村
智計 荒川
克宗 林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子キャッシュ
レジスタでレシートを発行するレシートプリンタ等にお
いて、長尺状シート部材を所定の長さに切断する長尺状
シート部材切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】長尺状シート部材切断装置の従来例とし
て、電子キャッシュレジスタのレシートプリンタに組み
込まれた用紙カッタを図3及び図4を用いて説明する。
このレシートプリンタ1では、図3に例示するように、
用紙挿入口2に連通する位置に配置された一対の用紙ガ
イド3,4が図示しないメインフレームに固定的に取付
けられており、これらの相対向する用紙ガイド3,4に
よって形成された用紙搬送路5がプリンタ部6に連通し
ている。ここで、このプリンタ部6は、メインフレーム
に開閉自在に軸支されたブラケット7にサーマルヘッド
8が取付けられており、このサーマルヘッド8が、メイ
ンフレームに開閉自在に軸支されたプッシュプレート9
に取り付けられているバネ10により前記用紙ガイド4
上に位置するプラテンローラ11に圧接される構造とな
っている。前記プラテンローラ11はプラテンローラギ
ヤ11a、アイドラギヤ12を介して搬送モータ13に
駆動されている。そして、このレシートプリンタ1で
は、前記プリンタ部6から用紙カッタ14に連通しさら
に図示しないレシート排出口に連通するシート搬送路で
ある用紙搬送路15が、相対向する一対の用紙ガイド1
6,17及び前記用紙カッタ14の下流側に配置されて
いる用紙ガイド18で形成されている。ここで、下方に
位置する用紙ガイド16はメインフレームに固定的に取
付けられているが、上方に位置する用紙ガイド17は、
その後端上方に突設された取付部で前記ブラケット7に
回動自在に取り付けられており、この回動を検知するマ
イクロスイッチ19と共にジャム検出部を形成してい
る。
【0003】このようなレシートプリンタ1において、
前記用紙カッタ14は、図4に示すように一縁部に切り
刃部が形成された扁平柱状の固定刃20及び可動刃21
からなり、これらの固定刃20及び可動刃21が前記用
紙搬送路15をはさんで切り刃部を対向させて配置され
ており、スリット状の切断部22を形成している。ここ
で、前記可動刃21は、切り刃部が形成されている一端
を揺動端としてこの揺動端側を上流側に向けると共に切
り刃部に接する上面21aを前記用紙搬送路15の下面
に沿わせて配置されており、固定端側の両側に立設され
た軸23によりフレーム24に回動自在に取り付けられ
ている。そして、この可動刃21は、前記軸23が立設
されている一側に取り付けられたカッタレバー25とこ
のカッタレバー25の揺動端に形成されている長穴に遊
嵌される偏心軸26aが立設されたギヤ26とを介して
カッタモータ27に接続されており、このカッタモータ
27により駆動されている。さらに、前記固定刃20
は、切り刃部が形成されている一端を揺動端として固定
端側の両側に立設された軸28により前記フレーム24
に回動自在に取り付けられている。そして、ねじり弦巻
バネ29により付勢されてこの固定刃20は、その揺動
端から前方に延出すると共にその切り刃部と同一平面内
にある案内面20aを前記可動刃21の切り刃部に当接
させている。
【0004】このような構成において、このレシートプ
リンタ1では、用紙挿入口2から用紙搬送路5にレシー
ト用紙30を挿入すると、このレシート用紙はプラテン
ローラ11の回転に従ってサーマルヘッド8下を順次搬
送される際に所定の画像印刷が行なわれ、固定刃20と
可動刃21とにより形成されている切断部22を通過
し、可動刃21の案内を兼ねた上面21aと用紙ガイド
18とにより図示しない電子キャッシュレジスタのレシ
ート発行口に導かれる。
【0005】そして、カッタモータ27を起動すると、
ギヤ26が回転し、ギヤ26に取り付けられた偏心軸2
6aが長穴の中を摺動しながら円運動するので、軸23
を支点として回動する可動刃21に取り付けられている
カッタレバー25の揺動端が軸23を支点として揺動
し、可動刃21もカッタレバー25とともに揺動する。
このようにして可動刃21が軸23を支点として揺動す
ると可動刃21の揺動端側に形成されている切り刃部と
固定刃20の切り刃部とが交わり長尺状シート部材であ
るレシート用紙30が剪断応力によって切断されてレシ
ート31が発行される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような用紙カッタ
では、可動刃21の上面21aに乗り上げているレシー
ト31の後端部はその幅方向に位置不安定であり、この
ため、図5に示すように後端部が幅方向にずれてレシー
ト31が斜行しその後端部の角が切断部22に逆側から
進出し二度切りされたり、切断部22に進出した後端部
の角や二度切りされた紙片が固定刃20と可動刃21と
の間に挾まりカッタロック状態を起こしてしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】シート搬送路をはさんで
一縁部に形成された切り刃部を対向させて配設した一対
の固定刃と可動刃とを備え、これらの固定刃もしくは可
動刃に前記切り刃部から前記シート搬送路に沿ってシー
ト搬送方向下流側に延出する平面を有する長尺状シート
部材切断装置において、シート搬送方向と直交する方向
に長尺状シート部材の幅とほぼ同一寸法離間して相対向
することにより前記長尺状シート部材の幅方向の位置決
めをするシートガイドを前記平面に形成した。
【0008】
【作用】固定刃と可動刃とによって切断された長尺状シ
ート部材の切り刃付近の幅方向の位置決めがシートガイ
ドによって行なわれる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2に基づいて
説明する。前記従来例で示した部分と同一部分は同一符
号を用いて示し、詳細な説明は省略する。本実施例の長
尺状シート部材切断装置である用紙カッタ32は、前記
従来例と同様に電子キャッシュレジスタのレシートプリ
ンタ1に組み込まれているものである。
【0010】まず、前記用紙カッタ32は、一縁部に切
り刃部が形成された扁平柱状の固定刃20及び可動刃3
3からなり、これらの固定刃20及び可動刃33が前記
用紙搬送路15をはさんで切り刃部を対向させて配置さ
れており、スリット状の切断部22を形成している。こ
こで、前記可動刃33は、切り刃部が形成されている一
端を揺動端としてこの揺動端側を紙送り方向の上流側に
向けると共に切り刃部に接する平面である上面33aを
前記用紙搬送路15の下面に沿わせて配置されており、
固定端側の両側に立設された軸23によりフレーム24
に回動自在に取り付けられている。そして、前記可動刃
33の前記上面33aには、揺動端側から固定端側に向
けて徐々に深くなるレシート用紙30とほぼ同一幅の溝
34が形成されている。さらに本実施例では、前記上面
33aに先端を軽く押圧したブラシ35が固定刃20に
ブラケット36を介して取り付けられている。
【0011】このような構成において、レシートプリン
タ1のプリンタ部6で画像印刷が行なわれたレシート用
紙30は、固定刃20と可動刃33とにより形成されて
いる切断部22を通過し、ブラシ35により浮き上がり
を防止される程度に可動刃33に形成されている溝34
に押圧されつつ用紙ガイド18により図示しないレシー
ト発行口に導かれる。そして、可動刃33がカッタモー
タ27に駆動されて揺動するとレシート用紙30が切断
されてレシート31が発行される。
【0012】このとき、レシート31の後端部は溝34
内に位置し溝34のシートガイドである両側面34aに
ガイドされて幅方向の位置決めが行なわれている。この
ため、後端部が幅方向にずれてレシート31が斜行しそ
の後端部の角が切断部22に逆側から進出し二度切りさ
れたり、切断部22に進出した後端部の角や二度切りさ
れた紙片が固定刃20と可動刃33との間に挾まりカッ
タロック状態となることが防止されている。また、切断
された後のレシート31はブラシ35により押圧され浮
き上がりが防止されているので確実に溝34内に位置し
幅方向の位置決めが確実である。また、本実施例では水
平面に対する用紙搬送方向の登り勾配が可動刃33の上
面33aよりも溝34の底面の方が緩いので、レシート
31全体の逆流が従来のものに比べ起こりにくい。
【0013】なお、本実施例ではシートガイドを溝34
の側面34aとしたがこれに限るものではなく、シート
ガイドとなる突起を可動刃33の上面33aに形成又は
取り付けてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように、シート搬送路を
はさんで一縁部に形成された切り刃部を対向させて配設
した一対の固定刃と可動刃とを備え、これらの固定刃も
しくは可動刃に前記切り刃部から前記シート搬送路に沿
ってシート搬送方向下流側に延出する平面を有する長尺
状シート部材切断装置において、シート搬送方向と直交
する方向に長尺状シート部材の幅とほぼ同一寸法離間し
て相対向することにより前記長尺状シート部材の幅方向
の位置決めをするシートガイドを前記平面に形成したの
で、固定刃と可動刃とによって切断されたシート部材の
切り刃付近の幅方向の位置決めをシートガイドによって
行なうことができ、このため、切断されたシート部材の
斜行を防止でき、斜行に基づくシート部材の二度切り
や、カッタロックを防止することができる等の効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の用紙カッタを用紙搬送路の
上流側から見た斜視図である。
【図2】レシートプリンタを示す縦断側面図である。
【図3】従来のレシートプリンタを示す縦断側面図であ
る。
【図4】用紙カッタを用紙搬送路の上流側から見た斜視
図である。
【図5】レシートの斜行が斜行した状態を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
20 固定刃 30 長尺状シート部材 32 長尺状シート部材切断装置 33 可動刃 33a 平面 34a シートガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 公夫 静岡県三島市南町6番78号 東京電気株 式会社三島工場内 (72)発明者 荒川 智計 静岡県三島市南町6番78号 東京電気株 式会社三島工場内 (72)発明者 林 克宗 静岡県三島市南町6番78号 東京電気株 式会社三島工場内 (56)参考文献 特開 昭58−223599(JP,A) 特開 昭62−105865(JP,A) 実開 平3−19691(JP,U) 実開 平3−213294(JP,U) 実開 平2−70995(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート搬送路をはさんで一縁部に形成さ
    れた切り刃部を対向させて配設した一対の固定刃と可動
    刃とを備え、これらの固定刃もしくは可動刃に前記切り
    刃部から前記シート搬送路に沿ってシート搬送方向下流
    側に延出する平面を有する長尺状シート部材切断装置に
    おいて、シート搬送方向と直交する方向に長尺状シート
    部材の幅とほぼ同一寸法離間して相対向することにより
    前記長尺状シート部材の幅方向の位置決めをするシート
    ガイドを前記平面に形成したことを特徴とする長尺状シ
    ート部材切断装置。
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