JP3123953U - 芳香発生装置 - Google Patents

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茂幸 堀江
光枝 熊崎
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有限会社アイ・ジャパン
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Abstract

【課題】 線香等の固形香材を用いての芳香発生を、安全に、かつ、手間をかけることなく行えるようにする。
【解決手段】 揮発性燃料のタンク部10と酸化加熱用バーナ13とを備え、揮発性燃料の気化ガスが酸化加熱用バーナ13において酸化加熱される際の発生熱により固形香材30の芳香物質の気化を促進して芳香を発生させる芳香発生装置。
【選択図】図1

Description

この考案は、線香等の固形香材を用いる芳香発生装置に関する。
仏前等においては線香が焚かれ、また、最近ではリラックス効果を得るために線香等の固形香材が焚かれるようになっている。しかしながら、固形香材を焚く場合には下記の問題点があった。まず、固形香材を焚いている状態においてはそこに火種が存在しこれが火事の原因となるとともに、煙が発生することで空間の空気を濁し、さらに、固形香材への点火には手間がかかった。これらの点はとくに高齢者とってにおいて大きな問題となり、これが固形香材の使用の妨げとなっていた。
この考案では、線香等の固形香材の使用が安全に、かつ、手間をかけることなく行えるようにする芳香発生装置を提供する。
この考案では、揮発性燃料のタンク部と酸化加熱用バーナとを備え、前記揮発性燃料の気化ガスが前記酸化加熱用バーナにおいて酸化加熱される際の発生熱により固形香材の芳香物質の気化を促進して芳香を発生させる芳香発生装置を提供する。
この芳香発生装置によれば、酸化加熱用バーナにより揮発性燃料の気化ガスの酸化加熱が継続して行われ、これに伴う発生熱により線香等の固形香材は発火することなく高温下で蒸される状態となり、これにより含まれる芳香成分の気化が促進されることにより芳香が発生する。このようにして、線香等の固形香材に火を付けることなく煙の発生を最小限とした芳香の継続的な発生を可能とする。固形香材としては、線香の他にコーン形態、粉末形態等の適宜形態のものが使用可能で、また、香木等も使用できる。
この考案の芳香発生装置によれば、火を付けることなく線香等の固形香材から芳香が得られるようになり、これにより、火事の発生の恐れがなく、煙により空気を汚染することなく、さらに、取り扱いを容易にして線香等の固形香材の使用ができるようになるもので、高齢者等にとってとくに便利に用いられる。
図1はこの考案の芳香発生装置の実施形態の斜視図、図2は同断面図である。
芳香発生装置1は家庭用のもので小型であり、全体が金属製で、下容器2と、その下容器2内に取り外し可能に内嵌め装着される金網枠体3と、下容器2上に取り外し可能に外嵌め装着されるカバー体5と、非使用時にカバー体5上に装着される蓋7とから構成されている。下容器2内には揮発性燃料オイルのしみ込んだ不織布よりなる芳香燃料片8が納められ、この部分がタンク部10を構成している。
上記揮発性燃料オイルとしては、イソプロピルアルコールもしくはエチルアルコールに少量の割合で植物抽出液を混入したものを用いる。植物抽出液としては、ヒノキ、ヒバ、ユーカリ等の樹木、ラベンダー等の花、オレンジやレモン等の芳香性に優れるものが用いられる。植物抽出液は通常芳香性能とともに消臭性能を発揮し、また、ヒノキ、ヒバ、ユーカリ等は小虫の忌避効果を発揮するもので、とくに、消臭性能によりアルコールの酸化臭を消す機能を発揮する。
カバー体5の中央には円形の開口11が設けられ、この開口11の部分に酸化加熱用バーナ13が取り付けられている。酸化加熱用バーナ13は、円形開口15を備える環状構成で、表面に酸化触媒である白金が付設されたセラミック繊維の不織布よりなる。不織布の周囲上縁がカバー体5の開口11の周囲下縁に貼り付けられることで取り付けられている。
酸化加熱用バーナ13用の不織布として上記のようセラミック繊維を用いることによって高い芳香性能を発揮する。従来この種の酸化加熱用バーナにおいては白金を付設する材料として一般にグラスファイバーが用いられ、そのグラスファイバーを固めるのに接着剤を要したもので、酸化加熱時にその燃焼臭が若干発生したが、セラミック繊維の不織布はそのような接着剤を全く使用することなく形成できることで接着剤の燃焼臭の発生は全くない。
使用に際しては、ライター等を用い酸化加熱用バーナ13の不織布部分を加熱し、この加熱により酸化触媒である白金の表面が活性されることで、金網枠体3の上面部の下方空間17に溜まる芳香燃料片8から蒸気化した燃料オイルの酸化が開始され、以降はその酸化に伴う加熱の継続によりバーナ13部分は高温に維持される。このバーナ13を形成する不織布の開口15部分上に、図2に示すように、線香等の固形香材30を置くことで、固形香材30は発火することなく高温下で蒸される状態となり、これにより含まれる芳香成分の気化が促進されて芳香が発生する。
実験の結果、使用に際しバーナ13部分は150〜250℃の高温となり、固形香材として線香を使用した場合には30分程度の間殆ど煙が発生しない状態において芳香が得られた。とくに、この実施形態のものでは、燃料オイルとして上記したように植物抽出液を混入したものを用いたことでアルコールの酸化臭は殆ど発生せず、かつ、植物抽出液の芳香が混じったより良好な芳香が得られた。また、植物抽出液からの芳香がバーナ13を透過せず開口15を通して外部に放出されることでより良好な芳香が得られた。線香は使用後には灰になることなく炭に近いものとなり、形が崩れにくいことでその除去が容易に行えた。
燃料オイルは適宜の形態においてタンク部10に納められればよいが、上記のような芳香燃料片8を図3に示すような袋体20内に密封する形態としてとして提供するようにすれば、それを袋体20内から取り出して芳香発生装置1に取り替え装着することで、燃料の面倒な補充作業が省略できて便利である。芳香燃料片8は一回毎に使い捨て使用される。
この考案の芳香発生装置の実施形態の斜視図 この考案の芳香発生装置の実施形態の断面図 この考案の芳香発生装置において用いる芳香燃料片の提供時の実施形態の一部切欠き断面斜視図
符号の説明
1 芳香発生装置
10 タンク部
13 酸化加熱用バーナ
30 固形香材

Claims (1)

  1. 揮発性燃料のタンク部と酸化加熱用バーナとを備え、前記揮発性燃料の気化ガスが前記酸化加熱用バーナにおいて酸化加熱される際の発生熱により固形香材の芳香物質の気化を促進して芳香を発生させる芳香発生装置。
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