JP2007007367A - 芳香発生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 天然植物の抽出液からの芳香の発生が効率良く行なわれ、抽出液が有効に使用される芳香発生装置を提供する。
【解決手段】 タンク2と酸化加熱用バーナ5とを備え、タンク2内に芳香性の植物抽出液が混入された燃料オイル15が充填され、燃料オイル15の気化ガスが酸化加熱用バーナ5において酸化加熱されることで芳香を発する芳香発生装置。
【選択図】 図2
【解決手段】 タンク2と酸化加熱用バーナ5とを備え、タンク2内に芳香性の植物抽出液が混入された燃料オイル15が充填され、燃料オイル15の気化ガスが酸化加熱用バーナ5において酸化加熱されることで芳香を発する芳香発生装置。
【選択図】 図2
Description
この発明は、芳香発生装置に関する。
最近においては各種の芳香発生装置が提供され、その一つとして天然植物から抽出した芳香性の液体により芳香を発生させるものがある。そして、この種の天然植物の抽出液を使用する芳香発生装置において、より高いリラックス効果が得られ、また、消臭効果、さらには、小虫の忌避効果が発揮されることが知られている。しかしながら、上記抽出液からの芳香の発生量は限られ、人が認知するに十分な芳香を得るには多量の抽出液を用いる必要があり、コストが高くなる問題点があった。
この発明では、天然植物の抽出液からの芳香の発生が効率良く行なわれ、抽出液が有効に使用される芳香発生装置を提供する。
この発明では、タンクと酸化加熱用バーナとを備え、前記タンク内に芳香性の植物抽出液が混入された燃料オイルが充填され、前記燃料オイルの気化ガスが前記酸化加熱用バーナにおいて酸化加熱されることで芳香を発する芳香発生装置を提供する。
この発明の芳香発生装置によれば、酸化加熱用バーナによる燃料オイルの酸化加熱の継続による60〜80℃の温度環境において燃料オイルに含まれる植物抽出液の気化が促進されることで芳香が効率良く発生される。通常植物抽出液は消臭性能、小虫の忌避性能を持つ場合が多く、それら性能も併せ発揮される。この発明の芳香発生装置は、家庭用、施設用等使用場所に対応して適宜形態に構成される。
この発明によれば、天然植物の抽出液からの芳香の発生性能に優れ、植物抽出液が有効に用いられて安価に使用される芳香発生装置が得られ、この発明の芳香発生装置は一般家庭、さらには病院、老人擁護施設等において有効に用いられる。
図1はこの発明の芳香発生装置の第1の実施形態の斜視図、図2は同断面図である。
芳香発生装置1は家庭用のもので小型であり、全体が陶器製で、タンクとしての上方の開放した燃料オイル15が充填されたビン体2と、ビン体2の上部開口3に装着されるバーナ装着皿4と、バーナ装着皿4に装着される酸化加熱用バーナ5と、複数の芳香発生穴7を備える使用に際して用いられる蓋8と、消火に際して用いられる蓋9とからなる。
上記酸化加熱用バーナ5は、フェルトよりなる円柱状の燃料オイル15の吸い上げ体10が下方から嵌入固定される金属製の筒体12の上部に、表面に酸化触媒である白金が付設されたセラミック繊維の不織布14が装着された金属製の環体13が外嵌め螺着されて取り付けられて構成されている。
上記吸い上げ体10の上端は不織布14との間に空間Sを保つように配置され、これにより不織布14に液状の燃料オイル15が直接に至らない構成としている。不織布14に多量の燃料オイル15が含まれる状態となると酸化加熱温度が高くなって燃料オイル15のこげ臭が発生して芳香が損なわれ、また、燃料オイル15も無駄に消費されることとなる。
また、不織布14としてセラミック繊維を用いていることによっても高い芳香性能を有している。従来この種の酸化加熱用野バーナにおいては白金を付設する材料として一般にグラスファイバーが用いられ、そのグラスファイバーを固めるのに接着剤を要したもので、酸化加熱時にその燃焼臭が若干発生したが、セラミック繊維の不織布14はそのような接着剤を全く使用することなく形成できることで接着剤の燃焼臭の発生は全くない。
ビン体2内に充填される燃料オイル15としては、イソプロピルアルコールもしくはエチルアルコールに2〜8重量%の割合で植物抽出液を混入したものを用いる。植物抽出液としては、ヒノキ、ヒバ、ユーカリ等の樹木、ラベンダー等の花、オレンジやレモン等の芳香性に優れるものが単独で、また複数のものが所望により適宜組み合わされて用いられる。植物抽出液は通常芳香性能とともに消臭性能を発揮し、また、ヒノキ、ヒバ、ユーカリ等は小虫の忌避効果を発揮する。
使用に際しては、蓋8を付けない状態においてライター等を用い酸化加熱用バーナの不織布14部分を加熱し、この加熱により酸化触媒である白金の表面が活性されることで空間S付近の蒸気化された燃料オイル15の酸化が開始され、以降はその酸化に伴う加熱の継続による60〜80℃の温度環境において燃料オイル15に含まれる植物抽出液の気化が促進されることで芳香が効率良く発生される。酸化加熱が始まった段階においては蓋8を付けることで酸化加熱用バーナ5の上部が覆われて見栄えの良い状態で使用でき、また、加熱部分である不織布14に直接手が触れることが防がれる。
使用を止める際には、蓋8に替えて蓋9を装着する。この蓋9の装着により酸化加熱用バーナ5部分への酸素の供給が遮断されて燃料オイル15の酸化加熱が停止され、それに伴って芳香の発生も停止する。
図3はこの発明の芳香発生装置の第2の実施形態の簡略構成図ある。この実施形態に示すものは病院や老人養護施設等において用いられる大型のものである。この実施形態の芳香発生装置100は第1の実施形態の芳香発生装置1と同様の機能を持つもので、第1の実施形態における要素と同様の要素には同様の図番を付している。
芳香発生装置100において101は機器ケースで、機器ケース101内に燃料オイルの充填用タンク102が備えられ、その上部に酸化加熱用バーナ5が配置されている。酸化加熱用バーナ5上には水平方向にスライド開閉するスライド蓋104が設けられるとともに、さらにその上部に電子ライター105が設けられている。106はスライド蓋104の駆動モータである。
使用に際して機器ケース101前面に設けられた作動スイッチ110において作動開始操作されることで駆動モータ106と電子ライター105とが連動し、スライド蓋104が点線位置に開かれるとともに電子ライター105により酸化加熱用バーナ5の不織布14の白金が加熱され、これにより燃料オイル15による酸化加熱とともに芳香が効率良く発生し、その芳香は機器ケース101の上部後方から後部上方に形成された芳香発生穴7から外部に放出される。作動スイッチ110が作動停止操作されることでスライド蓋104が閉じられて酸化加熱が停止される。
1 芳香発生装置
2 ビン体(タンク)
5 酸化加熱用バーナ
15 燃料オイル
2 ビン体(タンク)
5 酸化加熱用バーナ
15 燃料オイル
Claims (1)
- タンクと酸化加熱用バーナとを備え、前記タンク内に芳香性の植物抽出液が混入された燃料オイルが充填され、前記燃料オイルの気化ガスが前記酸化加熱用バーナにおいて酸化加熱されることで芳香を発する芳香発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005221881A JP2007007367A (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | 芳香発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005221881A JP2007007367A (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | 芳香発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007007367A true JP2007007367A (ja) | 2007-01-18 |
Family
ID=37746582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005221881A Pending JP2007007367A (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | 芳香発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007007367A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10182565B2 (en) * | 2015-02-20 | 2019-01-22 | Sterling International Inc. | Insect repellent fixture and method |
-
2005
- 2005-06-30 JP JP2005221881A patent/JP2007007367A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10182565B2 (en) * | 2015-02-20 | 2019-01-22 | Sterling International Inc. | Insect repellent fixture and method |
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