JP2003190268A - 芳香器 - Google Patents

芳香器

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JP2003190268A
JP2003190268A JP2001395770A JP2001395770A JP2003190268A JP 2003190268 A JP2003190268 A JP 2003190268A JP 2001395770 A JP2001395770 A JP 2001395770A JP 2001395770 A JP2001395770 A JP 2001395770A JP 2003190268 A JP2003190268 A JP 2003190268A
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burner
liquid
aroma
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wick
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JP2001395770A
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English (en)
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Masayuki Nakanishi
政行 中西
Morihiko Fukuda
守彦 福田
Hideo Yamauchi
英夫 山内
Shigeyuki Horie
茂幸 堀江
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AKUTO KK
Original Assignee
AKUTO KK
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23DBURNERS
    • F23D2900/00Special features of, or arrangements for burners using fluid fuels or solid fuels suspended in a carrier gas
    • F23D2900/03081Catalytic wick burners

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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーナを安定して支持することができるとと
もに、長時間継続して芳香液を蒸散することが可能な芳
香器を提供することを課題とする。 【解決手段】 芳香器1は、芳香液4と、芳香液4を貯
留する容器本体6と、略中央付近が芳香液4に浸積され
たループ状の灯芯8と、灯芯挿通孔9及び窪み部10を
有する容器蓋11と、窪み部10に載置されるバーナ受
け13と、芯端部7と接続し、白金触媒が塗布された多
孔質セラミックスからなるバーナ2と、バーナ2をバー
ナ受け13に対して非接触の状態で固定支持する支持ス
プリング3とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芳香器に関するも
のであり、特に、芳香液を長時間に亘って蒸散させるこ
とが可能な芳香器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、精油成分及びアルコール成分
を含む芳香液をアルコールランプと同様の原理で燃焼さ
せ、室内に芳香を付与する芳香器が知られている。具体
的に説明すると、植物などから抽出された精油(エッセ
ンシャルオイル)と揮発性のアルコール成分とが混合さ
れた芳香液を、陶磁器やガラス製などの容器に溜め、灯
芯の一端をこの芳香液に含浸し、灯芯の他端に接続した
セラミックス製のバーナを有するものがある。そして、
バーナに火を着け、芳香液を燃焼させることによってバ
ーナを高温の状態した後に火を消す。バーナには白金な
どの金属触媒が塗布されており、この触媒の作用によっ
て火が消された状態においてもバーナは、高温の状態を
持続することができる。そのため、灯芯に含浸された芳
香液を、毛細管現象によってバーナに吸上げ、さらにバ
ーナから室内へ芳香液を、長時間に亘って蒸散させるこ
とができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た芳香器では、以下の問題があった。すなわち、芳香液
を長時間に亘って室内に安定して蒸散させるためには、
消火後のバーナを高温の状態に保つ、換言すればバーナ
の放熱を抑える必要があった。つまり、バーナの熱伝導
率が良過ぎると、火を消した後に急激な温度低下がバー
ナで生じ、芳香液を蒸散させるための十分な高温が保持
できず、蒸散が短時間で終わってしまう場合があった。
そのため、高温の状態にあるバーナの放熱を抑えること
が求められていた。
【0004】そこで、上記問題を解消するために、例え
ば、バーナ受けに対するバーナの接触面積を極力小さく
する目的で、略コの字形状を呈する一本の針金を利用し
てバーナをバーナ受けに対して浮いた状態で支持するも
のがあった。ところが、このような構成では、バーナの
支持が不安定な状態のため、振動などによって僅かな力
が加わっただけでバーナが傾いてしまうことがあった。
バーナが傾斜した状態では、バーナからの芳香液の蒸散
が良好に行なわれず、着火した場合にも炎の勢いが安定
しないことがあった。さらに、バーナとバーナ受けとの
間に広い隙間が生じるため芳香液がこの隙間の部分から
自然に揮発してしまう問題があった。
【0005】また、これらに用いられる芳香液は、精油
成分とアルコール成分(例えば、エチルアルコールやイ
ソプロピルアルコールなど)とを混合したものが用いら
れ、さらに、芳香液の保存性や揮発性などの改質のため
に、合成された化学物質が改質成分として添加されるこ
とがあった。人間は鼻の嗅覚器官によって芳香を感じる
ため、直接人体内に芳香成分を取り入れている。また、
大気中を浮遊する芳香液成分が皮膚などに直に触れるこ
とがあった。そのため、個人差によって異なるものの、
化学物質の影響によってアレルギーを起因させたり、身
体の不調を訴える可能性もあった。したがって、芳香液
中の成分は、人体に対して影響の少ない天然物から抽
出、精製されたものを改質成分として利用することが望
まれていた。
【0006】一方、バーナは、芳香液を含浸し、さらに
蒸散の際の表面積を多くするために、多孔質のセラミッ
クス材料が用いられること多かった。しかしながら、従
来のバーナに用いられるセラミックス材料は、孔部の大
きさ(孔径)が均一でないことが多く、含浸された芳香
液が該孔部で固化し、目詰まりを起こすことがあった。
さらに、孔部が不揃いなため、蒸散の際の蒸散速度に偏
りが生じることがあった。そのため、孔部の孔径が均一
な緻密な多孔質材料で形成されたものをバーナとして用
いることが必要であった。
【0007】そこで、本発明は、上記実情に鑑み、バー
ナを安定して支持することができるとともに、長時間継
続して芳香液を蒸散することが可能な芳香器の提供を課
題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の発明にかかる芳香器は、揮発性の芳香液
と、前記芳香液を貯留する容器本体と、前記芳香液を吸
液可能な素材で形成され、一部が前記芳香液に浸積され
た灯芯と、前記灯芯を挿通可能な灯芯挿通孔及び前記灯
芯挿通孔の上端と連通した窪み部を有する容器蓋と、前
記容器蓋の前記窪み部に載置されるバーナ受けと、前記
灯芯の芯端部と接続し、前記芳香液を含浸可能な多孔質
材料で形成され、表面の一部に白金触媒が塗布されたバ
ーナと、前記バーナ及び前記バーナ受けの間に介設さ
れ、前記バーナの熱損失を抑える熱損失抑制手段とを具
備するものである。
【0009】ここで、バーナとは、芳香液を蒸散させる
際に、初めに火が着けられる(アルコールランプの先端
に相当する)箇所である。バーナは多孔質材料で形成さ
れ、芳香液に浸積された灯芯と接続することにより、バ
ーナの孔部が芳香液を含んだ状態となる。そして、バー
ナに火が着けられることにより、芳香液が燃焼する。な
お、芳香液には燃焼反応が可能な引火性のアルコール系
化合物が含まれている。そして、燃焼によりバーナが熱
せられ、高温の状態になると火が消される。このとき、
バーナの表面一部に塗布された白金触媒の作用により、
消火後のバーナは高温の状態を長時間持続することが可
能であり、バーナに接続した灯芯から毛細管現象によっ
て容器本体内の芳香液が吸上げられ、蒸散が継続して行
なわれる。
【0010】さらに、熱損失抑制手段とは、消火後のバ
ーナを高温の状態に保持するためにバーナからの熱損
失、換言すれば放熱を抑えるためのものである。すなわ
ち、加熱によって高温の状態になったバーナからは徐々
に熱が放出され、最終的には室温とほぼ同じ温度まで低
下する。このとき、低い温度の外気にバーナが触れた
り、或いは熱伝導性の良い材質の部材と広い面積で接触
することで熱損失が促進される。したがって、具体的な
構成としては、例えば、バーナ受けの数カ所に上方に突
出した突起を設け、該突起の先端でバーナを支持するも
のを設置し、バーナとバーナ受けとが直接接触すること
を避け、接触する面積を突起の先端に限定するものや、
外気の影響を受けにくくするために、バーナの外周面に
熱を遮断する断熱層を設け、バーナの燃焼及び白金触媒
の作用に支障のない程度に被覆するものなどが挙げられ
る。
【0011】加えて、塗布された白金触媒は、消火後の
バーナを高温の状態を保持するとともに、蒸散する芳香
液と大気中の酸素とが白金触媒によって反応し、強力な
酸化性を有するイオン(例えば、オゾンなど)や、マイ
ナスイオンを発生させることが知られている。なお、こ
の効果は、白金の他に、ロジウムやパラジウム、さら
に、これらの成分系の合金によっても確認されている。
【0012】したがって、請求項1の発明の芳香器によ
れば、灯芯に接続したバーナが加熱され高温の状態にな
る。このとき、含浸された芳香液が灯芯の芯端部に吸上
げられ、バーナを経て、大気中に芳香液が蒸散される。
そして、バーナの火が消された後も白金触媒及び熱損失
抑制手段によってバーナが長時間に亘って高温の状態を
持続するため、芳香液の蒸散が長時間に亘って安定して
行なわれる。
【0013】請求項2の発明にかかる芳香器は、請求項
1に記載の芳香器において、前記バーナは、前記白金触
媒が塗布されたバーナ上部及び前記バーナ上部より縮径
したバーナ下部を有し、前記バーナ受けは、前記バーナ
下部を緩挿される緩挿孔を有し、前記熱損失抑制手段
は、前記バーナ下部の外径と略一致する内接部、及び前
記バーナ受けの前記緩挿孔と略一致する外接部を備え、
前記バーナを前記バーナ受けに対して非接触の状態で固
定支持する弾性変形可能な支持スプリングである。
【0014】したがって、請求項2の発明の芳香器によ
れば、請求項1の発明の芳香器の作用に加え、支持スプ
リングによってバーナがバーナ受けに対して非接触の状
態、つまり浮いた状態で固定支持される。すなわち、バ
ーナは、バーナ下部と支持スプリングの内接部とが接す
るのみで支持され、バーナからの熱が伝わる面積が小さ
くなる。これにより、高温の状態にあるバーナの持続時
間が伸ばされる。さらに、支持スプリングの外接部がバ
ーナ受け部の緩挿孔に外接するため、バーナがバーナ受
けに対して確実に支持される。
【0015】加えて、支持スプリングが弾性変形可能で
あるため、例えば、芳香器に振動が加わり、バーナが傾
斜した状態となっても、弾性復元力により元の支持状態
に速やかに戻る。これにより、バーナが傾斜したままの
状態にならず、良好な芳香液の蒸散が行なえるととも
に、容器本体内や灯芯の中間部に引火する危険性が少な
くなる。ここで、支持スプリングを熱伝導率の低い断熱
性素材で形成すれば、なお好ましい。
【0016】請求項3の発明にかかる芳香器は、請求項
2に記載の芳香器において、前記支持スプリングは、前
記内接部のスプリングピッチが前記外接部のスプリング
ピッチより拡幅して形成されているものである。
【0017】したがって、請求項3の発明の芳香器によ
れば、請求項2の発明の芳香器の作用に加え、内接部が
外接部より拡幅したスプリングピッチ、つまり支持スプ
リングのピッチ間隔を広くした状態で形成されている。
これにより、バーナと接触する面積がさらに小さくな
り、熱の伝達がさらに抑えられる。そのため、バーナを
高温の状態に持続する時間が延長される。一方、外接部
のスプリングピッチは、内接部よりも密にして形成され
ているため、灯芯とバーナ受けとの間に隙間が生じな
い。これにより、バーナが安定してバーナ受けに支持さ
れる。
【0018】請求項4の発明にかかる芳香器は、請求項
1乃至請求項3のいずれか一つに記載の芳香器におい
て、前記芳香液は、動植物から抽出され、芳香性を有す
る精油成分と、揮発性を有するアルコール成分と、植物
から抽出され、前記精油成分及び前記アルコール成分の
性状を改質する水性を呈する改質成分とを含有するもの
である。
【0019】ここで、精油成分とは、動植物から抽出さ
れた香料成分のことであり、例えば、動物性香料には、
じゃこう鹿から採取されるムスクや、抹香鯨から採取さ
れる竜ぜん香などがあり、植物性香料にはユーカリ、オ
レンジ、ローズ、ベルガモットなどの植物の花、茎、
葉、及び根などから抽出されたものが数多く知られてい
る。さらに、ヒノキ、スギ、マツ、クスノキ、及び白檀
などの香りのある木材から抽出されたものもある。
【0020】さらに、アルコール成分とは、精油成分の
芳香を室内などの広い範囲に渡って拡散させるためのも
のであり、揮発性を有する低級アルコールなどが使用可
能である。例えば、メチルアルコール、エチルアルコー
ル、及びイソプロピルアルコールなどが挙げられる。な
お、人体に対する影響、コスト、及び入手容易性などの
点を勘案すると、エチルアルコールやイソプロピルアル
コールが好適である。
【0021】一方、改質成分とは、天然の植物から抽出
された水性の液体であり、精油成分及びアルコール成分
の性状を改質するために添加されるものである。すなわ
ち、芳香液は、バーナにおいて火が着けられ、燃焼する
ため高い引火性を有している。そこで、精油成分及びア
ルコール成分に水性の液体を加えることにより、引火性
を抑える改質を行ない、芳香器及び芳香液の使用上の安
全性を保ち、さらに取扱性の向上を図っている。
【0022】さらに、この改質成分は、植物から抽出さ
れた天然物由来物質であるため、人体に対してアレルギ
ー等の影響を引起す可能性が低い。なお、改質成分は、
例えば、ビート(テンサイ)やサトウキビなどの糖質成
分を含有するものが挙げられる。すなわち、アルコール
成分などの引火性の高いものに対して、糖質などの比較
的分子量の高い物質を添加することにより、芳香液に粘
性を付与するとともに、引火点を高くしている。また、
アルコール成分の揮発性を抑えることが可能となり、自
然蒸発を少なくする作用も有する。
【0023】したがって、請求項4の発明の芳香器によ
れば、請求項1乃至請求項3のいずれか一つの発明の芳
香器の作用に加え、芳香液中に含まれる水性の改質成分
が、芳香液の引火性及び揮発性を抑える作用を奏する。
【0024】請求項5の発明にかかる芳香器は、請求項
1乃至請求項4のいずれか一つに記載の芳香器におい
て、前記バーナは、焼成を経て形成される多孔質のセラ
ミックス材料であり、原料成分にクルミ粉を含有するも
のである。
【0025】ここで、クルミ粉とは、植物のクルミ(胡
桃)を挽き潰して粉状にしたものである。一般にセラミ
ックス材料は、金属酸化物や粘土や種々の添加剤を混合
し、これを1000℃以上の高温で焼く(焼成)するこ
とにより、成型されている。そのため、原料に高温で燃
え尽きる材料(ここではクルミ粉が相当)を混ぜ、焼成
後には、その材料が占めていた箇所に空洞が生じる。す
なわち、多孔質のセラミックス材料を形成することが可
能となる。さらに、混合するクルミ粉の粒径を整えるこ
とにより、均一の孔径を有する多孔質セラミック材料が
作られる。
【0026】したがって、請求項5の発明の芳香器によ
れば、請求項1乃至請求項4のいずれか一つの発明の芳
香器の作用に加え、原料にクルミ粉が混合される。これ
により、焼成後はクルミ粉の占有していた部分が空隙に
変化する。そのため、緻密な孔部を有する多孔質のセラ
ミックス材料が形成され、芳香液を含浸可能なバーナ成
型される。さらに、多孔質のためバーナの表面積が増大
し、蒸散効率が増加する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
芳香器1について図1乃至図3に基づいて説明する。図
1は本発明の一実施形態である芳香器1の構成を示す断
面図であり、図2は芳香器1の上部構成を示す要部拡大
断面図であり、図3は芳香器1のバーナ2及び支持スプ
リング3等の構成を示す説明図である。
【0028】本実施形態の芳香器1は、図1に示すよう
に、芳香液4と、上面に開口部5を有し、芳香液4を貯
留する容器本体6と、芳香液4を吸液可能な素材で形成
され、両端を重ねて芯端部7とし、略中央付近が容器本
体6内の芳香液4に浸されたループ状の灯芯8と、芯端
部7が挿通可能な灯芯挿通孔9及び灯芯挿通孔9の上端
と連通して形成された窪み部10を有する容器蓋11
と、窪み部10に載置され、バーナ2の一部が収容され
る緩挿孔12を有するバーナ受け13と、芯端部7と接
続し、芳香液4を含浸可能な複数の孔部(図示しない)
を有する多孔質セラミックスで形成されたバーナ2と、
バーナ2及びバーナ受け13の間に介設され、バーナ2
をバーナ受け13に対して非接触、すなわち浮かせた状
態で固定支持する支持スプリング3とから構成されてい
る。ここで、支持スプリング3が本発明における熱損失
抑制手段に相当する。
【0029】さらに、詳しく説明すると、図2及び図3
に示すように、バーナ2は、白金触媒PTが塗布された
バーナ上部14と、バーナ上部14より縮径したバーナ
下部15とからなる略円柱形状を呈している。そして、
支持スプリング3は、バーナ下部15の外径と内接する
内径を有する内接部16と、バーナ受け13の緩挿孔1
2と略一致する外径を有する外接部17と、内接部16
の一端からスプリングの一回転分に相当するだけ延設さ
れ、緩挿孔12に外接する傾斜抑止部18と、支持スプ
リング3をバーナ受け13に固定するために、外接部1
7の一端から延設され、バーナ受け13の下端から突出
した固定部19とから構成されている。ここで、傾斜抑
止部18は、外径を支持スプリング3の上端をバーナ受
け13の緩挿孔12の内径に合致させることで支持スプ
リング3が傾斜することを防いでいる。
【0030】ここで、内接部16と外接部17とのスプ
リングピッチはそれぞれ異なり、内接部16は粗に、一
方、外接部17は密に巻かれた状態で形成されている
(図3参照)。
【0031】さらに、芳香器1には、容器蓋11、バー
ナ受け13、及びバーナ2を覆う外キャップ20と、容
器蓋11と容器本体6との接触する面に設けられるシリ
コンゴム製のリング状の緩衝部材21(図1参照)と、
消火の際にバーナ2に被せられる小キャップ(図示しな
い)を備えている。なお、小キャップは、芳香器1の未
使用時に被せて芳香液4の自然蒸発を防ぐための機能を
有している。なお、本実施形態の芳香器1において、容
器本体6、容器蓋11、外キャップ20、及び小キャッ
プは磁器で形成されており、さらにバーナ受け13はス
テンレス製のものである。また、緩衝部材21は、磁器
製の容器蓋11及び容器本体6に直に接することにより
衝撃で、容器蓋11などが破損することを防ぐためのも
のである。加えて、リング状の緩衝部材21は、容器本
体6に貯留された芳香液4の液漏れを防ぐ機能も有して
いる。
【0032】また、芳香液4は、植物のユーカリから抽
出された精油(エッセンシャルオイル)を含むユーカリ
成分Eと、イソプロピルアルコールAと、ビート(テン
サイ)から抽出された水性のビート成分Bとが所定比率
で混ぜ合わされている。なお、本実施形態では、これら
の三成分は、”ユーカリ成分E:イソプロピルアルコー
ルA:ビート成分B=8%:87%:5%”の割合で混
合されている。ここで、ユーカリ成分Eが本発明におけ
る精油成分に相当し、イソプロピルアルコールAが本発
明におけるアルコール成分に相当し、ビート成分Bが本
発明における改質成分に相当する。ここで、上述した比
率は、使用する精油成分の種類や芳香器1の使用環境な
どによって、適宜変更可能なことはいうまでもない。
【0033】芳香液4中のユーカリ成分Eはオイル性状
を有し、さらにイソプロピルアルコールAは引火性の液
体である。そのため、バーナ2に着火することにより、
容易に燃焼反応を起こすことができる。しかしながら、
これらの成分E,Aは、上述した性状により取扱い時に
注意を要することがある。つまり、バーナ2を高温の状
態にする燃焼反応において、容器本体6に貯められた芳
香液4に火が着くことが想定される。そこで、水性のビ
ート成分Bが添加される。これにより、芳香液4の引火
性が低くなり、芳香液4の保存性及び取扱性の向上が図
られ、さらに芳香器1の使用時における安全性が保たれ
る。さらに、ビート成分Bは糖質成分を多く含み、芳香
液4に若干の粘性を加えることによって、イソプロピル
アルコールAの揮発性を抑えることができる。そのた
め、未使用時、或いは保存時の芳香液4の自然蒸発を少
なくすることができる。
【0034】また、バーナ2は、多抗質のセラミックス
材料で構成されており、構成成分としてマグネシウム、
粘土、カルシウム化合物、亜鉛化合物、水溶性メトロー
ズ、及びクルミ粉などから形成されている。ここで、セ
ラミックスは、原料を混合し、1000℃以上(例え
ば、1300℃)の高温で焼く(=焼成工程)ことによ
って、成型されるものが一般的である。なお、上述した
原料系の中で、クルミ粉は、クルミを挽いて精製した有
機物である。したがって、焼成工程において高温になる
と、クルミ粉は炭化して燃え尽きる。すなわち、焼成前
にクルミ粉が占有していた部分は、焼成工程を経て空隙
(=孔部)に変わる。これにより、多孔質のセラミック
材料が形成される。さらに、混合するクルミ粉の粒径等
を整えることにより、形成される孔部の大きさを均一に
することができ、緻密な多孔質材料にすることができ
る。さらに、バーナ2の表面積が増え、芳香液4の蒸散
効率を上げることができる。
【0035】次に、本実施形態における芳香器1の使用
方法について説明する。まず、芳香液4を容器本体6の
内部に注ぎ、その後、容器本体6の開口部5に容器蓋1
1、容器蓋11の窪み部10にバーナ受け13、さらに
バーナ受け13の緩挿孔12に支持スプリング3が取付
けられたバーナ2を設置する。これにより、バーナ受け
13に対してバーナ2を非接触、つまり浮いた状態で支
持ことができる。このとき、バーナ2と芯端部7によっ
て接続した灯芯8は、バーナ受け13の下端及び容器蓋
11の灯芯挿通孔9に挿通され、略中央付近が容器本体
6に貯留された芳香液4に浸されている。
【0036】上述の構成により、芳香液4は毛細管現象
によって灯芯8の浸積された部分から灯芯8全体に浸透
し、次第に上方の芯端部7に芳香液4が吸上げられる。
そして、芯端部7に到達した芳香液4は多孔質セラミッ
クス材料で形成されたバーナ2の孔部に染込む。このと
き、芳香液4をバーナ2が十分に含浸した状態になる
と、バーナ2の色は灰色から黒色に変化する。
【0037】それから、バーナ2に火を着け、芳香液4
(主にイソプロピルアルコールA)を燃焼させる。そし
て加熱によってバーナ2が高温の状態になる時間(例え
ば、2分間程度)、燃焼を継続する。このとき、バーナ
2の色は着火前の黒色から加熱に伴って略白色に変化を
する。その後、バーナ2の火を吹き消す。このとき、バ
ーナ2の表面に塗布された白金触媒PTによって、火が
消された後でも、バーナ2は長時間に亘って高温の状態
(約350℃〜500℃)を持続することができる。そ
のため、高温のバーナ2によって芳香液4が灯芯8に吸
上げられ、灯芯8の芯端部7に接続したバーナ2を通し
て芳香液4を蒸散することを長時間持続し、室内などに
芳香を与えることができる。したがって、ユーカリ成分
Eのアロマテラピー効果を室内にいる人間が受けられ
る。
【0038】このとき、バーナ2は、支持スプリング3
によってバーナ受け13から浮いた状態で支持されてい
るため、バーナ2の熱がバーナ受け13に直接伝わるこ
とがない。さらに、支持スプリング3の内接部16が外
接部17よりもスプリングピッチが粗く、拡幅して形成
されているために、バーナ2と支持スプリング3との接
触面積がさらに小さくなっている。そのため、高温の状
態にあるバーナ2の熱損失が抑えられ、芳香液4の蒸散
をさらに長時間持続することができる。
【0039】また、支持スプリング3の内接部16から
延設された傾斜防止部18によって、バーナ2がバーナ
受け13に対して傾いて支持されることがない。さら
に、外接部17から延設された固定部19によってバー
ナ受け13に支持スプリング3が確実に固定されてい
る。そのため、弾性変形可能な支持スプリング3によっ
て、仮に芳香器1に振動が加わった場合でも、弾性復元
力によって速やかに元の状態に戻ることができる。これ
により、バーナ2を安定して支持することができ、蒸散
効率などが低下することがない。
【0040】以上述べたように、本実施形態の芳香器1
は、バーナ2が支持スプリング3によってバーナ受け1
3に対して非接触の状態で支持されているとともに、支
持スプリング3の内接部16のスプリングピッチを粗く
拡幅して形成することで、バーナ2との接触面積をきわ
めて小さく抑えることができる。これにより、バーナ2
の熱損失を抑え、長時間安定して白金触媒PTの作用に
よる芳香液4の蒸散を行なうことができる。そのため、
広い範囲(空間)に一度に芳香を与えられる。
【0041】さらに、芳香液4に改質成分としてビート
成分Bが混合されていることにより、芳香液4の引火性
などを抑えることができる。そのため、芳香液4及び芳
香器1を使用する際の安全性が保たれ、さらに取扱い性
などを向上させることができる。また、天然の植物(ビ
ート)から抽出されたものであるため、蒸散の際に人体
内に取込まれても、アレルギーや身体の変調を訴えるこ
とがなくなる。
【0042】なお、上述した白金触媒PTの作用によっ
て、芳香液4と大気中の酸素とが反応し、強力な酸化力
を持つイオン化合物(例えば、オゾンなど)やマイナス
イオンが放出されることが、確認されている。したがっ
て、本実施形態の芳香器1を使用することにより、大気
中の悪臭の要因となる悪臭性化合物をオゾンなどによっ
て分解することが可能となる。そのため、室内に芳香性
を付与するだけでなく、空気清浄器としての機能を併せ
て持つことができる。
【0043】以上、本発明について好適な実施形態を挙
げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定され
るものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸
脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可
能である。
【0044】すなわち、本実施形態の芳香器1に使用さ
れる芳香液4として、ユーカリ成分Eを含有するものを
示したが、精油成分はもちろんこれに限定されるもので
はなく、例えば、この他に、ラベンダー系、レモン(柑
橘)系、ビャクダン系などの芳香を与えることができ
る。さらに、各成分E,A,Bの混合比率もアロマテラ
ピーの効果や、蒸散する部屋の大きさによって適宜変更
することができる。
【0045】さらに、本実施形態の芳香器1において、
熱損失抑制手段として支持スプリング3を用いるものを
示したが、これに限定されるものではなく、例えば、バ
ーナ受けの内底部に複数の突起を設け、突起の先端でバ
ーナ2を支持するものであっても構わない。なお、本発
明の芳香器1は、使用する室内の広さなどに応じて種々
のサイズのものを製作することが可能である。すなわ
ち、広い空間に芳香液4を蒸散させる際には、容器本体
6に多くの芳香液4を貯留しておく必要がある。そのた
め、芳香器1全体を大型化することも可能である。この
とき、バーナ2のサイズも必然的に大きくなるため、本
実施形態で示した支持スプリング3ではバーナ2の荷重
にスプリングの弾性力が坑することができず、バーナを
支えることが難しい場合がある。そこで、上述した突起
の先端でバーナを支持することにより、熱損失をできる
だけ小さく抑えてもよい。
【0046】加えて、本実施形態の芳香器1において、
ステンレス製のバーナ受け13を用いるものを示した
が、バーナ受け13の素材は、特に限定されるものでは
ない。例えば、アルミニウムや銅などの金属材料、或い
はこれらの合金や表面にメッキ処理を施したものなど、
バーナ2の燃焼に耐え得ることが可能なものであれば構
わない。
【0047】また、本実施形態の芳香器1において、バ
ーナ2の原料成分としてクルミ粉を含有するものを示し
たが、これに限定されるものでなく、多孔質で芳香液4
を含芯可能なものであれば特に構わない。
【0048】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の芳香器
は、熱損失抑制手段によってバーナの熱損失を抑制し、
高温の状態を持続させることができる。これにより、室
内に多くの芳香液を蒸散させることが可能となり、アロ
マテラピーの効果を十分に受けることができる。
【0049】請求項2の発明の芳香器は、請求項1の発
明の芳香器の効果に加え、支持スプリングによってバー
ナを安定して支持することができる。これにより、振動
などが加わっても弾性復元力により元に戻ることが可能
なため、バーナを安定して支持し、良好な芳香液の蒸散
が行なえる。
【0050】請求項3の発明の芳香器は、請求項2の発
明の芳香器の効果に加え、内接部のスプリングピッチが
外接部よりも拡幅して形成されているため、バーナとの
接触面積をさらに小さくすることができる。したがっ
て、バーナの熱損失をより効果的に抑えることができ
る。
【0051】請求項4の発明の芳香器は、請求項1乃至
請求項3のいずれか一つの発明の芳香器の効果に加え、
芳香液に水性の改質成分が含まれていることにより、ア
ルコール成分などの引火性や揮発性を抑えられる。さら
に、該改質成分が植物から抽出された天然のものである
ため、安全性や取扱性の向上を図ることができる。さら
に、改質成分が植物から抽出されたものであるため、人
体に対する影響が少ない。
【0052】請求項5の発明の芳香器は、請求項1乃至
請求項4のいずれか一つの発明の芳香器の効果に加え、
バーナの原料にクルミ粉が含有されているため、焼成後
にクルミ粉の占有していた部分が空隙に変化し、均一な
孔径を有する多孔質のセラミックス材料から形成された
バーナを製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の芳香器の構成を示す断面図であ
る。
【図2】芳香器の上部構成を示す要部拡大断面図であ
る。
【図3】芳香器のバーナ及び支持スプリング等の構成を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 芳香器 2 バーナ 3 支持スプリング(熱損失抑制手段) 4 芳香液 5 開口部 6 容器本体 7 芯端部 8 灯芯 9 灯芯挿通孔 10 窪み部 11 容器蓋 12 緩挿孔 13 バーナ受け 14 バーナ上部 15 バーナ下部 16 内接部 17 外接部 A イソプロピルアルコール(アルコール成分) B ビート成分(改質成分) E ユーカリ成分(精油成分) PT 白金触媒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 英夫 岐阜県土岐市妻木町東門田1801の2 (72)発明者 堀江 茂幸 岐阜県可児市大森2871−1 株式会社セレ ネ内 Fターム(参考) 4C002 AA01 BB03 DD03 DD05 DD13 EE07 FF01 FF04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揮発性の芳香液と、 前記芳香液を貯留する容器本体と、 前記芳香液を吸液可能な素材で形成され、一部が前記芳
    香液に浸積された灯芯と、 前記灯芯を挿通可能な灯芯挿通孔及び前記灯芯挿通孔の
    上端と連通した窪み部を有する容器蓋と、 前記容器蓋の前記窪み部に載置されるバーナ受けと、 前記灯芯の芯端部と接続し、前記芳香液を含浸可能な多
    孔質材料で形成され、表面の一部に白金触媒が塗布され
    たバーナと、 前記バーナ及び前記バーナ受けの間に介設され、前記バ
    ーナの熱損失を抑える熱損失抑制手段とを具備すること
    を特徴とする芳香器。
  2. 【請求項2】 前記バーナは、前記白金触媒が塗布され
    たバーナ上部及び前記バーナ上部より縮径したバーナ下
    部を有し、 前記バーナ受けは、前記バーナ下部が緩挿される緩挿孔
    を有し、 前記熱損失抑制手段は、 前記バーナ下部の外径と略一致する内接部、及び前記バ
    ーナ受けの前記緩挿孔と略一致する外接部を備え、前記
    バーナを前記バーナ受けに対して非接触の状態で固定支
    持する弾性変形可能な支持スプリングであることを特徴
    とする請求項1に記載の芳香器。
  3. 【請求項3】 前記支持スプリングは、 前記内接部のスプリングピッチが前記外接部のスプリン
    グピッチより拡幅して形成されていることを特徴とする
    請求項2に記載の芳香器。
  4. 【請求項4】 前記芳香液は、 動植物から抽出され、芳香性を有する精油成分と、 揮発性を有するアルコール成分と、 植物から抽出され、前記精油成分及び前記アルコール成
    分の性状を改質する水性を呈する改質成分とを含有する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つ
    に記載の芳香器。
  5. 【請求項5】 前記バーナは、 焼成を経て成型される多孔質のセラミックス材料であ
    り、 原料成分にクルミ粉を含有することを特徴とする請求項
    1乃至請求項4のいずれか一つに記載の芳香器。
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