JP3123677B2 - 動特性測定装置 - Google Patents

動特性測定装置

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JP3123677B2 JP04137725A JP13772592A JP3123677B2 JP 3123677 B2 JP3123677 B2 JP 3123677B2 JP 04137725 A JP04137725 A JP 04137725A JP 13772592 A JP13772592 A JP 13772592A JP 3123677 B2 JP3123677 B2 JP 3123677B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は動特性測定装置に関し、
特にデイジタル/アナログ変換回路の動作特性を測定す
るものに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デイジタル/アナログ変換回路単
体の測定事項としては最高動作特性、セトリング測定、
グリツチ測定等があるがこれら動特性(すなわち出力ア
ナログ信号周波数が高周波であるときの特性)の測定を
出荷時に測定する方法は未だ確立されていないため、通
常、静特性(すなわち出力アナログ信号周波数が低周波
であるときの特性)のみを測定するようになされてい
る。
【0003】このため量産出荷測定としては、1〔kH
z〕程度の信号周波数を有する入力信号をデイジタル/
アナログ変換回路に入力し、直流測定や出力波形の直線
性の測定のみがなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが静特性測定で
は不良箇所が発見されない場合でも、デイジタル/アナ
ログ変換回路は例えば40〔MHz〕の信号周波数のデイ
ジタル信号をアナログ信号に順次変換しなければならな
いため、実際に使用すると正常に動作しないことがあつ
た。
【0005】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、量産出荷測定時に動特性を簡易に測定することがで
きる動特性測定装置を提案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、交流成分を含む第1のデイジタル
データD1を第1の周波数(1〔kHz〕)で出力する第
1のデイジタルデータ出力手段2と、所定レベル(論理
「0」)の第2のデイジタルデータD2を出力する第2
のデイジタルデータ出力手段3と、第2の周波数( 500
〔MHz〕)により第1及び第2のデイジタルデータD1
及びD2を時分割多重してデイジタル/アナログ変換回
路5に出力し、当該デイジタル/アナログ変換回路5を
動特性モードで駆動する多重化手段4と、デイジタル/
アナログ変換回路5より出力されるアナログ変換出力S
1を入力し、当該アナログ変換出力S1より低周波成分
を抽出するローパスフイルタ6と、ローパスフイルタ6
より抽出される低周波成分に基づいてデイジタル/アナ
ログ変換回路5の動特性を測定する動特性測定手段7と
を備えるようにする。
【0007】
【作用】多重化手段4を介して第1の周波数(1〔kH
z〕)の第1のデイジタルデータD1と所定レベル(論
理「0」)の第2のデイジタルデータD2とを第2の周
波数( 500〔MHz〕)により多重化してデイジタル/ア
ナログ変換回路5に入力することにより、当該デイジタ
ル/アナログ変換回路5を動特性モードで駆動させた
後、デイジタル/アナログ変換回路5のアナログ変換出
力S1から低周波成分をローパスフイルタ6を介して抽
出することにより、動特性を従来に比して一段と簡易な
方法によつて測定することができる。
【0008】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0009】図1において、1は全体としてデイジタル
/アナログ変換回路の動作特性測定装置を示し、8ビツ
トのデイジタル/アナログ変換回路の動作特性を測定す
るようになされている。
【0010】ここで動特性測定装置1はサインデータ発
生ROM(read only memory)2及び直流データ発生回
路3より8ビツトのサインデータD1及び直流データD
2をマルチプレクサ4に供給するようになされている。
【0011】因にサインデータD1は1〔kHz〕の低周
波サイン波データを 500〔MHz〕のクロツク信号CKの
タイミングで読みだしたサイン波形であり、また直流デ
ータD2は8ビツト全てが論理「0」のデイジタルデー
タを 500〔MHz〕のクロツク信号CKのタイミングで読
みだしたデータである。
【0012】このときマルチプレクサ4は、クロツク信
号CKのタイミングでサインデータD1及び直流データ
D2を交互に切り換えて出力することにより、論理値が
櫛状、すなわち論理値が論理「0」レベルとサイン波の
包絡線上の値を交互に切り換わる動特性測定デイジタル
データD3をデイジタル/アナログ変換回路5に出力す
るようになされている(図2)。
【0013】ここでデイジタル/アナログ変換回路5
は、 250〔MHz〕とクロツク周波数の2分の1と信号周
波数が高くかつ論理値の変動が大きい動特性測定デイジ
タルデータD3をクロツク信号CKのタイミングで順次
アナログ信号に変換し(以下動特性モードという)、高
周波アナログ信号S1としてローパスフイルタ6に出力
するようになされている。
【0014】このときローパスフイルタ6は、高周波ア
ナログ信号S1から高周波成分を除去して1〔kHz〕の
包絡線成分を抽出し、当該包絡線成分を低周波信号S2
としてスペクトルアナライザ7に出力するようになされ
ている(図3)。
【0015】因に高周波アナログ信号S1は、当該信号
波形を拡大した図4(A)に示すように同一のサインデ
ータD1が数クロツク分繰り返され、高周波アナログ信
号S1の包絡線成分の周波数が小さくなるようになされ
ている。
【0016】ここでスペクトルアナライザ7は、ローパ
スフイルタ6によりデイジタル/アナログ変換回路5を
動特性モードで動作させることにより低周波信号S2の
SN比を測定することにより信号波形に生じた歪を測定
し、測定対象であるデイジタル/アナログ変換回路5が
高周波帯域でも正常に動作するか否かを判別するように
なされている。
【0017】因に8ビツトのデイジタル/アナログ変換
回路の場合、当該SN比は理想的には48〔dB〕前後の値
をとり、デイジタル/アナログ変換回路に異常がある場
合には当該値より小さい値をとることが分かつている。
【0018】以上の構成において、測定信号入出力用の
信号端子と被測定対象であるデイジタル/アナログ変換
回路5の入出力端子とが接続されると、動作特性測定装
置1はマルチプレクサ4においてサイン波ROM2及び
直流データ発生回路3から入力されるサインデータD1
及び直流データD2を交互に切り換え、動特性測定デイ
ジタルデータD3としてデイジタル/アナログ変換回路
5に供給する。
【0019】ここで被測定対象であるデイジタル/アナ
ログ変換回路5が正常に動作する場合、デイジタル/ア
ナログ変換回路5から出力される高周波アナログ信号S
1の拡大波形は図4(A)に示すように階段状に規則正
しく増加する右上がりの高周波波形となる。この結果、
高周波アナログ信号S1の包絡線に対応するローパスフ
イルタ6の出力波形は図4(B)に示すように微小時間
で観察すると右上がりの直線となる。
【0020】これに対してデイジタル/アナログ変換回
路5の内部デコーダが誤動作し、誤つたアナログ信号を
出力する場合(図5(A))やグリツチが発生する場合
(図6(A))、高周波アナログ信号S1の信号振幅は
部分的に突出した値をとる。この結果、高周波アナログ
信号S1の包絡線に対応するローパスフイルタ6の出力
波形は図5(B)や図6(B)に示すように微小時間で
観察すると出力波形は誤動作が生じた部分でゆがみを生
じ、出力波形が積分されながらも直線上からはずれた波
形となる。
【0021】これによりデイジタル/アナログ変換回路
5を 250〔MHz〕とクロツク周波数の2分の1という高
周波数かつ論理値の変動が大きい入力信号で駆動した場
合の動特性を1〔kHz〕という低周波数の包絡線波形よ
り測定することができ、簡易な方法により動特性を測定
することができる。
【0022】以上の構成によれば、低周波のサインデー
タD1と論理「0」の直流データD2を高周波を交互に
切り換える動特性測定デイジタルデータD3を測定対象
であるデイジタル/アナログ変換回路5に入力して動特
性モードで動作させ、アナログ出力の包絡線波形をロー
パスフイルタを介して測定することによりデイジタル/
アナログ変換回路の動特性を簡易な方法により測定する
ことができる。
【0023】なお上述の実施例においては、1〔kHz〕
という低周波数のサインデータD1と論理「0」の直流
データD2をマルチプレクサ4で 250〔MHz〕という高
周波で交互に切り換え、デイジタル/アナログ変換回路
に供給する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、リードオンリメモリに格納される1〔kHz〕の低周
波サインデータを 250〔MHz〕のサンプリング周波数で
サンプリングする場合にも広く適用し得る。
【0024】また上述の実施例においては、低周波信号
として1〔kHz〕のサインデータを用いる場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、他の周波数のサイン
データを用いる場合にも広く適用し得る。
【0025】さらに上述の実施例においては、低周波の
サインデータD1と論理「0」の直流データD2を 500
〔MHz〕という高周波でマルチプレクスし、 250〔MH
z〕の動特性測定デイジタルデータD3を出力する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば 100
〔MHz〕等、他の周波数でマルチプレクスして出力する
場合にも広く適用し得る。
【0026】さらに上述の実施例においては、低周波信
号としてサイン波形のサインデータを用いる場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、直流データD2と
切り換えたとき論理値が大きく変動する信号波形を用い
る場合に広く適用し得る。
【0027】さらに上述の実施例においては、直流デー
タD2の論理レベルを論理「0」とする場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、他の論理レベルをとる
場合にも広く適用し得る。
【0028】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、第1の周
波数の第1のデイジタルデータと所定レベルの第2のデ
イジタルデータとを第2の周波数で時分割多重してデイ
ジタル/アナログ変換回路に入力することにより当該デ
イジタル/アナログ変換回路を動特性モードで動作さ
せ、そのアナログ変換出力の低周波成分をローパスフイ
ルタを介して測定することによりデイジタル/アナログ
変換回路の動特性を容易に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例による動特性測定装置の一実施例を示す
ブロツク図である。
【図2】時分割多重された動特性測定デイジタルデータ
の説明に供する略線的信号波形図である。
【図3】正常動作時のローパスフイルタ出力を示す信号
波形図である。
【図4】正常動作時におけるアナログ出力及びそのロー
パスフイルタ出力の説明に供する略線的波形図である。
【図5】アナログ変換に誤動作が生じた場合のアナログ
出力及びそのローパスフイルタ出力の説明に供する略線
的信号波形図である。
【図6】グリツチが生じた場合のアナログ出力及びその
ローパスフイルタ出力の説明に供する略線的信号波形図
である。
【符号の説明】
1……動特性測定装置、2……サイン波ROM、3……
直流データ発生回路、4……マルチプレクサ、5……デ
イジタル/アナログ変換回路、6……ローパスフイル
タ、7……スペクトラムアナライザ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 1/00 - 1/88 G01R 31/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流成分を含む第1のデイジタルデータを
    第1の周波数で出力する第1のデイジタルデータ出力手
    段と、 所定レベルの第2のデイジタルデータを出力する第2の
    デイジタルデータ出力手段と、 第2の周波数により上記第1及び第2のデイジタルデー
    タを時分割多重してデイジタル/アナログ変換回路に出
    力し、当該デイジタル/アナログ変換回路を動特性モー
    ドで駆動する多重化手段と、 上記デイジタル/アナログ変換回路より出力されるアナ
    ログ変換出力を入力し、当該アナログ変換出力より低周
    波成分を抽出するローパスフイルタと、 上記ローパスフイルタより抽出される低周波成分に基づ
    いて上記デイジタル/アナログ変換回路の動特性を測定
    する動特性測定手段とを具えることを特徴とする動特性
    測定装置。
  2. 【請求項2】上記第2の周波数は上記第1の周波数に対
    して高周波であることを特徴とする請求項1に記載の動
    特性測定装置。
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