JP3123469B2 - 冷凍装置のバックアップ運転装置 - Google Patents

冷凍装置のバックアップ運転装置

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JP3123469B2 JP09168387A JP16838797A JP3123469B2 JP 3123469 B2 JP3123469 B2 JP 3123469B2 JP 09168387 A JP09168387 A JP 09168387A JP 16838797 A JP16838797 A JP 16838797A JP 3123469 B2 JP3123469 B2 JP 3123469B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、冷凍装置のバッ
クアップ運転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、冷凍装置(例えば、冷凍コンテ
ナ用あるいは冷凍保管庫用冷凍装置)は、圧縮機、凝縮
器、電子膨張弁、蒸発器および吸入比例弁を順次接続し
てなる冷媒回路を備え、前記蒸発器の吸込空気温度を検
出する吸込温度センサー、前記蒸発器の冷媒温度を検出
する熱交温度センサー、前記蒸発器の吹出空気温度を検
出する吹出温度センサー等の各種センサー類を付設して
構成されている。これらのセンサー類は、冷凍装置の運
転制御に必要なものであり、例えば、吸込温度センサー
からの温度情報は、庫内温度を設定値に保持するための
標準モード運転のためのデータとして用いられ、熱交温
度センサーからの温度情報は、除霜運転終了時期を決定
するためのデータとして用いられ、吹出温度センサーか
らの温度情報は、庫内温度変化が大きくならないように
電子膨張弁による冷媒流量制御および吸入比例弁による
蒸発圧力制御を行う高鮮度制御ためのデータとして用い
られることとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な構成の冷凍装置を運転中において、前記各種センサー
類あるいは電子膨張弁、吸入比例弁等に異常が発生した
場合、庫内温度を設定値に保持することができなくなっ
たり、除霜運転の終了時期が決定できなくなったり、高
鮮度制御が不能となったりし、庫内に保管されている生
鮮物等の保管状態が悪化するという不具合が生ずるおそ
れがある。
【0004】上記のような不具合は、冷凍コンテナとし
ては致命的であるところから、各種機器の異常時におい
ては保管物の保護を優先する必要がある。
【0005】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、各種機器の異常時においても保管物の保護が行え
るようにすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成(請
求項1の発明)では、上記課題を解決するための手段と
して、圧縮機1、凝縮器2、電子膨張弁3、蒸発器4お
よび吸入比例弁5を順次接続してなる冷媒回路を備えた
冷凍装置において、前記蒸発器4の吸込空気温度を検出
する吸込温度センサー7と、該吸込温度センサー7の異
常時には該異常発生直前の除霜運転から次の除霜運転ま
での冷却運転中における前記圧縮機1の実運転率に応じ
て設定される運転率に基づいて圧縮機1の発停制御を実
行するバックアップ運転制御手段とを付設している。
【0007】上記のように構成したことにより、冷凍装
置の運転中において、吸込温度センサー7に異常が生じ
て庫内温度を設定値に保持することができなくなった場
合には、異常発生時とほとんど相異しないであろう異常
発生直前の実運転率に応じて設定された運転率に基づい
て圧縮機1の発停制御が実行されることとなり、吸込温
度センサー7の異常により庫内空気温度の制御ができな
くなった場合においても、庫内保管物を良好に保護する
ことができる。
【0008】請求項2の発明におけるように、前記蒸発
器4の冷媒温度を検出する熱交温度センサー8と、該熱
交温度センサー8の異常時には該異常発生直前における
除霜運転時間に応じて除霜運転を実行する除霜運転制御
手段とを付設した場合、冷凍装置の運転中において、熱
交温度センサー8に異常が生じて除霜運転の終了時期を
決定できなくなった場合においても異常発生時とほとん
ど相異しないであろう異常発生直前の除霜運転時間に基
づいて除霜運転終了時間を決定することができることと
なり、除霜運転の継続による庫内保管物の保管状態悪化
を防止することができる。
【0009】請求項3の発明におけるように、前記蒸発
器4の吹出空気温度を検出する吹出温度センサー9と、
該吹出温度センサー9の異常時には前記電子膨張弁3お
よび吸入比例弁5の制御による高鮮度制御運転を停止し
て前記吸込温度センサー7により検出される吸込空気温
度に基づいて前記圧縮機1の発停制御を行う標準モード
運転に切り換える運転切換制御手段とを付設した場合、
冷凍装置の運転中において、吹出温度センサー7に異常
が生じて高鮮度制御運転ができなくなった場合において
も標準モード運転に切り換えることができることとな
り、高鮮度制御運転ができなくなったことによる庫内保
管物の保管状態悪化を防止することができる。
【0010】請求項4の発明におけるように、前記電子
膨張弁3の異常時には該電子膨張弁3および吸入比例弁
5の制御による高鮮度制御運転を停止して前記吸込温度
センサー7により検出される吸込空気温度に基づいて前
記圧縮機1の発停制御を行う標準モード運転に切り換え
る運転切換制御手段を付設した場合、冷凍装置の運転中
において、電子膨張弁3に異常が生じて高鮮度制御運転
ができなくなった場合においても標準モード運転に切り
換えることができることとなり、高鮮度制御運転ができ
なくなったことによる庫内保管物の保管状態悪化を防止
することができる。
【0011】請求項5の発明におけるように、前記吸入
比例弁5の異常時には該吸入比例弁5および前記電子膨
張弁3の制御による高鮮度制御運転を停止して前記吸込
温度センサー7により検出される吸込空気温度に基づい
て前記圧縮機1の発停制御を行う標準モード運転に切り
換える運転切換制御手段を付設した場合、冷凍装置の運
転中において、吸入比例弁5に異常が生じて高鮮度制御
運転ができなくなった場合においても標準モード運転に
切り換えることができることとなり、高鮮度制御運転が
できなくなったことによる庫内保管物の保管状態悪化を
防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
【0013】この冷凍装置は、冷凍コンテナ用あるいは
冷凍保管庫用として用いられるものであり、図1に示す
ように、圧縮機1、凝縮器2、電子膨張弁3、蒸発器4
および吸入比例弁5を順次接続してなる冷媒回路を備え
ている。符号6は蒸発器5に庫内空気を送風し、蒸発器
5により冷却された冷風を庫内に吹き出すためのファン
である。
【0014】そして、この冷凍装置には、前記蒸発器4
の吸込空気温度を検出する吸込温度センサー7と、前記
蒸発器4の冷媒温度を検出する熱交温度センサー8と、
前記蒸発器4の吹出空気温度を検出する吹出温度センサ
ー9とが付設されており、これらのセンサー7〜9から
の温度情報は、コントローラ10に入力され、各種の運
転制御のためのデータとして用いられることとなってい
る。符号11は警報ブザーである。
【0015】即ち、前記コントローラ10は、前記吸込
温度センサー7により検出される吸込空気温度に基づい
て前記圧縮機1の発停制御を行う標準モード運転を実行
する機能と、前記熱交センサー8により検出される蒸発
器4の冷媒温度に基づいて除霜運転を実行する機能と、
前記吹出温度センサー9により検出される吹出空気温度
に基づいて前記電子膨張弁3および吸入比例弁5による
冷媒流量制御および蒸発圧力制御(即ち、高鮮度制御運
転)を実行する機能とを有している。
【0016】また、このコントローラ10は、前記吸込
温度センサー7の異常時には該異常発生直前の除霜運転
から次の除霜運転までの冷却運転中における前記圧縮機
1の実運転率に応じて設定される運転率に基づいて圧縮
機1の運転を実行するバックアップ運転制御手段として
の機能と、前記熱交温度センサー8の異常時には該異常
発生直前における除霜運転時間に応じて除霜運転を実行
する除霜運転制御手段ととしての機能と、前記吹出温度
センサー8、電子膨張弁3あるいは吸入比例弁5の異常
時には前記電子膨張弁3および吸入比例弁5の制御によ
る高鮮度制御運転を停止して前記吸込温度センサー7に
より検出される吸込空気温度に基づいて前記圧縮機1の
発停制御を行う標準モード運転に切り換える運転切換制
御手段としての機能とを有している。
【0017】前記圧縮機1の実運転率Trは、図3に示
すように、除霜運転から次の除霜運転までの冷却運転中
(換言すれば、除霜周期Ta)における前記圧縮機1の
ON時間T1,T2,T3・・Tnの積算値の割合として
算出される。
【0018】即ち、Tr=(T1+T2+T3+・・T
n)/Taとされ、除霜運転終了時毎に実運転率Trは
前回データを更新する。なお、除霜周期の間に停止、異
常停止、強制除霜があった場合は無効とする。また、1
回目の除霜運転が行われる前における実運転率(即ち、
初期値)Tr=50%とされる。
【0019】上記のようにして求められた実運転率Tr
に基づいてバックアップ運転の運転率が設定される。
【0020】即ち、バックアップ運転は、図4に示すよ
うに、1サイクルを約10分とし、Tr<30%の場合
8分停止後2分運転とされ、30%≦Tr<40%の場
合7分停止後3分運転とされ、40%≦Tr<50%の
場合6分停止後4分運転とされ、50%≦Tr<60%
の場合5分停止後5分運転とされ、60%≦Tr<70
%の場合4分停止後6分停止とされ、70%≦Trの場
合3分停止後7分運転とされる。
【0021】また、除霜運転時間Tdefは除霜終了時
に前回データを更新する。なお、1回目の除霜時間(即
ち、初期値)Tdef=30分とされる。
【0022】次に、図2に示すフローチャートを参照し
て、本実施の形態にかかる冷凍装置におけるバックアッ
プ運転制御について説明する。
【0023】ステップS1において吸込温度センサー7
に異常が生じたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定
された場合、ステップS2に進み、前述した方法により
設定された運転率に基づいて圧縮機1の発停制御が実行
されるとともに、ステップS9に進んで警報ブザー11
が吹鳴され、ユーザに異常発生を通報する。従って、異
常発生時とほとんど相異しないであろう異常発生直前の
実運転率Trに応じて設定された運転率に基づいて圧縮
機1の発停制御が実行されることとなり、庫内保管物を
良好に保護することができるとともに、ユーザは警報ブ
ザー11により異常発生を確認することができる。
【0024】ステップS1において否定判定された場合
には、ステップS3において熱交温度センサー8に異常
が生じたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された
場合、ステップS4に進み、前回の除霜時間Tdefに
よる除霜運転が実行されるとともに、ステップS9に進
んで警報ブザー11が吹鳴され、ユーザに異常発生を通
報する。従って、異常発生時とほとんど相異しないであ
ろう異常発生直前の除霜時間Tdefに基づいて除霜運
転終了時間を決定することができることとなり、除霜運
転の継続による庫内保管物の保管状態悪化を防止するこ
とができるとともに、ユーザは警報ブザー11により異
常発生を確認することができる。
【0025】ステップS3において否定判定された場合
には、ステップS5において吹出温度センサー9に異常
が生じたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された
場合、ステップS8に進み、前記電子膨張弁3および吸
入比例弁5の制御による高鮮度制御運転を停止して前記
吸込温度センサー7により検出される吸込空気温度に基
づいて前記圧縮機1の発停制御を行う標準モード運転に
切り換えられるとともに、ステップS9に進んで警報ブ
ザー11が吹鳴され、ユーザに異常発生を通報する。従
って、吹出温度センサー9に異常が生じて高鮮度制御運
転ができなくなった場合においても標準モード運転に切
り換えることができることとなり、高鮮度制御運転がで
きなくなったことによる庫内保管物の保管状態悪化を防
止することができるとともに、ユーザは警報ブザー11
により異常発生を確認することができる。
【0026】ステップS5において否定判定された場合
には、ステップS6において電子膨張弁3に異常が生じ
たか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合、
ステップS8に進み、前記電子膨張弁3および吸入比例
弁5の制御による高鮮度制御運転を停止して前記吸込温
度センサー7により検出される吸込空気温度に基づいて
前記圧縮機1の発停制御を行う標準モード運転に切り換
えられるとともに、ステップS9に進んで警報ブザー1
1が吹鳴され、ユーザに異常発生を通報する。従って、
電子膨張弁3に異常が生じて高鮮度制御運転ができなく
なった場合においても標準モード運転に切り換えること
ができることとなり、高鮮度制御運転ができなくなった
ことによる庫内保管物の保管状態悪化を防止することが
できるとともに、ユーザは警報ブザー11により異常発
生を確認することができる。
【0027】ステップS6において否定判定された場合
には、ステップS7において吸入比例弁5に異常が生じ
たか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合、
ステップS8に進み、前記電子膨張弁3および吸入比例
弁5の制御による高鮮度制御運転を停止して前記吸込温
度センサー7により検出される吸込空気温度に基づいて
前記圧縮機1の発停制御を行う標準モード運転に切り換
えられるとともに、ステップS9に進んで警報ブザー1
1が吹鳴され、ユーザに異常発生を通報する。従って、
吸入比例弁5に異常が生じて高鮮度制御運転ができなく
なった場合においても標準モード運転に切り換えること
ができることとなり、高鮮度制御運転ができなくなった
ことによる庫内保管物の保管状態悪化を防止することが
できるとともに、ユーザは警報ブザー11により異常発
生を確認することができる。
【0028】なお、ステップS7において否定判定され
た場合には、全てのセンサー類7〜9、電子膨張弁3お
よび吸入比例弁5に異常が発生していないので通常運転
を継続するとともに、ステップS1へリターンして異常
発生を監視する。
【0029】
【発明の効果】本願発明(請求項1の発明)によれば、
圧縮機1、凝縮器2、電子膨張弁3、蒸発器4および吸
入比例弁5を順次接続してなる冷媒回路を備えた冷凍装
置において、前記蒸発器4の吸込空気温度を検出する吸
込温度センサー7と、該吸込温度センサー7の異常時に
は該異常発生直前の除霜運転から次の除霜運転までの冷
却運転中における前記圧縮機1の実運転率に応じて設定
される運転率に基づいて圧縮機1の発停制御を実行する
バックアップ運転制御手段とを付設して、冷凍装置の運
転中において、吸込温度センサー7に異常が生じて庫内
温度を設定値に保持することができなくなった場合に
は、異常発生時とほとんど相異しないであろう異常発生
直前の実運転率に応じて設定された運転率に基づいて圧
縮機1の発停制御が実行されるようにしたので、吸込温
度センサー7の異常により庫内空気温度の制御ができな
くなった場合においても、庫内保管物を良好に保護する
ことができるという優れた効果がある。
【0030】請求項2の発明におけるように、前記蒸発
器4の冷媒温度を検出する熱交温度センサー8と、該熱
交温度センサー8の異常時には該異常発生直前における
除霜運転時間に応じて除霜運転を実行する除霜運転制御
手段とを付設した場合、冷凍装置の運転中において、熱
交温度センサー8に異常が生じて除霜運転の終了時期を
決定できなくなった場合においても異常発生時とほとん
ど相異しないであろう異常発生直前の除霜運転時間に基
づいて除霜運転終了時間を決定することができることと
なり、除霜運転の継続による庫内保管物の保管状態悪化
を防止することができる。
【0031】請求項3の発明におけるように、前記蒸発
器4の吹出空気温度を検出する吹出温度センサー9と、
該吹出温度センサー9の異常時には前記電子膨張弁3お
よび吸入比例弁5の制御による高鮮度制御運転を停止し
て前記吸込温度センサー7により検出される吸込空気温
度に基づいて前記圧縮機1の発停制御を行う標準モード
運転に切り換える運転切換制御手段とを付設した場合、
冷凍装置の運転中において、吹出温度センサー7に異常
が生じて高鮮度制御運転ができなくなった場合において
も標準モード運転に切り換えることができることとな
り、高鮮度制御運転ができなくなったことによる庫内保
管物の保管状態悪化を防止することができる。
【0032】請求項4の発明におけるように、前記電子
膨張弁3の異常時には該電子膨張弁3および吸入比例弁
5の制御による高鮮度制御運転を停止して前記吸込温度
センサー7により検出される吸込空気温度に基づいて前
記圧縮機1の発停制御を行う標準モード運転に切り換え
る運転切換制御手段を付設した場合、冷凍装置の運転中
において、電子膨張弁3に異常が生じて高鮮度制御運転
ができなくなった場合においても標準モード運転に切り
換えることができることとなり、高鮮度制御運転ができ
なくなったことによる庫内保管物の保管状態悪化を防止
することができる。
【0033】請求項5の発明におけるように、前記吸入
比例弁5の異常時には該吸入比例弁5および前記電子膨
張弁3の制御による高鮮度制御運転を停止して前記吸込
温度センサー7により検出される吸込空気温度に基づい
て前記圧縮機1の発停制御を行う標準モード運転に切り
換える運転切換制御手段を付設した場合、冷凍装置の運
転中において、吸入比例弁5に異常が生じて高鮮度制御
運転ができなくなった場合においても標準モード運転に
切り換えることができることとなり、高鮮度制御運転が
できなくなったことによる庫内保管物の保管状態悪化を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態にかかる冷凍装置の冷媒
回路図である。
【図2】本願発明の実施の形態にかかる冷凍装置におけ
るバックアップ運転制御を示すフローチャートである。
【図3】本願発明の実施の形態にかかる冷凍装置におけ
る圧縮機の実運転率の算出方法を説明するための説明図
である。
【図4】本願発明の実施の形態にかかる冷凍装置におけ
るバックアップ運転時の圧縮機運転率の設定例を示す説
明図である。
【符号の説明】
1は圧縮機、2は凝縮器、3は電子膨張弁、4は蒸発
器、5は吸入比例弁、7は吸込温度センサー、8は熱交
温度センサー、9は吹出温度センサー、10はコントロ
ーラ、11は警報ブザー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−272860(JP,A) 特開 昭63−29169(JP,A) 特開 昭58−133570(JP,A) 特開 平7−248167(JP,A) 特開 平7−223422(JP,A) 特開 平5−141821(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 49/02 F25B 47/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(1)、凝縮器(2)、電子膨張
    弁(3)、蒸発器(4)および吸入比例弁(5)を順次
    接続してなる冷媒回路を備えた冷凍装置において、前記
    蒸発器(4)の吸込空気温度を検出する吸込温度センサ
    ー(7)と、該吸込温度センサー(7)の異常時には該
    異常発生直前の除霜運転から除霜運転までの冷却運転中
    における前記圧縮機(1)の実運転率に応じて設定され
    る運転率に基づいて圧縮機(1)の発停制御を実行する
    バックアップ運転制御手段とを付設したことを特徴とす
    る冷凍装置のバックアップ運転装置。
  2. 【請求項2】 前記蒸発器(4)の冷媒温度を検出する
    熱交温度センサー(8)と、該熱交温度センサー(8)
    の異常時には該異常発生直前における除霜運転時間に応
    じて除霜運転を実行する除霜運転制御手段とを付設した
    ことを特徴とする前記請求項1記載の冷凍装置のバック
    アップ運転装置。
  3. 【請求項3】 前記蒸発器(4)の吹出空気温度を検出
    する吹出温度センサー(9)と、該吹出温度センサー
    (9)の異常時には前記電子膨張弁(3)および吸入比
    例弁(5)の制御による高鮮度制御運転を停止して前記
    吸込温度センサーにより検出される吸込空気温度に基づ
    いて前記圧縮機(1)の発停制御を行う標準モード運転
    に切り換える運転切換制御手段とを付設したことを特徴
    とする前記請求項1および請求項2のいずれか一項記載
    の冷凍装置のバックアップ運転装置。
  4. 【請求項4】 前記電子膨張弁(3)の異常時には該電
    子膨張弁(3)および吸入比例弁(5)の制御による高
    鮮度制御運転を停止して前記吸込温度センサー(7)に
    より検出される吸込空気温度に基づいて前記圧縮機
    (1)の発停制御を行う標準モード運転に切り換える運
    転切換制御手段を付設したことを特徴とする前記請求項
    1ないし請求項3のいずれか一項記載の冷凍装置のバッ
    クアップ運転装置。
  5. 【請求項5】 前記吸入比例弁(5)の異常時には該吸
    入比例弁(5)および前記電子膨張弁(3)の制御によ
    る高鮮度制御運転を停止して前記吸込温度センサー
    (7)により検出される吸込空気温度に基づいて前記圧
    縮機(1)の発停制御を行う標準モード運転に切り換え
    る運転切換制御手段を付設したことを特徴とする前記請
    求項1ないし請求項4のいずれか一項記載の冷凍装置の
    バックアップ運転装置。
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