JP2003287291A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JP2003287291A
JP2003287291A JP2002088622A JP2002088622A JP2003287291A JP 2003287291 A JP2003287291 A JP 2003287291A JP 2002088622 A JP2002088622 A JP 2002088622A JP 2002088622 A JP2002088622 A JP 2002088622A JP 2003287291 A JP2003287291 A JP 2003287291A
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freezing
medium
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cooled
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JP2002088622A
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Yoshifumi Koyanagi
良文 小柳
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25B2700/19Pressures
    • F25B2700/193Pressures of the compressor
    • F25B2700/1933Suction pressures
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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    • F25B2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25B2700/21Temperatures
    • F25B2700/2115Temperatures of a compressor or the drive means therefor
    • F25B2700/21151Temperatures of a compressor or the drive means therefor at the suction side of the compressor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の蒸発器としてプレート式熱交換器を使
用した冷凍装置は、被冷却媒体のプレート式熱交換器内
での凍結により不具合が生じる場合があった。 【解決手段】 蒸発器としてプレート式熱交換器使用の
冷凍装置であって、被冷却媒体の温度またはそれと関連
する代替特性を所定時間毎に計測手段で計測し、その結
果から所定時間後の被冷却媒体の温度または代替特性の
値を予測し、この予測値が凍結異常設定値以下となる場
合に、冷凍装置の運転を停止するようにしたので、確実
にプレート式熱交換器の凍結による不具合が防止でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、蒸発器としてプ
レート式熱交換器を有する冷凍サイクルを用いた冷凍装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の冷凍装置の冷媒回路構成図
である。図7において、1は圧縮機、2は凝縮器、3は
弁開度制御可能な膨張弁、4は被冷却媒体の水(または
ブライン)を冷却する為に冷媒の蒸発器として機能する
プレート式熱交換器、7はプレート式熱交換器4の被冷
却媒体出口温度を検出する温度検出器、12は制御装置
で、温度検出器7の計測値が入力されるとともに、入力
された計測値と予め設定した凍結異常温度との比較及び
凍結異常温度以下の場合、冷凍装置を停止させる制御装
置である。
【0003】次に、上記した従来装置における冷媒の流
れについて説明する。図7において、圧縮機1から吐出
された冷媒は、凝縮機2にて凝縮した後、膨張弁3によ
り減圧されて、プレート熱交換器4へ流入する。プレー
ト熱交換器で被冷却媒体と熱交換し、蒸発した冷媒は圧
縮機1にもどる。図7において、矢印で上記の冷媒の流
れを示す。
【0004】ここで、蒸発圧力低下によりプレート式熱
交換器4の内部で水(またはブライン)が凍結すること
に起因するプレート式熱交換器4のパンクや冷凍能カの
低下を防止する為に、温度検出器7で計測した温度を制
御装置12に入カしてプレート式熱交換器4の水(また
はプライン)側出口温度が設定した凍結異常温度以下に
なった場合、制御装置12にて冷凍装置の運転を停止す
る。
【0005】制御装置12の制御は図8に示すように、
次のように行われる。ステップS2で、温度検出器7が
被冷却媒体の温度を測定し、制御装置12に入力する。
ステップS3で、制御装置12は、入力された測定値と
記憶している凍結異常温度を比較する。計測値が凍結異
常温度以下であれば、ステップS4で、冷凍装置の停止
指令をだす。又、凍結異常温度より高ければ、ステップ
S2へ戻る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷凍装置は以上
のように構成されているので、下記のような問題があっ
た。即ち、従来のプレート式熱交換器の凍結保護制御は
異常回避制御ではなく、プレート式熱交換器4の水(プ
ライシ)側出口温度が設定値に至った時点で冷凍機を異
常停止させる制御であるため、プレート式熱交換器が停
止前に凍結してしまう不具合があった。また、異常停止
が一旦作動すると自動復帰しないという問題があった。
【0007】本発明は上記した問題点を改善するために
なされたものであり、プレート式熱交換器内部における
被冷却媒体の凍結によるプレート式熱交換器のパンク事
故発生を未然に防ぐ冷凍装置の提供を目的とする。ま
た、直接被冷却媒体の温度を測定しなくても、代替特性
を測定することにより、被冷却媒体の凍結によるプレー
ト式熱交換器のパンク事故発生を未然に防ぐ冷凍装置の
提供を目的とする。また、プレート式熱交換器の凍結異
常による冷凍装置の停止を回避でき、自動復帰しない等
の問題を生じない冷凍装置の提供を目的とする。また、
被冷却媒体として、ブライン使用可能な冷凍装置の提供
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するため手段】本発明の請求項1に係わる
冷凍装置は、圧縮機、凝縮器、膨張弁、被冷却媒体と熱
交換し、蒸発器として機能するプレート式熱交換器を冷
媒配管で接続して冷媒回路を構成する冷凍装置におい
て、被冷却媒体の温度又はそれと関連する代替特性を所
定時間毎に計測する計測手段と、計測手段が計測する計
測値を入力され、所定時間後の被冷却媒体の温度又代替
特性の値を予測し、該予測値が所定の凍結異常設定値以
下となる場合に、冷凍装置の運転を停止させる制御装置
とを備えたものである。
【0009】また、請求項2の冷凍装置は、請求項1の
冷凍装置において、被冷却媒体と関連する代替特性を圧
縮機の吸入圧力としたものである。
【0010】また、請求項3の冷凍装置は、請求項1の
冷凍装置において、被冷却媒体と関連する代替特性を圧
縮機の吸込温度としたものである。
【0011】また、請求項4の冷凍装置は、請求項1の
冷凍装置において、被冷却媒体と関連する代替特性を圧
縮機運転電流としたものである。
【0012】また、請求項5の冷凍装置は、請求項1か
ら請求項4のいずれかの冷凍装置において、制御装置
は、予測値が凍結異常設定値以下となると予測した場合
に、圧縮機の容量を所定量低減させるものである。
【0013】また、請求項6の冷凍装置は、請求項5の
冷凍装置において、圧縮機の容量を所定量低減させた後
の次の計測による予測値が、凍結異常設定値以下となる
場合、制御装置は冷凍装置の運転を停止させるものであ
る。
【0014】また、請求項7の冷凍装置は、請求項1か
ら請求項6のいずれかの請求項の冷凍装置において、被
冷却媒体としてブラインを使用するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
実施の形態1に係わる冷凍装置の冷媒回路構成図であ
り、図2は、同じく冷凍装置の制御装置の制御を説明す
る説明図であり、又図3は、同じく冷凍装置の制御装置
の制御フローを示す図である。従来の技術と同一又は相
当するものは同一の符号を付し、説明を省略する。
【0016】これらの図において、5は、膨張弁3の開
度制御用の温度検出器、6は、膨張弁開度制御用の圧力
検出器、8は、冷凍装置の制御装置であり、制御部8
a、比較部8b及び第1演算部8cを備えている。冷媒
の流れは、従来の技術の図7と同じであるので、説明を
省略する。
【0017】以下、凍結保護制御について記す。計測手
段である温度検出器7は、一定間隔Δt分、即ち、所定
時間毎に、被冷却媒体の出口温度を測定し、測定値T℃
を制御装置8の比較部8bに送る。比較部8bは入力さ
れた測定値T℃と記憶している凍結異常設定値T1℃
(安全をみて、被冷却媒体の凍結温度より所定温度高い
温度に設定する)とを比較し、測定値T℃が凍結異常設
定値T1℃以下となると、制御部8aにその結果を送
り、制御部8aは入力結果により冷凍装置の運転をの停
止指令をだす。これは従来と同じ凍結保護制御である。
【0018】本実施の形態では、上記の凍結保護制御に
加えて、更に次の制御を行う。温度検出器7は、一定間
隔Δt分、即ち、所定時間毎に、被冷却媒体の出口温度
を測定し、測定値T℃を制御装置8の第1演算部8cに
送る。第1演算部8cは入力された測定値T℃を記憶
し、i回目の測定値Ti℃と(i−1)回目の測定値T
i-1℃とから所定時間t分経過後、即ち、所定時間後の
被冷却媒体の出口温度Tt℃を直線近似により予測す
る。予測した時点からt分後の予測温度Tt℃が凍結異
常設定値T1℃になる場合、予測した時点からt分後に
凍結異常として冷凍装置を停止する。又、t分経過する
前に凍結異常設定値T1℃以下になる場合は、予測した
時点で冷凍装置の運転を停止する。
【0019】図2により前記の制御を説明する。予測点
Aでは、のようにt分後の被冷却媒体の演算予測温度
は、凍結異常設定温度T1より大である。次いで、予測
点Bでは、に示すように、t分後の予測温度は丁度T
1となる。そこで、予測時点からt分後に冷凍装置を停
止とする。又、予測点Cでは、t分後の予測温度はT1
より小さくなる。そこで、t分経過する前に凍結異常設
定値T1℃以下となるので、予測点Cで冷凍装置の運転
を停止する。
【0020】図2の場合は、測定の間隔Δtが予測時間
tより小さくしているため、予測点Bの予測による停止
前に、予測点Cの予測により停止したように、測定の間
隔Δtを予測時間tより小さくすることにより、次回の
予測の結果が制御に反映でき、温度変化が大きい場合等
はプレート式熱交換器の凍結を事前に予測対応でき、制
御効果が大きい。但し、測定の間隔Δtを予測時間tよ
り大きくしてもよく、このようにしても従来の測定間隔
が同じであれば、予測制御のため従来の凍結保護制御よ
り効果は大きい。
【0021】上記の予測温度演算による制御フローは、
図3に示すように、ステップS2で、圧縮機運転中即
ち、冷凍装置が運転中であれば、ステップS3で、前回
の測定からΔt分経過すると、即ち、温度計測時間にな
ると、温度検出器7は温度測定を行い、測定値を第1演
算部に送る。ステップS5で、第1演算部は、直線近似
によりt分後の予測値を演算し、その結果を制御部8a
に送る。制御部8aは、ステップS6で、予測値Tt℃
と凍結異常設定値T1℃とを比較し、ステップS7で、
前記のように停止指令をだす。
【0022】本実施の形態では、被冷却媒体の出口温度
を所定の間隔で計測し、計測時点で所定時間後の凍結異
常予測を行うので、凍結異常に至る前に、確実に冷凍装
置を停止でき、プレート式熱交換器4の内部で水(また
はブライン)が凍結することに起因するプレート式熱交
換器4のパンクや冷凍能カの低下を防止できる。又従来
の凍結防止制御も合せて行うので、二重の保護策を実施
することにより、冷凍装置の信頼性が向上する。
【0023】前記の予測値の演算は、直線近似は比較的
演算が容易であるが、直線近似に限定することなく、3
測定点以上による曲線近似により、より近似制度を上げ
てもよい。また、本実施の形態では、二重の保護策を実
施しているが、従来の凍結異常制御は行わず、本実施の
形態特有の凍結異常予測制御のみを行っても、充分プレ
ート式熱交換器4のパンクや冷凍能カの低下を防止でき
る。
【0024】実施の形態2.図4は本発明の実施の形態
2に係る冷凍装置を示す冷媒回路構成図であり、図5は
同じく冷凍装置の制御装置の代替特性を計測による制御
フローである。本実施の形態では、図4に示すように、
制御装置8に、第2演算部8dを設置し、冷凍装置の運
転状態の特性の計測値をサンプリングし、第2演算部8
dで凍結異常予測を行うことである。その他の構成は実
施の形態1と同じである。
【0025】冷凍装置の運転状態を示す特性としては、
圧縮機の吸入圧力、圧縮機の吸込温度又は圧縮機運転電
流とし、これらとプレート式熱交換器4の被冷却媒体の
出口温度との関係を予め記録しておき、凍結異常の出口
温度に相当する圧縮機の吸入圧力、圧縮機の吸込温度又
は圧縮機運転電流を凍結異常設定値LPとして設定(安
全をみて、被冷却媒体の凍結温度より所定温度高い温度
に相当する設定値とする)し、第2演算部に記憶してお
く。即ち、プレート式熱交換器4の被冷却媒体の出口温
度に関連する代替特性として、圧縮機の吸入圧力、圧縮
機の吸込温度又は圧縮機運転電流を選定する。
【0026】冷凍装置運転中は、従来の被冷却媒体のプ
レート式熱交換器の出口温度の検知による凍結保護制御
に加え、冷凍装置運転中の前記の特性デ一タを一定間隔
△t分で、即ち、所定時間毎にサンプリングする。制御
装置8にて、i回目にサンプリングした特性データの計
測値LPiと(i−1)回目にサンプリングした特性デ
ー夕の計測値LPi-1より一定時間t分経過後、即ち、
所定時間後の運転データ計測値を直線近似により予測す
る。予測した時点からt分後の予測値が凍結異常設定値
LPになる場合、予測した時点からt分後に凍結異常と
して冷凍装置を停止する。又、t分経過する前に凍結異
常設定値LP以下になる場合は、予測した時点で冷凍装
置の運転を停止する。
【0027】具体的には、図4の冷媒回路図において、
圧縮機の吸込温度を計測する計測手段である温度検出器
5(実施の形態1に記載のように膨張弁3の開度制御用
の温度検出器でもある)、圧縮機の吸入圧力を計測する
計測手段である圧力検出器6(実施の形態1に記載のよ
うに膨張弁3の開度制御用の圧力検出器でもある)又は
圧縮機運転電流を計測する計測手段である計測器(図示
なし)の計測値を第2演算部8dに送り、第2演算部8
dにおいて、実施の形態1の第1演算部8cが計測温度
に関して行ったと同様に、t分後の直線近似値の演算、
これを入力された制御部8aの近似値とそれぞれの特性
の凍結異常設定値LPとの関係による冷凍装置の運転停
止指令の発令等制御装置8による制御は実施の形態と同
じである。また、測定間隔Δtと予測時間tとの大小関
係似ついても、実施の形態1と同じである。
【0028】図5の制御フローは、代替特性として、圧
力検出器6の圧縮機吸入圧力の計測の例を記載している
が、これも実施の形態1と同様である。また、他の代替
特性に関しても同じである。
【0029】図6は、本実施の形態の制御装置8の三種
の凍結保護制御の関係を示すフローチャートである。図
において、制御装置8は、ステップS3、S4、S5、
S6に示すように、被冷却媒体の温度による凍結異常制
御、被冷却媒体の温度による凍結異常予測制御、代替特
性による凍結異常予測制御の順に凍結異常がある場合
は、冷凍装置の運転を停止する。
【0030】本実施の形態では、冷凍装置の運転状態を
示す特性を選択し、所定の間隔Δtで計測し、計測時点
で所定時間t後の凍結異常予測を行うので、凍結異常に
至る前に、確実に冷凍装置を停止でき、プレート式熱交
換器4の内部で水(またはブライン)が凍結することに
起因するプレート式熱交換器4のパンクや冷凍能カの低
下を防止できるのは実施の形態1と同じである。又本実
施の形態は、実施の形態1の凍結保護制御に加えて、被
冷却媒体の温度の代替特性の制御も合せて行うので、三
重の保護策を実施することにより、冷凍装置の信頼性が
向上する。
【0031】前記の予測値の演算は、直線近似は比較的
演算が容易であるが、直線近似に限定することなく、3
測定点以上による曲線近似により、より近似制度を上げ
てもよい。また、本実施の形態では、二重の保護策を実
施しているが、従来の凍結異常制御及び実施の形態1の
凍結異常制御は行わず、本実施の形態特有の凍結異常予
測制御のみを行っても、充分プレート式熱交換器4のパ
ンクや冷凍能カの低下を防止できる。
【0032】実施の形態3.本実施の形態の冷凍装置
は、実施の形態1又は実施の形態2の凍結異常予測制御
において、凍結異常を予測した場合、冷凍装置の運転を
停止するように制御するのではなく、凍結異常を予測し
た時点で圧縮機の容量制御を実施するものである。その
他の構成は、実施の形態1又は実施の形態2と同じであ
る。
【0033】具体的には、次のように行う。実施の形態
1の図3において、ステップS6で、予測値Ttが凍結
異常設定値T1以下であれば、圧縮機のその時の運転容
量から容量を所定量低減する容量制御を行う。又、実施
の形態2のステップS6で、予測値LPtが凍結異常設
定値LP1以下であれば、圧縮機のその時の運転容量か
ら容量を所定量低減する容量制御を行う。従来の冷凍装
置では、凍結異常設定値に至るまで通常運転を継続する
為、一旦凍結保護装置が作動すると異常停止とする為、
自動復帰しないが、本実施の形態では事前に予測した時
点で圧縮機の容量制御を実施するため、凍結異常による
冷凍装置停止を回避することができる。
【0034】更に、1回目の凍結異常を予測した場合、
上記の圧縮機の容量制御を行い、次の計測により2回目
の凍結異常を予測した場合は、冷凍装置の運転を停止さ
せるようにしてもよい。このようにすれば、冷凍装置の
不要な運転停止を防止でき、かつ、プレート式熱交換器
の凍結破壊を防止できる。
【0035】上記の実施の形態1、2に記載の制御装置
8は、比較部8b、第1演算部8c、第2演算部、制御
部8a等の構成としているが、かならずしもこの構成に
限定されず、本発明の趣旨に適うものであればよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の請求項1
に係わる冷凍装置は、圧縮機、凝縮器、膨張弁、被冷却
媒体と熱交換し、蒸発器として機能するプレート式熱交
換器を冷媒配管で接続して冷媒回路を構成する冷凍装置
において、被冷却媒体の温度又はそれと関連する代替特
性を所定時間毎に計測する計測手段と、計測手段が計測
する計測値を入力され、所定時間後の被冷却媒体の温度
又代替特性の値を予測し、該予測値が所定の凍結異常設
定値以下となる場合に、冷凍装置の運転を停止させる制
御装置とを備えたので、プレート式熱交換器が凍結異常
に至る前に、確実に冷凍装置を停止でき、プレート式熱
交換器4の内部で被冷却媒体が凍結することに起因する
プレート式熱交換器4のパンクや冷凍能カの低下を防止
できる。
【0037】また、請求項2の冷凍装置は、請求項1の
冷凍装置において、被冷却媒体と関連する代替特性を圧
縮機の吸入圧力としたので、直接被冷却媒体の温度を測
定しなくても、代替特性として圧縮機の吸入圧力を測定
することにより、プレート式熱交換器4の内部で被冷却
媒体が凍結することに起因するプレート式熱交換器4の
パンクや冷凍能カの低下を防止できる。
【0038】また、請求項3の冷凍装置は、請求項1の
冷凍装置において、被冷却媒体と関連する代替特性を圧
縮機の吸込温度としたので、直接被冷却媒体の温度を測
定しなくても、代替特性として圧縮機の吸込温度を測定
することにより、プレート式熱交換器4の内部で被冷却
媒体が凍結することに起因するプレート式熱交換器4の
パンクや冷凍能カの低下を防止できる。
【0039】また、請求項4の冷凍装置は、請求項1の
冷凍装置において、被冷却媒体と関連する代替特性を圧
縮機運転電流としたので、直接被冷却媒体の温度を測定
しなくても、代替特性として圧縮機運転電流を測定する
ことにより、プレート式熱交換器4の内部で被冷却媒体
が凍結することに起因するプレート式熱交換器4のパン
クや冷凍能カの低下を防止できる。
【0040】また、請求項5の冷凍装置は、請求項1か
ら請求項4のいずれかの冷凍装置において、制御装置
は、予測値が凍結異常設定値以下となると予測した場合
に、圧縮機の容量を所定量低減させるので、従来の冷凍
装置では、凍結異常設定値に至るまで通常運転を継続す
る為、一旦凍結保護装置が作動すると異常停止とする
為、自動復帰しないが、本実施の形態では事前に予測し
た時点で圧縮機の容量制御を実施するため、凍結異常に
よる冷凍装置停止を回避でき、自動復帰しない等の問題
を生じない。
【0041】また、請求項6の冷凍装置は、請求項5の
冷凍装置において、圧縮機の容量を所定量低減させた後
の次の計測による予測値が、凍結異常設定値以下となる
場合、制御装置は冷凍装置の運転を停止させるので、請
求項5の効果に加えて、確実にプレート式熱交換器4の
内部で被冷却媒体が凍結することに起因するプレート式
熱交換器4のパンクや冷凍能カの低下を防止できる。
【0042】また、請求項7の冷凍装置は、請求項1か
ら請求項6のいずれかの請求項の冷凍装置において、被
冷却媒体としてブラインを使用するので、ブラインを使
用してもプレート式熱交換器4の内部で被冷却媒体が凍
結することに起因するプレート式熱交換器4のパンクや
冷凍能カの低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の冷凍装置の冷媒回路
図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の冷凍装置の制御装置
の制御を説明する説明図である。
【図3】 本発明の実施の形態1の冷凍装置の制御装置
の制御を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態2の冷凍装置の冷媒回路
図である。
【図5】 本発明の実施の形態2の冷凍装置の制御装置
の制御を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態2の制御装置の三種の凍
結保護制御の関係を示すフローチャートである。
【図7】 従来の冷凍装置の冷媒回路構成図である。
【図8】 従来の冷凍装置の制御装置の制御を示すフロ
ーチヤートである。
【符号の説明】
1 圧縮機、2 凝縮器、3 膨張弁、4 プレート式
熱交換器、5、6、7計測手段、8 制御装置。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、膨張弁、被冷却媒体と
    熱交換し、蒸発器として機能するプレート式熱交換器を
    冷媒配管で接続して冷媒回路を構成する冷凍装置におい
    て、 前記被冷却媒体の温度又はそれと関連する代替特性を所
    定時間毎に計測する計測手段と、 前記計測手段が計測する計測値を入力され、所定時間後
    の前記被冷却媒体の温度又前記代替特性の値を予測し、
    該予測値が所定の凍結異常設定値以下となる場合に、冷
    凍装置の運転を停止させる制御装置とを備えたことを特
    徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 前記被冷却媒体と関連する代替特性が圧
    縮機の吸入圧力であることことを特徴とする請求項1記
    載の冷凍装置。
  3. 【請求項3】 前記被冷却媒体と関連する代替特性が圧
    縮機の吸込温度であることことを特徴とする請求項1記
    載の冷凍装置。
  4. 【請求項4】 前記被冷却媒体と関連する代替特性が圧
    縮機運転電流であることことを特徴とする請求項1記載
    の冷凍装置。
  5. 【請求項5】 前記制御装置は、前記予測値が凍結異常
    設定値以下となると予測した場合に、圧縮機の容量を所
    定量低減させることを特徴とする請求項1から請求項4
    のいずれかの請求項に記載の冷凍装置。
  6. 【請求項6】 圧縮機の容量を所定量低減させた後の次
    の計測による予測値が、凍結異常設定値以下となる場
    合、制御装置は冷凍装置の運転を停止させることを特徴
    とする請求項5記載の冷凍装置。
  7. 【請求項7】 被冷却媒体としてブラインを使用するこ
    とを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかの請求
    項に記載の冷凍装置。
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