JP2007127307A - 冷凍機及びその運転方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】蒸発器内の冷水の凍結を効果的に防止して、蒸発器の伝熱板の損傷を未然に防ぐことができる冷水凍結防止機構を備えた冷凍機を提供すること。
【解決手段】冷凍機の蒸発器にプレート式蒸発器40を用い、該プレート蒸発器40は、側面6bに設けた冷水入口26から伝熱板21の積層方向に向かい各冷水流路22の一端に順次連通する冷水入口ポート24と、各冷水流路22の他端を順次連通して伝熱板21の積層方向に向かい側面6bに設けた冷水出口27に接続された冷水出口ポート25を備え、冷水出口27に冷水出口温度センサー41を設置すると共に、冷水出口ポート25の冷水出口27と反対側の端部に熱交温度センサー42を設置し、冷水出口温度センサー41又は熱交温度センサー42の測定温度が所定温度より低下した際に、圧縮機を自動停止させる制御手段43を備えた。
【選択図】図4

Description

本発明は、圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器を順次冷媒回路で接続して冷凍サイクルを構成した冷凍機に関し、特に、蒸発器にプレート式蒸発器を用いると共に、該プレート式蒸発器内の冷水が凍結することを防止する冷水凍結防止機構を備えた冷凍機及びその運転方法に関するものである。
図1は、冷凍機の冷凍サイクルの構成例を示す模式図である。同図に示す冷凍サイクル1は、冷媒配管2で接続された圧縮機3、凝縮器4、膨張弁5、蒸発器6を順次冷媒が循環するように構成されている。循環する冷媒は、蒸発器6で冷水7との熱交換で蒸発し、蒸発した冷媒ガスは、圧縮機3に吸い込まれて圧縮される。圧縮された冷媒ガスは、凝縮器4で冷却水8にて冷却凝縮されて液化して冷媒液になる。冷媒液は、蒸発器6出口の冷媒ガスの過熱度を制御する膨張弁5を経由して、再び蒸発器6に入り蒸発して冷媒ガスになり、上記の冷媒の蒸発、圧縮、凝縮、膨張の各工程が繰り返される。このように冷媒が冷媒配管2を循環する際に、蒸発器6において冷媒との熱交換により、冷水7が冷却される。
図2は、冷凍機の外観構成例を示す概略斜視図である。同図に示す冷凍機10は、筐体11内に、操作盤12と圧縮機3、凝縮器4、蒸発器6等の各構成部品が配置されている。即ち、筐体11内の下部に圧縮機3が設置され、その上部の冷凍機10の前面10a側に操作盤12が配置され、操作盤12の後方に、凝縮器4と蒸発器6が配置されている。凝縮器4と蒸発器6は、横に並べて配置され、それらの一方の側面が、冷凍機10の背面10b側に面している。
従来の冷凍機では、蒸発器に、胴体内に多数の伝熱管を収納した構成である多管式の乾式蒸発器が用いられていたが、近年、この多乾式の蒸発器よりも小型で高性能、且つ低コストであるプレート式蒸発器が開発され、急速に普及している。図2に示す冷凍機10が備える蒸発器6は、このプレート式蒸発器である。なお、詳細な図示及び説明は省略するが、凝縮器4もプレート式の凝縮器である。
図3は、冷凍機10が備えるプレート式蒸発器6の構成例を示す図で、同図(a)はその概略縦断面図(同図(b)のA−A概略矢視断面図)、同図(b)は、同図(a)のB−B概略矢視断面図である。これらの図に示すように、プレート式蒸発器6は、約0.4mm厚のステンレス製の伝熱板21を、略水平方向に隙間を介して多数積層し、各伝熱板21の端部を銅ロウ溶接で接合して構成されている。各伝熱板21の隙間には、上下方向に向かう冷水流路22と冷媒流路23が交互に形成されている。また、同図(a)に示すように、各伝熱板21の上部には、積層方向に向かい各伝熱板21を貫通する冷水入口ポート24が形成され、下部には、同じく積層方向に向かい各伝熱板21を貫通する冷水出口ポート25が形成されている。冷水入口ポート24は、プレート式蒸発器6の一側面(冷凍機10の背面10b側の側面)6bに設けた冷水入口26から各冷水流路22の上端部に順次連通しており、冷水出口ポート25は、各冷水流路22の下端部を順次連通し側面6bに設けた冷水出口27に接続されている。
また、各伝熱板21の下部には、図3(b)に示すように、積層方向に向かい各伝熱板21を貫通する冷媒入口ポート28が、冷水出口ポート25と平行に形成され、各伝熱板21の上部には、同図(a)に示すように、積層方向に向かい各伝熱板21を貫通する冷媒出口ポート29が、冷水入口ポート24と平行に形成されている。冷媒入口ポート28は、蒸発器6の他の側面(冷凍機10の前面10a側の側面)6aに設けた冷媒入口30から各冷媒流路23の下端部にオリフィス31を介して順次連通していて、冷媒出口ポート29は、各冷媒流路23の上端部を順次連通し、側面6aに設けた冷媒出口(冷媒ガス出口)32に接続されている。
ここで、図2に示すようにプレート式蒸発器6の冷水入口26と冷水出口27は、冷凍機10の設置現場における配管接続の容易さを考慮して、いずれも冷凍機10の背面10b側の側面6bに設けられている。また、冷水入口26と冷水出口27にはそれぞれ、冷水入口ノズル33と冷水出口ノズル34が接続されている。一方、冷媒入口30と冷媒出口32は、いずれも冷凍機10の前面10a側の側面6aに配置され、冷媒入口30と冷媒出口32にはそれぞれ、冷媒入口ノズル35と冷媒出口ノズル36が接続されている。
上記構成のプレート式蒸発器6において、冷水入口ノズル33から冷水入口ポート24に流入した冷水は、冷水入口ポート24内を冷水入口26から奥側に向かって流れ、順次各冷水流路22に流入する。各冷水流路22を通過した冷水は、その下端から冷水出口ポート25に流出する。冷水出口ポート25に流出した冷水は、冷水出口ポート25内を奥側から冷水出口27に向かって流れ、冷水出口ノズル34からプレート式蒸発器6の外部へ戻される。一方、冷媒入口ノズル35から冷媒入口ポート28に流入した冷媒は、各オリフィス31から順次各冷媒流路23に流入してこれを通過し、冷媒出口ポート29に流出して、冷媒出口ノズル36からプレート式蒸発器6の外部へ戻される。このとき、隣接する冷水流路22と冷媒流路23をそれぞれ流れる冷水と冷媒との間で熱交換が行われて、冷水が冷却される。
特開2001−165590号公報 特開2004−101110号公報
ところで、このプレート式蒸発器6は、積層した各伝熱板21を銅ロウ溶接で接合した強固な構造であるが、伝熱板21の積層方向における各冷水流路22の幅寸法が約2mm程度と小さい。そのため、冷水に混入した異物Mが冷水流路22で詰まり易く、冷水の流れが滞り易い。また、冷水入口ポート24の奥側に接続された冷水流路22では、冷水の流れの勢いが小さくなり、流量が減少し易い。加えて、冷水に混入した溶接スパッター等の異物類は、冷水入口ポート24の奥側に溜まり易い。これらのことから、冷水入口ポート24の奥側に接続された冷水流路22ほど冷水が流れにくくなる。すると流量が減少した冷水流路22では、冷水が過冷却されて凍結してしまい、これにより伝熱板21の損傷が起こるという問題があった。従来の多管式の乾式蒸発器では、伝熱管の外側の冷水の一部が凍結しても、銅製の伝熱管が変形するだけで、伝熱管の損傷が起こることは稀であったが、プレート式蒸発器6では、上記のように各冷水流路22の幅が小さいため、冷水流路22内の冷水が凍結すると、伝熱板21の損傷が起こる可能性が高い。
また、プレート式蒸発器6では、冷凍機10の運転停止中に冷媒漏れ事故が発生して、プレート式蒸発器6内に冷媒が流入すると、下部に溜まっていた冷媒が急激に蒸発することで、冷水流路22の冷水が凍結してしまうことがあり、これによっても伝熱板21の損傷が起こるおそれがあった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、蒸発器内の冷水の凍結を効果的に防止して、蒸発器の伝熱板の損傷を未然に防ぐことができる冷水凍結防止機構を備えた冷凍機及びその運転方法を提供することにある。
上記課題を解決するため本願の請求項1に記載の発明は、圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器を順次冷媒回路で接続して冷凍サイクルを構成し、前記蒸発器に、積層した伝熱板の間に冷水流路と冷媒流路を交互に形成し、各冷水流路を通過する冷水と各冷媒流路を通過する冷媒との間で熱交換を行うプレート式蒸発器を用いた冷凍機において、前記蒸発器は、その一の側面に設けた冷水入口から前記各冷水流路の一端に順次連通する冷水入口ポートと、前記各冷水流路の他端を順次連通して前記側面に設けた冷水出口に接続される冷水出口ポートを備え、前記冷水出口に冷水出口温度センサーを設置すると共に、前記冷水出口ポートの前記冷水出口と反対側の端部に熱交温度センサーを設置し、前記冷水出口温度センサー又は前記熱交温度センサーの測定温度が所定温度より低下した際に、前記圧縮機を停止させる制御手段を備えたことを特徴とする。
本願の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の冷凍機において、前記蒸発器の冷水入口に冷水を送る冷水ポンプを備え、前記制御手段はさらに、前記冷凍機の運転停止中に、前記熱交温度センサーの測定温度が所定温度より低下した際に、前記冷水ポンプを運転させることを特徴とする。
本願の請求項3に記載の発明は、圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器を順次冷媒回路で接続して冷凍サイクルを構成し、前記蒸発器に、積層した伝熱板の間に冷水流路と冷媒流路を交互に形成したプレート式蒸発器を用いた冷凍機の運転方法であって、前記蒸発器の一の側面に設けた冷水入口から前記各冷水流路の一端に順次連通する冷水入口ポートを介して前記各冷水流路に冷水を導入し、前記各冷水流路を通過する冷水と各冷媒流路を通過する冷媒との間で熱交換を行い、前記各冷水流路の他端を順次連通して前記側面に設けた冷水出口に接続される冷水出口ポートを介して前記各冷水流路から冷水を導出し、その際、前記冷水出口の冷水の温度を監視すると共に、前記冷水出口ポートの前記冷水出口と反対側の端部の冷水の温度を監視し、前記冷水出口の冷水の温度、又は前記冷水出口ポートの前記冷水出口と反対側の端部の冷水の温度が所定温度より低下したら、前記圧縮機を自動停止させることを特徴とする。
本願の請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の冷凍機の運転方法において、前記冷凍機の運転停止中に、前記冷水出口ポートの前記冷水出口と反対側の端部の冷水の温度を監視し、前記冷水の温度が所定温度より低下したら、前記蒸発器の冷水入口に冷水を導入することを特徴とする。
本願請求項1に記載の発明によれば、冷水出口に冷水出口温度センサーを設置すると共に、冷水出口ポートの冷水出口と反対側の端部に熱交温度センサーを設置し、冷水出口温度センサー又は熱交温度センサーの測定温度が所定温度より低下した際に、圧縮機を停止させる制御手段を備えたので、蒸発器内の冷水の凍結を効果的に防止することができ、伝熱板の損傷を未然に防ぐことができる。特に、冷水入口ポートの冷水入口及び冷水出口より奥側に接続された冷水流路ほど、異物が溜まり易く冷水の流れが滞り易いため、冷水の凍結が起こり易いが、冷水出口ポートの冷水出口と反対側の端部に熱交温度センサーを設置したことで、これらの冷水流路の局部的な冷水の温度の低下を検知して圧縮機を自動停止でき、凍結を効果的に防止できる。
本願請求項2に記載の発明によれば、蒸発器の冷水入口に冷水を送る冷水ポンプを備え、制御手段はさらに、冷凍機の運転停止中に、熱交温度センサーの測定温度が所定温度より低下した際に、冷水ポンプを運転させるので、冷凍機の運転停止中に、冷媒漏れ事故が発生して蒸発器内に冷媒が流入した場合でも、蒸発器の冷水流路に冷水を導入することができるので、冷水流路の冷水の凍結を防止でき、伝熱板の損傷を未然に防ぐことができる。
本願の請求項3に記載の発明によれば、冷凍機の運転中に、冷水出口の冷水の温度を監視すると共に、冷水出口ポートの冷水出口と反対側の端部の冷水の温度を監視し、冷水出口の冷水の温度、又は冷水出口ポートの冷水出口と反対側の端部の冷水の温度が所定温度より低下したら、圧縮機を自動停止させるので、蒸発器内の冷水の凍結を効果的に防止することができ、伝熱板の損傷を未然に防ぐことができる。特に、冷水入口ポートの冷水入口及び冷水出口より奥側に接続された冷水流路ほど、異物が溜まり易く冷水の流れが滞り易いため、冷水の凍結が起こり易いが、冷水出口ポートの冷水出口と反対側の端部の冷水温度を監視することで、これらの冷水流路の冷水温度の低下を検知して圧縮機を停止でき、凍結を効果的に防止できる。
本願の請求項4に記載の発明によれば、冷凍機の運転停止中に、冷水出口ポートの冷水出口と反対側の端部の冷水の温度を監視し、この冷水の温度が所定温度より低下したら、蒸発器の冷水入口に冷水を導入するので、冷凍機の運転停止中に、冷媒漏れ事故が発生して蒸発器内に冷媒が流入した場合でも、冷水流路の冷水の凍結を防止でき、伝熱板の損傷を未然に防ぐことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の本発明の実施形態にかかる図面及びその説明においては、上記の従来例と共通する構成部分には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。また、以下で説明する事項以外の事項や、図示する部分以外の部分については、従来例と共通である。図4は、本発明の一実施形態に係る冷凍機10が備えるプレート式蒸発器40の概略構成例を示す図で、同図(a)は、その概略縦断面図(同図(b)のC−C概略矢視断面図)、同図(b)は、同図(a)のD−D概略矢視断面図である。これらの図に示すように、プレート式蒸発器40は、図3に示す従来のプレート式蒸発器6において、冷水出口ノズル34内に、流出する冷水の温度を測定する冷水出口温度センサー41を設置している。また、冷水出口ポート25内の冷水出口27と反対側の端部近傍、即ち冷水出口ポート25の最奥側に、その付近に接続された各冷水流路22から流出した冷水の温度を測定する熱交温度センサー42を設置している。
このように冷水出口ポート25の冷水出口27と反対側の端部に熱交温度センサー42を設置したのは、プレート式蒸発器40では、既述したように冷水入口26や冷水出口27から遠い側(奥側)に接続された冷水流路22ほど冷水の流れが滞り易く、冷水が流れにくくなることを考慮したもので、奥側に接続された冷水流路22の出口付近の冷水温度が特に下がり易いため、これらの冷水流路22での冷水の凍結を未然に検知するためである。
図4(b)に示すように、冷水出口温度センサー41と熱交温度センサー42は、温度制御手段であるサーモスタット43に接続されており、サーモスタット43は、図示は省略するが冷凍機10の圧縮機3に接続されている。また、プレート式蒸発器40の冷水入口26に冷水を送る冷水ポンプ(図示せず)が設置されていて、サーモスタット43は、この冷水ポンプにも接続されている。サーモスタット43は、冷水出口温度センサー41又は熱交温度センサー42の測定温度が所定温度以下になると、圧縮機3を停止させる。また、冷凍機10の運転停止中に、熱交温度センサー42の測定温度が所定温度以下になると、冷水ポンプを起動させる。
また、冷水出口ノズル34内には、冷水の最小流量を監視してプレート式蒸発器40を保護するフロースイッチ44が設置されている。また、冷水入口ノズル33内には、16〜20メッシュのストレーナ45が設置されていて、このストレーナ45で、冷水に混入している比較的径の大きな異物を事前に取り除き、冷水入口ポート24に入り込むことを防止している。
図5は、上記構成のプレート式蒸発器40を備えた冷凍機10における凍結防止制御のフローを示す図である。同図を用いて、凍結防止制御の手順を説明する。まず、冷凍機10を運転する(ステップST1)。この際、プレート式蒸発器40では、冷水流路22の冷水と冷媒流路23の冷媒との間で熱交換が行われて冷水が冷却される。このとき、熱交温度センサー42で、冷水出口ポート25の奥側に接続された冷水流路22から流入する冷水温度を測定すると共に、冷水出口温度センサー41で、冷水出口27の冷水温度を測定して、これらの冷水温度を監視する。本実施形態では圧縮機3としてスクリュー圧縮機を用いているため、冷水出口温度センサー41の測定値が一定になるようにスクリュー圧縮機内部のスライドバルブ(図示せず)の位置を制御することで容量制御が行われる。
このように冷凍機10が運転されている状況で、熱交温度センサー42又は冷水出口温度センサー41のいずれかの測定温度が、所定温度(本実施形態では3℃)以下に低下したら(ステップST2)、サーモスタット43が作動し、圧縮機3を自動停止させる(ステップST3)。これにより、それ以上の冷水の温度低下を未然に防ぎ、冷水流路22での冷水の凍結が防止されるので、伝熱板21の損傷を未然に防ぐことができる。
そして、上記の圧縮機3の自動停止回数が1時間内に3回未満であれば(ステップST4)、前回の圧縮機3の起動から所定時間(本実施形態では10分間)経過した後に、熱交温度センサー42と冷水出口温度センサー41の測定温度がいずれも所定温度(本実施形態では5℃)以上になったことを条件に(ステップST5)、圧縮機3を再度起動して、冷凍機10の運転を再開する(ステップST1)。一方、1時間内の圧縮機3の自動停止回数が3回以上になった場合(ステップST4)には、各部の故障等の可能性を考慮して、冷凍機10を異常停止する(ステップST6)。
図6は、冷凍機10の運転停止時における、プレート式蒸発器40内での冷水の凍結を防止する凍結防止制御の手順を説明するための図である。冷凍機10の運転が停止している時に、冷媒漏れ事故が発生すると、プレート式蒸発器40の下部に溜まっていた冷媒が急激に蒸発することで、冷水流路22の冷水が凍結してしまう。そこで、この凍結を未然に防ぐべく、冷凍機10の運転停止時に、熱交温度センサー42で冷水出口ポート25の冷水出口27と反対側の端部の冷水温度を監視する。熱交温度センサー42の測定温度が所定温度(本実施形態では3℃)以下に低下したら、サーモスタット43が作動して冷水ポンプが起動する。これにより、冷水流路22に冷水を流入させて、凍結を未然に防止することができる。一方、熱交温度センサー42の測定温度が所定温度(本実施形態では、冷水ポンプが起動する所定温度よりも高く設定され、5℃)以上に上昇したら、サーモスタット43により、冷水ポンプが停止される。
上記実施形態における、冷水出口温度センサー41や熱交温度センサー42の監視温度の設定温度は一例である。即ち、プレート式蒸発器40の冷水流路22における冷水の凍結を未然に防止できる温度であれば、他の設定温度で圧縮機3が停止したり、冷水ポンプが起動あるいは停止するようにしてもよい。
また上記実施形態では、冷水出口温度センサー41を冷水出口ノズル34に設置した場合を示したが、冷水出口温度センサー41は、冷水出口ポート25の出口付近の冷水温度を測定できる位置であれば、冷水出口ノズル34以外に取り付けてもよく、例えば冷水出口ノズル34を設置しない場合等は、冷水出口27に直接設置することもできる。また、本発明の制御手段は、実施形態のサーモスタット43に限られず、冷水出口温度センサー41又は熱交温度センサー42の測定温度が所定温度より低下した際に圧縮機3を自動停止させ、あるいは冷凍機10の運転停止中に、熱交温度センサー41の測定温度が所定温度より低下した際に冷水ポンプを運転させることができる制御手段であれば、他の構成の制御手段でもよい。また、冷凍機10の具体的な構成や各装置の配置等は、図2に示すものに限定されない。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。
冷凍機の冷凍サイクルの構成例を示す模式図である。 冷凍機の外観構成例を示す概略斜視図である。 冷凍機が備えるプレート式蒸発器の構成例を示す図で、同図(a)はその概略縦断面図(同図(b)のA−A概略矢視断面図)、同図(b)は、同図(a)のB−B概略矢視断面図である。 本発明の一実施形態に係る冷凍機が備えるプレート式蒸発器の概略構成例を示す図で、同図(a)は、その概略縦断面図(同図(b)のC−C概略矢視断面図)、同図(b)は、同図(a)のD−D概略矢視断面図である。 プレート式蒸発器を備えた冷凍機における凍結防止制御のフローを示す図である。 冷凍機の運転停止時におけるプレート式蒸発器内での冷水の凍結を防止する凍結防止制御の手順を説明するための図である。
符号の説明
1 冷凍サイクル
2 冷媒配管
3 圧縮機
4 凝縮器
5 膨張弁
6 蒸発器(プレート式蒸発器)
6a 側面
6b 側面
7 冷水
8 冷却水
10 冷凍機
21 伝熱板
22 冷水流路
23 冷媒流路
24 冷水入口ポート
25 冷水出口ポート
26 冷水入口
27 冷水出口
28 冷媒入口ポート
29 冷媒出口ポート
30 冷媒入口
31 オリフィス
32 冷媒出口
33 冷水入口ノズル
34 冷水出口ノズル
35 冷媒入口ノズル
36 冷媒出口ノズル
40 プレート式蒸発器
41 冷水出口温度センサー
42 熱交温度センサー
43 サーモスタット(制御手段)
44 フロースイッチ
45 ストレーナ

Claims (4)

  1. 圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器を順次冷媒回路で接続して冷凍サイクルを構成し、前記蒸発器に、積層した伝熱板の間に冷水流路と冷媒流路を交互に形成し、各冷水流路を通過する冷水と各冷媒流路を通過する冷媒との間で熱交換を行うプレート式蒸発器を用いた冷凍機において、
    前記蒸発器は、その一の側面に設けた冷水入口から前記各冷水流路の一端に順次連通する冷水入口ポートと、前記各冷水流路の他端を順次連通して前記側面に設けた冷水出口に接続される冷水出口ポートを備え、
    前記冷水出口に冷水出口温度センサーを設置すると共に、前記冷水出口ポートの前記冷水出口と反対側の端部に熱交温度センサーを設置し、
    前記冷水出口温度センサー又は前記熱交温度センサーの測定温度が所定温度より低下した際に、前記圧縮機を停止させる制御手段を備えたことを特徴とする冷凍機。
  2. 請求項1に記載の冷凍機において、
    前記蒸発器の冷水入口に冷水を送る冷水ポンプを備え、
    前記制御手段はさらに、前記冷凍機の運転停止中に、前記熱交温度センサーの測定温度が所定温度より低下した際に、前記冷水ポンプを運転させることを特徴とする冷凍機。
  3. 圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器を順次冷媒回路で接続して冷凍サイクルを構成し、前記蒸発器に、積層した伝熱板の間に冷水流路と冷媒流路を交互に形成したプレート式蒸発器を用いた冷凍機の運転方法であって、
    前記蒸発器の一の側面に設けた冷水入口から前記各冷水流路の一端に順次連通する冷水入口ポートを介して前記各冷水流路に冷水を導入し、
    前記各冷水流路を通過する冷水と各冷媒流路を通過する冷媒との間で熱交換を行い、
    前記各冷水流路の他端を順次連通して前記側面に設けた冷水出口に接続される冷水出口ポートを介して前記各冷水流路から冷水を導出し、
    その際、前記冷水出口の冷水の温度を監視すると共に、前記冷水出口ポートの前記冷水出口と反対側の端部の冷水の温度を監視し、
    前記冷水出口の冷水の温度、又は前記冷水出口ポートの前記冷水出口と反対側の端部の冷水の温度が所定温度より低下したら、前記圧縮機を自動停止させることを特徴とする冷凍機の運転方法。
  4. 請求項3に記載の冷凍機の運転方法において、
    前記冷凍機の運転停止中に、前記冷水出口ポートの前記冷水出口と反対側の端部の冷水の温度を監視し、
    前記冷水の温度が所定温度より低下したら、前記蒸発器の冷水入口に冷水を導入することを特徴とする冷凍機の運転方法。
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