JP3123422U - ピアノ演奏用補助ペダル装置 - Google Patents

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幸夫 外山
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株式会社イトーシンミュージック
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Abstract

【課題】補助ペダルの初期姿勢をピアノペダルに近似させながら、補助ペダルの作動が円滑になるピアノ演奏用補助ペダル装置を得る。
【解決手段】昇降具3によって上下動調節される足置板6に、伸縮調節可能な押圧部材14を上下摺動可能に貫通させるとともに、該押圧部材14を上動付勢するばね21を設け、押圧部材14の下端に、ピアノペダル26に上方から当接する当て板を設け、足置板6に起立固定したブラケット8に、補助ペダル10を上下回動可能に連結するとともに該補助ペダル10を押圧部材14の上端に当接させてなるピアノ演奏用補助ペダル装置において、補助ペダル10の回動軸心側端部に下方に突出する連結部10cを設け、該連結部10cをブラケット8に回動可能に連結するとともに、該連結部10cの回動軸心P1を、補助ペダル10の初期姿勢がピアノペダル26の初期姿勢と対応する前下り傾斜させた際の補助ペダル10と押圧部材14との当接点T1よりも所定量下方に位置させる。
【選択図】図1

Description

本考案は、ピアノの椅子に腰掛けたとき、演奏者の足がペダルに届き難い場合に使用するピアノ演奏用補助ペダル装置に関するものである。
従来の技術として、幼児の演奏者が腰掛ける椅子とピアノペダルとの間で床上に置かれた台枠の上方に足置板を高低調節自在に支持し、該足置板上面の突出部に補助ペダルを回動可能に枢着し、中空棒に挿入棒を出没調節可能に嵌合させてなる縮調節可能な押圧部材を設け、該押圧部材を、その上端がピアノから離れる方向に傾斜させて前記足置板に上下摺動可能に貫通させるとともに、該押圧部材を上方に移動させるばねを設け、前記押圧部材の上端を前記補助ペダルの下面に当接させ、該押圧部材の下端に、ピアノペダルの上面に当接する当て板を取り付けてなるピアノ演奏用補助ペダル装置があった。
前記従来のものは、足置板に押圧部材を傾斜させて取り付けるようにしていたため、特殊な部品、加工を必要とする等、構造が複雑になるものであった。また、ピアノペダルに対する補助ペダルの姿勢ついて配慮されておらず、ペダルの踏み込み感覚が実物と異なるものであった。
実公平5−26638号公報
本考案は、補助ペダルの初期姿勢をピアノペダルに近似させながら、補助ペダルの作動が円滑になるピアノ演奏用補助ペダル装置を得ることを目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために以下の如く構成したものである。即ち、請求項1に係る考案は、昇降具によって上下動調節される足置板に、伸縮調節可能な押圧部材を上下摺動可能に貫通させるとともに、該押圧部材を上動付勢するばねを設け、前記押圧部材の下端に、ピアノペダルに上方から当接する当て板を設け、前記足置板に起立固定したブラケットに、補助ペダルを上下回動可能に連結するとともに該補助ペダルを前記押圧部材の上端に当接させてなるピアノ演奏用補助ペダル装置において、前記補助ペダルの回動軸心側端部に下方に突出する連結部を設け、該連結部を前記ブラケットに回動可能に連結するとともに、該連結部の回動軸心を、補助ペダルの初期姿勢がピアノペダルの初期姿勢と対応する前下り傾斜させた際の補助ペダルと前記押圧部材との当接点よりも所定量下方に位置させる構成にしたものである。
請求項1に係る考案は、補助ペダルを踏み込むと、押圧部材が下方に移動し、当て板を介してピアノペダルを押し下げることになる。このとき、前記補助ペダルは実物のピアノペダルと同様に前下り傾斜しているので、演奏者は補助ペダルを実物と同様の感覚で踏むことができる。また、補助ペダルは、押圧部材との当接点よりも下方に位置する軸心を中心として回動するので、補助ペダルを踏み込んだ際に、補助ペダルと押圧部材との当接部の相対移動が少なくなる。このため、前記当接部の磨耗が少なくなるとともに、補助ペダルの運動がピアノペダルに正確に伝達されることになる。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図において、図1は本考案の実施例を示す部分断面側面図、図2は図1の要部拡大図、図3は補助ペダルを踏み込んだ状態の要部拡大図、図4は足置板を上昇させた状態の部分断面側面図である。
図1において、1はピアノ25と演奏者が腰掛ける椅子(図示省略)との間に配置されるピアノ演奏用補助ペダル装置であり、箱形の台2に昇降具3を介して足置板6を上下動調節可能に支持し、該足置板6に補助ペダル10、押圧部材14、及び当て板20等を取り付けて構成される。
前記昇降具3は、台2と足置板6とを連結する平行リンク機構4、該平行リンク機構4を上下方向に伸縮調節する調節つまみ5を有し、調節つまみ5を正逆回転させることによって前記足置板6を演奏者の背丈に合わせて上下に移動調節するようになっている。
前記足置板6の後部(図1において右部)にペダル箱7を起立固定し、該ペダル箱7内に固定したブラケット8に補助ペダル10を回動可能に連結する。該補助ペダル10は、図2に示すように、前部(図2において左部)に上面が平滑な踏み部10aを、後部に上方に突出する規制部10bを、該規制部10bよりも後方に位置する後端部に下方に突出する連結部10cを、前記踏み部10aの下面の前後方向中間部に下方に向かって円弧状に突出する当接部10dをそれぞれ形成してなる。
前記補助ペダル10は、その連結部10cを前記ペダル箱7の後面(図2において左面)に形成した連通孔7aに嵌合させ、支点ピンP1を介して前記ブラケット8に上下回動可能に連結する。前記支点ピンP1の上下位置は、補助ペダル10の初期姿勢をピアノペダル26の初期姿勢と対応する前下り傾斜させた状態において、該補助ペダル10と後述する押圧部材14との当接点T1よりも所定量下方に位置させる。
前記補助ペダル10の当接部10dが位置する足置板6に筒状の軸受ホルダ11を貫通させて起立固定し、該軸受ホルダ11の上下端部に軸受け12(上軸受12a、下軸受12b)を取付け、該軸受11に押圧部材14を上下摺動可能に嵌合させる。該押圧部材14は、前記軸受11に上下摺動可能に嵌合するスライドパイプ15に心軸18を下側から摺動可能に嵌合させ、該スライドパイプ15の下端部外周に止めリング16を嵌合固定し、該止めリング16に止めボルト17を外側から軸心方向に螺合させ、該止めボルト17をねじ込むことにより、前記心軸18をスライドパイプ15に上下任意の位置で固定するようになっている。
前記スライドパイプ15の上端部に前述した補助ペダル10の当接部10dに当接する受圧駒19をねじ込み固定し、前記心軸18の下端にピアノペダル26の上面に当接する当て板20を固定する。前記受圧駒19の頭部はスライドパイプ15よりも大径にしてばね受け部を形成する。前記スライドパイプ15の上部にばね(コイルばね)21を挿通し、該ばね21の上端を前記受圧駒19の頭部に係止し、該ばね21の下端を軸受ホルダ11の上端部に取り付けた上軸受12aに係止し、該ばね21の反力で押圧部材14を上方に移動付勢する。
前記押圧部材14は、ばね21の反力で上方に移動されると、スライドパイプ15の下端部に固定した止めリング16が軸受ホルダ11の下軸受12bに下方から衝突して該押圧部材14の上動位置が規定され、これにより、補助ペダル10の当接部10dに当接する受圧駒19の上限位置が決まり、該受圧駒19により、図2に示すように、前記補助ペダル10の初期姿勢をピアノペダル26の初期姿勢と対応する前下り傾斜に設定する。
図2において、22は止めリング16と下軸受12bとの間に介装したゴム製の緩衝ブッシュ、20aは当て板20の下面側に固着した緩衝用のフェルト、23は足置板6に取り付けたストッパーであり、前記補助ペダル10を大きく踏み込んだ際に、前記ストッパー24が補助ペダル10の揺動端部の下面に固着した緩衝用のフェルト24に衝突してそれ以上の下方への過回動を防止するためのものである。
ここで、前記補助ペダル10の回動角度と支点ピンP1との関係は、以下の如く設定する。即ち、図3に示すように、演奏者によって補助ペダル10が押し下げられる標準の作動姿勢での支点ピンP1の軸心と、補助ペダル10の当接部と受圧駒19との当接点T2とを結ぶ線を下動線L3とし、該下動線L3と前記支点ピンP1の軸心を通る水平線L1との角度βを約−6度と過程した際に、図2に示すように、前記補助ペダル10が押圧部材14によって押し上げられた初期姿勢での支点ピンP1の軸心と、補助ペダル10の当接部と受圧駒19との当接点T1とを結ぶ線を上動線L2とし、該上動線L2と前記水平線L1との角度αが前記角度βと正反対となる約6度となるように、前記支点ピンP1の位置を設定する。
前記実施例によれば、補助ペダル10を踏み込むと、押圧部材14が下方に移動し、当て板20を介してピアノペダル26を押し下げることになる。このとき、前記補助ペダル10は実物のピアノペダル26と同様に前下り傾斜しているので、演奏者は補助ペダル10を実物と同様の感覚で踏むことができる。また、前記補助ペダル10は、押圧部材14との当接点T1よりも下方に位置する支点ピンP1を中心として回動するので、補助ペダル10を踏み込んだ際に、補助ペダル10と押圧部材14との当接部の相対移動が少なくなる。しかも、補助ペダル10は下向きに湾曲する当接部10dが押圧部材14の受圧駒19に接触することになる。このため、補助ペダル10と押圧部材14との当接部の磨耗が少なくなるとともに、補助ペダル10の運動がピアノペダル26に正確に伝達されることになる。
また、演奏者の足が補助ペダル10に届き難い場合には、調節つまみ5を例えば正回転させて平行リンク機構4を上方に伸長作動させ、図4に示すように、足置板6を上昇させ、前記補助ペダル10が演奏者の足に円滑に届くように調節し、次いで、止めボルト17を緩め、当て板20がピアノペダル26に当接するまで、心軸18をスライドパイプ15から下方に移動させた後、前記止めボルト17を締めて前記心軸18をスライドパイプ15に固定する。
本考案の実施例を示す部分断面側面図である。 図1の要部拡大図である。 補助ペダルを踏み込んだ状態の要部拡大図である。 足置板を上昇させた状態の部分断面側面図である。
符号の説明
1 ピアノ演奏用補助ペダル装置
2 台
3 昇降具
4 平行リング機構
5 調節つまみ
6 足置板
7 ペダル箱
7a 連通孔
8 ブラケット
10 補助ペダル
10a 踏み部
10b 規制部
10c 連結部
10d 当接部
11 軸受ホルダ
12 軸受
12a 上軸受
12b 下軸受
14 押圧部材
15 スライドパイプ
16 止めリング
17 止めボルト
18 心軸
19 受圧駒
20 当て板
20a フェルト
21 ばね
22 緩衝ブッシュ
23 ストッパー
24 フェルト
25 ピアノ
26 ピアノペダル

Claims (1)

  1. 昇降具(3)によって上下動調節される足置板(6)に、伸縮調節可能な押圧部材(14)を上下摺動可能に貫通させるとともに、該押圧部材(14)を上動付勢するばね(21)を設け、前記押圧部材(14)の下端に、ピアノペダル(26)に上方から当接する当て板(20)を設け、前記足置板(6)に起立固定したブラケット(8)に、補助ペダル(10)を上下回動可能に連結するとともに該補助ペダル(10)を前記押圧部材(14)の上端に当接させてなるピアノ演奏用補助ペダル装置において、前記補助ペダル(10)の回動軸心側端部に下方に突出する連結部(10c)を設け、該連結部(10c)を前記ブラケット(8)に回動可能に連結するとともに、該連結部(10c)の回動軸心(P1)を、補助ペダル(10)の初期姿勢がピアノペダル(26)の初期姿勢と対応する前下り傾斜させた際の補助ペダル(10)と前記押圧部材(14)との当接点(T1)よりも所定量下方に位置させたことを特徴とするピアノ演奏用補助ペダル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0480416U (ja) * 1990-11-28 1992-07-14
CN107731203A (zh) * 2017-11-20 2018-02-23 青岛理工大学 一种儿童钢琴辅助脚踏
CN111739482A (zh) * 2019-03-21 2020-10-02 滨州学院 一种钢琴踏板震奏机

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