JP5378689B2 - 椅子 - Google Patents
椅子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5378689B2 JP5378689B2 JP2008052080A JP2008052080A JP5378689B2 JP 5378689 B2 JP5378689 B2 JP 5378689B2 JP 2008052080 A JP2008052080 A JP 2008052080A JP 2008052080 A JP2008052080 A JP 2008052080A JP 5378689 B2 JP5378689 B2 JP 5378689B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- seat body
- gas spring
- chair
- seating surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
に一端が取り付けられると共に、上記支持体に対する位置関係が一定となる第2取付部に他端が取り付けられており、伸長することで、上記座体を上記収納位置に向けて付勢するガススプリングと、を備え、上記座体が回動する領域のうち、上記収納位置から所定の範囲にあたる収納領域に上記座体が位置する場合の上記ガススプリングの伸長速度は、上記収納領域以外の領域に上記座体が位置する場合の上記ガススプリングの伸長速度に比べて小さく、また、支持軸の軸方向から見たときに、上記ガススプリングと上記第2取付部との連結位置は、上記座体が上記使用位置にある場合の上記ガススプリングと上記第1取付部との連結位置と、上記支持軸と、を結ぶ直線を基準として、上記座体が上記収納位置にある場合の上記ガススプリングと上記第1取付部との連結位置とは反対側の領域に位置することを特徴とする椅子である。
このように構成された椅子であれば、使用者の体や衣服がガススプリングに接触しにくくなるので、座体の回動に伴って移動および伸縮するガススプリングに体や衣服を巻き込む事故を抑制することができる。また、座体が使用位置にある場合においては、ガススプリングが座体の下に位置することとなるので、使用者の着座の邪魔にならず、椅子の正面および背面のスペースを効率よく使用することができる。
(1)全体構成
本実施例の椅子ユニット1は、図1に示すように、左右方向(図1におけるAB方向)に所定の間隔を空けて配置される一対の支柱10(10R,10L)と、上記支柱10R,10Lにより水平に支持される天板20と、上記天板20の正面方向(図1におけるC方向)の端部に取り付けられた略鉛直方向に広がる背凭れ30と、上記支柱10R,10Lにより床面より高い位置で支持される着座用の座体40と、からなるものであって、支柱10R,10Lと天板20が机として機能し、支柱10R,10L,背凭れ30,および座体40が椅子として機能する。この椅子ユニット1は、講義室などにおいて、図2に示すように、椅子の正面方向に複数並べて設置される。
(2)座体40の回動動作
座体40の回動動作を、図2に基づいて説明する。図2において、座体40aは使用者2aが座って使用している状態、座体40bは使用者2bが立ち上がる過程における状態、座体40cは使用者2cが立ち上がった後の状態を示している。
(3)ブレーキポイントの設定
上述したブレーキポイントは、以下のように定められる。
また、幅Iおよび奥行きKは、使用者2が起立する際に足が天板20にも座体40にも接触しない値に定められている。幅Iが上記よりも大きい値であれば、使用者2は容易に起立でき、奥行きKを大きくすることも可能となるが、支柱10の前後の設置間隔を広くすることが必要となる。また、奥行きKを上記よりも小さくすると、座体40への座り心地が悪くなる。
(4)効果
このように構成された椅子ユニット1であれば、ガススプリング50により、座体40を立ち上がらせるための付勢と、座体40と背凭れ30やストッパなどとの衝突による大きな衝突音が発生することを抑制する減速と、を実現することができる。
従来の椅子では、コイルスプリングの復元力とダンパーの反力との両方を調整する必要があったので、適切な回動動作を実現することが困難であった。また、コイルスプリングの品質のばらつきとダンパーの品質のばらつきを合せたものが、座体の動作を制御する力のばらつきとなっていたため、椅子ごとの動作のばらつきを小さくすることが困難であった。そのため、座体が収納位置に向けて回動する際、使用者の足と接触しにくい領域に回動するよりもかなり早い段階で回動速度が減速し、使用者の足に接触して起立の邪魔になるなどの問題が発生していたが、本実施例の椅子ユニット1では、調整が容易であるとともに、品質のばらつきを小さくできるため、容易に適切な回動動作を実現することができる結果、上述した従来技術の問題を解決することができる。
また、上述した構成の椅子ユニット1では、ガススプリング50が座板42の裏面に配置されているため、座体40が使用位置にあるときは、カバー44が座体40の下側に位置することとなる。よって、使用者が着座している状態では、体の一部が接触する可能性が低く、動作の邪魔にならないので都合が良い。
(5)変形例
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
Claims (3)
- 所定の間隔を空けて配置された一対の支持体と、
水平に配置され、前記一対の支持体により両端が支持されてなる支持軸と、
前後方向に拡がる着座面を有し、前記着座面が略水平となる使用位置と、前記着座面の前方が上昇することで前記着座面が略鉛直となる収納位置と、の間で回動可能となるように、前記支持軸により支持される座体と、
前記座体に設けられた第1取付部に一端が回動可能に連結されると共に、前記支持体に対する位置関係が一定となる第2取付部に他端が回動可能に連結されており、伸長することで、前記座体を前記収納位置に向けて付勢するガススプリングと、を備え、
前記座体が回動する領域のうち、前記収納位置から所定の範囲にあたる収納領域に前記座体が位置する場合の前記ガススプリングの伸長速度は、前記収納領域以外の領域に前記座体が位置する場合の前記ガススプリングの伸長速度に比べて小さく、
前記支持軸の軸方向から見たときに、前記ガススプリングと前記第2取付部との連結位置は、前記座体が前記使用位置にある場合の前記ガススプリングと前記第1取付部との連結位置と、前記支持軸と、を結ぶ直線を基準として、前記座体が前記収納位置にある場合の前記ガススプリングと前記第1取付部との連結位置とは反対側の領域に位置する
ことを特徴とする椅子。 - 前記ガススプリングは、前記座体における前記着座面の裏面側に位置する領域に配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の椅子。 - 前記収納領域は、前記座体が前記使用位置にあるときの前記座体の前記床面に対する位置関係に基づいて定まる足接地位置よりも、前記椅子の背面側に位置する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008052080A JP5378689B2 (ja) | 2008-03-03 | 2008-03-03 | 椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008052080A JP5378689B2 (ja) | 2008-03-03 | 2008-03-03 | 椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009207608A JP2009207608A (ja) | 2009-09-17 |
JP5378689B2 true JP5378689B2 (ja) | 2013-12-25 |
Family
ID=41181362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008052080A Active JP5378689B2 (ja) | 2008-03-03 | 2008-03-03 | 椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5378689B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011030668A1 (ja) | 2009-09-09 | 2011-03-17 | 日本電気株式会社 | 携帯端末装置を用いた情報提供サービスシステム |
JP6429362B2 (ja) * | 2014-06-06 | 2018-11-28 | 株式会社オカムラ | 施設利用什器 |
KR102381404B1 (ko) * | 2022-02-21 | 2022-03-30 | 권상길 | 회전좌판을 구비한 절첩식 의자 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0856777A (ja) * | 1994-08-22 | 1996-03-05 | Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd | 座面跳ね上げ速度の制御装置 |
JPH08299095A (ja) * | 1995-05-10 | 1996-11-19 | Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd | 椅子座面の跳ね上げ速度制御装置 |
JP2801885B2 (ja) * | 1996-04-11 | 1998-09-21 | 三菱製鋼株式会社 | 回動速度制御装置 |
JP3803642B2 (ja) * | 2003-01-31 | 2006-08-02 | 愛知株式会社 | 収納式椅子 |
JP3888992B2 (ja) * | 2003-10-31 | 2007-03-07 | 愛知株式会社 | 椅子 |
-
2008
- 2008-03-03 JP JP2008052080A patent/JP5378689B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009207608A (ja) | 2009-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101986957B (zh) | 椅子的折叠座位用的阻尼机构 | |
US7448684B2 (en) | Backrest adjustment device | |
JP5378689B2 (ja) | 椅子 | |
JP2004155269A (ja) | シートのヘッドレスト | |
JP2013248148A (ja) | ネスティング可能な椅子 | |
JP4865679B2 (ja) | 回動収納式テーブル | |
JP4796087B2 (ja) | 椅子における背凭れ等の傾動装置 | |
JP4064679B2 (ja) | 椅子 | |
JP3574336B2 (ja) | 背座連動型座起立式椅子 | |
JP2004291940A (ja) | 車両用シート | |
JP2007161049A (ja) | 車両用シートの衝撃吸収構造 | |
KR102417023B1 (ko) | 자동차 시트의 레그 서포트 장치 | |
JP6013890B2 (ja) | 回動収納式テーブル | |
WO2010050174A1 (ja) | 椅子 | |
JP5665555B2 (ja) | 椅子 | |
JP4659435B2 (ja) | 椅子及びこれと机との組合せ | |
JP3888992B2 (ja) | 椅子 | |
JP5479833B2 (ja) | 椅子 | |
JP4296220B2 (ja) | 講義用椅子 | |
JP5378760B2 (ja) | 椅子 | |
JP5346068B2 (ja) | 支持部材 | |
JP4133427B2 (ja) | 椅子 | |
JP4133073B2 (ja) | 椅子における背凭れ等の傾動装置 | |
JP6948219B2 (ja) | 乗り物用衝撃吸収機構 | |
JP3354835B2 (ja) | 車両用フットレスト装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121225 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130222 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130903 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130926 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5378689 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |