JP3122954U - ブロー成形容器 - Google Patents

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章則 小坂
匡量 児玉
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備南工業株式会社
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Abstract

【課題】 箱状の容器に対して、内容物をそのまま取り出せる大きな取り出し口が極めて容易且つ的確に開口され、軽量使用が簡便に行えることを可能にしたブロー成形容器を市販に供せんとする。
【解決手段】 蓋部と胴体部を合成樹脂で一体成形された箱状の容器本体であって、そのブロー成形時に蓋部の1角から対角線方向の他角へ向けてプルタブを立設形成すると共に、該プルタブの下方の胴体部の1角にはリブを突出形成させ、且つ該リブと上記プルタブとの間にピンチオフによる比較的短い長さの板状の帯体を作成させるほか、それに続く蓋部と胴体部の境界線となる外周にV溝を形成させ、上記プルタブを引っ張ると蓋部が胴体部から引き離されて、蓋部の下方に大きな内容物の取出し口が形成されるものとなす。
【選択図】 図1

Description

本考案は、豆腐等の食品の容器として使用されるブロー成形容器に関する。
特許文献1及び特許文献2には、胴部よりも細い首部に環状狭窄部を設け、その上部に設けられている把手を引張って上記環状狭窄部から引きちぎって開口する細口瓶状のブロー成形容器が提案されている。これらは何れも細長い首部を環状に取り巻く溝状の凹部であって、それより上方に取付けられた把手或いは摘みを引っ張ることにより、その直下にある凹状の最深部に応力を集中させ、そこからの引き裂きを可能にするものである。
しかし、内容物が豆腐等の固形物である場合、開口部が小さいと取り出せないという問題がある。
実開昭53−45147号 特開2000−318721号
本考案は上記したボトル形状の細首容器に限らず、箱状の容器に対しても、内容物をそのまま取り出せる大きな取り出し口が極めて容易且つ的確に開口され、軽量使用が簡便に行えることを可能にしたブロー成形容器を市販に供せんとするものである。
本考案に係るブロー成形容器は、蓋部と胴体部を合成樹脂で一体成形された箱状の容器本体であって、そのブロー成形時に蓋部の1角から対角線方向の他角へ向けてプルタブを立設形成すると共に、該プルタブの下方の胴体部の1角にはリブを突出形成させ、且つ該リブと上記プルタブとの間にピンチオフによる比較的短い長さの板状の帯体を作成させるほか、それに続く蓋部と胴体部の境界線となる外周にV溝を形成させ、上記プルタブを引っ張ると蓋部が胴体部から引き離されて、蓋部の下方に大きな内容物の取出し口が形成されるものとなしたことを特徴とする。このさい、板状の帯体は肉厚寸法が0.2mm〜0.5mmで、且つその始端と後端までの長さ寸法を3mm〜20mmとなさしめる。
本考案品は以上の如き構成であり、豆腐などの内容物を入れる箱形のブロー成形容器に於いて、胴体部の外周と同じ大きさの取出し口を効率の良いプルタブの引張り作用で極めて容易且つ的確に形成されるものとなすのであり、また従来品の問題点とされていたボイル殺菌時や輸送時等の内的或は外的要因により切り離し箇所に生じていた不測な引きちぎれやピンホールなどによる破損や漏洩などの問題点を解消することができる上で著効がある。
以下、図面に示す実施の態様について説明する。
図1は本考案品に係るブロー成形容器の斜視図、図2はプルタブを引きちぎった状態を示す斜視図、図3は図1の側面図、図4は図3のA−A線断面図、図5は一部拡大説明図である。
各図に於いて、1はブロー成形された合成樹脂製の容器本体であって、1Aは蓋部、1Bは胴体部である。ここに、合成樹脂はポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂であり、また容器の大きさは凡そ200cc〜700ccの範囲のものとなされる。
本考案に於いて蓋部1Aには、開封のさいに引張って取出し口を形成させるプルタブ2が設けてあり、該プルタブ2は蓋部1Aの1角から対角線方向を跨ぐ垂直方向へ立設状態に取付けたものとなされる。このさい、本考案では上記プルタブ2をそのブロー成形時に、蓋部1Aの1角から対角線方向の他角へ向けて立設形成させると共に、該プルタブ2の下方の胴体部1Bの1角にリブ4を突出形成させ、且つ該リブ4と上記プルタブ2との間にピンチオフによる比較的短い長さの板状の帯体3と、蓋部1Aと胴体部1Bの境界線となる外周にV溝5が形成されるものとする。
ところで、上記ピンチオフによる板状の帯体3は一般的にその肉厚寸法及び高さ寸法を凡そ0.2mm〜0.5mmで、且つ始端mから後端nに到る長さ寸法を凡そ3mm〜20mmとなさしめるのであり、他方V溝5はこれに引続いて蓋部1Aと胴体部1Bの境界線となる外周に形成されるものとする。而して、蓋部1Aの下方に対し内容物の取出し口6が形成されるものとなるのであり、該取出し口6は蓋部1Aの全体を占める範囲となるように大きく設計される。
7はプルタブ2に穿設した指の挿入孔であって、該挿入孔7の下方箇所に於ける胴体部1B及び胴体部1Bの1角に設けられたリブ4との連結部に対し、上記寸法となした板状の帯体3が形成されるものとなされるのであり、而してプルタブ2はその指挿入孔7付近を手指に持ったり、人指し指で引掛けて矢印方向へ引起すことにより、該プルタブ2を胴体部1Bから引きちぎるようになすのであり、そのさいプルタブ2は先ず帯体3の始端mから引きちぎられ、その後端nからはV溝5に沿って引きちぎられて行き、下方に取出し口6が大きく開口されるものとなる。なお、図面で8は内容物の注入口であり、注入後は封塞されるのである。
本考案に於けるプルタブ2を蓋部1Aの1角へ立設形成させ、その下方の胴体部1Bの1角にリブを突出形成し、プルタブ2とリブ4の間に板状の帯体3を設けたことは、不測の事態で簡単に引き離されないようにするためである。即ちプルタブ2の引張りにより簡単に取出し口6が形成されるようになすためには、常識的にプルタブ2とリブ3の間の切り込みを深く且つ薄くすればする程容易に行えるものとなるが、このようにしたものでは内容物の充填後のボイル殺菌時或は輸送時などの取扱い中にピンホールや不測な引きちぎれなとが生じりするのであるが、本考案品の如く帯体3を形成させたものでは斯有る問題点を防止できる上で著効がある。具体的に言って本考案品では該帯体3が先ず引きちぎられるものとならない限り、取出し口6が形成されるものとならないのである。而して、引きちぎるさいは帯体3の上方にプルタブ2が形成されているため、これを上方へ引っ張るようにすることで引上げ力が該部へ集中し、帯体3が引きちぎれ易くなっている。このさい帯体3のm〜nの長さ寸法は任意に設定するものであるが、胴体部の大きいものに対しては、比較的長くなるように安全に設計するのである。
上記実施例ではプルタブ2に指挿入孔7を設けたものについて説明したが、掴み易い他のものとすることができる。
本考案品に係るブロー成形容器の斜視図である。 プルタブを引きちぎった状態を示す斜視図である。 図1の側面図である。 図3のA−A線断面図である。 一部拡大説明図である。
符号の説明
1 容器本体
1A 蓋部
1B 胴体部
2 プルタブ
3 板状帯体
4 リブ
5 V溝
6 取出し口
7 指挿入口

Claims (2)

  1. 蓋部と胴体部を合成樹脂で一体成形された箱状の容器本体であって、そのブロー成形時に蓋部の1角から対角線方向の他角へ向けてプルタブを立設形成すると共に、該プルタブの下方の胴体部の1角にはリブを突出形成させ、且つ該リブと上記プルタブとの間にピンチオフによる比較的短い長さの板状の帯体を作成させるほか、それに続く蓋部と胴体部の境界線となる外周にV溝を形成させ、上記プルタブを引っ張ると蓋部が胴体部から引き離されて、蓋部の下方に大きな内容物の取出し口が形成されるものとなしたことを特徴とするブロー成形容器。
  2. 板状の帯体は肉厚寸法が0.2mm〜0.5mmで、且つその始端と後端までの長さ寸法を3mm〜20mmとなされることを特徴とする請求項1記載のブロー成形容器。
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