JP3122277U - バッグ - Google Patents

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Abstract

【課題】 必要に応じて袋部を収縮させることにより、バッグの収納容積及び、外観デザインを変化させることができ、かつ上記袋部の収納容積及び、外観デザインを容易に保持することができるバッグを提供する。
【解決手段】 上端部が開口し、一対の側面部が互いに重ね合わされて形成された袋部を有し、上記袋部の左右方向の両側端部には、上記袋部の両側端部を収縮させて上記袋部の形状を変化しうる収縮構造が設けられ、上記収縮構造には、上記袋部の収縮状態を維持しうる固定部材が設けられている。上記収縮構造は、上記袋部の左右の両側端部に設けられた紐通し部と、上記紐通し部に挿通され、引張操作により上記紐通し部を収縮して、上記袋部の形状を変化しうるように形成された紐状部材とにより構成されている。
【選択図】 図4

Description

本考案は形状を変形しうるバッグに係り、特に、収縮構造により袋部の形状を大きく変化させ、必要に応じて容易にバッグの収納容積を変化させることができると共に、外観デザインを変化させてシ用することができ、上記バッグの収縮状態を保持しうるバッグに関する。
一般的なバッグは、形状が一定であり、バッグの収納容積及び、外観デザイン等を容易に変化させることができるように形成されていなかった。
したがって、買い物前には財布や携帯電話等の必要な小物のみを収納させるだけでよいにも関わらず、不必要な大きさのバッグを携帯して買い物に行かなければならず、また、TPOに合わせてバッグを携行したい場合、例えば、買い物に行く場合には、小物入れ用のポーチと、買い物用の大型の手提げ袋等を準備する等の、複数の、異なる収納容積及び外観デザインのバッグを備える必要があり、煩雑であった。
上記不具合を解消するために、従来、「手提袋本体の相対向する両側面に、袋状又は輪状の挿通部を縦長に形成すると共に、この挿通部に上方に把持部を備えた紐又は細帯状の条体を挿通し、この条体の下端部を手提袋本体の下部に止着してなる手提袋」が考案されている(特許文献1参照)。
上記手提袋は、上記挿通部に挿通された条体を引っ張って上記挿通部を収縮させることにより手提袋本体の外観デザインを変化しうるように構成されている。
実開昭49−44611号公報
上記特許文献1所載の手提袋においては、上記条体を取手としても使用されるために、上記条体は細帯状として形成されているが、そのようにすると、上記条体と挿通部との摩擦が大きくなるので、上記条体を引っ張って挿通部を収縮させにくい、という不具合があった。
また、上記手提袋は、条体を引っ張って挿通部を収縮させた場合に、その状態を固定するための手段が存在しないので、上記収縮部が復元伸長してしまい、変化させた手提袋本体の収納容積及び、外観デザインを維持しにくい、という不具合もある。
また、上記手提袋は、挿通部を収縮させて手提袋本体の外観デザインを変化させた場合に、上記条体を取手として使用することにより、手提袋本体の開口部が開いたままの状態になりやすく、上記手提袋内に収納した収納物を紛失しやすい、という不具合もある。
そこで本考案の課題は、必要に応じて袋部を収縮させることにより、バッグの収納容積及び、外観デザインを変化させることができ、かつ上記袋部の収納容積及び、外観デザインを容易に保持することができるバッグを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1記載の本考案に係るバッグは、上端部が開口し、一対の側面部が互いに重ね合わされて形成された袋部を備えたバッグであって、上記袋部の左右方向の両側端部には、上記袋部の両側端部を収縮させて上記袋部の形状を変化しうる収縮構造が設けられ、上記収縮構造には、上記袋部の収縮状態を維持しうる固定部材が設けられていることを特徴とする。
すなわち、請求項1記載の本考案に係るバッグにあっては、上記袋部に物品を収納することができる。
また、上記袋部を構成する一対の側面部における左右の両側端部は収縮することができ、その収縮により袋部の形状を変化させることができる。
また、上記袋部の収縮変形状態を、上記固定部材により固定して維持することができる。
また、請求項2記載の本考案に係るバッグは、上記収縮構造は、上記袋部の左右方向両側端部において、それぞれ上下方向に沿って設けられた紐通し部と、上記紐通し部に挿通され、引張操作により上記紐通し部を収縮して、上記袋部の形状を変化しうるように形成された紐状部材とにより構成されていることを特徴とする。
すなわち、請求項2記載の本考案に係るバッグにあっては、上記紐通し部に挿通された上記紐状部材を引っ張った場合に、上記紐通し部が形成された部位の上記一対の側面部が収縮し、その結果、上記側面部における左右の両側端部が中間部に比し短縮した状態に変形するように構成されている。
また、請求項3記載の本考案に係るバッグは、上記固定部材は、略球状に形成され、上記紐状部材が挿通される係止孔部を有し、上記袋部の両側端部の収縮状態を保持しうることを特徴とする。
すなわち、請求項3記載の本考案に係るバッグにあっては、上記固定部材における上記係止孔部に上記紐状部材が挿通され、上記固定部材は上記紐状部材に対し移動することができるが、上記係止孔部は上記紐状部材を係止することができて、上記固定部材は上記紐状部材の任意箇所に停止して固定することができる。これにより、上記紐状部材を引っ張って上記袋部の両側端部を収縮させた状態で、上記固定部材を上記紐状部材に対し移動させ、上記紐通し部の縁部に当接させた状態にして固定すれば、上記紐通し部の収縮状態が保持されることになる。
また、請求項4記載の本考案に係るバッグは、上記紐通し部を収縮させることにより、上記袋部が変形された後において、上記袋部の両側端部同士を互いに密着させることにより、全体側面形状が略円形に形成されることを特徴とする。
すなわち、請求項4記載の本考案に係るバッグにあっては、上記紐通し部を収縮させた状態で上記袋部の両側端部を密着させた状態にすることができるが、その場合、上記収縮部が中心部に移動して、その周囲に上記側面部が拡開して取り囲む状態になる。その結果、上記袋部の全体側面形状は略円形に変化することになる。
また、請求項5記載の本考案に係るバッグは、上記一対の側面部には、夫々取手部が設けられ、上記各取手部は、上記袋部の変形前において、上記バッグを保持しうるように形成されるとともに、上記袋部が変形された後において、上記取手部を保持することにより、上記バッグの開口状態を閉止しうるように形成されていることを特徴とする。
すなわち、請求項5記載の本考案に係るバッグにあっては、上記袋部が変形された状態になると、上記のように、上記収縮部が中心部に移動して、その周囲に上記側面部が略円形に拡開して取り囲む状態になるが、その状態で上記取手部を把持すると、上記一対の側面部における夫々の開口縁部は互いに内方へ引き寄せられて接近する。その結果、その結果、上記袋部の開口部は閉止した状態に変化することになる。
請求項1記載の本考案に係るバッグは、上端部が開口し、一対の側面部が互いに重ね合わされて形成された袋部を備えたバッグであって、上記袋部の左右方向の両側端部には、上記袋部の両側端部を収縮させて上記袋部の形状を変化しうる収縮構造が設けられ、上記収縮構造には、上記袋部の収縮状態を維持しうる固定部材が設けられていることから、上記収縮構造を利用して上記袋部の両側端部を収縮させることにより、上記袋部の形状を変形させ、上記袋部の収納容積及び、外観デザインをTPOに合わせ自由に変化させて使用することができる。
したがって、買い物前には上記袋部の収納容積を小さくして財布や携帯電話等の必要な小物のみを収納した状態で携行し、買い物後に上記袋部の収納容積を増大させて購入品を収納することができ、例えば、行動の目的に合わせて複数種類のバッグを持って外出する
ことの煩雑さを回避することができる。
また、上記袋部の形状を変化させた状態を上記固定部材により保持しうることから、変化させた袋部の形状が意に反して元の形状に復元してしまうという不具合を回避することができる。
請求項2記載の本考案に係るバッグは、上記収縮構造は、上記袋部の左右方向両側端部において、それぞれ上下方向に沿って設けられた紐通し部と、上記紐通し部に挿通され、引張操作により上記紐通し部を収縮して、上記袋部の形状を変化しうるように形成された紐状部材とにより構成されていることから、上記紐状部材を引っ張るのみで上記紐通し部を収縮させて上記袋部の形状を変化させることができ、また、収縮させた上記紐通し部を伸長させるのみで上記袋部の形状を復元させることができるので、上記袋部の形状変形操作が容易である。
また、上記紐通し部と上記紐状部材とを設けるのみで上記収縮構造を形成することができるので、製作が容易で製造コストを低く抑えることができる。
請求項3記載の本考案に係るバッグは、上記固定部材は、略球状に形成され、上記紐状部材が挿通される係止孔部を有し、上記袋部の両側端部の収縮状態を保持しうることから、上記固定部材は上記紐状部材を上記係止孔部により係止することができ、これにより上記固定部材を上記紐状部材における任意の位置に停止固定することができる。したがって、上記袋部の両側端部を収縮させた状態で、上記固定部材を上記袋部における収縮部位の端部に当接する位置に固定することにより、上記収縮状態を維持して上記袋部の変形が意に反して復元することを防止することができる。
また、上記紐状部材に対する上記固定部材の停止位置を変化させ調節することができるので、上記袋部の両側端部の収縮具合も自由に調節することができ、それに応じて上記袋部の外観デザインも微妙に変化させることができる。
請求項4記載の本考案に係るバッグは、上記紐通し部を収縮させることにより、上記袋部が変形された後において、上記袋部の両側端部同士を互いに密着させることにより、全体側面形状が略円形に形成されることから、変形前の上記袋部の側面形状が略矩形に形成されていても、変形後の上記袋部の側面形状が略円形に変化するので、上記袋部の外観デザインの変化が顕著で、変形前と変形後とで、全く異なる外観デザインになすことができる。したがって、TPOに合わせて外観デザインの異なるバッグを携行したい場合に、外観デザインの異なる複数のバッグを備える煩雑さがない。
請求項5記載の本考案に係るバッグは、上記一対の側面部には、夫々取手部が設けられ、上記各取手部は、上記袋部の変形前において、上記バッグを保持しうるように形成されるとともに、上記袋部が変形された後において、上記取手部を保持することにより、上記バッグの開口状態を閉止しうるように形成されていることから、上記袋部を変形した状態で使用する場合に、上記取手部を手で把持することにより上記袋部の開口部を閉止できるので、上記袋部に蓋を付けなくとも、上記袋部の内部を他人に覗かれたり、上記袋部から収納物が零れ落ちたり盗難されるという不具合を無くすことができる。その結果、変形後においても取手部をそのまま有効に活用することができる。
以下、図面を用いて本考案の最良の実施形態について説明する。
本実施の形態に係るバッグ11は、図1に示すように、上端部が開口し、一対の側面部12,13が互いに重ね合わされて形成された袋部14を備えたバッグ11であって、上記袋部14の左右方向の両側端部25,26には、上記袋部14の両側端部25,26を収縮させて上記袋部14の形状を変化しうる収縮構造18a,18bが設けられ、上記収縮構造18a,18bには、上記袋部14の収縮状態を維持しうる固定部材37,38が設けられている。
また、上記収縮構造18a,18bは、図2及び図3に示すように、上記袋部14の左右方向両側端部25,26において、それぞれ上下方向に沿って設けられた紐通し部19,20,21,22と、上記紐通し部19,20,21,22に挿通され、図4〜図6に示すように、引張操作により上記紐通し部19,20,21,22を収縮して、上記袋部14の形状を変化しうるように形成された紐状部材23,24とにより構成されている。
また、上記固定部材37,38は、図3に示すように、略球状に形成され、上記紐状部材23,24が挿通される係止孔部39a,39bを有し、上記袋部14の両側端部25,26の収縮状態を保持するように形成されている。
また、図5に示すように、上記紐通し部19,20,21,22を収縮させることにより、上記袋部14が変形された後において、上記袋部14の両側端部25,26同士を互いに密着させることにより、全体側面形状が略円形に形成されるように構成されている。
また、上記一対の側面部12,13には、夫々取手部16,17が設けられ、上記各取手部16,17は、図1に示すように、上記袋部14の変形前において、上記バッグ11を保持しうるように形成されるとともに、図5に示すように、上記袋部14が変形された後において、上記取手部16,17を保持することにより、上記バッグ11の開口状態を閉止しうるように形成されている。
図は本考案の実施例に係るバッグ11を示したものである。
本実施例に係るバッグ11は、図1に示すように、上端部が開口し、一対の側面部12,13が互いに重ね合わされて形成された袋部14を備えており、上記袋部14には上記開口部15から携行品を収納することができる。
上記袋部14の上記側面部12,13は、柔軟性を有し収縮可能な素材により、側面形状が略矩形に形成されている。
本実施例では上記側面部12,13の素材としては布が使用されている。なお、本考案のバッグは、袋部の側面部の素材を布に限定するものではなく、収縮可能な他の素材の使用も可能である。
上記袋部14の上記側面部12,13には、図1に示すように、夫々取手部16,17が設けられ、携行する場合に上記取手部16,17を掌で把持することができる。
上記袋部14の左右の両側端部25,26には、図4〜図6に示すように、当該側端部25,26を上下方向に収縮させて上記袋部14の形状を変化させうる収縮構造18a,18bが設けられている。
上記収縮構造18a,18bは、図2及び図3に示すように、紐通し部19,20,21,22と、紐状部材23,24とにより構成されている。
上記紐通し部19,20,21,22は、図1に示すように、上記袋部14における左右の両側端部25,26に形成されている。
上記紐通し部19,20,21,22は、図2に示すように、上記側面部12,13の両側端部位を幅方向の内方へ折り返して、その折返部位27,28,29,30を上記側面部12,13の内面側に重ね合わせ、その折返部位27,28,29,30の端部を上記側面部12,13に縫着接合することにより断面略筒状に形成されている。
すなわち、上記紐通し部19,20,21,22は、上記袋部14の両側端部25,26に夫々一対づつ筒状部31,32,33,34を上下方向に形成することにより構成されている。
なお、上記筒状部31,32,33,34は、図3に示すように、上端及び下端が開口されている。
上記紐状部材23,24は、図2に示すように、布により断面略円形に形成され、上記紐通し部19,20,21,22に挿通されている。すなわち、上記紐状部材23,24は、上記袋部14の両側端部25,26に夫々一対づつ設けられた上記筒状部31,32,33,34に挿通されている。
上記紐状部材23,24は、図3に示すように、一端が、上記袋部14の両側端部25,26において夫々一方の筒状部31,33に上端開口から挿入されて下端開口から一旦脱出してから、折り返されて再び他方の筒状部32,34に下端開口から挿入されて上端開口から脱出し、上記筒状部31,32,33,34の外方へ露出した両端部位が結び止めされている。図中、符号35,36が上記紐状部材23,24の瘤状になった結び止め部である。
なお、紐状部材の素材も自由であり布に限定されるものではない。
上記紐状部材23,24には、図3に示すように、上記紐通し部19,20,21,22の外方へ露出した部位に固定部材37,38が移動可能に取り付けられている。
上記固定部材37,38は、プラスチックにより略球状に形成され、両側面に開通する係止孔部39a,39bが形成されている。
なお、本考案にあっては上記固定部材の素材も自由であり上記プラスチックに限定されるものではない。
上記紐状部材23,24は、上記結び止め部35,36より内方部位が、2本並列状態で上記係止孔部39a,39bに挿通されている。
上記固定部材37,38に設けられた上記係止孔部39a,39bは、図3に示すように、内部が略への字状に屈曲するように形成され、内部に挿通された上記紐状部材23,24が内面部に接触することにより適度な摩擦を生じさせている。
これにより、上記固定部材37,38は上記の摩擦力により、上記紐状部材23,24の任意の位置に停止して固定することができる。
上記紐状部材23,24は、上記紐通し部19,20,21,22の外方へ露出した部位を引っ張ることにより、図4〜図6に示すように、上記紐通し部19,20,21,22を上下方向に収縮させて、上記袋部14の形状を変化させることができる。
すなわち、上記袋部14の側面形状は変形前に略矩形であったものが、変形後は、図4に示すように、上記袋部14の両側端部25,26が収縮することにより上端部及び下端部が湾曲した側面形状に変化する。
上記袋部14を変形させた状態、すなわち、上記袋部14の両側端部25,26を収縮させた状態は、図4〜図6に示すように、上記固定部材37,38を使用することにより保持することができる。
すなわち、上記袋部14の両側端部25,26を収縮させた状態で、上記固定部材37,38を収縮状態の上記紐通し部19,20,21,22の上端開口縁部40,41,42,43に当接させて固定することにより、上記紐通し部19,20,21,22が収縮状態から復元して伸長するのを阻止することができる。
上記袋部14は、上記紐通し部19,20,21,22を収縮させることにより形状が変化した状態において、図5に示すように、上記袋部14の両側端部25,26同士を互いに密着させることができる。この状態では、上記袋部14の全体側面形状は略円形に変化する。
また、上記袋部14は、上記紐通し部19,20,21,22を収縮させることにより形状が変化した状態において、図6に示すように、上記側面部12,13の横幅を一定に保ちながら上記側面部12,13を略円筒状に変化させると共に、上記取手部16,17を袋部14の内部に収納して、全体をコンパクトに縮小することができる。この形状は他のバッグに収納して携行するのに便利である。
上記袋部14の一対の側面部12,13に夫々設けられた上記取手部16,17は、図1に示すように、上記袋部14の変形前においても使用できるが、図4及び図5に示すように、上記袋部14が変形された後においても使用しうるように形成されている。
また、図5に示すように、上記袋部14が変形された後に、すなわち、上記袋部14の両側端部25,26を収縮させて上記両側端部25,26を密着させることにより、全体側面形状を略円形に変化させた状態で、上記取手部16,17を掌で把持した場合に、上記取手部16,17により上記側面部12,13の開口縁部44,45が夫々内方へ引き寄せられて互いに接近することにより、上記袋部14は上記開口部15が閉止された状態になるように形成されている。
以下、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例に係るバッグ11は、上記袋部14の左右方向の両側端部25,26に設けられた上記収縮構造18a,18bを利用して、上記袋部14を変形させることにより収納容積及び、外観デザインを変化させることができる。
上記収縮構造18a,18bは上記紐通し部19,20,21,22と、上記紐通し部19,20,21,22に挿通された上記紐状部材23,24とにより構成されていることから、上記紐状部材23,24の引張操作のみにより上記紐通し部19,20,21,22を収縮させて,図4〜図6に示すように、上記袋部14の形状を容易に変化させることができる。
上記袋部14は、変形前の側面形状は略矩形であるが、変形後は、図4に示すように、上記袋部14の両側端部25,26が収縮することにより上端部及び下端部が湾曲して側面形状が変化する。
また、図5に示すように、上記紐通し部19,20,21,22を収縮させた状態で、上記袋部14の両側端部25,26同士を互いに密着させることにより、全体側面形状を略円形に変化させることができる。
したがって、上記袋部14は変形前と変形後で、収納容積及び、外観デザインが全く異なるものに変化し、使用者は必要に応じて袋部14の形状を選択することができる。
また、上記紐状部材23,24を引っ張ることにより、上記袋部14の両側端部25,26に設けられた上記紐通し部19,20,21,22を収縮させて、上記袋部14の形状を変化させた状態は、図4〜図6に示すように、上記紐状部材23,24に設けられた上記固定部材37,38を用いて固定することができる。
すなわち、上記固定部材37,38を上記紐状部材23,24上で移動させて、上記固定部材37,38を収縮状態の上記紐通し部19,20,21,22の上端開口縁部40,41,42,43に当接させて固定することができるので、上記袋部14の変形状態を維持することができる。
すなわち、上記紐通し部19,20,21,22が収縮状態から復元して伸長するのを上記固定部材37,38によって阻止することができる。
なお、上記固定部材37,38は、上記係止孔部39a,39bと上記紐状部材23,24との摩擦により、上記紐状部材23,24の任意の位置に停止させ固定することができる。
また、上記袋部14の両側端部25,26を収縮させて変形した状態では、上記取手部16,17を掌で把持することにより、図5に示すように、上記側面部12,13の開口縁部44,45を夫々内方へ引き寄せて互いに接近させることができる。その結果、上記袋部14の開口部15が閉止された状態になり、上記袋部14内の携行品の零れ落ちや盗難が防止される。
本考案は、袋部の収納容積及び外観デザインを変化させうるバッグに適用可能である。
本考案の実施例に係るバッグを示すもので、袋部を変形する前の状態の斜視図である。 本考案の実施例に係るバッグを示すもので、断面図である。 本考案の実施例に係るバッグを示すもので、袋部を幅方向に切断した断面図である。 本考案の実施例に係るバッグを示すもので、袋部の側端部に形成された紐通し部を上下方向に収縮させた状態の斜視図である。 本考案の実施例に係るバッグを示すもので、袋部の両側端部を収縮させ、かつ両側端部を密着させた状態の側面図である。 本考案の実施例に係るバッグを示すもので、袋部の両側端部を収縮させ、かつ側面部を略円筒形に変形した状態の斜視図である。
符号の説明
11 バッグ
12 側面部
13 側面部
14 袋部
15 開口部
16 取手部
17 取手部
18a,18b 収縮構造
19 紐通し部
20 紐通し部
21 紐通し部
22 紐通し部
23 紐状部材
24 紐状部材
25 側端部
26 側端部
27 折返部位
28 折返部位
28 折返部位
30 折返部位
31 筒状部
32 筒状部
33 筒状部
34 筒状部
35 結び止め部
36 結び止め部
37 固定部材
38 固定部材
39a,39b 係止孔部
40 筒状部の開口縁部
41 筒状部の開口縁部
42 筒状部の開口縁部
43 筒状部の開口縁部
44 袋部の開口縁部
45 袋部の開口縁部

Claims (5)

  1. 上端部が開口し、一対の側面部が互いに重ね合わされて形成された袋部を備えたバッグであって、 上記袋部の左右方向の両側端部には、上記袋部の両側端部を収縮させて上記袋部の形状を変化しうる収縮構造が設けられ、 上記収縮構造には、上記袋部の収縮状態を維持しうる固定部材が設けられていることを特徴とするバッグ。
  2. 上記収縮構造は、上記袋部の左右方向両側端部において、それぞれ上下方向に沿って設けられた紐通し部と、 上記紐通し部に挿通され、引張操作により上記紐通し部を収縮して、上記袋部の形状を変化しうるように形成された紐状部材とにより構成されていることを特徴とする請求項1記載のバッグ。
  3. 上記固定部材は、略球状に形成され、上記紐状部材が挿通される係止孔部を有し、上記袋部の両側端部の収縮状態を保持しうることを特徴とする請求項2記載のバッグ。
  4. 上記紐通し部を収縮させることにより、上記袋部が変形された後において、上記袋部の両側端部同士を互いに密着させることにより、全体側面形状が略円形に形成されることを特徴とする請求項2〜3のいずれかに記載されたバッグ。
  5. 上記一対の側面部には、夫々取手部が設けられ、 上記各取手部は、上記袋部の変形前において、上記バッグを保持しうるように形成されるとともに、 上記袋部が変形された後において、上記取手部を保持することにより、上記バッグの開口状態を閉止しうるように形成されていることを特徴とする請求項4記載のバッグ。
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JP2017093758A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 小夜 小倉 サブバッグ
JP2022082317A (ja) * 2020-11-20 2022-06-01 株式会社アルファネット バッグ

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