JP2007089999A - バッグ - Google Patents

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Katsumi Ariizumi
勝巳 有泉
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Abstract

【課題】袋部の横断面方向に沿って袋部を収縮させる収納構造を有し、必要時には、上記収納構造により収縮させることにより袋部を収縮前とは全く別の形態に変形させ、収納物を収納して使用することができ、未使用時にも嵩張らず、容易に持ち運ぶことができ、かつ趣向性に富むバッグを提供することにある。
【解決手段】上端部11が開口し、側面部29と底面部13とを有し、折り畳み可能に形成された袋部14を備えたバッグ10であって、下端部15には上記袋部14の横断面方向に沿って上記袋部14を収縮させうる収縮構造16が設けられ、上記側面部29を折り畳んで上記底面部13に配置し、上記収縮構造16により上記袋部14の横断面方向に沿って収縮させることにより袋部14を変形させ、収納物を収納して使用しうる。
【選択図】図1

Description

本発明は、折り畳み可能に形成された袋部を備えたバッグに係り、特に袋部の横断面方向に沿って袋部を収縮させる収納構造を有し、上記収納構造により収縮させることにより袋部を変形させ、収納物を収納して使用することができるバッグに関する。
従来から、袋本体部に設けられた紐を引くことにより、使用する者の好みに応じて異なった容量及び形状に変形使用することのできるバッグが使用されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3)。
また、底面部の周囲にファスナーを設け、上記底面部により二つ折りにして小型化可能に形成されたバッグ等が使用されている(特許文献4、特許文献5、特許文献6)。
実開昭48−7413号 実開昭60−42117号 実開昭48−86005号 実開平04−77318号 実登3091594号 実開昭58−129818号
上記特許文献1において、上記バッグは、使用をする者の好みに応じて、袋本体部の側面部に設けられている紐を締め付けることにより、円形底面を形成して袋の容量を小さくすることができるように形成されている。
上記特許文献2において、上記バッグは、袋本体の大きさを変えるようにしたものであり、袋物を小さくする場合、本体状部を折り下げて中に入れて、紐を引くことにより、管状が閉じて口まわりが閉じることにより、袋本体の大きさを変えることができるように形成されている。
上記特許文献3において、上記バッグは、形と大きさを同時に変えて使うことのできる手提げ袋であり、袋本体に設けられた2本の締め紐を両端から引っ張ることにより、巾着型の小さい手さげ袋にすることができるように形成されている。
したがって、特許文献1〜3にかかる上記バッグは、袋の容量を若干小さくすることができるように形成されているものであり、未だバッグとしての形態を有しているため、形態の変化が乏しく、形態の変化に対する趣向性に欠ける。
また、上記バッグは、完全に折り畳まれて収納状態となるものではないことから、未使用時においては嵩張り、持ち運びに不便であった。
上記特許文献4にかかるバッグにあっては、使用しない時は、胴部を折り畳み底面部を二つ折りにすることにより挟み込み、ファスナーを閉じることにより小型化し、使用する時は、ファスナーを開き胴部を引き出すことにより巾着袋として用いることができるものである。
上記特許文献5にかかるバッグにあっては、使用しないときは、バッグ本体を小さく折り畳んで、底板兼用ケース部材の上にまとめてから、底板兼用ケース部材を二つ折りにしてスライドファスナーを閉めることにより、コンパクトなポーチ形状にすることができるものである。
上記特許文献6にかかるバッグにあっては、使用しないときは、補助収納部内に袋物本体を押し込みつつ、上記補助収納部の壁面を表裏反転することによってセカンドバッグとして用いたりすることができるものである。
したがって、上記特許文献4〜6にかかる上記バッグを小型化する際、及び使用の際にはファスナーを開閉することにより胴部の挟み込み、及び引き出しを行うものであるため、上記バッグの小型化に際しては上記胴部をきちんと折り畳まなければ、軟質素材からなる胴部が上記ファスナーに引っかかるため、バッグの収納に際し不便であった。
また、上記特許文献4にかかるバッグの折り畳み時における形態は、半円形状に形成され、上記特許文献5、6にかかるバッグの折り畳み時における形態は、直方体形状に形成されているため、上記バッグの折り畳み後における形態の変化に対する趣向性に欠け、需要者の購買意欲を惹起するに至らなかった。
そこで本発明が解決しようとする課題は、袋部の横断面方向に沿って袋部を収縮させる収納構造を有し、必要時には、上記収納構造により収縮させることにより袋部を収縮前とは全く別の形態に変形させ、収納物を収納して使用することができ、未使用時にも嵩張らず、容易に持ち運ぶことができ、かつ趣向性に富むバッグを提供することにある。
このような技術的課題解決のため、請求項1記載の発明は、上端部が開口し、側面部と底面部とを有し、折り畳み可能に形成された袋部を備えたバッグであって、下端部には上記袋部の横断面方向に沿って上記袋部を収縮させうる収縮構造が設けられ、必要時には、上記側面部を折り畳んで上記底面部に配置し、上記収縮構造により上記袋部の横断面方向に沿って収縮させることにより袋部を変形させ、収納物を収納して使用しうることを特徴とする。
したがって、請求項1記載の発明にあっては、必要時には、上記側面部を折り畳むことにより、上記底面部に配置させ、上記下端部に設けられた収縮構造により、上記袋部を横断面方向に収縮させることにより、上記袋部を変形させ、上記バッグを折り畳むことができる。
また、上記袋部を変形させた状態においても、少量の収納物を収納して使用することができる。
請求項2記載の発明は、上記収縮構造は、底面部の周縁部に設けられていることを特徴とする。
したがって、請求項2記載の発明にあっては、上記袋部を上記底面部の周縁部において、上記袋部の横断面方向に収縮させることができる。
請求項3記載の発明は、上記収縮構造は、底面部の周縁部に配置された紐と、この紐が内部に挿通される挿通部とにより構成されていることを特徴とする。
したがって、請求項3記載の発明にあっては、上記挿通部に挿通された紐により、上記袋部を横断面方向に沿って収縮させることができる。
請求項4記載の発明は、上記袋部は、側面略長方形状に形成され、上記紐は、上記底面部の幅方向両側面部に沿って配置され、上記紐の端部は、袋部両側方に突出して配置され、上記紐を両側部から引張することにより上記袋部を変形させることを特徴とする。
したがって、請求項4記載の発明にあっては、上記紐の端部を引張することにより、上記袋部を横断面方向に沿って収縮させて、上記袋部を変形させることができる。
請求項5記載の発明は、上記底面部は、底面部本体の周縁部において上記側面部の下端部が下方へ延設されて延設部が形成され、上記延設部に上記挿通部が形成されていることを特徴とする。
したがって、請求項5記載の発明にあっては、上記延設部に形成されている挿通部に挿通されている紐を引張することにより、上記袋部を変形させることができる。
請求項6記載の発明は、上記袋部は上記底面部が外方側になると共に上記側面部が内方側になるように、長さ方向に沿って上記挿通部が幅方向端部に配置されるように細長長方形状に折り畳まれ、上記紐を上記袋部の両側方から引張することにより、上記長方形状に折り畳まれた袋部の上記挿通部側を蛇腹状に収縮させることにより、幅方向反対側を円弧状を有する形状に形成することを特徴とする。
したがって、請求項6記載の発明にあっては、上記側面部を内方側に配置し、上記底面部を外方側に配置することにより、上記挿通部が幅方向端部に配置されるように細長長方形状に折り畳んだ状態で、上記紐を引張することにより、上記袋部の挿通部側を長さ方向に沿って蛇腹状に収縮させ、幅方向反対側を円弧状を有する形状に変形させて折り畳むことができる。
請求項7記載の発明は、上記袋部は上記底面部が外方側になると共に上記側面部が内方側になるように、長さ方向に沿って上記挿通部が幅方向端部に配置されるように細長長方形状に折り畳まれ、上記紐を上記袋部の両側方から引張することにより、上記長方形状に折り畳まれた袋部が側面略円形状に変形して折り畳まれることを特徴とする。
したがって、請求項7記載の発明にあっては、上記側面部を内方側に配置し、上記底面部を外方側に配置することにより、上記挿通部が幅方向端部に配置されるように細長長方形状に折り畳んだ状態で、上記紐を引張することにより、上記袋部を側面略円形状に変形させて折り畳むことができる。
請求項1記載のバッグにあっては、必要時には、上記側面部は折り畳んでから、横断面方向に沿って収縮されることにより、折り畳み前におけるバッグの形態とは全く別の形態に変化させ、かつ、上記形態に変形させた状態においても上記側面部が折り畳まれている空隙内において、携帯電話や化粧品などの小物を収納することができる。
従って、未使用時にも嵩張らず容易に持ち運びができ、かつ、趣向性に富むバッグを提供することができる。
請求項2記載のバッグにあっては、上記収縮構造は底面部の周縁部に設けられていることから、上記バッグの底面部の周縁部により、上記バッグの袋部を収縮させることができる。
請求項3記載のバッグにあっては、上記収縮構造は、底面部の周縁部に配置された紐と、この紐が内部に挿通される挿通部とにより構成されていることから、上記紐により上記袋部の横断面方向に沿って収縮させることができる。
したがって、上記バッグは、上記紐により収縮作業を行うことができることから、簡単かつ容易に、上記バッグ全体を小さく収納することができる。
従って、従来のファスナーが設けられているバッグにおける折り畳み作業よりも早く、かつ簡単にバッグの収納作業を行うことができる。
請求項4記載のバッグにあっては、袋部両側方に突出して配置された紐を袋部の両側部から引張することにより上記袋部を変形させることができる。
従って、展開時におけるバッグの形態とは全く異なる形態に形成することができる。
請求項5記載のバッグにあっては、上記底面部は、底面部本体の周縁部において上記側面部の下端部が下方へ延設されて延設部が形成されていることから、上記延設部に形成された挿通部に挿通されている各紐を引張させることによって、上記袋部を変形させて折り畳むことができる。
請求項6記載のバッグにあっては、上記側面部を内方側に配置し、上記底面部を外方側に配置することにより、上記挿通部が幅方向端部に配置されるように細長長方形状に折り畳んだ状態で、上記紐を引張することにより、上記袋部の挿通部側を長さ方向に沿って蛇腹状に収縮させ、幅方向反対側を円弧状を有する形状に変形させて折り畳むことができる。
このことにより、必要時には、上記収納構造により上記袋部を収縮させることにより袋部を収縮前とは全く別の形態に変形させ、収納物を収納して使用することができる。
したがって、上記バッグは、折り畳み前の状態と比較して、全く異なる形状に変形させることができることから、上記バッグの変形に意外性があり、バッグの折り畳み後における形態の変化に対する趣向性を向上させることができることから、需要者の購買意欲を惹起することができる。
また、上記小物類を収納した後においては、上記バッグは、上記紐を引張することにより、上記挿通部が蛇腹状に折り畳まれることから、上記小物類は、上記バッグから飛び出たりせず、安心して携帯することができる。
また、上記バッグは、上記操作により、容易かつ簡単にバッグ全体を小さく収納して折り畳むことができる。
また、折り畳み前の状態においては、比較的大容量の収納物を収納することができるバッグとして利用することができ、上記バッグの変形後においては、大幅に収納容積を減少させることができ、携帯に便利な形状にすることができる。
請求項7記載のバッグにあっては、上記側面部を内方側に配置し、上記底面部を外方側に配置することにより、上記挿通部が幅方向端部に配置されるように細長長方形状に折り畳んだ状態で、上記紐を引張することにより、上記袋部を側面略円形状に変形させて折り畳むことができる。
このことにより、必要時には、上記収納構造により上記袋部を収縮させることにより袋部を収縮前とは全く別の形態に変形させ、収納物を収納して使用することができる。
したがって、上記バッグは、折り畳み前の状態と比較して、全く異なる形状に変形させることができることから、上記バッグの変形に意外性があり、バッグの折り畳み後における形態の変化に対する趣向性を向上させることができることから、需要者の購買意欲を惹起することができる。
また、折り畳み前の状態においては、比較的大容量の収納物を収納することができるバッグとして利用することができ、上記バッグの変形後においては、大幅に収納容積を減少させることができ、携帯に便利な形状にすることができる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づき、本発明にかかるバッグを説明する。
本実施の形態に係るバッグ10は、図1に示すように、上端部11に収納物を出し入れ可能に形成された開口部33が設けられ、側面部29と底面部13とを有し、折り畳み可能に形成された袋部14を備えたバッグ10であって、下端部15には上記袋部14の横断面方向に沿って上記袋部14を収縮させうる収縮構造16が設けられ、必要時には、図2、図3、図4、図5に示すように、上記側面部29を折り畳んで上記底面部13に配置し、図6に示すように、上記収縮構造16により上記袋部14の横断面方向に沿って収縮させることにより袋部14を変形させ、図7に示すように、収納物を収納して使用しうる。
また、図1に示すように、上記収縮構造16は、底面部13の周縁部17に設けられている。また、上記収縮構造16は、底面部13の周縁部17に配置された紐18a,18bと、この紐18a,18bが内部に挿通される挿通部21と,により構成されている。
図1、図2に示すように、上記袋部14は側面略長方形状に形成され、上記紐18a,18bは、上記底面部13の幅方向両側面部に沿って、配置され、上記紐の端部19a,19bは、袋部14の両側方に突出して配置され、上記紐18a,18bを両側部20a,20bから引張することにより上記袋部14を変形する。
図1に示すように、上記底面部13は、底面部本体22の周縁部23において上記側面部29の下端部24が下方へ延設されて延設部25a,25bが形成され、上記延設部25a,25bに上記挿通部21が形成されている。
図5に示すように、上記袋部14は、上記底面部13が外方側になると共に、上記側面部29が内方側になるように、長さ方向に沿って上記挿通部21が幅方向端部に配置されるように細長長方形状に折り畳まれ、図6に示すように、上記紐18a,18bを上記袋部14の両側方から引張することにより、上記長方形状に折り畳まれた袋部14の上記挿通部21側を蛇腹状に収縮させることにより、図7に示すように、幅方向反対側は円弧状を有する形状に形成されて折り畳まれている。
また、図5に示すように、上記袋部14は、上記底面部13が外方側になると共に上記側面部29が内方側になるように、長さ方向に沿って上記挿通部21が幅方向端部に配置されるように細長長方形状に折り畳まれ、図6に示すように、上記紐18a,18bを上記袋部14の両側方から引張することにより、図7に示すように、上記長方形状に折り畳まれた袋部14が側面略円形状に変形して折り畳まれている。
図1に示すように、本実施例にかかるバッグ10は、上端部11が開口し、側面部29と底面部13とを有し、布地など薄手の材料により折り畳み可能に形成された袋部14を備えたバッグ10であって、必要時にあっては、図2、図3、図4に示すように、上記側面部29を折り畳んで上記底面部13に配置し、図6に示すように、上記袋部14に設けられた収縮構造16により上記袋部14の横断面方向に沿って収縮させることにより袋部14を変形させ、図7に示すように、収納物を収納して使用することができる折り畳みバッグとして使用することができる。
図1、図2に示すように、上記袋部14は布材により形成され、側面略長方形状に形成され、上記袋部14を構成する側面部29は、平面長方形状に形成された2枚の側面構成材12a,12bの長さ方向に沿って縫合されて、上記側面部29は側面略長方形状に形成されている。
図1に示すように、上記底面部13は、上記側面部29の下端部24において、上記各側面構成材12a,12bの幅方向に沿って設けられ、平面長方形状に形成された底面部本体22の周縁部23において、上記側面構成材12a,12bの下端部24が下方へ延設されて延設部25a,25bが形成されている。
図1、図2に示すように、上記底面部本体22は、幅方向略中央部30において、長さ方向に沿って上記袋部14の内方に凸となると共に幅方向略半分となるように折り畳まれ、上記底面部本体22の長さ方向両端部は、上記幅方向略半分に折り畳まれた状態において、上記側面構成材12a,12bの各幅方向両端部27a,27bに沿って設けられている。
図1に示すように、上記収納構造16は、底面部13の周縁部17に配置された2本の紐18a,18bと、上記紐18a,18bが内部に挿通される挿通部21と、により構成されている。
図1に示すように、上記挿通部21は、上記底面部本体22の幅方向両端部において長さ方向に沿って設けられ、上記側面部29の下端部24が下方へ延設されて形成されている延設部25a,25bにおいて、上記2本の紐18a,18bが内部に挿通されうるように形成されている。
上記挿通部21は、上記底面部本体22の周縁部23において、上記側面構成材12a,12bの各幅方向に沿って所定の間隔をおいて内方に折り返されて、上記2本の紐18a,18bが挿通できるように管状に形成されている。
図1に示すように、上記2本の紐18a,18bのうち一の紐18aは、上記挿通部21が設けられている各延設部25a,25b内において、上記底面部13の周縁部17に沿って輪状に配置され、その端部19aにおいて互いに結束され、上記端部19aは、上記袋部14の側部20aに設けられている孔部31aから突出して配置され、同様に、上記2本の紐18a,18bのうち他の紐18bは、上記挿通部21が設けられている各延設部25a,25b内において、上記底面部13の周縁部17に沿って輪状に配置され、その端部19bにおいて互いに結束され、上記端部19bは、上記袋部14の側部20bに設けられている孔部31bから突出して配置されている。
上記各両側部20a,20bに設けられている孔部31a,31bから上記各紐18a,18bの端部19a,19bを引張することにより、図6に示すように、上記挿通部21を蛇腹状に折り畳んで、上記袋部14を横断面方向に沿って収縮させることができる。
その結果、図7に示すように、上述のように、各紐18a,18bを引張するだけで、ワンタッチ操作で上記バッグ10は側面略円形状に変形されて折り畳むことができ、図1に示すように、折り畳み前の状態においては、比較的大容量の収納物を収納することができるバッグ10として利用することができ、上記バッグ10の変形後においては、図7に示すように、内部に小物を収納できる状態で、大幅に収納容積を減少させることができ、携帯に便利な形状にすることができる。
また、上記バッグ10は、折り畳み前の状態と比較して、まったく異なる形状に変形させることができることから、上記バッグ10の変形に意外性があり、バッグの折り畳み後における形態の変化に対する趣向性を向上させることができることから、需要者の購買意欲を惹起することができる。
また、上記側面略円形状に変形されて折り畳まれている状態においても、上記側面部29が折り畳まれている空隙内において、携帯電話や化粧品などの小物を収納することができる。
上記小物類を収納した後においては、上記バッグ10は、上記紐18a,18bを引張することにより、上記挿通部21が蛇腹状に折り畳まれることから、上記小物類は、上記バッグ10から飛び出たりせず、安心して携帯することができる。
図1に示すように、上記バッグの上端部11の周縁部32には、上記バッグ10の周縁部32を補強しうるように形成された補強帯部33が形成されている。
上記補強帯部33は、上記側面構成材12a,12bの上端部において、上記側面構成材12a,12bの各幅方向に沿って所定の間隔をおいて内方に折り返され、幅方向に沿って縫合されて形成されている。
図1に示すように、上記バッグ10の上端部11には、上記バッグの持ち運び時に把持しうるように形成された、2基の取手26a,26bが互いに相対して設けられている。
上記各取手26a,26bは、逆U字型に形成され、上記バッグ10の上端部11において、上記各取手26a,26bの各端部が上記補強帯部33に取り付けられている。
したがって、持ち運び時においては、上記取手26a,26bを把持して上記バッグを携帯したり、上記逆U字型に形成された取手26a,26b内に肩を入れることにより、ショルダーバッグとして使用することができる。
以下、添付図面に示す実施例に基づき、本発明に係るバッグ10の作用について詳細に説明する。
本発明にかかるバッグ10は、買い物等において携帯して使用される折り畳みバッグとして用いられ、折り畳み前においては、図1に示すように、上記バッグ10は、上記側面部29と、底面部13とにより構成された袋部14に収納物を収納しうるように形成された携帯用バッグとして使用することができる。
この場合は、上記バッグ10の上端部11に設けられた開口部33を介して収納物の出し入れを行うことができる。
また、上記バッグ10の携帯時においては、上記バッグ10の上端部11に設けられた逆U字型形状に形成されている取手26a,26bを把持することにより、上記バッグ10を携帯することができる。
また、上記取手26a,26b内に肩を入れることにより、上記バッグ10をショルダーバッグとして使用することができる。
折り畳み時においては、図2に示すように、上記側面構成材12a,12b同士を重ね合わせて、上記袋部14を構成する上記側面部29を側面略長方形状にして、図3に示すように上記側面部29を長さ方向略半分の位置において、幅方向に沿って折り畳み、続いて図4に示すように、更に長さ方向略半分の位置において、幅方向に沿って折り畳むことにより、上記側面部29は長さ方向略4分の1の長さに折り畳まれて底面部13上へ配置される。
次に、図4における折り畳み状態において、上記底面部13に設けられている各延設部25a,25bを開口して、上記底面部本体22を裏返すことにより、上記底面部13を外方側へ配置して、上記側面部29を内方側に配置させ、上記底面部13を構成する底面部本体22により、上記側面部29を包んで、図5に示すように、上記袋部14が側面細長長方形状に折り畳まれる。
図5における折り畳み状態において、上記延設部25a,25bに挿通されている2本の紐18a,18bの各端部19a,19bを、袋部14の両側部20a,20bに設けられている孔部31a,31bから互いに反対方向へ引張することにより、図6に示すように、上記長方形状に折り畳まれている袋部14の挿通部21側を蛇腹状に収縮させ、図7に示すように、上記長方形状に折り畳まれている袋部14の幅方向反対側を円弧状を有する形状に変形させ、上記袋部14をワンタッチで側面略円形状に変形させて折り畳むことができる。
したがって、本実施例におけるバッグ10は、上記操作により、容易かつ簡単にバッグ全体を小さく収納して折り畳むことができる。
また、上記袋部14が側面略円形状に変形され、上記バッグ10全体が折り畳まれている状態においても、上記側面部29が折り畳まれている空隙内において、携帯電話や化粧品などの小物を収納することができる。
上記小物類を収納した後においては、上記バッグ10は、上記紐18a,18bを引張することにより、上記挿通部21が蛇腹状に折り畳まれることから、上記小物類は、上記バッグ10から飛び出たりせず、安心して携帯することができる。
少量の収納物を収納する場合にあっては、上記のように折り畳んだ状態で上記バッグ10を携帯することができ、上記袋部14がいわゆる略ドーナツ型に形成されていることから、洗練されたデザインを有する装飾品として携帯して使用することができる。
また、大きな収納物を収納する際にあっては、図7に示す状態において、上記挿通部21の両側部20a,20bにおいて指を挿入し、上記袋部14を幅方向に引張することによって、図6に示すように、蛇腹状に折り畳まれた上記挿入部21が次第に直線状となり、図5に示すように、上記袋部14を側面略細長長方形状に復帰させることができる。
図5に示す状態において、上記底面部本体22により包まれている上記側面部29を外方側に取出し、上記底面部13を内方側に配置することにより、図1に示すように、大きな収納容量を有するバッグ10として使用することができる。
したがって、必要時にあっては、簡単に大きな容量を有するバッグに変形して使用することができる。
また、図8に示すように、上記側面部29を折り畳まずに、上記挿通部21に設けられている各孔部31a,31bから紐18a,18bの各端部19a,19bを引張して、上記挿通部21を蛇腹状に短縮させることにより、上記底面部13の形状を絞り込み、上記袋部14の収容容量を小さくしたバッグ10として使用することができる。
上記底面部13の形状を絞り込んだ状態においては、上記底面部13は、上記側面構成材12a,12bにより補強されていることから、重い重量の収納物を収納した場合であっても、上記底面部13を補強して収納することができるバッグ10として使用することができる。
また、上記延設部25a,25bをデニム地や、革素材など、比較的剛性を有する素材により形成することにより、図1に示すように、上記延設部25a,25bにより、上記バッグを立設して使用することができる。
本件発明は、折り畳み可能に形成された袋部を備えたバッグとして使用することができると共に、必要特においては、袋部の横断面方向に沿って設けられた収納構造により収縮させることにより袋部を変形させ、収納物を収納して使用することができるバッグに適用できるものである。
図1は、本発明に係るバッグの実施例を示し、使用時における状態を示す全体斜視図である。 図2は、本発明に係るバッグの実施例を示し、使用時における状態を示す全体平面図である。 図3は、本発明に係るバッグの実施例を示し、折り畳み時における状態を示す平面図であり、袋部を長さ方向半分に折り畳んでいる状態を示す平面図である。 図4は、本発明に係るバッグの実施例を示し、図3における袋部を更に長さ方向半分に折り畳んでいる状態を示す平面図である。 図5は、本発明に係るバッグの実施例を示し、底面部が外方側になると共に、側面部が内方側になるように、長さ方向に沿って挿通部が幅方向端部に配置されている状態を示す斜視図である。 図6は、本発明に係るバッグの実施例を示し、図5におけるバッグにおいて、各紐の端部を引張した状態を示す斜視図である。 図7は、本発明に係るバッグの実施例を示し、図6におけるバッグにおいて、各紐の端部を更に引張して、側面略円形状に変形して折り畳まれた状態を示す平面図である。 図8は、本発明に係るバッグの実施例を示し、上記側面部を折り畳まずに、上記挿通部に設けられている各紐の端部を引張することにより、上記挿通部を蛇腹状に収縮させて、上記底面部の形状を絞り込み、上記袋部の収納容量を小さくした状態を示す下方斜視図である。
符号の説明
10 バッグ
11 上端部
12a 側面構成材
12b 側面構成材
13 底面部
14 袋部
15 下端部(袋部)
16 収縮構造
17 周縁部(底面部)
18a 紐
18b 紐
19a 端部
19b 端部
20a 側部
20b 側部
21 挿通部
22 底面部本体
23 周縁部(底面部本体)
24 下端部(側面部)
25a 延設部
25b 延設部
26a 取手
26b 取手
27a 幅方向両端部(側面構成材)
27b 幅方向両端部(側面構成材)
29 側面部
30 幅方向略中央部(底面部本体)
31a 孔部
31b 孔部
32 周縁部(上端部)
33 補強帯部
34 開口部(上端部)

Claims (7)

  1. 上端部が開口し、側面部と底面部とを有し、折り畳み可能に形成された袋部を備えたバッグであって、
    下端部には上記袋部の横断面方向に沿って上記袋部を収縮させうる収縮構造が設けられ、
    必要時には、上記側面部を折り畳んで上記底面部に配置し、上記収縮構造により上記袋部の横断面方向に沿って収縮させることにより袋部を変形させ、収納物を収納して使用しうることを特徴とするバッグ。
  2. 上記収縮構造は、底面部の周縁部に設けられていることを特徴とする請求項1記載のバッグ。
  3. 上記収縮構造は、底面部の周縁部に配置された紐と、この紐が内部に挿通される挿通部とにより構成されていることを特徴とする請求項1乃至2記載のバッグ。
  4. 上記袋部は側面略長方形状に形成され、
    上記紐は、上記底面部の幅方向両側面部に沿って配置され、上記紐の端部は、袋部両側方に突出して配置され、上記紐を両側部から引張することにより上記袋部を変形させることを特徴とする請求項3記載のバッグ。
  5. 上記底面部は、底面部本体の周縁部において上記側面部の下端部が下方へ延設されて延設部が形成され、上記延設部に上記挿通部が形成されていることを特徴とする請求項4記載のバッグ。
  6. 上記袋部は、上記底面部が外方側になると共に上記側面部が内方側になるように、長さ方向に沿って上記挿通部が幅方向端部に配置されるように細長長方形状に折り畳まれ、
    上記紐を上記袋部の両側方から引張することにより、上記長方形状に折り畳まれた袋部の上記挿通部側を蛇腹状に収縮させることにより、幅方向反対側を円弧状を有する形状に形成することを特徴とする請求項4記載のバッグ。
  7. 上記袋部は、上記底面部が外方側になると共に上記側面部が内方側になるように、長さ方向に沿って上記挿通部が幅方向端部に配置されるように細長長方形状に折り畳まれ、
    上記紐を上記袋部の両側方から引張することにより、上記長方形状に折り畳まれた袋部が側面略円形状に変形して折り畳まれることを特徴とする請求項4記載のバッグ。
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