本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであって、単独で使用した場合に、ファッショナブルな第一のバッグと、単独で使用した場合に、ファッショナブルで且つ第一のバッグであるとは到底思われることのない第二のバッグとを備え、第二のバッグを第一のバッグに収容した場合、第一のバッグと第二のバッグとにより構成される空間(隙間)を有効利用できるようにした、ファッショナブルな、また、利便性を向上させた、バッグを提供することを目的としている。
より具体的に説明すると、本発明は、以下に示すような特徴を有するバッグを提供することを目的としている。
1.第一のバッグ及び第二のバッグの各々を単独で使用した場合に、第一のバッグ及び第二のバッグの所有者や、第一のバッグ及び第二のバッグを見る第三者に、第一のバッグには、第二のバッグを取り付ける部材がついている、といった認識を与えることがないバッグを提供する。
また、第二のバッグが、第一のバッグの内袋(中袋)であるといった認識を与えることがない、見栄えの良い(ファッション性に優れている)といったような印象を与える、ファッショナブルなバッグを提供することを目的としている。
2.第二のバッグを第一のバッグに収容した場合、第一のバッグと第二のバッグとにより構成される空間(隙間)を有効利用ができるようにした、利便性を向上させたバッグを提供する。
3.第二のバッグを第一のバッグに収容した場合に、第一のバッグが第二のバッグによりいびつな形状になり難いファッショナブルなバッグを提供する。
4.第一のバッグを両面仕立て(リバーシブル)にし、第一のバッグの第一の表面または第二の表面のいずれを外面にして使用した場合であっても、見栄えの良い(ファッション性に優れている)印象を与えるファッショナブルなバッグを提供する。
5.第一のバッグの本体内に、第二のバッグを収容するのが容易なバッグを提供する。
6.第一のバッグの本体の対向配置される一対の側面の少なくとも、一方の側面に、一対のサイドポケットが設けられており、第一のバッグを両面仕立て(リバーシブル)にし、第一のバッグの第一の表面を外にして使用した場合であっては、一対のサイドポケットの中、第一のバッグの第一の表面に設けられた一方のサイドポケットの開口部から手指を用いて、一対のサイドポケットの中、第一のバッグの内側に位置する第二の表面に開口部を有する他方のサイドポケット内に収容された内容物を、一対のサイドポケットの中、第一のバッグの第一の表面に設けられた一方のサイドポケット及び第一のバッグの第一の表面に設けられた一方のサイドポケットの開口部から第一のバッグの外側に取り出すことができ、また、第一のバッグの第二の表面を外にして使用した場合であっては、一対のサイドポケットの中、第二のバッグの第二の表面に設けられた他方のサイドポケットの開口部から手指を用いて、一対のサイドポケットの中、第一のバッグの内側に位置する第一の表面に開口部を有する一方のサイドポケット内に収容された内容物を、一対のサイドポケットの中、第一のバッグの第二の表面に設けられた他方のサイドポケット及び第一のバッグの第二の表面に設けられた他方のサイドポケットの開口部から第一のバッグの外側に取り出すことができるようにした、利便性を向上させたバッグを提供する。
7.第一のバッグの対向配置される一対の側面の少なくとも、一方の側面に、一対のサイドポケットが設けられており、第一のバッグを両面仕立て(リバーシブル)にし、第一のバッグの第一の表面を外にして使用した場合であっては、第一のバッグの開口部を閉じたままの状態で、一対のサイドポケットの中、第一のバッグの第一の表面に設けられた一方のサイドポケットの開口部から手指を用いて、第一のバッグ内に収容した内容物を、第一の表面に設けられた一方のサイドポケット及び第一のバッグの第一の表面に設けられた一方のサイドポケットの開口部から第一のバッグの外側に取り出すことができ、また、第一のバッグの第二の表面を外にして使用した場合であっては、第一のバッグの開口部を閉じたままの状態で、一対のサイドポケットの中、第二のバッグの第二の表面に設けられた他方のサイドポケットの開口部から手指を用いて、第一のバッグ内に収容された内容物を、一対のサイドポケットの中、第一のバッグの第二の表面に設けられた他方のサイドポケット及び第一のバッグの第二の表面に設けられた他方のサイドポケットの開口部から第一のバッグの外側に取り出すことができるようにした、利便性を向上させたバッグを提供する。
8.第一のバッグの対向配置される一対の側面の少なくとも、一方の側面に、一対のサイドポケットが設けられており、第一のバッグを両面仕立て(リバーシブル)にし、第一のバッグ内に第二のバッグを収容した場合にあって、第一のバッグの第一の表面を外にして使用した場合であっては、第一のバッグの上部の開口部を開閉手段により閉じたままの状態で、一対のサイドポケットの中、第一のバッグの第一の表面に設けられた一方のサイドポケットの開口部から手指を用いて、第二のバッグ内に収容した内容物を、第一の表面に設けられた一方のサイドポケット及び第一のバッグの第一の表面に設けられた一方のサイドポケットの開口部から第一のバッグの外側に取り出すことができ、また、第一のバッグの第二の表面を外にして使用した場合であっては、第一のバッグの開口部を閉じたままの状態で、一対のサイドポケットの中、第二のバッグの第二の表面に設けられた他方のサイドポケットの開口部から手指を用いて、第二のバッグ内に収容された内容物を、一対のサイドポケットの中、第一のバッグの第二の表面に設けられた他方のサイドポケット及び第一のバッグの第二の表面に設けられた他方のサイドポケットの開口部から第一のバッグの外側に取り出すことができるようにした、利便性を向上させたバッグを提供する。
9.第二のバッグの上面に開口部を設け、第二のバッグの上面に開口部に開閉手段を設けた場合にあって、上部に開口部を有する第一のバッグ内に第二のバッグを収容した場合に、第二のバッグの上面に開口部が、第一のバッグの開口部の方向に位置するように向くようにした、利便性を向上させたバッグ、バッグを提供する。
請求項1に記載のバッグは、第一のバッグと、第二のバッグとを備え、第一のバッグの本体が、その一対のマチ部の各々の内側の上部から所定の位置に一対の第一の留め具を備え、第二のバッグの本体が、その一対のマチ部の各々の外側の上部から所定の位置に、第一のバッグの本体の一対のマチ部の各々の内側の上部から所定の位置に設けられた一対の第一の留め具の各々に着脱可能な一対の第二の留め具の各々を備え、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定する際に、第一のバッグの本体の一対のマチ部の各々の内側の上部から所定の位置に設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの本体の一対のマチ部の各々の外側の上部位置に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合するようにした。
請求項2に記載のバッグは、請求項1に記載のバッグの、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々が、一対の環体の各々と、一対の環体の各々を取り付ける、一対の環体取付け孔の各々を有する一対の環体取付部材の各々とを備え、一対の環体取付部材の各々の一対の環体の各々を取り付ける一対の環体取付け孔の各々には、一対の環体の各々が摺動可能に挿通されており、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々が、一対の紐体の各々と、一対の紐体の各々を取り付ける一対の紐体取付部材の各々と、一対のボタン手段の各々とを備え、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々に設けられた、一対のボタン手段の各々は、一対の一方体の各々と、一対の一方体の各々と着脱可能な対の一対の他方体の各々とを備え、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々に設けられた、一対のボタン手段の各々の一方体の各々は、一対の紐体取付部材の各々の中央部または概ね中央部の各々に取り付けられており、一対の紐体の各々は、その一端が、一対の紐体取付部材の各々の下方位置に各々取り付けられており、一対のボタン手段の各々の一対の他方体の各々は、一対の紐体の各々の、一対の紐体の各々が一対の紐体取付部材の各々に取り付けられている一端とは反対側の他端の近傍位置の各々に設けられており、第二のバッグを単独で使用する際には、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々の一対の紐体取付部材の各々の中央部または概ね中央部の各々に取り付けられた一対のボタン手段の各々の一対の一方体の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々の紐体の一端とは反対側の他端の近傍位置に設けられている一対のボタン手段の各々の他方体の各々とを嵌め合わせて使用し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定する際に、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々の一対の環体の各々に、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々に一対の紐体の各々を通した後、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々の一対の紐体取付部材の各々の中央部または概ね中央部の各々に取り付けられている一対のボタン手段の各々の一対の一方体の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々の一対の紐体の各々の一端の各々とは反対側の他端の近傍位置の各々に設けられている一対のボタン手段の各々の一対の他方体の各々とを嵌め合わせて使用するようにした。
請求項3に記載のバッグは、第一のバッグと、第二のバッグとを備え、第一のバッグの本体が、その一対のマチ部の各々の内側に、一対の上部が開口したマチ部ポケットの各々を備え、第一のバッグの本体の一対のマチ部の各々の内側に設けられた、一対の上部が開口したマチ部ポケットの各々を形成している、第一のバッグの本体の内側に位置する一対の仕切り面の各々の内面の各々の上部から所定の位置に第二のバッグを着脱するための一対の第一の留め具の各々を備え、第二のバッグの本体が、その一対のマチ部の各々の外側の上部から所定の位置に、第一のバッグの本体の一対のマチ部の各々の内側に設けられた、一対の上部が開口したマチ部ポケットの各々の一対の上部が開口したマチ部ポケットの各々を形成している、第一のバッグの本体の内側に位置する一対の仕切り面の各々の内面の各々の上部から所定の位置に設けられた第二のバッグを着脱するために設けられた一対の第一の留め具の各々に着脱可能な一対の第二の留め具を備え、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定する際に、第一のバッグの本体の一対のマチ部の各々の内側に設けられた一対の上部が開口したマチ部ポケットの各々を形成している、一対の第一のバッグの本体の内側に位置する一対の仕切り面の各々の内面の各々の上部から所定の位置に第二のバッグを着脱するための一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの本体の一対のマチ部の各々の外側の上部位置に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合するようにした。
請求項4に記載のバッグは、請求項3に記載のバッグの、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々が、一対の環体の各々と、一対の環体の各々を取り付ける一対の環体取付け孔の各々を有する一対の環体取付部材の各々を備え、一対の環体取付部材の各々の一対の環体の各々を取り付ける一対の環体取付け孔の各々には、一対の環体の各々が挿通されており、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々が、一対の紐体の各々と、一対の紐体の各々を取り付ける一対の紐体取付部材の各々と、一対のボタン手段の各々とを備え、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々に設けられた、一対のボタン手段の各々は、一対の一方体の各々と、一対の一方体の各々と着脱可能な一対の他方体の各々とを備え、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々に設けられた、一対のボタン手段の各々の一対の一方体の各々は、一対の紐体取付部材の各々の中央部または概ね中央部の各々に取り付けられており、一対の紐体の各々は、その一端が、一対の紐体取付部材の各々の下方位置に各々取り付けられており、一対のボタン手段の各々の一対の他方体の各々は、一対の紐体の各々の、一対の紐体の各々が一対の紐体取付部材の各々に取り付けられている一端とは反対側の他端の近傍位置の各々に設けられており、第二のバッグを単独で使用する際には、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々の一対の紐体取付部材の各々の中央部または概ね中央部の各々に取り付けられた一対のボタン手段の各々の一対の一方体の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々の一対の紐体の各々の一端とは反対側の他端の近傍位置の各々に設けられている一対のボタン手段の各々の一対の他方体の各々とを嵌め合わせて使用し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定する際には、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々の一対の環体の各々に、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々の一対の紐体の各々を通した後、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々の一対の紐体取付部材の各々の中央部または概ね中央部の各々に取り付けられているボタン手段の各々の一方体の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々の一対の紐体の各々の一端とは反対側の他端の近傍位置の各々に設けられているボタン手段の一対の他方体の各々とを嵌め合わせて使用するようにした。
請求項5に記載のバッグは、請求項3又は請求項4に記載のバッグの、第一のバッグの本体の一対のマチ部の各々の内側に設けられた、一対の上部が開口したマチ部ポケットを形成する内側表面の各々が防水加工されている。
請求項6に記載のバッグは、請求項1〜5のいずれかに記載のバッグの第一のバッグの本体が、底面を有し、第二のバッグの本体が、第一のバッグの本体の底面よりやや小さい底面を有し、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した際に、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合した際に、第一のバッグの本体の底面上に、第二のバッグの本体の底面が載置されるようにした。
請求項7に記載のバッグは、請求項1〜6のいずれかに記載のバッグの、第二のバッグの本体が、第二のバッグの本体の一対のマチ部の各々を第二のバッグの本体の一対のマチ部の各々の幅方向に見た場合、第二のバッグの本体の一対のマチ部の各々上方の幅が、第二のバッグの本体の底面の幅より、やや幅広になっている。
請求項8に記載のバッグは、請求項1〜7のいずれかに記載のバッグの、第二のバッグの本体が、側面視した場合、その上方の長さが、第二のバッグの本体の底面の長さより、やや長くなっている。
請求項9に記載のバッグは、請求項1〜8のいずれかに記載のバッグの、第一のバッグが、両面仕立て(リバーシブル)になっており、第一のバッグの本体の対向配置される一対の側面の、少なくとも、一方の側面には、一対のサイドポケットが設けられており、一対のサイドポケットは、一方の側面を形成する、第一の素材でできた生地と、第二の素材でできた生地に間に内設されており、一対のサイドポケットの一方のサイドポケットは、開閉手段を第一の素材でできた生地の表面に有し、一対のサイドポケットの他方のサイドポケットは、開閉手段を第二の素材でできた生地の表面に有し第一の素材でできた生地の表面に開閉手段を有する一方のサイドポケットと、一対のサイドポケットの第二の素材でできた生地の表面に開閉手段を有する他方のサイドポケットと仕切る仕切り面を備え、仕切り面は、第一の仕切り面と、第二の仕切り面の2つの面から構成され、且つ、仕切り面の第一の仕切り面の一部と、第二の仕切り面の一部とが、重なり合うように設けられている。
請求項10に記載のバッグは、請求項9に記載のバッグの、第一のバッグの本体が、上部に開口部と、上部の開口部を開閉する開閉手段とを備え、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した際に、第二のバッグの上面の位置が、第一のバッグの本体の開口部を開閉する開閉手段が設けられている位置よりもやや低い位置になるようにされている。
請求項11に記載のバッグは、請求項10に記載のバッグの、第二のバッグの本体の上面に、開口部と、上面に設けられた開口部を開閉する開閉手段を備える。
請求項12に記載のバッグは、請求項11に記載のバッグの、第二のバッグの本体の上面に開口部には、第二のバッグの本体の上面に開口部を囲うように、柔軟で且つ復元力を有する鍔体が設けられている。
請求項13に記載のバッグは、請求項1〜11のいずれかに記載のバッグの、第二のバッグの本体の四周側面に、第二のバッグの四周側面を巻き回りするように、柔軟で復元力を有する第一の帯状部材が設けられており、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した際に、第二のバッグの本体の四周側面に、第二のバッグの本体の四周側面を巻き回りするように設けられた柔軟で復元力を有する第一の帯状部材の形状大きさの元の状態が、第一のバッグの本体の、第二のバッグの四周側面に、第二のバッグの本体の四周側面を巻き回りするように設けられた柔軟で復元力を有する第一の帯状部材が設けられた位置に相当する位置の内形状と概ね同じ形状及び大きさにされている。
請求項14に記載のバッグは、請求項6に記載のバッグの、第二のバッグの本体の一対のマチ部の各々の外側の各々に、縦方向に、柔軟で復元力を有する一対の第二の帯状部材の各々が設けられている。
請求項1に記載のバッグでは、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々の取り付け位置を、第一のバッグの本体の一対のマチ部の各々の内側の上部から所定の位置という、第一のバッグの目立たない位置、又は、仮に、第一のバッグの所有者や第一のバッグを見る第三者が、一対の第一の留め具の各々に注目したとしても、一対の第一の留め具が、装飾として、又はキーホルダーや携帯電話のストラップ等の小物類を取り付ける部材であると認識するので、第一のバッグの本体に設けた一対の第一の留め具の各々が、目立つことがなく、又は、仮に、第一のバッグの所有者や第一のバッグを見る第三者が、一対の第一の留め具各々に注目したとしても、第一のバッグの所有者や第一のバッグを見る第三者は、一対の第一の留め具の各々を、第一のバッグの装飾を高めるために第一のバッグに設けられていると認識するので、第一のバッグは、美観に優れ、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
また、請求項1に記載のバッグの第二のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々取り付け位置は、第二のバッグの目立たない位置、又は、仮に、第二のバッグの所有者や第二のバッグを見る第三者が、第二のバッグの本体の一対のマチ部の各々の外側の上部から所定の位置に設けられた一対の第二の留め具の各々に注目したとしても、当該一対の第二の留め具の各々を、装飾であるとして認識する位置であるとして認識するので、第二のバッグの本体に設けた一対の第二の留め具の各々が、目立つことがなく、又は、仮に、第一のバッグの所有者や第一のバッグを見る第三者が、一対の第二の留め具の各々に注目したとしても、第一のバッグの所有者や第一のバッグを見る第三者は、一対の第二の留め具の各々を、第二のバッグの装飾を高めるために第二のバッグの本体に設けられていると認識するので、第二のバッグは、美観に優れ、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
即ち、請求項1に記載のバッグは、第一のバッグ及び第二のバッグの各々を単独で使用した場合に、第一のバッグ及び第二のバッグの所有者や、第一のバッグ及び第二のバッグを見る第三者に、第一のバッグには、第二のバッグを取り付ける部材がついている、といった認識を与えることがなく、また、第二のバッグが、第一のバッグの内袋(中袋)であるといった認識を与えることがない、見栄えの良い(ファッション性に優れている)といったような印象を与える。
また、請求項1に記載のバッグは、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定すると、第一のバッグの本体に設けられた一対の側面の一方の側面と、第二のバッグの本体に設けられた一対の側面の一方(又は他方)の側面との間に隙間(空間)が形成され、且つ、第一のバッグの本体に設けられた一対の側面の他方の側面と、第二のバッグの本体に設けられた一対の側面の他方(又は一方)の側面との間に隙間(空間)が形成される。
即ち、請求項1に記載のバッグにおいて、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した際に形成される、第一のバッグの本体に設けられた一対の側面の一方の側面と、第二のバッグの本体に設けられた一対の側面の一方(又は他方)の側面との間に隙間(空間)と、第一のバッグの本体に設けられた一対の側面の他方の側面と、第二のバッグの本体に設けられた一対の側面の他方(又は一方)の側面との間に隙間(空間)とは、第一のバッグの一対の内側サイドポケットとして利用することができる。
のみならず、請求項1に記載のバッグでは、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した際に形成される、第一のバッグの本体に設けられた一対の側面の一方の側面と、第二のバッグの本体に設けられた一対の側面の一方(又は他方)の側面との間に隙間(空間)(一対のサイドポケットの一方)と、第一のバッグの本体に設けられた一対の側面の他方の側面と、第二のバッグの本体に設けられた一対の側面の他方(又は一方)の側面との間に隙間(空間)(一対のサイドポケットの他方)とは、第二のバッグの本体の外表面と、第一のバッグの本体の内表面とが導通しているので、第一のバッグの本体に設けられた一対の側面の他方の側面と、第二のバッグの本体に設けられた一対の側面の他方(又は一方)の側面との間に隙間(空間)(一対のサイドポケットの他方)から人の手指や腕などを挿入し、第一のバッグの本体に設けられた一対の側面の一方の側面と、第二のバッグの本体に設けられた一対の側面の一方(又は他方)の側面との間に隙間(空間)(一対のサイドポケットの一方)に収容した物を第一のバッグの本体に設けられた一対の側面の他方の側面と、第二のバッグの本体に設けられた一対の側面の他方(又は一方)の側面との間に隙間(空間)(一対のサイドポケットの他方)から取り出したり、また、第一のバッグの本体に設けられた一対の側面の一方の側面と、第二のバッグの本体に設けられた一対の側面の一方(又は他方)の側面との間に隙間(空間)(一対のサイドポケットの一方)から人の手指や腕などを挿入し、第一のバッグの本体に設けられた一対の側面の他方の側面と、第二のバッグの本体に設けられた一対の側面の他方(又は一方)の側面との間に隙間(空間)(一対のサイドポケットの他方)に収容した物を第一のバッグの本体に設けられた一対の側面の一方の側面と、第二のバッグの本体に設けられた一対の側面の一方(又は他方)の側面との間に隙間(空間)(一対のサイドポケットの一方)から取り出したりすることができる。
また、請求項1に記載のバッグでは、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した際に形成される、第一のバッグの本体に設けられた一対の側面の一方の側面と、第二のバッグの本体に設けられた一対の側面の一方(又は他方)の側面との間に隙間(空間)(一対のサイドポケットの一方)と、第一のバッグの本体に設けられた一対の側面の他方の側面と、第二のバッグの本体に設けられた一対の側面の他方(又は一方)の側面との間に隙間(空間)(一対のサイドポケットの他方)とは、第二のバッグの本体の外表面と、第一のバッグの本体の内表面とが導通しているので、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した際に形成される、第一のバッグの本体に設けられた一対の側面の一方の側面と、第二のバッグの本体に設けられた一対の側面の一方(又は他方)の側面との間に隙間(空間)(一対のサイドポケットの一方)と、第一のバッグの本体に設けられた一対の側面の他方の側面と、第二のバッグの本体に設けられた一対の側面の他方(又は一方)の側面との間に隙間(空間)(一対のサイドポケットの他方)との双方にまたがるような比較的大きな物を収容することができる。
即ち、請求項1に記載のバッグは、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した場合、第一のバッグの本体と第二のバッグの本体とにより構成される空間(隙間)を有効利用ができるので、利便性に優れている。
請求項2に記載のバッグは、請求項1に記載のバッグの第一のバッグに設けられている一対の第一の留め具の各々の好ましい例を規定する。
請求項2に記載のバッグでは、請求項1に記載のバッグの第一のバッグに設けられている一対の第一の留め具の各々を、一対の環体の各々と、一対の環体の各々を取り付ける、一対の環体取付け孔の各々を有する、一対の環体取付部材の各々とを備え、一対の環体取付部材の各々の一対の環体の各々を取り付ける一対の環体取付け孔の各々には、一対の環体の各々が摺動可能に挿通されている、という構成にしたので、第一のバッグの所有者や、第一のバッグを見る第三者が、第一のバッグに設けられている一対の第一の留め具の各々を、第一のバッグに設けられている装飾に過ぎないと考える結果、目立つことがなく、又は、仮に、第一のバッグの所有者や第一のバッグを見る第三者が、第一のバッグに設けられている一対の第一の留め具に注目したとしても、一対の第一の留め具を構成する取付部材を、第一のバッグに設けられている装飾に過ぎない、または、キーホルダーや携帯電話のストラップ等の小物類を取り付ける部材であると認識する。
従って、請求項2に記載のバッグは、第一のバッグを、単独で使用した場合に、第一のバッグの所有者や、第一のバッグを見る第三者が、第一のバッグに設けられている一対の第一の留め具の各々を、第一のバッグに設けられている装飾に過ぎないと考える結果、目立つことがなく、又は、仮に、バッグの所有者や第一のバッグを見る第三者が、第一のバッグに設けられている一対の第一の留め具に注目したとしても、一対の第一の留め具を構成する取付部材を、第一のバッグに設けられている装飾に過ぎない、または、キーホルダーや携帯電話のストラップ等の小物類を取り付ける部材であると認識する構成としたので、美観に優れている。
また、請求項2に記載のバッグは、第二のバッグを単独で使用する際には、第二のバッグの一対の第二の留め具の各々の一対の紐体取付部材の各々の中央部または概ね中央部の各々に取り付けられた一対のボタン手段の各々の一対の一方体の各々と、第二のバッグの一対の第二の留め具の各々の一対の紐体の各々の一端の各々とは反対側の他端の近傍位置に各々設けられている一対のボタン手段の各々の一対の他方体の各々とを嵌め合わせると、第二のバッグの一対の第二の留め具の各々は、あたかも、第二のバッグの一対のマチ部の各々の内側の上部から所定の位置に設けられた一対の鍔体部の各々と、一対の鍔体部の各々を第二のバッグに取り付けする際に、一対の鍔体の各々と第二のバッグの一対のマチ部との接続場所を強固にするための固定手段(例えば、ビス等)のように見え、一対の紐体の各々が、一対の鍔体部を装飾するために、固定手段(例えば、ビス等)に取り付けられているように見える。このため、請求項2に記載のバッグの第二のバッグは、美観に優れている。
また、請求項2に記載のバッグでは、第二のバッグとして、一般のバッグに共通するように、バッグの一対の側面部の各々に比べて目立たない、バッグの一対のマチ部の各々の外側の上部位置の各々に、あたかも、第二のバッグの一対のマチ部の各々の内側の上部から所定の位置に設けられた一対の鍔体部の各々と、一対の鍔体部の各々を第二のバッグに取り付けする際に、一対の鍔体の各々と第二のバッグの一対のマチ部との接続場所を強固にするための固定手段(例えば、ビス等)のように見え、一対の紐体の各々が、一対の鍔体部を装飾するために、固定手段(例えば、ビス等)に取り付けられているように見える構成を備える、一対の第二の留め具を取り付けるようにしたので、第二のバッグは、美観に優れ、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
また、請求項2に記載のバッグは、請求項1に記載のバッグの従属項として規定されているので、請求項1に記載のバッグと同様の効果を奏する。
請求項3に記載のバッグでは、第一のバッグに設けられた一対の第一の留め具の取り付け位置を、第一のバッグの一対のマチ部の各々の内側に設けられた上部が開口したマチ部ポケットを形成している、第一のバッグの本体の内側に位置する一対の仕切り面の各々の内面の各々の上部から所定の位置という、第一のバッグの目立たない位置、又は、仮に、第一のバッグの所有者や第一のバッグを見る第三者が、一対の第一の留め具の各々に注目したとしても、一対の第一の留め具の各々が、装飾として、又はキーホルダーや携帯電話のストラップ等の小物類を取り付ける部材であると認識するのが普通な位置に設けているので、第一のバッグに設けた一対の第一の留め具が、目立つことがなく、又は、仮に、第一のバッグの所有者や第一のバッグを見る第三者が、一対の第一の留め具の各々に注目したとしても、一対の第一の留め具の各々は、第一のバッグの装飾を高めるために第一のバッグに設けられていると認識するので、第一のバッグは、美観に優れ、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
且つ、請求項3に記載のバッグでは、第二のバッグの一対の第二の留め具の各々の取り付け位置を、第二のバッグの目立たない位置、又は、仮に、第二のバッグの所有者や第二のバッグを見る第三者が、一対の第二の留め具の各々に注目したとしても、一対の第二の留め具が、装飾である、と認識するのが普通な位置に設けているので、第二のバッグに設けた一対の第二の留め具の各々が、目立つことがなく、又は、仮に、第二のバッグの所有者や第一のバッグを見る第三者が、一対の第二の留め具の各々に注目したとしても、一対の第二の留め具の各々は、第二のバッグの装飾を高めるために第二のバッグに設けられていると認識するので、第二のバッグは、美観に優れ、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
即ち、請求項3に記載のバッグは、第一のバッグ及び第二のバッグの各々を単独で使用した場合に、第一のバッグ及び第二のバッグの所有者や、第一のバッグ及び第二のバッグを見る第三者に、第一のバッグには、第二のバッグを取り付ける部材がついている、といった認識を与えることがなく、また、第二のバッグが、第一のバッグの内袋(中袋)であるといった認識を与えることがない、見栄えの良い(ファッション性に優れている)といったような印象を与える。
のみならず、請求項3に記載のバッグでは、第一のバッグに設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグに設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定すると、第一のバッグの本体の一対の側面の一方の側面と、第二のバッグの本体の一対の側面の一方(又は他方)の側面との間に隙間(空間)が形成され、且つ、第一のバッグの一対の側面の他方の側面と、第二のバッグの一対の側面の他方(又は一方)の側面との間に隙間(空間)が形成される。
即ち、請求項3に記載のバッグは、請求項1に記載のバッグと同様、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定する際に、第一のバッグと第二のバッグとにより構成される空間(隙間)を有効利用ができるので、利便性に優れている。
更に、請求項3に記載のバッグは、第一のバッグのマチ部の各々が、一対の上部が開口したマチ部ポケットの各々を形成している、第一のバッグの本体の内側に位置する一対の仕切り面の各々により機械的強化が高くなっている。
したがって、請求項3に記載のバッグでは、第一のバッグに設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグに設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定する際に、第一のバッグの一対のマチ部の各々の内側に設けられた上部が開口したマチ部ポケットを形成している、第一のバッグの本体の内側に位置する一対の仕切り面の各々の内面の各々の上部から所定の位置に第二のバッグを着脱するための一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの一対のマチ部の各々の外側の上部位置に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合した場合、第一のバッグのマチ部の各々は、第一のバッグの一対のマチ部の各々の内側に設けられた上部が開口したマチ部ポケットを形成している、第一のバッグの本体の内側に位置する一対の仕切り面の各々により、機械的強化が高くなっている。
この結果、請求項3に記載のバッグでは、第一のバッグに設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグに設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した場合に、第一のバッグのマチ部の各々が、第一のバッグの一対のマチ部の各々の内側に設けられた上部が開口したマチ部ポケットを設けていないバッグに比べ、変形や歪が生じ難い。
即ち、請求項3に記載のバッグの第一のバッグは、第一のバッグに設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグに設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した場合に、第一のバッグの一対のマチ部の各々の内側に設けられた上部が開口したマチ部ポケットを設けていないバッグに比べ、第二のバッグによって、第一のバッグのマチ部の各々が変形や歪が生じ難い分だけ、第一のバッグの形状保持性が保たれる。
従って、請求項3に記載のバッグの第一のバッグは、第一のバッグに設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグに設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した場合に、第一のバッグの一対のマチ部の各々の内側に設けられた上部が開口したマチ部ポケットを設けていないバッグに比べ、美観に優れている。
即ち、請求項3に記載のバッグの第一のバッグは、第一のバッグに設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグに設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定して使用した場合に、美観に優れているので、第二のバッグを第一のバッグに収容し固定した状態で、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
また、請求項3に記載のバッグでは、第一のバッグの一対のマチ部の各々の内側に設けられたマチ部ポケットは、上部が開口しているので、例えば、飲料水の入ったペットボトルその他の容器の出し入れは、第一のバッグの上下方向で行えるので、例えば、飲料水の入ったペットボトルその他の容器を縦にして収容するのに適している。
そして、請求項3に記載のバッグでは、請求項3に記載のバッグの第一のバッグの一対のマチ部の各々の内側に設けられた上部が開口したマチ部ポケットの各々のいずれか一方又は双方に、例えば、飲料水の入ったペットボトルその他の容器を縦にして収容し、第一のバッグに設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグに設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定して使用した場合は、第一のバッグの一対のマチ部の各々の内側に設けられた上部が開口したマチ部ポケット内に何も収容していない場合に比べて、第一のバッグの一対のマチ部の各々の内側に設けられた上部が開口したマチ部ポケットの各々のいずれか一方又は双方に、例えば、飲料水等の入ったペットボトルその他の容器を縦にして収容した分、機械的強度が高くなる。
したがって、請求項3に記載のバッグでは、第一のバッグに設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグに設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定し、第一のバッグの一対のマチ部の各々の内側に設けられた一対の上部が開口したマチ部ポケットの各々の一方又は双方に、例えば、飲料水の入ったペットボトルその他の容器を縦にして収容すれば、第一のバッグの一対のマチ部の各々の内側に設けられた一対の上部が開口したマチ部ポケットの各々に何も収容していない場合に比べ、第一のバッグの本体の第一のバッグのマチ部の各々が、変形や歪が生じ難い。
この結果、請求項3に記載のバッグの第一のバッグは、第一のバッグに設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグに設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した場合に、第一のバッグの一対のマチ部の各々の内側に設けられた一対の上部が開口したマチ部ポケットの各々の一方又は双方に、例えば、飲料水等の入ったペットボトルその他の容器を縦にして収容すれば、第一のバッグの一対のマチ部の各々の内側に設けられた一対の上部が開口したマチ部ポケットの各々の一方又は双方に何も収容することなく、第一のバッグに設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグに設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した場合に比べ、第二のバッグによって、第一のバッグのマチ部の各々が変形や歪が生じ難い分だけ、第一のバッグの形状保持性が保たれる。
即ち、請求項3に記載のバッグの第一のバッグは、第一のバッグに設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグに設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定して使用した場合に、第一のバッグの一対のマチ部の各々の内側に設けられた一対の上部が開口したマチ部ポケットの各々の一方又は双方に、例えば、飲料水の入ったペットボトルその他の容器を縦にして収容すれば、第一のバッグが第二のバッグによって変形や歪が生じ難い分だけ、美観に優れているので、第一のバッグに設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグに設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した状態で、第一のバッグの一対のマチ部の各々の内側に設けられた一対の上部が開口したマチ部ポケットの各々の一方又は双方に、例えば、飲料水等の入ったペットボトルその他の容器を縦にして収容して収容する、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
請求項4に記載のバッグでは、請求項3に記載のバッグの第一のバッグに設けられている一対の第一の留め具の各々を、第一のバッグの一対の第一の留め具の各々が、一対の環体の各々と、一対の環体の各々を取り付ける、一対の環体取付け孔の各々を有する、一対の環体取付部材の各々とを備え、一対の環体取付部材の各々の一対の環体の各々を取り付ける一対の環体取付け孔の各々には、一対の環体の各々が摺動可能に挿通されている、という構成にしたので、第一のバッグの所有者や、第一のバッグを見る第三者が、第一のバッグに設けられている一対の第一の留め具の各々を、第一のバッグに設けられている装飾に過ぎないと考える結果、目立つことがなく、又は、仮に、バッグの所有者や第一のバッグを見る第三者が、第一のバッグに設けられている一対の第一の留め具に注目したとしても、一対の第一の留め具を構成する取付部材を、第一のバッグに設けられている装飾に過ぎない、または、キーホルダーや携帯電話のストラップ等の小物類を取り付ける部材であると認識する。
即ち、請求項4に記載のバッグでは、第一のバッグは、単独で使用した場合に、第一のバッグの所有者や、第一のバッグを見る第三者が、第一のバッグに設けられている一対の第一の留め具の各々を、第一のバッグに設けられている装飾に過ぎないと考える結果、目立つことがなく、又は、仮に、バッグの所有者や第一のバッグを見る第三者が、第一のバッグに設けられている一対の第一の留め具に注目したとしても、一対の第一の留め具を構成する取付部材を、第一のバッグに設けられている装飾に過ぎない、または、キーホルダーや携帯電話のストラップ等の小物類を取り付ける部材であると認識する構成としたので、美観に優れている。
また、請求項4に記載のバッグは、第二のバッグを単独で使用する際に、第二のバッグの一対の第二の留め具の各々の一対の紐体取付部材の各々の中央部または概ね中央部の各々に取り付けられた一対のボタン手段の各々の一対の一方体の各々と、第二のバッグの一対の第二の留め具の各々の一対の紐体の各々の一端の各々とは反対側の他端の近傍位置に各々設けられている一対のボタン手段の各々の一対の他方体の各々とを嵌め合わせると、第二のバッグの一対の第二の留め具の各々は、あたかも、第二のバッグの一対のマチ部の各々の内側の上部から所定の位置に設けられた一対の鍔体部の各々と、一対の鍔体部の各々を第二のバッグに取り付けする際に、一対の鍔体の各々と第二のバッグの一対のマチ部との接続場所を強固にするための固定手段(例えば、ビス等)のように見え、一対の紐体の各々が、一対の鍔体部を装飾するために、固定手段(例えば、ビス等)に取り付けられているように見え、また、一般に、バッグの一対のマチ部の各々の幅や大きさは、バッグの一対の側面部の各々の長さや大きさに比べ、小さいいために、バッグの一対のマチ部の各々は、バッグの側面部の各々に比べ、目立たない。
即ち、請求項4に記載のバッグでは、第二のバッグとして、一般のバッグに共通するように、バッグの一対の側面部の各々に比べて目立たない、バッグの一対のマチ部の各々の外側の上部位置の各々に、あたかも、第二のバッグの一対のマチ部の各々の内側の上部から所定の位置に設けられた一対の鍔体部の各々と、一対の鍔体部の各々を第二のバッグに取り付けする際に、一対の鍔体の各々と第二のバッグの一対のマチ部との接続場所を強固にするための固定手段(例えば、ビス等)のように見え、一対の紐体の各々が、一対の鍔体部を装飾するために、固定手段(例えば、ビス等)に取り付けられているように見える構成を備える、一対の第二の留め具を取り付けるようにしたので、第二のバッグは、美観に優れ、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
のみならず、請求項4に記載のバッグでは、第一のバッグに設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグに設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定すると、第一のバッグの本体の一対の側面の一方の側面と、第二のバッグの本体の一対の側面の一方(又は他方)の側面との間に隙間(空間)が形成され、且つ、第一のバッグの一対の側面の他方の側面と、第二のバッグの一対の側面の他方(又は一方)の側面との間に隙間(空間)が形成される。
即ち、請求項4に記載のバッグは、請求項1に記載のバッグと同様、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定する際に、第一のバッグと第二のバッグとにより構成される空間(隙間)を有効利用ができるので、利便性に優れている。
また、請求項4に記載のバッグは、請求項3に記載のバッグの従属項として規定されているので、請求項3に記載のバッグの効果と同様の効果を奏する。
請求項5に記載のバッグは、第一のバッグの一対のマチ部の各々の内側に設けられた、一対の上部が開口したマチ部ポケットの各々を形成するポケット側の内側表面の各々を防水加工しているので、一対の上部が開口したマチ部ポケットの各々に、例えば、冷えた飲料水等の入ったペットボトルその他の容器を収容した場合冷えた飲料水等の入ったペットボトルその他の容器の表面に結露を生じても、冷えた飲料水等の入ったペットボトルその他の容器の表面に結露した水が、一対の上部が開口したマチ部ポケットの各々から第一のバッグ内に漏れ出たり、及び/又は、第一のバッグの表面を漏れでたり、濡らすようなことが無い。
即ち、請求項5に記載のバッグは、第一のバッグの一対のマチ部の各々の内側に設けられた、一対の上部が開口したマチ部ポケットの各々を形成するポケット側の内側表面の各々を防水加工しているので、第一のバッグの一対のマチ部の各々の内側に設けられた、一対の上部が開口したマチ部ポケットの各々内に冷えた飲料水等の入ったペットボトルその他の容器を収容しても、冷えた飲料水等の入ったペットボトルその他の容器の表面に結露した水が、一対の上部が開口したマチ部ポケットの各々から第一のバッグ内に漏れ出たりすることがないので、第一のバッグを単独で使用している場合には、第一のバッグ内の収容物を水で汚すことがなく、また、第一のバッグ内に第二のバッグを収容している場合には、第二のバッグの表面を水で汚すことがない。
また、請求項5に記載のバッグは、請求項3又は請求項4に記載のバッグの従属項をして規定されているので、請求項3又は請求項4に記載のバッグと同様の効果を奏する。
請求項6に記載のバッグでは、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定する際に、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合すると、第一のバッグの本体の底面上に、第二のバッグの本体の底面が載置されるようにしたので、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した際に、第一のバッグの本体内に、内袋を宙刷り構造にしたバッグや、第一のバッグの側面の内表面に、内袋を取り付け構造のバッグに比べ、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した際の、第一のバッグの本体の変形や歪が少ないので、第一のバッグは、美観に優れている。
従って、請求項6に記載のバッグの第一バッグは、第一のバッグに設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグに設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定して、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
また、請求項6に記載のバッグは、請求項1〜5のいずれかに記載のバッグの従属項をして規定されているので、請求項1〜5のいずれかに記載のバッグの効果と同様の効果を奏する。
請求項7に記載のバッグは、第二のバッグが、第二のバッグの一対のマチ部の各々を第二のバッグの一対のマチ部の各々の幅方向に見た場合、第二のバッグの一対のマチ部の各々の上方の幅が、上方から下方に向かって次第に狭くなるという、上方から下方に向かって尖がった形状(第二のバッグの一対のマチ部の各々の幅が次第に狭くなる形状)を有するので、第二のバッグは、第一のバッグの本体内に収容しやすい。
また、請求項7に記載のバッグは、請求項1〜6のいずれかに記載のバッグの従属項をして規定されているので、請求項1〜6のいずれかに記載のバッグと同様の効果を奏する。
請求項8に記載のバッグでは、第二のバッグの本体が、側面視した場合、その上方の長さが、第二のバッグの本体の底面の長さより、やや長くなっているので、第二のバッグの一対の側面の各々の上方の長さが、上方から下方に向かって次第に狭くなるという、上方から下方に向かって尖がった形状(第二のバッグの一対の側面の各々の長さが次第に狭くなる形状)を有するので、第二のバッグは、第一のバッグの本体内に収容しやすい。
また、請求項8に記載のバッグは、請求項1〜7のいずれかに記載のバッグの従属項をして規定されているので、請求項1〜7のいずれかに記載のバッグと同様の効果を奏する。
請求項9に記載のバッグは、第一のバッグの第一の素材でできた生地の表面を外にして使用した場合であっては、第一のバッグの対向配置される一対の側面、少なくとも、一方の側面に設けられた、一対のサイドポケットの他方のサイドポケット内に収容された内容物を、一対のサイドポケットの中、第一のバッグの側面の第一の素材でできた生地の表面に設けられた一方のサイドポケットの開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)から手指を用いて、第一の仕切り面と、第二の仕切り面の2つの面から構成され、第一の仕切り面の一部と、第二の仕切り面の一部とが、重なり合うように設けられている、一方のサイドポケットと、他方のサイドポケットとを仕切る仕切り面の隙間を介して、第一のバッグの外側に取り出すことができる。
また、請求項9に記載のバッグは、第一のバッグの第二の素材でできた生地の表面を外にして使用した場合であっては、第一のバッグの対向配置される一対の側面の、少なくとも、一方の側面に設けられた、一対のサイドポケットの一方のサイドポケット内に収容された内容物を、一対のサイドポケットの中、第一のバッグの側面の第二の素材でできた生地の表面に設けられた他方のサイドポケットの開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)から手指を用いて、第一の仕切り面と、第二の仕切り面の2つの面から構成され、第一の仕切り面の一部と、第二の仕切り面の一部とが、重なり合うように設けられている、一方のサイドポケットと、他方のサイドポケットとを仕切る仕切り面の隙間を介して、第一のバッグの外側に取り出すことができる。
更には、請求項9に記載のバッグは、第一のバッグの第一の素材でできた生地の表面を外にして使用した場合であって、第一のバッグの本体内に第二のバッグを、第一のバッグに設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグに設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定している場合にあっては、第一のバッグの本体の一対の側面の一方の側面と、第二のバッグの本体の一対の側面の一方の側面との間に隙間(空間)内に収容されている内容物や、第一のバッグの本体の一対の側面の他方の側面と、第二のバッグの本体の一対の側面の他方の側面との間に隙間(空間)内に収容されている内容物や、第二のバッグの本体内に収容されている内容物や、第二のバッグの本体の一対の側面の一方の側面に設けられているサイドポケット内の内容物や、第二のバッグの本体の一対の側面の他方の側面の外側の所定の位置に設けられている、一対の、上部が開口したサイドポケットの各々内に収容されている内容部を、第一のバッグの側面の第一の素材でできた生地の表面に設けられた他方のサイドポケットの開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)から手指を用いて、第一の仕切り面と、第二の仕切り面の2つの面から構成され、第一の仕切り面の一部と、第二の仕切り面の一部とが、重なり合うように設けられている、一方のサイドポケットaと、他方のサイドポケットとを仕切る仕切り面の隙間、及び、第一のバッグの側面の裏面の第二の素材でできた生地の表面に開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)を備える他方のサイドポケットを介して、第一のバッグの外側に取り出すことができる。
また、請求項9に記載のバッグは、請求項1〜8のいずれかに記載のバッグの従属項をして規定されているので、請求項1〜7のいずれかに記載のバッグと同様の効果を奏する。
請求項10に記載のバッグは、第一のバッグに設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグに設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した際に、第二のバッグの上面の位置が、第一のバッグの本体の開口部を開閉する開閉手段が設けられている位置よりもやや低い位置になるようにされている。
従って、請求項10に記載のバッグは、第一のバッグの第一の素材でできた生地の表面を外にして使用した場合であっては、第一のバッグの本体の開口部を開閉する開閉手段の結合を解除することなく、第一のバッグの本体の開口部を閉じたままの状態にして、第一のバッグの対向配置される一対の側面の、少なくとも、一方の側面に設けられた、一対のサイドポケットの他方のサイドポケット内に収容された内容物を、一対のサイドポケットの中、第一のバッグの側面の第一の素材でできた生地の表面に設けられた一方のサイドポケットの開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)から手指を用いて、第一の仕切り面と、第二の仕切り面の2つの面から構成され、第一の仕切り面の一部と、第二の仕切り面の一部とが、重なり合うように設けられている、一方のサイドポケットと、他方のサイドポケットとを仕切る仕切り面の隙間を介して、第一のバッグの外側に取り出すことができる。
また、請求項10に記載のバッグは、第一のバッグの第二の素材でできた生地の表面を外にして使用した場合であっては、第一のバッグの本体の開口部を開閉する開閉手段の結合を解除することなく、第一のバッグの本体の開口部を閉じたままの状態にして、第一のバッグの対向配置される一対の側面の、少なくとも、一方の側面に設けられた、一対のサイドポケットの一方のサイドポケット内に収容された内容物を、一対のサイドポケットの中、第一のバッグの側面の第二の素材でできた生地の表面に設けられた他方のサイドポケットの開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)から手指を用いて、第一の仕切り面と、第二の仕切り面の2つの面から構成され、第一の仕切り面の一部と、第二の仕切り面の一部とが、重なり合うように設けられている、一方のサイドポケットと、他方のサイドポケットとを仕切る仕切り面の隙間を介して、第一のバッグの外側に取り出すことができる。
更には、請求項10に記載のバッグは、第一のバッグの第一の素材でできた生地の表面を外にして使用した場合であって、第一のバッグの本体内に第二のバッグを、第一のバッグに設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグに設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定している場合にあっては、第一のバッグの本体の開口部を開閉する開閉手段の結合を解除することなく、第一のバッグ2の本体の開口部を閉じたままの状態にして、第一のバッグの本体の一対の側面の一方の側面と、第二のバッグの本体の一対の側面の一方の側面との間に隙間(空間)内に収容されている内容物や、第一のバッグの本体の一対の側面の他方の側面と、第二のバッグの本体の一対の側面の他方の側面との間に隙間(空間)内に収容されている内容物や、第二のバッグの本体内に収容されている内容物や、第二のバッグの本体の一対の側面の一方の側面に設けられているサイドポケット内の内容物や、第二のバッグの本体の一対の側面の他方の側面の外側の所定の位置に設けられている、一対の、上部が開口したサイドポケットの各々内に収容されている内容部を、第一のバッグの側面の第一の素材でできた生地の表面に設けられた他方のサイドポケットの開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)から手指を用いて、第一の仕切り面と、第二の仕切り面の2つの面から構成され、第一の仕切り面の一部と、第二の仕切り面の一部とが、重なり合うように設けられている、一方のサイドポケットと、他方のサイドポケットとを仕切る仕切り面の隙間、及び、第一のバッグ2側面の裏面の第二の素材でできた生地の表面に開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)を備える他方のサイドポケットを介して、第一のバッグの外側に取り出すことができる。
また、請求項10に記載のバッグは、請求項8に記載のバッグの従属項をして規定されているので、請求項8に記載のバッグと同様の効果を奏する。
請求項11に記載のバッグは、第一のバッグに設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグに設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した後に、第一のバッグの上部に設けられた開口部を開閉する手段により開いた状態にし、第二のバッグの上部に設けられた開口部を開閉手段により開いた状態にすれば、第一のバッグの上部に設けられた開口部から、第二のバッグの内部に収容された内容物を、第二のバッグの上部に設けられた開口部及び第一のバッグの上部に設けられた開口部を介して、第一のバッグの外に取り出すことができるので、利便性に優れている。
また、請求項11に記載のバッグは、請求項10に記載のバッグの従属項をして規定されているので、請求項10に記載のバッグと同様の効果を奏する。
請求項12に記載のバッグでは、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した後に、第一のバッグの本体の上部に設けられた開口部を開閉する開閉手段により開いた状態にすれば、第二のバッグの本体の上面に開口部を囲うように設けられた鍔体が、第一のバッグの本体内に収容された、第二のバッグの本体の上面の開口部を上方向に位置するように、即ち、第一のバッグの本体の上部に設けられた開口部と、第二のバッグの本体の上面に開口部とが同じ方向、即ち、ともに、上方向に位置するようにしている。
この結果、請求項12に記載のバッグは、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した後に、第一のバッグの本体の上部に設けられた開口部を開閉手段により開いた状態にすれば、第二のバッグの本体の上面に開口部を囲うように設けられた鍔体が、第一のバッグの本体の上部に設けられた開口部と、第二のバッグの本体の上面に開口部とが同じ方向、即ち、ともに、上方向に位置するようにしているので、第二のバッグの本体の内部に収容された内容物を、第二のバッグの本体の上部に設けられた開口部及び第一のバッグの本体の上部に設けられた開口部を介して、容易に、第一のバッグの本体の外に取り出すことができるので、利便性に優れている。
また、請求項12に記載のバッグは、請求項11に記載のバッグの従属項をして規定されているので、請求項11に記載のバッグと同様の効果を奏する。
請求項13に記載のバッグは、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した際に、第一のバッグの本体内において、第二のバッグが外乱等により動くことが、第二のバッグの本体の四周側面に、第二のバッグの本体の四周側面を巻き回りするように設けられた柔軟で復元力を有する第一の帯状部材により制限される。
この結果、請求項13に記載のバッグは、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した際に、第一のバッグの本体が第二のバッグによりいびつに変形するようなことが生じ難いので、第一のバッグは、その美観が優れている。
従って、請求項13に記載のバッグの第一のバッグは、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定して、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
また、請求項13に記載のバッグは、請求項1〜12のいずれかに記載のバッグの従属項をして規定されているので、請求項1〜12のいずれかに記載のバッグの効果と同様の効果を奏する。
また、請求項13に記載のバッグは、第二のバッグの本体の一対のマチ部の各々の外側の各々に、縦方向に、柔軟で復元力を有する一対の第二の帯状部材の各々を備えるので、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した際に、第一のバッグの本体内において、第二のバッグが外乱等により変形している場合にあっても、第二のバッグの本体の一対のマチ部の各々の外側の各々に、縦方向に、設けられた、一対の第二の帯状部材の各々の復元力により、第二のバッグの本体が元の状態に戻るので、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容した際に、第一のバッグの本体の底面上に、第二のバッグの本体の底面が載置されるようなる。
また、請求項14に記載のバッグでは、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した際に、第一のバッグの本体内に収容された内容物が、第一のバッグの本体の底面と、第二のバッグの本体の底面との間にある場合には、第二のバッグの本体の一対のマチ部の各々の外側の各々に、縦方向に、設けられた、一対の第二の帯状部材の各々の復元力により、第二のバッグの本体が元の状態に戻ろうとする復元力(付勢力)により、第一のバッグの本体の底面に、緩やかに押し付けられ、第一のバッグの本体内に収容された内容物が、外乱により動くことがある程度規制される。
この結果、請求項14に記載のバッグは、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した際に、第二のバッグが第一のバッグの本体の底面によって、及び/又は、第一のバッグの本体内に収容された内容物が第一のバッグの本体の底面と、第二のバッグの本体の底面との間にある場合には、そのような内容物が外乱により動くことがある程度規制される結果、第一のバッグの本体がいびつに変形するようなことが生じ難い。
即ち、請求項14に記載のバッグは、第一のバッグの本体に設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグの本体に設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した際の美観が優れている。
従って、請求項14に記載のバッグの第一のバッグは、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定して、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
また、請求項14に記載のバッグは、請求項6に記載のバッグの従属項をして規定されているので、請求項6に記載のバッグと同様の効果を奏する。
以下、本発明に係るバッグの好ましい一例を例示的に説明する。
図1は、本発明に係るバッグの好ましい一例を概略的に示す斜視図である。
また、図2は、本発明に係るバッグを構成する第一のバッグの好ましい一例を概略的に示す斜視図であり、図3は、図2に示す第一のバッグ2を概略的に示す正面図であり、図4は、図2に示す第一のバッグ2を概略的に示す背面図であり、図5は、図2に示す第一のバッグ2を概略的に示す左側面図であり、図6は、図2に示す第一のバッグ2を概略的に示す右側面図であり、図7は、図2に示す第一のバッグ2を概略的に示す平面図であり、また、図8は、図2に示す第一のバッグ2を概略的に示す底面図である。
また、図9は、本発明に係るバッグを構成する第二のバッグの好ましい一例を概略的に示す斜視図であり、図10は、図9に示す第二のバッグ3を概略的に示す正面図であり、図11は、図9に示す第二のバッグ3を概略的に示す背面図であり、図12は、図9に示す第二のバッグ3を概略的に示す左側面図であり、図13は、図9に示す第二のバッグ3を概略的に示す右側面図であり、図14は、図9に示す第二のバッグ3を概略的に示す平面図であり、また、図15は、図9に示す第二のバッグ3を概略的に示す底面図である。
このバッグ1は、第一のバッグ2と、第二のバッグ3とを備える。
まず、第一のバッグ2の構成について説明する。
第一のバッグ2は、上部Su2aに開口部h2aを有する本体2aと、一対のマチ部4a、4bと、一対の側面SW2a、SW2bと、底面Sb2bとを備える。
第一のバッグ2の底面Sb2bには、板状の芯材(図示せず。)が内設されている。
第一のバッグ2は、両面仕立て(リバーシブル)になっている。
図2〜図8の各々は、第一のバッグ2の本体2aを構成する四周側面(第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、Sw2b及び一対のマチ部4a、4b)の表面側及び底面Sb2aの表面側に、概ね、第一の素材の表面が外部に対して露呈している状態を示している。
第一のバッグ2は、図1〜図8の各々に示される状態では、第一のバッグ2の本体2aを構成する四周側面(第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、Sw2b及び一対のマチ部4a、4b)の表面及び底面Sb2aの表面は、第一の素材の表面で概ね構成されており、第一のバッグ2の本体2aを構成する四周側面(第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、Sw2b及び一対のマチ部4a、4b)の裏面及び底面Sb2aの裏面は、第二の素材の表面で概ね構成されている。
また、第一のバッグ2は、図1〜図8の各々に示される状態で示される第一のバッグ2を裏返して使用した場合には、後述する、図25〜図31の各々に示すように、第一のバッグ2の本体2aを構成する四周側面(第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、Sw2b及び一対のマチ部4a、4b)の表面及び底面Sb2aの表面は、第二の素材の表面で概ね構成されており、第一のバッグ2の本体2aを構成する四周側面(第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、Sw2b及び一対のマチ部4a、4b)の裏面及び底面Sb2aの裏面は、第一の素材の表面で概ね構成されている。
即ち、図2〜図8の各々に示される状態の第一のバッグ2を、裏返しにすると、外部に露呈している第一のバッグ2の本体2aを構成する四周側面(第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、Sw2b及び一対のマチ部4a、4b)の表面側が裏面側になり、外部に露呈していない第一のバッグ2の本体2aを構成する四周側面(第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、Sw2b及び一対のマチ部4a、4b)の裏面側が表面側になり、外部に露呈している底面Sb2aの表面側が裏面側になり、外部に露呈していない底面Sb2aの裏面側が表面側になり、図2〜図8の各々に示す第一のバッグ2を裏返しにすると、第一のバッグ2は、概ね、第二の素材の表面が、露呈している状態になる。
図2〜図8の各々に示される状態では、第一のバッグ2の本体2aを構成する四周側面(第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、Sw2b及び一対のマチ部4a、4b)の表面及び底面Sb2aの表面には、第一の素材の表面が外部に露呈している
第一のバッグ2では、第一の素材として、皮革(例えば、天然皮革又は人工皮革)を用いており、図2〜図8の各々に示す状態では、第一のバッグ2の本体2aを構成する四周側面(第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、Sw2b及び一対のマチ部4a、4b)の表面及び底面Sb2aの表面には、概ね、皮革(例えば、天然皮革又は人工皮革)の表面が露呈している。
また、第一のバッグ2では、第二の素材として、布製の生地(例えば、織布又はデニム等の生地)を用いており、後述する、図25〜図31の各々に示す状態では、第一のバッグ2の本体2aを構成する四周側面(第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、Sw2b及び一対のマチ部4a、4b)の表面及び底面Sb2aの表面には、布製の生地(例えば、織布又はデニム等の生地)の表面が、概ね、露呈している。
第一のバッグ2は、本体2aの上部に設けられた開口部h2aを開閉する第一の開閉手段Mgとを備える。
第一のバッグ2では、第一の開閉手段MGとして、マグネット式のものを用いている。
マグネット式の開閉手段MGは、磁力により互いに引き付けられる、第一の開閉手段半体MGaと、第二の開閉手段半体Mgbとを備える。
第一のバッグ2では、第一の開閉手段半体MGaが、第一のバッグ2の本体2aの第一の側面Sw2aの中央の、第一の側面Sw2aの上端から所定の距離下がった、上方の位置に、第一の側面Sw2a内に内設するように設けられ、また、第二の開閉手段半体MGbが、第一のバッグ2の本体2aの第二の側面Sw2bの中央の、第二の側面Sw2の上端から所定の距離下がった、上方の位置に、第二の側面Sw2b内に内設するように設けられている。
また、第一のバッグ2は、その本体2aの一対のマチ部4a、4bの各々の内側に、一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々を備える。
第一のバッグ2の本体2aの一対のマチ部4a、4bの各々の内側に設けられた、一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々を形成するマチ部ポケット側の内側表面Si5a、Si5bの各々が防水加工されている。
第一のバッグ2の本体2aの一対のマチ部4a、4bの各々の内側に設けられた、一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々の、一対のマチ部4a、4bの各々の内側に設けられた、一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々を形成している、第一のバッグ2の本体2aの内側の各々に位置する一対の仕切り面5a1、5b1の各々の内面Si5a1、Si5b1の各々の上部から所定の位置に第二のバッグ3を着脱するための一対の第一の留め具6a、6bの各々を備える。
次に、第一のバッグ2に取り付けられている、一対の第一の留め具6a、6bの各々の構成について、更に、詳しく説明する。
図16は、第一のバッグ2の本体2aの一方のマチ部4aを、第一のバッグ2の本体2aの内側から第一のバッグ2の本体2aの一方のマチ部4a方向に見た状態を、一対のマチ部ポケット5a、5b中、一方のマチ部ポケット5aを形成している第一のバッグ2の本体2aの内側の各々に位置する仕切り面5a1、第一の留め具6a及びその周辺を中心にして、概略的に示す平面図である。
第一の留め具6aは、環体7aと、環体7aを取り付ける、環体取付け孔h8aを有する、環体取付部材8aを備える。
環体取付部材8aは、第一のバッグ2の本体2aの内側の各々に位置する仕切り面5a1の上方から所定の位置に取り付けられている(縫着されている)。
環体取付部材8aの環体7aを取り付ける環体取付け孔h8aには、環体7aが挿通されている。
また、図17は、本発明に係るバッグを構成する第一のバッグの本体の一対のマチ部4a、4bの中、他方のマチ部4bを、第一のバッグ2の本体2aの内側から第一のバッグ2の本体2aの他方のマチ部4b方向に見た状態を、一対のマチ部ポケット5a、5b中、他方のマチ部ポケット5bを形成している第一のバッグ2の本体2aの内側の各々に位置する仕切り面5b、第一の留め具6b及びその周辺を中心にして、概略的に示す平面図である。
第一の留め具6bは、環体7bと、環体7bを取り付ける、環体取付け孔h8bを有する、環体取付部材8bを備える。
環体取付部材8bは、第一のバッグ2の本体2aの内側の各々に位置する仕切り面5b1の上方から所定の位置に取り付けられている(縫着されている)。
環体取付部材8bの環体7bを取り付ける環体取付け孔h8bには、環体7bが挿通されている。
また、第一のバッグ2は、その本体2aに、底面Sb2を備える。
また、第一のバッグ2の本体2aの一対のマチ部4a、4bの各々の外側に、一対の上部が開口したマチ部ポケット13a、13bの各々を備える。
また、第一のバッグ2は、いわゆる2本手(double to handles)タイプの手提げバッグであって、その本体2aの一対の側面SW2a、SW2bの各々の上部に、一対の手提げ紐8a、8bの各々を備える。
また、第一のバッグ2の本体2aの一対のマチ部4a、4bの各々の上部に、環体9a、9bが各々設けられている。
環体9a、9bの各々は、装飾目的、または、第一のバッグ2を肩に提げて使用する際に、ショルダーバッグ用のベルトのベルト本体の両端の各々に設けられた一対のフックの各々を取り付けるためのものである。
また、第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、SW2bの他方の側面SW2bの内側の所定の位置には、一対の、上部が開口したサイドポケット11a、11bが併設されている。
また、第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、SW2bの一方の側面SW2aの一方の表面の所定の位置に、サイドポケット31a(図2及び図3の各々中に破線で示すサイドポケット31aを参照。)を備える。
図1、図2及び図3の各々中に示す、部材10aは、第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、SW2bの中、一方の側面SW2aの表面に設けられた、サイドポケット31a(図2及び図3の各々中に破線で示すサイドポケット31aを参照。)を開閉する開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)を示している。
尚、図1、図2及び図3の各々中に示す、部材10a1は、開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)10aを構成する務歯(ティース(teeth))部及びジッパーテープ(zipper tape)部を模式的に示しており、部材10a2は、開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)10aを構成する引き手(プルタブ(pull tab)部を模式的に示している。
また、第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、SW2bの一方の側面SW2aの他方の表面の所定の位置に、サイドポケット31b(後述する図25及び図26の各々中に破線で示すサイドポケット31bを参照。)を備える。
また、図25及び図26の各々を参照しながら説明すると、図25及び図26の各々中に示す、部材30aは、サイドポケット31b(図25及び図26の各々中に破線で示すサイドポケット31bを参照。)を開閉する開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)を示している。
図25及び図26の各々中に示す、部材30a1は、開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)30aを構成する務歯(ティース(teeth))部及びジッパーテープ(zipper tape)部を模式的に示しており、部材30a2は、開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)30aを開閉する引き手(プルタブ(pull tab)部を模式的に示している。
また、第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、SW2bの他方の側面SW2bの外側の所定の位置には、一対の、上部が開口したサイドポケット12a、12bが併設されている(図4及び図7の各々中に示す、一対の、上部が開口したサイドポケット12a、12bを参照。)。
次に、第二のバッグ3の構成について説明する。
第二のバッグ3は、その本体3aの上面Su3aに開口部h3aと、本体3aの上面Su3aに設けられた開口部h3aを開閉する開閉手段(開閉具)14aとを備える。
図1、図2及び図3の各々中に示す、部材14a1は、開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)14aを構成する務歯(ティース(teeth))部及びジッパーテープ(zipper tape)部を模式的に示しており、部材14a2、14a2は、開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)14aを開閉する引き手(プルタブ(pull tab)部を模式的に示している。
尚、第二のバッグ3では、開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)14aとして、実際には、務歯(teeth)を隠して縫い目(seam)のようになっているコンシールファスナー(invisible zipper)を用いている。
第二のバッグ3は、その一対のマチ部24a、24bの各々の外側の上部から所定の位置(第二のバッグ3の底面に向き合う表面)に、第一のバッグ2の本体2aの一対のマチ部4a、4bの各々の内側に設けられた、一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々の一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々を形成している、第一のバッグ2の本体2aの内側に位置する一対の仕切り面5a1、5b1の各々の内面Si5a1、Si5b1の各々の上部から所定の位置に設けられた第二のバッグ3を着脱するために設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々を備える。
次に、第二のバッグ3に取り付けられている、一対の第一の留め具26a、26bの各々の構成について、更に、詳しく説明する。
図18は、図15中、第二のバッグ3の本体3aの一対のマチ部24a、24bの一方のマチ部24aに設けられている第二の留め具26a及びその周辺を中心にして、概略的に示す斜視図であり、図18(a)は、第二の留め具26aのボタン手段29aを留めた状態(ボタン手段の一対の一方体29aと他方体29bとを嵌め合わせた状態)を概略的に示す斜視図であり、また、図18(b)は、第二の留め具26aのボタン手段を外した状態(ボタン手段29aの一対の一方体29a1と他方体29a2と嵌め合わせを解除した状態)を概略的に示す斜視図である。
一対の第二の留め具26a、26bの一方の第二の留め具26aは、紐体27aと、紐体27aを取り付ける紐体取付部材28aと、ボタン手段29aとを備える。
紐体取付部材28aは、第二のバッグ3の本体3aの一対のマチ部24a、24bの一方のマチ部24aの上端部に取り付けられている。
ボタン手段29aは、一方体29a1と、一方体29a1と着脱可能な他方体29a2とを備える。
また、ボタン手段29aの一方体29a1は、紐体取付部材28aの中央部または概ね中央部の各々に取り付けられている。
紐体27aは、その一端が、紐体取付部材28aの下方位置に取り付けられている。
ボタン手段29aの他方体29a2は、紐体27aの、紐体27aが紐体取付部材28aに取り付けられている一端ea1とは反対側の他端eb1の近傍位置の各々に設けられている。
また、図19は、図15中、第二のバッグ3の本体3aの一対のマチ部24a、24bの他方のマチ部24bに設けられている第二の留め具26b及びその周辺を中心にして、概略的に示す斜視図であり、図19(a)は、第二の留め具26bのボタン手段29bを留めた状態(ボタン手段29bの一対の一方体29b1と他方体29b2とを嵌め合わせた状態)を概略的に示す斜視図であり、また、図19(b)は、第二の留め具26bのボタン手段を外した状態(ボタン手段29bの一対の一方体29b1と他方体29b2との嵌め合わせを解除した状態)を概略的に示す斜視図である。
一対の第二の留め具26a、26bの他方の第二の留め具26bは、紐体27bと、紐体27bを取り付ける紐体取付部材28bと、ボタン手段29bとを備える。
紐体取付部材28bは、第二のバッグ3の本体3aの一対のマチ部24a、24bの他方のマチ部24bの上端部に取り付けられている。
ボタン手段29bは、一方体29b1と、一方体29b1と着脱可能な他方体29b2とを備える。
また、ボタン手段29bの一方体29b1は、紐体取付部材28bの中央部または概ね中央部の各々に取り付けられている。
紐体27bは、その一端が、紐体取付部材28bの下方位置に取り付けられている。
ボタン手段29bの他方体29b2は、紐体27bの、紐体27bが紐体取付部材28bに取り付けられている一端ea2とは反対側の他端eb2の近傍位置の各々に設けられている。
また、第二のバッグ3は、その本体3aに、第一のバッグの底面Sb2aよりやや小さい底面Sb3aを備える。
また、第二のバッグ3の本体3aは、図12及び図13の各々に示すように、側面視した場合(第二のバッグ3をその一対のマチ部24a、24bの中、一方のマチ部24a方向に見た場合(図12を参照。)、又は、第二のバッグ3をその一対のマチ部24a、24bの中、他方のマチ部24b方向に見た場合(図13を参照。))、その上方の幅(図12及び図13の各々中、幅Wu3aを参照。)が、底面の幅(図12及び図13の各々中、幅Wl3aを参照。)より、やや幅広になっている(幅Wu3a>幅Wl3a)。
即ち、このバッグ1の第二のバッグ3は、第二のバッグ3の一対のマチ部24a、24bの各々を第二のバッグ3の一対のマチ部24a、24bの各々の幅方向に見た場合、第二のバッグ3の一対のマチ部24a、24bの各々の上方の幅が、上方から下方に向かって次第に狭くなるという、上方から下方に向かって尖がった形状(第二のバッグ3の一対のマチ部24a、24bの各々の幅が次第に狭くなる形状)を有する。
また、このバッグ1の第二のバッグ3は、その本体3aが、側面視した場合、その上方の長さLu3aが、第二のバッグ3の本体3aの底面Sb3aの長さLl3aより、やや長くなっている。
より具体的に説明すると、このバッグ1の第二のバッグ3は、その本体3aが、側面視した場合、その上方の長さLu3a(図10に示す長さLu3aを参照。)が、第一のバッグ2の長さLu2aに等しいか概ね等しい長さ(長さLu3a≒長さLu2a)にされており、第二のバッグ3の本体3aの底面Sb3aの長さLl3aは、第一のバッグ2の底面Sb2aの長さLl2aよりやや短い長さにされている(長さLl3a<長さLl2a)。
また、第二のバッグ3の本体3aの上面Su3aには、第二のバッグの本体の上面に設けられた開口部h3aを囲うように、柔軟で且つ復元力を有する鍔体15が設けられている。
この例では、鍔体15として、柔軟で且つ復元力を有する皮革(例えば、天然皮革又は人工皮革)を用いており、第二のバッグ3の装飾物でもある。
また、第二のバッグ3は、その本体3aの四周側面(第二のバッグ3の本体3aの一対の側面SW3a、Sw3b及び一対のマチ部24a、24b)に、第二のバッグ3の四周側面(第二のバッグ3の本体3aの一対の側面SW3a、Sw3b及び一対のマチ部24a、24b)を巻き回りするように、柔軟で復元力を有する第一の帯状部材16が設けられている。
この例では、第一の帯状部材16として、柔軟で且つ復元力を有する皮革(例えば、天然皮革又は人工皮革)を用いており、第二のバッグ3の装飾物でもある。
第二のバッグ3では、第二のバッグ3の本体3aの四周側面(第二のバッグ3の本体3aの一対の側面SW3a、Sw3b及び一対のマチ部24a、24b)に、第二のバッグ3の本体3aの四周側面(第二のバッグ3の本体3aの一対の側面SW3a、Sw3b及び一対のマチ部24a、24b)を巻き回りするように設けられた柔軟で復元力を有する第一の帯状部材16の形状大きさの元の状態が、第一のバッグ2の本体2aに設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3の本体3aに設けられた一対の第二の留め具a6a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した際に、第一のバッグ2の本体2aの、第二のバッグ3の四周側面(第二のバッグ3の本体3aの一対の側面SW3a、Sw3b及び一対のマチ部24a、24b)に、第二のバッグ3の本体3aの四周側面(第二のバッグ3の本体3aの一対の側面SW3a、Sw3b及び一対のマチ部24a、24b)を巻き回りするように設けられた柔軟で復元力を有する第一の帯状部材が位置する位置の内形状及び大きさを、第二のバッグ3の本体3aの四周側面(第二のバッグ3の本体3aの一対の側面SW3a、Sw3b及び一対のマチ部24a、24b)を巻き回りするように設けられた柔軟で復元力を有する第一の帯状部材の形状及び大きさと、概ね同じ形状及び大きさにしている。
また、第二のバッグ3の本体3aの一対のマチ部24a、24bの各々には、縦方向に、柔軟で復元力を有する一対の第二の帯状部材17、17の各々が設けられている。
また、第二のバッグ3の本体3aの一対の側面SW3a、SW3bの一方の側面Sw3aには、一方の側面Sw3aを形成する第三の素材でできた生地C3と、第四の素材でできた生地(図示せず。)との間に、サイドポケット21aが設けられている。
図1、図2及び図3の各々中に示す、部材10aは、第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、SW2bの中、一方の側面SW2aの表面に設けられた、サイドポケット31a(図2及び図3の各々中に破線で示すサイドポケット31aを参照。)を開閉する開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)を示している。
尚、図9及び図10の各々中に示す、部材20a1は、開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)20aを構成する務歯(ティース(teeth))部及びジッパーテープ(zipper tape)部を模式的に示しており、部材20a2は、開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)20aを構成する引き手(プルタブ(pull tab)部を模式的に示している。
また、第二のバッグ3の本体3aの一対の側面SW3a、SW3bの他方の側面SW3bの外側の所定の位置には、一対のサイドポケット22a、22b(図11及び図14の各々中に示す、一対のサイドポケット22a、22bを参照。)が併設されている。
一対のサイドポケット22a、22bの各々は、各々の上部に開口部h22a、h22bを備える。
一対のサイドポケット22a、22bの各々の上部に設けられた開口部h22a、h22bの各々は、一対のボタン手段49a、49bの各々によって開閉できるようになっている。
一対のボタン手段49a、49bの各々は、一対の一方体49a1、49b1の各々と、一対の一方体49a1、49b1の各々に着脱可能な(嵌め合わせ可能な)一対の他方体49a1、49b1の各々とを備える。
一対のボタン手段49a、49bの、一方のボタン手段49aの一方体49a1は、第二のバッグの一対の側面SW3a、SW3bの他方の側面SW3bの外面のサイドポケット22aが形成されている領域の中央又は概ね中央部となる位置の所定の位置に設けられ、一方のボタン手段39aの他方体49a2は、サイドポケット22aを形成する一対の側面SW3a、SW3bの他方の側面SW3bに対向する面SW22aの内面に、他方の側面SW3aの外面に設けられた一方体49a1に対向する位置に設けられている。
また、一対のボタン手段49a、49bの、他方のボタン手段49bの一方体49b1は、第二のバッグの一対の側面SW3a、SW3bの他方の側面SW3bの外面のサイドポケット22bが形成されている領域の中央又は概ね中央部となる位置の所定の位置に設けられ、他方のボタン手段49bの他方体49b2は、サイドポケット22bを形成する一対の側面SW3a、SW3bの他方の側面SW3bに対向する面SW22bの内面に、他方の側面SW3bの外面に設けられた一方体49b1に対向する位置に設けられている。
また、第二のバッグ3は、一対の側面SW3a、SW3bの一方の側面SW3aの第3の素材ででき生地C3と第四の素材でできた第四の生地(図示せず。)との間に、サイドポケット(図示せず。)が内設されている。
第二のバッグ3は、一対の側面SW3a、SW3bの一方の側面SW3aの第3の素材ででき生地C3と第四の素材でできた第四の生地(図示せず。)との間に内設されているサイドポケット(図示せず。)は、一対の側面SW3a、SW3bの一方の側面SW3aの内面(第四の素材でできた第四の生地の表面)に、務歯(ティース(teeth))部(図示せず。)及びジッパーテープ(zipper tape)部(図示せず。)と、開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)14aを開閉する引き手(プルタブ(pull tab)部(図示せず。)とを備える。
また、第二のバッグ3は、その本体3aの一対のマチ部24a、24bの各々に、縦方向に、柔軟で復元力を有する一対の第二の帯状部材17、17の各々が設けられている。
また、第二のバッグ3は、その本体3aの一対のマチ部24a、24bの各々の上方位置に、一対の環体18、18が各々を備える。
一対の環体18、18が各々は、例えば、ベルト手段Bの両端の各々に設けられたフック手段51、51を取り付けるために設けられている。
図20は、ベルト手段Bを構成する第一のベルト手段B1を概略的に示す図であり、図20(a)は、第一のベルト手段B1を概略的に示す平面図であり、また、図20(b)は、第一のベルト手段B1を概略的に示す側面図である。
第一のベルト手段B1は、一対の端部e42、e42を有する第一のベルト本体部42と、第一のベルト本体部42の一対の端部e42、e42の各々に設けられた一対の鍔体43、43の各々と、一対の鍔体43、43の各々の鍔体取付孔h43、h43の各々に摺動可能に設けられたフック手段51、51とを備える。
図21は、フック手段51を拡大して概略的に示す斜視図である。
フック手段51は、スリット部52sを有する軸体52と、軸体52の途中の位置から枝分かれするように設けられた、開口部h53を有するヘッド部53と、軸体52内に収容された弾性体(この例では、つる巻バネ)54と、軸体52内に収容された弾性体54の一方端54e1に設けられ、弾性体54の付勢力により、ヘッド部53の開口部h53に突出し、ヘッド部53の開口部h53を、常時、閉じた状態にする操作軸55と、操作軸55の側方に、軸体52のスリット部から突出するように設けられ、ヘッド部53の開口部h53を、常時、閉じた状態にする操作軸55を、操作者が、弾性体54の他端54a方向に押し込んで、ヘッド部53の開口部h53を開いた状態にする操作突起56を備える。
また、フック手段51は、ヘッド部53が設けられている側の軸体52の他端52e2側に、環体(いわゆる、D環)57が、軸体に対し、回転可能に設けられている。
図22は、ベルト手段Bを構成する第二のベルト手段B2を概略的に示す図であり、図22(a)は、第二のベルト手段B2を概略的に示す平面図であり、図22(b)は、第二のベルト手段B2を概略的に示す側面図であり、また、図22(c)は、第二のベルト手段B2を概略的に示す底面図である。
第二のベルト手段B2は、一対の端部e62a、e62bを有する第二のベルト本体部62と、第二のベルト本体部62の一対の端部e62a、e62bの一方の端部e62aに設けられた鍔体63とを備える。
また、第二のベルト手段B2の第二のベルト本体部62は、ループ部材64を通された後、平面視した場合、四角形状又は略四角形状の環体65を経由して、ループ部材64の下方位置で、その他方の端部e62bが、第二のベルト本体部62の途中の位置に固定されており、第二のベルト手段B2は、長さの調整ができるようになっている。
また、図9及び図22の各々中、66で示す部材は、鍔体を示しており、鍔体66は、一対の取付孔h66a、h66bを備える。
鍔体66の一対の取付孔h66a、h66bの一方の取付孔h66aには、四角形状又は略四角形状の環体65が取り付けられ、また、鍔体66の一対の取付孔h66a、h66bの他方の取付孔h66bには、フック手段51の環体((いわゆる、D環)57が、取り付けられている。
次に、第二のバッグ3を単独で使用する場合の使用法を、例示的に、説明する。
第二のバッグ3は、例えば、図9に示すように、ベルト手段Bとして、第一のベルト手段B1と第二のベルト手段とを連接したものを用い、第二のバッグ3の本体3aの一対のマチ部24a、24bの各々の上方位置に設けられた一対の環体18、18の各々に、例えば、第一のベルト手段B1の一方端e42(又は他端e42)に設けられているフック手段51及び第二のベルト手段B2の鍔体66に設けられているフック手段51を取り付けて、ショルダーバッグとして使用する。
また、例えば、第二のバッグ3は、第二のバッグ3の本体3aの一対のマチ部24a、24bの各々の上方位置に設けられた一対の環体18、18の各々に、例えば、第一のベルト手段B1の一対の端部e42、e42の各々に設けられている一対のフック手段51、51の各々を取り付けて、ハンドバッグとして使用する。
また、例えば、第二のバッグ3は、第二のバッグ3の本体3aの一対のマチ部24a、24bの各々の上方位置に設けられた一対の環体18、18の各々に、例えば、第二のベルト手段B2の鍔体66に設けられているフック手段51及び第二のベルト手段B2の鍔体43に設けられているフック手段51の各々を取り付けて、ショルダーバッグとして使用する。
次に、このバッグ1の使用方法について、例示的に、説明する。
このバッグ1は、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定する際に、第一のバッグ2の一対のマチ部4a、4bの各々の内側に設けられた一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々を形成している、第一のバッグ2の本体2aの内側に位置する一対の仕切り面5a1、5b1の各々の内面Si5a1,Si5b1の各々の上部から所定の位置に第二のバッグ3を着脱するための一対の第一の留め具26a、26bの各々と、第二のバッグ3の一対のマチ部24a、24bの各々の外側の上部位置に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合して使用する。
次に、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定する方法(手順)について、例示的に、更に詳しく説明する。
図23は、第一のバッグ2の本体2a内に、第二のバッグ3を収容固定する際の方法(手順)を概略的に説明する説明図である。
尚、図23では、説明を容易とするために、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定する際の、第一のバッグ2の一対の第一の留め具6a、6bの一方の第一の留め具6aと、第二のバッグ3の一対の第二の留め具26a、26bの一方の第二の留め具26aとの取り付け方法を図示し、第一のバッグ2の一対の第一の留め具6a、6bの他方の第一の留め具6bと、第二のバッグ3の一対の第二の留め具26a、26bの他方の第二の留め具26bとの取り付け方法は、第一のバッグ2の一対の第一の留め具6a、6bの一方の第一の留め具6aと、第二のバッグ3の一対の第二の留め具26a、26bの一方の第二の留め具26aとの取り付け方法と同様であるので、図示するのを省略する。
図16、図17、図18、図19及び図23を参照しながら、より具体的に、説明すると、このバッグ1は、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定する際には、第一のバッグ2の一対の第一の留め具6a、6bの各々の一対の環体7a、7bの各々に、第二のバッグ3の一対の第二の留め具26a、26bの各々の一対の紐体27a、27bの各々を通した後(図23(a)を参照。)、第二のバッグ3の一対の第二の留め具26a、26bの各々の一対の紐体取付部材28a、28bの各々の中央部または概ね中央部の各々に取り付けられている一対のボタン手段29a、29bの各々の一対の一方体29a1、29b1の各々と、第二のバッグ3の一対の第二の留め具26a、26bの各々の一対の紐体27a、27bの各々の一端ea1、ea2の各々とは反対側の他端eb1、eb2の各々の近傍位置の各々に設けられている一対のボタン手段29a、29bの各々の一対の他方体29a2、29b2の各々とを嵌め合わせて使用する(図23(b)を参照)。
また、このバッグ2は、第一のバッグ2に設けられた一対の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26の各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した際に、第二のバッグ3の上面Su3aの位置が、第一のバッグ2の開口部h2aを開閉する開閉手段Mgが設けられている位置よりもやや低い位置になるようにされている。
また、図24は、第1のバック2の本体2a内に、第二のバッグ3を収容固定した状態のバッグ1の模式的な断面図である。
このバッグ1では、第一のバッグ2の本体2aに設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3の本体3aに設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した際に、第一のバッグ2の本体2aに設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3の本体3aに設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合した際に、第一のバッグ2の本体2aの底面Sb2a上に、第二のバッグ3の本体3aの底面Sb3aが載置されるようにされている。
より具体的に説明すると、このバッグ1では、第二のバッグ3の本体3aの一対の第一の留め具26a、26bの各々の取付け位置から第一のバッグ2の本体2aの底面Sb2aまでの高さ(図12及び図13の各々中に示す高さH3aを参照。)が、第一のバッグ2の本体2aの一対の第一の留め具6a、6bの各々の取付け位置(より具体的には、一対の第一の留め具6a、6bの各々の構成部材である1対の環体7a、7bの各々の下端位置または概ね下端位置)から第一のバッグ2の本体2aの底面Sb2aまでの高さ(図16及び図17の各々中に示す高さH3aを参照。)に等しいかこれよりやや大きい高さにされている(高さH3a≧高さH2a)。
次に、第一のバッグ2を裏返しにして使用する状態について説明する。
図25は、図2に示す第一のバッグ2を裏返しにした状態を概略的に示す斜視図であり、図26は、図2に示す第一のバッグ2を裏返しにした状態を概略的に示す正面図であり、図27は、図2に示す第一のバッグ2を裏返しにした状態を概略的に示す背面図であり、図28は、図2に示す第一のバッグ2を裏返しにした状態を概略的に示す左側面図であり、図29は、図2に示す第一のバッグ2を裏返しにした状態を概略的に示す右側面図であり、図30は、図2に示す第一のバッグ2を裏返しにした状態を概略的に示す平面図であり、また、図31は、図2に示す第一のバッグ2を裏返しにした状態を概略的に示す底面図である。
既に説明した通り、第一のバッグ2が、両面仕立て(リバーシブル)になっている。
図2〜図8の各々中に示す第一のバッグ2を裏返しにすると、外部に露呈している第一のバッグ2の本体2aを構成する四周側面(第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、Sw2b及び一対のマチ部4a、4b)の表面側が裏面側になり、外部に露呈していない第一のバッグ2の本体2aを構成する四周側面(第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、Sw2b及び一対のマチ部4a、4b)の裏面側が裏面側になり、外部に露呈している底面Sb2aの表面側が裏面側になり、外部に、概ね、第二の素材が露呈するようになる。
第一のバッグ2では、第二の素材として、布製の生地を用いており、図2に示す状態では、第一のバッグ2の本体2aを構成する四周側面(第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、Sw2b及び一対のマチ部4a、4b)の表面及び底面Sb2aの表面には、布製の生地の表面が露呈している。
尚、図25〜図31の各々中に示す、第一のバッグ2の構成部材中、図2に示す第一のバッグ2の構成部材に相当する部材については、同一の参照符号を付して、その説明を省略する。
第一のバッグ2は、図2〜図8の各々に示した状態の第一のバッグ2を裏返すと、図25〜図31の各々に示す、上部Su2aに開口部h2aを有する本体2aと、一対のマチ部4a、4bと、一対の側面SW2a、SW2bと、底面Sb2bとを備え、本体2aのマチ部4a、4bの各々の内側に、一対の上部が開口したマチ部ポケット13a、13bを備え、本体2aのマチ部4a、4bの各々の外側に、一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bを備え、本体2aの一対の側面SW2a、SW2bの一方の側面SW2aの表面に、サイドポケット31aの開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)30aを備え、本体2aの一対の側面SW2a、SW2bの一方の側面SW2aの裏面に、サイドポケット30aの開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)30aを備え、本体2aの一対の側面SW2a、SW2bの他方の側面SW2bの外側の所定の位置に、一対の、上部が開口したサイドポケット11a、11bが併設され、本体2aの一対の側面SW2a、SW2bの他方の側面SW2bの内側の所定の位置に、一対の、上部が開口したサイドポケット12a、12bを備える。
次に、両面仕立て(リバーシブル)になっている、第一のバッグ2の対向配置される一対の側面SW2a、SW2bの、少なくとも、一方の側面SW2aに内設されている、一対のサイドポケット31a、31bの構成について説明する。
尚、図2及び図3の各々中、破線で示す部材31aは、第一のバッグ2の対向配置される一対の側面SW2a、SW2bの、少なくとも、一方の側面SW2aに内設されている、一対のサイドポケット31a、31bの一方のサイドポケット31aを示している。
また、図25及び図26の各々中、破線で示す部材31bは、第一のバッグ2の対向配置される一対の側面SW2a、SW2bの、少なくとも、一方の側面SW2aに内設されている、一対のサイドポケットの一方のサイドポケット31bを示している。
図32は、第一のバッグ2の対向配置される一対の側面SW2a、SW2bの、少なくとも、一方の側面SW2aに内設されている、一対のサイドポケット31a、31bの一部を切り欠いて断面図として示す、概略的な一部切り欠き断面図である。
第一のバッグ2では、第一の素材でできた生地C1として、皮革(天然皮革又は人工皮革)が用いられ、第二の素材でできた生地C2として、布製のものが用いられている。
第一のバッグ2は、両面仕立て(リバーシブル)になっているので、第一のバッグ2の対向配置される一対の側面SW2a、SW2bの、少なくとも、一方の側面SW2aの外部に露呈する一対の表面So、Siの一方の面Soが、第一の素材でできた生地C1の表地面Sdc1によって形成され、他方の面Siが、第一の素材でできた生地C1の表地面Sdc1によって形成されている。
そして、一対のサイドポケット31a、31bは、第一の素材でできた生地C1と第二の素材でできた生地C2との間に内設されている。
より具体的に説明すると、一対のサイドポケット31a、31bは、第一の素材でできた生地C1の裏地面Slc1と、第二の素材でできた生地C2の裏地面Slc2と間に設けられている。
一対のサイドポケット31a、31bの一方のサイドポケット31aは、第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、SW2bの一方の側面SW2aの第一の素材でできた生地C1に、開閉手段(開閉具)10aを備える(図2及び図3を参照)。
また、一対のサイドポケット31a、31bの他方のサイドポケット31bは、第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、SW2bの一方の側面SW2aの第二の素材でできた生地C2に、開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)30aを備える(図25及び図26を参照。)。
また、一対のサイドポケット31a、31bは、一方のサイドポケット31aと、他方のサイドポケット31bとを仕切る仕切り面Ptを備える。
仕切り面Ptは、第一の仕切り面Pt1と、第二の仕切り面Pt2の2つの面から構成されている。
且つ、図32に示すように、仕切り面Ptの第一の仕切り面Pt1の一部と、第二の仕切り面Pt2の一部とが、重なり合うように設けられている。
このバッグ1は、第一のバッグ2及び第二のバッグ3が、以上の構成を備える結果、以下の効果を奏する。
このバッグ1では、第一のバッグ2の一対のマチ部4a,4bの各々の内側に設けられた一対の上部が開口したマチ部ポケット5a,5bの各々を形成している、第一のバッグ2の本体2aの内側に位置する一対の仕切り面5a1、5abの各々の内面Si5a1、Si5b1の各々の上部から所定の位置の各々に設けられている一対の第一の留め具6a,6bの各々の位置を、第一のバッグ2の目立たない位置、又は、仮に、第一のバッグ2の所有者や第一のバッグ2を見る第三者が、一対の第一の留め具6a,6bに注目したとしても、一対の第一の留め具6a、6bの各々が、装飾として、又はキーホルダーや携帯電話のストラップ等の小物類を取り付ける部材であると認識するのが普通な位置に設けたので、第一のバッグ2に設けた一対の第一の留め具6a、6bの各々が、目立つことがなく、又は、仮に、第一のバッグ2の所有者や第一のバッグ2を見る第三者が、一対の第一の留め具6a、6bの各々に注目したとしても、一対の第一の留め具6a、6bの各々は、第一のバッグ2の装飾を高めるために第一のバッグ2に設けられていると認識するので、第一のバッグ2は、美観に優れ、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
即ち、このバッグ1では、第一のバッグ2に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々の取り付け位置を、第一のバッグ2の一対のマチ部4a、4bの各々の内側に設けられた上部が開口したマチ部ポケット5a、5bを形成している、第一のバッグ2の本体2aの内側に位置する一対の仕切り面5a1、5b1の各々の内面Si5a1,Si5b1の各々の上部から所定の位置という、第一のバッグ2の目立たない位置、又は、仮に、第一のバッグ2の所有者や第一のバッグ2を見る第三者が、一対の第一の留め具6a、6bの各々に注目したとしても、一対の第一の留め具6a、6bの各々が、装飾として、又はキーホルダーや携帯電話のストラップ等の小物類を取り付ける部材であると認識するのが普通な位置に設けているので、第一のバッグ2に設けた一対の第一の留め具6a、6bの各々が、目立つことがなく、又は、仮に、第一のバッグ2の所有者や第一のバッグ2を見る第三者が、一対の第一の留め具6a、6bの各々に注目したとしても、一対の第一の留め具6a、6bの各々は、第一のバッグ2の装飾を高めるために第一のバッグ2に設けられていると認識するので、第一のバッグ2は、美観に優れ、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
また、第一のバッグ2に設けられている一対の第一の留め具6a、6bの各々を構成する構成部材を、単なる装飾のように見え、目立つことがなく、又は、仮に、第一のバッグの所有者や第一のバッグを見る第三者が、第一のバッグに設けられている一対の第一の留め具に注目したとしても、そのような構成部材を、キーホルダーや携帯電話のストラップ等の小物類を取り付ける部材であると認識するのが普通である。
即ち、このバッグ1では、第一のバッグ2に設けられている一対の第一の留め具6a、6bの各々が、一対の環体7a、7bの各々と、一対の環体7a、7bの各々を取り付ける、一対の環体取付け孔h8a、h8bの各々を有する、一対の環体取付部材28a、28bの各々とを備え、一対の環体取付部材28a、28bの各々の一対の環体7a、7bの各々を取り付ける一対の環体取付け孔h8a、h8bの各々には、一対の環体7a、7bの各々が摺動可能に挿通されている、という構成にしたので、第一のバッグ2の所有者や、第一のバッグ2を見る第三者が、第一のバッグ2に設けられている一対の第一の留め具6a、6bの各々を、第一のバッグに設けられている装飾に過ぎないと考える結果、目立つことがなく、又は、仮に、第一のバッグ3の所有者や第一のバッグ3を見る第三者が、第一のバッグ3に設けられている一対の第一の留め具6a、6bに注目したとしても、一対の第一の留め具6a、6bを構成する取付部材を、第一のバッグ2に設けられている装飾に過ぎない、または、キーホルダーや携帯電話のストラップ等の小物類を取り付ける部材であると認識する結果、第一のバッグ2を、単独で使用した場合に、第一のバッグ2の所有者や、第一のバッグ2を見る第三者が、第一のバッグ2に設けられている一対の第一の留め具6a、6bの各々を、第一のバッグ2に設けられている装飾に過ぎないと考える結果、目立つことがなく、又は、仮に、第一のバッグ2の所有者や第一のバッグ2を見る第三者が、第一のバッグ2に設けられている一対の第一の留め具6a、6bに注目したとしても、一対の第一の留め具6a、6bを構成する取付部材を、第一のバッグ2に設けられている装飾に過ぎない、または、キーホルダーや携帯電話のストラップ等の小物類を取り付ける部材であると認識する構成としたので、美観に優れている。
且つ、このバッグ1では、第二のバッグ2の一対の第二の留め具6a、6bの各々の取り付け位置を、第二のバッグ2の目立たない位置、又は、仮に、第二のバッグ2の所有者や第二のバッグ2を見る第三者が、一対の第二の留め具6a、6bの各々に注目したとしても、一対の第二の留め具6a、6bが、装飾である、と認識するのが普通な位置に設けているので、第二のバッグ2に設けた一対の第二の留め具6a、6bの各々が、目立つことがなく、又は、仮に、第二のバッグ2の所有者や第一のバッグ2を見る第三者が、一対の第二の留め具6a、6bの各々に注目したとしても、一対の第二の留め具6a、6bの各々は、第二のバッグ2の装飾を高めるために第二のバッグ2に設けられていると認識するので、第二のバッグ2は、美観に優れ、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
また、図25〜図30の各々を参照しながら説明すると、このバッグ1では、第一のバッグ2に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定すると、第一のバッグ2の本体2aの一対の側面S2a1、S2a2の一方の側面S2a1と、第二のバッグ3の本体3aの一対の側面S3a1、S3a2の一方の側面S3a1との間に隙間(空間)Sp1が形成され、且つ、第一のバッグ2の本体2aの一対の側面S2a1、S2a2の他方の側面S2a2と、第二のバッグ3の本体3aの一対の側面S3a1、S3a2の他方の側面S3a2との間に隙間(空間)Sp2が形成される。
即ち、このバッグ1では、第一のバッグ2に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2内に第二のバッグ3を収容固定した際に形成される、第一のバッグ2の一対の側面S2a1、S2a2の一方の側面S2a1と、第二のバッグ3の一対の側面S3a1、S3a2の一方の側面S3a1との間に隙間(空間)Sp1、及び、第一のバッグ2の一対の側面S2a1、S2a2の他方の側面S2a2と、第二のバッグ3の一対の側面S3a1、S3a2の他方の側面S3a2との間に隙間(空間)Sp2の各々は、第一のバッグ2の一対の内側サイドポケットとして利用することができる。
このバッグ1では、第一のバッグ2に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した際に形成される、第一のバッグ2の一対の側面S2a1、S2a2の一方の側面S2a1と、第二のバッグ3の一対の側面S3a1、S3a2の一方の側面S3a1との間に隙間(空間)Sp1(一対のサイドポケットの一方)と、第一のバッグ2の一対の側面S2a1、S2a2の他方の側面S2a2と、第二のバッグ3の一対の側面S3a1、S3a2の他方の側面S3a2との間に隙間(空間)Sp2(一対のサイドポケットの他方)とは、第二のバッグ3の本体3aの外表面So3aと、第一のバッグ2の内表面Si2とが導通している。
したがって、例えば、第一のバッグ2の一対の側面S2a1、S2a2の他方の側面S2a2と、第二のバッグ3の一対の側面S3a1、S3a2の他方の側面S3a2との間に形成される隙間(空間)Sp2(一対のサイドポケットの他方)内に、物M1(図24中では、物M1を、理解を容易とするために、例示的、便宜的に、実線で、サークル(円)の図形で表している。)が収容されている場合にあっては、バッグ1の所有者等は、第一のバッグ2の一対の側面S2a1、S2a2の一方の側面S2a1と、第二のバッグ3の一対の側面S3a1,S3a2の一方の側面S3a1との間に形成される隙間(空間)Sp1(一対のサイドポケットの一方)から、所有者等の手指や腕などを挿入し、第一のバッグ2の一対の側面S2a1、S2a2の他方の側面S2a2と、第二のバッグ3の一対の側面S3a1、S3a2の他方の側面S3a2との間に形成される隙間(空間)Sp2(一対のサイドポケットの他方)内に収容されている物M1を第一のバッグ2の第一のバッグ2の一対の側面S2a1、S2a2の一方の側面S2a1と、第二のバッグ3の一対の側面S3a1,S3a2の一方の側面S3a1との間に形成される隙間(空間)Sp1(一対のサイドポケットの一方)から第一のバッグ2の外へ取り出したり、また、これとは逆に、例えば、第一のバッグ2の一対の側面S2a1、S2a2の一方の側面S2a1と、第二のバッグ3の一対の側面S3a1、S3a2の一方の側面S3a1との間に形成される隙間(空間)Sp1(一対のサイドポケットの一方)内に、物M2(図22中では、物M1を、理解を容易とするために、例示的、便宜的に、二点鎖線(想像線)で、サークル(円)の図形で表している。)が収容されている場合にあっては、バッグ1の所有者等は、第一のバッグ2の一対の側面S2a1、S2a2の他方の側面S2a2と、第二のバッグ3の一対の側面S3a1,S3a2の他方の側面S3a2との間に形成される隙間(空間)Sp2(一対のサイドポケットの一方)から、所有者等の手指や腕などを挿入し、第一のバッグ2の一対の側面S2a1、S2a2の一方の側面S2a1と、第二のバッグ3の一対の側面S3a1、S3a2の一方の側面S3a1との間に形成される隙間(空間)Sp1(一対のサイドポケットの他方)内に収容されている物M2を第一のバッグ2の第一のバッグ2の一対の側面S2a1、S2a2の他の側面S2a2と、第二のバッグ3の一対の側面S3a1,S3a2の他方の側面S3a2との間に形成される隙間(空間)Sp2(一対のサイドポケットの一方)から第一のバッグ2の外へ取り出したりしたりすることができる。
また、このバッグ1では、第一のバッグ2に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した際に形成される、第一のバッグ2の一対の側面S2a1、S2a2の一方の側面S2a1と、第二のバッグ3の一対の側面S3a1、S3a2の一方の側面S3a1との間に隙間(空間)Sp1(一対のサイドポケットの一方)と、第一のバッグ2の一対の側面S2a1、S2a2の他方の側面S2a2と、第二のバッグ3の一対の側面S3a1、S3a2の他方の側面S3a2との間に隙間(空間)Sp2(一対のサイドポケットの他方)とは、第二のバッグ3の本体3aの外表面So3aと、第一のバッグ2の内表面Si2とが導通しているので、第一のバッグ2に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定する際に形成される、第一のバッグ2の一対の側面S2a1、S2a2の一方の側面S2a1と、第二のバッグ3の一対の側面S3a1、S3a2の一方の側面との間に隙間(空間)(一対のサイドポケットの一方)と、第一のバッグ2の一対の側面S2a1、S2a2の他方の側面S2a2と、第二のバッグ3の一対の側面S3a1、S3a2の他方の側面S3a2との間に隙間(空間)Sp2(一対のサイドポケットの他方)との双方にまたがるような比較的大きな物を収容することができる。
即ち、このバッグ1は、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定する際に、第一のバッグ2と第二のバッグ3とにより構成される空間(隙間)Spa、Sp2を、第一のバッグ2の一対のポケットとして、有効利用ができるので、利便性に優れている。
また、このバッグ1は、第一のバッグ2の一対のマチ部4a、4bの各々の内側に、一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々を備える。
したがって、このバッグ1は、第一のバッグ2のマチ部4a、4bの各々が、一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々を形成している、第一のバッグ2の本体2aの内側に位置する一対の仕切り面5a1、5b1の各々により機械的強化が高くなっている。
この結果、このバッグ1では、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定する際に、第一のバッグ2の一対のマチ部4a、4bの各々の内側に設けられた上部が開口したマチ部ポケット5a、5bを形成している、第一のバッグ2の本体2aの内側に位置する一対の仕切り面5a1、5b1の各々の内面Si5a1、Si5b1の各々の上部から所定の位置に設けられた第二のバッグ26a、26bの各々を着脱するための一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3の一対のマチ部24a、24bの各々の外側の上部位置に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合した場合、第一のバッグ2の本体2aのマチ部4a、4bの各々の内面の上方から所定の位置に各々に、第二のバッグ26a、26bの各々を着脱するための一対の第一の留め具6a、6bの各々を設け、第一のバッグ2の本体2aのマチ部4a、4bの各々に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合固定して使用するバッグに比べ、このバッグ1は、第一のバッグ2のマチ部4a、4bの各々が、第一のバッグ2の一対のマチ部4a、4bの各々の内側に、上部が開口したマチ部ポケットを形成しているので、少なくとも、第一のバッグ2の本体2aの内側に位置する一対の仕切り面5a1、5a2の各々を設けた分、機械的強化が高くなっている。
この結果、このバッグ1は、第一のバッグ2に設けられた一対の第一の留め具26a、26bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した場合に、第一のバッグ2の一対のマチ部の各々の内側に、一対のマチ部の上方から所定の位置に、上方から所定の位置に各々に、第二のバッグ26a、26bの各々を着脱するための一対の第一の留め具6a、6bの各々を設け、第一のバッグ2の本体2aのマチ部4a、4bの各々に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合固定して使用するバッグに比べ、変形や歪が生じ難い。
即ち、このバッグ1は、第一のバッグ2に設けられた一対の第一の留め具26a、26bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した場合、第一のバッグ2の一対のマチ部の各々の内側に、一対のマチ部の上方から所定の位置に、上方から所定の位置に各々に、第二のバッグ26a、26bの各々を着脱するための一対の第一の留め具6a、6bの各々を設け、第一のバッグ2の本体2aのマチ部4a、4bの各々に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合固定して使用するバッグに比べ、第二のバッグ3による、第一のバッグ3のマチ部4a、4bの各々が変形や歪が生じ難い分だけ、第一のバッグの形状保持性が保たれる結果、美観に優れている。
即ち、このバッグ1の第一のバッグ2は、第一のバッグ2に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定して使用した場合に、美観に優れているので、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した状態で、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
また、このバッグ1は、第一のバッグ2の一対のマチ部4a、4bの各々の内側に、上部が開口したマチ部ポケット5a、5bを備える。
第一のバッグ2の一対のマチ部4a、4bの各々の内側に設けられたマチ部ポケット5a、5bの各々は上部が開口している。
したがって、第一のバッグ2の一対のマチ部4a、4bの各々の内側に設けられた、上部が開口しているマチ部ポケット5a、5bの各々は、例えば、飲料水の入ったペットボトルその他の容器の出し入れが、第一のバッグ2の上下方向で行えるので、例えば、飲料水の入ったペットボトルその他の容器を縦にして収容するのに適している。
また、このバッグ1の第一のバッグ3では、第一のバッグ2の一対のマチ部4a、4bの各々の内側に設けられた上部が開口したマチ部ポケットの各々のいずれか一方又は双方に、例えば、飲料水の入ったペットボトルその他の容器を縦にして収容し、第一のバッグ2に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定して使用した場合は、第一のバッグ2の一対のマチ部4a、4bの各々の内側に設けられた上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々内に何も収容していない場合に比べて、第一のバッグ2の一対のマチ部4a、4bの各々の内側に設けられた上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々のいずれか一方又は双方に、例えば、飲料水等の入ったペットボトルその他の容器を縦にして収容した分、機械的強度が高くなる。
したがって、このバッグ1では、第一のバッグ2に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定し、第一のバッグ2の一対のマチ部4a、4bの各々の内側に設けられた一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々の一方又は双方に、例えば、飲料水の入ったペットボトルその他の容器を縦にして収容すれば、第一のバッグ2の一対のマチ部4a、4bの各々の内側に設けられた一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々に何も収容していない場合に比べ、第一のバッグ2の本体2aの第一のバッグ2のマチ部4a、4bの各々が、変形や歪が生じ難い。
即ち、このバッグ1の第一のバッグ2は、第一のバッグに設けられた一対の第一の留め具の各々と、第二のバッグに設けられた一対の第二の留め具の各々とを結合し、第一のバッグの本体内に第二のバッグを収容固定した状態で、第一のバッグの一対のマチ部の各々の内側に設けられた一対の上部が開口したマチ部ポケットの各々の一方又は双方に、例えば、飲料水等の入ったペットボトルその他の容器を縦にして収容して収容する、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
また、このバッグ1は、第一のバッグ2の一対のマチ部4a、4bの各々の内側に設けられた、一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々を形成するポケット側の内側表面Si5a、Si5bの各々を防水加工しているので、一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々に、例えば、冷えた飲料水等の入ったペットボトルその他の容器を収容した場合に、冷えた飲料水等の入ったペットボトルその他の容器の表面に結露を生じても、冷えた飲料水等の入ったペットボトルその他の容器の表面に結露した水が、一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々から第一のバッグ2内に漏れ出たり、及び/又は、第一のバッグ2の表面を漏れでたり、濡らすようなことが無い。
即ち、このバッグ1は、第一のバッグ2の一対のマチ部4a、4bの各々の内側に設けられた、一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々を形成するポケット側の内側表面Si5a、Si5bの各々を防水加工しているので、一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々内に冷えた飲料水等の入ったペットボトルその他の容器を収容しても、冷えた飲料水等の入ったペットボトルその他の容器の表面に結露した水が、一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々から第一のバッグ2の外表面に漏れ出たり、濡らすことがないので、一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々内に冷えた飲料水等の入ったペットボトルその他の容器を収容しても、第一のバッグの外観にしみが浮き出たりして、美観が悪くなることがない。
また、このバッグ1は、第一のバッグ2の本体2aに設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3の本体3aに設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した際に、第一のバッグ2の本体2aの底面Sb2a上に、第二のバッグ3の本体3aの底面Sb3aが載置されるようにしたので、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した際に、第一のバッグの本体内に、内袋を宙刷り構造にしたバッグや、第一のバッグの側面の内表面に、内袋を取り付け構造のバッグに比べ、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した際の、第一のバッグ2の本体の変形や歪が少ないので、第一のバッグ2が、いびつな形状になり難い。
即ち、このバッグ1は、第一のバッグ2に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した際に、第一のバッグ2が、いびつな形状になり難いので、第一のバッグ2内に第二のバッグ3を収容固定した後の第一のバッグの美観が優れている。
従って、このバッグ1の第一バッグ2は、第一のバッグ2に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定して、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
また、このバッグは、第二のバッグ3が、第二のバッグ3の一対のマチ部24a、24bの各々を第二のバッグ3の一対のマチ部24a、24bの各々の幅方向に見た場合、第二のバッグ3の本体3aの一対のマチ部24a、24bの各々の上方の幅が、上方から下方に向かって次第に狭くなるという、上方から下方に向かって尖がった形状(第二のバッグ3の一対のマチ部24a、24bの各々の幅が次第に狭くなる形状)を有するので、第二のバッグ3は、第一のバッグ2の本体2a内に収容しやすい。
また、このバッグ1では、第二のバッグ3の本体3aが、側面視した場合、その上方の長さLu3aが、第二のバッグ3の本体3aの底面Sb3aの長さLl3aより、やや長くなっているので、第二のバッグ3の一対の側面SW3a、SW3bの各々の上方の長さLu3aが、上方から下方に向かって次第に狭くなるという、上方から下方に向かって尖がった形状(第二のバッグ3の一対の側面SW3a、SW3bの各々の長さが次第に狭くなる形状)を有するので、第二のバッグ3は、第一のバッグ2の本体2a内に収容しやすい。
また、このバッグ1では、第一のバッグ2の本体2aに設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3の本体3aに設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定すると、第二のバッグ3の本体の四周側面(第二のバッグ3の本体3aの一対の側面SW3a、Sw3b及び一対のマチ部24a、24b)に、第二のバッグ3の本体3aの四周側面(第二のバッグ3の本体3aの一対の側面SW3a、Sw3b及び一対のマチ部24a、24b)を巻き回りするように設けられた柔軟で復元力を有する第一の帯状部材16の形状及び大きさが、その復元力により、元の状態になることで、第一のバッグ2の本体2a内に、第二のバッグ3を収容固定した際に、第一のバッグ2の本体2aの形状が歪になり難いので、第一のバッグ2は、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した後において、第一のバッグは、美観に優れている。
従って、バッグ1の第一のバッグ2は、第一のバッグ2に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定して、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
また、このバッグ1は、第二のバッグ3の本体3aの一対のマチ部24a、24bの各々の外側の各々に、縦方向に、柔軟で復元力を有する一対の第二の帯状部材17、17の各々が設けられている、という構成を備えるので、第一のバッグ2に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した際に、第一のバッグ2内において、第二のバッグ3が外乱等により変形している場合にあっても、第二のバッグ3の一対のマチ部24a、24bの各々の外側の各々に、縦方向に、設けられた、一対の第二の帯状部材17、17の各々の復元力により、第二のバッグ3が元の状態に戻るので、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容した際に、第一のバッグ2の底面Sb2a上に、第二のバッグ3の底面Sb3aが載置されるようなる。
また、このバッグ1では、第一のバッグ2に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した際に、第一のバッグ2内に収容された内容物が、第一のバッグ2の底面Sb2aと、第二のバッグ3の底面Sb3aとの間にある場合には、第二のバッグ3の一対のマチ部24a、24bの各々の外側の各々に、縦方向に、設けられた、一対の第二の帯状部材17、17の各々の復元力により、第二のバッグ3が元の状態に戻ろうとする復元力(付勢力)により、第一のバッグ2の底面Sb2aに、緩やかに押し付けられ、第一のバッグ2内に収容された内容物が、外乱により動くことがある程度規制される。
この結果、このバッグ1は、第一のバッグ2に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した際に、第二のバッグ3が第一のバッグ2によって、及び/又は、第一のバッグ2内に収容された内容物が第一のバッグ2の底面Sb2aと、第二のバッグ3の底面Sb3aとの間にある場合には、その内容物が外乱により動くことがある程度規制される結果、第一のバッグ2がいびつに変形するようなことが生じ難い。
即ち、このバッグ1は、第一のバッグ2に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した際の美観が優れている。
従って、このバッグ1の第一のバッグ2は、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定して、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
また、このバッグ1は、第一のバッグ2に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した際に、第二のバッグ3の上面Su3aの位置が、第一のバッグ2の本体2aの開口部h2aを開閉する開閉手段MG設けられている位置よりもやや低い位置になるようにされている。
従って、このバッグ1は、第一のバッグ2の第一の素材でできた生地C1の表面を外にして使用した場合であっては、第一のバッグ2の本体2aの開口部h2aを開閉する開閉手段MGの結合を解除することなく、第一のバッグ2の本体2aの開口部h2aを閉じたままの状態にして、第一のバッグ2の対向配置される一対の側面SW2a、SW2bの、少なくとも、一方の側面SW2aに設けられた、一対のサイドポケット31a、31bの他方のサイドポケット31b内に収容された内容物を、一対のサイドポケット31a、31の中、第一のバッグ2の側面SW2aの第一の素材でできた生地C1の表面に設けられた一方のサイドポケット31aの開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)10aから手指を用いて、第一の仕切り面Pt1と、第二の仕切り面Pt2の2つの面から構成され、第一の仕切り面Pt1の一部と、第二の仕切り面Pt2の一部とが、重なり合うように設けられている、一方のサイドポケット31aと、他方のサイドポケット31bとを仕切る仕切り面Ptの隙間を介して、第一のバッグ2の外側に取り出すことができる。
また、このバッグ1は、第一のバッグ2の第二の素材でできた生地C2の表面を外にして使用した場合であっては、第一のバッグ2の本体2aの開口部h2aを開閉する開閉手段MGの結合を解除することなく、第一のバッグ2の本体2aの開口部h2aを閉じたままの状態にして、第一のバッグ2の対向配置される一対の側面SW2a、SW2bの、少なくとも、一方の側面SW2aに設けられた、一対のサイドポケット31a、31bの一方のサイドポケット31a内に収容された内容物を、一対のサイドポケット31a、31の中、第一のバッグ2の側面SW2bの第二の素材でできた生地C2の表面に設けられた他方のサイドポケット31bの開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)30aから手指を用いて、第一の仕切り面Pt1と、第二の仕切り面Pt2の2つの面から構成され、第一の仕切り面Pt1の一部と、第二の仕切り面Pt2の一部とが、重なり合うように設けられている、一方のサイドポケット31aと、他方のサイドポケット31bとを仕切る仕切り面Ptの隙間を介して、第一のバッグ2の外側に取り出すことができる。
更には、このバッグ1は、第一のバッグ2の第一の素材でできた生地C1の表面を外にして使用した場合であって、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を、第一のバッグ2に設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定している場合にあっては、第一のバッグ2の本体2aの開口部h2aを開閉する開閉手段MGの結合を解除することなく、第一のバッグ2の本体2aの開口部h2aを閉じたままの状態にして、第一のバッグ2の本体2aの一対の側面Sw2a、SW2bの一方の側面SW2aと、第二のバッグ3の本体3aの一対の側面SW3a、SW3bの一方の側面SW3aとの間に隙間(空間)Sp1内に収容されている内容物や、第一のバッグ2の本体2aの一対の側面SW2a、SW2bの他方の側面SW2bと、第二のバッグ3の本体3aの一対の側面SW3a、SW3bの他方の側面SW3bとの間に隙間(空間)Sp2内に収容されている内容物や、第二のバッグ3の本体3a内に収容されている内容物や、第二のバッグ3の本体3aの一対の側面SW3a、SW3bの一方の側面SW3aに設けられているサイドポケット21a内の内容物や、第二のバッグ3の本体3aの一対の側面SW3a、SW3bの他方の側面SW3bの外側の所定の位置に設けられている、一対の、上部が開口したサイドポケット22a、22bの各々内に収容されている内容部を、第一のバッグ2の側面SW2aの第一の素材でできた生地C1の表面に設けられた一方のサイドポケット31aの開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)10aから手指を用いて、第一の仕切り面Pt1と、第二の仕切り面Pt2の2つの面から構成され、第一の仕切り面Pt1の一部と、第二の仕切り面Pt2の一部とが、重なり合うように設けられている、一方のサイドポケット31aと、他方のサイドポケット31bとを仕切る仕切り面Ptの隙間、及び、第一のバッグ2の側面SW2aの裏面の第二の素材でできた生地C2の表面に開閉手段(開閉具)(スライドファスナー)30aを備える他方のサイドポケット31bを介して、第一のバッグ2の外側に取り出すことができる。
即ち、このバッグ1は、利便性が優れている。
また、このバッグ1では、第一のバッグ2の本体2aに設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3の本体3aに設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した後に、第一のバッグ2の本体2aの上部Su2aに設けられた開口部h2aを開閉する開閉手段MGにより開いた状態にすれば、第二のバッグ3の本体3aの上面Su3aに開口部h3aを囲うように設けられた鍔体15が、第一のバッグ2の本体2a内に収容された、第二のバッグ3の本体3aの上面Su3aの開口部h3aを上方向に位置するように、即ち、第一のバッグ2の本体2aの上部Su2aに設けられた開口部h2aと、第二のバッグ3の本体3aの上面Su3aに開口部h3aとが同じ方向、即ち、ともに、上方向に位置するようにしている。
この結果、このバッグ1は、第一のバッグ2の本体2aに設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3の本体3aに設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した後に、第一のバッグ2の本体2aの上部Su2aに設けられた開口部h2aを開閉手段MGにより開いた状態にすれば、第二のバッグ3の本体3aの上面Su3aに開口部h3aを囲うように設けられた鍔体15が、第一のバッグ2の本体2aの上部Su2aに設けられた開口部h2aと、第二のバッグ3の本体3aの上面Su3aの開口部h3aとが同じ方向、即ち、ともに、上方向に位置するようにしているので、第二のバッグ3の本体3aの内部に収容された内容物を、第二のバッグ3の本体3aの上部Su3aに設けられた開口部h3a及び第一のバッグ2の上部Su2aに設けられた開口部h2aを介して、容易に、第一のバッグ2の外に取り出すことができるので、利便性に優れている。
また、このバッグ1は、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した際に、第一のバッグの本体2a内において、第二のバッグ3が外乱等により動くことが、第二のバッグ3の本体3aの四周側面に、第二のバッグ3の本体3aの四周側面を巻き回りするように設けられた柔軟で復元力を有する第一の帯状部材16により制限される。
この結果、このバッグ1は、第一のバッグ2の本体2aに設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3の本体3aに設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した際に、第一のバッグ2の本体2aが第二のバッグ3によりいびつに変形するようなことが生じ難いので、第一のバッグ2は、その美観が優れている。
従って、このバッグ1の第一のバッグ2は、第一のバッグ2の本体2aに設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3の本体3aに設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定して、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
また、このバッグ1は、第二のバッグ3の本体3aの一対のマチ部24a、24bの各々の外側の各々に、縦方向に、柔軟で復元力を有する一対の第二の帯状部材17、17の各々を備えるので、第一のバッグ2の本体2aに設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3に設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した際に、第一のバッグ2の本体2a内において、第二のバッグ3が外乱等により変形している場合にあっても、第二のバッグ3の本体3aの一対のマチ部24a、24bの各々の外側の各々に、縦方向に、設けられた、一対の第二の帯状部材17、17の各々の復元力により、第二のバッグ3が元の状態に戻るので、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容した際に、第一のバッグ2の本体2aの底面Sb2a上に、第二のバッグ3の本体3aの底面Sb3aが載置されるようなる。
即ち、このバッグ1では、第一のバッグ2の本体2aに設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3の本体3aに設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した際に、第一のバッグ2の本体2a内に収容された内容物が、第一のバッグ2の本体2aの底面Sb2aと、第二のバッグ3の本体3aの底面Sb3aとの間にある場合には、そのような内容物は、第二のバッグ3の本体3aの一対のマチ部24a、24bの各々の外側の各々に、縦方向に、設けられた、一対の第二の帯状部材17、17の各々の復元力により、第二のバッグ3の本体3aが元の状態に戻ろうとする復元力(付勢力)により、第一のバッグ2の本体2aの底面Sb2aに、緩やかに押し付けられる結果、第一のバッグ2の本体2a内に収容された内容物が、外乱により動くことがある程度規制される。
この結果、このバッグ1は、第一のバッグ2の本体2aに設けられた一対の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3の本体3aに設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した際に、第二のバッグ3が第一のバッグの本体2aの底面Sb2aによって、及び/又は、第一のバッグ2の本体2a内に収容された内容物が第一のバッグ2の本体2aの底面Sb2aと、第二のバッグ3の本体3aの底面Sb3aとの間にある場合には、そのような内容物が外乱により動くことがある程度規制される結果、第一のバッグ2の本体2aがいびつに変形するようなことが生じ難い。
即ち、このバッグ1は、第一のバッグ2の本体2aに設けられた一対の第一の留め具26a、26bの各々と、第二のバッグ3の本体3aに設けられた一対の第二の留め具26a、26bの各々とを結合し、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定した際の美観が優れている。
従って、このバッグ1の第一のバッグ2は、第一のバッグ2の本体2a内に第二のバッグ3を収容固定して、よそ行き用、外出用のバッグとして、好適に用いることができる。
以上、上記した発明を実施するための形態では、本発明に係るバッグの好ましい例として、第一のバッグ2が、その本体2aの一対のマチ部4a、4bの各々の内側に、一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々を備え、第一のバッグ2の本体2aの一対のマチ部4a、4bの各々の内側に設けられた、一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々の、一対のマチ部4a、4bの各々の内側に設けられた、一対の上部が開口したマチ部ポケット5a、5bの各々を形成している、第一のバッグ2の本体2aの内側の各々に位置する一対の仕切り面5a1、5b1の各々の内面Si5a1、Si5b1の各々の上部から所定の位置に第二のバッグ3を着脱するための一対の第一の留め具6a、6bの各々を備えるものの場合を中心にして説明したが、これは、単に、本発明の好ましい例を示したに過ぎず、本発明に係るバッグは、第一のバッグ2が、その本体2aの一対のマチ部4a、4bの各々の内側の所定の位置に第二のバッグ3を着脱するための一対の第一の留め具6a、6bの各々を備えるものも含まれる(請求項1に係る発明及び請求項2に係る発明を参照)。
また、本発明に係るバッグは、第一のバッグ2の第一の留め具6a、6bの各々と、第二のバッグ3の第二の留め具26a、26bの各々は、第一の留め具6a、6bの各々と、第一のバッグ2の第二の留め具26a、26bとが着脱自在であれば、種々の着脱手段を用いることができる。そのような着脱手段としては、フック手段とフック手段との組み合わせや、環体とフック手段との組み合わせ、ボタン手段、面ファスナー等の種々の着脱手段を用いることができる。