JP2012056202A - バッグ型ブックカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】手に何も持たずに外出する際に簡単に本を携帯できるうえ、本と共に紙幣、コインや磁気カード、ICカード、小型の携帯音楽プレーヤー、部屋の鍵などを雨や雪で濡れないよう保護しながら携帯できる、ファッション性、話題性に富んだバッグ型のブックカバーを提供する。
【解決手段】ブックカバーに蓋8と吊り下げ具2を設けて腰ベルトなどに吊り下げることで、本を雨や雪、汚れなどから保護しながら手に何も持たず携行できるうえ、さらに本を読む際に邪魔にならない位置にポケット4を設けて外出時に必要な紙幣、コインや磁気カード、ICカード、小型の携帯音楽プレーヤー、部屋の鍵など本と共に携行できることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】ブックカバーに蓋8と吊り下げ具2を設けて腰ベルトなどに吊り下げることで、本を雨や雪、汚れなどから保護しながら手に何も持たず携行できるうえ、さらに本を読む際に邪魔にならない位置にポケット4を設けて外出時に必要な紙幣、コインや磁気カード、ICカード、小型の携帯音楽プレーヤー、部屋の鍵など本と共に携行できることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、手に何も持たずに外出する際に本を手に持たず簡単に携帯できるうえ、本と一緒に紙幣、コインや磁気カード、ICカード、小型の携帯音楽プレーヤー、部屋の鍵などを雨や雪で濡れないよう保護しながら携帯することができる、ファッション性、話題性に富んだ蓋とポケット、吊り下げ具の付いたバッグ型ブックカバーに関する。
従来のブックカバーは、単に本を保護する機能しか有しておらず、持ち運ぶ際にはカバンやバッグに入れる、又は直接手に持つ必要があった。フック付きブックカバー(例えば、特開2003−063169号)や把手付きブックカバー(例えば、特許第3382609号)もあるが、隙間があるために携行時に雨や雪が降った場合、保持した本が濡れてしまうという問題があった。
フックや把手のついたブックカバーにはポケットが付いていないものがあり、本を携行する際には、外出時に必要な紙幣、コインや磁気カード、ICカード、小型の携帯音楽プレーヤー、部屋の鍵などを入れる小物入れなどを共に携帯しなければならず、持ち物が増えて煩わしいという不満があった。
ポケットの付いたブックカバー(例えば、実用新案登録第3060374号)もあるが、ポケットがブックカバー本体における本の表紙、裏表紙が直接接する位置に設けられており、紙幣、コインや磁気カード、ICカード、小型の携帯音楽プレーヤー、部屋の鍵などを入れた際にポケットと接した表紙、裏表紙が折り曲げにくくなり、本を読む際に邪魔になるという不満があった。
上記の問題点を解決するために、本発明はなされたものである。即ち、本発明は吊り下げ具を備えたブックカバーに蓋を設け、本の表紙、裏表紙と直接接しない位置にポケットを設けたバッグ型ブックカバーを提供しようとするものである。
本発明のバッグ型ブックカバーは、ブックカバーの上部を覆うように設けられた蓋8とその近傍に設けられた吊り下げ具2、本を携行する際に蓋8や本が開かないよう、蓋の下端部とブックカバーの下端部に接合された第1留め具3a、3bと、ブックカバーの中央部と水平に接合される第2留め具6a、6bを備える。第1留め具3a、3b、第2留め具6a、6bにはバックル、ホック、面ファスナー、磁石等を利用するのが良い。
ブックカバー本体において、本の表紙、裏表紙に直接接していない位置に備えられた蓋8にポケット4を設ける。
本発明のブックカバーは、蓋、ポケット、吊り下げ具を設けたものである。蓋と吊り下げ具を備えることで、本を雨や雪などから保護した状態で、腰のベルトや肩掛けカバン、バッグなどに提げるなど手を空けた状態で携行することができる。また本をバッグやカバンから取り出すという煩わしさを解消できる。
ブックカバー本体に設けられた蓋にチャックの付いたポケットが設けられているため、紙幣、コインや磁気カード、ICカード、小型の携帯音楽プレーヤー、部屋の鍵などを入れることができ、小物入れなどの余計な荷物を持ち歩く不便さがなくなる。また、ポケットがブックカバー本体において本の表紙に直接接していない位置に備えられているため、紙幣、コインや磁気カード、ICカード、小型の携帯音楽プレーヤー、部屋の鍵などを入れた状態でも本を読みやすい。
閉じた状態のブックカバー本体の蓋を開き、後背部に第2留め具で固定することができ、本を読む際に蓋が動いて邪魔になることを防ぐ。
ブックカバーは表地と裏地からなり、本皮・合皮(ポリ塩化ビニール/PVC・ポリウレタン/PU)・ナイロン・ポリエチレン・ポリプロピレン・綿・木綿から選択される少なくとも一種から形成することができ、表地には印刷、生地やワッペンの縫い付け、プレートの接着などによるデザインを施すことができるうえ、裏地には表地と違う色やデザインの生地が使用できるため、ファッション性の高いブックカバーを提供できる。また、ブックカバーに設けたチャックの引き手に穴部が開いているものを採用することで、引き手の穴部に装飾具を付けることでさらにファッション性を高めることができる。
第1の実施例を図1から図6に示す。図1に示すように、ブックカバー本体1に蓋8、吊り下げ具2が設けられている。蓋8は本本体に直接接しない位置且つ本を閉じた際に本本体を覆うように設けられている。吊り下げ具2は、ブックカバー本体1にDカン5で取り付けてもよいし、二重カンで取り付けてもよい。第1留め具3a、3bは、本を携行する際に蓋8が開かないように留める留め具であり、ベルト7a、7bでブックカバー本体1に接合されている。第1留め具3a、3bはベルト7aの長さを調整できる機能を持ち、本の厚さに応じて長さを変更することができる。吊り下げ具2は楕円形の形状をしているが、これに限定するものではない。第1留め具3a、3bは図1に示したものに限定されることなく、例えばホック、磁石等で留めてもよい。
図1に示すように、蓋8にはポケット4が設けられ、紙幣、コインや磁気カード、ICカード、小型の携帯音楽プレーヤー、部屋の鍵などを入れることができる。
ブックカバー本体1の裏面の一例を示したのが図2である。本を強固に保持できるようベルト留め具6a、6b、ベルト7a、7bは十字に縫いつけられているが、図示された形状に限定するものではない。ブックカバー本体1とベルト留め具6a、6b、ベルト7a、7bは接着剤、鋲等で接合してもよい。
ブックカバー本体1を展開した裏面の一例を示したのが図3であり、ブックカバー本体1に本13を保持した状態の例を示したのが図4である。本13の表紙をブックカバー本体1のポケット部11に差し入れて裏表紙を伸縮する紐10に通すことで本をブックカバー本体1で保持する。ブックカバーの左端部12を表紙と本本体の間に挿入して閉じ、第2留め具6a、6bで留めた状態が図5である。図5の状態から蓋8を閉じて留め具3a、3bで留めると図1になる。
図1の状態のブックカバー本体1から蓋8を開き、閉じたブックカバー本体1の後背部に第2留め具6a、6bで固定した状態を示すのが図6である。
ブックカバー本体1には図3に示すように紐状のしおり9を備えることができる。しおり9がなくとも、ブックカバーの左端部12を閉じた際に読んでいる途中のページに挿入することでしおりの役目を果たすことができる。
実施例1の応用を第2の実施例として図7から図14に示す。図1ではポケット4はチャック式で表されているが、例えばポケット4に蓋を備えてホック、面ファスナー、磁石等で留めてもよいし、図7に示したようにポケットが無くてもよい。また図8のように、ポケット4の開閉口を横にしてもよい。
第1留め具3a、3bは図1に示したものに限定されることなく、例えばホック、磁石等で留めてもよいし、図9に示したように面ファスナー14a、14bでもよい。
ブックカバー本体1の蓋8に設けたポケット4のチャックの引き手には穴部が開いているものを採用して、図10のように引き手の穴部に装飾具15を装着することができる。
図1では吊り下げ具2は楕円形の形状をしているが、これに限定するものではない。肩にかけることができる便利なストラップ16を使用する例を図11に示した。ストラップ16は輪になった状態で吊り下げ具2に取り付けてもよいし、取り下げ具2を外してDカン5に直接取り付けてもよい。また、図12のようにブックカバー本体1にDカン19a、19bを設けて、両先端に吊りカン18a、18bが取り付けられているストラップ17を取り付けてもよい。
両肩にかけることができるホルスター20を使用する例を図13に、実際に装着した一例を図14に示した。ホルスター20の形状は図13に限定されるものではない。
ブックカバー本体1は表地と裏地からなり、本皮・合皮(ポリ塩化ビニール/PVC・ポリウレタン/PU)・ナイロン・ポリエチレン・ポリプロピレン・綿・木綿から選択される少なくとも一種から作ることができる。表地には印刷、生地やワッペンの縫い付け、プレートの接着などによるデザインを施すことができる。裏地には表地と違う色やデザインの生地を使用することができる。
ブックカバー本体1は、本の大きさ、例えば、A6判、A5判、B6判、四六判に対応した大きさのものを準備しておくのがよい。
1 ブックカバー本体
2 吊り下げ具
3a、3b 第1留め具
4 ポケット
5 Dカン
6a、6b 第2留め具
7a、7b ベルト
8 蓋
9 しおり
10 紐
11 ポケット部
12 ブックカバー左端部
13 本本体
14a、14b 面ファスナー
15 装飾具
16 ストラップ
17 ストラップ
18a、18b 吊りカン
19a、19b Dカン
20 ホルスター
2 吊り下げ具
3a、3b 第1留め具
4 ポケット
5 Dカン
6a、6b 第2留め具
7a、7b ベルト
8 蓋
9 しおり
10 紐
11 ポケット部
12 ブックカバー左端部
13 本本体
14a、14b 面ファスナー
15 装飾具
16 ストラップ
17 ストラップ
18a、18b 吊りカン
19a、19b Dカン
20 ホルスター
Claims (3)
- ブックカバー本体より延在する蓋が、蓋の端部とブックカバー本体に接合している第1留め具によって留められていることを特徴とするブックカバー。
- ブックカバー本体より延在する蓋に財布や小物入れ等として利用可能なポケットを設けたことを特徴とする請求項1に記載のブックカバー。
- 吊り下げ具を蓋の上部中央に設けたことを特徴とする請求項1から請求項2のいずれかに記載のブックカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010202078A JP2012056202A (ja) | 2010-09-09 | 2010-09-09 | バッグ型ブックカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010202078A JP2012056202A (ja) | 2010-09-09 | 2010-09-09 | バッグ型ブックカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012056202A true JP2012056202A (ja) | 2012-03-22 |
Family
ID=46053882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010202078A Pending JP2012056202A (ja) | 2010-09-09 | 2010-09-09 | バッグ型ブックカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012056202A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200475872Y1 (ko) | 2013-08-27 | 2015-01-14 | (주)그레이트북스 | 유아용 책 |
WO2019045662A3 (en) * | 2017-03-17 | 2019-05-23 | Ertugrul Erdal Can | A bag structure |
-
2010
- 2010-09-09 JP JP2010202078A patent/JP2012056202A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200475872Y1 (ko) | 2013-08-27 | 2015-01-14 | (주)그레이트북스 | 유아용 책 |
WO2019045662A3 (en) * | 2017-03-17 | 2019-05-23 | Ertugrul Erdal Can | A bag structure |
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