JP3224700U - 携帯用バッグ - Google Patents

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昌彦 藤枝
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Abstract

【課題】従来のエコバッグと称する買い物袋等に使用を限定することなく、あらゆる品物を収容するバッグとして使用でき、収納用の部材の紛失がなく、極めて簡便な作業でバッグの全体をコンパクトに纏めることができる、携帯用バッグを提供する。【解決手段】上方に開口部1Aを有し、その開口部に一対の取っ手部3を備えている袋体1により構成される携帯用バッグPであって、袋体の開口部近傍の内側に、取っ手部を含む袋体の全体を収納する当該袋体よりも小型の収納袋4を配置し、この収納袋は、自身の開口部に開閉手段5を備えている。【選択図】図2

Description

本考案は、あらゆる品物を収容する、携帯用バッグに関するものである。
一般的に、地球環境保護の観点から消費者が持参する、所謂エコバッグと称する買い物袋が推奨されている。
この種のエコバッグとしては、主に主婦がスーパー等での買い物に利用するものであり、コンビニでのレジ袋有料化に向けて、主に若い女性に向けたファッション性があり、コンパクトで、更に実用性のあるものとして提供されている。特に、このエコバッグとしては、持ち運ぶことの簡便性を考慮して、小さく折り畳むことのできる、折り畳み式のものが提案されている。
しかし、このような折り畳み式のエコバッグは、折り畳む手順が複雑で、且つ小さく折り畳む手間が煩雑なため、利用者に幅広く使用されるに至っていないのが実情である。
また、例えば、特許文献1に示すように、ファッション性の高い縫いぐるみ付きのエコバッグも提案されている。この縫いぐるみ付きエコバッグは、バッグとして機能する袋体と、この袋体を折り畳んで収納できる縫いぐるみとが別体に構成されている。
しかし、この縫いぐるみ付きのエコバッグは、連結紐で袋体に縫いぐるみが取り付けているため、袋体の使用時に連結紐が切れて縫いぐるみを紛失してしまう虞がある。
特開2011−125642号公報
そこで、本考案は如上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、従来のエコバッグと称する買い物袋等に使用を限定することなく、あらゆる品物を収容するバッグとして使用でき、収納用の部材の紛失がなく、極めて簡便な作業でバッグの全体をコンパクトに纏めることができる、携帯用バッグを提供することを目的とする。
本考案に係る請求項1の考案は、上方に開口部を有し、その開口部に一対の取っ手部を備えている袋体により構成される携帯用バッグであって、
袋体の開口部近傍の内側に、取っ手部を含む袋体の全体を収納する当該袋体よりも小型の収納袋を配置し、この収納袋は、自身の開口部に開閉手段を備えていることで、上述した課題を解決した。
この請求項1に係る携帯用バッグによれば、袋体の開口部近傍の内側に、取っ手部を含む袋体の全体を収納する当該袋体よりも小型の収納袋を配置していることから、この収納袋に取っ手部を含む袋体の全体を収納することにより、携帯用バッグの全体を、コンパクトに纏めることができる。
そして、収納袋は、開口部に開閉手段を備えているので、この開閉手段を操作して自身の開口部を閉じたときには、収納袋から袋体が飛び出してしまう事態を回避できる。そのため、小さな収納袋を介して、携帯用バッグの持ち運びが極めて容易となる。
また、必要に応じて、開閉手段を操作して自身の開口部を開いたときには、収納袋から袋体の全体を素早く取り出して、手軽に携帯用バッグとして活用できる。さらに、袋体に小型の収納袋を配置していることから、袋体と収納部の一体化を実現し、収納部の紛失も防止している。
本考案に係る請求項2の考案は、上方に開口部を有し、その開口部に一対の取っ手部を備えている細長形状の袋体により構成される携帯用バッグであって、
袋体の開口部近傍の内側に、取っ手部を含む袋体の全体を収納する当該袋体よりも小型の収納袋を配置し、この収納袋は、自身の開口部に開閉手段を備えていることで、同じく、上述した課題を解決した。
この請求項2に係る携帯用バッグによれば、袋体を細長形状にしていることから、袋体をワインボトル等を入れる携帯用バッグとして使用することができる。
そして、収納袋に細長形状の袋体の全体を収納することにより、ワインボトル等を入れる携帯用バッグの全体を、コンパクトに纏めることができる。また、小さな収納袋を介して、ワインボトル等を入れる携帯用バッグの持ち運びが極めて容易となる。さらに、必要に応じて、開閉手段を操作して自身の開口部を開いたときには、収納袋から袋体の全体を素早く取り出して、手軽にワインボトル等を入れる携帯用バッグとして活用できる。
本考案に係る請求項3の考案は、一対の略方形状の可撓性部材の両側辺及び両底辺を縫合して上方に開口部を有し、その開口部に一対のアーチ状の取っ手部を備えている袋体により構成される携帯用バッグであって、
袋体の開口部近傍の内側に、取っ手部を含む袋体の全体を収納する当該袋体よりも小型の収納袋を配置し、この収納袋は、自身の開口部に開閉手段を備えていることで、同じく、上述した課題を解決した。
この請求項3に係る携帯用バッグによれば、一対の略方形状の可撓性部材の両側辺及び両底辺を縫合して上方に開口部を有する袋体により構成される携帯用バッグであることから、開口部を有する種々の形状・大きさの袋体を構成でき、あらゆる品物を収容する携帯用バッグを提供できる。また、袋体は、開口部に一対のアーチ状の取っ手部を備えているので、この取っ手部を手で持つことにより、品物を収容している状態の携帯用バッグの持ち運びが容易である。
そして、収納袋に袋体の全体を収納することにより、あらゆる品物を収容する携帯用バッグの全体を、コンパクトに纏めることができる。また、小さな収納袋を介して、あらゆる品物を収容する携帯用バッグの持ち運びが極めて容易となる。さらに、必要に応じて、開閉手段を操作して自身の開口部を開いたときには、収納袋から袋体の全体を素早く取り出して、あらゆる品物を収容する携帯用バッグとして活用できる。
本考案に係る請求項4の考案は、小型の収納袋は、自身の開口部が袋体の開口部と同一方向を向くように配置され、自身の開口部を介して収納袋の全体を裏返して自身の開口部と袋体の開口部が向かい合うような状態としてから、収納袋内に取っ手部を含む袋体の全体を押し込むように収納することで、上述した課題を解決した。
この請求項4に係る携帯用バッグによれば、自身の開口部を介して収納袋の全体を裏返して自身の開口部と袋体の開口部が向かい合うような状態としてから、取っ手部を含む袋体の全体を押し込むように収納することから、収納袋への袋体の収納作業をスムーズに行うことができる。
例えば、収納袋の開口部に左手の人差し指・中指・薬指・小指を入れ、左手の親指で収納袋の下側を押し上げて自身の開口部を介して収納袋の全体を裏返し、自身の開口部と袋体の開口部が向かい合うような状態としてから、開口部に添えた両手の親指を動かして袋体の全体を収納袋内にかき入れるように動作することで、誰もが短時間のうちに、袋体の全体を収納袋内に確実に収納することが可能となる。
また、収納袋の下側を押し上げて自身の開口部を介して収納袋の全体を裏返し、自身の開口部と袋体の開口部が向かい合うような状態としてから、両手の親指と人差し指で収納袋の開口部の両端部を摘み、中指・薬指・小指を動かして袋体の全体を収納袋内にかき入れるように動作することで、誰もが短時間のうちに、袋体の全体を収納袋内に確実に収納することが可能となる。
本考案に係る請求項5の考案は、小型の収納袋は、自身の開口部の周縁の略半分が、袋体の開口部近傍の内側に固定されていることで、上述した課題を解決した。
この請求項5に係る携帯用バッグによれば、小型の収納袋は、自身の開口部の周縁の略半分が、袋体の開口部近傍の内側に固定されていることから、開口部を含む収納袋の全体が、平面的な状態を維持し易くなる。そのため、袋体に所定の品物を収容している携帯用バッグとしての使用時に、袋体内において収納袋が邪魔になることがなく、携帯用バッグとしての好ましい使用状態を実現できる。また、必要に応じて、袋体の開口部近傍の内側に固定されている自身の略半分の開口部の周縁を介して、収納袋の全体を裏返して自身の開口部と袋体の開口部が向かい合うような状態としてから、この開口部を介して、収納袋に取っ手部を含む袋体の全体を簡単に収納することができる。
本考案に係る請求項6の考案は、収納袋の開閉手段は、開口部が開いている状態から、開口部を巾着状に絞り込んで閉鎖する、ループ状の紐体により構成されていることで、上述した課題を解決した。
この請求項6に係る携帯用バッグによれば、ループ状の紐体を介して、収納袋の開口部を巾着状に絞り込んで閉鎖することにより、ループ状の紐体を操作する簡単な手順により、収納袋の開口部を誰もが確実に閉鎖することができる。
本考案に係る請求項7の考案は、ループ状の紐体は、収納袋の開口部の絞り込み状態を調節する、コードストッパーを備えていることで、上述した課題を解決した。
この請求項7に係る携帯用バッグによれば、収納袋の開口部の絞り込み状態を調節するコードストッパーを紐体に備えているので、このコードストッパーを操作して、収納袋の開口部を閉鎖している状態を確実に保持することができる。また、コードストッパーを操作して、収納袋の開口部が開いた状態を保持することもできる。
本考案に係る請求項8の考案は、ループ状の紐体は、収納袋の開口部に沿うように形成された、折り返し縫合部に挿通されていることで、上述した課題を解決した。
この請求項8に係る携帯用バッグによれば、折り返し縫合部を介して、ループ状の紐体を収納袋の開口部に沿うように配置できることとなり、この紐体の作用により、収納袋の開口部を巾着状に絞り込んで閉鎖することができる。また、紐体の作用により、収納袋の開口部が開いた状態を保持することもできる。
本考案に係る請求項9の考案は、小型の収納袋は、略三角形の側面を有する袋状に形成されていることで、上述した課題を解決した。
この請求項9に係る携帯用バッグによれば、小型の収納袋は、略三角形の側面を有する袋状に形成されていることから、収納袋内に取っ手部を含む袋体の全体を収納して収納袋の開口部を巾着状に絞り込んで閉鎖した際に、ハート型の外観形状を呈することができる。
そのため、袋体の全体を収納している収納袋を、アクセサリーのように活用することができる。
本考案に係る請求項10の考案は、小型の収納袋は、縦長の長方形の側面を有する袋状に形成されていることで、上述した課題を解決した。
この請求項10に係る携帯用バッグによれば、上記収納部は、縦長の長方形の側面を有する袋状に形成されていることから、収納袋内に取っ手部を含む袋体の全体を収納して収納袋の開口部を巾着状に絞り込んで閉鎖した際に、提灯型や俵型等の外観形状を呈することができる。
そのため、袋体の全体を収納している収納袋を、異なった趣のアクセサリーとして活用することができる。
本考案に係る請求項11の考案は、小型の収納袋は、円形の側面を有する袋状に形成されていることで、上述した課題を解決した。
この請求項11に係る携帯用バッグによれば、上記収納部は、円形の側面を有する袋状に形成されていることから、収納袋内に取っ手部を含む袋体の全体を収納して収納袋の開口部を巾着状に絞り込んで閉鎖した際に、ボール型の外観形状を呈することができる。
そのため、袋体の全体を収納している収納袋を、さらに異なった趣のアクセサリーとして活用することができる。
本考案に係る携帯用バッグは、あらゆる品物を収容するバッグとして使用でき、収納用の部材の紛失がなく、極めて簡便な作業でバッグの全体をコンパクトに纏めることにより、その持ち運びが極めて容易である携帯用バッグを提供することができる。
本実施形態の一例を示すもので、(a)は収納袋の側面図、(b)は袋体の開口部近傍の内側に収納袋を配置した状態を、袋体の裏側から見た状態の側面図である。 袋体の開口部近傍の内側に、収納袋を配置した状態を示す斜視図である。 袋体の収納作業の工程を示すもので、(a)は袋体の開口部を開いた状態の斜視図、(b)は収納袋の全体を裏返す状態を示す斜視図である。 袋体の収納作業の工程を示すもので、(a)は収納袋の全体を裏返して開口部が袋体の開口部と向かい合うような状態とし、この収納袋に取っ手部を含む袋体の全体を収納する状態を示す斜視図、(b)は収納袋に袋体のほぼ全体を収納した状態を示す斜視図、(c)は収納部に袋体の全体を収納し、収納袋の開口部を閉鎖した状態を示す斜視図である。 本実施形態の他例を示すもので、(a)は収納袋の側面図、(b)は袋体の開口部近傍の内側に収納袋を配置した状態を、袋体の裏側から見た状態の側面図である。 収納部に袋体の全体を収納し、収納袋の開口部を閉鎖した状態を示す斜視図である。 本実施形態の他例を示すもので、(a)は収納袋の側面図、(b)は袋体の開口部近傍の内側に収納袋を配置した状態を、袋体の裏側から見た状態の側面図である。 収納部に袋体の全体を収納し、収納袋の開口部を閉鎖した状態を示す斜視図である。 袋体と収納袋の変形例を示すもので、袋体の開口部近傍の内側に収納袋を配置した状態を、袋体の裏側から見た状態の側面図である。 袋体の開口部近傍の内側に、収納袋を配置した状態を示す斜視図である。
以下に、図面を参照して、本考案の一実施の形態について説明する。
<実施の形態>
本考案に係る携帯用バッグPは、図1(a)(b)、図2に示すように、上方に開口部1Aを有し、その開口部1Aに一対の取っ手部2,3を備えている袋体1により構成されている。そして、袋体1の開口部1A近傍の内側に、取っ手部2,3を含む袋体1の全体を収納する、当該袋体1よりも小型の収納袋4を配置し、この収納袋4は、自身の開口部4Aに開閉手段5を備えている。
すなわち、収納袋4は、図3(a)(b)に示すように、自身の開口部4Aの周縁の略半分が、袋体1の開口部1A近傍の内側に、縫合により固定されている。また、収納袋4は、自身の開口部4Aが袋体1の開口部1Aと同一方向を向くように配置され、図3(b)、図4(a)に示すように、開口部4Aを介して収納袋4の全体を裏返して自身の開口部4Aが袋体1の開口部1Aと向かい合うような状態としてから、図4(a)(b)(c)に示すように、取っ手部2,3を含む袋体1の全体を収納袋4内に押し込むように収納するのである。
携帯用バッグPを構成する袋体1は、図1(b)、図2に示すように、一対の略方形状の可撓性部材の両側辺及び両底辺を縫合して上方に開口部1Aを有し、その開口部1Aに一対のアーチ状の取っ手部2,3を備えている。この取っ手部2,3は、袋体1の開口部1Aに取り付けるものでもよいし、また、袋体1の開口部1が一体的に備えているものでもよい。
携帯用バッグPを構成する収納袋4は、図1(a)、図3(b)に示すように、略三角形の側面を有する袋状に形成されており、三角形の底辺を上方に向けた上縁が開口部4Aとなっている。この収納袋4は、図3(a)(b)に示すように、自身の開口部4Aの周縁の略半分が、袋体1の開口部1A近傍の内側に、縫合により固定されている。このように袋体1と収納袋4を一体化することにより、収納袋4を紛失するといった事象を回避することができる。
尚、図に示す袋体1では、一つのアーチ状の取っ手部3の間に、収納袋4を縫合しているが、これに限定されることはなく、袋体1の開口部1Aのどの部分に収納袋4を縫合してもよい。
上記した袋体1と収納袋4の材質は、特に限定されるものではなく、一般的にエコバッグとして用いられる材質を適宜用いることができる。この材質の例としては、ナイロン、ビニロン、ポリエステル、アクリル等の合成素材や、綿、麻、毛、絹等の天然素材等が挙げられる。中でも、コンパクトに纏めやすく、強度、耐水性等が優れることにより、合成素材から構成されていることが好ましい。また、織物、編物、不織布等を用いてもよい。
携帯用バッグPを構成する収納袋4は、図3(b)、図4(b)(c)に示すように、収納袋4の開口部4Aが開いている状態から、開口部4Aを巾着状に絞り込んで閉鎖する、ループ状の紐体5Aにより構成される開閉手段5を備えている。
このループ状の紐体5Aは、図3(a)(b)に示すように、収納袋4の開口部4Aに沿うように、その輪郭の全体に形成された、折り返し縫合部6に挿通されている。また、ループ状の紐体5Aは、図2に示すように、収納袋4の開口部4Aの絞り込み状態を調節する、コードストッパー7を備えている。ループ状の紐体5Aは、このコードストッパー7が備えている孔を挿通するように配置されている。
コードストッパー7は、紐体5Aのループの径を拡げたり、狭めたりするものである。具体的には、コードストッパー7は、所定の突起7Aを備えており、この突起7Aを押し込むことで、コードストッパー7の孔に挿通されている紐体5Aの移動を許容し、また、押し込みを解除することで、紐体5Aの移動を停止させる機能を有している。
例えば、図4(b)に示すように、収納袋4に袋体1の全体を収納した状態において、片手の親指と人差し指でコードストッパー7を摘み、突起7Aを押し込んだ状態とし、もう一方の手の親指と人差し指で紐体5Aの端部を摘み、図4(c)に示すように、コードストッパー7から離れるように紐体5Aを引き出す。すると、収納袋4の開口部4Aに沿うように、その輪郭の全体に形成されている折り返し縫合部6に挿通されているループ状の紐体5Aの径が狭まり、それに伴って収納袋4の開口部4Aが巾着状に絞り込まれて、開口部4Aが閉鎖されるのである。
尚、ループ状の紐体5Aは、例えば、綿、麻、毛、絹等の天然素材等や、ナイロン、ビニロン、ポリエステル、アクリル等の合成素材等の素材を用いて作成されるのが一般的であるが、これに限定されることはなく、どのような素材を用いて紐体5Aを作成してもよい。また、紐体5Aの長さ等は、収納袋4の開口部4Aの大きさ等に応じて、適宜設計変更可能である。
また、このコードストッパー7は、合成樹脂等の素材を用いて作成されるのが一般的であるが、これに限定されることはなく、どのような素材を用いてコードストッパー7を作成してもよい。
さらに、図に示すコードストッパー7は、突起7Aの押し込みと、その押し込みの解除により、コードストッパー7の孔に挿通されている紐体5Aの移動を許容したり、移動を停止させているが、これに限定されることはなく、どのような機構を用いて紐体5Aの移動を許容したり、移動を停止させるものであってもよい。
以下に、本考案に係る携帯用バッグPにおいて、袋体1を収納袋4へ収納する手順を説明する。
収納袋4は、図3(a)(b)に示すように、自身の開口部4Aの周縁の略半分が、袋体1の開口部1A近傍の内側に、縫合により固定されている。
そして、収納袋4は、自身の開口部4Aが袋体1の開口部1Aと同一方向を向くように配置されていることから、図3(b)、図4(a)に示すように、収納袋4の下側を押し上げて開口部4Aを介して収納袋4の全体を裏返し、図4(a)に示すように、自身の開口部4Aと袋体1の開口部1Aが向かい合うような状態としてから、図4(a)(b)に示すように、取っ手部2,3を含む袋体1の全体を収納袋4に押し込むように収納する。
具体的には、例えば、収納袋4の開口部4Aに左手の人差し指・中指・薬指・小指を入れ、左手の親指で収納袋4の下側を押し上げて自身の開口部4Aを介して収納袋4の全体を裏返し、自身の開口部4Aと袋体1の開口部1Aが向かい合うような状態としてから、開口部4Aに添えた両手の親指を動かして、図4(a)(b)に示すように、袋体1の全体を収納袋4内にかき入れるように動作することで、袋体1の全体を収納袋4内に収納するのである。
また、収納袋4の下側を押し上げて開口部4Aを介して収納袋4の全体を裏返して自身の開口部4Aと袋体1の開口部1Aが向かい合うような状態としてから、例えば、両手の親指と人差し指で収納袋4の開口部4Aの両端部を摘み、その状態で中指・薬指・小指を動かして袋体1の全体を収納袋4内にかき入れるように動作することで、図4(a)(b)に示すように、袋体1の全体を収納袋4内に収納するのである。
そして、収納袋4に袋体1の全体を押し込んだ状態において、片手の親指と人差し指でコードストッパー7を摘み、突起7Aを押し込んだ状態とし、もう一方の手の親指と人差し指で紐体5Aの端部を摘み、図4(c)に示すように、コードストッパー7から離れるように紐体5Aを引き出し、収納袋4とコードストッパー7を近接させて、収納袋4の開口部4Aを巾着状に絞り込んで収納袋4の開口部4Aを閉鎖する。
このとき、小型の収納袋4は、略三角形の側面を有する袋状に形成されていることから、図4(c)に示すように、ハート型の外観形状を呈することになる。
一方、袋体1を収納袋4から取り出す際には、片手の親指と人差し指でコードストッパー7を摘み、突起7Aを押し込んだ状態とし、もう一方の手で収納袋4の全体をつかんで、コードストッパー7から離れるように紐体5Aを引き出し、コードストッパー7と収納袋4を離れた状態として、収納袋4の開口部4Aを開かせる。
そして、収納袋4の開口部4Aから袋体1を取り出して、携帯用バッグPとして使用するのである。
尚、図1乃至図4に示す携帯用バッグPは、収納袋4を略三角形の側面を有する袋状に形成し、この収納袋4に袋体1を収納して収納袋4の開口部4Aを巾着状に絞り込んで閉鎖した際、ハート型の外観形状を呈するように形成されているが、これに限定されることはない。
例えば、図5(a)(b)に示すように、収納袋4を縦長の長方形の側面を有する袋状に形成してもよい。このとき、収納袋4に袋体1を収納して収納袋4の開口部4Aを巾着状に絞り込んで閉鎖した際、図6に示すように、提灯型や俵型等の外観形状を呈することになる。
また、図7(a)(b)に示すように、収納袋4を円形の側面を有する袋状に形成してもよい。具体的には、上辺が水平に形成された開口部4Aであり、その下部が円形の側面を有している。このとき、収納袋4に袋体1を収納して収納袋4の開口部4Aを巾着状に絞り込んで閉鎖した際、図8に示すように、ボール型の外観形状を呈するようになる。
さらに、図9に示すように、袋体1を細長形状に形成してもよい。このとき、袋体1は、ワインボトル等を入れる携帯用バッグPとして好適なものとなる。この袋体1は、図9、図10に示すように、略直角正三角形の両側面を有し、直角正三角形の底辺を上方に向けた上辺が開口部4Aとしている。
また、図9に示すように、収納袋4の左右両端は袋体1の横幅よりも大きく形成され、この収納袋4を袋体1内に配置したときには、図10に示すように、収納袋4の左右両端は、袋体1の左右両側面に沿うように曲げられるように配置される。
その他、一々例示はしないが、本考案は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
本考案は、海洋環境を含む、地球環境保護の観点から、ポリエステルごみ、レジ袋問題等を解決、減少させるべく、消費者が各自で携帯用バッグを持つことを推奨されるものであり、様々な場所で常に持ち続けることで、幅広く利用されるものである。
P…携帯用バッグ
1…袋体
1A…開口部
2…取っ手部
3…取っ手部
4…収納袋
4A…開口部
5…開閉手段
5A…紐体
6…折り返し縫合部
7…コードストッパー
7A…突起

Claims (11)

  1. 上方に開口部を有し、その開口部に一対の取っ手部を備えている袋体により構成される携帯用バッグであって、
    袋体の開口部近傍の内側に、取っ手部を含む袋体の全体を収納する当該袋体よりも小型の収納袋を配置し、この収納袋は、自身の開口部に開閉手段を備えていることを特徴とする携帯用バッグ。
  2. 上方に開口部を有し、その開口部に一対の取っ手部を備えている細長形状の袋体により構成される携帯用バッグであって、
    袋体の開口部近傍の内側に、取っ手部を含む袋体の全体を収納する当該袋体よりも小型の収納袋を配置し、この収納袋は、自身の開口部に開閉手段を備えていることを特徴とする携帯用バッグ。
  3. 一対の略方形状の可撓性部材の両側辺及び両底辺を縫合して上方に開口部を有し、その開口部に一対のアーチ状の取っ手部を備えている袋体により構成される携帯用バッグであって、
    袋体の開口部近傍の内側に、取っ手部を含む袋体の全体を収納する当該袋体よりも小型の収納袋を配置し、この収納袋は、自身の開口部に開閉手段を備えていることを特徴とする携帯用バッグ。
  4. 小型の収納袋は、自身の開口部が袋体の開口部と同一方向を向くように配置され、自身の開口部を介して収納袋の全体を裏返して自身の開口部と袋体の開口部が向かい合うような状態としてから、収納袋内に取っ手部を含む袋体の全体を押し込むように収納する請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯用バッグ。
  5. 小型の収納袋は、自身の開口部の周縁の略半分が、袋体の開口部近傍の内側に固定されている請求項1乃至4のいずれかに記載の携帯用バッグ。
  6. 収納袋の開閉手段は、開口部が開いている状態から、開口部を巾着状に絞り込んで閉鎖する、ループ状の紐体により構成されている請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯用バッグ。
  7. ループ状の紐体は、収納袋の開口部の絞り込み状態を調節する、コードストッパーを備えている請求項6に記載の携帯用バッグ。
  8. ループ状の紐体は、収納袋の開口部に沿うように形成された、折り返し縫合部に挿通されている請求項6又は7に記載の携帯用バッグ。
  9. 小型の収納袋は、略三角形の側面を有する袋状に形成されている請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯用バッグ。
  10. 小型の収納袋は、縦長の長方形の側面を有する袋状に形成されている請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯用バッグ。
  11. 小型の収納袋は、円形の側面を有する袋状に形成されている請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯用バッグ。
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