JP2007289456A - 縮み引寄せ鞄 - Google Patents
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Abstract
【課題】紐を引っ張る事で、縮域を縮めて引寄せる事のできるレジ鞄を提供する。
【解決手段】同寸の紐を二本用意し、一方の紐6の一方の端を一方の端固定部7で固定し、紐6の他方領域を一方の縮域5に通して他方の紐口13から引き出し、一方の滑部9から器体1の外に出した紐6を、他方の滑部9から再び内に入れ、一方の紐口13から対面する他方の縮域5へ挿入して、紐6の他方の端を他方の端固定部7で固定し、他方の紐6に於いても、線対称で一方の紐6同様に通して端を固定する。
【選択図】 図1
【解決手段】同寸の紐を二本用意し、一方の紐6の一方の端を一方の端固定部7で固定し、紐6の他方領域を一方の縮域5に通して他方の紐口13から引き出し、一方の滑部9から器体1の外に出した紐6を、他方の滑部9から再び内に入れ、一方の紐口13から対面する他方の縮域5へ挿入して、紐6の他方の端を他方の端固定部7で固定し、他方の紐6に於いても、線対称で一方の紐6同様に通して端を固定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、紐の引寄せによって、器体の上部を収縮させる事のできる鞄及び袋に関する物で、レジバッグとしても使用できる物でもある。
器体の上部を収縮させる袋として、巾着袋があり、袋の上辺を袋折りして筒状に形成し、その筒状部へ紐を通して、袋の上辺全体を縮める構造の物であった。又、繰り返し使用するレジバッグでは、布袋に持ち手を付けただけのトートバッグと称する物であった。
巾着袋では、袋の上辺全体が一点に集中して縮まるので、収納空間が小さくなり、一箇所で縮まっているので紐を持って携帯する時の安定性が悪い。トートバッグでは、レジでの精算時にカゴへセットできないので、レジ袋同様に別台で詰め替えなければならず、購買物を収納した後、器体の側壁上部が側方へ膨れ出るので、収納物の積み重ねが崩れるという問題点があった。本発明では、前記の問題点の解決を課題とする。
同寸の紐を二本用意し、側壁上部に設けた縮域の両端の端固定部で一方の紐の端を固定して縮域に通し、取手壁に滑部を対で設けて紐を通し、滑部と縮域との間を引寄せ域とし、取手壁の上を突出させて取手片を形成し、他方の紐に於いても、線対称で同様の通し方を行う。
紐を引っ張る事で縮まった縮域を滑部まで引寄せるので、側壁の上部が収納物によって膨れ出る事は防止され、紐は滑部の間分離れているので、少なくても2箇所で器体を吊り下げる事となって安定した状態で携帯でき、収納空間は確保され、取手片がカゴの上辺に被さるので、カゴにセットした状態でレジでの精算ができ、別台で詰め替える手間が省け、取手片が覆いの役割を果たして、購買物を隠してくれる。
最良の形態を、図1から図6を参照しながら、以下の実施例で説明する。
図1は、紐透視斜視図であり、透視領域は破線で表示し、本発明物は適宜に腰のある硬めの布を素材に用いる事が望ましく、通称名オックスや帆布である事が望ましく、器体1は前後で対面する取手壁2と左右で対面する側壁3と底壁4とで形成し、取手壁2と側壁3との境目は合着線によって直角に折れ曲がっている事が望ましく、底壁4の周囲辺は直角に折り曲げても良いが、丸く湾曲している事が望ましく、隣接壁どうしの合着方法は布素材である事から縫合が望ましく、側壁3の上部を袋折りして筒状にした下辺を縫合して縮域5を形成する事が望ましく、前記の縫合箇所を縫合線12とし、縮域5の形成は前記の筒状の他、複数の穴を開けて鳩目で補強して形成しても良く、縮域5の両端に紐6を固定して端固定部7とし、紐6の端を固定する方法は限定ではないが、従来方法を用いる方法に変わりはなく、縫い付けて固定する事が望ましく、又、端固定部7の箇所に穴を開けて紐6を結び付けても良く、紐6は断面が円形の丸紐である事が望ましいが、断面が平たい平紐、言い換えるとテープであっても良く、縮域5の両端へ端固定部7の他に紐口13を設け、各々の取手壁2に横並びの対で滑部9を設け、滑部9の取り付け位置は限定ではないが、縮域5と同じ高さで、取手壁2の幅を三等分した間隔で設ける事が望ましく、滑部9は紐6を滑らせて引っ張る方向を変えられる物ならば限定ではなく、D環や丸環をテープで縫合しても良いが、丸い穴を打ち抜いた縁を鳩目で補強した構造である事が望ましく、紐6が平紐であるならば細い矩形の穴を打ち抜いて縁を補強する事にし、紐6は同寸の物を二本用意し、一本の長さは限定ではないが、器体の上辺周囲から取手壁2の上辺長一箇所分を引いた長さである事が望ましく、紐6の通し方は、一方の端を端固定部7で固定し、他方を縮域5に通して他方の紐口13から器体1の内側に引き出し、一方の滑部9から外へ出して、他方の滑部9から再び内へ入れ、対面の縮域5に通して、端固定部7で紐6の他方の端を固定し、他方の紐6に於いても、線対称で同様の通し方を行い、対で有している滑部9間の紐6の中央領域を把持域8とし、把持域8は器体1の外側に出ている事が望ましいが、器体1全体を裏返すなどして把持域8を内側へ位置付けても良く、取手壁2の上辺を突出させて取手片11を形成し、取手片11は矩形であっても良いが、先細りの角を丸めた横長台形にする事が望ましく、取手片11と取手壁2との間に境界線が有っても良いが、同一面である事が望ましく、取手片11の中央に横長の溝穴14を開ける事が望ましく、取手壁2の中央下部には、ポケット15を設ける事が望ましく、器体1の内側に上部を縫合した吊袋16を設ける事が望ましく、吊袋16は財布などの小物を入れるポケットに使用する他、全体を収納してコンパクトにするための収納袋としても利用できる。
図2は、カゴへのセット状態斜視図であり、取手片11はカゴ17の上辺へ被さっているので、器体1はカゴ17の中でへたる事なく伸直し、器体1が伸直しているので、レジでの精算の妨げにならず、吊袋16は平たいので場所を取っておらず、溝穴14は、そこへ指先を引っ掛けて取手片11をカゴ17に被せやすくできる。
図3は、カゴへのセット状態紐透視上面斜視図であり、本図以降で縮引寄せ過程を説明して行くので、図1と図2で表示していた吊袋は説明する必要が無い事から省いて図示し、紐6の通し状態を再び述べるならば、図の左上から一方の紐6の一方の端を一方の端固定部7で固定し、紐6の他方領域を一方の縮域5に通して他方の紐口13から引き出し、宿域5が筒状ではなく複数の鳩目で形成したならば、鳩目間をジグザクの蛇腹状に通せば良く、一方の滑部9から器体1の外に出した紐6を、他方の滑部9から再び内に入れ、一方の紐口13から対面する他方の縮域5へ挿入して、紐6の他方の端を他方の端固定部7で固定し、他方の紐6に於いても、線対称で一方の紐6同様に通して端を固定し、各々の取手壁2へ二個の対で設けられた滑部9間の紐6中央領域を把持域8とし、把持域8を引く事で、器体1の上部開口部は閉じる方向に縮め引寄せられる。
図4は、引寄せ状態要部透視上面斜視図であり、把持域8を引き出す事によって、滑部9に縮域5が引寄せられ、前記の引寄せによって、取手壁2の上部両端領域と取手片11の両側領域が丸まって巻域18を形成し、把持域8を更に引き出せば端固定部7どうしが互いに近づき、縮域5は縮まる事になる。
図5は、縮み引寄せ状態上面斜視図であり、把持域8を更に引き出せば、把持域8が長くなるに連れて縮域5は縮まり、縮域5が縮んでいる事で、側壁3の膨れ出しを防止している。
図6は、縮み引寄せ状態斜視図であり、把持域8が充分長くなれば、把持域8をそのまま肩に掛けて携帯する事ができ、対の滑部9どうしは適宜に離れているので把持域8の基部は左右に二箇所、前後左右では合計四箇所になるので、安定した状態で吊り下げ携帯でき、器体1の容量も確保でき、手提げ鞄にしたい場合は、溝穴14に指先を入れて取手片11を握れば良く、取手片11は取手になる他、収納物を隠す役割も果たし、紐6の把持域8は結んでも良いし、ポケット15の中へ把持域8を入れても良く、溝穴14に手を掛ける手提げ鞄にして携帯すれば巻域18は伸直するが、縮域5の縮み状態は保持されている。
1 器体
2 取手壁
3 側壁
4 底壁
5 縮域
6 紐
7 端固定部
8 把持域
9 滑部
10 引寄せ域
11 取手片
2 取手壁
3 側壁
4 底壁
5 縮域
6 紐
7 端固定部
8 把持域
9 滑部
10 引寄せ域
11 取手片
Claims (3)
- 器体1を取手壁2と側壁3と底壁4とで形成し、側壁3の上部に設けた縮域5に紐6を通し、縮域5の両端の端固定部7で紐6の端を固定し、紐6の把持域8を引く事で縮域5が縮む事を特徴とした縮み引寄せ鞄。
- 取手壁2の各々に滑部9を対で設けて紐6を通し、滑部9と縮域5との間を引寄せ域10とした事を特徴とした請求項1記載の縮み引寄せ鞄。
- 取手壁2の上部を突出させ、その突出域を取手片11とした事を特徴とした請求項1及び請求項2記載の縮み引寄せ鞄。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006121437A JP2007289456A (ja) | 2006-04-26 | 2006-04-26 | 縮み引寄せ鞄 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006121437A JP2007289456A (ja) | 2006-04-26 | 2006-04-26 | 縮み引寄せ鞄 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007289456A true JP2007289456A (ja) | 2007-11-08 |
Family
ID=38760669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006121437A Pending JP2007289456A (ja) | 2006-04-26 | 2006-04-26 | 縮み引寄せ鞄 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007289456A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4965727B1 (ja) * | 2011-09-09 | 2012-07-04 | 千代美 古市 | 携帯買物袋 |
KR102095161B1 (ko) * | 2019-09-25 | 2020-05-26 | 남병성 | 이중 손잡이 구조를 갖는 접이식 가방 |
-
2006
- 2006-04-26 JP JP2006121437A patent/JP2007289456A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4965727B1 (ja) * | 2011-09-09 | 2012-07-04 | 千代美 古市 | 携帯買物袋 |
KR102095161B1 (ko) * | 2019-09-25 | 2020-05-26 | 남병성 | 이중 손잡이 구조를 갖는 접이식 가방 |
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