JP4484155B2 - 引寄せ鞄 - Google Patents

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本発明は、側壁の膨出を防止した鞄に関する。
従来の側壁膨出防止鞄は、紐で巾着状に縮めた側壁の縮域を、取手壁の部分領域である引寄せ域を曲げ込む事によって滑部へ引寄せる構造であった(例えば特許文献1参照)。
特願2006−121437号公報
前記特許文献1の縮み引寄せ鞄では、側壁を縮ませた上に取手壁も部分的に曲げ込んで引寄せる構造なので、曲げ込んだ分の収納容量の減少を招いた。本発明では、取手壁の曲げ込みを無くす事で収納容量の減少を招かない事を解決課題とする。
背景技術とする縮み引寄せ鞄の取手壁が曲がり込む原因は、取手壁に設けた滑部と側壁に設けた縮域とがほぼ同じ高さに位置しているからであり、縮域より滑部を高くして紐を引き上げれば、取手壁の曲がり込みは物理的に軽減されるのであり、縦壁の上部に設けた延長片に移動穴を設け、移動穴の最上部を上段滑部とし、前記移動穴は延長片を部分的に袋折した折部で形成し、移動穴に紐を通して側壁の引寄せ域に連結し、移動穴間の紐を上段滑部まで引き上げる事で、上段滑部より明らかに低い所に位置する引寄せ域の両端は引寄せられる。
引き上げられた紐は、折部によって形成された移動穴の上端にある上段滑部へ移動して延長片の先から突出して側壁の引寄せ帯を引寄せる働きを成し、移動穴の上端である上段滑部は引寄せ帯より高い位置にある事から、折部内の紐は傾斜角度を有する肩斜域になり、又、折部が袋折されている事から折り曲げ箇所は筒状となって補強され、縦壁は部分的にも曲がり込まず、収納容量は減少しない。
最良の形態を、図1から図4を参照しながら、以下の実施例で説明する。
図1は、カゴへのセット状態要部透視斜視図であり、山折谷折で表示する折り曲げ方向は内側からを基準にし、本発明物はタウンバッグとして使用しても良いが、レジでカゴへセットできるレジ鞄としての使用を目的としており、素材は限定ではなく、ビニールなどの人工樹脂膜であっても良いが、布である事が望ましく、自立できるくらいに腰のある硬質布であっても良いし、柔らかな布であっても対応でき、布素材が望ましい事から、合着方法は溶着であっても良いが、縫合による合着が望ましく、底壁8の四辺に於いて、横方向である両側へ側壁5を、縦方向である前後へ縦壁13を連設して器体9を形成し、各々の縦壁13の天辺に延長片2を設ける事が望ましく、延長片2を別材にして縫合によって連設しても良いが、縦壁13の同一面をそのまま上方へ延長して延長片2を延設する事が望ましく、延長片2へ設ける移動穴3は切込みや切抜きによって形成しても良いが、延長片2を部分的に折り曲げて形成する折部7によって移動穴3を形成する事が望ましく、移動穴3の最上部を上段滑部1とし、上段滑部1と一体化している移動穴3では紐4が少なくても上下方向へ障害なくスライドでき、折部7の形成方法は、延長片2へ水平な谷折線で袋折しても良いし、延長片2の角領域を谷折する角折方式で設けても良く、以降は角折方式の折部7で説明する事とし、袋折される折部7の折り曲げ角度は四十五度近辺が望ましいが限定ではなく、実際には四十五度から三十度の間が望ましく、折部7の下辺のみ縫合し、縫合しない事で開口する垂直方向の側辺を移動穴3とし、折部7の下辺縫合域で袋折側を少なくても紐4の太さ程度縫い残して折端穴10を形成して紐4を通し、紐4は断面が丸い丸紐であっても断面が平たい平紐(テープ)であっても良く、側壁5の中段を引寄せ帯6としても良いが上部を引寄せ帯6とする事が望ましく、引寄せ帯6を筒状にして紐4を通して巾着状に縮めても良いし、中央に紐4を通してW字状に屈折させても良いが、引寄せ帯6の両端を互いに直接引寄せてV字状に屈折させる事が望ましく、引寄せ帯6は天辺の袋折部19で袋折されて少なくても2枚重ねになっている事が望ましく、引寄せ帯6の両端に紐4を外へ通し出す為の通し穴11を開ける事が望ましく、紐4は輪の状態にしても良いが、両端の各々を器体9に固定する事が望ましく、紐4端の固定方法は限定ではなく、従来技術を用いるのであって、器体9の側辺上部に挟み込んで縫合しても良いし、通し穴11の下隣に固定穴12を設けて固定しても良く、移動穴3間の紐4の部分領域を把持域14とし、延長片2へ水平方向の切込み15を入れて持ち手16を形成する事が望ましく、持ち手16の中央に固定具17を取り付けて、持ち手16の中央どうしを連結できる構造にする事が望ましく、固定具17は面ファスナーやボタンであっても良いが、ホックである事が望ましく、カゴ18に器体9を入れる事で延長片2は外側へ反り返ってカゴ18の天辺に覆い被さって器体9を吊り下げた状態にしているので器体9がへたるのを防止しており、カゴ18にセットした状態での引寄せ帯6は伸直している事が望ましく、その伸直状態にするには袋折部19を引寄せ帯6の下辺にも形成して水平方向の中央縫合線20で縫合し、引寄せ帯6の上下幅は限定ではないが、一番大きく引寄せられる範囲を引寄せ帯6とし、目安としては袋折部19の有する範囲とし、引寄せ帯6の少なくても下領域にスポンジなどの伸縮物を挟み込む事で、少なくても下の袋折部19は筒状に膨み、筒状に膨らむ事で引寄せ時に生じる中央の垂直折線は無くなって引寄せ帯6は伸直し易くなり、伸縮物であるスポンジは細長く切って袋折部19に挿入しても良いし、スポンジの幅を広くして中央縫合線20と同一に縫合しても良く、引寄せ帯6が伸直した状態では紐4は上段滑部1から離れて移動穴3の下部に位置しており、引寄せ帯6と把持域14との高低差は少ない。
図2は、開き状態要部透視平面斜視図であり、延長片2を持って外側へ引き出す事で器体9は開口し、延長片2に切込み15を入れて持ち手16を形成した事によって、延長片2に持つ場所ができた事から引き出して開口し易くなり、引寄せ帯6の伸直(ピンと真っ直ぐに伸びた状態)によって紐4の把持域14は上段滑部1から離れた移動穴3の下端部へ連動的に移動し、把持域14から外領域の紐4は折部7の内側を通って折端穴10から出て、通し穴11を通って引寄せ帯6の外に出て、対岸の固定穴12で紐4の端は固定されており、器体9の内部には邪魔になる物が垂れ下がっていないので、レジで精算を済ませた商品の収納がし易く、器体9が腰のある硬質素材で作られているならば単体でも自立するが、図1で示したように、器体9を収納したカゴ18は支えの役割を果たし、安定した状態でレジでの精算を行う事が望ましい。
図3は、閉じ過程要部透視平面斜視図であり、外側へ引き上げられた把持域14は移動穴3をスライドして延長片2の先端に位置する上段滑部1へ移動し、把持域14の引き出しに連動して引寄せ帯6の両端は互いに引寄せられてV字状に屈折し、上段滑部1は引寄せ帯6より高い所に位置しているので折部7内の紐4は適度な角度を有しており、前記折部7内の適度な角度を有して傾斜している紐4の部分領域を肩斜域21と称し、肩斜域21を有しているので把持域14の引き出しは軽くなり、延長片2両側の曲がり込みを防止しており、肩斜域21を収納している折部7の袋折領域も筒形状になって延長片2両側の曲がり込みを更に防止している。
図4は、閉じ状態要部透視左側面斜視図であり、把持域14を引き上げる事で引寄せ帯6の両端は互いに引寄せられて器体9は閉じられ、上段滑部1は引寄せ帯6よりも適宜に高い所へ位置しているので引寄せ帯6を吊り下げている状態になり、折部7内の紐4は適宜な角度を有した肩斜域20である事から、延長片2と延設している縦壁13の上部両側の曲がり込みを防止しており、延長片2の先端に位置する上段滑部1から把持域14が引き出ているので延長片2の先端も吊り下げられた状態になって垂れ下がりが防止されており、把持域14を直接肩に掛けて携帯しても良いし、延長片2の隙間から器体9内に把持域14を落とし込んで持ち手16を持つ事で手提げ鞄にしても良いし、ホックである事が望ましい固定具17どうしを固定すれば持ち手16が広がるのを防止でき、切込み15の長さや形は限定ではないが腕を楽に通せる形状である事が望ましく、延長片2の役割は肩斜域21の収納以外に収納物を隠す蓋の役割も果たす。
カゴへのセット状態要部透視斜視図(実施例1) 開き状態要部透視平面斜視図(実施例2) 閉じ過程要部透視平面斜視図(実施例3) 閉じ状態要部透視左側面斜視図(実施例4)
符号の説明
1 上段滑部
2 延長片
3 移動穴
4 紐
5 側壁
6 引寄せ帯
7 折部
13 縦壁

Claims (2)

  1. 底壁(8)の四辺に於いて、横方向である両側へ側壁(5)を、縦方向である前後へ縦壁(13)を連設して器体(9)を形成し、各々の縦壁(13)の天辺に延長片(2)を設けた引き寄せ鞄に於いて、延長片(2)へ紐(4)が上下方向へスライドできる移動穴(3)を設け、移動穴(3)の最上部を上段滑部(1)とし、移動穴(3)に通した紐(4)を引き上げる事で、紐(4)は上段滑部(1)へ移動し、側壁(5)に設けられた上段滑部(1)よりも低い位置にある引寄せ帯(6)の両端を互いに引寄せる事を特徴とした引寄せ鞄。
  2. 移動穴(3)の構造は、延長片(2)の角領域を谷折して設けられた折部(7)の下辺を縫合し、該折部(7)の下辺で谷折線側は縫い残して折端穴(10)を形成し、縫合しないで開口する垂直方向の側辺を該移動穴(3)とし、紐(4)は移動穴(3)から入って、折部(7)の内側を通って、折端穴(10)から出て、引寄せ帯(6)の両端を互いに引寄せる事を特徴とした請求項1記載の引寄せ鞄。
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