JP3122154B2 - 運転操作支援装置 - Google Patents

運転操作支援装置

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JP3122154B2
JP3122154B2 JP03077065A JP7706591A JP3122154B2 JP 3122154 B2 JP3122154 B2 JP 3122154B2 JP 03077065 A JP03077065 A JP 03077065A JP 7706591 A JP7706591 A JP 7706591A JP 3122154 B2 JP3122154 B2 JP 3122154B2
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浩子 渡辺
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【産業上の利用分野】本発明は、発電所等の各種プラン
トの現場機器を確認して操作する場合に誤操作を削減す
るための運転操作支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発電所等の各種プラントの運転時
に異常が発生した場合、それを解消するために必要に応
じて操作員が現場へ行って、例えば、弁等の1つ若しく
は複数の該当操作項目を確認し、操作を行っている。こ
の操作の確認に関しては、中央操作室とページング装置
等の全館放送設備を用いて、中央操作室と現場と連絡を
取り合って行うことが多く、実際の操作の妥当性は現場
の操作員に任されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
操作員の現場操作の確認作業には次の問題がある。
【0004】即ち、中央操作室とページング装置等によ
る連絡では、対象の機器等の聞き間違いや記憶の誤り等
が生じたりする。特に、多数の該当項目がある場合や現
場に同種類の機器がある状況では、全部の該当項目を確
実に操作する場合には相当の注意力と慎重さを要する。
このため、操作員の現場操作確認作業において、誤った
機器を操作することが稀にあり、プラントの異常をさら
に拡大する原因となるという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、現場で操作員が正しく
対象の機器を認識し、誤操作を削減することができる運
転操作支援装置を提供することを目的とする。
【0006】
【発明の構成】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プラ
ント運転時に異常が発生した場合等における現場の操作
確認作業を支援するための操作項目データ処理装置と可
搬型操作項目データ入力処理装置で構成される運転操作
支援装置において、操作項目データ処理装置には、操作
の対象となる1つ若しくは複数の操作項目を操作機器項
目ファイルより選択し設定する操作項目設定手段と、こ
の操作項目設定手段により設定された操作項目に対して
操作内容を操作内容データファイルより選択し操作項目
データ保存ファイルへ保存する操作項目データ設定手段
と、操作項目データ保存ファイルに保存された操作項目
データを送信する操作項目データ送信手段と、可搬型操
作項目データ入力処理装置からの操作結果データを受信
する操作結果データ受信手段と、この操作結果データ受
信手段により受信した操作結果データを操作結果実績フ
ァイルへ保存する操作結果受信データ保存手段と、この
操作結果受信データ保存手段に保存した操作結果データ
を出力する操作結果データ出力手段と、操作項目設定手
段からの操作項目と操作項目データ設定手段からの操作
内容と操作結果データ出力手段からの操作結果データと
を表示する表示部と、操作項目設定手段に操作項目と操
作項目データ設定手段に操作内容とを入力する入力部と
を備える一方、可搬型操作項目データ入力処理装置に
は、操作項目データ処理装置より送信された操作項目デ
ータを受信し操作項目データ保存ファイルに保存する操
作項目データ受信手段と、項目識別データ入力装置より
操作項目の識別データを読み取る項目識別データ入力手
段と、この項目識別データ入力手段により読み取られた
操作項目データと操作項目データ受信手段により受信さ
れ操作項目データ保存ファイルに保存された操作項目デ
ータとが一致するか否かを比較するデータ比較チェック
手段と、このデータ比較チェック手段により比較された
結果を表示するデータ比較チェック結果表示手段と、該
当する操作項目の操作した結果を操作結果入力装置より
入力するための操作結果入力手段と、この操作結果入力
手段により入力された操作結果データを操作結果データ
保存ファイルへ保存する操作結果データ保存手段と、こ
の操作結果データ保存手段により保存された操作項目デ
ータを操作結果データとして操作項目データ処理装置へ
送信する操作結果データ送信手段と、データ比較チェッ
ク結果表示手段と操作結果入力手段によるデータを表示
する操作項目データ表示装置とを設けるようにたしたも
のである。また、請求項2の発明は、請求項1記載の運
転操作支援装置において、操作項目の選択においてプラ
ントの異常発生項目や運転状況等の条件を異常発生項目
ファイルおよびプラント運転状況情報ファイルより設定
するための操作項目条件設定手段と、この操作項目条件
設定手段により設定された条件に基づいて操作項目を操
作機器頂目ファイルにより抽出し設定する操作項目設定
手段とを設けるようにしたものである。また、請求項3
の発明は、プラントの異常発生時などに現場操作作業を
支援するためのデータ処理装置と、当該現場作業の際に
携帯する可搬型データ処理装置とからなる運転操作支援
装置であって、データ処理装置には、プラントの異常時
や保守点検などの当該事象をもとに操作が必要となる操
作項目を選択設定する操作項目設定手段と、操作項目設
定手段にて設定された操作項目に対応して、当該操作項
目の識別データおよび操作内容データを設定する操作項
目データ設定手段と、操作項目データ設定手段が設定し
た操作項目識別データおよび操作内容データを可搬型デ
ータ処理装置に渡すデータ転送手段とを備える一方、可
搬型データ処理装置には、データ転送手段を介して操作
項目データ設定手段が設定した操作項目識別データおよ
び操作内容データを取り込む手段と、操作対象項目の操
作項目識別データを入力する項目識別データ入力手段
と、この項目識別データ入力手段にて入力された操作項
目識別データと取り込む手段にて取り込んだ操作項目識
別データが一致するか否かを比較する比較手段と、誤っ
た操作対象項目の操作を防止するように、比較手段の比
較結果を表示する表示手段とを設けるようにしたもので
ある。また、請求項4の発明は、請求項3記載の運転操
作支援装置において、比較手段での比較結果が一致した
ことを確認して、当該操作項目の操作内容データを表示
する手段を設けるようにしたものである。
【0007】
【作用】プラント機器の異常の発生等により、現場操作
が必要になったときに、対象となる1つ若しくは複数の
操作項目と操作内容を予め操作項目データ処理装置より
可搬型操作項目データ入力処理装置へ伝送する。この可
搬型操作項目データ入力処理装置を持って現場へ行き、
該当機器の所で機器識別データを項目識別データ入力装
置を使用して入力すると、正しい操作項目の機器か否か
を確認できる。さらに、可搬型操作項目データ入力処理
装置に表示される操作内容に従って操作を行うことがで
きる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示す運転操作支
援装置の操作項目データ処理装置の部分ブロック構成
図、図2は同装置の可搬型操作項目データ入力処理装置
の部分ブロック構成図である。
【0010】運転操作支援装置1は、操作項目データ処
理装置2、可搬型操作項目データ入力処理装置3および
伝送装置4で構成される。
【0011】操作項目データ処理装置2は、図1に示す
如く、操作項目設定手段5、操作項目データ設定手段
6、操作項目データ送信手段7、操作結果データ受信手
段8、操作結果受信データ保存手段9、操作結果データ
出力手段10、表示・入力装置11および次の各ファイ
ルで構成される。操作項目データ処理装置2には、操作
機器項目ファイル12a、操作内容データファイル12
b、操作項目データ保存ファイル12cおよび操作結果
実績ファイル12dを備えている。
【0012】これに対して、可搬型操作項目データ入力
処理装置3は、図2に示す如く、操作項目データ受信手
段13、項目識別データ入力手段14、データ比較チェ
ック手段15、データ比較チェック結果表示手段16、
操作結果入力手段17、操作結果データ保存手段18、
操作結果データ送信手段19、操作項目データ表示装置
20、項目識別データ入力装置21、操作結果入力装置
22、操作項目データ保存ファイル23aおよび操作結
果データ保存ファイル23bで構成される。
【0013】ここで、操作項目設定手段5は、操作機器
項目ファイル12aより異常内容に関連して必要となる
1つ若しくは複数の操作項目、項目idを選択して設定
する。
【0014】操作項目データ設定手段6は、操作内容デ
ータファイル12bのデータにより今回行う操作項目の
操作量、操作方法を操作項目データ保存ファイル12c
に設定する。
【0015】操作項目データ送信手段7は、操作項目デ
ータ保存ファイル12cに保存された操作項目、項目i
dおよび操作内容を可搬型操作項目データ入力処理装置
3へ伝送装置4を介して送信する。
【0016】操作結果データ受信手段8は、可搬型操作
項目データ入力処理装置3より伝送装置4を介して操作
結果を受信する。
【0017】操作結果受信データ保存手段9は、操作結
果を操作結果実績ファイル12dに実績データとして保
存する。
【0018】操作結果データ出力手段10は、操作結果
を表示・入力装置11へ出力する。
【0019】表示・入力装置11は操作項目設定手段
5、操作項目データ設定手段6および操作結果データ出
力手段10によりデータを表示し、さらに入力する。
【0020】操作機器項目ファイル12aは、予め全て
の操作項目および項目idを記憶している。
【0021】操作内容データファイル12bは、操作項
目、項目idに対応する操作量および操作方法等の操作
内容を予め記憶している。
【0022】操作項目データ保存ファイル12cは、操
作機器項目ファイル12aおよび操作内容データファイ
ル12bにより設定された操作項目、項目idおよび操
作内容を記憶している。
【0023】操作結果実績ファイル12dは、現場での
操作結果を記憶する。
【0024】操作項目データ受信手段13は、操作項目
データ処理装置2より伝送装置4を介して送信された操
作項目データを受信し、操作項目データ保存ファイル2
3aに保存する。
【0025】項目識別データ入力手段14は、バーコー
ド等を用いた項目識別データ入力装置21により操作項
目を特定するバーコード等の識別データを読み取る。
【0026】データ比較チェック手段15は、操作項目
データ保存ファイル23aの操作項目データと項目識別
データ入力手段14にて読み取った項目識別データとを
比較する。
【0027】データ比較チェック結果表示手段16は、
比較結果を操作項目データ表示装置20に表示させる。
【0028】操作結果入力手段17は、該当操作機器の
操作内容を操作項目データ表示装置20に表示させ、さ
らに操作結果入力装置22より操作結果を入力する。
【0029】操作結果データ保存手段18は、操作結果
入力手段17により入力した操作結果を保存する。
【0030】操作結果データ送信手段19は、操作結果
を操作項目データ処理装置2へ伝送装置4を介して送信
する。
【0031】操作項目データ表示装置20は、データ比
較チェック結果表示手段16によるデータおよび操作結
果入力手段17によるデータを表示する。
【0032】項目識別データ入力装置21は、現場の該
当操作機器の所で操作員が機器識別データを入力する。
【0033】操作結果入力装置22は、操作員が操作内
容を操作結果入力手段17に入力する。
【0034】操作項目データ保存ファイル23aは操作
項目データ受信手段13により受信した操作項目データ
を保存する。
【0035】操作結果データ保存ファイル23bは、操
作結果データ保存手段18により操作内容を保存する。
【0036】上記構成で、まず、図1に示す操作項目デ
ータ処理装置2の操作項目設定手段5では、プラント等
の運転員が発見した異常発生内容をもとにして操作機器
項目ファイル12aより適切な1つ若しくは複数の操作
点検機器項目を選択して表示・入力装置11より設定す
る。これにより、操作項目データ設定手段6では、操作
項目設定手段5にて設定された操作項目に対応する操作
量、操作方法を操作内容データファイル12bより適切
に抽出し、操作項目データ保存ファイル12cへ保存す
る。
【0037】続いて、操作項目データ送信手段7は操作
項目データ保存ファイル12cに保存された操作項目デ
ータを取り出す一方、操作機器の誤操作判断の目安とす
るために今回の操作項目と同じ以前の操作項目について
の操作結果を操作結果実績ファイル12dより取り出
す。これらのデータは、可搬型操作項目データ入力処理
装置3へ伝送装置4を介して送信される。
【0038】次に、図2に示す可搬型操作項目データ入
力処理装置3の操作項目データ受信手段13では、操作
項目データ処理装置2より伝送装置4を介して送信され
た操作機器項目データおよび前回の点検操作結果を受信
し、操作項目データ保存ファイル23aに保存させる。
【0039】操作員は、この可搬型操作項目データ入力
処理装置3を持って現場に行き、該当操作機器をおよそ
特定する。ところで、現場の操作機器を特定するために
各操作機器には、例えば、機器識別データとしてバーコ
ードが付いている。操作員は、およそ特定した該当操作
機器のバーコードを項目識別データ入力装置21により
入力する。
【0040】項目識別データ入力手段14では、項目識
別データ入力装置21を用いて機器のバーコード等の項
目識別データを読み取る。
【0041】データ比較チェック手段15では前記項目
識別データ入力手段14で読み取った項目識別データと
操作項目データ処理装置2より送信され操作項目データ
保存ファイル23aに保存された該当操作機器の操作項
目データが一致しているか否かを比較する。
【0042】この結果は、図3に示す如く、データ比較
チェック結果表示手段16により操作項目データ表示装
置20に表示される。まず、操作項目データ処理装置2
より送信された該当操作機器名、例えば、「BWCP差
圧T×用取出弁(L側)」、項目データ「A0001」
が操作項目データ比較表示画面41の項目識別データ覧
に表示される。
【0043】続いて、項目識別データと操作項目データ
が一致する場合、図3に示す如く、比較結果一致画面例
42の如く、「OK」の表示がされる。
【0044】一方、項目識別データと操作項目データが
一致しない場合、例えば、項目データ「A0001」で
項目識別データ「B0002」の場合、図3の比較結果
不一致画面例43の如く「NG」の表示がされ、ブザー
等で警告する。さらに、この場合は、正しい情報をキャ
ラクタまたは図示にて操作項目データ表示装置20に表
示させる。
【0045】上記の如く比較チェックの表示が終了した
後に、操作項目データ表示装置20に図4に示す表示画
面例44の如く、例えば「開度60%」と表示される。
操作員は表示される操作内容に従って、「開度60%」
と機器の操作をする。この機器の操作後に、操作結果入
力装置22より確認キーやメモ等の操作結果データを入
力する。
【0046】これらの比較結果データおよび操作結果デ
ータは操作結果データ保存手段18により操作結果デー
タ保存ファイル23bに保存される。全ての現場での機
器操作が終了したときに、操作員はこの可搬型操作項目
データ入力処理装置3を中央操作室に持ち帰る。操作結
果データ送信手段19は操作項目データ処理装置2へ伝
送装置4を介して操作結果データを送信する。
【0047】この操作結果データは操作結果データ受信
手段8により受信される。操作結果データ受信手段8で
は、受信した操作結果データを操作結果実績ファイル1
2dへ保存する。
【0048】ここで、操作結果のデータを保存する場
合、図5に示す操作結果実績ファイル12dのフォーマ
ット例45の如く、後日にデータの検索が容易なように
操作結果データのみでなく、操作項目データ採取日と操
作項目名とを操作結果データヘッダとして保存する。さ
らに、操作項目id、操作量、操作方法、データ比較結
果、判定結果、操作結果、メモ等も操作結果データとし
て保存する。このように操作結果データヘッダとして操
作結果データ採取日と操作項目名とを保存しておくこと
で、データ検索時それらのフィールドを検索キーとして
容易に検索可能となる。次に、操作結果データヘッダに
より操作結果データ出力手段10では操作結果実績ファ
イル12dより比較結果データおよび操作結果データを
取り出し、表示・入力装置11へ表示させる。
【0049】以上のように、予め設定されたデータと現
場で確認して設定した機器とを比較チェックすることに
より該当操作機器以外の操作を防止できる。また、操作
内容が表示されるから該当操作機器の誤操作防止ができ
る。これにより確実な機器操作をすることができる。そ
の上、操作結果データが操作項目データ処理装置2に保
存されることから事故等が発生したときデータの検索に
より原因の解明ができる。
【0050】以上説明した本実施例では、異常発生内容
に関連する操作項目を選択して操作項目設定手段により
設定したが、次の図6に示す他の実施例の如く、プラン
ト異常発生内容やプラント運転状況等の条件を設定すれ
ば該当する操作項目を自動的に設定することができる。
【0051】即ち、図示する如く、異常発生項目ファイ
ル24aとプラント運転状況情報ファイル24bと操作
項目条件設定手段25とを操作項目データ処理装置2に
追加して備え、表示・入力装置11から異常発生内容や
プラント運転状況の条件を設定する。操作項目条件設定
手段25は、異常発生項目ファイル24aとプラント運
転状況情報ファイル24bにより関連するデータを取り
出し操作項目設定手段5へ送る。この結果操作項目設定
手段5では、プラント異常発生内容やプラント運転状況
の条件毎に必要な操作項目がグループ化されている操作
機器項目ファイル12aより自動的に該当する操作項目
を選択して、操作項目データ保存ファイル12cへ保存
する。こうして操作項目の登録の操作を簡素化する運転
操作支援装置も本発明により実施できる。なお、可搬型
操作項目データ入力処理装置3の構成は図2に示すもの
と同じである。
【0052】ところで、上記した実施例では、操作項目
データ処理装置2と可搬型操作項目データ入力処理装置
3とのデータの取り合いを伝送装置4を用いて説明した
が、この伝送装置4は両装置間でデータの取り合いがで
きるものであればよい。
【0053】即ち、通常時には操作員が中央操作室に配
置された操作項目データ処理装置2に可搬型操作項目デ
ータ入力処理装置3を持って行って操作項目データを入
力し、現場での操作終了後に、再び中央操作室に可搬型
操作項目データ入力処理装置3を持ち帰って操作項目デ
ータ処理装置2に操作結果データを入力する。
【0054】従って、この場合の伝送装置4は操作項目
データ処理装置2の操作項目データ保存ファイル12c
に保存されている操作項目データを可搬型操作項目デー
タ入力処理装置3の操作項目データ保存ファイル23a
に読み込み保存され、かつ操作結果データが操作項目デ
ータ処理装置2に読み込み保存されるものであればよ
い。
【0055】また、ICカード等記憶媒体を用いても上
記した実施例と同様に実施できる。即ち、操作項目デー
タ処理装置2のデータを記憶媒体に保存し、この記憶媒
体を介して可搬型操作項目データ入力処理装置3にデー
タを入力する。可搬型操作項目データ入力処理装置3の
操作結果データは記憶媒体に記憶させ、この記憶媒体の
データを再び操作項目データ処理装置2へ保存すること
もできる。
【0056】一方、伝送装置4は現場まで有線で伝送路
を備えてもよく、また、無線によってデータ伝送するシ
ステムでもよい。
【0057】なお、上記した実施例では1台の操作項目
データ処理装置2に対して1台の可搬型操作項目データ
入力処理装置3について説明したが、これに限ることな
く両装置共に複数の場合でも上記した実施例と同様に実
施できることは明らかである。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、予
め設定されたデータと現場でのデータを比較チェックし
て機器を識別することにより操作ミスをなくすことがで
きる。さらに、プラント等の運転時の異常発生に対して
より確実で、かつスムーズな対処ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す運転操作支援装置の操
作項目データ処理装置の部分ブロック構成図である。
【図2】同装置の可搬型操作項目データ入力処理装置の
部分ブロック構成図である。
【図3】同装置の操作項目データ表示装置の表示画面の
一例を示す説明図である。
【図4】図2の表示画面の他の例を示す説明図である。
【図5】同装置の操作結果実績ファイルのフォーマット
例を示す説明図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す運転操作支援装置の
ブロック構成図である。
【符号の説明】
1 運転操作支援装置 2 操作項目データ処理装置 3 可搬型操作項目データ入力処理装置 4 伝送装置 5 操作項目設定手段 6 操作項目データ設定手段 7 操作項目データ送信手段 8 操作結果データ受信手段 9 操作結果受信データ保存手段 10 操作結果データ出力手段 11 表示・入力装置 13 操作項目データ受信手段 14 項目識別データ入力手段 15 データ比較チェック手段 16 データ比較チェック結果表示手段 17 操作結果入力手段 18 操作結果データ保存手段 19 操作結果データ送信手段 20 操作項目データ表示装置 21 項目識別データ入力装置 22 操作結果入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/02 370 G05B 23/02 301

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラント運転時に異常が発生した場合等
    における現場の操作確認作業を支援するための操作項目
    データ処理装置と可搬型操作項目データ入力処理装置で
    構成される運転操作支援装置において、 前記操作項目データ処理装置には、操作の対象となる1
    つ若しくは複数の操作項目を操作機器項目ファイルより
    選択し設定する操作項目設定手段と、 この操作項目設定手段により設定された操作項目に対し
    て操作内容を操作内容データファイルより選択し操作項
    目データ保存ファイルへ保存する操作項目データ設定手
    段と、 前記操作項目データ保存ファイルに保存された操作項目
    データを送信する操作項目データ送信手段と、 前記可搬型操作項目データ入力処理装置からの操作結果
    データを受信する操作結果データ受信手段と、 この操作結果データ受信手段により受信した操作結果デ
    ータを操作結果実績ファイルへ保存する操作結果受信デ
    ータ保存手段と、 この操作結果受信データ保存手段に保存した操作結果デ
    ータを出力する操作結果データ出力手段と、 前記操作項目設定手段からの前記操作項目と前記操作項
    目データ設定手段からの前記操作内容と前記操作結果デ
    ータ出力手段からの前記操作結果データとを表示する表
    示部と、 前記操作項目設定手段に前記操作項目と前記操作項目デ
    ータ設定手段に前記操作内容とを入力する入力部とを備
    える一方、 前記可搬型操作項目データ入力処理装置には、前記操作
    項目データ処理装置より送信された操作項目データを受
    信し操作項目データ保存ファイルに保存する操作項目デ
    ータ受信手段と、 項目識別データ入力装置より操作項目の識別データを読
    み取る項目識別データ入力手段と、 この項目識別データ入力手段により読み取られた操作項
    目データと前記操作項目データ受信手段により受信され
    操作項目データ保存ファイルに保存された操作項目デー
    タとが一致するか否かを比較するデータ比較チェック手
    段と、 このデータ比較チェック手段により比較された結果を表
    示するデータ比較チェック結果表示手段と、 該当する操作項目の操作した結果を操作結果入力装置よ
    り入力するための操作結果入力手段と、 この操作結果入力手段により入力された操作結果データ
    を操作結果データ保存ファイルへ保存する操作結果デー
    タ保存手段と、 この操作結果データ保存手段により保存された操作項目
    データを操作結果データとして前記操作項目データ処理
    装置へ送信する操作結果データ送信手段と、 前記データ比較チェック結果表示手段と操作結果入力手
    段によるデータを表示する操作項目データ表示装置とを
    備えたことを特徴とする運転操作支援装置。
  2. 【請求項2】 操作項目の選択においてプラントの異常
    発生項目や運転状況等の条件を異常発生項目ファイルお
    よびプラント運転状況情報ファイルより設定するための
    操作項目条件設定手段と、 この操作項目条件設定手段により設定された条件に基づ
    いて操作項目を操作機器項目ファイルにより抽出し設定
    する操作項目設定手段とを備えたことを特徴とする請求
    項1記載の運転操作支援装置。
  3. 【請求項3】 プラントの異常発生時などに現場操作作
    業を支援するためのデータ処理装置と、当該現場作業の
    際に携帯する可搬型データ処理装置とからなる運転操作
    支援装置であって、 前記データ処理装置には、 プラントの異常時や保守点検などの当該事象をもとに操
    作が必要となる操作項目を選択設定する操作項目設定手
    段と、 前記操作項目設定手段にて設定された操作項目に対応し
    て、当該操作項目の識別データおよび操作内容データを
    設定する操作項目データ設定手段と、 前記操作項目データ設定手段が設定した前記操作項目識
    別データおよび操作内容データを前記可搬型データ処理
    装置に渡すデータ転送手段とを備える一方、 前記可搬型データ処理装置には、 前記データ転送手段を介して操作項目データ設定手段が
    設定した前記操作項目識別データおよび操作内容データ
    を取り込む手段と、 操作対象項目の操作項目識別データを入力する項目識別
    データ入力手段と、 この項目識別データ入力手段にて入力された操作項目識
    別データと前記取り込む手段にて取り込んだ操作項目識
    別データが一致するか否かを比較する比較手段と、 誤った操作対象項目の操作を防止するように、前記比較
    手段の比較結果を表示する表示手段とを備えることを特
    徴とする運転操作支援装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の運転操作支援装置におい
    て、 前記比較手段での比較結果が一致したことを確認して、
    当該操作項目の操作内容データを表示する手段を設けた
    ことを特徴とする運転操作支援装置。
JP03077065A 1991-03-18 1991-03-18 運転操作支援装置 Expired - Lifetime JP3122154B2 (ja)

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