JP3480886B2 - コントローラの故障解析装置 - Google Patents

コントローラの故障解析装置

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JP3480886B2
JP3480886B2 JP29786096A JP29786096A JP3480886B2 JP 3480886 B2 JP3480886 B2 JP 3480886B2 JP 29786096 A JP29786096 A JP 29786096A JP 29786096 A JP29786096 A JP 29786096A JP 3480886 B2 JP3480886 B2 JP 3480886B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シーケンスコント
ローラ等のコントローラの故障解析装置に係り、故障部
位の特定を容易に、かつ、迅速に行うことができるコン
トローラの故障解析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コントローラは、高い信頼性が要求さ
れ、一般に、自己診断機能を有し、周期的に診断結果を
内部レジスタに保存している。この診断結果は、メモリ
へエラーログとして登録している。
【0003】図13は、かかるエラーログを登録するエ
ラーの一例を表で示すものである。
【0004】図13では、CPUエラー、伝送エラー、
バッファメモリエラー、バックアップ電源エラー等のエ
ラーの内で代表例を挙げている。
【0005】上記エラーが発生すると外部へ知らせると
共に、メモリのエラーログに登録され、これに対して故
障解析がされて、故障の復旧処理がされ、コントローラ
の健全性を維持することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のコン
トローラは、エラーの発生はかなり的確に自己診断機能
によって把えられるが、故障箇所の特定をすることは困
難なことが多く、多大の手間と時間を要するという問題
がある。
【0007】一般に、コントローラは複数の基板から構
成され、エラーを発生する対象の機能が複数の基板に跨
がって分散されており、基板間の故障もあった。従っ
て、従来エラーが発生した場合、エラーに関連する複数
の基板を順次交換したり、基板の接続部の絞り込みを行
っていたために、故障復旧までに多大の手間と時間を要
していた。
【0008】そこで、本発明は、エラーが発生したとき
故障部位を迅速、かつ、正確を特定して故障復旧させる
コントローラの故障解析装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プラ
ントを制御すると共に、自己診断による自己診断結果を
エラーログとしてメモリへ登録して故障解析をする機能
を有するコントローラの故障解析装置において、予めエ
ラーコード毎に故障部位と故障確率とをデータベースで
保存する故障データベースと、エラーログを取込み故障
データベースを参照して故障部位と該当する確率による
故障部位を特定する情報を故障情報として外部へ出力す
るエラーログ解析手段とを設けるようにしたものであ
る。この手段によれば、故障データベースを参照して故
障部所が確率で特定されるので、故障部所を迅速に絞っ
て特定でき、故障の復旧が早期にでき、作業員の負担も
軽減できる。
【0010】 また、予めエラーコード毎に故障部位の
交換手順を保存する交換手順データベースと、この交換
手順データベースを参照して故障部位の交換手順を決定
し、外部へ出力する交換手順判定手段とを付加するよう
したので、故障部位の交換手順が知らされるので、ド
キュメント類を探す等の手間が軽減され、誤った作業も
回避することができる。
【0011】 さらに、エラーコードの故障部位毎に故
障部位を交換したときのシステムへ与える影響と影響範
囲を予めデータベースで保存する影響範囲データベース
と、この影響範囲データベースを参照して故障部位に関
するシステムへ与える影響と影響範囲とを決定し、外部
へ出力する影響範囲判定手段とを付加するようにしたの
で、故障部位を交換するとき、システムへの影響と影響
範囲を即座に知ることができるので、事前に予想外の影
響がプラント等へ与える等の問題の発生を回避できる。
【0012】 請求項の発明は、プラントを制御する
と共に、自己診断による自己診断結果をエラーログとし
てメモリへ登録して故障解析をする機能を有する複数の
コントローラと、これら複数のコントローラに接続可能
としてメモリからエラーログを採取するエラーログ採取
手段と、予めエラーコード毎に故障部位と故障確率とを
データベースで保存する故障データベースと、エラーロ
グによって故障データベースを参照して故障部位と該当
する確率による故障部位を特定する情報を故障情報とし
て外部へ出力するエラーログ解析手段と、予めエラーコ
ード毎に故障部位の交換手順を保存する交換手順データ
ベースと、この交換手順データベースを参照して故障部
位の交換手順を決定し、外部へ出力する交換手順判定手
段と、予めエラーコードの故障部位毎に故障部位を交換
したときのシステムへ与える影響と影響範囲をデータベ
ースで保存する影響範囲データベースと、この影響範囲
データベースを参照して故障部位に関するシステムへ与
える影響と影響範囲とを決定し外部へ出力する影響範囲
判定手段とからなる故障解析装置とを設けるようにした
ものである。この手段によれば、複数のコントローラが
1台の故障解析装置に接続され、コントローラの故障解
析ができるので、コントローラと故障解析装置とを1対
1で設ける場合と比べ効率的で経済的な運用ができる。
【0013】 請求項の発明は、プラントを制御する
と共に、自己診断による自己診断結果をエラーログとし
てメモリへ登録して故障解析をする機能を有するコント
ローラと、メモリからエラーログを採取するエラーログ
採取手段と、このエラーログ採取手段によって採取され
たエラーログをエラー情報として通信手段を介して送信
する一方、送信されたエラー情報に対してエラー解析情
報を通信手段を介して受信するコントローラ側送受信手
段とを設けるコントローラ側情報送受信装置と、コント
ローラ側送受信手段から通信手段を介して送信されたエ
ラー情報を受信する一方、エラー解析情報を送信手段を
介して送信する故障解析側送受信手段と、予めエラーコ
ード毎に故障部位と故障確率とをデータベースで保存す
る故障データベースと、エラー情報を取込みこの故障デ
ータベースを参照して故障部位と該当する確率による故
障部位を特定する情報をエラー解析情報として外部へ出
力するエラーログ解析手段と、予めエラーコード毎に故
障部位の交換手順を保存する交換手順データベースと、
この交換手順データベースを参照して故障部位の交換手
順を決定し、外部へ出力する交換手順判定手段と、予め
エラーコードの故障部位毎に故障部位を交換したときの
システムへ与える影響と影響範囲をデータベースで保存
する影響範囲データベースと、この影響範囲データベー
スを参照して故障部位に関するシステムへ与える影響と
影響範囲とを決定し外部へ出力する影響範囲判定手段と
からなる故障解析装置とを設けるようにしたものであ
る。この手段によれば、現地に設置されるコントローラ
の故障情報が通信手段によって集中的に設計技術者が待
機する部所に設置される故障解析装置へ送られるので、
故障解析結果が的確で、かつ、迅速な回答が得られる。
また、現場へ出張する等の負担が不要となる。
【0014】 請求項の発明は、プラントを制御する
と共に、自己診断による自己診断結果をエラーログとし
てメモリへ登録して故障解析をする機能を有し、ネット
ワークに接続可能とする複数のコントローラと、これら
複数のコントローラにそれぞれ接続されるネットワーク
を介してエラーログを採取するネットワークに対応して
設けるエラーログ採取手段と、エラーコード毎に予め故
障部位と故障確率とをデータベースで保存する故障デー
タベースと、エラーログを取込み故障データベースを参
照して故障部位と該当する確率による故障部位を特定す
る情報を故障情報として外部へ出力するエラーログ解析
手段と、予めエラーコードの故障部位毎に故障部位を交
換したときのシステムへ与える影響と影響範囲をデータ
ベースで保存する影響範囲データベースと、この影響範
囲データベースを参照して故障部位に関するシステムへ
与える影響と影響範囲とを決定し、外部へ出力する影響
範囲判定手段と、エラーコード毎に予め故障部位の交換
手順を保存する交換手順データベースと、この交換手順
データベースを参照して故障部位の交換手順を決定し、
外部へ出力する交換手順判定手段とからなる故障解析装
置とを設けるようにしたものである。この手段によれ
ば、複数のコントローラに対してエラーログ採取手段と
ネットワークとで故障解析装置へ接続し、データの送受
信がされるので、故障解析装置が効率的に経済的に運用
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明の第1実施の形態を示すシ
ーケンスコントローラの構成図である。
【0017】図において、シーケンスコントローラ1
は、故障解析装置2を内蔵し、この故障解析装置2に
は、エラーログ解析手段3と故障データベース4を設
け、メモリ5にはエラーログ6が登録されている。
【0018】ここで、エラーログ解析手段3は、エラー
ログ6を取込み故障データベース4を参照して故障部位
と該当する確率による故障部位を特定する情報を故障情
報として外部へ出力する。故障データベース4は、予め
エラーコード毎に故障部位と故障確率とをデータベース
で保存する。
【0019】次に、図2に示すエラーログ解析手段3に
よる処理を説明する。
【0020】まず、エラーログ解析手段3は、メモリ5
に格納されるエラーログ6をデータとして取込み、CP
Uと接続の可否を判定する(S1,S2)。CPUと接
続可のときエラーログが残っているか判定し、エラーロ
グがある場合に次の処理がされる(S3)。エラーログ
がCPUエラーの場合、エラーログ解析手段3は、CP
U基板関係の故障要因解析がされる(S5)。
【0021】すなわち、エラーログ解析手段3は、エラ
ーログにエラーが登録されていると故障データベース4
が参照される。故障データベース4は、図3に示す概要
のようにエラーコード項目に対して故障の可能性を確率
で表している。例えば、CPUエラーの場合、CPU基
板100%、また、伝送エラーの場合、メモリ基板5
%、伝送基板90%、バッファ基板5%となっている。
【0022】これによって、伝送エラーが登録されてい
ると伝送基板を主に故障要因の解析がされる(S6,S
7)。また、バッファメモリエラーが登録されていれば
故障データベース4を参照してバッファメモリ基板を主
に故障要因の解析がされる(S8,S9)。さらに、バ
ックアップ電源のエラーが登録されていれば、バックア
ップ電源の基板関係を主に故障要因の解析がされる(S
10,S11)。
【0023】このように第1実施の形態によれば、シー
ケンスコントローラ1のある基板が故障したとき、メモ
リ5に保存された故障情報を示すエラーログ6を、エラ
ーログ解析手段3が故障データベース4を参照してどの
部位がどの程度の確率で故障したかを処理し、図示され
ていない表示器等に結果を表示する。この処理内容とし
ては、エラーログ6によりどの機能の箇所かを判断し、
次にその機能を実現している複数基板に対し、予め故障
内容毎に経験的に定めた故障確率を出力する。このよう
にして、故障を解析することにより、容易に故障基板を
特定することができる。
【0024】図4は、本発明の第2実施の形態を示すシ
ーケンスコントローラの構成図である。
【0025】図4は、図1に示す第1実施の形態に交換
手順データベース7と交換手順判定手段8を追設してい
る。
【0026】ここで、交換手順データベース7は、予め
エラーコード毎に故障部位の交換手順を保存する。交換
手順判定手段8は、交換手順データベース7を参照して
故障部位の交換手順を決定し、外部へ出力する。
【0027】まず、第1実施の形態で説明した図2に示
すエラーログ解析手段3の処理によりシーケンスコント
ローラ1Aのある基板が故障したとき、メモリ5に保存
された故障情報を示すエラーログ6が、エラーログ解析
手段3によって取り込まれ図3に示す故障データベース
4が参照される。この結果、どの部位がどの程度の確率
で故障したかが解析される。
【0028】次に、交換手順判定手段8により図5に示
す処理が実行される。まず、エラーログ解析手段3から
故障基板の通知があると、図6に示す一例の交換手順デ
ータベース7から交換手順が交換手順判定手段8により
取込む(S21,S22)。例えば、図6に示すCPU
基板の交換手順では、1,CPUユニットの電源を落と
す。2,コネクター番号No.1のコネクターを引き抜
く、・・・・・となっている。
【0029】このようにして、故障を解析することによ
り、容易に故障箇所を特定し、基板を交換することがで
き、復旧のための基板の交換順位が知らされるので、別
途ドキュメントを探す手間が不要となる。
【0030】図7は、本発明の第3実施の形態を示すシ
ーケンスコントローラの構成図である。
【0031】図7は、図1に示す第1実施の形態に影響
範囲データベース9と影響範囲判定手段10とを追設し
ている。
【0032】ここで、影響範囲データベース9は、予め
エラーコードの故障部位毎に故障部位を交換したときの
システムへ与える影響と影響範囲を予めデータベースで
保存する。影響範囲判定手段10は、影響範囲データベ
ース9を参照して故障部位に関するシステムへ与える影
響と影響範囲とを決定し、外部へ出力する。
【0033】次に、影響範囲判定手段10によって図8
に示す処理が実行される。まず、エラーログ解析手段3
から故障基板が通知されると、図9に示す例の影響範囲
データベース9が参照される(S31,S32)。これ
によって、故障基板を交換したとき、どのような影響を
プラントへ与えるかが判る(S33)。
【0034】このようにして、故障を解析することによ
り、容易に故障箇所を特定し、基板交換時にシステムに
影響を与えないように強制的にONまたはOFF等の模
擬をしなければならない信号がわかり、安全に基板を交
換することができる。
【0035】図10は、本発明の第4実施の形態を示す
シーケンスコントローラの構成図である。
【0036】図において、故障解析装置2Cは、エラー
ログ解析手段3と故障データベース4と交換手順データ
ベース7と交換手順判定手段8と影響範囲データベース
9と影響範囲判定手段10をシーケンスコントローラ1
Cから独立した装置とすると共に、シーケンスコントロ
ーラ1Cのメモリ5に保存されたエラーログ6を採取す
るためのエラーログ採取手段11とを備え、シーケンス
コントローラ1Cと分離し、複数のシーケンスコントロ
ーラ1Cに故障解析装置2が接続している。
【0037】この構成で、シーケンスコントローラ1C
のある基板が故障したとき、メモリ5に保存された故障
情報を示すエラーログ6を外部に設置されたエラーログ
採取手段11で読み込まれる。そして、エラーログ解析
手段3が故障データベース4を参照してどの部位がどの
程度の確率で故障しているかを解析する。さらに、交換
手順判定手段8が交換手順データベース7を参照して故
障基板の交換手順を判定する。さらに、影響範囲判定手
段10が影響範囲データベース9を参照して故障基板交
換時のシステムへの影響範囲を決定し、表示器等に結果
を出力する。
【0038】このようにして、故障を解析することによ
り、容易に故障基板を特定し、安全に基板を交換するこ
とができ、故障解析装置1台で複数のシーケンスコント
ローラ1Cに対し故障基板を決定し、交換手順および影
響範囲の解析結果を図示されていない表示器等に出力す
る。
【0039】図11は、本発明の第5実施の形態を示す
シーケンスコントローラの構成図である。
【0040】図において、コントローラ側情報送受信装
置12には、エラーログ採取手段11とコントローラ側
送受信手段13とを備えて、エラーログ採取手段11が
シーケンスコントローラ1Dのメモリ5のエラーログ6
を採取可能にしている。一方、故障解析装置2Dには、
エラーログ解析手段3と故障データベース4と交換手順
データベース7と交換手順判定手段8と影響範囲データ
ベース9と影響範囲判定手段10と、さらに、故障解析
側送受信手段14とを備えて、コントローラ側送受信手
段13と故障解析側送受信手段14とが情報を通信手段
15によって送受信できるようになっている。
【0041】まず、シーケンスコントローラ1Dのある
基板が故障したとき、メモリ5に保存された故障情報を
示すエラーログ6がエラーログ採取手段11によって読
み込まれる。エラーログ採取手段11で読み込まれた故
障情報がコントローラ側送受信手段13により通信手段
15を介して遠方に設置してある故障解析側送受信手段
14により受信される。故障解析装置2Dでは、エラー
ログ解析手段3が故障データベース4を参照してどの部
位がどの程度の確率で故障しているかが解析される。さ
らに、交換手順判定手段8が交換手順データベース7を
参照して故障基板の交換手順を判定する。そして、影響
範囲判定手段10が影響範囲データベース9を参照して
故障基板交換時のシステムへの影響範囲を決定し、図示
されていない表示器等に出力する。
【0042】このようにプラントの現場に設置されるシ
ーケンスコントローラ1Dから装置技術者が待機する遠
方に配置される故障解析装置2Dへ通信手段15を介し
て故障情報が送られ、解析結果が通信手段15を介して
送られる。例えば、故障解析装置2Dをシーケンスコン
トローラ1Dを設計製作した工場に設置することによ
り、技術的なアドバイスが現場へでき、わざわざ出張し
て現場へ行く必要が大幅に軽減される。
【0043】図12は、本発明の第6実施の形態を示す
シーケンスコントローラの構成図である。
【0044】複数台のシーケンスコントローラ1Eのあ
る基板が故障したとき、メモリ5に保存された故障情報
を示すエラーログ6をエラーログ採取手段11Aおよび
エラーログ採取手段11Bで読み込み、エラーログ解析
手段3が故障データベース4を参照してどの部位がどの
程度の確率で故障したかを解折する。交換手順判定手段
8では交換手順データベース7を参照して故障の基板の
交換手順を判定する。さらに、影響範囲判定手段10が
影響範囲データベース9を参照して故障基板の交換時の
システムへの影響範囲を表示する。
【0045】このようにエラーログ採取手段11A,1
1Bに対してエラーログ解析手段3と交換手順判定手段
8と影響範囲判定手段10とを対応するネットワーク1
6,17で接続して複数のシーケンスコントローラ1E
の故障情報を取込み故障解析をすることができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、故障データベースを参照して故障部所を確率で特
定されるので、故障部所を迅速に絞って特定でき、故障
の復旧が早期にでき、作業員の負担も軽減できる。
【0047】 また、故障部位の交換手順を知らされる
ので、ドキュメント類を探す等の手間が軽減され、誤っ
た作業も回避することができる。
【0048】 さらに、故障部位を交換するとき、シス
テムへの影響と影響範囲を即座に知ることができるの
で、事前に予想外の影響がプラント等へ与える等の問題
の発生を回避できる。
【0049】 請求項の発明によれば、複数のコント
ローラを1台の故障解析装置に接続して、コントローラ
の故障解析ができるので、コントローラと故障解析装置
とを1対1で設ける場合と比べ効率的で経済的な運用が
できる。
【0050】 請求項の発明によれば、現地に設置さ
れるコントローラの故障情報を通信手段によって集中的
に設計技術者が待機する部所に設置される故障解析装置
へ送られるので、故障解析結果を的確に、かつ、迅速に
回答を得ることができ、また、現場へ出張する等の負担
が不要となる。
【0051】 請求項の発明によれば、複数のコント
ローラに対してエラーログ採取手段とネットワークとに
より故障解析装置に接続し、データの送受信をするの
で、故障解析装置が効率的に経済的に運用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示すコントローラの
故障解析装置の構成図である。
【図2】図1に備えるエラーログ解析手段の処理を示す
フローチャートである。
【図3】図1に備える故障データベースの一例を示す構
成図である。
【図4】本発明の第2実施の形態を示すコントローラの
故障解析装置の構成図である。
【図5】図4に備える交換手順判定手段の処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】図4に備える交換手順データベースの一例を示
す構成図である。
【図7】本発明の第3実施の形態を示すコントローラの
故障解析装置の構成図である。
【図8】図7に備える影響範囲判定手段の処理を示すフ
ローチャートである。
【図9】図7に備える影響範囲データベースの一例を示
す構成図である。
【図10】本発明の第4実施の形態を示すコントローラ
の故障解析装置の構成図である。
【図11】本発明の第5実施の形態を示すコントローラ
の故障解析装置の構成図である。
【図12】本発明の第6実施の形態を示すコントローラ
の故障解析装置の構成図である。
【図13】エラー一覧表を示す説明図である。
【符号の説明】
1 シーケンスコントローラ 2 故障解析装置 3 エラーログ解析手段 4 故障データベース 5 メモリ 6 エラーログ 7 交換手順データベース 8 交換手順判定手段 9 影響範囲データベース 10 影響範囲判定手段 11 エラーログ採取手段 12 コントローラ側情報送受信装置 13 コントローラ側送受信手段 14 故障解析側送受信手段 15 通信手段 16,17 ネットワーク
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−143153(JP,A) 特開 平1−278865(JP,A) 特開 平2−253311(JP,A) 特開 平7−306712(JP,A) 特開 平4−348405(JP,A) 特開 平4−336606(JP,A) 特開 平7−206297(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 23/00 - 23/02 G05B 19/04 - 19/05

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントを制御すると共に、自己診断に
    よる自己診断結果をエラーログとしてメモリへ登録して
    故障解析をする機能を有するコントローラの故障解析装
    置において、 予めエラーコード毎に故障部位と故障確率とをデータベ
    ースで保存する故障データベースと、 前記エラーログを取込み前記故障データベースを参照し
    て故障部位と該当する確率による故障部位を特定する情
    報を故障情報として外部へ出力するエラーログ解析手段
    と、 予めエラーコード毎に故障部位の交換手順を保存する交
    換手順データベースと、 この交換手順データベースを参照して故障部位の交換手
    順を決定し、外部へ出力する交換手順判定手段と、 予めエラーコードの故障部位毎に故障部位を交換したと
    きのシステムへ与える影響と影響範囲をデータベースで
    保存する影響範囲データベースと、 この影響範囲データベースを参照して故障部位に関する
    システムへ与える影響と影響範囲とを決定し、外部へ出
    力する影響範囲判定手段と を備えることを特徴とするコ
    ントローラの故障解析装置。
  2. 【請求項2】 プラントを制御すると共に、自己診断に
    よる自己診断結果をエラーログとしてメモリへ登録して
    故障解析をする機能を有する複数のコントローラと、 これら複数のコントローラに接続可能として前記メモリ
    からエラーログを採取するエラーログ採取手段と、 予めエラーコード毎に故障部位と故障確率とをデータベ
    ースで保存する故障データベースと、 前記エラーログによって前記故障データベースを参照し
    て故障部位と該当する確率による故障部位を特定する情
    報を故障情報として外部へ出力するエラーログ解析手段
    と、 予めエラーコード毎に故障部位の交換手順を保存する交
    換手順データベースと、 この交換手順データベースを参照して故障部位の交換手
    順を決定し、外部へ出力する交換手順判定手段と、 予めエラーコードの故障部位毎に故障部位を交換したと
    きのシステムへ与える影響と影響範囲をデータベースで
    保存する影響範囲データベースと、 この影響範囲データベースを参照して故障部位に関する
    システムへ与える影響と影響範囲とを決定し外部へ出力
    する影響範囲判定手段とからなる故障解析装置とを備え
    ることを特徴とするコントローラの故障解析装置。
  3. 【請求項3】 プラントを制御すると共に、自己診断に
    よる自己診断結果をエラーログとしてメモリへ登録して
    故障解析をする機能を有するコントローラと、 前記メモリからエラーログを採取するエラーログ採取手
    段と、 このエラーログ採取手段によって採取されたエラーログ
    をエラー情報として通信手段を介して送信する一方、送
    信されたエラー情報に対してエラー解析情報を通信手段
    を介して受信するコントローラ側送受信手段とを設ける
    コントローラ側情報送受信装置と、 前記コントローラ側送受信手段から通信手段を介して送
    信された前記エラー情報を受信する一方、前記エラー解
    析情報を送信手段を介して送信する故障解析側送受信手
    段と、 予めエラーコード毎に故障部位と故障確率とをデータベ
    ースで保存する故障データベースと、 前記エラー情報を取込みこの故障データベースを参照し
    て故障部位と該当する確率による故障部位を特定する情
    報をエラー解析情報として外部へ出力するエラーログ解
    析手段と、 予めエラーコード毎に故障部位の交換手順を保存する交
    換手順データベースと、 この交換手順データベースを参照して故障部位の交換手
    順を決定し、外部へ出力する交換手順判定手段と、 予めエラーコードの故障部位毎に故障部位を交換したと
    きのシステムへ与える影響と影響範囲をデータベースで
    保存する影響範囲データベースと、 この影響範囲データベースを参照して故障部位に関する
    システムへ与える影響と影響範囲とを決定し外部へ出力
    する影響範囲判定手段とからなる故障解析装置とを備え
    ることを特徴とするコントローラの故障解析装置。
  4. 【請求項4】 プラントを制御すると共に、自己診断に
    よる自己診断結果をエラーログとしてメモリへ登録して
    故障解析をする機能を有し、ネットワークに接続可能と
    する複数のコントローラと、 これら複数のコントローラにそれぞれ接続されるネット
    ワークを介して前記エラーログを採取するネットワーク
    に対応して設けるエラーログ採取手段と、 エラーコード毎に予め故障部位と故障確率とをデータベ
    ースで保存する故障データベースと、 前記エラーログを取込み前記故障データベースを参照し
    て故障部位と該当する確率による故障部位を特定する情
    報を故障情報として外部へ出力するエラーログ解析手段
    と、 予めエラーコードの故障部位毎に故障部位を交換したと
    きのシステムへ与える影響と影響範囲をデータベースで
    保存する影響範囲データベースと、 この影響範囲データベースを参照して故障部位に関する
    システムへ与える影響と影響範囲とを決定し、外部へ出
    力する影響範囲判定手段と、 エラーコード毎に予め故障部位の交換手順を保存する交
    換手順データベースと、この交換手順データベースを参
    照して故障部位の交換手順を決定し、外部へ出力する交
    換手順判定手段とからなる故障解析装置とを備えること
    を特徴とするコントローラの故障解析装置。
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