JP3122016B2 - 積層フイルム - Google Patents

積層フイルム

Info

Publication number
JP3122016B2
JP3122016B2 JP07228035A JP22803595A JP3122016B2 JP 3122016 B2 JP3122016 B2 JP 3122016B2 JP 07228035 A JP07228035 A JP 07228035A JP 22803595 A JP22803595 A JP 22803595A JP 3122016 B2 JP3122016 B2 JP 3122016B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
polyester
group
acid
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07228035A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0970930A (ja
Inventor
定美 三浦
諭 北澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP07228035A priority Critical patent/JP3122016B2/ja
Publication of JPH0970930A publication Critical patent/JPH0970930A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3122016B2 publication Critical patent/JP3122016B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積層フイルムに関
し、更に詳しくは離型性、シリコーン塗膜との接着性、
背面非転写性、フイルム回収性に優れた積層フイルムに
関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンテレフタレートやポリエチ
レンナフタレート等からなるポリエステルフイルムは、
離型フイルム等の材料として広く使用されている。離型
フイルムは樹脂シートを製造する工程に用いられてお
り、例えば離型フイルムの表面にポリウレタンゾルの水
性液を塗布し、加熱乾燥により離型フイルム上にポリウ
レタンシートを形成させた後、剥離することによりポリ
ウレタンシートを製造することができる。また、離型フ
イルムは粘着テープ等の粘着剤保護用のフイルムとして
も用いられている。
【0003】かかる離型フイルムとしてポリエステルフ
イルムをそのまま用いることは、ポリエステルフイルム
が種々の樹脂や粘着剤に対する離型特性が十分ではない
ので難しい。このため、通常ポリエステルフイルムの表
面に離型性塗膜を塗設した積層フイルムが離型フイルム
として用いられている。
【0004】ポリエステルフイルムへの離型性塗膜の塗
設は、通常ポリエステルフイルムの製造工程中で行われ
ており、環境保全或いは防災上の理由から通常は水性塗
布剤が用いられる。しかしながら、水性塗布剤を用いた
従来のて離型性塗膜は、離型性が不十分である欠点、フ
イルムをロール状に巻いて保管する間に塗膜を構成する
成分の一部が隣接するフイルムの表面に転写(いわいる
背面転写)する欠点、フイルムを回収し溶融製膜の材料
に使用した際に得られるフイルムに異物が多量に生じる
欠点等があり、これらの欠点を同時に解決した離型性塗
膜は未だ開発されていない。
【0005】例えば、シリコーン系樹脂とバインダー樹
脂とをブレンドした組成物を含む水性塗布剤を用いて塗
設した離型性塗膜は、シリコーン系樹脂とバインダー樹
脂との相溶性が悪いため背面非転写性が悪く、塗膜表面
の離型特性も十分なものとはいえない。また、主鎖がア
クリレート系ポリマーであり側鎖がシリコーン系ポリマ
ーであるグラフトポリマーを含有する水性塗布剤を用い
た離型性塗膜(特開平3−99827号公報)も、塗膜
の背面非転写性が悪く、フイルムの回収性も十分なもの
とはいえない。
【0006】また、高度の離型性を要求される用途には
ポリエステルフイルムに高度の離型特性を有するシリコ
ーン塗膜を積層した離型フイルムを用いるが、かかるシ
リコーン塗膜はポリエステルフイルムとの接着性に乏し
いため、シリコーン塗膜との接着性に優れた接着層をポ
リエステルフイルムに設ける必要がありその開発が望ま
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はかかる
従来の欠点を解消し、離型性、背面非転写性、フイルム
回収性に優れ、シリコーン塗膜との接着性に優れた積層
フイルムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、本発明
によれば、ポリエステルフイルムの少なくとも片面に、
ポリエステル変性シリコーン樹脂及び/又はアクリル変
性シリコーン樹脂10〜90重量%と、ポリエステル樹
脂及び/又はアクリル変性ポリエステル樹脂10〜90
重量%からなる組成物を含む水性液を塗布し、乾燥、延
伸してつくられた塗膜が設けられ、該ポリエステル樹脂
及び/又はアクリル変性ポリエステル樹脂が、スルホン
酸塩基を有する成分を含む積層フイルムによって達成さ
れる。以下、本発明について詳細に説明する。
【0009】[ベースフイルム]本発明においてベース
フイルムにはポリエステルフイルムを用いるが、ベース
フイルムを構成するポリエステルは、ジカルボン酸成分
とグリコール成分からなる線状ポリエステルである。
【0010】このジカルボン酸成分としては、例えばテ
レフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカル
ボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、4,4´−ジフェ
ニルジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカン
ジカルボン酸等を挙げることができ、特にテレフタル
酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸が好ましい。
【0011】また、グリコール成分としては、例えばエ
チレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレン
グリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサ
ンジオール、シクロヘキサンジメタノール、ポリエチレ
ングリコール等を挙げることができ、特にエチレングリ
コールが好ましい。
【0012】かかるポリエステルのうち、ポリエチレン
テレフタレート或いはポリエチレン―2,6―ナフタレ
ートの単独重合体が、高ヤング率である等の機械的特性
に優れ、耐熱寸法安定性がよい等の熱的特性等に優れた
フイルムが得られるため好ましい。
【0013】上述のポリエステルは、ポリエステルフイ
ルムと塗膜との接着性をより良好なものとする等のた
め、上記ジカルボン酸成分或いはグリコール成分等を共
重合したポリエステルであってもよく、更に三官能以上
の多価化合物をポリエステルが実質的に線状となる範囲
(例えば5モル%以下)で少量共重合したポリエステル
であってもよい。また上述のポリエステルは常法により
つくることができ、固有粘度が0.5以上であることが
フイルムの剛性が大きい等の機械的特性が良好となるた
め好ましい。
【0014】上記のポリエステルには、フイルムの滑り
性を良好なものとするため、滑剤として平均粒径が0.
01〜20μm程度の有機や無機の微粒子を、例えば
0.005〜20重量%の配合割合で含有させることが
好ましい。かかる微粒子の具体例として、シリカ、アル
ミナ、カオリン、炭酸カルシウム、酸化チタン、カーボ
ンブラック、架橋アクリル樹脂粒子、架橋ポリスチレン
樹脂粒子、メラミン樹脂粒子、架橋シリコーン樹脂粒子
等を好ましく挙げることができる。
【0015】前記微粒子以外にも着色剤、公知の帯電防
止剤、酸化防止剤、有機滑剤(滑り剤)、触媒、蛍光増
白剤、可塑剤、架橋剤、紫外線吸収剤、他の樹脂等を必
要に応じて添加することができる。
【0016】本発明において水性液を塗布するフイルム
には、水性液を塗布した後に延伸可能なフイルムを用い
るが、かかるフイルムとして未延伸フイルム、一軸延伸
フイルムまたは延伸可能な二軸延伸フイルムを用いるこ
とができる。かかるフイルムは従来から知られている方
法で得ることができる。例えば、前記ポリエステルを押
出機にて溶融しフイルム状に押出し、回転冷却ドラムに
て冷却することにより未延伸フイルムを得ることがで
き、該未延伸フイルムを縦方向あるいは横方向に一軸延
伸することにより一軸延伸フイルムを得ることができ
る。また、延伸可能な二軸延伸フイルムは、縦方向また
は横方向の一軸延伸フイルムを横方向または縦方向に逐
次二軸延伸する方法、或いは未延伸フイルムを縦方向と
横方向に同時二軸延伸する方法で得ることができる。
【0017】上記の延伸温度はポリエステルの二次転移
点(Tg)−10℃以上とすることが好ましい。また、
延伸倍率は一軸延伸フイルムの場合は一軸方向に2〜8
倍、延伸可能な二軸延伸フイルムの場合は夫々の方向に
1.1〜8倍、特に2〜6倍とすることが好ましい。
【0018】塗膜を塗設したフイルムは、必要なら更に
縦方向や横方向に再延伸することができ、或いは130
〜260℃で熱処理することができる。塗膜塗設後のポ
リエステルフイルムの厚さは、例えば1〜300μmで
あることが好ましく、特に3〜260μmであることが
好ましい。
【0019】[ポリエステル変性シリコーン樹脂]本発
明においては、ポリエステルフイルムの少なくとも片面
に、ポリエステル変性シリコーン樹脂及び/又はアクリ
ル変性シリコーン樹脂と、ポリエステル樹脂及び/又は
アクリル変性ポリエステル樹脂%からなる組成物を含む
水性液を塗布し、乾燥、延伸してつくられた塗膜を設け
る。
【0020】このポリエステル変性シリコーン樹脂と
は、主鎖がポリエステル系ポリマー鎖であり側鎖がシリ
コーン系ポリマー鎖であるグラフト共重合体、主鎖がシ
リコーン系ポリマー鎖であり側鎖がポリエステル系ポリ
マー鎖であるグラフト共重合体、またはポリエステル系
ポリマー鎖とシリコーン系ポリマー鎖とのブロック共重
合体である。
【0021】主鎖がポリエステル系ポリマー鎖であり側
鎖がシリコーン系ポリマー鎖のグラフト共重合体は、例
えばポリマー鎖中の末端以外の箇所に複数の官能基を有
するポリエステル系ポリマーと、その官能基と反応し得
る官能基を少なくとも片方の末端に有するシリコーン系
ポリマーとを重合させることにより得ることができる。
【0022】主鎖がシリコーン系ポリマー鎖であり側鎖
がポリエステル系ポリマー鎖であるグラフト共重合体
は、例えばポリマー鎖中の末端以外の箇所に複数の官能
基を有するシリコーン系ポリマーと、その官能基と反応
し得る官能基を少なくとも片方の末端に有するポリエス
テル系ポリマーとを重合させることにより得ることがで
きる。
【0023】ポリエステル系ポリマー鎖とシリコーン系
ポリマー鎖とのブロック共重合体は、例えばポリマー鎖
の両方の末端に官能基を有するポリエステル系ポリマー
と、その官能基と反応し得る官能基をポリマー鎖の両方
の末端に有するシリコーン系ポリマーとを重合させるこ
とにより得ることができる。
【0024】上記ポリエステル系ポリマーの鎖中の官能
基やシリコーン系ポリマー鎖中の官能基としては、例え
ば、水酸基(−OH)、カルボキシル基(−COO
H)、アミノ基(−NH2 )、イソシアネート基(−N
CO)、ブロックドイソシアネート基(−N=C(C2
5 )(CH3 ))、不飽和鎖式炭化水素基(ビニル基
(−CH=CH2 )、アリル基(−CH2 CH=C
2 )等)、ヒドロキシメチル基(−CH2 OH)、ア
ルコキシ基(−OCH3 、−OC2 5 等)、アルコキ
シメチル基(−CH2 OCH3 、−CH2 OC2
5 等)、ポリオキシアルキレン基(例えば−O(CH2
CH2 O)n−H)、オキシラン基(下記式(I)で示
される基)、オキサゾリン基(下記式(II)で示される
基)、ハイドロジェンシラン基(−SiH)等を挙げる
ことができる。
【0025】
【化1】
【0026】
【化2】
【0027】尚、上記の官能基は、例えばブロックドイ
ソシアネート基として−NHCOON=C(C2 5
(CH3 )、アルコキシメチル基として−CONHCH
2 OCH3 、−CONHCH2 OC2 5 で示されるよ
うに、上記で示した官能基を末端に有する基であっても
よい。
【0028】ポリエステル変性シリコーン樹脂をつくる
のに用いるポリエステル系ポリマーは、ジカルボン酸成
分とグリコール成分とを構成成分とする線状ポリエステ
ルであり、ポリマー鎖中にシリコーン系ポリマーと反応
し得る前記の官能基を有するポリマーである。
【0029】ポリエステル系ポリマーを構成するジカル
ボン酸成分としては、例えばテレフタル酸、イソフタル
酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、ヘキサヒドロテ
レフタル酸、4,4´−ジフェニルジカルボン酸、5−
Naスルホイソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、ド
デカンジカルボン酸、マレイン酸、フマール酸等を挙げ
ることができる。
【0030】また、グリコール成分としては、例えばエ
チレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレン
グリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、1,5−ペンタ
ンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ジプロピレン
グリコール、トリエチレングリコール、ビスフェノー
ル、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ポリエチレ
ングリコール、ポリテトラメチレングリコール、ポリア
ルキレンオキシド共重合体、ビスフェノール・アルキレ
ンオキシド付加体等を挙げることができる。
【0031】ポリエステル系ポリマーは、塗膜の耐削れ
性を優れたものにするため上記構成成分からなる共重合
ポリマーであることが好ましい。また、ポリエステル変
性シリコーン樹脂の水性液中での分散性や溶解性を優れ
たものにするため親水基を有する成分を共重合したもの
であることが好ましい。この親水基としては例えばアル
コキシ基、水酸基、アミノ基、スルホン酸塩基、カルボ
ン酸塩基、ポリオキシメチレン基、ヒドロキシメチル基
等を挙げることができ、特にスルホン酸アルカリ金属塩
基が好ましい。かかる親水基を有する共重合成分として
は、例えばスルホン酸アルカリ金属塩基を有する芳香族
ジカルボン酸を挙げることができる。
【0032】また、シリコーン系ポリマー鎖を構成する
シリコーンポリマーとは、ポリシロキサン或いはポリジ
メチルシロキサンを骨格とし、ポリエステル系ポリマー
鎖中の官能基と反応し得る官能基を分子中に有するシリ
コーン系ポリマーである。
【0033】また、シリコーン系ポリマーには水性液中
でのポリエステル変性シリコーン樹脂の分散性や溶解性
を良好なものとするために親水基が含まれていることが
好ましい。この親水基としてはアルコキシ基、ヒドロキ
シメチル基、メトキシメチル基、水酸基、アミノ基、ス
ルホン酸塩基、カルボン酸塩基、ポリオキシメチレン基
等を挙げることができる。
【0034】ポリエステル変性シリコーン樹脂における
ポリエステル系ポリマー鎖(E)とシリコーン系ポリマ
ー鎖(S)の重量割合は、重量比で、E/S=10/9
0〜90/10が好ましく、E/S=20/80〜80
/20が更に好ましい。このE/Sが10/90未満で
はベースフイルムへの密着性が不足し、E/Sが90/
10を超えると離型性が不足することがあるため好まし
くない。
【0035】尚、ポリエステル変性シリコーン樹脂の平
均分子量は1,000〜100,000、特に1,50
0〜80,000であることが好ましい。該平均分子量
が1,000未満であると塗膜の強度が低下し、10,
000を超えるとベースフイルムへの密着性が不足する
ようになる。
【0036】[アクリル変性シリコーン樹脂]本発明に
おけるアクリル変性シリコーン樹脂は、主鎖がアクリル
系ポリマー鎖であり側鎖がシリコーン系ポリマー鎖であ
るグラフト共重合体、主鎖がシリコーン系ポリマー鎖で
あり側鎖がアクリル系ポリマー鎖であるグラフト共重合
体、またはアクリル系ポリマー鎖とシリコーン系ポリマ
ー鎖とのブロック共重合体である。
【0037】主鎖がアクリル系ポリマー鎖であり側鎖が
シリコーン系ポリマー鎖のグラフト共重合体は、例えば
ポリマー鎖中の末端以外の箇所に複数の官能基を有する
アクリル系ポリマーと、その官能基と反応し得る官能基
を少なくとも片方の末端に有するシリコーン系ポリマー
とを重合させることにより得ることができる。
【0038】主鎖がシリコーン系ポリマー鎖であり側鎖
がアクリル系ポリマー鎖のグラフト共重合体は、例えば
ポリマー鎖中の末端以外の箇所に複数の官能基を有する
シリコーン系ポリマーと、その官能基と反応し得る官能
基を少なくとも片方の末端に有するアクリル系ポリマー
とを重合させることにより得ることができる。
【0039】アクリル系ポリマー鎖とシリコーン系ポリ
マー鎖とのブロック共重合体は、例えばポリマー鎖の両
方の末端に官能基を有するアクリル系ポリマーと、その
官能基と反応し得る官能基をポリマー鎖の両方の末端に
有するシリコーン系ポリマーとを重合させることにより
得ることができる。
【0040】上記アクリル系ポリマーの鎖中の官能基や
シリコーン系ポリマー鎖中の官能基としては、例えば、
アルコキシ基、アルコキシメチル基、ヒドロキシメチル
基、メトキシメチル基、オキシラン基、ポリオキシアル
キレン基、不飽和鎖式炭化水素基(ビニル基、アリル基
等)、水酸基、カルボキシル基、ハイドロジェンシラン
基、アミノ基、イソシアネート基、ブロックドイソシア
ネート基、オキサゾリン基等を挙げることができる。
【0041】このアクリル系ポリマー鎖を構成するポリ
マーとは、アクリル系単量体を重合して得られる重合体
または共重合である。この単量体としては、メタクリル
酸エステル、アクリル酸エステル、メタクリル酸、アク
リル酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、メチロー
ル化アクリルアミド、メトキシメチルアクリルアミド、
メタクリル酸塩、アクリル酸塩、ヒドロキシアルキルア
クリレート等を挙げることができる。また、共重合成分
として、酢酸ビニル、ビニルエーテル、塩化ビニル、塩
化ビニリデン、マレイン酸、無水マレイン酸、マレイミ
ド、桂皮酸ビニル、スチレン、スチレンスルホン酸塩等
を用いることもできる。
【0042】このアクリル系ポリマーには、アクリル変
性シリコーン樹脂の水性塗液中の分散性を良好なものと
するため親水基が含まれていることが好ましい。この親
水基としては、メチロール基、アルコキシメチル基、水
酸基、アミノ基、カルボン酸塩基、スルホン酸塩基、ポ
リオキシアルキレン基等を挙げることができる。
【0043】また、シリコーン系ポリマー鎖を構成する
シリコーンポリマーとは、ポリシロキサン或いはポリジ
メチルシロキサンを骨格とし、分子中にアクリル系ポリ
マー鎖中の官能基と反応し得る官能基を有するシリコー
ン系ポリマーである。
【0044】また、シリコーン系ポリマーには水性液中
での変性共重合体の分散性や溶解性を良好なものとする
ために親水基が含まれていることが好ましい。この親水
基としてはアルコキシ基、ヒドロキシメチル基、メトキ
シメチル基、水酸基、アミノ基、スルホン酸塩基、カル
ボン酸塩基、ポリオキシメチレン基等を挙げることがで
きる。
【0045】アクリル変性シリコーン樹脂におけるアク
リル系ポリマー鎖(A)とシリコーン系ポリマー鎖
(S)の重量割合は、重量比で、A/S=10/90〜
90/10が好ましく、A/S=20/80〜80/2
0が更に好ましい。このA/Sが10/90未満ではベ
ースフイルムへの密着性が不足し、A/Sが90/10
を超えると離型性が不足することがあるため好ましくな
い。
【0046】尚、アクリル変性シリコーン樹脂の平均分
子量は1,000〜500,000、特に1,500〜
200,000であることが好ましい。該平均分子量が
1,000未満であると塗膜の強度が低下し、500,
000を超えるとベースフイルムへの密着性が不足する
ようになる。
【0047】[ポリエステル樹脂]本発明においては、
ポリエステルフイルムの少なくとも片面に、ポリエステ
ル変性シリコーン樹脂及び/又はアクリル変性シリコー
ン樹脂と、ポリエステル樹脂及び/又はアクリル変性ポ
リエステル樹脂からなる組成物を含む水性液を塗布し、
乾燥、延伸して塗膜を設けるが、このポリエステル樹脂
とは、ジカルボン酸成分とグリコール成分とを構成成分
とする線状ポリエステルである。
【0048】このジカルボン酸成分としてはテレフタル
酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、4,4´
−ジフエニルジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸、ア
ジピン酸、セバシン酸、ドデカンジカルボン酸、ヘキサ
ヒドロテレフタル酸等の脂肪族ジカルボン酸を挙げるこ
とができる。かかるジカルボン酸成分のうち芳香族ジカ
ルボン酸を70モル%以上用いることが塗膜の剛性が適
度なものとなるため好ましい。
【0049】また、グリコール成分としてはエチレング
リコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、ジプロピレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ビスフェノールA−アル
キレンオキシド付加体、水添ビスフェノールA−アルキ
レンオキシド付加体、1,4−シクロヘキサンジメタノ
ール、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレング
リコール等を好ましく例示することができる。
【0050】このポリエステル樹脂には、例えば5−N
aスルホイソフタル酸、5−Kスルホイソフタル酸等の
スルホン酸塩基を有する成分を共重合成分として用いる
ことが、ポリエステル樹脂に親水性を付与でき、水性塗
液中での分散性を良好とすることができるため好まし
い。
【0051】尚、ポリエステル樹脂は、三官能以上の多
価化合物を実質的に線状のポリマーとなる範囲で少量
(例えば5モル%以下)共重合したものであってもよ
い。かかる三官能以上の多価化合物としては、トリメリ
ット酸、ピロメリット酸、ジメチロールプロピオン酸、
グリセリン、トリメチロールプロパン等を例示すること
ができる。
【0052】ポリエステル樹脂の平均分子量は5,00
0〜30,000、特に7,000〜25,000であ
ることが好ましい。該平均分子量が5,000未満であ
ると塗膜の耐削れ性が低下し、30,000を超えると
ベースフイルムへの密着性が不足するようになる。
【0053】[アクリル変性ポリエステル樹脂]本発明
におけるアクリル変性ポリエステル樹脂は、前記のポリ
エステル樹脂の存在下でアクリル酸エステル系単量体及
び/又はアクリル酸系単量体を重合して得られる変性共
重合体である。このアクリル酸エステル系単量体及び/
又はアクリル酸系単量体とは、メタクリル酸エステル、
アクリル酸エステル、メタクリル酸、アクリル酸、アク
リルアミド、メタクリルアミド、メチロール化アクリル
アミド、メトキシメチルアクリルアミド、メタクリル酸
塩、アクリル酸塩、ヒドロキシアルキルアクリレート等
を挙げることができる。
【0054】このアクリル変性ポリエステル樹脂には、
共重合成分としてスルホン酸塩基を有する成分を用いる
ことが、アクリル変性ポリエステル樹脂に親水性を付与
でき、水性塗液中での分散性を良好とすることができる
ため好ましい。かかる成分としては、例えば5−Naス
ルホイソフタル酸、5−Kスルホイソフタル酸等のポリ
エステル鎖中の共重合成分、スチレンスルホン酸Na塩
等のアクリル鎖中の共重合成分等を挙げることができ
る。
【0055】尚、アクリル変性ポリエステル樹脂の平均
分子量は5,000〜100,000、特に7,000
〜80,000であることが好ましい。該平均分子量が
5,000未満であると塗膜の耐削れ性が低下し、10
0,000を超えるとベースフイルムへの密着性が不足
するようになる。
【0056】[水性液]本発明においてはベースフイル
ムに塗膜を塗設するため、ポリエステル変性シリコーン
樹脂及び/又はアクリル変性シリコーン樹脂(以下『離
型性樹脂』ということがある。)と、ポリエステル樹脂
及び/又はアクリル変性ポリエステル樹脂(以下『バイ
ンダー樹脂』ということがある。)とを、離型性樹脂と
バインダー樹脂の総量に対し離型性樹脂10〜90重量
%、バインダー樹脂90〜10重量%の割合である組成
物を含む水性液を用いる。この離型性樹脂の割合が10
重量%未満であり、バインダー樹脂の割合が90重量%
を超えると、離型性が不足することがあり、離型性樹脂
の割合が90重量%を超え、バインダー樹脂の割合が1
0重量%未満であると、ベースフイルムへの密着性が不
足することがある。
【0057】本発明における水性塗液は、離型性重合体
およびバインダー樹脂の水溶液、エマルジョン、ディス
パージョン等である。
【0058】更に、水性塗液には前記成分以外に滑剤
(無機や有機の微粒子)、界面活性剤、酸化防止剤、帯
電防止剤、着色剤、顔料、蛍光増白剤、可塑剤、架橋
剤、滑り剤(潤滑剤)、紫外線吸収剤等を添加すること
ができる。
【0059】水性塗液中の全固形分濃度は1〜30重量
%、特に2〜20重量%とすることが好ましい。尚、水
性液には少量の有機溶剤が含まれていてもよい。
【0060】[塗膜の塗設]本発明においては、ポリエ
ステルフイルムの少なくとも片面に、前記水性塗液を塗
布し、加熱乾燥、延伸することにより塗膜を塗設する
が、水性塗液の塗布方法としては、公知の任意の塗工法
が適用でき、例えばグラビアコート法、リバースロール
コート法、ダイコート法、キスコート法、リバースキス
コート法、オフセットグラビアコート法、マイヤーバー
コート法、ロールブラッシュ法、スプレーコート法、エ
アーナイフコート法、含浸法、カーテンコート法等を単
独または組み合わせて適用することができる。水性液の
WET塗布量は走行しているフイルム1m2 当り1〜2
0g、特に2〜12gが好ましい。塗布量がこの範囲に
あると乾燥が容易になり、かつ塗布斑が生じ難いので好
ましい。
【0061】本発明において、水性塗液を塗布するポリ
エステルフイルムには、前記の未延伸フイルム、一軸延
伸フイルムまたは延伸可能な二軸延伸フイルムを用いる
ことができるが、このうち一軸延伸フイルム、特に縦方
向の一軸延伸フイルムを用いると塗膜の耐削れ性が良好
なものになり、かつ効率良く積層フイルムを製造できる
ため好ましい。例えば、ポリエステルを押出機にて熱溶
融し、シート状に押出し冷却して未延伸フイルムとし、
この未延伸フイルムを縦方向に2〜8倍延伸して一軸延
伸フイルムとした後、水性液を塗布し、加熱乾燥し、次
いでで横方向に2〜9倍延伸し、必要なら更に縦方向や
横方向に再延伸及び/又は熱処理して塗膜の耐削れ性が
良好な積層フイルムをつくることができる。
【0062】塗設した塗膜の厚さは0.005〜3μ
m、特に0.01〜1μmが好ましい。塗膜の厚さが
0.005μmよりも薄いと離型特性が不足することが
あり、3μmを超えると塗膜が耐削れ性が不足すること
があるため好ましくない。
【0063】尚、塗膜を塗設したポリエステルフイルム
の厚さは、一軸延伸フイルムでは2〜500μm、二軸
延伸フイルムでは2〜300μmが好ましい。
【0064】[乾燥及び延伸温度]本発明で水性塗液を
塗布した後、乾燥させる温度は70〜120℃とするこ
とが塗液を迅速に乾燥させることができるため好まし
い。この乾燥のための加熱はポリエステルフイルムを延
伸する過程の加熱を兼ねことができる。また、ポリエス
テルフイルムの延伸温度は80〜170℃、熱処理温度
は120〜260℃とすることができる。
【0065】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明を更に詳細に説
明する。各特性値は下記の方法で測定した。尚、平均分
子量は数平均分子量を示す。
【0066】1.離型性 フイルムサンプルの塗膜塗設面に塩化ビニルゾルを塗布
し、乾燥して厚さ8μmの塩化ビニル層を塗設した。次
いで、塩化ビニル層を補強するため塩化ビニル層表面に
粘着テープを貼り付け、サンプルを1/2インチ幅に切
断した後、引張り試験機にて塗膜表面と塩化ビニル層と
の剥離強度(g/in)を測定した。尚、離型性は剥離
強度から下記のとおり評価できる。 A:剥離強度が45(g/in)未満……離型性良好 B:剥離強度が45(g/in)以上、60(g/in)未満……離
型性やや良好 C:剥離強度が60(g/in)以上……離型性不良
【0067】2.背面非転写性 サンプルフイルムの塗膜塗設面と塗膜非塗設面とを重ね
合わせ、温度57℃、湿度72%RHの条件で9時間保
持した後、塗膜非塗設面の水接触角(Pa)を測定し
た。また、ポリエステルフイルムの塗膜非塗設面同志を
重ね合わせた場合について同様に剥離強度(P0 )を測
定した。次いで、P0 とPaの値から背面転写度(T)
を下記式により求め、背面非転写性を下記の基準により
評価した。
【0068】
【数1】T=[(P0 −Pa)/P0 ]×100 A: T≦5 ……背面非転写性良好 B:5<T<8 ……背面非転写性やや良好 C:8≦T ……背面非転写性不良
【0069】3.回収性 塗膜を塗設した積層フイルムを回収し、粉砕した材料を
用いて溶融製膜してつくられた再生フイルムの表面にア
ルミニウムを蒸着し、蒸着面を光学顕微鏡で10mm2
当たりの異物の数を測定して下記のとおり評価した。
【0070】A:異物の数が1個/10mm2 未満……
回収性良好 B:異物の数が1個/10mm2 以上、10個/10m
2 未満……回収性やや良好 C:異物の数が10個/10mm2 以上……回収性不良
【0071】4.シリコーン塗膜の接着性 塗膜塗設面に、4μmの厚さの付加重合型シリコーン樹
脂の被膜を塗設し、乾燥後シリコーン被膜面に綿布を重
ね、学研式摩耗試験器にて荷重200gを加えてシリコ
ーン被膜面と綿布面とを300回往復摺動させた後、シ
リコーン被膜の摺動面の外観変化を観察して下記のとお
り評価した。 A:摺動面に殆ど変化が無い。…シリコーン塗膜の接着
性良好 B:摺動面に摩擦跡が僅かに認められる…シリコーン塗
膜の接着性やや良好 C:摺動面に摩擦跡が強く認められる…シリコーン塗膜
の接着性不良
【0072】[実施例1]固有粘度0.64のポリエチ
レンテレフタレートを押出機にて溶融し、フイルム状の
溶融ポリマーをダイスから回転冷却ドラム上に押出し急
冷して未延伸フイルムとし、次いで、該未延伸フイルム
を縦方向に3.6倍延伸して一軸延伸フイルムとした。
この一軸延伸フイルムの片面に、酸成分がテレフタル酸
(47モル%)、イソフタル酸(42モル%)、アジピ
ン酸(3モル%)、5−Naスルホイソフタル酸(6モ
ル%)およびトリメリット酸(2モル%)、グリコール
成分がエチレングリコール(73モル%)、ネオペンチ
ルグリコール(16モル%)およびジエチレングリコー
ル(11モル%)の共重合ポリエステル(E−1、平均
分子量:12,670)42重量部と、分子末端にオキ
シラン基及び側鎖に1個のカルボン酸ソーダ基を有する
ポリジメチルシロキサン(S−1、平均分子量:4,5
50)58重量部とを反応させて得られるポリエステル
変性シリコーン樹脂(ES−1)30重量%、分子側鎖
に2個のカルボン酸カリウム基と1個のオキシラン基を
有するポリジメチルシロキサン(S−2、平均分子量:
8,330)44重量%と、分子末端にカルボン酸を有
するメタクリル酸メチル(81モル%)、アクリル酸エ
チル(9モル%)、アクリル酸(3モル%)、メタクリ
ル酸グリシジル(1モル%)、アクリル酸2−ヒドロキ
シエチル(3モル%)、N−メトキシメチルアクリルア
ミド(3モル%)の共重合体(A−1、平均分子量:1
9,320)56重量部とを反応させて得られるアクリ
ル変性シリコーン樹脂(AS−1)23重量%、酸成分
が2,6−ナフタレンジカルボン酸(39モル%)、イ
ソフタル酸(54モル%)、トリメリット酸アンモニウ
ム塩(3モル%)および5−Kスルホイソフタル酸(4
モル%)、グリコール成分がエチレングリコール(73
モル%)、ネオペンチルグリコール(14モル%)およ
びジエチレングリコール(13モル%)の共重合ポリエ
ステル(PE−1、平均分子量:20,220)25重
量%、共重合ポリエステル(E−1)45重量部にメタ
クリル酸エチル(84モル%)、アクリル酸エチル(5
モル%)、アクリル酸(3モル%)、メタクリル酸グリ
シジル(3モル%)、アクリル酸2−ヒドロキシエチル
(2モル%)およびN−メトキシメチルアクリルアミド
(3モル%)のアクリル系単量体(合計55重量部)を
グラフト共重合したアクリル変性ポリエステル(AE−
1)12重量%並びにエチレンオキシド・プロピレンオ
キシド・ブロック共重合体(平均分子量:5,780)
10重量%からなる組成の4重量%水性塗液をグラビア
コーターで塗布した。次いで、この塗布フイルムを10
1℃で乾燥した後、横方向に4.0倍延伸し、224℃
で熱処理して総厚さ51μm、塗膜の厚さ0.05μm
の積層フイルムをつくった。この積層フイルムの特性を
表2に示す。
【0073】[比較例1]塗膜を塗設しない以外は実施
例1と同様にしてポリエステルフイルムを得た。このフ
イルムの特性を表2に示す。
【0074】[実施例2〜12および比較例2〜3]塗
液の組成を表1に記載のように、塗膜厚さを表2に記載
のように変更した以外は実施例1と同様にして得た積層
フイルムの特性を表2に示す。
【0075】
【表1】
【0076】
【表2】
【0077】表1および表2に示した結果から明らかな
ように、本発明の積層フイルムは離型性、背面非転写
性、フイルム回収性、シリコーン塗膜との接着性に優れ
たものであった。
【0078】
【発明の効果】本発明において塗膜を構成する成分にポ
リエステル変性シリコーン樹脂及び/又はアクリル変性
シリコーン樹脂並びにポリエステル樹脂及び/又はアク
リル変性ポリエステル樹脂を用いるため、離型性、背面
非転写性、フイルム回収性、シリコーン塗膜との接着性
に優れた積層フイルムを得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00 C08J 7/00 - 7/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルフイルムの少なくとも片面
    に、ポリエステル変性シリコーン樹脂及び/又はアクリ
    ル変性シリコーン樹脂10〜90重量%と、ポリエステ
    ル樹脂及び/又はアクリル変性ポリエステル樹脂10〜
    90重量%からなる組成物を含む水性液を塗布し、乾
    燥、延伸してつくられた塗膜が設けられ、該ポリエステ
    ル樹脂及び/又はアクリル変性ポリエステル樹脂が、ス
    ルホン酸塩基を有する成分を含む積層フイルム。
JP07228035A 1995-09-05 1995-09-05 積層フイルム Expired - Fee Related JP3122016B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07228035A JP3122016B2 (ja) 1995-09-05 1995-09-05 積層フイルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07228035A JP3122016B2 (ja) 1995-09-05 1995-09-05 積層フイルム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0970930A JPH0970930A (ja) 1997-03-18
JP3122016B2 true JP3122016B2 (ja) 2001-01-09

Family

ID=16870185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07228035A Expired - Fee Related JP3122016B2 (ja) 1995-09-05 1995-09-05 積層フイルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3122016B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101840979B1 (ko) * 2017-09-26 2018-05-04 박성원 스티프너

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101840979B1 (ko) * 2017-09-26 2018-05-04 박성원 스티프너

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0970930A (ja) 1997-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3193300B2 (ja) 制電性ポリエステルフイルム
JP3357678B2 (ja) 易接着性ポリエステルフィルム
JP3268784B2 (ja) 離形フィルム
JPWO2004085524A1 (ja) 帯電防止性積層ポリエステルフィルム
JPH09109346A (ja) 積層フイルム
JP3647997B2 (ja) 離形フィルム
JP3122016B2 (ja) 積層フイルム
JP3137874B2 (ja) 積層フイルム
JP3122001B2 (ja) 積層フイルム
JP2002079617A (ja) 帯電防止性積層ポリエステルフィルム
JP4101602B2 (ja) 帯電防止性ポリエステルフィルム
JPH08217892A (ja) 再生フイルム
JP3640026B2 (ja) 積層ポリエステルフィルム及びその製造方法
JPH09141806A (ja) 離型フイルム
JP3097176B2 (ja) 易接着性ポリエステルフィルム
JPH08216346A (ja) 積層フイルム
JP3126621B2 (ja) 積層フイルム
JP3212829B2 (ja) Ohp用フイルム
JP3423804B2 (ja) 積層フイルム
JPH0912754A (ja) 積層フイルム
JP3097251B2 (ja) 易接着性ポリエステルフイルム
JPH09141803A (ja) 制電性フイルム
JP2001213985A (ja) ポリエステルフィルム
JPH09141804A (ja) 制電性フイルム
JPH09141798A (ja) 積層フイルム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081020

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091020

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091020

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101020

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111020

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111020

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121020

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121020

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131020

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees