JP3121030B2 - パレット支持装置 - Google Patents

パレット支持装置

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JP3121030B2
JP3121030B2 JP03041999A JP4199991A JP3121030B2 JP 3121030 B2 JP3121030 B2 JP 3121030B2 JP 03041999 A JP03041999 A JP 03041999A JP 4199991 A JP4199991 A JP 4199991A JP 3121030 B2 JP3121030 B2 JP 3121030B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば帯鋸盤等の加工
機に被削材である長尺材のワークを供給したり、加工後
の残材を収納するためにワークを載置したパレットを一
時的に支持するパレット支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被削材である長尺のワークを立体
的に貯蔵し供給するワークの貯蔵装置は、本体の左右側
に複数段からなる棚受部を有するラック状の収納庫を、
互に所定の間隔をおいて複数列に並設し、前記棚受部と
なる各ラック上に、1本または複数本のワークをそれぞ
れ載置してあった。前記収納庫よりこれらのワークを取
出して例えば帯鋸盤などの加工機へ供給するには、前記
収納庫上方を走行するクレーン装置を設け、必要とする
ワークを載置した収納庫の前記所定間隔内にクレーン装
置を移動させ、クレーン装置に設けてある昇降自在なチ
ェーンをワークの位置まで降下させ、このチェーンのフ
ックにワークを吊下げさせ、チェーンを巻上げてワーク
を収納庫上に懸吊して加工機への搬送部へ移動してい
た。この間、ワークの取出し位置に相当する前記収納庫
には例えばランプ等を点灯しておき、残材の収納時に確
認させるように取扱われていた。そして、残材の収納時
に残材の長さ等を計量して記録していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の技術で
は、収納庫のストック量が少なく収納効率が悪くなると
いう問題点があった。また、上記の貯蔵装置では残材の
記録等が人為的となって間違いを発生して自動化は困難
となるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述のごとき
従来の問題に鑑みてなされたもので、本発明は、倉庫に
対して搬出入されるパレットを支持自在のパレット支持
台に、当該パレット支持台に支持されたパレット上に並
列載置されている複数のワークの上記パレット上のワー
クの長さ方向の位置を検出するための収納状態検知装置
を、前記パレットの長手方向へ移動自在に設け、前記パ
レットの下方位置において前記パレット支持台に設けら
れたガイドを前記パレットの長手方向へ長く設けると共
に当該ガイドを前記パレットの幅方向へ移動自在かつ上
下動自在に設け、上記ガイドに支持された複数の押上部
材を上記ガイドの長手方向へ移動位置決め自在かつ前記
パレット上のワークを下方から押上げ自在に設け、前記
収納状態検知装置によって検知されたワークを押上げる
べく当該ワークの両端部の位置に対応して前記押上部材
を自動的に位置調節可能に構成したものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図7に
よって説明する。
【0006】図7は立体倉庫、パレット支持台、コンベ
ア装置、加工機等の配置図である。図7において、立体
倉庫1は複数のパレット3を複数段に亘って格納し、こ
の格納されたパレット3を複数列に構成させた構造物で
ある。この立体倉庫1にはパレット3が搬出搬入可能に
格納され、各パレット3の格納位置は別に設けた管理用
制御装置5によって記録されている。
【0007】この立体倉庫1の近傍にはパレット搬送用
クレーン7が設けてあり、立体倉庫1内の各パレット3
の搬出及び搬入作動を行なうようになっている。例えば
A列の3段目のパレット3を搬出するという指令を受け
ると、パレット搬送用クレーン7は立体倉庫1のA列に
移動して3段目においてあるパレット3を取出し、指定
された位置まで搬送するように構成してある。
【0008】この立体倉庫1の前方になる所定位置に
は、前記パレット搬送用クレーン7によって搬出された
パレット3を一時的に支持するパレット支持装置が設け
られている。このパレット支持装置はパレット支持台9
を備えている。パレット支持台9の近傍でパレット支持
台9に沿う位置に加工機としての例えば帯鋸盤11へワ
ークWを搬入するコンベア装置13が設けてある。
【0009】このような構成において、立体倉庫1の所
定位置に格納されている所定のパレット3を、管理用制
御装置5の指令に基いて搬送用クレーン7により取出
し、パレット支持台9上に一時的に載置して後述するピ
ックアップ装置15により、パレット3上の所定ワーク
Wを取出してコンベア装置13上に載せ、コンベア装置
13によってワークWを帯鋸盤11に搬入して加工す
る。そして、加工後の残材となったワークWは、その形
状や寸法等を管理用制御装置5に記録させ、前記ピック
アップ装置15によってパレット3の所定位置に返還さ
れる。その際、残材はコンベア装置13におけるP位置
に設けてある光電管によって検出し、その検出位置から
例えばaの距離まで後退させて他のクレーンで吊り上げ
ワーク貯蔵装置9の所定位置に戻される。
【0010】前記パレット支持台9は図1,図2および
図3に示すように、上面にパレット3を載置するパレッ
ト受部9a及び9bを有する略凹字状の基台で、上部の
一方の側面には左右側壁に連なる支持ビーム17が突出
して設けてある。また、前記パレット受部9aにはパレ
ット3上に並べて置かれる各ワークWの列毎にワークを
検出するためのワーク検出センサとしてワーク検出素子
19が複数個(図1では3個)設けてある。そして、こ
のワーク検出素子19によってパレット3上のワーク位
置が検出される構成になっている。また、前記支持ビー
ム17にはガイド21が設けてあり、このガイド21を
介し収納状態検知装置23が前記パレット3の長手方向
へ摺動可能に取付けてある。この収納状態検知装置23
は、前記パレット受部9aと9bとに載置されたパレッ
ト3を上下から狭むような断面略U字状の本体部25
と、この本体部25の平行に突出したアーム状の内側対
応面に取付けられた複数組の位置検出子27とによって
構成され、前記本体部25が前記ガイド21に沿って移
動することにより、パレット3上に並列に載置された各
ワークWの長さ方向の位置を検出することができるよう
に構成してある。
【0011】パレット支持台9の内部には前記ピックア
ップ装置15が設けてある。このピックアップ装置15
はパレット支持台9の底面29上に設けられたガイドレ
ール31により、図2の紙面の表裏方向に移動される基
板33と、この基板33に設けられたリフター35と、
このリフター35上に係合して設けられたガイド37
と、このガイド37上に摺動可能に設けられた少なくと
も2つの押上部材39とを備えている。そして、このピ
ックアップ装置15の基板33を前記ガイドレール31
の方向に移動させる移動用シリンダー41と、前記リフ
ター35を上下動させるリフターシリンダー43と、前
記押上部材39を前記ガイド37に沿って自動的に移動
させ位置決めするための移動用モータ45とが設けてあ
る。
【0012】上記したように構成されたパレット支持台
9に、図1に示すようなワークWを並列に載置したパレ
ット3を載置し、このパレット3内のワークW3-2 を取
出す場合には、ピックアップ装置15を3列目下方に移
動シリンダー41で移動させる。この時、ピックアップ
装置15の位置決めは、例えば基板33に設けてあるエ
ンコーダ47によって行われる。なお、この位置決めは
エンコーダ47に限らず、列毎のLS、光電管、近接ス
イッチ等による位置決めでもよい。
【0013】次に、パレット3上に収納状態検知装置2
3を移動させ、基準位置となるパレット3の一端部より
図1および図4に示すごとく、ワークW3-2 の一方の端
部までの距離x3 を計り、他方の端部までの距離x4
計ることにより、ワークW3-2 の実長はx4 −x3 で求
められる。このワークW3-2 をピックアップするには、
図4に示すごとく、ガイド37に設けてある押上部材3
9の一方、例えば押上部材39Aがx4 −αの位置へ移
動用モータ45で自動的に移動され、押上部材39Bは
3 +αの位置へ同じく自動的に移動される。ここにα
は一定の値であって、押上部材39A及び39Bがとも
にx4 −x3 の間に位置決めされる(図4参照。)この
ようにして位置決めされると、この押上部材39A及び
39Bを取付けたガイド37がリフターシリンダー43
の付勢により上昇し、押上部材39A及び39B上にワ
ークW3-2 を支持してパレット3上に突出する。
【0014】この突出されたワークW3-2 は、図5,図
6に示すようにピックアップクレーンの吊下部49に受
けられてコンベア装置13の支持ローラ51上に移動さ
れる。そしてコンベア装置13に設けられた立てローラ
53によって位置決めされ帯鋸盤11に搬送される。
【0015】帯鋸盤11に搬入されたワークWの例えば
切断された残材ワークW1 は、図7に示したコンベア装
置13の逆回転によって戻り、その先端部(加工面)が
コンベア装置13の検出ポイントPに達したとき停止さ
れ、さらにaの距離だけ移動した時点で前記吊下部49
によってパレット3上に移される。この時、前記ワーク
3-2 は切断されて短くなったため、その切断分は前記
検出ポイントPからの信号を管理用制御装置5に入力さ
れ、管理用制御装置5からの出力で、前記押上部材39
A及び39Bの間隔は縮まりワークW1 を受ける。次に
リフターシリンダー43を駆動してリフター35を縮
め、ワークW1 をパレット支持台9上のパレット3の所
定位置に収納し、パレット3は立体倉庫1の元の位置へ
格納される。
【0016】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本発明においては、パレット3を支持自在の
パレット支持台9にはパレット3上に並列載置されてい
る複数のワークWの長さ方向の位置を検出するための収
納状態検知装置23がパレット3の長手方向へ移動自在
に設けてあり、上記パレット3の下方位置においてパレ
ット支持台9に設けたガイド37はパレット3の幅方向
へ移動自在かつ上下動自在に設けてあって、このガイド
37に移動自在に支持された押上部材39は、前記収納
状態検知装置23によって検知されたワークWの両端位
置に対応して自動的に位置決めされるものである。
【0017】したがって、パレット支持台9に支持され
たパレット3上に複数のワークが並列にかつある列にお
いては複数のワークが直列に載置されている場合であっ
ても、各ワークの両端位置が検出され、この検出された
両端位置に対応して複数の押上部材39の位置決めが自
動的に行われ、所望のワークを押上げることができるの
で、パレット3上からの所望のワークの搬出を容易に行
うことができるものである。
【0018】すなわち、同一のパレット上に複数のワー
クを並列に、また直列に載置した場合であっても所望の
ワークを容易に取り出すことができるので、ワークの収
納効率の向上を図ることができると共にワークの取出し
の自動化を容易に図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のパレット支持台の平面図で
ある。
【図2】図1における正面図である。
【図3】図1における側面図である。
【図4】図1のピックアップ装置の作動説明図である。
【図5】図1のピックアップ装置とピックアップクレー
ンの吊下部の説明図である。
【図6】図7のコンベア装置の拡大図である。
【図7】この発明のパレット支持台を立体倉庫と帯鋸盤
との間に配置した平面説明図である。
【符号の説明】
1 立体倉庫 3 パレット 5 管理用制御装置 9 パレット支持台 15 ピックアップ装置 23 収納状態検知装置 39 押上部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 倉庫に対して搬出入されるパレット
    (3)を支持自在のパレット支持台(9)に、当該パレ
    ット支持台(9)に支持されたパレット(3)上に並列
    載置されている複数のワーク(W)の上記パレット
    (3)上のワーク(W)の長さ方向の位置を検出するた
    めの収納状態検知装置(23)を、前記パレット(3)
    の長手方向へ移動自在に設け、前記パレット(3)の下
    方位置において前記パレット支持台(9)に設けられた
    ガイド(37)を前記パレット(3)の長手方向へ長く
    設けると共に当該ガイド(37)を前記パレット(3)
    の幅方向へ移動自在かつ上下動自在に設け、上記ガイド
    (37)に支持された複数の押上部材(39)を上記ガ
    イド(37)の長手方向へ移動位置決め自在かつ前記パ
    レット(3)上のワーク(W)を下方から押上げ自在に
    設け、前記収納状態検知装置(23)によって検知され
    たワーク(W)を押上げるべく当該ワーク(W)の両端
    部の位置に対応して前記押上部材(39)を自動的に位
    置調節可能に構成したことを特徴とするパレット支持装
    置。
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