JP3119330B2 - 接触検知装置 - Google Patents

接触検知装置

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JP3119330B2
JP3119330B2 JP05154241A JP15424193A JP3119330B2 JP 3119330 B2 JP3119330 B2 JP 3119330B2 JP 05154241 A JP05154241 A JP 05154241A JP 15424193 A JP15424193 A JP 15424193A JP 3119330 B2 JP3119330 B2 JP 3119330B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、研削盤において、ツル
ーイング時または研削時に砥石車の表面位置を検出する
ときなどに使用される接触検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、研削盤において、ツールイング時
あるいは研削時に砥石車の研削表面位置を検出するため
の接触検出装置としてAE(アコースティック・エミッ
ション)センサを用いるものがある。このAEセンサを
用いる接触検知装置は、AEセンサを組み込んだ検知ピ
ンを主軸台等の固定部に取り付け、砥石台を研削時また
はツルーイング時と同様に前進送りすることにより、回
転する砥石車の研削表面を検知ピンに接触させ、このと
きに検知ピンに発生する弾性波をAEセンサにより検出
し、AEセンサから出力される信号のレベルから砥石車
の接触を判定し、この検知ピンの接触であると判定した
時点における砥石台の位置から砥石車の表面位置を検知
するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この研削時における砥
石表面位置の検出は、研削時と同様な条件にするため、
砥石車を回転させると共にクーラントを射出して行う。
このため、ノズルから噴出するクーラントが検知ピンに
かかり、クーラントの衝突圧により検知ピンに弾性波が
発生し、この弾性波がAEセンサにより検出されること
によって砥石車の接触と誤まって判定される場合が生じ
た。
【0004】そこで、従来においては、クーラントの供
給を停止して砥石表面位置を検出する方法を採用してし
た。しかし、このような方法を講じても配管およびノズ
ル内に残留しているクーラントが砥石車に滴下し、砥石
車とともつれ回りして検知ピンに衝突すると、このとき
に発生する弾性波が砥石接触であると誤検出されること
があった。そこで、従来は配管およびノズル内に残留す
るクーラントをエアーにより排除した後に砥石の接触検
知を行うようにしていた。このため、砥石の接触検知を
行うまでの準備時間(約30秒)が必要になり、検知サ
イクル時間が長くなるほか、研削サイクルまたはツルー
イングサイクルにも影響を及ぼしていた。 これを解決
するために、AEセンサに発生する弾性波を砥石車の回
転に同期させてサンプリング、例えば砥石車の1回転毎
に256回サンプリングすることにより、砥石車の表面
を256個の角度位相に分割し、砥石車の同じ位置(角
度位相)で連続して弾性波が発生していることを検出す
ることにより砥石車と検知ピンとの接触を検知する方法
を案出した。しかし、砥石車はインバータモータにより
駆動されるために砥石車の質量、各部材のフリクション
等の影響で回転むらが発生するため、サンプリング周期
を回転数に正確に同期させることができず、このために
砥石車と検知ピンとの接触を検知し得ないという問題点
が発生した。
【0005】本発明は、上述のような問題を解決するも
のであり、砥石車の回転にむらがあっても、砥石車とA
Eセンサとの接触をノイズ成分に左右されることなく確
実に検出できる接触検知装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】回転する被検知物体9が
接触される検知部材16と、前記被検知物体9が回転し
ながら前記検知部材16に接触するときに該検知部材1
6に発生する弾性波を検出して弾性波信号を出力する弾
性波検出手段18と、前記弾性波検出手段18からの弾
性波信号を、被検知物体9の1回転の所定分の1に相当
する周期でサンプリングすることにより該サンプリング
周期に相当する角度位相毎に被検知物体9の接触、非接
触を表すデータを抽出するサンプリング手段21と、前
記抽出された被検知物体9の接触を表すデータの被検知
物体の1回転中におけるサンプリングされた位置と、次
の1回転中における被検知物体9の接触を表すデータの
サンプリングされた位置とが同一又は隣接していると確
認したときに被検知物体と検知部材との接触と判断する
接触判断手段22とを備えたことを特徴とする接触検知
装置。
【0007】
【作用】上記構成により、砥石車などの回転する被検知
物体9の接触およびクーラントの射突により検知部材1
6に発生する弾性波は弾性波検出手段18により検出さ
れ、弾性波信号として出力される。該弾性波検出手段1
8からの弾性波信号を、サンプリング手段21が、被検
知物体9の1回転の所定分の1に相当する周期でサンプ
リングすることにより該サンプリング周期に相当する角
度位相毎に被検知物体の接触、非接触を表すデータを抽
出する。そして、接触判断手段22が、該抽出された被
検知物体9の接触を表すデータの被検知物体の1回転中
においてサンプリングされた位置と、次の1回転中にお
ける被検知物体の接触を表すデータのサンプリングされ
た位置とが同一又は隣接していると確認したときに被検
知物体と検知部材との接触と判断する。よって、サンプ
リング周期と無関係に発生するランダムノイズ成分に左
右されることなく、また、被検知物体9の回転むらにか
かわらず被検知物体9と検知部材16との接触検知を確
実になし得る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図7に基づい
て説明する。図1は本発明による接触検知装置の全体の
構成図であり、図2は本発明の接触検知装置を適用した
研削盤の概略平面図である。
【0009】まず、図2を参照して研削盤の構成につい
て説明する。研削盤1はベッド2を有し、ベッド2上に
は、工作物テーブル3がZ軸方向に移動可能に設置さ
れ、この工作物テーブル3は、サーボモータ4および該
サーボモータ4により回転される送りねじ(図示せず)
によってZ軸方向に移動される。
【0010】工作物テーブル3上には、主軸台5および
心押台6が左右に対向設置されており、この主軸台5と
心押台6との間には、主軸台5の主軸5aに設けたチャ
ック5bと心押台6に設けたセンタ6aとにより工作物
Wの両端が支持されている。
【0011】図2において、砥石台7は、ベッド2上に
工作物テーブル3の移動方向と直角なX軸方向に移動可
能に設置されており、ベッド2に固定されたサーボモー
タ8および該サーボモータ8により回転される送りねじ
(図示せず)によりX軸方向に移動される。このサーボ
モータ8に取り付けられたエンコーダ14は、その回転
数から砥石台7の位置(又は移動量)を検出するよう構
成されている。砥石台7にはインバータモータ30と、
工作物Wを研削する砥石車9が取り付けられており、イ
ンバータモータ30の駆動力が該インバータモータ30
に取り付けられたプーリ32からベルト34を介して砥
石車9側のプーリ36に伝達され、該砥石車9を回転さ
せるようになっている。この砥石車9は砥石カバー10
によりカバーされているとともに、工作物テーブル3と
対向する露出側にはクーラントノズル11が配置され、
このクーラントノズル11はクーラント供給管12に接
続されている。この砥石台7に対向してツルーイング装
置15が主軸台5に取り付けられている。
【0012】次に、本実施例の砥石車9の1回転当たり
の回転時間を検出するための機構について説明する。図
2に示す砥石車9側のプーリ36の側方には回転検出セ
ンサ38が取り付けられている。このプーリ36の側部
には、図2のプーリ36をA矢印方向から見た状態を模
式的に示す図1のように光学的な信号を発生する信号発
生器40が取り付けられており、プーリ36の回転によ
り信号発生器40が該回転検出センサ38の前方を通過
し、再び、信号発生器40が該回転検出センサ38の前
方を通過するまで、パルス信号をカウントし、このカウ
ント値が砥石車9の1回転当たりの回転時間として該回
転検出センサ38から出力される。
【0013】次に、本実施例の砥石車9の研削表面位置
を検出するための機械的機構について説明する。図2に
示すように検知ピン16は砥石車9の表面位置を検知す
るために取り付けられており、この検知ピン16は、図
1に示すように支持部材17によって砥石台7と対向す
る主軸台5に固定されている。また、この検知ピン16
には、砥石表面との接触時およびクーラントの射突によ
り発生する弾性波を検出するAEセンサ18が一体に取
り付けられている。
【0014】ここで、本実施例の接触検知装置がAEセ
ンサ18の出力を基に砥石との接触を検知する原理につ
いて図1を参照して説明する。本実施例の接触検知装置
では、AEセンサ18による出力を砥石車9の回転に同
期させてサンプリングを行う。ここでは、砥石車9の1
回転毎に128回サンプリングを行う。即ち、砥石車9
の1回転当たりの回転時間を128分割したサンプリン
グ周期でもってサンプリングする。これにより、砥石車
9の外周表面を360°/128=2.8125°づつ
の角度位相に分けてサンプリングされ、砥石車9の2.
8125°毎の角度位相に対応させたAEセンサ18の
出力が得られる。この砥石車9の外周表面には小さな凹
凸があり、その凸部分が検知ピン16と接触したときに
AEセンサ18の接触信号が発生するが、この凸部に対
応する接触信号は、砥石車9を何回転させても同じ角度
位相で発生することになる。一方、クーラントの検知ピ
ン16への射突により発生する信号は同じ角度位相で発
生する可能性が非常に低い。そこで、本実施例の接触検
知装置は、複数の回転に渡り略同じ角度位相、即ち、同
じ角度位相に対応するようサンプリングしたAEセンサ
18の出力が複数の回転にわたり連続性を持って生じて
いる場合には接触と判断し、他方、角度位相と無関係に
AEセンサ18に発生している弾性波は、クーラントの
射突により発生したノイズであると判断する。
【0015】更に、この図1を参照して接触検知装置の
構成について説明する。図1において、接触検知装置
は、AEセンサ18により検出された所定レベル以上の
各弾性波信号を矩形波に整形して弾性波の持続時間に相
当する矩形波信号を出力する矩形波生成回路20と、砥
石車の回転に同期させて砥石車1回転当り128回この
矩形波信号をサンプリングして出力するサンプリング回
路21と、このサンプリング回路21によりサンプリン
グされた矩形波信号を取り込んで上記の連続性を調べる
ことにより砥石車9と検知ピン16との接触の有無を判
定する判定処理及び、砥石車9の回転数を算出する回転
数算出処理を行う信号処理回路22とから構成される。
【0016】矩形波生成回路20は、AEセンサ18か
ら出力される検出信号から弾性波成分のみを抽出するハ
イパスフィルタ20aと、このハイパスフィルタ20a
を通過した弾性波信号を全波整流する整流回路20b
と、この整流信号を平滑化する平滑回路20cと、平滑
化された信号と基準信号とを比較し、平滑化された信号
のレベルが基準信号レベルを越えている間出力をハイレ
ベルにして弾性波信号に応じた矩形波信号を送出するコ
ンパレータ20dとから構成されている。
【0017】サンプリング回路21は、サンプリングパ
ルスが加えられる度に上記矩形波生成回路20からの矩
形波信号を信号処理回路22へ通過させるゲート回路2
1cと、砥石車9が1回転する間に128回サンプリン
グを行うようゲート回路21cへサンプリングパルスを
加えるサンプリングパルス発生回路21bと、該サンプ
リングパルス発生回路21bのサンプリング周期を、上
記砥石車9の回転と同期するように該砥石車9の1回転
当たりの回転時間の128分の1に設定し、サンプリン
グを砥石車外周表面の128個分の各角度位相に対応さ
せる設定器21aとから構成されている。
【0018】信号処理回路22は、サンプリング回路2
1によりサンプリングされた矩形波生成回路20の矩形
波信号を受けるインタフェース22aと、回転検出セン
サ38からの砥石車9の回転信号を受けるインタフェイ
ス22dと、CPU22bと、メモリ22cとからな
る。このCPU22bは、インタフェース22aを通し
て取り込まれた砥石車9の外周表面の各角度位相に対応
する矩形波信号を基に砥石車9と検知ピン16との接触
の有無を判断する接触判断処理、及び、サンプリング回
路21のサンプリング周期を砥石車9の回転と同期させ
るために、インタフェース22dを通して取り込まれた
数個の砥石車9の1回転当たりの回転時間を基に砥石車
9の1回転当たりの平均の回転時間を算出する回転時間
算出処理を行う。
【0019】該メモリ22cには、CPU22bの上記
接触判断処理と回転時間算出処理のための制御情報が記
憶されていると共に、CPU22bで処理されたデータ
(矩形波生成回路20の矩形波信号)が図4に示すマス
クの形で格納される。このマスクは、該メモリ22c内
に格納される矩形波信号に基づくデータを概念的に説明
するもので、縦の欄は砥石車9が何回転目のとき取得さ
れたデータであるかを、横の欄は当該回転における何番
目に行われたサンプリング時のデータであるかを表して
いる。言い換えるならば、横の欄のサンプリングの番目
(以下サンプリング番号と呼ぶ)は、砥石外周(角度位
相)とサンプリングされた番号との対応を表し、例え
ば、横欄の「1」、「2」、「3」はそれぞれ、砥石車
9の角度位相「0°〜2.8125°」、「2.812
5°〜5.625°」、「5.625°〜8.4375
°」におけるAEセンサ18の出力(矩形波信号)を表
している。なお、ここで欄中の“1”はサンプリングさ
れた矩形波信号が「H」の状態として扱われたことを、
また、“0”はサンプリングされた矩形波信号が「L」
の状態として扱われたことを表している。
【0020】次に、この図1を参照してAEセンサ18
に発生する弾性波の処理について詳細に説明する。検知
ピン16に砥石車9の外周面の凸部が接触したり、ある
いは砥石車9とつれ回りするクーラントが検知ピン16
にかけられると、砥石外周面の凸部およびクーラントの
噴きかけ力に応じた弾性波が検知ピン16に発生し、こ
の弾性波はAEセンサ18により検出される。AEセン
サ18から出力される弾性波信号が矩形波生成回路20
のハイパスフィルタ20aに入力されると、該ハイパス
フィルタ20aからは、図3(a)に示すような波形の
弾性波信号S1のみが抽出され、整流回路20bに出力
される。
【0021】整流回路20bでは、弾性波信号S1を図
3(b)に示す波形に全波整流して平滑回路20cに出
力させる。平滑回路20cでは、図3(b)に示す全波
整流波形を平滑化することにより、図3(c)に示す波
形の信号S2を出力する。この平滑化信号S2がコンパ
レータ20dに入力されると、コンパレータ20dはは
平滑化信号S2と基準信号Vref とを比較し、平滑化信
号S2が基準信号Vref を越えるレベルの期間、出力を
Hレベルにする。これにより図3(d)に実線で示すよ
うな弾性波信号の持続時間に応じた幅の矩形波信号S3
が生成される。
【0022】一方、上述したように砥石車9の1回転当
たりの回転時間の128分の1に設定されたサンプリン
グパルス発生回路21bのサンプリングパルスがゲート
回路21cに加えられると、ゲート回路21cは、矩形
波生成回路20からの矩形波信号S3をゲートを用いて
信号処理回路22のインターフェース22aに加える。
そして、矩形波信号は該インターフェース22aを介し
てCPU22bに加えられる。このCPU22bによる
矩形波信号S3に基づく接触判断の処理については詳細
に後述する。
【0023】次に、上述のように構成された本実施例の
接触検知装置による砥石表面の位置検出動作の概略につ
いて図1、図2及びこの位置検出の処理を示すフローチ
ャートである図5を参照して説明する。研削またはツル
ーイングに際し、砥石車9の研削面に相当する砥石表面
の工作物Wまたはツルーイング装置15に対する位置を
検出するとき(判断ステップ1がYes)、位置検出の
サイクルがスタートする(ステップ2)。まず、サーボ
モータ4により工作物テーブル3をZ軸方向に移動し
て、検知ピン16を砥石車9と正対する位置に位置決め
する。かかる状態で、インバータモータ30により砥石
車9をツルーイング時または研削時と同様に回転させ
る。次に、ステップ3の処理に進み、砥石車9の回転に
サンプリング回路21のサンプリング周期を同期させる
ために先ず砥石車9の1回転当たりの回転時間を複数個
測定し、次にこの測定された1回転当たりの回転時間を
基に1回転当たりの平均の回転時間を算出し、1回転当
たりの平均の回転時間を128分の1にしたサンプリン
グ周期を設定する。そして、ステップ4へ進み接触検出
処理を開始する。ここでは先ず、サーボモータ8を駆動
させて砥石台7を検知ピン16側へステップ状に前進さ
せる。そして、砥石車9の外周面が検知ピン16に接触
したことを検知したならば、砥石台7の前進を停止する
とともに、この時の位置をサーボモータ8に取り付けた
エンコーダ14から検出する。そして、砥石台7を早送
りにて後退させる。
【0024】上記ステップ3の砥石車9の1回転当たり
の回転時間の測定及びサンプリング回路21へのサンプ
リング周期設定の処理について、このステップ3の処理
を詳細に表した図6のフローチャートと図1及び図2と
を参照して説明する。
【0025】インバータモータ30が駆動され砥石車9
のプーリ36が回転されると、図1に示すように該プー
リ36に取り付けられた信号発生器40が回転検出セン
サ38の前方を通過する。この信号発生器40の通過の
度に該回転検出センサ38はステップ11において砥石
車9の1回転当たりの回転時間をインタフェース22d
を介してCPU22bに送信する。この回転時間の受信
をp回、例えば5回繰り返されたかを次の判断ステップ
13で判断し、p回繰り返された場合(判断ステップ1
3がYes)には、次のステップ14で、p回の平均の
回転時間を算出する。次にステップ15において、CP
U22bは算出した平均の回転時間を基にこの128分
の1の時間を設定器21aに設定する。そして、該設定
器21aは、設定された時間を基にサンプリングパルス
発生回路21bのサンプリングパルス発生の周期を、上
記砥石車9の回転時間の128分の1に調整することに
より、サンプリング周期を該砥石車9の回転に同期する
ように設定する。これにより、検知ピン16からの弾性
波は、砥石車9の1回転当たり128回サンプリングさ
れるようになる。
【0026】次に、図5に示すフローチャートのステッ
プ4のAEセンサ18からの弾性波に基づく砥石車9と
検知ピン16との接触検出処理について、該ステップ4
の処理を詳細に表した図7のフローチャートと図1及び
図2とを参照して説明する。
【0027】まず、ステップ21において、サーボモー
タ8に前進指令のパルスを所定数加え砥石台7を検知ピ
ン16側へ1ステップ(1ピッチ)分前進させる。この
砥石車9は砥石台7が1ピッチ前進する際に16回転す
るように構成されている。このときにCPU22bは、
ステップ22において砥石の回転数、即ち16回転中の
何回転目かを表す変数mを1に初期化し、更に、ステッ
プ23において砥石の1回転中で何番目にサンプリング
されたかを表す変数nを1に初期化する。この状態にお
いてステップ24の処理へ進み、第1回転目の、第1番
目にサンプリングされた検知ピン16からの弾性波信号
(以下データと呼ぶ)の処理を開始する。
【0028】1回転目の、1番目にサンプリングされた
信号がCPU22bに加えられると、CPU22bはA
E信号の有無、即ち、上記矩形波生成回路20からの矩
形波信号S3の有無を判断する(判断ステップ25)。
ここで、AE信号がない場合には判断ステップ25がN
oとなり、処理はステップ29へ進む。ステップ29で
は、図4に示すメモリのマスクにおける1回転目の1番
目の位置にAE信号無しの“0”を格納する。他方、A
E信号がある場合には判断ステップ25がYesとな
り、次の判断ステップ26へ進む。判断ステップ26で
は、砥石車9の回転が1回転目か否かを判断する。ここ
では、1回転目であるため、判断ステップ26がYes
となりステップ28へ進む。ステップ28では、図4に
示すマスクにおける1回転目の1番目の位置にAE信号
有りの“1”を格納する。
【0029】次に、判断ステップ30において、砥石車
9の1回転分、即ち128個のデータを処理したか否か
を判断する。ここでは、1番目にサンプリングされたデ
ータの処理を行ったところなのでNoとなり、ステップ
31へ移行する。ステップ31では、サンプリングの数
を表す変数nに1を加えて“2”とし、ステップ24へ
戻り第2番目にサンプリングされたデータについての処
理を行う。判断ステップ25以下の処理を繰り返し、1
28番目にサンプリングされたデータについてまで処理
が完了すると、判断ステップ30がYesとなり、次の
判断ステップ32での判断を行う。
【0030】判断ステップ32では、砥石車9の16回
転分のデータの処理が行われたか否かを判断する。即
ち、前述したように砥石台7が1ピッチ前進する際に砥
石車9は16回転するように構成されているため、この
回転が完了したか否かを判断する。ここでは、砥石車9
の1回転目であるため判断ステップ32がNoとなりス
テップ33へ移行する。ステップ33では、回転数を表
す変数mに1を加えて“2”とし、ステップ23へ戻り
データのサンプリングされた番号を表すnを再び1と
し、2回転目の1番目にサンプリングされたデータにつ
いての処理を開始する。
【0031】判断ステップ25で、再びCPU22bは
AE信号の有無を判断する。ここで、AE信号がない場
合には処理はステップ29へ進みメモリのマスクにおけ
る2回転目の1番目の位置にAE信号無しの“0”を格
納する。他方、AE信号がある場合には判断ステップ2
6へ進む。判断ステップ26では、砥石車9の回転が1
回転目かを判断するが、ここでは2回転目であるため判
断ステップ26がNoとなり判断ステップ27へ進む。
判断ステップ27では、前回の回転(m−1)の際にサ
ンプリングされたデータとの連結性についての判断を行
う。即ち、前回の回転(m−1)の際にn−1、n、n
+1番目にサンプリングされたデータのマスクのいずれ
かにAE信号ありの“1”が格納されているか否かを判
断する。
【0032】この判断について図4を参照して詳細に説
明する。例えば、2回転目の3番目にサンプリングされ
たデータ(AE信号有り)をマスクの2回転目の3番目
の位置へ格納するする際に、前回の回転(ここでは1回
転目)のn−1、n、n+1番目にサンプリングされた
データ(ここでは第2、第3、第4番目にサンプリング
されたデータ)が格納されたマスクのいずれかに“1”
が置かれているかを判断する。ここでは、n−1に該当
する第2番目にサンプリングされたデータに“1”が置
かれているために、この判断ステップ27がYesとな
り、ステップ28へ進み、この2回転目の3番目にサン
プリングされたデータに該当する位置に“1”を置く。
また、2回転目の5番目にサンプリングされたデータに
AE信号がある場合には、1回転目のnに該当する第5
番目にサンプリングされたデータに“1”が置かれてい
るために、この2回転目の5番目にサンプリングされた
データに該当するマスクの位置に“1”を置く。同様
に、2回転目の7番目にサンプリングされたデータにA
E信号がある場合に、1回転目のn+1に該当する第8
番目にサンプリングされたデータに“1”が置かれてい
るために、この2回転目の7番目にサンプリングされた
データに該当するマスクの位置に“1”を置く。他方、
2回転目の10番目のサンプリングされたデータにAE
信号が有る場合、1回転目のn−1、n、n+1に該当
する第9、10、11番目のサンプリングされたデータ
の全てに“0”が置かれているために、該判断ステップ
27がNoとなってステップ29へ移行し、マスクの2
回転目の10番目のサンプリングされたデータに該当す
る位置にはAE信号があるにもかかわらず“0”が置か
れる。
【0033】上述した処理を砥石車9の16回転分繰り
返すと、図4に示すようなサンプリングされたデータの
マスクが完成する。これにより判断ステップ32がYe
sとなり判断ステップ34へ進む。判断ステップ34で
は、図4に示すデータのマスクの最終回転、即ち、16
回転目に“1”があるか否かにより接触の有無を判断す
る。ここで、16回転目に1から128番目のいずれか
に“1”がない場合には、判断ステップ34がNoとな
ってステップ21へ戻り、サーボモータ8に1パルスを
加え砥石台7を検知ピン16側へ更に1ピッチ分前進さ
せてからステップ22へ進み、上記の接触判断の処理を
進める。他方、16回転目に“1”がある場合には、判
断ステップ34がYesとなってステップ35へ進み、
接触信号ONを数値制御装置側へ送る。これにより数値
制御装置は、サーボモータ8に取り付けられたエンコー
ダ14の出力に基づき砥石表面の位置を求める。
【0034】砥石車9の外周表面には、小さな凹凸があ
るため、その凸部分が検知ピン16と接触したときに接
触信号(AE信号)が発生し、この凸部に対応するAE
信号は、砥石車9の回転の度に同じ角度位相で発生す
る。しかしながら、砥石車9には、わずかな回転むらが
あり、砥石車9の回転とサンプリング周期とが完全に同
期されていないので、同じ角度位相で発生したAE信号
を同じ番号でサンプリングすることはできない。即ち、
砥石車9の1回転当たりの回転時間が短くなる傾向にあ
るときには、1回転目の3番目にサンプリングされたと
同じAE信号は、2回転目では3乃至4番目にサンプリ
ングされることになり、また更に、3回転目では4乃至
5番目にサンプリングされることとなる。そこで本実施
例の接触検知装置では、サンプリングを行うことにより
砥石車9の角度位相と略対応させてAE信号を取得し、
このAE信号を図4に示すように砥石車9の1回転目か
ら、順次前回の回転の際に取得されたAE信号との連続
性を確認し、前回の回転の際のAE信号と連続性が有る
場合にはメモリ22cに“1”として格納する。そし
て、このメモリ内のデータが連続性を持つ角度位相で1
6回転とも発生したときは、即ち、最終の16回転目に
1番目から128番目のいずれかに“1”が置かれてい
る場合に砥石車9が検知ピン16へ接触したものと判断
する。このように、本実施例では、AE信号の連続性を
基に砥石車9の接触を判断するため、砥石車9の回転と
サンプリング周期とを完全に同期させなくとも、砥石車
9の接触を確実に検知することができる。
【0035】更に、本実施例においては、砥石接触およ
びクーラントの射突により発生する検知ピンの弾性波を
AEセンサ18により検出し、このAEセンサから出力
される所定レベル以上の弾性波信号を砥石車9の1回転
当たり128回サンプリングして信号処理回路22に取
り込み、この信号処理回路22において、連続性をもっ
て弾性波信号が発生しているか否かを判断し、この状態
が確認されたときに砥石車9が検知ピン16へ接触した
と判断する。即ち、上述したように砥石車9の外周表面
の凸部分が検知ピン16と接触したとき生じる接触信号
は、砥石車9の回転の度に略同じ角度位相で発生してい
る。これに対してクーラントの検知ピン16への射突に
より発生する信号は、同じ角度位相で発生する可能性は
非常に低い。このため、砥石表面の位置検出時に検知ピ
ン16にクーラントが射突して弾性波が発生するように
なっても、これによる砥石接触の誤検出がなくなり、砥
石との接触を確実に検出することができる。これに伴
い、クーラントを噴出したままの研削時と同様な条件下
で砥石との接触検出が可能となり、しかも従来のように
クーラントを停止してエアーによる配管およびノズル内
の残留クーラントの排除を行うサイクルが不要となり、
検出サイクル時間を短縮化できる。
【0036】研削盤は、工作物に必要とされる精度等に
基づき砥石車の回転数は適宜切り換えられて用いられる
が、本実施例の接触検知装置は、砥石車9の回転数が任
意に設定されても砥石車9の回転とサンプリング周期と
が略同期するように、砥石車9の回転数を検出してこれ
と同期させてサンプリングパルス発生回路21bのサン
プリング周期を設定することができる。なお、このよう
に1回転当たりの回転時間を検出してサンプリング周期
を設定する代わりに、研削盤を制御する数値制御装置か
らの砥石車9の回転数変更指令を基にサンプリング回路
21のサンプリング周期を変更するように構成すること
も勿論可能である。
【0037】なお、上述した実施例においては、砥石車
9の16回転を通してAE信号が検出されたとき砥石車
9の接触と判断したが、2以上の回転にわたって連続性
をもってAE信号が検出されたとき直ちに接触と判断す
ることも可能である。また、上述した実施例では図7に
示すフローチャートのステップ27、28、29におけ
る処理のように、AE信号があった場合に前回の回転時
における関連性あるサンプリングの番号、即ち、n−
1、n、n+1のマスクの位置に“1”(AE信号有
り)があるか否かを判断し、ここに“1”があった場合
には、今回の回転における当該位置に“1”を、なかっ
た場合には“0”を格納した。この代わりに、マスクへ
のデータ格納時に前回の回転時との連続性を判断せず、
AE信号の有無のみに対応させて“1”、“0”をその
まま16回転分格納してマスクを完成し、この完成され
たマスクを基にデータの連続性を確認することにより接
触の有無を判断することも可能である。
【0038】更に、本実施例の接触検知装置は、砥石車
9の1回転中にサンプリングを128回行い、前回の回
転時に格納されたデータと今回の回転時のデータとの位
置に関連性がある場合は、砥石車の同一の角度位相でA
E信号が発生していると判断し、これにより砥石車の1
28分の1の回転むらを吸収することを可能にした。即
ち、1回転目の回転数とそれに続く2回転目の回転数と
が128分の1違っても、本実施例の接触検知装置は砥
石車の接触を確実に検知することができる。また、この
サンプリングの回数は適宜変更することが可能であり、
この値を変更することにより予想される回転むらに対応
することができる。なお、上述の実施例では砥石車の接
触検出の例を挙げて説明したが、本発明の接触検知装置
は、砥石以外の被検知物体の接触検出にも適用すること
ができる。
【0039】
【発明の効果】本発明においては、砥石車に回転むらが
生じて砥石車の回転にサンプリング周期を正確に同期さ
せ得なくとも、砥石車の接触をノイズ成分に左右される
ことなく確実に検知することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る接触検知装置の全体の
構成図である。
【図2】本発明の接触検知装置を備えた研削盤の概略平
面図である。
【図3】図1に示す接触検知装置の各部における出力波
形を示す波形図である。
【図4】本実施例における接触判断に用いられるサンプ
リングされたデータのメモリへの格納例を示す説明図で
ある。
【図5】本実施例における接触判定の全体の処理を示す
フローチャートである。
【図6】図5に示すフローチャートの回転数測定及びサ
ンプリング周期設定処理を示すフローチャートである。
【図7】図5に示すフローチャートの接触検出処理を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 研削盤 7 砥石台 9 砥石車 11 クーラントノズル 16 検知ピン 18 AEセンサ 20 矩形波生成回路 21 サンプリング回路 21a 設定器 22 信号処理回路 38 回転検出センサ 40 信号発生器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−94587(JP,A) 特開 昭63−114876(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 17/22 B24B 49/10 B24B 53/00 G01B 21/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する被検知物体が接触される検知
    部材と、 前記被検知物体が回転しながら前記検知部材に接触する
    ときに該検知部材に発生する弾性波を検出して弾性波信
    号を出力する弾性波検出手段と、 前記弾性波検出手段からの弾性波信号を、被検知物体の
    1回転の所定分の1に相当する周期でサンプリングする
    ことにより該サンプリング周期に相当する角度位相毎に
    被検知物体の接触、非接触を表すデータを抽出するサン
    プリング手段と、 前記抽出された被検知物体の接触を表すデータの被検知
    物体の1回転中におけるサンプリングされた位置と、次
    の1回転中における被検知物体の接触を表すデータのサ
    ンプリングされた位置とが同一又は隣接していると確認
    されたときに被検知物体と検知部材との接触と判断する
    接触判断手段とを備えたことを特徴とする接触検知装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101914761B1 (ko) * 2016-12-29 2018-11-02 (주)지즐 종이 건축물 조립체
CN108789153A (zh) * 2018-06-01 2018-11-13 杭州电子科技大学 一种刀具参数检测机构及方法

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KR101914761B1 (ko) * 2016-12-29 2018-11-02 (주)지즐 종이 건축물 조립체
CN108789153A (zh) * 2018-06-01 2018-11-13 杭州电子科技大学 一种刀具参数检测机构及方法
CN108789153B (zh) * 2018-06-01 2020-05-15 杭州电子科技大学 一种刀具参数检测机构及方法

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