JP3118508B2 - 広告表示構造物における固定枠と開閉枠との連結構造 - Google Patents

広告表示構造物における固定枠と開閉枠との連結構造

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JP3118508B2
JP3118508B2 JP09333625A JP33362597A JP3118508B2 JP 3118508 B2 JP3118508 B2 JP 3118508B2 JP 09333625 A JP09333625 A JP 09333625A JP 33362597 A JP33362597 A JP 33362597A JP 3118508 B2 JP3118508 B2 JP 3118508B2
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隆 江田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定枠とアクリル
樹脂板等の広告表示板を有する開閉枠を備えた大小各種
の広告器や、コンビニエンスストアー等の店頭外装サイ
ンとしての広告表示構造物における固定枠と開閉枠との
連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光源が内装された固定枠に、保持
枠にて周囲が保持されたアクリル樹脂等の広告表示板を
有する開閉枠が開閉可能に連結されて構成の広告器は、
蝶番等の開閉金具を介して開閉枠を連結しているのが一
般的であり、また、コンビニエンスストアー等の店頭外
装サインとしての広告表示構造物は、屋根材等を取り付
けている上部枠にアクリル面板を有するユニット開閉枠
の上部枠体が蝶番等の開閉金具を介して取り付けられる
とともに、開閉枠の下部枠体が下部枠にアーム等の金具
を介してネジ着され、或いはステー金具で支持されてな
る構造のものが一般的であった。
【0003】ところで、コンビニエンスストアー等の店
頭外装サインにおいて、その開閉枠はユニットをもって
構成されており、このユニット枠が工事車両等やその積
載物等によって一部または全部損傷を受けた場合には、
損傷したユニット枠である開閉枠を取り外してこれを新
たなものと取り替えしなければならないが、その取り替
え作業である開閉枠の取り外し、取り付けが大変に面倒
であって、多くの時間と労力を要し、また、メンテナン
ス時等における強風による危険性もあった。
【0004】また、蝶番等の開閉金具を用いているた
め、固定枠と開閉枠との連結部分に隙間が生じ、この隙
間より雨水やゴミ等が内部に流入して光源等の内装部品
に悪影響を与えるばかりか、金具部分に錆が生じ、また
金具が外部に露呈しているために外観体裁が悪く、ま
た、外枠をカラー化する上でも金具が妨げとなり、広
告、装飾的価値を半減せしめてしまうという問題点があ
った。
【0005】そこで、本発明者は、これらの問題点を解
決するため、先に、蝶番等の開閉金具を全く不要とした
無蝶番での開閉構造を考案、発明して、実用新案登録出
願(実願昭58−52400号)と特許出願(特願平6
−71490号)をし、これが実用新案登録第2015
986号と特許第2660390号として登録された
が、本発明は、これら特許、登録に係る構造を更に改良
したものである。
【0006】
【発明が解決しよとする問題点】即ち、上記の特許、登
録に係る構造においては、その広告表示板等が損傷して
開閉枠全体を交換する場合に、固定枠からの開閉枠の取
り外しは、固定枠に対して開閉枠を上方に約60度以上
回動させ、また、取り付けに際しても、上方約60度以
上の角度から取り付けなければならない。したがって、
開閉枠の交換作業に大変な労力を要するばかりか、その
作業姿勢に無理が生じて危険であり、また、開閉枠の面
前に障害物がある場合においては、開閉枠の回動範囲に
制限を受ける場合があって、メンテナンス時に大変なる
不便を生じる等の問題点があった。
【0007】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点を解決するためになされたものである。したがっ
て、本発明の目的は、構成部材である係止部材を取り外
し、開閉枠を僅か10度以内の角度で回動させることに
よって簡単に固定枠からの取り外しができるとともに、
係止段部の位置を変えた係止部材との取り替えにより、
開閉枠の回動角度を任意に設定することができて、開閉
枠の面前に障害物があった場合であっても制限を受けず
に簡易に開閉枠の開閉並びに着脱を行なうことができ、
メンテナンス等が容易になし得る広告表示構造物を提供
することにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、蝶番等の開閉
金具を一切要しないで固定枠に対する開閉枠の開閉を円
滑にして、かつ軽快になし得て、広告表示板や内装部品
の交換等が簡易になし得る広告表示構造物を提供するこ
とにある。
【0009】更にまた、本発明の他の目的は、防水性に
優れ、雨水やゴミ等が内部に流入しないで故障が少なく
て耐久性と信頼性に優れ、その上、外観体裁が良好で商
品価値の高い広告表示構造物を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
ため、本発明は、広告器等の広告表示構造物における固
定枠の上部枠体と広告表示板を有する開閉枠との係止部
材を介しての連結構造であって、前記上部枠体は、平面
壁部と連なる垂直壁部の下方長手方向にして、かつ前方
に水平に延びた円弧状係合溝部を有し、前記開閉枠は、
上部枠体と下部枠体および左右側部枠体並びにこれら枠
体により支持された広告表示板とにより構成されるとと
もに、上部枠体は、その平面壁部の後端縁部の下方長手
方向に、前記上部枠体における円弧状係合溝部に内接す
る円弧状係合溝部と、該円弧状係合溝部の端縁長手方向
にして、かつ内向きに突設の係止突部とを有し、前記係
止部材は、前記固定枠の上部枠体における垂直壁部と略
対応する垂直壁部と、該垂直壁部の下端長手方向に略L
形状に連なる略平面壁部と、該略平面壁部の端部下方長
手方向に設けられた前記開閉枠における円弧状係合溝部
と部分的に内接する前部弧状係合部と、該前部弧状係合
部と連なり、前記開閉枠における円弧状係合溝部の先端
係止突部とは内接するが、円弧状係合溝部とは内接しな
い後部弧状係合部)と、該後部弧状係合部と前記前部弧
状係合部とで形成され、かつ前記係止突部が係止される
係止段部と、前記後部弧状係合部と連なる水平係止部と
を有し、前記開閉枠は、前記固定枠における上部枠体の
円弧状係合溝部に対する上部枠体の円弧状係合溝部の内
接と、前記上部枠体の垂直壁部に取着された前記係止部
材における前部弧状係合部の外接とにより回動可能とし
て連結され、前記開閉枠の開放時には、該開閉枠におけ
る上部枠体の円弧状係合溝部の上方への回動により、か
つ係止突部が前記係止部材における係止段部に係止され
て開放され、また、開閉枠の閉塞時には、該開閉枠にお
ける上部枠体の円弧状係合溝部の下方への回動により、
かつ係止突部と前記係止部材における係止段部との係止
が解除されるとともに、係止突部が前記水平係止部に係
止されて上部枠体の平面壁部と係止部材の略平面壁部が
隙間のない平坦な同一面状となった状態で閉塞される構
成を特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照し、その作用と共に説明する。図1は本発明を実
施した広告表示構造物の一例での一部省略の断面図、図
2は要部の分解断面図、図3は固定枠に対する開閉枠の
閉塞状態での要部の断面図、図4は固定枠に対する開閉
枠の開放状態での要部の断面図、図5は下部枠体の部分
的断面図、図6は本発明を実施した広告表示構造物の一
例での斜視図的説明図で、これら図において、広告表示
構造物は矩形状の固定枠と、該固定枠に取着の係止部材
を介して開閉可能に止着されたユニット開閉枠を備えて
いる。
【0012】固定枠10は、断面L形の骨材11の上下
部に複数のボルト12によりそれぞれ固定された上下部
枠体13、14と左右側部枠体15および背面側にビス
止めされた背板17により断面コ字形状に構成され、内
部には蛍光灯等の複数の電装部材18が装着されてい
る。
【0013】上下部枠体13、14は、アルミニウム等
の軽金属材により一体成形された長尺の型材を所定の長
さに切断することによって得られるもので、それらの断
面形状は図1から図5に示されている如くである。更に
説明すると、上部枠体13は、平面壁部19と、該平面
壁部19の前後端部の長手方向に形成の四角形中空部2
0、21を有するとともに、前方中空部20を形成して
いる前面垂直壁部22の長手方向には、適当な間隔でネ
シジ孔24が穿設され、かつ内側に膨出した肉厚の取付
部23を有し、更に垂直壁部22の下端長手方向には、
水平状な円弧状係合溝部25と、該円弧状係合溝部25
の端縁長手方向に枠受水平縁部26を有し、更に垂直壁
部22の上端長手方向には、平面壁部19と連なって水
平に突設された略三角形状の係止部27を有するととも
に、垂直壁部22の円弧状係合溝部25との連設基部に
は、係止部27と略等長で外方に向け水平に突設され、
かつその下面が枠受水平縁部26の上面と同一面状を呈
する係止部28を有している。
【0014】一方、下部枠体14は、上部枠体平面壁部
19と同等の平面壁部29と、該平面壁部29の前後端
部の長手方向に中空部20、21と対称形の中空部3
0、30’を有するとともに、前方中空部30を形成し
ている前面垂直壁部の長手方向の上方に連ねて略L形状
に形成の板バネ係止端部31を有している。そして、上
下部枠体13、14は、上述したように、それぞれの中
空部20、21、30、30’において骨材11の上下
部にボルト止めされている。
【0015】ユニット開閉枠40は、上下部枠体41、
42と左右側部枠体43、44およびこれら枠体により
支持されたアクリル樹脂等の広告表示板45とにより構
成されている。上下部枠体41、42は、アルミニウム
等の軽金属材により一体成形された長尺の型材を所定の
長さに切断することによって得られるもので、それらの
断面形状は図1から図5に示されている如くである。更
に説明すると、上部枠体41は、平面壁部46と、該平
面壁部46の後端縁部47の下方長手方向に、上部枠体
13の円弧状係合溝部25に内接合致する円弧状係合溝
部48と、該円弧状係合溝部48の端縁長手方向にし
て、かつ内向きに突設の係止突部49と、平面壁部46
の前端縁下方長手方向に設けられた略L形壁部50と、
該略L形壁部50との間に広告表示板45の差し込み部
51を形成するため、平面壁部46の下面長手方向にL
形壁部50と平行に設けられた略L形壁部52とを有し
ている。なお、L形壁部52における平面壁部46との
連設部53から平面壁部46の端縁部47までの横幅
は、円弧状係合溝部25の枠受水平縁部26の横幅と略
等しく設定されていて、図1および図3に示されている
ように、開閉枠40の完全閉塞状態においては、連設部
53から端縁部47までの部分が枠受水平分部26と合
致して上部枠体41が着実に水平支持されるようになっ
ている。
【0016】一方、下部枠体42は、平面壁部54と、
該平面壁部54の前端縁上方長手方向に設けられた略L
形壁部55と、該L形壁部55との間に広告表示板45
の差し込み部56を形成するため平面壁部54の上面長
手方向にL形壁部55と平行に設けられたL形壁部57
と、平面壁部54の後端縁部58を残して、平面壁部5
4の上方にして、かつL形壁部57との間に形成された
四角形中空部59を有している。
【0017】固定枠10の上部枠体13に組み付け固着
されて開閉枠40における上部枠体41の回動機構を構
成する係止部材60は、アルミニウム等の軽金属材によ
り一体成形された長尺の型材を所定の長さで切断するこ
とによって得られるもので、その断面形状は図1から図
4に示されている如くである。更に説明すると、係止部
材60は、上部枠体13の垂直壁部22と略等長にし
て、かつネジ孔24と適合するネジ孔62を有するとと
もに、上端には上部枠体13における平面壁部19の係
止部27と係合する斜向状係合部63を有する垂直壁部
61と、該垂直壁部61の下端長手方向にやや下向き傾
斜のL形状に連なる略平面壁部64と、該略平面壁部6
4の端部下方長手方向に設けられた開閉枠40における
上部枠体41の円弧状係合溝部48の略中央前寄り部分
と完全に内接する前部弧状係合部65と、該弧状係合部
65と連なり、開閉枠40における円弧状係合溝部48
の先端係止突部49とは内接するが、円弧状係合溝部4
8とは内接しない後部弧状係合部66と、前後弧状係合
部65、66とで形成され、かつ円弧状係合溝部48の
係止突部49が係止される係止段部67と、後部弧状係
合部66と連なる水平係止部68および該水平係止部6
8の端部と垂直壁部61との連設部にして、かつ上部枠
体13における垂直壁部22の下端係止部28と適合す
るL形段部69を有し、開閉枠40の完全閉塞状態にお
いては、開閉枠40の上部枠体平面壁部41と略平面壁
部64が隙間のない略同一平坦面状を呈するようになっ
ている。
【0018】そして、開閉枠40における上下部枠体4
1、42の差し込み部51、56に広告表示板45の周
縁部が差し込まれて取着されるとともに、下部枠体42
の好ましくは複数個所において、そのL形壁部57の水
平部と平面壁部54間にピン70がそれぞれ立設固着さ
れ、これらピン70には、固定枠10における下部枠体
14の板バネ係止端部31に係止される折曲係止部72
と指掛部73を一体に有する異形板バネ71と、該板バ
ネ71を常時付勢するコイルバネ74がそれぞれ弾装さ
れ、該開閉枠40は、その上部枠体41の円弧状係合溝
部48がやや上方より僅かな角度で固定枠10における
上部枠体41の円弧状係合溝部25に落し入れられて内
接されるとともに、固定枠10における上部枠体13の
垂直壁部22には、係止部材60の垂直壁部62が、そ
のL形段部69と係止部28が一体的に適合した状態に
して、かつそのネジ孔62、24の適合孔に螺入の止め
ネジ75によって固着される。すると、開閉枠40にお
ける上部枠体41は、図1および図3に示されているよ
うに、その円弧状係合溝部48と係止突部49が固定枠
10における上部枠体13の円弧状係合溝部25と係止
部材60の前部弧状係合部65および水平係止部68、
係止部28とにより回動可能として挟持され、開閉枠4
0の下部枠体42は、その板バネ74の折曲係止部72
が固定枠10の下部客体14の板バネ係止端部31に弾
発的に係止されることによって止着される。
【0019】このように構成された広告表示構造物にお
いて、内装の電装部材18等の交換や保守、点検等のメ
ンテナンス時に、開閉枠40を開放するには、開閉枠4
0における下部枠体42と固定枠10における下部枠体
14との止着をその板バネ指掛部73を持って折曲係止
部72と板バネ係止端部31との係合を外し、開閉枠4
0を図1に示された実線矢印上方に回動させれば、開閉
枠40は図1および図4に示されているように、上部枠
体41の円弧状係合溝部48が固定枠10における上部
枠体13の円弧状係合溝部25に内面接触し、かつ係止
部材60の前部弧状係合部65に外面接触しながら係止
突部49が係止段部67に係止されるまで上方に安定し
て円滑に、かつ軽快に回動し、それ以上の回動は、係止
突部49と係止段部67との係合により規制され脱落が
着実に防止されて開放される。
【0020】なお、開閉枠40の開き角度は、上部枠体
41の円弧状係合溝部48の係止突部49と係止部材6
0の係止段部67との位置関係により設定されるので、
係止段部67の位置を変更した係止部材60を用いるこ
とにより、<0〜60度の範囲内での回動開閉が可能で
あるので、開閉枠40の前面に障害物があった場合であ
っても、回動開閉可能の範囲内であれば何ら影響され
ず、従来に比して設置場所等の規制が少なく、メンテナ
ンス時においても簡易となる。
【0021】開放状態での開閉枠40を元の閉塞状態と
するには、開閉枠40を図1に示された実線矢印下方向
に回動させて、その下部枠体42の板バネ折曲係止部7
2を固定枠下部枠体14の板バネ係止端部31に弾発的
に係止して止着させれば、上部枠体41における円弧状
係合溝部48の係止突部49の上面が係止部材60にお
ける水平係止部68と係止部28の下面に接して平面壁
部46と略平面壁部64は隙間のない略同一平坦面状を
もって閉塞止着される。
【0022】また、開閉枠40が損傷等してこれ全体を
交換する必要があって、開閉枠40を取り外す場合に
は、下部枠体42の板バネ折曲係止部72と固定枠下部
枠体14の板バネ係止端部31との係合を解除するとと
もに、止めネジ75を外して係止部材60を取り外し、
上部枠体41における円弧状係合溝部48の係止突部4
9が固定枠10における上部枠体13の係止部28から
外れる10度以内で上方に回動させて離脱させれば、開
閉枠40は簡易に取り外しされる。
【0023】
【発明の効果】しかして、本発明によれば、固定枠から
の開閉枠の取り外しは、従来のように開閉枠を上方に6
0度以上回動させる必要がなく、係止部材を取り外した
上で、開閉枠を約10度以内回動させるだけで簡易に取
り外しができ、また、同様にやや傾けるだけで取り付け
ができる。したがって、開閉枠の面前に障害物等があっ
たとしてもこれに干渉されず、開閉枠の着脱やメンテナ
ンス等の作業が楽な姿勢で、安全に行なうことができ
る。
【0024】また、開閉枠の開放時において、開閉枠上
部枠体における円弧状係合溝部の係止突部が係止部材の
係止段部に係止されるため、開閉枠のそれ以上の上方へ
の回動は規制されて脱落が防止され安全である。
【0025】また、係止部材における係止段部の位置決
めにより開閉枠上部枠体の回動角度を任意に設定するこ
とができるので、設置場所の制限を余り受けることがな
い。
【0026】また、蝶番等の開閉金具を一切不要とした
無蝶番連結構造であって、開閉枠の閉塞時には、係止部
材の略平面壁部と開閉枠における上部枠体の平面壁部が
隙間のない平坦な同一面状となるものであるから、雨水
等の内部への流入が防止されて防水効果に優れ、また、
内装部品の故障も少なくなって信頼性を高め得るととも
に、外観体裁も良好となって広告、装飾的価値を高め得
る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した広告表示構造物の一例での一
部省略の断面図である。
【図2】要部の分解断面図である。
【図3】固定枠に対する開閉枠の閉塞状態での要部の断
面図である。
【図4】固定枠に対する開閉枠の開放状態での要部の断
面図である。
【図5】下部枠体の部分的断面図である。
【図6】本発明を実施した広告表示構造物の一例での斜
視図的説明図である。
【符号の説明】
10 固定枠 13 上部枠体 19 平面壁部 22 垂直壁部 25 円弧状係合溝部 40 開閉枠 41 上部枠体 42 下部枠体 43、44 左右側部枠体 45 広告表示板 46 平面壁部 47 後端縁部 48 円弧状係合溝部 49 係止突部 60 係止部材 61 垂直壁部 64 略平面壁部 65 前部弧状係合部 66 後部弧状係合部 67 係止段部 68 水平係止部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広告器等の広告表示構造物における固定
    枠(10)の上部枠体(13)と広告表示板(45)を
    有する開閉枠(40)の上部枠体(41)との係止部材
    (60)を介しての連結構造であって、 前記上部枠体(13)は、平面壁部(19)と連なる垂
    直壁部(22)の下方長手方向にして、かつ前方に水平
    に延びた円弧状係合溝部(25)を有し、 前記開閉枠(40)は、上部枠体(41)と下部枠体
    (42)および左右側部枠体(43)、(44)並びに
    これら枠体により支持された広告表示板(45)とによ
    り構成されるとともに、上部枠体(41)は、その平面
    壁部(46)の後端縁部(47)の下方長手方向に、前
    記上部枠体(13)における円弧状係合溝部(25)に
    内接する円弧状係合溝部(48)と、該円弧状係合溝部
    (48)の端縁長手方向にして、かつ内向きに突設の係
    止突部(49)とを有し、 前記係止部材(60)は、前記固定枠(10)の上部枠
    体(13)における垂直壁部(22)と略対応する垂直
    壁部(61)と、該垂直壁部(61)の下端長手方向に
    略L形状に連なる略平面壁部(64)と、該略平面壁部
    (64)の端部下方長手方向に設けられた前記開閉枠
    (40)における円弧状係合溝部(48)と部分的に内
    接する前部弧状係合部(65)と、該前部弧状係合部
    (65)と連なり、前記開閉枠(40)における円弧状
    係合溝部(48)の先端係止突部(49)とは内接する
    が、円弧状係合溝部(48)とは内接しない後部弧状係
    合部(66)と、該後部弧状係合部(66)と前記前部
    弧状係合部(65)とで形成され、かつ前記係止突部
    (49)が係止される係止段部(67)と、前記後部弧
    状係合部(66)と連なる水平係止部(68)とを有
    し、 前記開閉枠(40)は、前記固定枠(10)における上
    部枠体(13)の円弧状係合溝部(25)に対する上部
    枠体(41)の円弧状係合溝部(48)の内接と、前記
    上部枠体(13)の垂直壁部(22)に取着された前記
    係止部材(60)における前部弧状係合部(65)の外
    接とにより回動可能として連結され、 前記開閉枠(40)の開放時には、該開閉枠(40)に
    おける上部枠体(41)の円弧状係合溝部(48)の上
    方への回動により、かつ係止突部(49)が前記係止部
    材(60)における係止段部(67)に係止されて開放
    され、また、開閉枠(40)の閉塞時には、該開閉枠
    (40)における上部枠体(41)の円弧状係合溝部
    (48)の下方への回動により、かつ係止突部(49)
    と前記係止部材(60)における係止段部(67)との
    係止が解除されるとともに、係止突部(49)が前記水
    平係止部(68)に係止されて上部枠体(41)の平面
    壁部(46)と係止部材(60)の略平面壁部(64)
    が隙間のない平坦な同一面状となった状態で閉塞される
    構成を特徴とする広告表示構造物における固定枠と開閉
    枠との連結構造。
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