JP2824756B2 - 電装表示装置 - Google Patents

電装表示装置

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JP2824756B2
JP2824756B2 JP8116936A JP11693696A JP2824756B2 JP 2824756 B2 JP2824756 B2 JP 2824756B2 JP 8116936 A JP8116936 A JP 8116936A JP 11693696 A JP11693696 A JP 11693696A JP 2824756 B2 JP2824756 B2 JP 2824756B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンビニエンスス
トアー等の店頭外装サインとしての電装表示装置に関
し、更に詳しくは、ファサードタイプで、表示シートで
ある帆布製のフレキシブルシート対応のユニット式表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンビニエンスストアー等の店頭
外装サインとしては、相当に長尺の単一体構造のものが
一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の長尺
単一体構造の表示装置では、表示シートである長尺にし
て、かつ相当重量の帆布製フレキシブルシトートを張設
する場合や、その一部分が損傷等したり、また、内装の
蛍光灯等の電装部材の交換を要する場合には、当該部分
のみの取り替えや交換等は不可能で、相当に長い開閉枠
全体を取り外して交換や保守、点検等した後、再度開閉
枠全体を取り付けなければならないため、その作業が非
常に面倒であって、多くの時間と労力を要し、メンテナ
ンス等が困難であるという問題点があった。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは、本体枠と表示シー
ト張設枠をそれぞれユニット化することにより、表示シ
ートである帆布製のフレキシブルシートの張設とそれの
交換、電装部材の交換等のメンテナンスが簡易になし得
るユニット式の電装表示装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、上部枠体5、下部枠体6および背板
より構成され、かつ内部には電装部材が設けられたコ
字形の本体枠ユニットと、上部枠体38と下部枠体
、これら上下部枠体をその左右両端において連結して
いる一対の連結枠体64および該一対の連結枠体64
正面側長手方向に、結枠体64の正面側端面が見えない
ようにその表示シート掛止前端縁部80を前方に位置し
取着された透過性を有する透明樹脂製の一対の表示シ
ート掛止枠体71により構成され、かつ前記本体枠ユニ
ット1に止着金具21を介して取り外し可能として連結
された表示シート張設枠ユニット37と、該表示シート
張設枠ユニット37における上下部枠体38、53と左
右連結枠体64にそれぞれ付設された表示シート張設金
81と、前記表示シート張設枠ユニット37における
上部枠体38と下部枠体53に取着された屋根板107
と底板115とを備え、前記本体枠ユニット1における
上部枠体5は、そのやや下向き傾斜壁部9の端縁壁部1
0の下方長手方向に、該端縁壁部10の長さを半径とす
る円弧状溝部11を有するとともに、傾斜壁部9の下面
には、垂直壁部13に連なる外向き傾斜壁部14、該傾
斜壁部14に連なる垂直壁部15、該垂直壁部15に連
なる水平壁部16および該水平壁部16と連なり、かつ
円弧状溝部11と連なる垂直壁部17を有し、更に垂直
壁部13の後方には、垂直壁部19と水平壁部20を有
し、前記表示シート張設枠ユニット37における上部枠
体38は、下辺水平壁部39と、該水平壁部39の後端
に形成の上向き傾斜状の係止突部40を有するととも
に、上辺傾斜状端縁壁部42の下方長手方向には、該端
縁壁部42の長さを半径とし、かつ前記上部枠体5の円
弧状溝部11と内接する円弧状溝部43を有し、前記止
着金具21は、水平壁部22と、該水平壁部22の一端
長手方向に下向き斜向状に形成され、かつ前記表示シー
ト張設枠ユニット37の開放時においてその上部枠体3
8の係止突部40が係合する係止壁部23と、垂直壁部
24の上端長手方向にして、かつ係止壁部23側に向け
形成の略直角三角形の係止壁部25と、垂直壁部24の
外側面に固着され、かつ折曲係止部27が折り曲げ形成
された板バネ26を有し、前記表示シート張設金具81
は、固定ピース体収納部内に設けられ、かつその一対の
L形段部86、87の重合により巻き込まれた表示シー
90の端縁部91が挟持される一対の固定ピス体
2、83と、取着部に適当な間隔で取着された複数の締
付ボルト支承部材95と、これら締付ボルト支承部材
のボルト孔を介して螺入され、かつその締め付けによ
りその先端で巻き込まれた前記表示シート90の端縁が
挟持されている前記一対の固定ピース体82、83が押
し入れられて前記表示シート90が前記表示シート張設
枠ユニット37の前面に張設される締付ボルト103か
ら構成され、前記表示シート90の張設された表示シー
ト張設枠ユニット37は、前記本体枠ユニット1におけ
る上部枠体5の円弧状溝部11に対する上部枠体38の
円弧状溝部43の内面接触による回動可能としての係合
をもって連結されるとともに 、前記止着金具2が、そ
の板バネ26の折曲係止部27が前記上部枠体5の垂直
壁部19に係止せられると同時に係止壁部25が傾斜壁
部14に係止せられて取着され、前記表示シート張設枠
ユニット37の上方への回動を介しての開放時におい
て、その上部枠体38の係止突部40が前記止着金具2
1の係止壁部23に係止せられて表示シート張設枠ユニ
ット37が無蝶番構造で開閉可能とされるとともに、板
バネ折曲係止部27と垂直壁部19との係止解除による
止着金具21の取り外しにより、シート張設ユニット3
7が本体枠ユニット1より取り外し可能とされた構成を
特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図1は一部を切欠し、かつ省略し
て示す全体斜視図、図2は一部省略の断面図で、これら
図において、本電装表示装置は、本体枠ユニットと、該
本体枠ユニットに取り外し可能として連結された表示シ
ート張設枠ユニットとを備えている。
【0007】本体枠ユニット1は、断面L形の骨材2の
上下部に複数のボルト3、4によりそれぞれ固定された
上部枠体5と下部枠体6およびこれら上下部枠体5、6
間の背面側にビス止めされた背板7により断面コ字形状
に構成され、内部には蛍光灯等の複数の電装部材8が配
置されている。上下部枠体5、6はアルミニウム等の軽
金属材により一体成形された長尺の型材を所定の長さに
切断することによって得られるもので、それらの断面形
状は図1から図4に示されている如くである。更に説明
すると、上部枠体5は、やや下向き傾斜壁部9の端縁壁
部10の下方長手方向に、該端縁壁部10の長さを半径
とする円弧状溝部11と、該溝部11の端縁長手方向に
端縁壁部10よりも一段低い枠受縁部12を有するとと
もに、傾斜壁部9の下面には、その溝部11側より垂直
壁部13と外向き傾斜壁部14および垂直壁部15を有
し、垂直壁部15は水平壁部16とタッピングホールを
有する垂直壁部17を介して溝部11の下面中心部位と
連結され、また、傾斜壁部9のタッピングホールを有す
る端部垂直壁部18の内方には垂直壁部19を有すると
ともに、これら垂直壁部19、18は水平壁部16と同
一面状の水平壁部20によって連結されている。そし
て、該上部枠体5はその垂直壁部18、19と骨材2の
上辺部との接合部位において複数のボルト3によって固
着されている。
【0008】上部枠5の長手方向にして、かつ好ましく
はその2個所において、後述する表示シート張設枠ユニ
ットの止着金具21が付設されている。該止着金具21
は、所定の幅(水平壁部16よりもやや広い幅)と長さ
の水平壁部22と、該水平壁部22の一端長手方向に下
向き斜向状に形成の係止壁部23と、水平壁部22の上
下部に形成の垂直壁部24と、該垂直壁部24の上端長
手方向にして、かつ係止壁部23側に向け水平に形成の
略直角三角形の係止壁部25と、垂直壁部24の外側面
中央部位にリベット止めされ、かつ折曲係止部27が折
り曲げ形成された板バネ26とを有し、該止着金具21
は、その水平壁部22が上部枠水平壁部16と接合せら
れるとともに、係止壁部25と上部枠傾斜壁部14とが
接合せられ、かつ板バネ26の折曲係止部27が上部枠
垂直壁部19にカチッと音がして係止されるまで押し込
まれることによって付設されている。
【0009】下部枠体6は、幅の広い水平壁部28と、
該水平壁部28の一端に起立形成の垂直壁部29と、該
垂直壁部29に連なる水平壁部30と、垂直壁部29と
水平壁部30との基部から延設の傾斜壁部31と、該傾
斜壁部31と連なる水平および垂直壁部32、33と、
水平壁部28の他端垂直壁部34と平行な垂直壁部35
および該垂直壁部35と他端垂直壁部34と連なる水平
壁部32と同一面状の水平壁部36を有し、該下部枠体
6はその水平壁部32、36と骨材2の下辺部との接合
部位において複数のボルト4によって固着されている。
【0010】表示シート張設枠ユニット37は、上部お
よび下部枠体とこれら上下部枠体をその左右両端におい
て連結している一対の連結枠体と、該一対の連結枠体の
正面側長手方向に取着された一対の表示シート掛止枠体
とにより構成されている。上下部枠体および一対の連結
枠体は、アルミニウム等の軽金属材により一体成形され
た長尺の型材を切断することによって得られるもので、
それらの断面形状は、図1から図5に示されている如く
である。更に説明すると、上部枠体28は、幅の広い下
辺水平壁部39と、該水平壁部39の後端に、開放時に
止着金具21の係止壁部23と係合するやや上向き傾斜
状の係止突部40を有し、また、水平壁部39から起立
した垂直壁部41と連なる上辺傾斜状(端縁壁部10の
傾斜面と略同一傾斜状)端縁壁部42の下方長手方向に
は、該端縁壁部42の長さを半径とし、かつ上部枠体5
の円弧状溝部11と内接する円弧状係合部43を有し、
端縁壁部42と同一傾斜状に連なり、かつ端縁壁部42
よりも一段低い上辺傾斜壁部44の先端肉厚部長手方向
には、後述する屋根板の突起部との係合溝部45を有
し、更に上辺傾斜壁部44と垂直壁部46を介して連な
り、かつ下辺水平壁部39からの垂直壁部47を介して
下辺水平壁部39と平行に連なった水平壁部48の先端
と略中間部位の上面長手方向には、L形突起壁部49、
50により形成のコ字形係合溝部51、52を有してい
る。下部枠体53は、幅の広い上辺水平壁部54と、該
水平壁部54の後端に連なる垂直壁部55を介して下部
枠体6の水平壁部30の外側に接合される水平壁部56
と、該水平壁部56よりも一段低い水平壁部57とを有
し、更に、上辺水平壁部54の下面側の垂直壁部58を
介して上辺水平壁部54と平行に連なった水平壁部59
の先端と略中間部位の下面長手方向には、L形突起壁部
60、61により形成のコ字形係合溝部62、63を有
している。
【0011】上下部枠体38、53をその左右両端の縦
方向において連結している一対の連結枠体64は、その
横断面形状において、両端長手方向にして、かつ外側に
開口したタツピングホール66、67と端縁部68を有
する幅の広い垂直壁部65と、該垂直壁部65の端縁部
68側に連なる水平壁部69と、該水平壁部69の上下
に連なる垂直壁部70と、該垂直壁部70の前端にし
て、かつ垂直壁部65側の長手方向に突設の端縁部71
を有し、更に、垂直壁部70の後端と略中間部位の外面
長手方向には、L形突起壁部72、73により形成のコ
字形係合溝部74、75を有している。そして、該一対
の連結枠体64は、左右対称形に位置させて配置される
とともに、その上下端には、上下部枠体38、53がタ
ッピングホール66、67を介しネジ着されて連結され
ている。左右対称形に配置の一対の連結枠体64の正面
側長手方向に左右対称形として取着された一対の表示シ
ート掛止枠体76は、アクリル樹脂等の透過性を有する
透明樹脂材からなり、その横断面形状は図5に示されて
いるように、連結枠体64における端縁部68、71が
係合する溝部77、78と、傾斜壁部79および該傾斜
壁部79に連なるL形の表示シート掛止前端縁部80を
有し、該表示シート掛止枠体76はその表示シート掛止
前端縁部80が前面(正面側)に位置せられた状態にし
て、かつ端縁部68、71と溝部77、78との係合を
もって一体的に取着されている。
【0012】表示シート張設枠ユニット37における上
下部枠体38、53と左右連結枠体64にそれぞれ付設
の表示シート張設金具81は全て同じ構成であって、一
対の固定ピース体と締付ボルト支承部材および締付ボル
トを含んでいる。従って、上部枠体38に付設の場合が
示されている図3を参照して説明し、下部枠体53に付
設の場合が示されている図4、連結枠体64に付設の場
合が示されている図5においては、その主要部分のみに
数字を附すに止める。一対の固定ピース体82、83
は、アルミニウム等の軽金属材により一体成形された長
尺の型材を切断することによって得られるもので、その
断面形状は図3に示されているように、方形状ブロック
部84、85と、L形段部86、87を介して薄い矩形
状板部88、89を有する略L形状を呈し、該一対の固
定ピース体82、83は、後述するように、表示シート
である帆布製のフレキシブルシート90の端縁部91を
巻き込み、かつその重合せられたL形段部86、87で
挾持された状態で、上下部枠体38、53、左右連結枠
体64における収納溝部92、93、94(図3、図
4、図5参照)内の長手方向に収納される。締付ボルト
支承部材95は、アルミニウム等の軽金属材により一体
成形された長尺の型材を所定の長さに切断することによ
り得られるもので、その断面形状は図3に示されている
ように、水平壁部96と、該水平壁部96の後端と略中
間部位の長手方向にL形突起壁部97、98により形成
のコ字形係合溝部99、100を有し、また、水平壁部
96の前端長手方向には、係合端縁部101と肉厚の垂
直壁部102を有し、該垂直壁部102に穿設のボルト
孔には締付ボルト103が螺入されている。そして、該
締付ボルト支承部材95は、後述するように、上下部枠
体38、53および左右連結枠体64に適当な間隔で複
数取着される。
【0013】このように構成された本電装表示装置の取
り付けは次のようにして行われる。先ず、本体枠ユニッ
ト1が取着面104にボルト105、ナット106で締
着固定される。次いで、本体枠ユニット1にフレキシブ
ルシート90が張設金具81により張設された表示シー
ト張設枠ユニット37が順次に取り付けされる。そこ
で、表示シート張設枠ユニット37に対するフレキシブ
ルシート90の張設について説明すると、先ず、フレキ
シブルシート90の四辺の端縁部91がそれぞれ一対の
固定ピース体82、83に巻き込まれ、かつその重合せ
られたL形段部86、87(方形状ブロック部84、8
5の端面と薄い矩形状板部88、89との端面)で挾持
され、この状態において固定ピース体82、83は各枠
体の収納溝部92、93、94内の長手方向に収納され
てセットされる。次いで、締付ボルト103を有する締
付ボルト支承部材95が各枠体に適当な間隔で、かつ上
下部枠体38、53の場合には締付ボルト103を正面
側に位置させた状態で、左右連結枠体64の場合には背
面側に位置させた状態でそれぞれ取着される。更に詳し
く説明すれば、上部枠体38にあっては、そのコ字形係
合溝部51、52とL形突起壁部97、98およびコ字
形係合溝部99、100とL形突起壁部49、50との
係合により、下部枠体53にあっては、そのコ字形係合
溝部62、63とL形突起壁部97、98およびコ字形
係合溝部99、100とL形突起壁部60、61との係
合により、また、左右連結枠体64にあっては、そのコ
字形係合溝部74、75とL形突起壁部97、98およ
びコ字形係合溝部99、100とL形突起壁部72、7
3との係合によってそれぞれ取着され、各締付ボルト1
03が締め付けられると、その先端部で一対の固定ピー
ス体82、83はその各収納溝部92、93、94内の
短手方向(締め付け方向)に押し入れられ、フレキシブ
ルシート90の周縁部は上下部枠体38、53における
水平壁部39、54の端縁と左右連結枠体64に取着の
透明樹脂製の表示シート掛止枠体76の掛止前端縁部8
0との掛止によって、フレキシブルシート90は歪みを
生ずることなく均一にして、かつ左右両端においては、
枠影を生ずることなく確実に張設される。フレキシブル
シート90の歪み取りや伸長の度合を調節するには、各
締付ボルト103による締め付け力を適宜調節すればよ
い。
【0014】このようにしてフレキシブルシート90が
張設された後、上部枠体38には屋根板が、また、下部
枠体53には底板が取り付けされる。屋根板および底板
はアルミニウム等の軽金属材により一体成形された型材
を切断することにより得られるもので、屋根板107の
断面形状は図3に示されている如くである。即ち、屋根
板107は、本体枠ユニット1における上部枠体5の傾
斜壁部9の延長傾斜面を有する幅の広い傾斜壁部108
と、該傾斜壁部108の下面長手方向に係合突縁部10
9と係合溝部110および先端に水平な係止突縁部11
2を有する垂直壁部111を有し、また、傾斜壁部10
8の前端長手方向には、笠木機能を有する下向き垂直壁
部113を有している。そして、該屋根板107は、そ
の傾斜壁部108が上部枠体38における上辺傾斜壁部
44上に接合せられるとともに、その係合突縁部109
と係合溝部45および係合溝部110と締付ボルト支承
部材95の係合突縁部101とが係合せられ、かつ係止
突縁部112によってフレキシブルシート90が係止せ
られた状態で、傾斜壁部108と上辺傾斜壁部44との
接合部において複数の止めネジ114により固着され
る。また、底板115の断面形状は、図4に示されてい
るように、下部枠体53における一段低い水平壁部57
の外側に接合される水平壁部116と、傾斜壁部117
を介して外側に連設の幅の広い水平壁部118と、該水
平壁部118の前端長手方向に起立形成され、かつ先端
に水平な係止突縁部120を有する垂直壁部119と、
水平壁部118の内側長手方向にに形成の係合溝部12
1とを有し、該底板115は、その水平壁部116が下
部枠体53の水平壁部44の外側に接合せられるととも
に、その係合溝部121と締付ボルト支承部材95の係
合突縁部101が係合せられた状態で、水平壁部44、
116の接合部位において複数の止めネジ122によっ
て固着される。
【0015】次いで、このようにフレキシブルシート9
0が張設され、かつ屋根板107と底板115が取り付
けされた表示シート張設枠ユニット37は、その上部に
おいては、本体枠ユニット1の上部枠体5の円弧状溝部
11内に上部枠体38の円弧状係合部43が上方より斜
向状に係合せられることによって回動可能として取り付
けられ、下部においては、下部枠体6、53の水平壁部
30、56との接合部位において複数のボルト123に
よって固着され、以下同様にしてユニット式に組み付け
られ、その終始端ユニット枠の開口側面には、特に図示
しないが、各側面板がネジ着される。このようにして組
み付け設置された本電装表示装置は、ユニット単位をも
って連設され、ユニット連設部におけるフレキシブルシ
ート90の連設部には、透明樹脂製の表示シート掛止枠
体76により枠影が出ることなく、全体が恰も一枚物の
表示シートの如くに張設される。
【0016】各枠ユニットの交換やメンテナンス等の必
要がある場合には、下部枠体53、6との固着を解除
し、表示シート張設枠ユニット37を図2に想像線で示
されているように、上方に回動させれば、上部枠体38
の円弧状係合部43が上部枠体5の円弧状溝部11に内
面接触しながら同方向に安定して円滑に、かつ軽快に所
定角度だけ回動し、それ以上の回動は、上部枠体38の
係止突部40が止着金具21の係止壁部23に係止せら
れることによって規制される。また、必要により表示シ
ート張設枠ユニット37全体を取り外す場合には、板バ
ネ26を外して止着金具21を取り外し、表示シート張
設枠ユニット37を更に上方に回動させれば、円弧状溝
部11より円弧状係合部43が離脱し、ユニット37は
容易に取り外される。
【0017】
【発明の効果】しかして、本発明によれば、本体枠と表
示シート張設枠がそれぞれユニット化されて、設置時に
おいてこれらが連設されるものであるから、表示シート
であるフレキシブルシートの張設とそれの交換、内装電
装部材の交換等のメンテナンスを簡易に行うことができ
る。
【0018】また、本体枠ユニットの上部枠体に対する
表示シート張設枠ユニットの開閉は、蝶番等の開閉金具
を一切用いることなく、上部枠体の円弧状溝部に内面接
触している表示シート張設枠ユニットにおける上部枠体
の円弧状溝部の回動を介して行なうものであるから、開
閉が安定して円滑に、かつ軽快に行なうことができて、
フレキシブルシートの張り込みから制作、取り付けまで
の作業性を一段と向上させることができる。
【0019】また、表示シート張設枠ユニットにおける
左右連結枠体の正面側長手方向には、連結枠体の正面側
端面が見えないように透過性を有する透明樹脂製の表示
シート掛止枠体がその表示シート掛止前端縁部を正面側
に位置させて取着されているから、長く連設された場合
であっても、ユニット連設部におけるフレキシブルシー
トの連設部(ジョイント部)に枠影が出ることがなく、
全体が恰も一枚物のフレキシブルシートの如くに張設さ
て、広告、装飾的効果を高めことができるとともに、
ユニット単位によりフレキシブルシートの強度が格段に
アップする。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を切欠し、かつ省略して示す本発明に係る
電装表示装置の斜視図である。
【図2】一部省略の縦断面図である。
【図3】本体枠および表示シート張設枠ユニットの上部
枠体部分を示す拡大縦断面図である。
【図4】本体枠および表示シート張設枠ユニットの下部
枠体部分を示す拡大縦断面図である。
【図5】表示シート張設枠ユニットにおける連結枠体部
分を示す拡大横断面図である。
【図6】フレキシブルシートの連設部(ジョイント部)
を示す断面的説明図である。
【符号の説明】
1 本体枠ユニット 5 上部枠体 6 下部枠体 7 背板 8 電装部材 21 止着金具 26 板バネ 37 表示シート張設枠ユニット 38 上部枠体 53 下部枠体 64 連結枠体 76 透明樹脂製の表示シート掛止枠体 81 表示シート張設金具 82、83 一対の固定ピース体 90 表示シート(フレキシブルシート) 91 表示シート(フレキシブルシート)端縁部 92、93、94 固定ピース体収納溝部 95 締付ボルト支承部材 103 締付ボルト 107 屋根板 115 底板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09F 13/04 G09F 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部枠体5、下部枠体6および背板
    より構成され、かつ内部には電装部材が設けられたコ
    字形の本体枠ユニットと、 上部枠体38と下部枠体53、これら上下部枠体をその
    左右両端において連結している一対の連結枠体64およ
    該一対の連結枠体64の正面側長手方向に、該連結枠
    体64の正面側端面が見えないようにその表示シート掛
    止前端縁部80を前方に位置して取着された透過性を有
    する透明樹脂製の一対の表示シート掛止枠体71により
    構成され、かつ前記本体枠ユニット1に止着金具21を
    介して取り外し可能として連結された表示シート張設枠
    ユニット37と、 該表示シート張設枠ユニット37における上下部枠体
    8、53と左右連結枠体64にそれぞれ付設された表示
    シート張設金具81と、 前記表示シート張設枠ユニット37における上部枠体
    と下部枠体53に取着された屋根板107と底板11
    とを備え、前記本体枠ユニット1における上部枠体5は、そのやや
    下向き傾斜壁部9の端縁壁部10の下方長手方向に、該
    端縁壁部10の長さを半径とする円弧状溝部11を有す
    るとともに、傾斜壁部9の下面には、垂直壁部13に連
    なる外向き傾斜壁部14、該傾斜壁部14に連なる垂直
    壁部15、該垂直壁部15に連なる水平壁部16および
    該水平壁部16と連なり、かつ円弧状溝部11と連なる
    垂直壁部17を有し、更に垂直壁部13の後方には、垂
    直壁部19と水平壁部20を有し、 前記表示シート張設枠ユニット37における上部枠体3
    8は、下辺水平壁部39と、該水平壁部39の後端に形
    成の上向き傾斜状の係止突部40を有するとともに、上
    辺傾斜状端縁壁部42の下方長手方向には、該端縁壁部
    42の長さを半径とし、かつ前記上部枠体5の円弧状溝
    部11と内接する円弧状溝部43を有し、 前記止着金具21は、水平壁部22と、該水平壁部22
    の一端長手方向に下向き斜向状に形成され、かつ前記表
    示シート張設枠ユニット37の開放時においてその上部
    枠体38の係止突部40が係合する係止壁部23と、垂
    直壁部24の上端長手方向にして、かつ係止壁部23側
    に向け形成の略直角三角形の係止壁部2 5と、垂直壁部
    24の外側面に固着され、かつ折曲係止部27が折り曲
    げ形成された板バネ26を有し、 前記表示シート張設金具81は、固定ピース体収納部内
    に設けられ、かつその一対のL形段部86、87の重合
    により巻き込まれた表示シート90の端縁部91が挟持
    される一対の固定ピス体82、83と、取着部に適当な
    間隔で取着された複数の締付ボルト支承部材95と、こ
    れら締付ボルト支承部材95のボルト孔を介して螺入さ
    れ、かつその締め付けによりその先端で巻き込まれた前
    記表示シート90の端縁が挟持されている前記一対の固
    定ピース体82、83が押し入れられて前記表示シート
    90が前記表示シート張設枠ユニット37の前面に張設
    される締付ボルト103から構成され、 前記表示シート90の張設された表示シート張設枠ユニ
    ット37は、前記本体枠ユニット1における上部枠体5
    の円弧状溝部11に対する上部枠体38の円弧状溝部4
    3の内面接触による回動可能としての係合をもって連結
    されるとともに、前記止着金具2が、その板バネ26の
    折曲係止部27が前記上部枠体5の垂直壁部19に係止
    せられると同時に係止壁部25が傾斜壁部14に係止せ
    られて取着され、前記表示シート張設枠ユニット37の
    上方への回動を介しての開放時において、その上部枠体
    38の係止突部40が前記止着金具21の係止壁部23
    に係止せられて表示シート張設枠ユニット37が無蝶番
    構造で開閉可能とされるとともに、板バネ折曲係止部2
    7と垂直壁部19との係止解除による止着金具21の取
    り外しにより、表示シート張設ユニット37が本体枠ユ
    ニット1より取り外し可能とされた 構成を特徴とする電
    装表示装置。
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