JP3118276U - 納豆収納容器 - Google Patents

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清繁 山田
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株式会社ヤマダフーズ
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Abstract

【課題】納豆を収納する容器に卵を入れる空間を設けること、該空間の空気を外気を断って納豆の収納室に納豆熟成用として供給できること、容器の構成を単純構造の組合せによって量産化のコストを低減させること、食するときの納豆の粘りが容器の扱いに面倒にならないこと、食後の容器の後片付けが簡単であることの要件を満たす納豆収納容器を提供すること。
【解決手段】納豆を収納する容器本体1と、容器本体1の上周縁のフランジ1bに凹状の陥没部2aを有してその上周縁のフランジ2cを係着して容器本体1に収められる中蓋2と、中蓋2を包蔵してそのフランジ2cと共締め状に容器本体1のフランジ1bに弾発変形部3aを介して嵌着され、弾発変形部3aの上方に山形の空室3bを設けるとともに、下方には弾発変形部3aに連通する挿入テーパ部3dを設けて成形された上蓋3と、から成る。
【選択図】図4

Description

本考案は納豆収納容器に関する。
納豆を収納する容器本体の上部に、蓋体の浅皿状の凹陥部を嵌合させ、該凹陥部に薬味入りの小袋を載置し、蓋体の上面にフィルムを貼着した納豆収納容器が、特開2002−104562号公報(特許文献1)に開示されている。このものは納豆の上面に直接被せていたフィルムの処理が、それに付着する粘りのため面倒であることから提案された技術であるが、凹陥部を形成する蓋体は容器本体と肉薄ヒンジを介して一体であるため、その成形にコストを要することと、第2底板に設けた通気孔とフランジに設けた通気溝とによって醗酵ガスを放出するとしているが、逆に通気溝を大気に連通することで熟成後に醗酵し過ぎを生ずるおそれがあることなどの欠点を内在する。
納豆熟成のための空気を供給する容器としては、特開2001−37439号公報(特許文献2)で提案されているが、この技術は納豆熟成後、個々に空気の通気路を閉塞する手段を要する。
一方、納豆の食卓に供される態様としては、家庭内では各種の具材を各様に用いるが、業務用すなわちビジネスホテル、観光地のホテルや旅館などでは、特定の食品(のりや卵など)と共に提供されている。そのため大勢の食膳を扱うとなると特定食品の盛り込みに気が抜けないものとなる。
特開2002−104562号公報 特開2001−37439号公報
本考案は、納豆を収納する容器に卵を入れる空間を設けるとともに、該空間の空気を外気を断って納豆の収納室に納豆熟成用として供給できること、また、容器の構成を単純構造の組合せによって量産化のコストを低減させること、食するときの納豆の粘りが容器の扱いに面倒にならないこと、食後の容器の後片付けが簡単であることなどの要件を満たす納豆収納容器を提供する。
本考案の納豆収納容器は、納豆を収納する容器本体と、該容器本体の上周縁のフランジに凹状の陥没部を有してその上周縁のフランジを係着して容器本体に収められる中蓋と、該中蓋を包蔵してそのフランジと共締め状に容器本体のフランジに弾発変形部を介して嵌着され、該弾発変形部の上方に山形の空室を設けるとともに、下方には弾発変形部に連通する挿入テーパ部を設けて成形された上蓋とから成る。
本考案の納豆収納容器によれば、単純構造の組合せで量産コストが削減され、また、中蓋の陥没部と上蓋の空室によって卵を収納するに十分な空間が確保され、納豆熟成用の空気は外気を断って前記空間内の空気が充当されるから雑菌に曝されることなく、また、納豆を食するときは中蓋の底面に付着する粘りは裏返しすることで手や食膳を汚すことなく、卵の殻やその他の不要な小袋等は上蓋に収納され、食後は中蓋に殻や小袋などが収納され、上蓋は弾性変形部によって容器本体に被蓋され、後片付けし易い状態にまとめられる効果がある。
容器本体の外形は円形に限定されることなく、中蓋及び上蓋は容器本体の外形に追従して成形され、上蓋内の空室と中蓋の陥没部とで形成される空間から容器本体内への空気通路は、中蓋のフランジと容器本体のフランジ間の間隙により形成されるものから、積極的に中蓋のフランジの折曲始端周縁に開口する通気孔によるものなどである。
本考案の納豆収納容器Aを実施例により説明すると、図1に示すように、上げ底状に底板1aを設けた逆截頭円錐台状の容器本体1は、その上周縁に所要幅のフランジ1bが周設され、容器本体1に収められる中蓋2は、容器本体1に納豆を収納する収納空間1cを確保できる深さの陥没部2aと、陥没部2aの上部で収納空間1cの上部内周に遊嵌する大径部2bと、大径部2bの上端に周設されその外径が容器本体1のフランジ1bの外径に略同等のフランジ2cとから成り、上蓋3は中蓋2を包蔵して両フランジ1b、2cに共締め状に嵌着される横向き円弧状の弾発変形部3aが周設され、その上方に山形の空室3bが設けられるとともに、下方には図2、図3(a)に示すように、両フランジ1b、2cを案内する縦蛇腹3cを多数縦設した挿入テーパ部3dが設けられて成る。
このようにして成る納豆収納容器Aは、図4に示すように、容器本体1の底板1aと中蓋2の陥没部2aの底面間に形成される収納空間1cに納豆4が収納され、容器本体1に収められた中蓋2はフランジ2cが容器本体1のフランジ1bに重畳され、陥没部2aには袋5に密封された生や温泉卵6やその他の薬味、しょう油(図外)などが収納される。
この状態で上蓋3が被せられるが、両フランジ1b、2cは上蓋3の挿入テーパ部3dに沿って挿入テーパ部3dを外方へ押し出すように縦蛇腹3cを変形させ、かつ、図3(b)に示す横向き円弧状の弾発変形部3aの下方絞り部3eをも外方へ拡幅するように変形させ、ついには弾性変形部3aの内部に両フランジ1b、2cを収めて上蓋3は容器本体1に嵌着され、所要のシール等が貼着されて市販に供される。
この状態で提供される納豆食品Bは、食事の際に一方の手で容器本体1をつかみ他方の手の指を挿入テーパ部3dの下端にかけて上方へあおれば、弾性変形部3aが変形して両フランジ1b、2cが解放され上蓋3は簡単に外される。
そして、上蓋3を裏返して置き、中蓋2から袋5に入った卵6や薬味、しょう油を取り出し、中蓋2を容器本体1から外して裏返して置けばその底面についた粘りは手や食膳に付着することがない。そして容器本体1に収納された納豆4に卵や薬味やしょう油を加えてかき混ぜ食される。このとき、袋5や卵の殻、薬味やしょう油を入れた小袋などは上蓋3の空室3bに収められる。
食後は容器本体1に中蓋2が収められ、中蓋2の陥没部2aに袋5や小袋や殻などが入れられ、上蓋3が被せられてその弾性変形部3aに両フランジ1b、2cが挟持され縛りを要することなく簡単に後片付けされる。
市販に供される状態では、納豆熟成のための空気は上蓋3の空室3bと中蓋2の陥没部2aとで形成される空間7から両フランジ1b、2cの間を通って納豆4を収納した容器本体1の収納空間1cに供給され、外気は弾発変形部3aで遮断されて納豆4は雑菌に曝されることはない。熟成後の醗酵ガスは前記の逆で容器本体1から両フランジ1b、2cの間を通って空間7へ排出される。
このように納豆収納容器Aは、中蓋2と上蓋3とで形成される空間7に添加食品の収納された納豆食品Bとして提供されるから業務用として有用である。
本考案の納豆収納容器は、納豆と卵をコンパクトに収納できるから、主として業務用の食膳に供される分野、すなわちビジネスホテルや観光地のホテル、旅館、民宿などでの需要が期待される。
本考案に係る納豆収納容器Aの分解状態における一部を破断した斜視図。 上蓋3の平面図。 組合せ状態の弾発変形部3aの説明図で、(a)はその部分正面図、(b)は(a)のA−A矢視拡大断面図。 納豆収納容器Aが納豆食品Bとして用いられた状態の縦断面図。
符号の説明
1:容器本体
1a:底板
1b:フランジ
1c:収納空間
2:中蓋
2a:陥没部
2b:大径部
2c:フランジ
3:上蓋
3a:弾発変形部
3b:空室
3c:縦蛇腹
3d:挿入テーパ部
3e:下方絞り部
4:納豆
5:袋
6:卵
7:空間
A:納豆収納容器
B:納豆食品

Claims (1)

  1. 納豆を収納する容器本体と、該容器本体の上周縁のフランジに凹状の陥没部を有してその上周縁のフランジを係着して容器本体に収められる中蓋と、該中蓋を包蔵してそのフランジと共締め状に容器本体のフランジに弾発変形部を介して嵌着され、該弾発変形部の上方に山形の空室を設けるとともに、下方には弾発変形部に連通する挿入テーパ部を設けて成形された上蓋と、から成る納豆収納容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021079964A (ja) * 2019-11-15 2021-05-27 株式会社ケーピープラテック 中皿付き容器
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