JP3117455U - 広告等と一体式の目隠しシール付き回答用紙の構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】紙製平面状で広告等の情報を掲載すると共にその一部に切り離し可能な回答部3を設けた回答用紙1の構造において、回答部が、回答部本体と、回答部本体のいずれかの周縁から外側に延在する目隠しシールと、目隠しシールの片面上に仮接着剤を介して貼着された剥離シート4とを有し、剥離シートを剥離した後、目隠しシールと回答部本体との境界を折返し線3a2として目隠しシールを回答部本体の片面上に折り畳むことにより仮接着剤により付着可能である。
【選択図】図1
Description
例えば、チラシ広告に回答用ハガキを添付して不特定多数の人々に配り回答用ハガキにより回答を求めようとする場合、個人情報の保護の観点から回答内容を隠すための目隠しシールを別に添付している。
また例えば、特許文献1ではハガキ上に剥離・再貼付可能な目隠しシールを配置している。
・チラシ広告と回答用ハガキのほかに目隠しシールを別に用意しなければならないため、手間が掛かかると共に、コスト高が避けられない。
・目隠しシールを回答用ハガキにおける回答欄に貼り付ける際、位置ずれを起こす場合がある。そのため、貼り付け作業に神経を使うのが一般的である。
・スーパーやファミリーレストランなどにアンケート用紙やクレーム用紙(お客様の声)として店内に置かれている用紙には、個人情報の保護がなされていない。
・特許文献1のようにハガキ上に目隠しシールを配置すると、ハガキに掲載する情報内容及びその配置が制限される。
請求項1に係る考案は、広告等の情報を掲載すると共にその一部に切り離し可能な回答部を設けた回答用紙の構造において、前記回答部が、回答部本体と、前記回答部本体のいずれか周縁から外側に延在する目隠しシールと、前記目隠しシールの片面上に仮接着剤を介して貼着された剥離シートとを有し、前記剥離シートを剥離した後、前記目隠しシールと前記回答部本体との境界を折返し線として該目隠しシールを該回答部本体の片面上に折り畳むことにより、前記仮接着剤により該目隠しシールが該回答部本体の片面上に付着可能であることを特徴とする。
(1)チラシ広告等の広告等情報を掲載する回答用紙が、その一部に回答用ハガキ等の回答部本体及び目隠しシールからなる回答部を切り離し可能に一体式で設けているため、用紙が1枚で済み経済的である。
(2)目隠しシールは回答用ハガキ等の回答部本体と連結されており折返し線により折り畳むことにより回答用紙本体の片面上に付着させるので、目隠しシールを貼り付ける際に位置ずれが起こらない。よって、簡単な作業により容易に位置ずれを防ぐことができる。
(4)また、本考案のものを個人情報保護の付いた用紙として使用することは、企業の個人情報保護に対する取り組みが評価されイメージアップとなる。
(5)回答の記入がテストの解答用紙として構成されている場合でも容易に隠すことができる。
(6)本考案による広告等と一体式の目隠しシール付き回答用紙は、今までの広告宣伝の環境を大きく変える印刷媒体である。
図1は、本考案による広告等と一体式の目隠しシール付き回答用紙の構造の実施形態の一例を示す表面側の全体斜視図である。図2は、図1に対応する裏面側の全体斜視図である。図3は、部分展開図である。
なお、表面広告面2bと裏面広告面2cには、所望する広告記事2b1、2c1が表記されている。尚、「表面」と「裏面」は、説明の便宜上このように称するが、広告等の情報の内容に関連して表裏を意味するものではない。
目隠し面3cは、上記折り畳み用ミシン穴3a2で仕切られた他方面に形成されている。この結果、回答用ハガキ3bと目隠し面3cは、折り畳み用ミシン穴3a2を中心として隣接した状態になっている。言い換えるならば、回答用ハガキ3bのいずれかの周縁上を折返し線として、その周縁から外側に目隠し面3cが延在している。
この目隠し面3cは、回答用ハガキ3bの回答記入欄3b1を上面から覆うことができる寸法に構成されていると共に、中身が透けないように地紋などの印刷3c1が施され、かつ仮接着材3c2が塗布されている。
・回答用ハガキに代えて店舗でのアンケート等の回答用紙とする。この場合には、郵送ではなく回収箱などに入れることになる。
・回答用ハガキに代えて試験問題の解答用紙とする。この場合には、広告部2には例えば入社試験の問題が記載されることは当然である。
(1)広告面を見る。
(2)切り取り用ミシン穴3a1から回答部3を切り離す。
(3)回答記入欄3b1に必要事項を記入する。
(4)剥離シート4を剥がす。
(5)目隠し面3cを折り畳み用ミシン穴3a2に沿って折り曲げる。
(6)目隠し面3cを回答記入欄にしっかりと貼り付け仮接着剤で付着させることにより情報を隠す。
(7)回答用ハガキ(回答用用紙)を提出する。
(8)その後、提出先において、仮接着剤により付着された目隠し面3cと回答記入欄3b1とは、回答記入欄3b1を損なうことなく容易に分離することができる。
図6(A)は、回答用ハガキ3bと目隠し面3c(剥離シール4)とを、回答用紙1の右下部分に設けた例である。
図6(B)は、回答用ハガキ3bと目隠し面3c(剥離シール4)とを、回答用紙1の下方部分に設けた例である。
広告付き懸賞ハガキの場合は、懸賞(キャンペーン)に対して情報主体が自ら申し込みをする。
広告付き申し込み用紙の場合は、情報主体が自ら加入するために申し込む。
広告付きお客様紹介ハガキ(カード)の場合は、情報主体に対して紹介者が申し込む。
2 広告部
3 回答部
3a 回答部片面
3a1 切り取り用ミシン穴
3a2 折り畳み用ミシン穴
3b 回答部本体(回答用ハガキ)
3c 目隠し面(目隠しシール片面)
4 剥離シール
Claims (1)
- 広告等の情報を掲載すると共にその一部に切り離し可能な回答部を設けた回答用紙の構造において、
前記回答部が、回答部本体と、前記回答部本体のいずれかの周縁から外側に延在する目隠しシールと、前記目隠しシールの片面上に仮接着剤を介して貼着された剥離シートとを有し、
前記剥離シートを剥離した後、前記目隠しシールと前記回答部本体との境界を折返し線として該目隠しシールを該回答部本体の片面上に折り畳むことにより、前記仮接着剤により該目隠しシールが該回答部本体の片面上に付着可能であることを特徴とする、広告等と一体式の目隠しシール付き回答用紙の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005008296U JP3117455U (ja) | 2005-10-07 | 2005-10-07 | 広告等と一体式の目隠しシール付き回答用紙の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005008296U JP3117455U (ja) | 2005-10-07 | 2005-10-07 | 広告等と一体式の目隠しシール付き回答用紙の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3117455U true JP3117455U (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=43467780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005008296U Expired - Lifetime JP3117455U (ja) | 2005-10-07 | 2005-10-07 | 広告等と一体式の目隠しシール付き回答用紙の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3117455U (ja) |
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2005
- 2005-10-07 JP JP2005008296U patent/JP3117455U/ja not_active Expired - Lifetime
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