JP3117413U - 竹のパウダーと竹炭のパウダーからなる健康食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】生竹および生竹を炭素化した竹炭を使用し、これらを粉末化して混合し、これによりそれぞれの特性を活かした生竹と竹炭の食品化、さらには家畜の飼料にも用いることができる竹のパウダーと竹炭のパウダーからなる健康食品を提供する。
【解決手段】竹のパウダーと竹炭のパウダーからなる健康食品は、生竹を切削して得た粒度1〜500μmの生竹のパウダー1に対して竹炭のパウダー2を2〜10重量%を加えてなり、竹のパウダー1と竹炭のパウダー2の混合物を球体形状3等の粒状に成形したものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、整腸作用や有害物質の排出作用等を有し健康の促進に役立つ竹のパウダーと竹炭のパウダーからなる健康食品に関する。
例えば、孟宗竹類の竹類は、その生長が頗る速く、1日で20cmも伸び、また、地下茎は1年で5mも伸び、繁殖力が強い。このため何の手入れもしないと周辺の雑木林や農地に広がり、生態系に重大な悪影響が出るようになる。また密集すると竹林に下草が生えなくなり、土砂災害につながる。従って、今やこの竹公害は社会の大きな問題となっている。そこで、近時はかかる竹類、特に生竹が植物繊維等を豊富に含むことからこれを食品或いは家畜等の飼料とならないかとの研究が種々なされている。また、炭を整腸剤の代わりに食べる習慣が民間療法としてある。
そこで、従来から、竹や竹炭を利用した種々の加工食品等の食品類や飼料類等の考案が提案されている。
例えば、生竹を粉砕機で粉砕して粉末を得、この竹の粉末を飼料又は食品とすることが開示されている(特許文献1)。
また、竹の茎等を粉砕し、この粉砕物を膨潤粉砕材に生成して家畜用基礎飼料とすることが開示されている(特許文献2)。
さらに、タンポポ及びヨモギの粉体の混合物に対し竹等の食用に供せられる動植物を原料として炭素化された黒焼を混合させて健康食品を製造する方法が開示されている(特許
さらにまた、竹炭を5〜10μの大きさに粉砕し、ゼラチンを混練して粒状とした竹炭粉末入りの健康食品が開示されている(例えば、特許文献4)。
特開2000−224960号公報 特開2005−58222号公報 特開昭60−160856号公報 特開平11−164659号公報 特開2005−13109号公報
しかしながら、特許文献1,2の飼料又は食品の場合、いずれも竹の粉末を用いているが、竹炭は使用されていない。
また、特許文献3の健康食品は竹等を炭素化した黒焼が用いられるとともに、特許文献4の健康食品は竹炭が用いられており、いずれの場合にも炭化されていない竹は使用されていない。
すなわち、竹粉末と竹炭粉末を混合し、竹粉末と竹炭粉末の特性を併用した食品はなかった。
そこで、本願考案者は、竹に豊富に含む良質な植物繊維等による特性と、竹炭の特性とを有効に活用できる食品の研究に没頭した。
それは、竹を粉末にすると、食品原料として使用でき栄養学的に高い価値があることが判明したこと、即ち、竹に含まれているチロシンはストレスを解消する効果があるし、テニアンは血圧を低下させ高コレステロールの解消に役立つことが立証されているからである。さらに、竹の植物繊維により竹のパウダーは難消化性を有し、小腸及び大腸の内腸壁に優しい刺激を与えるとともに、腸内の脂肪の吸収、排出や、腸内の有害物質を吸着、排出を行い、さらには腸内菌の活性化に寄与するからである。
また、竹炭を粉末にすると、腸内の有害物質を解毒するとともに吸着して体外に排出を行い、また有害物質の繁殖を抑制し便の臭いを軽減するという特性を有するからである。
而して本考案の総じた目的は、生竹および生竹を炭素化した竹炭を使用し、これらを粉末化して混合し、これによりそれぞれの特性を活かした生竹と竹炭の食品化、さらには飼料化への道を開き、以って里山の荒廃をもたらす「放置竹林」解消に貢献せんとするものである。
本考案の生竹のパウダーと竹炭のパウダーからなる健康食品は、生竹を切削して粒度μm単位とした竹のパウダーと、竹炭のパウダーとから成ることを最も主要な特徴とする。
そして、竹のパウダーを粒度1〜500μmにし、この生竹のパウダーに2〜10重量%の竹炭のパウダーを加えることも望ましい。さらに、生竹のパウダーと竹炭のパウダーを混合し、粒状、例えば球状やペレット状に成形することも好ましい。
請求項1,2の考案によれば、生竹を切削して粒度μm単位、例えば粒度1〜500μmの生竹のパウダーと、竹炭のパウダー、例えば生竹のパウダーに対して2〜10重量%を加えて成るものであり、生竹のパウダーが有する特性と、竹炭のパウダーが有する特性を併せもつことができる。ここで生竹のパウダーは、生竹の針状の繊維を残さないように竹の繊管束を輪切りするとともに、切削時に加熱せずに熱変化を生じさせない状態で得ており、生竹の成分を変化させることはない。
請求項3の考案によれば、粒状に成形してあるので、保存や持ち運びに便利であり、例えば、外出先で使用することができる。ここで粒状の形状は任意である。
生竹と竹炭の特性を活かすという目的を、生竹を切削して粒度μm単位とした竹のパウダーと、竹炭のパウダーとを混合して粒状にすることにより実現した。
以下、本考案の一実施例を図面とともに説明する。
生竹を切削し粒度μm単位の生竹のパウダーを得る。この生竹のパウダーを製造する際には、一例として、円盤状の回転切削加工具を複数枚積層して略円柱形状からなるチップソーを回転し、このチップソーの周面に生竹を直角に押し当てる。製造された生竹のパウダーは、竹の維管束を輪切りにするように切削され、針状の繊維が全く残らずにパウダー化される。このとき、生竹のパウダーは、粒度1〜500μmにすることが好ましい。
また、生竹のパウダーの製造に使用する生竹は、何ら前処理加工を施すことなく、生竹のままで切削加工処理を施している。すなわち、生竹を加熱することなく常温で切削して生竹のパウダーを製造しているので、生竹の成分が変化することのない生竹のパウダーを得ることができる。
竹炭は一般的手法により製造し、粉砕器で粉砕して竹炭のパウダーを得ても良いし、前記生竹のパウダーを炭化させて得てもよい。
そして、生竹のパウダー1に対して竹炭のパウダー2を重量比で2〜10%を加え、成型装置により粒状に成形する。成形された生竹のパウダー1と竹炭のパウダー2からなる粒状体は、その形状を、図1に示すような球状形状3や図2に示すようなペレット状形状4と種々の形状に成形可能であり、前記球状やペレット状に限定されることはない。なお、生竹のパウダーと竹炭のパウダーを粒状化することなく、粉体のままで混合した状態でも良いことは勿論である。
成形された粒状体は、生竹のパウダーの特性と、竹炭のパウダーの特性を併せもった健康食品として用いられる。すなわち、生竹のパウダーは、竹の植物繊維により難消化性を有し、小腸及び大腸の内腸壁に優しい刺激を与えるとともに、腸内の脂肪の吸収、排出や、腸内の有害物質を吸着、排出を行い、さらには腸内菌の活性化に促進する特性を有している。また、竹炭のパウダーは、腸内の有害物質を解毒するとともに吸着して体外に排出を行い、また有害物質の繁殖を抑制し便の臭いを軽減するという特性を有している。
前記生竹のパウダーと竹炭のパウダーを混合した粒状体は、瓶や缶等の収納ケースや包装袋に入れて保存でき、栄養価値の高い健康食品として用い、また家畜等の飼料に混合して使用することができる。
本考案の竹のパウダーと竹炭のパウダーからなる健康食品の形状の一例を示す斜視図である。 本考案の竹のパウダーと竹炭のパウダーからなる健康食品の形状の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 生竹のパウダー
2 竹炭のパウダー
3 球状形状
4 ペレット状形状

Claims (3)

  1. 生竹を切削して粒度μm単位とした生竹のパウダーと、竹炭のパウダーとから成ることを特徴とする竹のパウダーと竹炭のパウダーからなる健康食品。
  2. 生竹を切削して粒度1〜500μmとした生竹のパウダーと、この生竹のパウダーに2〜10重量%を加えた竹炭のパウダーとから成ることを特徴とする竹のパウダーと竹炭のパウダーからなる健康食品。
  3. 前記生竹のパウダーと前記竹炭のパウダーを混合し、粒状に成形して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の竹のパウダーと竹炭のパウダーからなる健康食品。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012228236A (ja) * 2011-04-22 2012-11-22 Nagasaki Kogyo Kk 竹とレンコンのチカラ
CN115644319A (zh) * 2022-09-27 2023-01-31 乐山师范学院 一种竹黄粉及其制备方法和应用

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