JP3117293U - バッグ - Google Patents

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JP3117293U JP2005008072U JP2005008072U JP3117293U JP 3117293 U JP3117293 U JP 3117293U JP 2005008072 U JP2005008072 U JP 2005008072U JP 2005008072 U JP2005008072 U JP 2005008072U JP 3117293 U JP3117293 U JP 3117293U
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喜代松 正田
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株式会社ヤマト屋
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Abstract

余分なベルトを収納できるだけでなく、適用できるバッグの種類に対する汎用性を向上すると共に、従来と変わらない外観品質を維持することができるバッグを提供する。
【解決手段】
バッグ本体部と、上記バッグ本体部を保持するためのベルト状保持部と、上記ベルト状保持部に係合すると共に、上記ベルト状保持部の長さを調節しうる調節部材とを有し、上記バッグ本体部を形成する内布と外布との間に、上記ベルト状保持部の先端部側を挿入しうるように構成されている。
【選択図】
図1

Description

本考案は、バッグに係り、特に、ベルトの長さを調節することができるバッグに関するものである。
物を収納して持ち運ぶ場合にバッグを利用するのが便利である。一般的なバッグは、手で把持して持ち運ぶためのベルトを有した手提げバッグや、両肩に掛けて背負うためのベルトを有した背負いバッグ等のように、バッグ本体部を保持しうるベルトを備えている。
ところで、ベルトには、使用者の体格や用途に合わせて長さを調節しうるように調節部材が設けられているが、長さを調節した際に、バッグの保持に不必要な余剰ベルト部が先端部側に形成される。
この余剰ベルト部は、調節部材から端部に向かって形成されると共に、その端部が自由端であるため、バッグの外方に露出されている場合にあっては、収納部を形成するバッグ本体上で自由に動くという事態が発生し、使用時に邪魔な存在となるだけでなく、見栄えが悪くなり、外観品質の低下を招く。
このような事態を解消するバッグとして、紐体の一端をバッグ本体に接合するとともに、紐体の他端をフリーとなして、その紐体のフリーな端部側における長手方向の任意の箇所を連結可能な留め具をバッグ本体に設置して、その紐体の連結個所を変化させることにより紐体の長さを伸縮可能として当該紐体を選択的にショルダーベルト又は提げ手として使用可能とし、さらに、バッグ本体における上記の留め具の下方位置に余った紐体の端部を挿入可能な袋部を設けたことを特徴とするバッグが存在する(例えば、特許文献1参照。)。
上記のように構成されたバッグにあっては、バッグ本体部が、収納物を収納しうる収納部と、上記収納部の外方に配置されると共に、内布と外布により形成されたポケット部とを有し、そのポケット部の上端縁部における内布と外布との縫合箇所の一部分に余剰ベルト部の挿入口部が設けられ、その挿入口部から余剰ベルト部を挿入して収納することができる。
即ち、上記特許文献1のバッグにあっては、挿入口部を設けるために、バッグ本体部とは別部材であるポケット部を形成する必要があり、その取り付け方によっては、バッグ全体として違和感を覚え、外観品質の低下を招く恐れがある。
また、バッグ本体部の外側部に挿入口部を設けなければならないため、バッグ本体部が損傷し易い繊維等の素材の場合には、余剰ベルト部を頻繁に出し入れすると早期に損傷してしまう恐れがあるため、バッグ本体部には比較的丈夫な素材を用いる必要がある。
したがって、上記特許文献1に記載された考案にあっては、上記のような事情を考慮した場合、適用できるバッグの種類が制限され、結果的に汎用性が乏しいという事態が生じる。
実登3061524号公報
そこで、本考案の課題は、余分なベルトを収納できるだけでなく、適用できるバッグの種類に対する汎用性を向上すると共に、従来と変わらない外観品質を維持することができるバッグを提供することを目的とすることにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の考案は、バッグ本体部と、上記バッグ本体部を保持するためのベルト状保持部と、上記ベルト状保持部に係合すると共に、上記ベルト状保持部の長さを調節しうる調節部材とを有し、上記バッグ本体部を形成する内布と外布との間に、上記ベルト状保持部の先端部側を挿入しうるように構成されている。
また、請求項2記載の考案は、上記外布には、根革部が固定され、上記根革部には、上記ベルト状保持部の先端部側を挿入しうる挿入口部が設けられている。
即ち、請求項2記載の本考案に係るバッグにあっては、ベルト状保持部の先端部側を挿入口部に挿入してバッグ内方に収納することができるように形成されている。
また、請求項3記載の考案は、上記挿入口部は、幅寸法が上記ベルト状保持部の先端部側の幅寸法よりもやや大きい寸法で形成され、厚さ寸法が上記ベルト状保持部の先端部側の厚さ寸法よりもやや大きい寸法で形成されている。
即ち、請求項3記載の本考案に係るバッグにあっては、ベルト状保持部を挿入口部に挿入した際に、ベルト状保持部が捩れることがないように形成されている。
また、請求項4記載の考案は、上記バッグは、把持しうる一対の上記ベルト状保持部を有した手提げバッグであって、上記根革部は、上記バッグ本体部の両側面部の上部に所定間隔をおいて一対に固定して設けられ、上記根革部の上端部には、バックル状の調節部材が固定され、上記ベルト状保持部は、上記調節部材を介してバッグ本体部に連結されている。
また、請求項5記載の考案は、上記バッグは、両肩に掛けうる一対の上記ベルト状保持部を有した背負いバッグであって、上記根革部は、上記バッグ本体部の両側面部に固定して設けられている。
請求項1及び2記載の本考案に係るバッグにあっては、ベルト状保持部には、バッグを保持するための部位以外に、自由端となりうるベルト状保持部の先端部側が形成されるが、ベルト状保持部の先端部側を挿入しうる挿入口部が設けられていることから、そのベルト状保持部の先端部側をバッグ内方に収納することができる。
したがって、使用者の体格及び用途に応じて、バッグに取り付けたベルト状保持部の長さを調節することができると共に、ベルト状保持部の先端部側がバッグ本体上で自由に動いてしまい、使用時に邪魔になるという不便を解消することができる。
さらに、ベルト状保持部の先端部側が外部から視認されないことから、ベルト状保持部の先端部側が自由端ではなく調節不可能に固定されたタイプのバッグと同等の外観品質を得ることができる。
また、挿入口部がバッグ本体部とは別部材である根革部に設けられた場合には、バッグ本体部が損傷し易い繊維等の素材であっても、根革部を皮革等の高強度の素材で形成することにより、バッグの素材に左右されることなく挿入口部を設けることができる。
そして、バッグ本体部の側面部に間隙部が設けられている場合にあっては、バッグ本体部の側面部の任意に選択した位置に根革部を設け、ベルト状保持部の先端部側を挿入口部に挿入することができる。
したがって、ベルト状保持部の先端部側を挿入することができる挿入口部を様々なタイプのバッグに設けることができるようになるため、バッグの素材及び形状に対する汎用性が向上する。
また、請求項3記載の本考案に係るバッグは、挿入口部の幅寸法及び厚さ寸法が、ベルト状保持部の先端部側の幅寸法及び厚さ寸法よりもやや大きい寸法で形成されていることから、ベルト状保持部の先端部側を捩れさせることなく挿入口部に挿入することができる。
したがって、ベルト状保持部が捩れ難い硬質な素材で形成された場合であっても、容易に挿入することができるようになるため、ベルトの素材に対する汎用性が向上する。
さらに、ベルト状保持部の先端部側が挿入口部にスムーズに挿入されている状態となるため、違和感を覚えて挿入口部付近の見栄えが悪くなって外観品質が低下するという事態を防止することができる。
また、請求項4記載の本考案に係るバッグは、手提げバッグに適用した際に、根革部を設けてベルト状保持部の先端部側を収納することができる最適なバッグを提供することができる。
また、請求項5記載の本考案に係るバッグは、背負いバッグに適用した際に、根革部を設けてベルト状保持部の先端部側を収納することができる最適なバッグを提供することができる。
以下、図面を用いて本考案を実施するための最良の形態について説明する。
本実施の形態に係るバッグ10は、図1及び図3に示すように、バッグ本体部12と、上記バッグ本体部12を保持するためのベルト状保持部13,14と、上記ベルト状保持部13,14に係合すると共に、上記ベルト状保持部13,14の長さを調節しうる調節部材15とを有し、上記バッグ本体部12を形成する内布31と外布32との間に、上記ベルト状保持部の先端部側27を挿入しうるように構成されている。
また、上記外布32には、根革部19が固定され、上記根革部19には、上記ベルト状保持部の先端部側27を挿入しうる挿入口部23が設けられている。
また、上記挿入口部23は、図2に示すように、幅寸法L1が上記ベルト状保持部の先端部側27の幅寸法L2よりもやや大きい寸法で形成され、厚さ寸法L3が上記ベルト状保持部の先端部側27の厚さ寸法L4よりもやや大きい寸法で形成されている。
また、上記バッグ10は、図1及び図2に示すように、把持しうる一対の上記ベルト状保持部13,14を有した手提げバッグであって、上記根革部19,19は、上記バッグ本体部12の両側面部34,35の上部に所定間隔をおいて一対に固定して設けられ、上記根革部19,19の上端部38,38には、バックル状の調節部材15,15が固定され、上記ベルト状保持部13,14は、上記調節部材15,15を介してバッグ本体部12に連結されている。
以下、図面を用いて本考案の実施例1に係るバッグ10について説明する。
本実施例に係るバッグ10は、図1に示すように、手提げバッグであって、バッグ本体部12と、上記バッグ本体部12を把持して保持するための一対のベルト状保持部13,14と、上記ベルト状保持部13,14に係合すると共に、上記ベルト状保持部13,14の長さを調節しうる調節部材15と、上記バッグ本体部12に固定された根革部19,19とを有している。
上記バッグ本体部12には、厚さ方向側面部34,35が形成され、調節部材15を介して一方の上記ベルト状保持部13をバッグ本体部12へ連結しうる一対の上記根革部19,19が、上記バッグ本体部12の長さ方向に沿って厚さ方向側面部上部36,36に所定間隔をおいて一対に固定して設けられている。
また、図示は省略するが、他方の上記ベルト状保持部14についても、一方の上記ベルト状保持部13と同様に、調節部材15を介して他方の上記ベルト状保持部14をバッグ本体部12へ連結しうる一対の上記根革部19,19が、上記バッグ本体部12の長さ方向に沿って厚さ方向側面部上部に固定して設けられている。
上記調節部材15は、図2に示すように、側面横長略長方形のリング状に形成されると共に、上記ベルト状保持部13,14を挿通しうるバックル部16を有している。
上記バックル部16は、上記根革部19の上端部において形成された折り返し部38に一片39が回動可能に固定され、上記一片39の長さ方向中央部には、係合爪片45が回動可能に固定されている。
上記バッグ本体部12は、図1及び図3に示すように、側面略長方形状に形成され、収納物を収納しうる収納部42と、上記収納部42を被覆しうる内布31と、上記内布31の外方に配置されると共に、上記内布31と縫合されている外布32とを有し、厚さ方向側面部34,35においては、上記内布31と上記外布32の間に、間隙部33が設けられている。
上記バッグ本体部12の上端部には、幅方向に沿ってスライドファスナ43が配置され、上記バッグ本体部12を開閉可能としている。
上記ベルト状保持部13,14は同様の構成であるため、以下、一方の上記ベルト状保持部13を例に挙げて説明する。
図1及び図2に示すように、上記ベルト状保持部13には、上記ベルト状保持部13の両端から内方に向かって、厚さ方向に貫通して形成された貫通孔44が長さ方向に沿って複数箇所に設けられている。
また、上記ベルト状保持部13は、その両端が上記バックル部16に挿通され、任意に選択した上記貫通孔44に、上記係合爪片45が挿通されることにより、上記バッグ本体部12に連結されている。
したがって、上記貫通孔44を任意に変更することにより、上記ベルト状保持部13の長さを調節することができる。
上記ベルト状保持部13には、図1及び図2に示すように、ベルト状保持部の先端部側27,27が自由端として形成されている。
上記ベルト状保持部13,14に設けられた根革部19は同様の構成であるため、以下、一方の上記ベルト状保持部13側に設けられた上記根革部19を例に挙げて説明する。
図1及び図2に示すように、上記根革部19は、折り返し部38に向かってテーパ状に形成され、上記根革部19の略中央部には、上記外布32と上記根革部19を厚さ方向に貫通して形成された挿入口部23が、幅方向に沿って設けられている。
上記挿入口部23には、図1〜図3に示すように、上記ベルト状保持部の先端部側27が挿入され、上記挿入口部23に挿入された上記ベルト状保持部の先端部側27は、上記間隙部33内に収納されている。
また、上記挿入口部23は、図2に示すように、幅寸法L1が上記ベルト状保持部の先端部側27の幅寸法L2よりもやや大きい寸法で形成され、厚さ寸法L3が上記ベルト状保持部の先端部側27の厚さ寸法L4よりもやや大きい寸法で形成されている。
上記ベルト状保持部の先端部46は、上記挿入口部23の厚さ寸法L3よりも大きい厚さ寸法で形成され、上記挿入口部23から外部に抜け出さないストッパとして機能する。
以下、本実施例の作用について説明する。
上記実施例に係るバッグ10は、ベルト状保持部13,14には、バッグ10を保持するための部位以外に、自由端となりうるベルト状保持部の先端部側27が形成されるが、ベルト状保持部の先端部側27を挿入しうる挿入口部23が設けられていることから、そのベルト状保持部の先端部側27をバッグ内方に収納することができる。
したがって、使用者の体格及び用途に応じて、バッグに取り付けたベルト状保持部13,14の長さを調節することができると共に、ベルト状保持部の先端部側27がバッグ本体上で自由に動いてしまい、使用時に邪魔になるという不便を解消することができる。
さらに、ベルト状保持部の先端部側27が外部から視認されないことから、ベルト状保持部の先端部側27が自由端ではなく調節不可能に固定されたタイプのバッグと同等の外観品質を得ることができる。
また、挿入口部23がバッグ本体部12とは別部材である根革部19に設けられた場合には、バッグ本体部12が損傷し易い繊維等の素材であっても、根革部19を皮革等の高強度の素材で形成することにより、バッグの素材に左右されることなく挿入口部23を設けることができる。
そして、厚さ方向側面部34,35に間隙部33が設けられている場合にあっては、厚さ方向側面部34,35の任意に選択した位置に根革部19を設け、ベルト状保持部の先端部側27を挿入口部23に挿入することができる。
したがって、ベルト状保持部の先端部側27を挿入するための挿入口部23を様々なタイプのバッグに設けることができるようになるため、バッグの素材及び形状に対する汎用性が向上する。
また、挿入口部23の幅寸法L1及び厚さ寸法L3が、ベルト状保持部の先端部側27の幅寸法L2及び厚さ寸法L4よりもやや大きい寸法で形成されていることから、ベルト状保持部の先端部側27を捩れさせることなく挿入口部23に挿入することができる。
したがって、ベルト状保持部が捩れ難い硬質な素材で形成された場合であっても、容易に挿入することができるようになるため、ベルトの素材に対する汎用性が向上する。
さらに、ベルト状保持部の先端部側が挿入口部にスムーズに挿入されている状態となるため、違和感を覚えて挿入口部付近の見栄えが悪くなって外観品質が低下するという事態を防止することができる。
以下、図面を用いて本考案の実施例2に係るバッグ60について説明する。
本実施例に係るバッグ60は、図4、図5、図7に示すように、背負いバッグであって、バッグ本体部62と、上記バッグ本体部62を両肩に掛けて保持することができる一対のベルト状保持部63,64と、上記ベルト状保持部63,64に係合すると共に、上記ベルト状保持部63,64の長さを調節しうる調節部材65と、上記バッグ本体部62に固定された根革部67とを有している。
上記バッグ本体部62は、背負った際に背中と当接しうる背中当接面部69と、上記背中当接面部69の両側方に設けられた側面部70とを有し、上記両側面部下部72には、上記根革部67が固定して設けられている。
上記バッグ本体部62は、図4に示すように、側面略長方形状に形成されている。
上記側面部70は、図4及び図6に示すように、収納物を収納しうる収納部74と、上記収納部74の外方に配置された内布75と、さらに上記内布75よりも外方に配置されると共に、上記内布75と縫合されている外布76とを有し、上記内布75と上記外布76の間には、間隙部77が形成されている。
上記バッグ本体部62の上端部には、図7に示すように、幅方向に沿ってスライドファスナ78が配置され、上記バッグ本体62を開閉可能としている。
上記ベルト状保持部63,64は、図4に示すように、肩に掛けてバッグ本体部62を保持しうる肩掛けベルト79,80と、上記ベルト状保持部63,64の長さを変更しうる調節ベルト81,82とを有している。
上記肩掛けベルト79,80は、その基端部83,84が、上記背中当接面部上部85に所定間隔をおいて取り付けられ、各々の上記肩掛けベルト79,80が、上記背中当接面部上部85の近傍において交差すると共に、上記背中当接部69の長さ方向に沿って設けられている。上記肩掛けベルト79,80の他端部86,87は、上記調節部材65に係合されている。
上記調節ベルト81,82は同様の構成であるため、以下、上記調節ベルト81を例に挙げて説明する。
上記調節ベルト81は、図5に示すように、その基端部88が、上記背中当接面部69の幅方向端部に設けられた固定部89に固定され、中央部付近において長さ方向に沿って折り返すことにより折り返し部90が形成され、上記折り返し部90が、上記調節部材65に係合されている。
また、折り返して重ねられた上記調節ベルト81を一体的に固定しうるゴムバンド91が、上記調節部材65と上記固定部89の間に設けられている。
上記調節ベルト81には、調節ベルトの先端部側93が自由端として形成されている。
上記根革部67は、図5に示すように、側面縦長略長方形状に形成され、上記根革部67の略中央部には、上記外布76と上記根革部67を厚さ方向に貫通して形成された挿入口部94が、長さ方向に沿って設けられている。
上記挿入口部94には、図5及び図6に示すように、上記調節ベルトの先端部側93が挿入され、上記挿入口部94に挿入された上記調節ベルトの先端部側93は、上記間隙部77に収納されている。
また、上記挿入口部94は、図5に示すように、幅寸法L5が上記調節ベルトの先端部側93の幅寸法L6よりもやや大きい寸法で形成され、厚さ寸法L7が上記調節ベルトの先端部側93の厚さ寸法L8よりもやや大きい寸法で形成されている。
上記調節ベルト他端部92は、上記挿入口部94の厚さ寸法L7よりも大きい厚さ寸法で形成され、上記挿入口部94から外部に抜け出さないストッパとして機能する。
以下、本実施例の作用について説明する。
上記実施例に係るバッグ60は、調節ベルト81,82には、バッグ60を保持するための部位以外に、自由端となりうる調節ベルトの先端部側93が形成されるが、調節ベルトの先端部側93を挿入しうる挿入口部94が設けられていることから、その調節ベルトの先端部側93をバッグ内方に収納することができる。
したがって、使用者の体格及び用途に応じて、バッグに取り付けたベルト状保持部63,64の長さを調節することができると共に、調節ベルトの先端部側93がバッグ本体上で自由に動いてしまい、使用時に邪魔になるという不便を解消することができる。
また、挿入口部94の幅寸法L5及び厚さ寸法L7が、調節ベルトの先端部側93の幅寸法L6及び厚さ寸法L8よりもやや大きい寸法で形成されていることから、調節ベルトの先端部側93を捩れさせることなく挿入口部94に挿入することができる。
したがって、調節ベルトが捩れ難い硬質な素材で形成された場合であっても、容易に挿入することができるようになるため、ベルトの素材に対する汎用性が向上する。
さらに、調節ベルトの先端部側が挿入口部にスムーズに挿入されている状態となるため、違和感を覚えて挿入口部付近の見栄えが悪くなって外観品質が低下するという事態を防止することができる。
本考案は、主にベルトの長さを調節することができるバッグに適用可能である。
本考案に係るバッグの第一の実施の形態を示す斜視図である。 本考案に係るバッグの第一の実施の形態を示し、ベルト状保持部の先端部側と挿入口部の関係を示す斜視図である。 本考案に係るバッグの第一の実施の形態を示し、内布と外布とベルト状保持部の先端部側を示す断面図である。 本考案に係るバッグの第二の実施の形態を示す背面図である。 本考案に係るバッグの第二の実施の形態を示し、調節ベルトの先端部側と挿入口部の関係を示す斜視図である。 本考案に係るバッグの第二の実施の形態を示し、内布と外布と調節ベルトの先端部側を示す断面図である。 本考案に係るバッグの第二の実施の形態を示す正面図である。
符号の説明
10 バッグ
12 バッグ本体部
13 一方のベルト状保持部
14 他方のベルト状保持部
15 調節部材
16 バックル部
19 根革部
23 挿入口部
27 ベルト状保持部の先端部側
31 内布
32 外布
33 間隙部
34、35 厚さ方向側面部
36 厚さ方向側面部上部
38 折り返し部
39 バックル部の一片
42 収納部
43 スライドファスナ
44 貫通孔
45 係合爪片
46 ベルト状保持部の先端部
60 バッグ
62 バッグ本体部
63、64 ベルト状保持部
65 調節部材
67 根革部
69 背中当接面部
70 側面部
72 側面部下部
74 収納部
75 内布
76 外布
77 間隙部
78 スライドファスナ
79、80 肩掛けベルト
81、82 調節ベルト
83、84 肩掛けベルト基端部
85 背中当接面部上部
86、87 肩掛けベルト他端部
88 調節ベルト基端部
89 固定部
90 折り返し部
91 ゴムバンド
92 調節ベルト他端部
93 調節ベルトの先端部側
94 挿入口部

L1 挿入口部の幅寸法
L2 ベルト状保持部の先端部側の幅寸法
L3 挿入口部の厚さ寸法
L4 ベルト状保持部の先端部側の厚さ寸法
L5 挿入口部の幅寸法
L6 調節ベルトの先端部側の幅寸法
L7 挿入口部の厚さ寸法
L8 調節ベルトの先端部側の厚さ寸法

Claims (5)

  1. バッグ本体部と、上記バッグ本体部を保持するためのベルト状保持部と、上記ベルト状保持部に係合すると共に、上記ベルト状保持部の長さを調節しうる調節部材とを有し、
    上記バッグ本体部を形成する内布と外布との間に、上記ベルト状保持部の先端部側を挿入しうるように構成されたことを特徴とするバッグ。
  2. 上記外布には、根革部が固定され、
    上記根革部には、上記ベルト状保持部の先端部側を挿入しうる挿入口部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のバッグ。
  3. 上記挿入口部は、幅寸法が上記ベルト状保持部の先端部側の幅寸法よりもやや大きい寸法で形成され、厚さ寸法が上記ベルト状保持部の先端部側の厚さ寸法よりもやや大きい寸法で形成されていることを特徴とする請求項2記載のバッグ。
  4. 上記バッグは、把持しうる一対の上記ベルト状保持部を有した手提げバッグであって、上記根革部は、上記バッグ本体部の両側面部の上部に所定間隔をおいて一対に固定して設けられ、上記根革部の上端部には、バックル状の調節部材が固定され、上記ベルト状保持部は、上記調節部材を介してバッグ本体部に連結されていることを特徴とする請求項1〜3記載のバッグ。
  5. 上記バッグは、両肩に掛けうる一対の上記ベルト状保持部を有した背負いバッグであって
    、上記根革部は、上記バッグ本体部の両側面部に固定して設けられていることを特徴とする請求項1〜3記載のバッグ。
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