JP3117099U - 保湿手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】掌側の透湿性と甲側の保湿性が適度に調和した保湿手袋を提供する。
【解決手段】手袋(1)の甲側(2)の生地は少なくとも2層(20a,20b)からなり、そのうち少なくとも1層は、合成樹脂フィルムのラミネート層(20b)から形成され、手袋の掌側(3)は、透湿性を有する生地(30a)から形成されていることを特徴とする保湿手袋。である。透湿性のある生地(20a,30a)は、例えば、綿、レーヨン、ポリエステル、ポリウレタン等の糸を使用して天竺編みやレース編みなどに編成した編地である。ラミネートする合成樹脂(20b)は、例えば、ポリウレタンである。
【選択図】図3

Description

本考案は、手の甲がカサカサになったり潤いがなくなったりするのを防止するために、睡眠時に着用して使用する保湿手袋に関するものである。
この種の保湿手袋として、例えば下記特許文献1の考案が知られている。これは、手袋の甲の側は、目詰まりが生じにくく長期間にわたって透湿性を維持するよう加工されたポリエステル又はナイロン生地から形成され、手袋の掌の側は、合成樹脂フィルムをラミネートして保湿効果を高めたポリエステル又はナイロン生地から形成されてなることを特徴とする手袋である。
実用新案登録第3040728号
前記特許文献1の手袋は、手袋の甲の側に透湿性を与え、手袋の掌の側に保湿効果を与えるようにしている。しかし、「手に汗を握る」という慣用表現があるように、人間がよく汗をかくのは掌側であって、甲の側ではない。この従来技術の手袋を着用して就寝すると手が汗ばみ、寝苦しく感じるという体験報告があった。
そこで、前記特許文献1の手袋と素材の配置を逆にしてみたところ、前記特許文献1の手袋の欠点がほとんど解消された。本考案のこの知見に基づくものであり、透湿性と保湿性が適度に調和した新たな保湿手袋を提供することを目的とする。
本考案の保湿手袋は、第1の観点では、手袋の甲側の生地は少なくとも2層からなり、そのうち少なくとも1層は、合成樹脂フィルムのラミネート層から形成され、手袋の掌側は、透湿性を有する生地から形成されていることを特徴とする手袋である。
第2の観点では、本考案は、手袋の甲側の全部及び掌側の指部の上半分の生地は少なくとも2層からなり、そのうち少なくとも1層は、合成樹脂フィルムのラミネート層から形成され、手袋の掌側は前記指部の上半分を除いて透湿性を有する生地から形成されていることを特徴とする保湿手袋である。
第1の観点における本考案の保湿手袋は、手袋の甲側は、合成樹脂フィルムをラミネートして保湿効果を高めた生地から形成されているので、睡眠時に着用して使用すると、手の甲がカサカサになったり潤いがなくなったりするのを防止することができる。それでいて、手袋の掌の側は、透湿性を有する生地から形成されているので、暑苦しい思いをすることが少ない。
第2の観点における本考案の保湿手袋は、第1の観点における保湿手袋と同様の効果が得られる。さらに加えて、手袋の掌側の指部の上半分も、合成樹脂フィルムをラミネートして保湿効果を高めた生地から形成されているので、睡眠時に着用して使用すると、指先腹部がカサカサになったり潤いがなくなったりするのを防止することができる。しかも、手袋の掌側の大部分は、透湿性を有する生地から形成されているので、暑苦しい思いをすることが少ない。
本考案の第1及び第2の観点において、手袋の甲側は2層からなる。肌側の下層は、透湿性のある生地からなる。そのような生地の例としては、綿、レーヨン、ポリエステル、ポリウレタン等の糸を使用して天竺編みやレース編みなどに編成した編地を使用することができる。外側の上層はポリウレタン等の合成樹脂フィルムを前記下層にラミネートしてなる。
この手袋の掌側は、第1の観点では、前記甲の側の下層と同じである。したがって、透湿性のある生地からなる。そのような生地の例としては、綿、レーヨン、ポリエステル、ポリウレタン等の糸を使用して天竺編みやレース編みなどに編成した編地を使用することができる。別の見方をすれば、本考案の手袋は、透湿性のある生地で製造された従来の手袋の甲の側だけを合成樹脂フィルムをラミネートしたものということもできる。
本考案の第2の観点における手袋では、掌側の指部の上半分も手袋の甲側と同じ構造を有する。特に好ましいのは、指部の第1関節部より上側を手袋の甲側と同じ構造とすることである。
さらに手袋の甲側と掌側の間のマチ部も、指部の上半分の生地は手袋の甲側と同じ構造とするのが好ましい。特に好ましいのは、マチ部の第1関節部より上側を手袋の甲側と同じ構造とすることである。
掌側のそれ以外は、第1の観点の手袋と同じく、透湿性を有する生地から形成されている。
以下、本考案の第1実施例に係る保湿手袋1について、添付図面に基づき、さらに詳細に説明する。
図1及び図2は、保湿手袋1の一実施例を示す図であり、図1は背面図、図2は正面図、図3は図1の3−3断面図を示している。なお、これらの図では、左右対称のもの一対のうち左方のみをあらわしている。
この実施例の保湿手袋1は、手首から指先までをすっぽりと覆うものであり、主として、手の甲の側を覆う甲側布片2と、掌の側を覆う掌側布片3とから形成されている。
甲側布片2は、親指、人指し指、中指、薬指、小指の各先端部から手首までの甲側を覆うように形成されている。つまり、ほぼ長方形状に形成された甲被覆部21の先端側に、5つの細長い指被覆部22,23,24,25,26が連設された形状である。
この甲側布片2は、2層からなる。下層2aは、綿糸100%で天竺編みした編地から形成されている。上層2bは、下層2aの上にラミネートされたポリウレタンフィルム層である。
一方、掌側布片3は、前記甲側布片2とほぼ同一形状に形成されてなる。すなわち、掌被覆部31の先端側に5つの指被覆部32,33,34,35,36が連設された形状である。
掌側布片3は、甲側布片2と重ね合わされ、これら両布片2,3は、各左右の側端縁同士、すなわち人指し指又は小指の各先端部から手首までの左右両側辺が縫合されている。
さらに、人指し指と中指との間、中指と薬指との間、薬指と小指との間は、それぞれ、マチ布片4〜10(図1,図2)を介して、甲側布片2と掌側布片3とが縫合されて指を入れるための筒状に形成されている。
すなわち、各マチ布片4〜10は、細長く形成され、指の付け根部分でほぼV字形状に2つ折りされた後、周側端縁を甲側布片2又は掌側布片3の各指被覆部22〜25,32〜35の端縁に縫合されている。これらマチ布片4〜10は、掌側布片3と同一の生地、つまり綿糸100%で天竺編みした編地から形成されている。
保湿手袋1の基端部に形成された手を差し込むための開口7の周囲は、甲側布片2及び掌側布片3が内側に折り返されてジグザグにミシン掛け8されて縫合されている。
本考案の保湿手袋1は、睡眠時に着用したり、風呂上がりのしっとりとしている時に着用して使用するのが効果的である。薬剤やクリームを手に塗布したあとで着用するとなお一層効果的である。
本考案の保湿手袋1は、上記のような構成であるから、着用することにより、抜群の保湿効果によって、手の甲の荒れを防止、改善することができる。よって、特に、手があれやすく、常にカサカサしている人、乾燥肌の人にとって最適である。
図4及び図5は、第2実施例に係る保湿手袋1Aを示す図であり、図4は背面図、図5は正面図、図3は図5の6−6断面図を示している。なお、これらの図では、左右対称のもの一対のうち左方のみをあらわしている。
第2実施例が第1実施例と異なるのは、図6に示すように、掌側手袋の指部32a〜36aの第1関節部より上側部分32b〜36bも2層30a,30bからなることである。上層30bは、下層20aの上にラミネートされたポリウレタンフィルム層である。マチ布片4a〜10b(図4,図5)についても、第1関節部より上側部分4b,5b,6bは同様の処理がされている。その他の部分については、第1実施例の符号に「a」を付加してその説明を省略する。
第2実施例によれば、第1実施例に比べ、手の甲だけでなく指先腹部の荒れも防止、改善することができる。
第1実施例の保湿手袋1を示す背面図である。 第1実施例保湿手袋1を示す正面図である。 図1の3−3断面図である。 第2実施例の保湿手袋1Aを示す背面図である。 第2実施例の保湿手袋1Aを示す正面図である。 図5の6−6断面図である。
符号の説明
1,1A 保湿手袋
2,2a 甲側布片
3,3a 掌側布片
4〜10 マチ部
20a,30a 下層
20b,30b 上層(合成樹脂のラミネート層)
32b〜36b 指部の第1関節部より上の部分
4b〜10b マチ部第1関節部より上の部分

Claims (6)

  1. 手袋(1)の甲側(2)の生地は少なくとも2層からなり、そのうち少なくとも1層は、合成樹脂フィルムのラミネート層(20b)から形成され、手袋の掌側(3)は、透湿性を有する生地(30a)から形成されていることを特徴とする保湿手袋。
  2. 手袋(1A)の甲側(2a)の全部及び掌側(3a)の指部の上半分の生地は少なくとも2層からなり、そのうち少なくとも1層は、合成樹脂フィルムのラミネート層(20b,30b)から形成され、手袋の掌側(3a)は前記指部の上半分を除いて透湿性を有する生地(30a)から形成されていることを特徴とする保湿手袋。
  3. 手袋(1A)の甲側(2a)と掌側(3a)の間のマチ部も、指部の上半分の生地は少なくとも2層からなり、そのうち少なくとも1層は、合成樹脂フィルムのラミネート層(20b,30b)から形成されている請求項1記載の保湿手袋。
  4. 透湿性のある生地(30a)が、綿、レーヨン、ポリエステル、ポリウレタン等の糸を使用して天竺編みやレース編みなどに編成した編地である請求項1ないし3のいずれかに記載の保湿手袋。
  5. 合成樹脂フィルムのラミネート層(20b,30b)がポリウレタンである請求項1ないし3のいずれかに記載の保湿手袋。
  6. 前記掌側(3a)の指部の上半分にうち、第1関節部よりも上の部分(32b〜36b)及び第1関節部よりも上のマチ部(4b,5b,6b,7b,8b,9b,10b)の生地が少なくとも2層からなり、そのうち少なくとも1層は、合成樹脂フィルムのラミネート層(30b)から形成されている請求項2又は3記載の保湿手袋。


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