JP3113471U - 和装用補整肌着 - Google Patents

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Abstract

【課題】肌触りがよく、着物を着たときの肩から胸元にかけてなだらかな曲線を付与する和装用補整肌着を提供することである。
【解決手段】和装肌着1の布地前身頃の肩から胸周り部分にレース地2を重ねて縫着し、他方、布地後身頃の腰周り部分において、布地の外側にレース地4を重ねて縫着し、これらレース地と布地との重合部分の一部を開放してなり、この開放部分から体形補整用の胸パット3,腰パット5を挿入できるようにしてなり、腋部分に汗取りパットを取り付けてなる和装用補整肌着の構成である。
【選択図】 図1

Description

この考案は、着物を着用するときの着物の下に着る和装用補整肌着に関する。
最近は和装用着物を着用する人が増えているが、女性用の場合は、必ずしも簡易に着用できるものでもなく、他人に着付けてもらう場合が多い。各人の体形の違いにより和装着物の場合は体の線が現れやすいので、各人の体形補整用の付属品を多数用意して、体形の凹部にコルセットや木綿、タオルなどを体形に合う形で複数個挿入され、その都度補整が行われ、着物を着付していた。
以前は和装用下着として襦袢が多く着用されていたが、洋装の下着としてのスリップの着用が通常化している。着物を着用したときの体形を美しく見せるために衿周りや胸元に木綿製のコルセットやタオルを挿入していた。
これらスリップの場合は、前記コルセットなどを長時間着用していると補整用タオルなどが移動し、着くずれを生ずることがあった。
また、和装用の肌襦袢に体形を補正するためのパットを取り付けるものとして特許文献1や特許文献2などが知られている。
実用新案登録第3048745号公報 実用新案登録第3023713号公報
特許文献1においては和装ブラジャー、は札襦袢および裾除け一体にしたもので、和装ブラジャーを内面に縫着してなり、肌襦袢の首周りや腰周りに補整袋を配置すると共に前合わせ部分に面ファスナーを使用したものである。これでは着付に際して面倒であり、簡易に着物を着付けることができなかった。
また、特許文献2は着物の下に着用するブラジャーとして複数の袋を内面に縫着し、前側を開閉自在に形成したものである。これでは前側のあわせが面倒であり、ボタンの掛けはずしが面倒であった。
このように着物の着用に際して襦袢などでは各人の体形補整が簡易に出来なかった。
このような従来のいくつかの問題点を解決し、着用に際して簡易に着用することができる和装用補整肌着を提供することである。
本考案の課題は、肌触りがよく、着物を着たときの外観に影響を与えない和装用補整肌着を提供することである。
本考案の課題は、着用後、着物着付けしたときに違和感無く、用便に際しても簡易に裾を持ち上げることができる和装用補整肌着を提供することである。
本考案は、前記課題を達成するために以下の構成にした。
前身頃の胸周り部分および後身頃の腰周り部分において、肌に接触する布地の外側に所定の大きさのレース地を重ね、これらレース地と布地との重合部分の一部を開放して縫着してなり、それぞれの開放部分から体形補整用のパットを挿入できるようにしてなる和装用補整肌着の構成とした。
前記課題は、前身頃の胸周り部分において、肌に接触する布地の外側にレース地を重ねて配置し、このレース地の周縁を布地に縫着するに当たり、上方周縁を縫着し、レース地の下端縁を縫着せずに開放して袋状に形成し、この開放部分から体形補整用の所定の形状となっているパットを挿入可能にしてある和装用補整肌着の構成によって達成できる。
前期課題は、前身頃の胸周り部分から肩にかけて布地の外側にレース地を重合し、このレース地の上方周縁を布地に縫着し、下方周縁を開放してなり、他方、後身頃の腰周り部分にレース地を重ねてレース地の下端周縁を布地に縫着し、これら前身頃および後身頃のレース地の開放端から体形補整用の胸パットおよび腰パットを挿入可能にすると共に腋部分に汗取りパットそ縫着した和装用補整肌着の構成によって達成できる。
本考案の和装用補整肌着は、着物を着付けるときに、体形を気にすることなく、タオルなど用意することなく、肌着のレース地の下にパットを挿入するだけであるから着用するスリップなどの下着で、着物を着たときに肩から胸にかけてのなだらかな曲線をだすのに好適である。また、体形補整用の胸パットまたは腰パットの色をレース地または肌色にすることにより。外観を気にせずに簡易に着物を着ることができる。
本考案の和装用補整肌着は、滑りのよいサテン生地を使用し、その上に不織布からなる弾性パットを使用することができる。
本考案の和装肌着に使用するレース地としては、リバースレース、ラッセルレース、チュールエンブロイダルレースを使用することができる。これらレースは伸縮性(ストレッチ性)の弱いものであっても良い。あまり伸縮性の強いものは適当でない。
本考案の和装用補整肌着は、体になじみやすい形状の弾性パットを体形に応じた位置に簡易に配置することができ、誰でも美しく和装着物を装うことができる。また、滑りやすい布地で形成された肌着であるから着物着用したときにも簡易に裾を持ち上げて用便することができる。しかも弾性パットとして軽量のウレタン樹脂の不織布を使用するから違和感無く着用することができる。特に、レース地部分にパワーネットを使用しないから胸元が締め付けられることがない。
更に、本考案の和装用補整肌着は、肩から胸にかけての凹部の補整作用に適するように補整用パットを配置することができるので、和装着物に適したなだらかな肩線とふっくらした胸元をつくることができる。しかも腋部分に汗取りパットを配置してあるからあせが十分に吸収できる。
以下、本考案に係る和装用補整肌着の実施形態について図面を参照して詳述する。
図1は本考案に和装用補整肌着の実施形態の正面図および断面図である。図2は本考案の和装用補整肌着の前身頃に使用する胸パットの実施形態の斜視図である。図3は本考案和装用補整肌着の実施形態の背面図である。図4は本考案の和装用補整肌着に使用する腰パットの実施形態の斜視図である。
本考案の和装用補整肌着は、シルク、ナイロン、サテン、トリコット生地、木綿などから作られた肌着本体1の肩から胸下部分かけて胸レース地部2を重ね、この胸レース地部2の下端縁以外の上側周縁部分を縫着してある。更に、両腋の部分には吸水性に優れる汗取りパット6が縫着してある。他方、後身頃の腰周りに腰レース地部4を重合して胸レース地部4の下端縁を縫着し、上端縁は開放してある。この胸レース地部2と腰レース地部4は同一の生地で連続して形成してある。このような場合は、ベースとなる肌着本体1に筒状に形成したレース地を上側から重ねて被覆して所定の箇所を縫着する。
このように形成してある肌着本体1の前側の胸レース地部2と布地との間に胸レース地部2の開放下端縁から体形補整用の胸パット3を挿入する。この胸パット3の形状は、上端の開襟部分は細幅に形成してあり、肌着本体1の肩線に嵌合する幅になっている。この胸パット3の下半部は方形に形成されて胸部の補整に適する形状になっている。この厚みは10〜20mm位で内部にウレタン樹脂などの不織布が内蔵されている。発泡性弾性部材でも良い。
また、肌着本体1の腰周り後ろ側に縫着された腰レース地部4の上端縁の開放部分から腰パット5を挿入することができる。この腰パット5の形状は所定の幅、例えば,100mm幅で長さが400〜500mm、厚み10〜20mmのものである。
本考案の和装用補整肌着は、各レース地部と布地との間に体形補整用のパットが簡易に配置することができるので、和装着物の着付が楽にできるばかりでなく、着付後の外観が美しく見せることができる。しかも、両腋部分には汗取りパット6が縫着してあるから気持ちよく着用できる。
本考案の和装用補整肌着の実施形態の説明図で、(a) 本考案の和装用補整肌着の正面図(b) 図1(a)のA−A線断面図である。 本考案の和装用補整肌着の前身頃に挿入する胸パットの実施形態の斜視図である。 本考案の和装用補整肌着の実施形態の背面図である。 本考案の和装用補整肌着の後身頃に挿入する腰パットの実施形態の斜視図である。
符号の説明
1 肌着本体
2 胸レース地部
3 胸パット
4 腰レース地部
5 腰パット
6 汗取りパット

Claims (4)

  1. 前身頃の胸周り部分および後身頃の腰周り部分において、肌に接触する布地の外側に所定の大きさのレース地を重ね、これらレース地と布地との重合部分の一部を開放して縫着してなり、それぞれの開放部分から体形補整用のパットを挿入できるようにしてなることを特徴とする和装用補整肌着。
  2. 前身頃の胸周り部分において、肌に接触する布地の外側にレース地を重ねて配置し、このレース地の周縁を布地に縫着するに当たり、上方周縁を縫着し、レース地の下端縁を縫着せずに開放して袋状にし、この開放部分から体形補整用の所定の形状となっているパットを挿入固定可能にしてあることを特徴とする請求項1に記載の和装用補整肌着。
  3. 前身頃の胸周り部分から肩にかけて布地の外側にレース地を重合し、このレース地の上方周縁を布地に縫着し、下方周縁を開放してなり、他方、後身頃の腰周り部分にレース地を重ねてレース地の下端周縁を布地に縫着し、これら前身頃および後身頃のレース地の開放端から体形補整用の胸パットおよび腰パットを挿入可能にすると共に腋部分に汗取りパットが縫着してあることを特徴とする和装用補整肌着。
  4. 前身頃の前記胸周り部分に挿入する体形補整用の胸パットが胸開襟部分の両側に挿入する部分を細幅部とし、下側部分は幅広く方形に形成してなることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のいずれか1つの和装用補整肌着。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018123463A (ja) * 2017-02-02 2018-08-09 株式会社リノーズ 洋服様着物

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