JP3200464U - 腰部用コルセット - Google Patents

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Abstract

【課題】コルセットを装着していることが外部からは認識し難い腰部用コルセットを提供する。【解決手段】腰部用コルセット20は、人体を直接締め付ける縦横伸縮自在な主帯12と、主帯12の外側に位置し主に横方向伸縮自在な補助帯16と、補助帯16の外側に位置し、主帯12及び補助帯16を覆い少なくとも外側表面に柄模様を有する表面帯21とからなる。【選択図】図2

Description

本考案は、コルセット、より詳しくは、腰部を無理なく確実・強固に保持することができると共に、装着しているものがコルセットであることが、外部から認識し難い腰部用コルセットに関する。
腰部用コルセットは、怪我や加齢あるいは職業上取らざるを得ない姿勢などで腰を痛めた人が、腰部に巻き付けて使用するものである。従来の腰部用コルセットで最も一般的な物は、図1に示すように、両端部の比較的広い範囲に面状ファスナー11と内部に縦方向に複数の骨部材(図示せず)を有し、縦横方向伸縮自在な布材からなる主帯12と、両端部に面状ファスナー15を有し、主帯の背面中央部に横方向に設けられ横方向伸縮自在な布材からなる補助帯16とで構成されている。装着時使用者の臀部に近い主帯12の下側は、背中側に位置する上側に比べて多少飛び出た突出部13を持つように作られている。この突出部13は、腰部を確実に保持及び保護するという目的で腰部用コルセットでは必要不可欠な部分である。
コルセットを使用者に装着する場合、先ず最初に、主帯12を使用者の後方から前方に向けて、腰部から臀部にまで少しかかるような位置に比較的強めに巻き付け、使用者の腹部の前で面状ファスナー11を重ね合わせて留める。この状態で、使用者又は装着のための補助者は、装着位置が適切か否か、締め具合が適切か否か等を確認し、最後に補助帯16を、主帯12の面状ファスナー11に重なるような位置で、締め具合の微調節を行った上で、面状ファスナー15を相互に重ね合わせて最終的に留める。つまり、従来の典型的なコルセットは、主帯12による締め付けと、補助帯16による締め付けの二つの(二重の)締め付け具合によって、装着者への総合的な締め付けの調節が行われていた。コルセット全体及びそれを構成する各部材は、清潔感を強調する意味合いもあり、白色無柄であった。ここで言う白色とは、純白だけに限られず、白色系と言う意味である。また、無柄も通常の距離離れて見た場合に、明らかな模様と認識できるものを全て含むものである。
コルセットの使用者は通常、コルセット装着後、その上にズボンあるいはスカート(ボトムス)及び上着等を着用する。この場合、コルセットの一部、特に、主帯12の一部である突出部13の部分が上着の背中部分下部から飛び出ることが多く、又は上着の丈では、その突出部13の部分を、装着者が特に腰を曲げて椅子に座った状態や前屈姿勢をとった状態では、覆い切れないのが実情で、外見上からコルセットを装着していることが他人に容易に分かってしまうという問題があった。特に、装着者が色物や柄物の上着を着用している場合には、コルセット自体が白色無柄である理由によりコルセットの装着が目立ってしまう。特に女性にとっては、コルセットの一部が外見上露出してしまうということは、下着が見えるに等しい抵抗感があり、更には傷病を抱えていることをアピールすることにもつながるため、心理的に負の大きな影響を与えるという問題があった。
このようなことから、何らかの必要性でコルセットを一旦緩めたり外す必要が生じた場合、人に見られない場所で脱衣してからコルセットを取り外し、また装着するという作業をしているのが現状である。
上で説明した通り、目立ち難くする目的で、通常はコルセットを着衣の内側に装着するが、やむを得ない事情により着衣の外側に装着することもあるが、この場合、従来の白色無柄のコルセットでは、明らかにコルセットを装着していることが分かってしまい、使用者への心理的な影響は大きかった。従来の白色無柄のコルセットは、医療目的と言う観点から、他人の目に晒される着衣の上側に装着されることを考慮していないものだったと言える。
本考案は、従来技術の以上のような事情に鑑みて、その問題点を解消するようになされたものである。即ち、本考案は、外見上、コルセットを装着していることが他人に分からないか又は容易には分かり難いか、更にはたとえ分かったとしても非常に自然に見える構造を有した腰部用コルセットを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本考案によれば、
両端部に一対の第1面状ファスナーを有し、下方部に臀部上方部を支持するための突出部を有し、装着者の腰部から臀部上方の一部にかかる位置に巻かれる縦横方向伸縮自在な主帯と、
両端部に一対の第2面状ファスナーを有し、前記主帯の外側に位置し、前記主帯より幅狭の横方向伸縮自在な補助帯と、
両端部に一対の第3面状ファスナーを有し、前記補助帯の外側に位置し、前記主帯の少なくとも突出部を覆う柄模様を有した表面帯と、
を具備することを特徴とする腰部用コルセットが提供される。
上記腰部用コルセットにおいて、表面帯は、縦横方向伸縮自在な布材からなることを特徴とする。
上記腰部用コルセットにおいて、表面帯はその両端部に袋状カバー体を備えても良く、非使用時には、表面帯の第3面状ファスナーを袋状カバー体内に収納可能であることを特徴とする。
本考案による腰部用コルセットによれば、着衣の内側に装着する場合は勿論のこと、たとえ着衣の外側に直接装着した場合にも、柄模様を有した表面帯が最も外側にくるため、使用者の着衣の色彩、柄模様に同化して、他人からはコルセットを装着していることが認識され難い。
表面帯が縦横方向伸縮自在な布材からなっているため、主帯、補助帯による締め付け具合を、更に表面帯の伸縮性によって柔軟に調節することが可能となる。
表面帯の面状ファスナーは非使用時には袋状カバー体内に収納することができるので、面状ファスナーへのゴミの付着、面状ファスナーの突起の消耗を防止することができる。
図1は従来の腰部用コルセットを展開したときの図である。 図2は本考案による腰部用コルセットを、人体装着時人体側から見たときの図である。 図3は図2に示す本考案による腰部用コルセットの各部材の重合関係を示す図である。 図4は本考案による腰部用コルセットを、人体装着時露出側から見たときの図である。 図5は本考案による腰部用コルセットを装着したときの図である。
以下、本考案による腰部用コルセットの実施例を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、添付図面の全図を通して同一参照符号は同一又は同等の要素、部材を示すものとする。
図2は本考案による腰部用コルセット20を、人体装着側から見たときの図である。従来例を示す図1は人体装着時に露出する側から見たときの図であるので、本考案の実施例を示す図2とはちょうど逆の関係になる。主帯12の両端部に一対の面状ファスナー11が、また補助帯16の両端部に一対の面状ファスナー15が設けられている点は、図1の従来例の腰部用コルセットと同じである。更に、装着時に臀部に近い部分の主帯12に突出部13が設けられている点も同様である。
本考案による腰部用コルセット20は、上記主帯12及び補助帯16に加えて更にその外側に、これら主帯12及び補助帯16を覆うように表面帯21が設けられている点が、従来例のコルセットとの大きな相違である。表面帯21は、好ましくは縦横方向伸縮自在な布製材料で構成される。また、表面帯21の両端部には一対の面状ファスナー24が設けられる。
図3は、図2のコルセット20の主帯12、補助帯16及び表面帯21の重合関係を示す図である。それぞれ分離して示されているが、当然ながら、主帯12、補助帯16及び表面帯21の伸縮性が阻害されない状態で、必要箇所が相互に縫合されることにより一つのコルセットになる。
図4は、図2に示す本考案の腰部用コルセット20を左右裏返した時の、表面帯21の露出面、即ち他人の目に晒され得る側を示す図である。同図から分かるとおり、主体12及び補助帯16は、人体装着時には表面帯21によって完全に覆い隠されることになる。そして、表面帯21の少なくとも露出面側(図4参照)には、柄模様22が設けられる。柄模様22の一例として図4にはドット柄が示されている。ここで言う柄模様22とは、色彩の有無に関わらず、ある程度距離を置いて観察した際に、柄として認識されるもののことである。通常の着衣で用いられるような如何なる柄模様であっても良く、コルセット装着時に着衣と自然に同化するような模様であれば何でも構わない。例えば、花柄模様、迷彩柄、豹柄、チェック柄、ドット柄(水玉模様)等である。
表面帯21は主帯12及び補助帯16に一体的に縫い付けたものでも良く、又はケース状又は袋状のものとして、主体12及び補助帯16の一体物に対して着脱可能なものであっても構わない。着脱可能な構成とする場合、主帯12との間に数箇所、スナップボタン、面状ファスナー等の留め具を設けることが好ましい。着脱可能な構成とすることにより、複数種類の柄模様22の異なる表面帯21を予め用意しておくことにより、着衣に合わせた又は気分に合わせた好みの選択が可能になる。また、表面帯21が布製の場合には、容易に洗濯することができ、清潔感を常に保つことができる。
表面帯21の両端、又は左右で対をなす面状ファスナー24のうち鍵状又はJ字状突起部を有する面状ファスナー24が設けられる側の裏側には、袋状カバー体26(図3及び図4参照)が設けられることが好ましい。コルセット20を使用しないときは、この袋状カバー体26を裏返しにして、ここに面状ファスナー24を収納することにより、面状ファスナーの突起部の消耗と、ゴミの付着を防止することができる。
上記の構成を有した本考案による腰部用コルセットの装着は、主帯12、補助帯16を、それぞれに一体的に取り付けられた一対の面状ファスナー11,11、15,15によって体に締め付けるのは従来例のものと変わらず、その後で表面帯21を左右一対の面状ファスナー24で更に締め付けることのみが従来例のものと異なる。表面帯21も伸縮自在であるので、コルセットの締め付け具合の細かい調節も可能である。
図5は人体に着衣の上から装着した時の様子を示す図である。同図から分かるとおり、従来の白色無柄のいかにもコルセットと分かるものを装着している感が全く無く、他の者からは、重ね着をしているかの如く、又は小物を入れるウェストポーチ・バッグを着けているかの如く見える。そのため、コルセット20の装着感に不具合、違和感が生じた場合にも、人目を気にすることなく、締め付け具合等の調節を簡単に行うことができる。
以上、本考案による腰部用コルセットの好適実施例を説明したが、この実施例は、以下の実用新案登録請求の範囲を逸脱することなく、改変、変更することができることは言うまでもない。
11 面状ファスナー
12 主帯
13 突出部
15 面状ファスナー
16 補助帯
20 腰部用コルセット
21 表面帯
22 柄模様
24 面状ファスナー
26 袋状カバー体

Claims (3)

  1. 腰部用コルセットであって、該コルセットは、
    両端部に一対の第1面状ファスナーを有し、下方部に臀部上方部を支持するための突出部を有し、装着者の腰部から臀部上方の一部にかかる位置に巻かれる縦横方向伸縮自在な主帯と、
    両端部に一対の第2面状ファスナーを有し、前記主帯の外側に位置し、前記主帯より幅狭の横方向伸縮自在な補助帯と、
    両端部に一対の第3面状ファスナーを有し、前記補助帯の外側に位置し、前記主帯の少なくとも突出部を覆う柄模様を有した表面帯と、
    を具備することを特徴とする腰部用コルセット。
  2. 請求項1に記載の腰部用コルセットにおいて、前記表面帯は、縦横方向伸縮自在な布材からなることを特徴とする腰部用コルセット。
  3. 請求項1に記載の腰部用コルセットにおいて、前記表面帯はその両端部に袋状カバー体を備え、非使用時には、前記第3面状ファスナーが前記袋状カバー体内に収納可能であることを特徴とする腰部用コルセット。
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