JPWO2020152787A1 - 姿勢矯正サポーター - Google Patents

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Abstract

要約課題背部を適切に押さえるとともに、丸まった両肩部分を背中側に引き起こす作用をするときにその両肩部分にベルトが食い込むことのない姿勢矯正サポーターを提供する解決手段使用者の背部に接する背面部と、前記使用者の腹部にまきつけて、前記背面部をその使用者の背部に接するために配置する右腹部ベルトおよび左腹部ベルトと、前記背面部は、上部左側に配置した上部左開口部と、上部右側に配置した上部右開口部と、中部左側に配置した中部左開口部と、中部右側に配置した中部右開口部と、下部左側に配置した下部左開口部と、下部右側に配置した下部右開口部と、を具備し、前記背面部に配置した左ベルトおよび右ベルトと、を有し、前記左ベルトは、上部左開口部から出現するとともに、中部左開口部から進入し、さらに、下部右開口部から出現し、前記右腹部ベルトに取り付けられるとともに、前記右ベルトは、上部右開口部から出現するとともに、中部右開口部から進入し、さらに、下部左開口部から出現し、前記左腹部ベルトに取り付けられる使用者の姿勢を矯正する姿勢矯正サポーターである。

Description

本発明は、使用者の姿勢を矯正する姿勢矯正サポーターに関するものである。
正しい姿勢を維持することは、美容面のみならず健康面からも推奨されているところである。しかしながら、このような正しい姿勢をとることは、生活習慣上において容易なことではない。例えば、長時間デスクワークを強いられると、猫背となったりする場合がある。
そこで、その猫背を矯正し、背筋の伸びた正しい姿勢にするための姿勢矯正ベルトとして、特開2001―017456号公報が開示されている。これは、人体の肩部より胸部に装着する矯正ベルトであって、背中側で交差して、装着時肩部に掛ける2本の肩掛け用弾性ベルト(以下、肩ベルト)と、前記肩ベルトの下端部を接合し、装着時胸部下周囲に巻回される装着保持用弾性ベルト(以下、胸ベルト)と、前記肩ベルトの交差状態を保持すると共に胸ベルトを取り付け固定する背当て部よりなり、胸ベルトの両端部の相対する位置には本矯正ベルトの装着保持を可能とする接合手段を互いに設け、また、肩ベルトの上端部には装着時該上端部保持位置を可変可能な取り付け手段を設けて、背中側から肩掛けされ2本の肩ベルトの上端部を、胸部下周囲に巻回される胸ベルトの任意の位置に接合して装着することを特徴とするものである。
しかしながら上記の姿勢矯正ベルトは、ベルトを、いわば、たすき掛けをするというものであり、使用者の背部を押さえる力に欠けるとともに、丸まった両肩部分を背中側に引き起こす作用をするときにその使用者の両肩部分にそのベルトが食い込むことになり不快である。
特開2001―017456号公報
本発明は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、使用者の背部を適切に押さえるとともに、丸まった両肩部分を背中側に引き起こす作用をするときにその両肩部分にベルトが食い込むことのない姿勢矯正サポーターを提供することである。
前記の課題を解決するために、第1観点の姿勢矯正サポーターは、使用者の背部に接する背面部と、使用者の腹部にまきつけて、背面部をその使用者の背部に接するために配置する右腹部ベルトおよび左腹部ベルトと、背面部は、上部左側に配置した上部左開口部と、上部右側に配置した上部右開口部と、中部左側に配置した中部左開口部と、中部右側に配置した中部右開口部と、下部左側に配置した下部左開口部と、下部右側に配置した下部右開口部と、を具備し、背面部に配置した左ベルトおよび右ベルトと、を有し、左ベルトは、上部左開口部から出現するとともに、中部左開口部から進入し、さらに、下部右開口部から出現し、右腹部ベルトに取り付けられるとともに、右ベルトは、上部右開口部から出現するとともに、中部右開口部から進入し、さらに、下部左開口部から出現し、前記左腹部ベルトに取り付けられるというものである。
第2観点の姿勢矯正サポーターは、第1観点において、背面部は、使用者の背部に接する第1背面部と、第1背面部に配置する第2背面部とを有し、第1背面部は、その上部において斜め右上方に突出するように構成され、所定の幅を有する上部右突出部と、その上部斜め左上方に突出するように構成され、所定の幅を有する上部左突出部と、上部右突出部と上部左突出部との間に、内側に湾曲した平面視凹状を呈する上部中間部とを有し、第2背面部は、その上部において斜め右上方に突出するように構成され、所定の幅を有する第2上部右突出部と、その上部斜め左上方に突出するように構成され、所定の幅を有する第2上部左突出部と、第2上部右突出部と、第2上部左突出部と、の間に内側に湾曲した平面視凹状を呈する第2上部中間部と、を有するというものである。
第3観点の姿勢矯正サポーターは、第1観点または第2観点において、左ベルトは、一端部をさらに有し、左ベルトの一端部は、下部右開口部付近に固定され、右ベルトは、一端部をさらに有し、右ベルトの一端部は、下部左開口部付近に固定されているというものである。
第4観点の姿勢矯正サポーターは、第1観点から第3観点において、左ベルトおよび右ベルトにそれぞれ移動可能な右パッド部と左パッド部とを配置するというものである。
本発明は以上のように構成され、かつ、作用するものであるから、背部を適切に押さえるとともに、丸まった両肩部分を背中側に引き起こす作用をするときにその両肩部分にそのベルトが食い込むことのない姿勢矯正サポーターを提供することができる。
本実施例の姿勢矯正サポーターの正面図である。 本実施例の姿勢矯正サポーターの背面図である。 姿勢矯正サポーターの第2背面部を取り外した状態の正面図である。 第1背面部から右ベルトおよび左ベルトを取り外した状態の正面図である。 本実施例の姿勢矯正サポーターを装着した状態における使用者の背部の状態図である。 本実施例の姿勢矯正サポーターを装着した状態における使用者の正面の状態図である。 Aは、姿勢矯正サポーターにおける右腹部ベルトと左腹部ベルトとを取りつけた状態図である。Bは、姿勢矯正サポーターにおける右腹部ベルトに左ベルトを取りつけた状態図である。 使用者の猫背の状態から、それを矯正した状態の図である。
以下、図示の実施形態を参照して本実施例について説明する。後述する使用者Pの姿勢を矯正する姿勢矯正サポーター10は、使用者Pの背部B(図5)に当接する背面部20と、使用者Pの胴回りW(図6)にまきつけて、その背面部20をその使用者Pの背部Bに接するために配置する右腹部ベルト50および左腹部ベルト60と、を有する。背面部20は、2重構造を呈し、使用者Pの背部Bに接する第1背面部21と、その第1背面部21を覆うように配置された第2背面部31とを有する。また、背面部20における第1背面部21と、第2背面部31との間は、互いに接するように配置されていることで、後述する右ベルト70および左ベルト80が、その間から抜けにくい構成となっている。
第1背面部21は、ほぼ伸縮性を有しない、ナイロン繊維の織物で通気性を有するようにメッシュ状に構成されており、その内部に、クッション性を有する図示しない緩衝材を配置している。また、第1背面部21は、その周囲を囲むように縁部材21aによって補強されている。
第1背面部21は、その上部において斜め右上方に突出するように構成され、所定の幅を有する上部右突出部22と、その上部斜め左上方に突出するように構成され、所定の幅を有する上部左突出部23と、を有する。また、上部右突出部22と、上部左突出部23と、の間の上部中間部24は、内側に湾曲した平面視凹状を呈する。このように、上部中間部24は、内側に湾曲した平面視凹状を呈するので、使用者Pの背部Bに接する面積を可及的に少なくすることで、軽量化するとともに蒸れを防止することができる。
また、第1背面部21は、その下部において斜め右下方に突出するように構成され、所定の幅を有する下部右突出部25と、その下部において斜め左下方に突出するように構成され、所定の幅を有する下部左突出部26と、を有する。また、下部右突出部25と、下部左突出部26と、の間に配置した下部中間部27は、直線状を呈する。なお、所定の幅については、後述する。
上部右突出部22と、下部右突出部25と、の間の右中間部28は、内側に湾曲した凹状を呈する。また、上部左突出部23と、下部左突出部26と、の間の左中間部29は、湾曲した凹状を呈する。このように、第1背面部21は、内側に平面視凹状を呈するように湾曲した形状を複数箇所有するので、第1背面部21を軽量化するとともに使用者Pの背部Bに接する面積を比較的少なくすることで、姿勢矯正サポーター10を使用者Pに装着した場合に、蒸れないようにすることができる。
第2背面部31についても、ほぼ伸縮性を有しない、ナイロン繊維の織物で通気性を有するようにメッシュ状に構成されており、その内部に、クッション性を有する図示しない緩衝材を配置している。また、第2背面部31は、その周囲を囲むように第2縁部材31aによって補強されている(図1、3参照)。
第2背面部31は、その上部において斜め右上方に突出するように構成され、所定の幅を有する第2上部右突出部32と、その上部斜め左上方に突出するように構成され、所定の幅を有する第2上部左突出部33と、を有する。また、第2上部右突出部32と、第2上部左突出部33と、の間に配置した第2上部中間部34は、内側に湾曲した平面視凹状を呈する(図3参照)。なお、内側に湾曲した形状を呈する第2上部中間部34は、内側に湾曲した形状を呈する上部中間部24と、その形状が一致するように構成することが好ましい。
また、第2背面部31は、その下部において斜め右下方に突出するように構成され、所定の幅を有する第2下部右突出部35と、その下部において斜め左下方に突出するように構成され、所定の幅を有する第2下部左突出部36と、を有する。また、第2下部右突出部35と、第2下部左突出部36と、の間の第2下部中間部37は、直線状の下部中間部27の内側に湾曲した平面視凹状を呈する。
第2上部右突出部32と、第2下部右突出部35と、の間の第2右中間部38は、上述の右中間部28よりも内側に湾曲した平面視凹状を呈する。また、第2上部左突出部33と、第2下部左突出部36と、の間の左第2中間部39は、上述の左中間部29よりも内側に湾曲した平面視凹状を呈する。
このような、第2背面部31の使用者Pの背部Bに接する面積は、第1背面部21よりも小であり、第1背面部21に重なるように配置された第2背面部31の蒸れを防ぐことができる。
第1背面部21と、第2背面部31とのそれぞれの所定箇所を縫い付けることによって複数の開口部を背面部20に有している。具体的には、上部右突出部22において、第2上部右突出部32の両脇を縫い付けることによって、背面部20は、開口部である上部右側に配置した上部右開口部41を有する。
また、上部左突出部23において、第2上部左突出部33の両脇を縫い付けることによって、背面部20は、開口部である上部左側に配置した上部左開口部42を有する。
さらに、第2右中間部38の両脇を第1背面部21と縫い付けることによって、背面部20は、開口部であって、中部右側に位置し、かつ、内側に湾曲する形状を呈する中部右開口部43を有する。
また、第2左中間部38の両脇を第1背面部21と縫い付けることによって、背面部20は、開口部であって、中部左側に位置し、かつ、内側に湾曲する形状を呈する中部左開口部44を有する。
下部右突出部25と、第2下部右突出部35と、のそれぞれの両脇を縫い付けることによって、背面部20は、開口部であって下部右側に配置した下部右開口部45を有する。
下部左突出部26と、第2下部左突出部36と、のそれぞれの両脇を縫い付けることによって、背面部20は、開口部であって下部左側に配置した下部左開口部46を有する。
また、下部中間部27と、第2下部中間部37との両脇と、のそれぞれの両脇を縫い付けることによって、背面部20は、開口部であって、下部中央部に配置した下部中央開口部47を有する。下部中央開口部47は、第1背面部21と第2背面部31との間の通気性を確保し、使用者Pの蒸れを防止することで、快適性を確保することができる。
上部右開口部41と、上部左開口部42は、それぞれ、伸びの少ない、テープ状を呈する布類で補強している。従って、上部右開口部41と、上部左開口部42と、における第1背面部21と、第2背面部31とはお互いに接した状態を呈している。
またこれら上部右開口部41と、上部左開口部42との幅は、右ベルト70および左ベルト80の幅の1.3倍程度が好ましい。これにより右ベルト70および左ベルト80の動きを適度に抑制することができる。
また、湾曲状を呈する中部右開口部43と、湾曲状を呈する中部左開口部44は、それぞれ、伸びの少ない、テープ状を呈する布類で補強している。従って、中部右開口部43と、中部左開口部44と、における第1背面部21と、第2背面部31とはお互いに接した状態を呈している。
またこれら中部右開口部43と、中部左開口部44との幅は、右ベルト70および左ベルト80の幅の2倍程度が好ましい。これにより右ベルト70および左ベルト80の動きをそれぞれ中部右開口部43と、中部左開口部44とにおいて、許容することで、使用者Pの体格に、合わせることができる。これにより姿勢矯正サポーター10について比較的快適な装着感を得ることができる。
下部右開口部45と下部左開口部46とは、それぞれ、伸びの少ない、テープ状を呈する布類で補強している。従って、下部右開口部45と、下部左開口部46と、における第1背面部21と、第2背面部31とはお互いに接した状態を呈している。
またこれら下部右開口部45と下部左開口部46との幅は、右ベルト70および左ベルト80の幅の1.5倍程度が好ましい。これにより右ベルト70および左ベルト80の動きを一定程度許容することができる。従って使用者Pの体格に、合わせることができ、姿勢矯正サポーター10について比較的快適な装着感を得ることができる。
右腹部ベルト50は、使用者Pの胴回りを締め付けるための伸縮性を有し、下部右突出部25に縫い付けることによって一体となるように構成され、帯状を呈するものである。また、右腹部ベルト50の表面は、雌の面ファスナーが配置されている。また先端部51の裏面には、雄の面ファスナー52が施されている。また、右腹部ベルト50の幅は80ミリメートルが好ましい。なお、右腹部ベルト50は、ポリエステル・ナイロン・ポリウレタンで構成することが好ましい。
また、左腹部ベルト60は、使用者Pの胴回りを締め付けるための伸縮性を有し、下部左突出部26に縫い付けることによって一体となるように構成され、帯状を呈するものである。また、左腹部ベルト60の表面は、雌の面ファスナーが配置されている。また、左腹部ベルト60の幅は80ミリメートルが好ましい。なお、左腹部ベルト60は、ポリエステル・ナイロン・ポリウレタンで構成することが好ましい。
右ベルト70は、締め付け力を発揮するように強力な伸縮性を有し、右腹部ベルト50より細い帯状を呈し、その一端は、背面部20の内部である第1背面部21と、第2背面部31との間における下部左突出部26付近に縫い付けることで固定されている。また、右ベルト70は、下部左突出部26付近から、上部右突出部22にかけて、背面部20の内部である第1背面部21と、第2背面部31との間に配置されつつ、上部右開口部41から出現するとともに、再び、中部右開口部44から、背面部20の内部である第1背面部21と、第2背面部31との間に進入し、下部左開口部46から出現するように配置されている。さらに下部左開口部46から出現した右ベルト70の他端の裏面に、雄の面ファスナー71を有している。一方で、左腹部ベルト60の表面に雌の面ファスナーが配置されているので、その右ベルト70の他端の裏面に配置した雄の面ファスナー71を、その表面に固定することができる。なお、右ベルト70は、ナイロン・ポリウレタンで構成することが好ましい。
また、右ベルト70の他端の表面に雌の面ファスナー72を有する。また、上記のとおり、右ベルト70の他端の裏面に、雄の面ファスナー71を有するので、右ベルト70の他端は、3層構造となり、厚く構成されている。従って、上述のとおり、第1背面部21と、第2背面部31とはお互いに接した状態を呈しているそれぞれの開口部から右ベルト70が抜けにくいという効果を奏するものである。
左ベルト80は、締め付け力を発揮するように強力な伸縮性を有し、左腹部ベルト60より細い帯状を呈し、その一端は、背面部20の内部である第1背面部21と、第2背面部31との間における下部右突出部25付近に縫い付けることで固定されている。また、左ベルト80は、下部右突出部25付近から、上部左突出部23にかけて、背面部20の内部である第1背面部21と、第2背面部31との間に配置されつつ、上部左開口部42から出現するとともに、再び、中部左開口部43から背面部20の内部である第1背面部21と、第2背面部31との間に進入し、下部右開口部45から出現するように配置されている。さらに下部右開口部45から出現した左ベルト80の他端の裏面に、雄の面ファスナー81を有している。一方で、右腹部ベルト50の表面に雌の面ファスナーが配置されているので、その左ベルト80の他端の裏面に配置した雄の面ファスナー81を、その表面に固定することができる。なお、左ベルト80は、ナイロン・ポリウレタンで構成することが好ましい。
また、左ベルト80の他端の表面に雌の面ファスナー82を有する。また、上記のとおり、左ベルト80の他端の裏面に、雄の面ファスナー81を有するので、左ベルト80の他端は、3層構造となり、厚く構成されている。従って、上述のとおり、第1背面部21と、第2背面部31とはお互いに接した状態を呈しているそれぞれの開口部から左ベルト80が抜けにくいという効果を奏するものである。
このように、右ベルト70と、左ベルト80とは、背面部20の内部、即ち、第1背面部21と、第2背面部31との間において、第1交差部100と第2交差部200と、計2回交差している。このように背面部20において2回交差する第1交差部100と第2交差部200とを有することで、使用者Pの背部Bに背面部20を押し付けるように作用するとともに、使用者Pの両肩にかけまわした、右ベルト70と、左ベルト80とにおいて、その使用者の右肩RSと左肩LSを後ろに反らせる。これにより、丸まった両肩部分である右肩RSと左肩LSを背中側に引き起こすことで、使用者Pが胸部Vを張るように作用し、猫背の姿勢を矯正することができる(図5、8参照)。
また、右ベルト70は、右パッド部110を配置している。右パッド部110は、筒状を呈しその内側に右ベルト70を挿入するように構成されているので、両肩部分である右肩RSと左肩LSに食い込むことがない。また、このように右パッド部110は、右ベルト70に対し、移動可能であり、右パッド部110の内部にはクッション性を有する素材を使用することができる。従って、図6において破線で示した右パッド部110′を、右ベルト70に沿って移動することで使用者の胸部Vに当接するようにできる。これにより、使用者Pの胸部Vへの当たりを軽減することができる。
同様に、左ベルト80は、左パッド部120を配置している。左パッド部120は、筒状を呈しその内側に左ベルト80を挿入するように構成されている。このように左パッド部120は、左ベルト80に対し、移動可能であり、左パッド部120の内部にはクッション性を有する素材を使用することができる。従って、図6において破線で示した左パッド部120′を、左ベルト80に沿って移動することで使用者の胸部Vに当接するようにできる。これにより、使用者Pの胸部Vへの当たりを軽減することができる。
上記構成の姿勢矯正サポーター10を、使用者Pに対して装着する。具体的には、上部右開口部41から出現した右ベルト70を、使用者Pの右肩RSに背負うように配置するとともに、上部左開口部42から出現した左ベルト80を、使用者Pの左肩LSに背負うように配置する。これにより、使用者Pは、背面部20を背負うことができる。上述するように、右ベルト70は、右パッド部110を配置し、左ベルト80は、左パッド部120を配置しているので、右ベルト70および、左ベルト80は、使用者Pの使用者Pの右肩RSおよび左肩LSにくい込むことが軽減される。
次に、使用者Pの胴回りWを締め付けるために、左腹部ベルト60の表面に右腹部ベルト50を取り付ける。すなわち使用者Pは、胴回りWにおいて、右腹部ベルト50の先端部51の裏面に配置された、雄の面ファスナー52を、左腹部ベルト60の表面における雌の面ファスナーに取り付ける。尚、右腹部ベルト50と、左腹部ベルト60は、使用者Pの胴回りを締め付けるための強力な伸縮性を有するものである。
次に使用者Pは、下部左開口部46から出現する右ベルト70をさらに引き付けるとともに、下部右開口部45から出現する左ベルト80をさらに引き付け、それぞれ、右ベルト70の他端の裏面に配置した雄の面ファスナー71を左腹部ベルト60の表面における雌の面ファスナーに取り付けるとともに、左ベルト80の他端の裏面に配置した雄の面ファスナー81を、右腹部ベルト50の表面における雌の面ファスナーに取り付ける。
このように姿勢矯正サポーター10を、使用者Pに対して装着すると、その使用者Pの左肩LSに掛けられた左ベルト80と、その使用者Pの右肩RSに掛けられた右ベルト70によって、使用者Pの右肩RSと左肩LSとを後方にそらすように作用するとともに、右ベルト70と、左ベルト80とは、背面部20の内部、即ち、第1背面部21と、第2背面部31との間において、計2回交差している第1交差部100と第2交差部200とによって、使用者Pの背部Bを押さえる様に支えているので、丸まった両肩部分である右肩RSと左肩LSを背中側に引き起こすことで、猫背を矯正することができる。また、背面部20は、複数の内側に湾曲した部分を有するので、軽量化に貢献するとともに、蒸れない構成である(図5、8参照)。
10 姿勢矯正サポーター
20 背面部
50 右腹部ベルト
60 左腹部ベルト
21 第1背面部
31 第2背面部
41 上部右開口部
42 上部左開口部
43 中部右開口部
44 中部左開口部
45 下部右開口部
46 下部左開口部
47 下部中央開口部
50 右腹部ベルト
60 左腹部ベルト
70 右ベルト
80 左ベルト
110 右パッド部
120 左パッド部

Claims (4)

  1. 使用者の背部に接する背面部と、
    前記使用者の腹部にまきつけて、前記背面部をその使用者の背部に接するために配置する右腹部ベルトおよび左腹部ベルトと、
    前記背面部は、上部左側に配置した上部左開口部と、上部右側に配置した上部右開口部と、中部左側に配置した中部左開口部と、中部右側に配置した中部右開口部と、下部左側に配置した下部左開口部と、下部右側に配置した下部右開口部と、を具備し、
    前記背面部に配置した左ベルトおよび右ベルトと、を有し、
    前記左ベルトは、上部左開口部から出現するとともに、中部左開口部から進入し、さらに、下部右開口部から出現し、前記右腹部ベルトに取り付けられるとともに、
    前記右ベルトは、上部右開口部から出現するとともに、中部右開口部から進入し、さらに、下部左開口部から出現し、前記左腹部ベルトに取り付けられる使用者の姿勢を矯正する姿勢矯正サポーター。
  2. 前記背面部は、使用者の背部に接する第1背面部と、前記第1背面部に配置する第2背面部とを有し、
    前記第1背面部は、その上部において斜め右上方に突出するように構成され、所定の幅を有する上部右突出部と、その上部斜め左上方に突出するように構成され、所定の幅を有する上部左突出部と、
    前記上部右突出部と、前記上部左突出部と、の間に、内側に湾曲した平面視凹状を呈する上部中間部とを有し、
    前記第2背面部は、その上部において斜め右上方に突出するように構成され、所定の幅を有する第2上部右突出部と、その上部斜め左上方に突出するように構成され、所定の幅を有する第2上部左突出部と、
    前記第2上部右突出部と、前記第2上部左突出部と、の間に、内側に湾曲した平面視凹状を呈する第2上部中間部と、を有する請求項1記載の姿勢矯正サポーター
  3. 前記左ベルトは、一端部をさらに有し、前記左ベルトの一端部は、前記下部右開口部付近に固定され、
    前記右ベルトは、一端部をさらに有し、前記右ベルトの一端部は、前記下部左開口部付近に固定されている請求項1または2記載の姿勢矯正サポーター。
  4. 前記左ベルトおよび前記右ベルトにそれぞれ移動可能な右パッド部と左パッド部と配置する請求項1から3のいずれか1項記載の姿勢矯正サポーター。
JP2020567282A 2019-01-22 2019-01-22 姿勢矯正サポーター Active JP7365057B2 (ja)

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