JP2005256209A - 肌着用編地およびそれを用いた肌着 - Google Patents

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【課題】薄くて軽く保温性に優れた肌着用編地およびそれを用いた肌着の提供。
【解決手段】表面と裏面からなる二層の編地であって、該表面と裏面とが4cm2 中に1個以上25個以下の結束点で繋げられてなることを特徴とする肌着用二層編地、さらに該肌着用二層編地を2枚重ねて、それらを一体化縫製してなる肌着。
【選択図】図2

Description

本発明は、薄くて軽く保温性に優れた肌着用編地およびそれを用いた肌着に関する。
一般に、寒い季節において、戸外での作業やスポーツあるいはスポーツ観戦をするときには、厚手の肌着やセーターなどの衣類をたくさん重ね着するため、これらの衣類がかさばって着用者が動きずらいという問題があった。また、通勤時や外出時は寒いが、オフィスや車内では暖かいため、厚着をすることができず、薄着のままで寒さを我慢することが多かった。
一方、保温性の向上を図った衣類に関する従来技術としては、表地に純綿布、裏面にガーゼの木綿布を使った二層の生地を手指の先まで一体縫製した皮膚炎患者用の肌着(例えば、特許文献1)が提案されているが、この肌着は、親指、人差し指、その他の指ひとまとめの三股からなる手袋を連続的に形成し、また腹部にはベルトを付設させて皮膚炎患者が皮膚を傷つけないように工夫されたものであり、一般的には使用できないものであった。
また、保温性を向上させたい部分のみ高保温率の素材や構造とした保温部を有する衣類(例えば、特許文献2)も知られているが、この衣類は、身体をいくつかのラインに分割し、そのラインに合わせて高保温率素材とそうでない部分とを接ぎ合わせる必要があるため、編成ゲージの変更や、当て布の縫着などの手間のかかる手段を必要とするばかりか、着用者の体型や動作により高保温部が分割したラインから外れてしまい、本来の目的を十分に達成できないものであった。
さらに、背部の腰部分のみを二重にし、その部分に保温剤を入れられるようにした背中の出ない肌着(例えば、特許文献3)も提案されているが、この肌着は、後身頃の長さを前身頃より長くし、かつポケット部を設けたものであり、背中の保温性は部分的に向上するが、身体全体を暖めるものではないばかりか、部分的にポケットを設けているため、その上に薄い上着を着るとかさばってしまい、外観品位の劣るものであった。
特開平8−199401号公報 特開2002−327301号公報 特開平9−176901号公報
本発明は、上述した従来技術における問題点の解決を課題として検討した結果、達成されたものである。
したがって、本発明の目的は、薄くて軽く保温性に優れた肌着用編地およびそれを用いた肌着を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明によれば、表面と裏面からなる二層の編地であって、該表面と裏面とが編地面積4cm2 中に1個以上25個以下の結束点で繋げられてなることを特徴とする肌着用編地が提供される。
また、本発明によれば、上述した本発明にかかる肌着用二層編地を2枚重ねて一体化縫製してなる肌着が提供されるものである。
なお、本発明の肌着においては、
少なくとも、いずれか一方の肌着用二層編地の表面に断熱素材、裏面に吸湿素材を配してなること、
そして、断熱素材からなる二層編地を表面側(外側)に、吸湿素材からなる二層編地を裏面側(肌側)となるように配してなること、
少なくともどちらか一方の二層編地の厚さが0.4mm以上、1.3mm以下であること、そして、
少なくともどちらか一方の二層編地の目付が80g/cm2 以上、130g/cm2 以下であること
が、いずれも好ましい形態として挙げられる。
本発明によれば、以下に説明するとおり、薄くて軽く保温性に優れた肌着用編地を得ることができる。したがって、この肌着用編地を縫製してなる本発明の肌着は、見た目が通常の肌着と変わらず、その上に薄い上着を着てもかさばることがなく、着用者の外観品位を良好に保持することができる。
以下、図面に示す一形態を参照しつつ、本発明の肌着用編地およびそれを用いた肌着を詳細に説明する。
図1は、本発明の肌着の一態様を示す正面図、図2および図3は本発明の肌着用編地の拡大断面図、図4は肌着用編地の結束点の測定方法を示す説明図である。
本発明の肌着の形態については特に制限はなく、例えば図1に示したように、前身頃1、後身頃2および袖3の全てに本発明の肌着用編地を使用し、通常の縫製手段により縫製してなる長袖シャツを例示することができる。
本発明の肌着を構成する肌着用編地は、表面と裏面からなる二層の編地であって、該表面と裏面とが4cm2 中に1個以上25個以下の結束点で繋げられてなるものである。
そして、本発明にかかる肌着は、図2に示したように、上述した表面と裏面とが4cm2 中に1個以上25個以下の結束点で繋げられてなる肌着用二層編地を2枚重ねて一体化縫製により、形成されてなるものである。すなわち、該肌着用二層編地が、2枚用いられて縫製されることによって、生地として一体化されて肌着を形成しているものである。
該表面と裏面が4cm2 中に1個以上25個以下の結束点7で繋げた二層編地Aと同A、あるいは図3に示したように、同じく二層編地Bと同Cを重ねて、それぞれ縫着点8で一体化縫製したものであり、これによって4層の編地の中に3層の空気層6を設けることができ、保温効果、断熱効果が格段に向上するのである。
そして、本発明の肌着は、図1のように肌着全体を4層の構造を呈して縫製一体化して構成するため、部分的にかさばったり、硬くなったりせず着用感に優れるものである。
なお、本発明でいう「結束点7」とは、表面と裏面の中間で両者を繋ぐための部分を意味し、その部分を形成する糸は表面、裏面いずれの糸を用いてもよいし、結束点の糸のみ別の素材を用いてもよい。
本発明においては、結束点7の数を少なくするほど表面と裏面とが強固に結束されず、中間の空気層を広くすることができ、しかも生地の柔軟性を損なわないことから好ましいといえる。具体的な結束点7の数は、4cm2 中に1個〜25個とすることが重要であり、4個〜16個とすることがより好ましい。結束点の数え方は、図4に示したように、2×2cmの四角形の測定用枠10を生地に乗せてテープで固定し、目視で5回数えた平均値で表す。測定用枠10の置き方の方向については、特に限定されるものではなく、ウエル方向に対して斜めになっていてもよい。
本発明でいう表面とは、着用者の肌側とは逆の面、裏面とは肌に接触ないしは肌側の面を意味するものである。
本発明の肌着用編地およびそれを用いた肌着に使用する素材構成としては、図2に示すように表面(外側面)に断熱素材4、裏面(肌側面)に吸湿素材5を用いた二層編地A、Aを2枚使用した構成、および図3に示すように断熱素材4からなる二層編地Bと吸湿素材5からなる二層編地Cを組み合わせて使用した構成が好ましい。
本発明においては、断熱素材4として熱伝導性の低い素材を用いる。例えば、空気を1としたときの熱伝導性が10以下であるようなポリフェニレンサルファイト繊維、ポリプロピレン繊維、アクリル系繊維およびポリエステル系繊維などを使用することができる。いずれの繊維においても、単糸繊度が細い方がより断熱性が向上することから好ましい。
一方、吸湿素材5としては、吸湿性の高い天然繊維、レーヨンなどの再生繊維、ポリアミド系繊維あるいは合成繊維に吸湿加工を施した糸を使用することができる。
本発明の肌着用編地およびそれを用いた肌着に使用する素材は、紡績糸およびフィラメント糸のどちらでも良いが、肌触りの点からは紡績糸の方がより好ましい。
また、編成方法の手段について特に制限はないが、縫製工程数を減少することができ、縫目の少ない丸編みが、肌着には特に適している。
上記の二層編地を2枚重ねて一体化縫製する手段としては、肌着の形状に裁断したパーツを2枚重ねた状態でオーバーロックミシンなどにより縁かがりしてから肌着に縫製する方法と、二層編地で肌着を2枚縫製し、それを縫目が内側になりように2枚重ねて袖口、衿廻り、裾で一体化させる方法の2つの方法があり、いずれにおいても軽量・保温性効果に優劣はない。ただし、肌触りの点においては後者の方法が有利であり、縫目が直接肌に触れなくなることから、特に肌の弱い人にはより好ましいといえる。
なお、本発明に使用する二層編地の少なくともどちらか一方の厚さを、0.4mm以上、1.3mm以下とすることが、美観、着心地、肌触りおよび携帯性の点で好ましい。厚さが0.4mm以上であると、縫製時に取り扱いやすい。そして、厚さが1.3mm以下の編地を使用するとかさばりが少なく、その上に上着などを着用しても目立たず美観に優れるし、動きやすいためより好ましい。
また、本発明に使用する二層編地の少なくともどちらか一方の目付を、80g/cm2 以上130g/cm2 以下とすることが、美観、着心地および携帯性の点で好ましい。目付けが80g/cm2 以上のものであると、防寒に十分な保温性を保持することができるため好ましい。そして、目付けが130g/cm2 以下であると、その上に上着などを着用しても目立たず美観に優れるし、動きやすい肌着とすることができるばかりか、重くないので携帯性に優れ、着用していても窮屈ではないため、冬季の旅行などの着替えとして持参するときにも最適である。
本発明の肌着用編地を用いた肌着の種類についても制限はなく、図1に示した長袖シャツ以外に、七分シャツ、半袖シャツなどの上衣をはじめ、ズボン下、ペチコート、パンツなどの下衣にも適用することができる。
以下、本発明を実施例および比較例を挙げてさらに具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。実施例および比較例において用いた肌着用編地およびそれを用いた肌着の品質評価は次の方法で実施した。
測定方法
(1)目付測定
生地の目付の測定は、JISL1018「メリヤス生地試験方法」に準じて測定した。
(2)厚さ測定
生地の目付の測定は、JISL1018「メリヤス生地試験方法」に準じて測定箇所を変更して5回測定し平均値を求めた。
(3)二層間の結束点の数
本文中に述べたように、4cm2 中の結束点の数を目視で数え、5回の平均値を求めた。
(4)吸湿性
衣服内を想定した30℃×90%RHの平衡吸湿率と外気を想定した20℃×65%RHの平衡吸湿率の差から△MR(デルタエムアール)を算出し、吸湿率とした。算出式は以下のとおりであり、△MRの数字が大きいほど吸湿性が高いことを示す。
△MR=(30℃×90%RHの平衡吸湿率)−(20℃×65%RHの平衡吸湿率)
(5)保温性
20℃×65%の温調室において、カトーテック株(株)製のKES−F7を使い、室温+10℃に設定した10cm×10cm熱板(B.T.Box)の上に10cm×10cmに採取した試料をのせ、平衡に達した時のW値を測定し、3回の平均値を求めClo値とした。Clo値の数字が大きいほど保温性が高いことを示す。
(6)審美性、着心地、肌触りの状態評価
でき上がった防寒肌着の審美性および着心地、肌触りについて官能評価を実施した。その評価基準を表1に示す。評価点数の合計点数を総合評価とし、合計点数が大きいものほど優れていることを示す。
(7)可縫性評価
肌着を縫製する工程数で評価した。その評価基準を表1に示した。
Figure 2005256209
実施例1
レーヨン100%の紡績糸を使い、4cm2 間に16個の結束点をもつ二層編地と、アクリル100%の紡績糸を使い、同じく4cm2 間に16個の結束点をもつ二層編地とを、それぞれ丸編機に供して編成し、通常の染色加工仕上げをすることにより2種類の二層編地を得た。この肌着用編地を婦人用8分袖インナーの型紙に合わせて各々袖と身頃に裁断した。レーヨンの二層編地が肌側に、アクリルの二層編地が外側になるようにして、両者の身頃と身頃、袖と袖を合わせてその周囲をオーバーロックで生地端始末をしながら一体化した。一体化した前後身頃の両肩を接ぎ、その袖付け部位に袖を縫い付け、袖口、身頃裾、衿廻りの縫代部分を始末して婦人用8分袖インナーに仕上げた。
こうして得られた婦人用インナーの生地物性評価結果を表2に示し、縫製品を着用したときの審美性、着心地、肌触りについて官能評価をした結果を表3に示した。
実施例2
片面にポリフェニレンサルファイト繊維、もう片面にスパンテックスに吸湿ナイロンをカバーリングした繊維を使い、4cm2 間に25個の結束点をもつ二層編地を丸編機で編成し、通常の染色加工仕上げをすることにより二層構成の編地を得た。この編地を婦人用8分袖インナーの型紙に合わせて袖と身頃を各々2着分裁断した。肌側が吸湿ナイロン、外側がポリフェニレンサルファイト繊維となるように二層編地を2枚重ねて、身頃と身頃、袖と袖を合わせてその周囲をオーバーロックで生地端始末をしながら一体化した。一体化した前後身頃の両肩を接ぎ、その袖付け部位に袖を縫い付け、袖口、身頃裾、衿廻りの縫代部分を始末して婦人用8分袖インナーに仕上げた。
こうして得られた婦人用8分袖インナーの生地物性評価結果を表2に示し、縫製品を着用したときの審美性、着心地、肌触りについて官能評価をした結果を表3に示した。
実施例3
ウール30%/アクリル70%の混紡糸を使い、4cm2 間に9個の結束点をもつ二層編地と、ポリフェニレンサルファイト繊維7%/アクリル93%の紡績糸を使い、同じく4cm2 間に9個の結束点をもつ二層編地とを、それぞれヨコ編機で編成し、通常の染色加工仕上げをすることにより、2種類の二層編地を得た。この2種類の二層編地を紳士用長袖肌着の型紙に合わせて各々袖と身頃に裁断した。それぞれの身頃の肩を接ぎ、その袖付け部位に袖を縫い付け、肌側がウール30%/アクリル70%の混紡糸の二層編地、外側がポリフェニレンサルファイト繊維7%/アクリル93%の紡績糸の二層編地となるようにし、かつ縫代が内側となるように2枚の二層編地を合わせ、袖口、衿廻りにウール30%/アクリル70%の混紡糸で作った別布を縫い付けることにより、紳士用長袖肌着に仕上げた。
こうして得られた紳士用長袖肌着の生地物性評価結果を表2に示し、縫製品を着用したときの審美性、着心地、肌触りについて官能評価をした結果を表3に示した。
比較例1
レーヨン100%の紡績糸を使い、4cm2 間に160個の結束点をもつ二層編地と、アクリル100%の紡績糸を使い、同じく4cm2 間に160個の結束点をもつ二層編地とを、それぞれ丸編機に供して編成し、通常の染色加工仕上げをすることにより2種類の二層編地を得た。この2種類の二層編地を婦人用8分袖インナーの型紙に合わせて各々袖と身頃に裁断した。レーヨンの二層編地が肌側に、アクリルの二層編地が外側になるように両者の身頃と身頃、袖と袖を合わせてその周囲をオーバーロックで生地端始末をしながら一体化した。一体化した前後身頃の両肩を接ぎ、その袖付け部位に袖を縫い付け、袖口、身頃裾、衿廻りの縫代部分を始末して婦人用8分袖インナーに仕上げた。
こうして得られた婦人用8分袖インナーの生地物性評価結果を表2に示し、縫製品を着用したときの審美性、着心地、肌触りについて官能評価をした結果を表3に示した。
比較例2
綿100%の紡績糸を使いヨコ編機で編成し、通常染色加工仕上げをすることにより編地を得た。この編地を紳士用長袖肌着の型紙に合わせて袖と身頃2着分裁断した。それぞれの前後身頃の両肩を接ぎ、その袖付け部位に袖を縫い付けることにより、2枚の編地からなる長袖肌着を作った。2枚の編地の縫代が内側となるように合わせ、袖口、衿廻りに身頃と同じ生地で作った別布を縫い付けることにより、紳士用長袖肌着に仕上げた。
こうして得られた紳士用長袖肌着の生地物性評価結果を表2に示し、縫製品を着用したときの審美性、着心地、肌触りについて官能評価をした結果を表3に示した。
比較例3
アクリル100%の紡績糸を丸編機で編成し、通常染色加工仕上げをすることにより編地を得た。この編地を婦人用8分袖インナーの型紙に合わせて袖と身頃に裁断した。前後身頃の両肩を接ぎ、その袖付け部位に袖を縫い付けた。別途、タテ18cm×ヨコ20cmの保温具の入るポケットを身頃と同じ生地で2枚裁断し、後身頃に2枚縫い付けた。袖口、身頃裾、衿廻りの縫代部分を始末して婦人用8分袖インナーに仕上げた。
こうして得られた婦人用8分袖インナーの生地物性評価結果を表2に示し、縫製品を着用したときの審美性、着心地、肌触りについて官能評価をした結果を表3に示した。
Figure 2005256209
Figure 2005256209
本発明の肌着用編地は、薄くて軽く保温性に優れており、また、この肌着用編地を縫製してなる本発明の肌着は、見た目が通常の肌着と変わらず、その上に薄い上着を着てもかさばることがなく、着用者の外観品位を良好に保持することができるため、特に寒い季節における戸外での作業やスポーツあるいはスポーツ観戦をするときに着用する肌着としての利用価値が大きいものである。
本発明の肌着の一態様を示す正面図である。 本発明の肌着用編地の一態様を示す拡大断面図である。 本発明の肌着用編地の他の態様を示す拡大断面図である。 本発明の肌着用編地の結束点の測定方法を示した説明図である。
符号の説明
1:前身頃
2:後身頃
3:袖
4:断熱層
5:吸湿層
6:空気層
7:結束点
8:縫着点
9:肌面
10:結束点測定枠
A:表面に断熱素材、裏面に吸湿素材を用いた二層編地
B:断熱素材からなる二層編地
C:吸湿素材からなる二層編地

Claims (6)

  1. 表面と裏面からなる二層の編地であって、該表面と裏面とが4cm2 中に1個以上25個以下の結束点で繋げられてなることを特徴とする肌着用編地。
  2. 請求項1に記載の肌着用二層編地を2枚重ねて一体化縫製してなることを特徴とする肌着。
  3. 少なくとも一方の肌着用二層編地の表面に断熱素材、裏面に吸湿素材を配してなる請求項2記載の肌着。
  4. 断熱素材からなる二層編地と吸湿素材からなる二層編地とを用いて、前記断熱素材からなる二層編地を外側に、前記吸湿素材からなる二層編地を肌側となるように配してなることを特徴とする請求項2記載の肌着。
  5. 少なくともどちらか一方の肌着用二層編地の厚さが0.4mm以上、1.3mm以下であることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項記載の肌着。
  6. 少なくともどちらか一方の肌着用二層編地の目付が80g/cm2 以上、130g/cm2 以下である請求項2〜5のいずれか1項記載の肌着。
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