JP3116869B2 - 電流モード制御装置のスロープ補償回路 - Google Patents

電流モード制御装置のスロープ補償回路

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JP3116869B2
JP3116869B2 JP09212430A JP21243097A JP3116869B2 JP 3116869 B2 JP3116869 B2 JP 3116869B2 JP 09212430 A JP09212430 A JP 09212430A JP 21243097 A JP21243097 A JP 21243097A JP 3116869 B2 JP3116869 B2 JP 3116869B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電流モード制御タイ
プのDC−DCコンバータやスイッチング電源装置等に
組み込まれる電流モード制御装置のスロープ補償回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5には、実公平7−39346号公報
に記載されている電流モード制御装置のスロープ補償回
路がスイッチング電源装置に組み込まれた状態で示され
ている。同図に示すスイッチング電源装置はトランス1
を有する絶縁型のものであり、トランス1の一次コイル
N1側に設けられたスイッチ素子2(図5に示す例では
MOS−FETにより構成されるスイッチ素子)のスイ
ッチオン・オフ動作によって、トランス1の二次コイル
N2に直流入力電源3の入力電圧に基づいた電圧が誘起
され、この二次コイルN2に誘起された電圧が整流平滑
回路4によって整流平滑され出力電圧Vout が負荷に出
力される構成になっている。
【0003】このスイッチング電源装置は、予め定めた
設定の出力電圧Vout を安定的に出力できるように電流
モード制御によってスイッチ素子2のスイッチング制御
を行う電流モード制御装置5を備えている。
【0004】図5に示すように、電流モード制御装置5
は、スイッチ素子2に流れる通電電流を検出するカレン
トトランス6を有し、このカレントトランス6の出力側
には抵抗体7が並列に接続され、また、カレントトラン
ス6の出力側にはダイオードD1のアノード側が接続さ
れ、このダイオードD1のカソード側は抵抗体8の一端
側に接続され、抵抗体8の他端側は接地されている。上
記ダイオードD1と抵抗体8の接続部Xはスイッチング
制御回路10の予め定められた入力端部に接続されてい
る。
【0005】さらに、上記ダイオードD1と抵抗体8の
接続部Xは抵抗体11の一端側に接続され、この抵抗体
11の他端側はダイオードD2のアノード側と抵抗体1
2の一端側とコンデンサC1の一端側(入力側)とにそ
れぞれ接続されており、上記ダイオードD2のカソード
側と抵抗体12の他端側が接続され、上記コンデンサC
1の他端側は接地されている。
【0006】上記ダイオードD2と抵抗体12との接続
部YはNPN形トランジスタ13のエミッタとPNP形
トランジスタ14のエミッタとの接続部Zに接続されて
いる。上記トランジスタ13のコレクタ側は電源Vccに
接続され、また、上記トランジスタ14のコレクタ側は
接地されている。上記トランジスタ13,14のベース
同士は接続され、この接続部はスイッチング制御回路1
0の出力端部に接続されている。上記トランジスタ13
のエミッタとトランジスタ14のエミッタとの接続部Z
が前記スイッチ素子2のゲート側に接続される。
【0007】また、前記整流平滑回路4の出力側に演算
増幅器15の非反転入力端子側が接続され、この演算増
幅器15の反転入力端子側は直流電源V1 に接続され、
演算増幅器15の出力側はスイッチング制御回路10の
予め定められた入力端部に接続されている。
【0008】上記カレントトランス6と抵抗体7,8と
ダイオードD1により電流センス回路16が構成され、
抵抗体11,12とダイオードD2とコンデンサC1に
よりスロープ補償回路18が構成され、上記NPN形ト
ランジスタ13とPNP形トランジスタ14によりドラ
イブ回路19が構成され、上記演算増幅器15と直流電
源V1 により出力電圧検出回路20が構成されている。
【0009】スイッチング制御回路10は、図6の
(a)に示す予め定めたスイッチング周期Tの矩形波形
状のパルス信号を出力し上記出力電圧Vout を安定化す
べく電流モード制御によって上記パルス信号のオン期間
tを可変制御してスイッチ素子2のスイッチング制御を
行う回路構成を有している。
【0010】電流モード制御装置5は上記のように構成
されており、以下に、電流モード制御装置5の動作を簡
単に説明する。スイッチング制御回路10から上記オン
信号が出力されると、ドライブ回路19のトランジスタ
13がオン状態に、また、トランジスタ14はオフ状態
となり、電源Vccからトランジスタ13を通ってドライ
ブ電圧がスイッチ素子2のゲートに印加してスイッチ素
子2がスイッチオンする。このスイッチオン期間にスイ
ッチ素子2を通電する電流Iswは、図7の実線Aに示す
ように、時間の経過と共に一次直線の傾きm1をもって
増加するものであり、このスイッチ素子2の通電電流I
swは電流センス回路16によって検出され電圧に変換さ
れ、上記スイッチ素子2の通電電流Iswの変化の傾きm
1と同じ傾きをもった図6の(c)の点線又は図7の実
線Aに示す電圧Vspが電流センス回路16から出力され
る。
【0011】一方、このスイッチ素子2のスイッチオン
期間には、電源Vccから電流がトランジスタ13と抵抗
体12を順に介してコンデンサC1に流れ込んでコンデ
ンサC1が充電される。このコンデンサC1の充電電圧
は、図6の(b)に示すように、時間の経過と共に一次
関数の直線の傾きをもって増加していく。このコンデン
サC1の充電電圧が抵抗体11を通してスロープ補償回
路18の出力電圧として出力され、このスロープ補償回
路18の出力電圧が前記電流センス回路16の出力電圧
Vspに重畳されて電流センス回路16の出力電圧Vspの
スロープが補償され、図6の(c)の実線に示す電圧V
slがスイッチング制御回路10に加えられる。
【0012】また、演算増幅器15はスイッチング電源
装置の出力電圧Vout を検出し、この出力電圧Vout と
電源V1 の電圧との差分電圧を増幅し、出力電圧Vout
に応じた電圧Vopをスイッチング制御回路10に出力し
ており、スイッチング制御回路10は、上記電流センス
回路16側からの電圧Vslと上記演算増幅器15の出力
電圧Vopとに基づき、電流モード制御によって、出力電
圧Vout を安定化すべくスイッチ素子2のスイッチング
オフのタイミングを決定する。
【0013】つまり、スイッチ素子2がスイッチオンし
てから図6の(c)の実線に示すように電流センス回路
16側からの電圧Vslは増加していき、この電圧Vslが
上記演算増幅器15の出力電圧Vopに達すると、スイッ
チング制御回路10からオフ信号が出力される。例え
ば、出力電圧Vout が設定の電圧よりも低いときには演
算増幅器15の出力電圧Vopが上昇して上記電圧Vslが
演算増幅器15の出力電圧Vopに達するまでの時間が長
くなり、スイッチ素子2のオン期間が長くなって出力電
圧の降下分が補償される。また、反対に、出力電圧Vou
t が設定電圧よりも高いときには演算増幅器15の出力
電圧Vopが低下し上記電圧Vslが演算増幅器15の出力
電圧Vopに達するまでの時間が短縮され、スイッチ素子
2のオン期間が短くなり、出力電圧Vout の上昇分が補
正される。このようにスイッチング制御回路10によっ
てスイッチ素子2のオン期間を制御することにより、出
力電圧Vout の安定化が図れる。
【0014】上記の如くスイッチング制御回路10から
オフ信号が出力されると、トランジスタ13がオフし、
トランジスタ14はオンしてスイッチ素子2がスイッチ
オフし、また、ダイオードD2がスイッチオンして、コ
ンデンサC1の充電電圧はダイオードD2とトランジス
タ14を順に介して放電し、次のスイッチオン時のコン
デンサC1の充電に備える。
【0015】上記のように、図5に示すスイッチング電
源装置では、電流モード制御装置5を備え該電流モード
制御装置5による電流モード制御によってスイッチ素子
2のスイッチング制御を行って、設定の出力電圧Vout
を安定的に出力できる構成になっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スイッチン
グ電源装置の回路効率を高めるためには、スイッチング
制御回路10から出力されるパルス信号のデューティ
(スイッチング周期Tに対するオン期間tの割合(t/
T))が50%以上となるように回路を構成すればよい
ことが知られている。しかし、デューティが50%以上
になると、低周波発振が発生し、スイッチング電源装置
の動作が不安定になるという問題が生じる。
【0017】上記実公平7−39346号公報に記載さ
れている電流モード制御装置5では、上記低周波発振を
抑制するために、スロープ補償回路18を備えて、前述
したように、電流センス回路16の出力電圧Vspにスロ
ープ補償回路18の出力電圧を重畳することによって、
上記電圧Vspの傾き(スロープ)を補償し、電圧Vspよ
りも傾きが大きい電圧Vslをスイッチング制御回路10
に加える構成とし、デューディが50%以上であっても
上記低周波発振の発生を抑制しスイッチング電源装置の
動作の安定化を図ろうとしたものである。
【0018】それというのは次のような理由に因る。例
えば、図5に示すスロープ補償回路18が省略された電
流モード制御装置5が設けられているスイッチング電源
回路から予め定めた設定の出力電圧Vout が安定して出
力されているときに、電流センス回路16からスイッチ
ング制御回路10に加えられる電圧Vspは、スイッチ素
子2の通電電流Iswの変化に応じて図7の実線Aに示す
ような鋸歯形状の電圧波形でもって変化する。
【0019】つまり、スイッチング制御回路10によっ
てスイッチ素子2がオンしたときには電流センス回路1
6の出力電圧Vspは例えば電圧Vonに立ち上がり、スイ
ッチ素子2のスイッチオン期間には、上記電流センス回
路16の出力電圧Vspは時間の経過と共に一次関数の直
線の傾きm1でもって増加し、スイッチング制御回路1
0によってスイッチ素子2がオフされると、電流センス
回路16の出力電圧Vspはゼロとなり、次にスイッチオ
ンしたときには、スイッチオフ期間の図7に示す鎖線B
の傾きm2によって定まる上記電圧Vonに立ち上がると
いうような電圧波形を形成する。
【0020】スイッチ素子2がオンしたときに、電流セ
ンス回路16の出力電圧Vspが上記電圧Vonからずれた
電圧に立ち上がった場合にも、スイッチオン期間に、電
圧Vspは前記実線Aの傾きm1と同じ傾きでもって図7
の点線Dに示すように増加し、上記鎖線Bの傾きm2と
同じ傾きをもつ鎖線Cによって次のスイッチオン時の立
ち上がりの電流センス回路16の出力電圧値が定まるこ
とから、スロープ補償回路18が省略されている場合に
はスイッチ素子2がオンしたときにおける前記電圧Von
に対する電流センス回路16の出力電圧Vspのずれ量Δ
V1 は、前回のずれ量をΔV0 としたとき、ΔV1 =
(m2/m1)・ΔV0 と表すことができる。
【0021】デューティが50%以上であるときには、
スイッチング制御回路10に加えられる電圧Vspのスイ
ッチオン期間における傾きm1の絶対値は前記スイッチ
オフ期間における鎖線の傾きm2の絶対値よりも小さい
ことから、上記電圧Vonに対する電流センス回路16の
出力電圧Vspのずれ量は、スイッチ素子2がスイッチオ
ンする度に、大きくなり収束せず、低周波発振が発生
し、スイッチング電源装置の動作が安定状態からずれて
しまったときに、上記低周波発振に起因して装置の動作
が安定状態に回復せずスイッチング電源装置の動作が不
安定となるという問題が生じることになる。
【0022】そこで、上記図5に示す回路ではスロープ
補償回路18を設けて、図6の(c)に示すように、ス
イッチ素子2のスイッチオン期間における電流センス回
路16の出力電圧Vspの傾き(スロープ)を上記スロー
プ補償回路18によって補償し、上記電流センス回路1
6の出力電圧Vspの傾きm1よりも大きな傾きをもった
電圧Vslをスイッチング制御回路10に加えることで、
上記低周波発振の発生を回避しようとした。
【0023】しかしながら、本出願人らが、上記図5に
示すスイッチング電源装置を試作したところ、低周波発
振の抑制が不十分で、スイッチング電源装置の動作が不
安定になる虞があった。
【0024】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、50%以上のデューディ
でスイッチ素子のスイッチング制御を行っても、低周波
発振が抑制され、スイッチング電源装置等の回路動作を
安定させることが可能な電流モード制御装置のスロープ
補償回路を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は次のような構成をもって前記課題を解決
する手段としている。すなわち、第1の発明は、オン・
オフのスイッチング動作によって出力電圧を供給するス
イッチ素子と、上記出力電圧を検出出力する出力電圧検
出回路と、スイッチ素子のスイッチオン期間にスイッチ
素子の通電電流を電圧に変換して検出出力する電流セン
ス回路と、上記出力電圧検出回路の出力電圧と電流セン
ス回路の出力電圧とに基づき上記出力電圧を安定化すべ
く電流モード制御によってスイッチ素子のスイッチング
制御を行うスイッチング制御回路とを有する電流モード
制御装置に備えるスロープ補償回路において、スイッチ
素子のスイッチオン期間に時間の経過と共に一次関数の
直線の傾きをもって増加するスイッチ素子の通電電流を
1回以上積分して時間の経過と共に二次以上の曲線カー
ブでもって増加する電圧に変換し該電圧を出力する積分
回路が設けられ、この積分回路の出力電圧を上記電流セ
ンス回路の出力電圧に重畳し、時間の経過と共に二次以
上の曲線カーブでもって増加する電圧をスイッチング制
御回路に加える構成をもって前記課題を解決する手段と
している。
【0026】第2の発明は、上記第1の発明を構成する
電流センス回路の出力側に積分回路のコンデンサを直列
接続した構成をもって前記課題を解決する手段としてい
る。
【0027】上記構成の発明において、スロープ補償回
路の積分回路は、スイッチ素子のスイッチオン期間に時
間の経過と共に一次関数の直線の傾きをもって増加する
スイッチ素子の通電電流を1回以上積分し、時間の経過
と共に二次以上の曲線カーブでもって増加する電圧に変
換し該電圧を出力する。一方、このスイッチ素子のスイ
ッチオン期間には、電流センス回路がスイッチ素子の通
電電流を直接的に又は間接的に電圧に変換して検出出力
し、この電流センス回路の出力電圧に上記積分回路の出
力電圧が重畳されて電流センス回路の出力電圧のスロー
プが補償され、時間の経過と共に二次以上の曲線カーブ
でもって増加する電圧が電流センス回路側からスイッチ
ング制御回路に加えられる。
【0028】このスイッチング制御回路に加えられる二
次以上の曲線カーブの電圧の傾きは、スイッチオン時か
ら時間の経過と共に大きくなるので、50%以上のデュ
ーティでスイッチング制御が行われているときにはスイ
ッチ素子がオンしてからオフするまでの時間が長く、ス
イッチオフする直前における上記二次以上の曲線カーブ
の電圧の傾きは非常に大きくなり、このことから、50
%以上のデューディでスイッチ素子のスイッチング制御
を行っても低周波発振の発生が完璧に抑制されてスイッ
チング電源装置等の回路動作が安定する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る実施形態例
を図面に基づき説明する。
【0030】図1には第1の実施形態例である電流モー
ド制御装置のスロープ補償回路がスイッチング電源装置
に組み込まれた状態で示されている。この実施形態例が
図5に示す従来例と異なる特徴的なことは、電流センス
回路16の出力側とスイッチング制御回路10の出力側
との間にスロープ補償回路18を設けるのではなく、電
流センス回路16にスロープ補償回路を設け、電流セン
ス回路16から図2の(c)の実線に示す二次曲線カー
ブを持つ電圧Vslをスイッチング制御回路10に加える
構成にしたことである。なお、図1では前記図5の回路
と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分の重
複説明は省略する。
【0031】この実施形態例では、図1に示すように、
電流センス回路16の抵抗体8の一端側(接地側)にコ
ンデンサCslの一端側が接続され、コンデンサCslの他
端側が接地され、このコンデンサCslに並列に抵抗体2
3が接続されており、上記抵抗体8とコンデンサCslに
より積分回路24が構成され、抵抗体23により上記コ
ンデンサCslの充電電圧を放電する放電回路が構成され
ており、上記積分回路24と放電回路によりスロープ補
償回路が構成されている。
【0032】第1の実施形態例は上記のように構成され
ており、以下に、この実施形態例に示すスロープ補償回
路の回路動作を簡単に説明する。まず、スイッチング制
御回路10からオン信号が出力されると、前述したよう
に、トランジスタ13がオンしてスイッチ素子2がスイ
ッチオンし、このスイッチオン期間には、スイッチ素子
2に、図2の(a)に示すような時間の経過と共に一次
直線の傾きをもって増加する電流Iswが通電する。この
スイッチオン期間のスイッチ素子2の通電電流Iswは次
式(1)によって表すことができる。
【0033】Isw=at+b・・・・・(1)
【0034】ただし、上記aは通電電流Iswの変化の傾
き(Δi/Δt)を表し、tは時間を表し、bはターン
オン時の通電電流Iswの電流値を表している。
【0035】このスイッチ素子2の通電電流によってカ
レントトランス6に電圧が誘起されてカレントトランス
6から上記スイッチ素子2の通電電流の傾きaと同じ傾
きをもつ電流がダイオードD1と抵抗体8を順に介して
積分回路24のコンデンサCslに流れ込み、コンデンサ
Cslが充電される。このコンデンサCslの充電電圧は、
スイッチ素子2の通電電流を1回積分して得られる電圧
であり、図2の(b)に示すように、時間の経過と共に
二次曲線カーブでもって増加する。このコンデンサCsl
の充電電圧Vecは時間の関数で次式(2)のように表す
ことができる。
【0036】 Vec=(1/2)・(a/n)・t2+(b/n)・t・・・・・(2)
【0037】ただし、上記aは前記スイッチ素子2の通
電電流Iswの傾きを表し、bはターンオン時のスイッチ
素子2の通電電流値を表し、nはカレントトランス6の
巻数比((二次コイル28の巻数)/(一次コイル27
の巻数))を表している。
【0038】このコンデンサCslの充電電圧が、ダイオ
ードD1から出力された図2の(c)の点線に示すよう
な電圧Vspに重畳されて該電圧Vspのスロープ補償が成
され、図2の(c)の実線に示すような、時間の経過と
共に二次曲線カーブでもって増加する電圧Vslが電流セ
ンス回路16から出力されスイッチング制御回路10に
加えられる。
【0039】スイッチング制御回路10からオフ信号が
出力されると、前述したように、トランジスタ13がオ
フしてスイッチ素子2がスイッチオフし、スイッチ素子
2の通電電流がゼロとなることから、カレントトランス
6側からコンデンサCslに加えられる電流が停止して、
上記コンデンサCslの充電電圧が放電回路の抵抗体23
を介して放電し、次のスイッチオン時のコンデンサCsl
の充電に備える。
【0040】この実施形態例によれば、電流センス回路
16の出力側にスロープ補償回路の積分回路24を設け
たので、電流センス回路16のカレントトランス6によ
って検出された一次直線の傾きを持つスイッチ素子2の
通電電流を上記積分回路24によって積分して二次曲線
カーブを持つ電圧を得ることができ、この二次曲線カー
ブを持つ電圧Vecを上記カレントトランス6側からの出
力電圧Vspに重畳して上記電圧Vspのスロープを補償
し、二次曲線カーブを持つ電圧Vslを電流センス回路1
6から出力してスイッチング制御回路10へ加えること
ができる。
【0041】上記スイッチング制御回路10に加えられ
る電圧Vslの傾きm1は、スイッチ素子2がオンしてか
らの経過時間が長くなるに従って大きくなり、デューテ
ィが50%以上でスイッチ素子2のスイッチング制御が
行われている場合には、スイッチオンしてからオフする
までの時間が長くなることから、スイッチオフ直前の上
記電圧Vslの傾きm1は、前記図5に示す回路における
電圧Vslのスイッチオフ直前の傾きm1よりも格段に大
きく、当然に、前記スイッチ素子2のオフ期間の図7の
鎖線に示す直線の傾きm2よりも上記傾きm1を格段に
大きくすることができる。
【0042】上記スイッチ素子2のオフ直前における上
記電圧Vslの傾きm1が大きい程、前記式(2)から明
らかなように、電圧Vonに対するスイッチオン時の電圧
Vspのずれをより早く収束させることができることか
ら、この実施形態例では、50%以上のデューディでス
イッチ素子2のスイッチング制御を行うことにより上記
の如くスイッチ素子2のオフ直前の電圧Vslの傾きm1
を格段に大きくすることができるので、上記電圧Vspの
ずれを瞬時に収束させることが可能であり、低周波発振
の発生を完璧に抑制することができる。このように、5
0%以上のデューディでスイッチ素子2のスイッチング
制御を行っても低周波発振の発生を完璧に抑制すること
ができるので、スイッチング電源装置を安定化した状態
で動作させることができる。
【0043】上記のように、この実施形態例では、スイ
ッチング電源装置の回路効率の向上と低周波発振の確実
な抑制とを共に達成することができるという優れた効果
を得ることができる。
【0044】また、この実施形態例では、電流センス回
路16の抵抗体8にコンデンサCslを直列に接続するだ
けで、上記のような優れた効果を得ることができ、図5
に示す回路に比べて、回路の部品点数の削減が図れ、ま
た、回路構成を簡略化することができることから、装置
のコスト低減が図れ、安価な装置を提供することができ
る。
【0045】以下に、第2の実施形態例を説明する。こ
の実施形態例では、前記図1に示すように抵抗体23を
設けるのに代えて、図3に示すように、抵抗体8とコン
デンサCslの接続部にダイオードDのアノード側を接続
し、このダイオードDのカソード側をドライブ回路19
のトランジスタ13と14のエミッタ同士の接続部に接
続し、上記ダイオードDとトランジスタ14によってコ
ンデンサCslの充電電圧を放電する放電回路が構成され
ている。上記以外の構成は前記第1の実施形態例と同様
であり、図3では前記図1に示す回路構成と同一構成部
分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略
する。
【0046】この第2の実施形態例では、スイッチング
制御回路10のスイッチング制御動作によってトランジ
スタ13がスイッチオフし、トランジスタ14がスイッ
チオンしてスイッチ素子2がオフしたときに、上記ダイ
オードDがスイッチオンし、このことによって、前記第
1の実施形態例で述べたようにスイッチ素子2のスイッ
チオン期間にコンデンサCslに充電された電圧Vecが、
上記ダイオードDとトランジスタ14を順に介して放電
する構成となっている。
【0047】この実施形態例によれば、上記第1の実施
形態例と同様に電流センス回路16に積分回路24を設
け、カレントトランス6により検出されたスイッチ素子
2の通電電流を積分して二次曲線カーブの傾きをもった
電圧Vecを積分回路24により出力し、この電圧Vecを
カレントトランス6側から出力された電圧Vspに重畳さ
せて電圧Vspのスロープを補償し、二次曲線カーブをも
った電圧Vslを電流センス回路16から出力させスイッ
チング制御回路10に加える構成を備えているので、5
0%以上のデューティでスイッチ素子2のスイッチング
制御が行われているときには、電流センス回路16側か
らスイッチング制御回路10に加えられる電圧Vslにお
けるスイッチ素子2のオフ直前の傾きm1は格段に大き
くなり、このことによって、50%以上のデューティで
スイッチ素子2をスイッチング制御を行っても、低周波
発振を完璧に抑制することができ、低周波発振の完璧な
抑制とスイッチング電源装置の回路効率の向上とを共に
達成できるという優れた効果を奏することができる。
【0048】以下に、第3の実施形態例を説明する。こ
の実施形態例では、スイッチ素子2の通電電流を直接的
に検出する電流センス回路16が設けられている場合
に、上記各実施形態例と同様に、電流センス回路16か
らスイッチング制御回路10に供給される電圧が二次曲
線カーブの傾きをもつようにスロープ補償する回路構成
を備えたことを特徴としている。それ以外の構成は前記
各実施形態例と同様であり、前記各実施形態例と同一の
構成部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明
は省略する。
【0049】この実施形態例では、図4に示すように、
スイッチ素子2のソース側に抵抗体30の一端側が接続
され、この抵抗体30の他端側に直列にコンデンサCsl
の一端側が接続され、コンデンサCslの他端側は直流入
力電源3の負極側に接続されている。コンデンサCslと
並列に抵抗体31が接続されている。上記抵抗体30と
コンデンサCslによってスイッチ素子2の通電電流を検
出し、かつ、通電電流を積分する積分機能を備えた電流
センス回路16が構成される。また、抵抗体31により
コンデンサCslの充電電圧を放電する放電回路が構成さ
れ、上記電流センス回路16と放電回路によりスロープ
補償回路が構成されている。
【0050】図4に示す回路では、スイッチング制御回
路10のスイッチング制御によりスイッチ素子2がオン
すると、直流入力電源3の電流がスイッチ素子2と抵抗
体30とコンデンサCslを通電し、このスイッチ素子2
の図2に(a)に示す通電電流Iswは抵抗体30によっ
て検出され電圧Vspに変換される。一方、コンデンサC
slには、スイッチ素子2の通電電流Iswを積分した図2
の(b)に示す電圧Vecが充電される。
【0051】このコンデンサCslの充電電圧Vecが、上
記抵抗体30によって検出されたスイッチ素子2の通電
電流Iswの電圧Vspに重畳されて該電圧Vspのスロープ
が補償され、前記各実施形態例同様に、二次曲線カーブ
の傾きをもつ電圧Vslが電流センス回路16からスイッ
チング制御回路10に加えられる。
【0052】スイッチング制御回路10のスイッチング
制御によってスイッチ素子2がオフすると、トランジス
タ14がオンして、コンデンサCslの充電電圧が抵抗体
31を通って放電し、次のスイッチオン時のコンデンサ
Cslの充電に備える。
【0053】この実施形態例によれば、スイッチ素子2
の通電電流を検出し、この電流を積分することで二次曲
線カーブの傾きを持つ電圧を得て、この二次曲線カーブ
の傾きをもつ電圧によって、電流センス回路16からス
イッチング制御回路10に加えられる電圧のスロープを
補償する構成にしたので、前記各実施形態例と同様に、
時間の経過と共に二次曲線カーブでもって増加する電圧
Vslをスイッチング制御回路10に電流センス回路16
から供給することができ、このことによって、50%以
上のデューディでスイッチ素子2のスイッチング制御を
行っても低周波発振を完璧に抑制することができ、スイ
ッチング電源装置の動作のより一層の安定を図ることが
できる。
【0054】また、この実施形態例では、スイッチ素子
2の通電電流を検出するための図1や図3に示すカレン
トトランス6と抵抗体7とダイオードD1を削減するこ
とができ、装置のより一層の部品点数の削減を図ること
ができる。しかも、カレントトランス6は嵩張るもので
あることから、このカレントトランス6を削減できるこ
とによって、スイッチング電源装置の小型化を図ること
ができる。
【0055】なお、この発明は上記各実施形態例に限定
されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例
えば、上記各実施形態例では、電流センス回路6は、ス
イッチ素子2の通電電流をトランス1の一次コイルN1
側から検出するように構成されていたが、二次コイルN
2側からスイッチ素子2の通電電流を検出するように電
流センス回路6を形成してもよい。
【0056】また、上記各実施形態例では、積分回路を
1回路設け、スイッチ素子2の通電電流を1回積分して
二次曲線カーブの傾きをもつ電圧によって、電流センス
回路16の出力電圧のスロープを補償する構成とした
が、上記各実施形態例に示した積分回路24の出力側に
さらに1個以上の積分回路を設け、スイッチ素子2の通
電電流を2回以上積分して三次以上の曲線カーブの傾き
をもつ電圧で、電流センス回路16の出力電圧のスロー
プを補償するようにしてもよい。
【0057】さらに、上記各実施形態例に示すスロープ
補償回路は、図1や図3や図4に示すような電流モード
制御装置5に組み込まれる例を示したが、本発明の電流
モード制御装置のスロープ補償回路は、出力電圧Vout
を安定化すべく電流モード制御によってスイッチ素子の
スイッチング制御を行うタイプの電流モード制御装置で
あれば、組み込むことが可能であり、また、上記各実施
形態例では、電流モード制御装置5は、トランス1を有
した絶縁型のスイッチング電源装置に組み込まれていた
が、トランスを用いない非絶縁型のスイッチング電源装
置や、DC−DCコンバータ等、図1や図3や図4以外
の回路構成の装置に組み込まれる場合にも本発明は適用
することが可能である。
【0058】
【発明の効果】この発明によれば、時間の経過と共に一
次直線の傾きをもって増加するスイッチ素子の通電電流
を1回以上積分して時間の経過と共に二次以上の曲線カ
ーブでもって増加する電圧に変換し該電圧を電流センス
回路の出力電圧に重畳させ、時間の経過と共に二次以上
の曲線カーブでもって増加する電圧を電流センス回路か
らスイッチング制御回路に加える構成にしたので、電流
センス回路からスイッチング制御回路に加えられる電圧
の傾きは、スイッチ素子のオン期間、時間の経過と共に
増加し、50%以上のデューティでスイッチ素子がスイ
ッチング制御されているときには、スイッチ素子がオン
してからオフするまでの時間が長いことから、スイッチ
素子がオフする直前の上記電流センス回路の出力電圧の
傾きは非常に大きく、この電圧の傾きの大きさに起因し
て、50%以上のデューディでスイッチ素子のスイッチ
ング制御を行った場合にも低周波発振を完璧に抑制する
ことができる。
【0059】このように、50%以上のデューディでス
イッチ素子のスイッチング制御を行った場合にも、低周
波発振の発生を確実に抑制することができるので、本発
明の電流モード制御装置のスロープ補償回路が組み込ま
れるスイッチング電源装置等の装置を安定して動作させ
ることができ、かつ、50%以上のデューディでスイッ
チ素子のスイッチング制御を行うことによって、スイッ
チング電源装置等の装置の回路効率を向上させることが
できるという優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態例を示す回路図である。
【図2】図1に示すスロープ補償回路の回路動作例を示
すタイムチャートである。
【図3】第2の実施形態例を示す回路図である。
【図4】第3の実施形態例を示す回路図である。
【図5】従来例を示す回路図である。
【図6】図5の回路動作例を示すタイムチャートであ
る。
【図7】低周波発振の発生現象を示す説明図である。
【符号の説明】
2 スイッチ素子 5 電流モード制御装置 10 スイッチング制御回路 16 電流センス回路 20 出力電圧検出回路 24 積分回路 Csl コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−63083(JP,U) 特表 平3−503713(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 3/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オン・オフのスイッチング動作によって
    出力電圧を供給するスイッチ素子と、上記出力電圧を検
    出出力する出力電圧検出回路と、スイッチ素子のスイッ
    チオン期間にスイッチ素子の通電電流を電圧に変換して
    検出出力する電流センス回路と、上記出力電圧検出回路
    の出力電圧と電流センス回路の出力電圧とに基づき上記
    出力電圧を安定化すべく電流モード制御によってスイッ
    チ素子のスイッチング制御を行うスイッチング制御回路
    とを有する電流モード制御装置に備えるスロープ補償回
    路において、スイッチ素子のスイッチオン期間に時間の
    経過と共に一次関数の直線の傾きをもって増加するスイ
    ッチ素子の通電電流を1回以上積分して時間の経過と共
    に二次以上の曲線カーブでもって増加する電圧に変換し
    該電圧を出力する積分回路が設けられ、この積分回路の
    出力電圧を上記電流センス回路の出力電圧に重畳し、時
    間の経過と共に二次以上の曲線カーブでもって増加する
    電圧をスイッチング制御回路に加える構成としたことを
    特徴とする電流モード制御装置のスロープ補償回路。
  2. 【請求項2】 電流センス回路の出力側に積分回路のコ
    ンデンサを直列接続したことを特徴とする請求項1記載
    の電流モード制御装置のスロープ補償回路。
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