JP3116698B2 - インバータの電圧検出装置 - Google Patents

インバータの電圧検出装置

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JP3116698B2 JP05325091A JP32509193A JP3116698B2 JP 3116698 B2 JP3116698 B2 JP 3116698B2 JP 05325091 A JP05325091 A JP 05325091A JP 32509193 A JP32509193 A JP 32509193A JP 3116698 B2 JP3116698 B2 JP 3116698B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインバータ制御装置のコ
ンバータ部の電圧を検出する電圧検出装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のインバータ制御装置の電圧
検出装置である。図において1はコンバータ部、2はイ
ンバータ部、3はモータ、4は平滑コンデンサ、5は分
圧抵抗、6はV/Fコンバータ、7はフォトカプラ、8
はF/Vコンバータ、9はCPUである。
【0003】これによりコンバータ部2の電圧は分圧抵
抗5にて分圧され、V/Fコンバータ6にて電圧/周波
数変換されパルス信号が得られる。フォトカプラ7にて
パルス信号を主回路と制御回路との間で絶縁を行い、V
/Fコンバータ6の逆の特性を持ったF/Vコンバータ
8にて周波数/電圧変換されることにより、V/Fコン
バータの直線性,ドリフトの補正を行っている。F/V
コンバータ8の出力電圧をCPU9に入力することによ
りコンバータ部1の電圧が検出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のインバータ制御
装置の電圧検出装置は、以上のように構成されているの
で回路構成が複雑となり、部品点数が増加するという問
題があった。また、高精度のV/FコンバータによりF
/Vコンバータを省略することも可能であるが、コスト
アップとなる問題があった。
【0005】本発明は上記課題に鑑み、簡単な回路構成
にてコンバータ部の電圧を検出することができるインバ
ータの電圧検出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のインバータの電圧検出装置は、CPUからのP
WM信号のパルス幅を変更させ、そのパルスをローパス
フィルター回路にて平滑した電圧とコンバータ部の電圧
を分圧した電圧と比較することにより、コンバータ部の
電圧検出を行うようにしたものである。
【0007】
【作用】本発明はCPUからのPWM信号のパルス幅の
変更を、コンバータ部の電圧に応じて変化させることに
より、コンバータ部の電圧検出を可能にしている。
【0008】
【実施例】(実施例1)以下本発明の一実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示すインバータ
の電圧検出装置である。図において、従来例と同一の構
成は従来例と同一符号を付して重複した構成の説明を省
略する。10はCPUからのPWM信号を絶縁する第1
のフォトカプラ、11は第1のフォトカプラ10の出力
信号を平滑するローパスフィルター回路、12は分圧抵
抗5の出力電圧とローパスフィルター回路11の出力電
圧を比較する比較器、13は比較器の出力信号を絶縁す
る第2のフォトカプラである。
【0010】以上のように構成されたインバータの電圧
検出装置について、図2の信号波形を用いて説明する。
【0011】まず、図2は図1における各部の信号波形
である。CPU9から出力されるPWM信号(a)は第
1のフォトカプラ10にて絶縁されて主回路側へ伝達さ
れる。第1のフォトカプラ10の出力信号(a1)はロ
ーパスフィルター回路11にて平滑され(a2)のよう
になる。コンバータ部1の電圧を分圧した分圧抵抗5の
出力電圧(b)と比較器12にて比較され、ローパスフ
ィルター回路11の出力電圧(a2)が小さい場合に
は、比較器12の出力信号(c)は“L”となり、第2
のフォトカプラ13にて絶縁されてCPU9に入力され
る。CPU9は入力信号が“L”であればPWM信号
(a)のパルス幅tをキャリア周期Tごとにtを拡げる
ため、ローパスフィルター回路11の出力電圧(a2
はしだいに大きくなる。
【0012】次に、ローパスフィルター回路11の出力
電圧(a2)が分圧抵抗5の出力電圧(b)より大きく
なると、比較器12の出力信号(c)は“H”となり、
第2のフォトカプラ13にて絶縁されてCPUに入力さ
れる。コンバータ部1の検出最大電圧をVmax、CPU
9からのPWM信号(a)のデューティをDとし、分圧
抵抗5の抵抗比Kを検出最大電圧Vmaxのときにデュー
ティDを100%になるように設定すれば、コンバータ
部1の電圧VPNは、比較器12の出力信号が“L”から
“H”に変化したときのPWM信号(a)のデューティ
値をn%とすると(数1)となる。図3にPWM信号
(a)のデューティとコンバータ部1の電圧VPNの関係
を示す。
【0013】
【数1】
【0014】また、コンバータ部1の電圧が小さい場
合、比較器12の出力信号(c)は“H”となり、CP
U9はPWM信号(a)のパルス幅tをキャリア周期T
ごとに狭くするため、ローパスフィルター回路11の出
力電圧(a2)はしだいに小さくなる。やがて、ローパ
スフィルター回路11の出力電圧(a2)が分圧抵抗5
の出力信号(b)より小さくなると、比較器12の出力
信号(c)は“L”となり、ふたたびCPU9はPWM
信号(a)のパルス幅tを拡げる。
【0015】以上の動作を繰り返すことによりコンバー
タ部1の電圧が検出される。次に、CPU9のPWM信
号(a)のパルス幅tの変化量を変化する場合の一実施
例を以下に示す。
【0016】図4はCPU9のPWM信号(a)のパル
ス幅を出力するフローチャートを示したものである。定
常運転領域ではコンバータ部1の電圧変化量dv/dt
は小さいためCPU9のPWM信号(a)のパルス幅t
の変化量は1データずつ行う。回生領域および停電領域
ではコンバータ部1の電圧変化量dv/dtが大きいた
め、CPU9のPWM信号(a)のパルス幅tの変化量
を定常運転領域のn倍のデータずつ行う。
【0017】図5にこの場合のPWM信号(a)のデュ
ーティDとコンバータ部1の電圧V PNの関係を示す。定
常運転領域では高精度で電圧検出が行われ、回生領域お
よび停電領域ではPWM信号(a)のデューティの変化
量が大きくなることにより検出に要する時間を短縮する
ことが可能となる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、コンバータ部の
電圧に応じてCPUのPWM信号のデューティを変更
し、コンバータ部の電圧を定常運転領域では高精度に、
回生領域および停電領域では高速に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御ブロック図
【図2】図1の信号波形図
【図3】PWM信号のデューティとコンバータ部の電圧
の関係図
【図4】PWMのパルス幅を出力するフローチャート
【図5】PWMのパルス幅の変化量を可変する場合のP
WM信号のデューティとコンバータ部の電圧の関係図
【図6】従来の制御ブロック図
【符号の説明】
1 コンバータ部 2 インバータ部 3 モータ 4 平滑コンデンサ 5 分圧抵抗 6 V/Fコンバータ 7 フォトカプラ 8 F/Vコンバータ 9 CPU 10 第1のフォトカプラ 11 ローパスフィルター回路 12 比較器 13 第2のフォトカプラ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電圧を直流電圧に変換するコンバー
    タ部と、前記コンバータ部の出力に接続された平滑コン
    デンサと、前記コンバータ部の出力を検出する直流電圧
    検出器と、直流電圧を三相交流電圧に変換するインバー
    タ部と、前記直流電圧検出器の信号により前記インバー
    タ部の制御を行うCPUを備えたインバータ装置におい
    て、前記直流電圧検出器はCPUからのPWM信号を絶
    縁する第1のフォトカプラと、前記第1のフォトカプラ
    の出力信号を平滑するローパスフィルター回路と、前記
    平滑コンデンサの両端に直列に接続された分圧抵抗と、
    前記ローパスフィルター回路の出力電圧と前記分圧抵抗
    の出力電圧を比較する比較器と、前記比較器の出力信号
    を絶縁する第2のフォトカプラを設けることを特徴とす
    るインバータの電圧検出装置。
  2. 【請求項2】 CPUからのPWM信号を前記コンバー
    タ部の電圧の検出値より、定常運転領域ではパルス幅の
    変更を小さく行い、回生領域および停電領域ではパルス
    幅の変更を大きく行うことを特徴とする請求項1記載の
    インバータの電圧検出装置。
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FI112558B (fi) 2002-05-17 2003-12-15 Vacon Oyj Vaihtosuuntaajan ohjaus
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