JP3116067U - ガードレール - Google Patents

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Abstract

【課題】この考案の目的は、自動車の接触時に自動車やガードレールの損傷を最小限度に抑え、ドア部分の端部が三角巾状に切り取られることを防止することである。
【解決手段】ビームと、ビームを支持するブラケットと、ブラケットを支持する支柱とで構成されるガードレールであって、ビームの端部どうしを突合せ、当該突合せ位置においてブラケットでビームを平滑状態でボルトおよびナットにより支持するようにしたことを特徴とするガードレール。
【選択図】 図11

Description

この考案は、道路用のガードレールに関し、特に、自動車の接触時に自動車やガードレールの損傷を最小限度に抑えるようにしたガードレールに関する。
一般にガードレールは鋼製であるため、自動車が接触するとその自動車とガードレールが大きく損傷する。
特に近年、全国的にガードレールに無数の三角巾状の切れ端が残っていて、歩行者や自転車に乗って通行する人が怪我をしてしまうという問題が多発していることが社会問題化している。
特にありません。
前記ガードレールに三角巾状の切れ端が残る原因として、ガードレールを構成するビームの連結部分の重なりが段差となって残り、当該段差部分に自動車のドア部分等が挟まってドア部分の端部が切り取られることが判明した。
したがって、この考案が解決しようとする課題は、自動車の接触時に自動車やガードレールの損傷を最小限度に抑え、ドア部分の端部が三角巾状に切り取られることを防止することである。
このような課題を解決するための手段として、請求項1の考案は、ビームと、ビームを支持するブラケットと、ブラケットを支持する支柱とで構成されるガードレールであって、ビームの端部どうしを突合せ、当該突合せ位置においてブラケットでビームを平滑状態でボルトおよびナットにより支持するようにしたことを特徴とするガードレールである。
請求項2の考案は、ビームと、ビームを支持するブラケットと、ブラケットを支持する支柱とで構成されるガードレールであって、ビームの端部にその厚さにほぼ等しい段差を形成するとともに、当該段差がなくなるように次のビームを突合せ、当該突合せ位置においてブラケットでビームを平滑状態でボルトおよびナットにより支持するようにしたことを特徴とするガードレールである。
請求項3の考案は、前記ビームのブラケットによる支持位置に、ボルトの頭部を収納する凹所を形成し、当該凹所にボルトを収納するようにしたことを特徴とするガードレールである。
この考案によれば、ガードレールを構成するビームの連結部分の重なりが段差となって残ることがなく、当該段差部分に自動車のドア部分等が挟まってドア部分の端部が切り取られることが解消でき、したがって、前記ガードレールに三角巾状の切れ端が残るトラブルがなくなった。
以下、この考案のガードレールの実施の形態について、図面に基いて詳細に説明する。
図1はこの考案のガードレールの1実施例を構成するビームの例を示す要部平面図、図2はその平面図、図3はその断面図、図4はブラケットの正面図、図5はその平面図、図6はビームおよびブラケットを支柱に組み付けた状態を示す断面図、図7は巻袖ビームの正面図、図8はその断面図、図9はその平面図、図10は巻袖ビームおよびブラケットを支柱に組み付けた状態を示す断面図、図11は組立完了時の断面図、図12はこの考案のガードレールの他の実施例を構成するビームの例を示す要部平面図、図13はその断面図、図14はブラケットの正面図、図15はその平面図、図16はブラケット添板の正面図、図17はブラケット添板の断面図、図18はビームおよびブラケット添板をブラケットを介して支柱に組み付けた状態を示す断面図、図19は巻袖ビームの正面図、図20はその断面図、図21はその平面図、図22は巻袖ビームおよびブラケット添板をブラケットを介して支柱に組み付けた状態を示す断面図、図23は組立完了時の断面図である。
図1ないし図3において、ビーム11は上下に平行な突条12を形成するとともに、それぞれ前記上下一対の突条12およびその間の凹条13部分の適所に、所定の間隔で複数のボルト孔14が形成されている。そして、このボルト孔14は後述のようにボルトの頭部を収納できるよう、ビーム11の前面より後退させてあり、ボルトを取り付けた状態ではボルトの頭部とビーム11の前面とは平滑になるように構成されている。
ビーム11はその長さ方向の端部に段差15が形成されている。この段差15はビーム11の厚さとほぼ同じ厚さに形成され、図6のようにビーム11を連結すると各ビーム11間は平滑になるようになっている。
図4および図5はブラケット16を示すものであり、中央の弧状受け部17と、その両側をL字形に折り曲げて形成した板状の連結片18とからなるものである。またブラケット16の中央の弧状受け部17およびその両側の連結片18のそれぞれにボルト孔19が設けられている。
図6に前記ビーム11およびブラケット16を、車道の路側に一定間隔で立てられた支柱20に組み付けた状態を示す。すなわち、支柱20にブラケット16の中央の弧状受け部17を当接させ、さらにブラケット16の両側の連結片18間を差し渡すようにビーム11の段差15部分を取り付け、当該段差15部分に次のビーム11の先端をはめ込んでいる。
図7ないし図9において、巻袖ビーム21は上下に平行な突条22を形成するとともに、それぞれ前記上下一対の突条22およびその間の凹条23部分の適所に、所定の間隔で複数のボルト孔24が形成されている。そして、このボルト孔24は後述のようにボルトの頭部を収納できるよう、巻袖ビーム21の前面より後退させてあり、ボルトを取り付けた状態ではボルトの頭部と巻袖ビーム21の前面とは平滑になるように構成されている。
図10に前記巻袖ビーム21およびブラケット16を、車道の路側に一定間隔で立てられた支柱20に組み付けた状態を示す。すなわち、支柱20にブラケット16の中央の弧状受け部17を当接させ、さらにブラケット16の両側の連結片18間を差し渡すようにビーム11の段差15部分を取り付け、当該段差15部分に巻袖ビーム21の先端をはめ込んでいる。
図11に組立完了時の状態を示す。すなわち、ビーム11の段差15に次のビーム11の端部を付き合わせ、その背後にブラケット16を当接した上、支柱20にブラケット16の中央の弧状受け部17を当接させて固定する。ビーム11の段差15と次のビーム11の端部、およびブラケット16間をボルト31を貫通してこれに螺合されたナット32により前記各部を固定している。
もちろん、前記ブラケット16と支柱20との間もボルト等で固定することが望ましい。
以上のようにガードレールを構成することにより、自動車がガードレールのビームに接触する際に、ビームの前面は平滑であるため自動車とガードレールの損傷が軽減される。
特にガードレールを構成するビームの連結部分の重なりが段差となって残っていないので、当該段差部分に自動車のドア部分等が挟まってドア部分の端部が切り取られることが解消でき、したがって、前記ガードレールに三角巾状の切れ端が残るトラブルが発生しない。
図12および図13において、ビーム41は上下に平行な突条42を形成するとともに、それぞれ前記上下一対の突条42およびその間の凹条43部分の適所に、所定の間隔で複数のボルト孔44が形成されている。そして、このボルト孔44は後述のようにボルトの頭部を収納できるよう、ビーム41の前面より後退させてあり、ボルトを取り付けた状態ではボルトの頭部とビーム41の前面とは平滑になるように構成されている。
このビーム41には段差が形成されていない。
図14および図15はブラケット46を示すものであり、中央の弧状受け部47と、その両側をL字形に折り曲げて形成した板状の連結片48とからなるものである。前記ブラケット46の中央の弧状受け部47およびその両側の連結片48のそれぞれにボルト孔49が設けられている。またこの例では板状の連結片48は長めに形成されており、各連結片48の長さ方向に一対のボルト孔49が形成されている。
図16および図17はブラケット添板51を示すものであり、ブラケット添板51は上下に平行な突条52を形成するとともに、それぞれ前記上下一対の突条52およびその間の凹条53部分の適所に、所定の間隔で複数のボルト孔54が形成されている。このブラケット添板51にも段差が形成されていない。
図18に前記ビーム41、ブラケット添板51およびブラケット46を、車道の路側に一定間隔で立てられた支柱60に組み付けた状態を示す。すなわち、支柱60にブラケット46の中央の弧状受け部47を当接させ、さらにブラケット46の両側の連結片48間を差し渡すようにブラケット添板51を取り付け、当該ブラケット添板51上において一対のビーム41の端部を突き合せている。
図19ないし図21において、巻袖ビーム61は上下に平行な突条62を形成するとともに、それぞれ前記上下一対の突条62およびその間の凹条63部分の適所に、所定の間隔で複数のボルト孔64が形成されている。そして、このボルト孔64は後述のようにボルトの頭部を収納できるよう、巻袖ビーム61の前面より後退させてあり、ボルトを取り付けた状態ではボルトの頭部と巻袖ビーム61の前面とは平滑になるように構成されている。この巻袖ビーム61にも段差は形成されていない。
図22に前記巻袖ビーム61、ブラケット添板51およびブラケット46を、車道の路側に一定間隔で立てられた支柱60に組み付けた状態を示す。すなわち、支柱60にブラケット46の中央の弧状受け部47を当接させ、さらにブラケット46の両側の連結片48間を差し渡すようにブラケット添板51を取り付け、当該ブラケット添板51上においてビーム41と巻袖ビーム61の端部を突き合せている。
図23に組立完了時の状態を示す。すなわち、ブラケット添板51上において一対のビーム41どうしの端部を付き合わせ、ブラケット添板51の背後にブラケット46を当接した上、支柱60にブラケット46の中央の弧状受け部47を当接させて固定する。ビーム41の端部、ブラケット添板51およびブラケット46間をボルト71を貫通してこれに螺合されたナット72により前記各部を固定している。
もちろん、前記ブラケット46と支柱60との間もボルト等で固定することが望ましい。
以上のようにガードレールを構成することにより、自動車がガードレールのビームに接触する際に、ビームの前面は平滑であるため自動車とガードレールの損傷が軽減される。
特にガードレールを構成するビームの連結部分の重なりが段差となって残っていないので、当該段差部分に自動車のドア部分等が挟まってドア部分の端部が切り取られることが解消でき、したがって、前記ガードレールに三角巾状の切れ端が残るトラブルが発生しない。
この考案のガードレールは、通常の道路の両側に設置されるガードレールとしてのみならず、種々の交通手段のためのガードレールや遊戯施設等のガードレールとしても利用することが可能である。
この考案のガードレールの1実施例を構成するビームの例を示す要部平面図である。 その平面図である。 その断面図である。 ブラケットの正面図である。 その平面図である。 ビームおよびブラケットを支柱に組み付けた状態を示す断面図である。 巻袖ビームの正面図である。 その断面図である。 その平面図である。 巻袖ビームおよびブラケットを支柱に組み付けた状態を示す断面図である。 組立完了時の断面図である。 この考案のガードレールの他の実施例を構成するビームの例を示す要部平面図である。 その断面図である。 ブラケットの正面図である。 その平面図である。 ブラケット添板の正面図である。 ブラケット添板の断面図である。 ビームおよびブラケット添板をブラケットを介して支柱に組み付けた状態を示す断面図である。 巻袖ビームの正面図である。 その断面図である。 その平面図である。 巻袖ビームおよびブラケット添板をブラケットを介して支柱に組み付けた状態を示す断面図である。 組立完了時の断面図である。
符号の説明
11 ビーム
12 突条
13 凹条
14 ボルト孔
15 段差
16 ブラケット
17 弧状受け部
18 連結片
19 ボルト孔
20 支柱
21 巻袖ビーム
22 突条
23 凹条
24 ボルト孔
31 ボルト
32 ナット
41 ビーム
42 突条
43 凹条
44 ボルト孔
46 ブラケット
47 弧状受け部
48 連結片
49 ボルト孔
51 ブラケット添板
52 突条
53 凹条
54 ボルト孔
60 支柱
61 巻袖ビーム
62 突条
63 凹条
64 ボルト孔

Claims (3)

  1. ビームと、ビームを支持するブラケットと、ブラケットを支持する支柱とで構成されるガードレールであって、ビームの端部どうしを突合せ、当該突合せ位置においてブラケットでビームを平滑状態でボルトおよびナットにより支持するようにしたことを特徴とするガードレール。
  2. ビームと、ビームを支持するブラケットと、ブラケットを支持する支柱とで構成されるガードレールであって、ビームの端部にその厚さにほぼ等しい段差を形成するとともに、当該段差がなくなるように次のビームを突合せ、当該突合せ位置においてブラケットでビームを平滑状態でボルトおよびナットにより支持するようにしたことを特徴とするガードレール。
  3. 前記ビームのブラケットによる支持位置に、ボルトの頭部を収納する凹所を形成し、当該凹所にボルトを収納するようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載のガードレール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007211448A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd 道路用防護柵の連結構造及び道路用防護柵のビーム材

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