JP3116013B2 - 看板の開閉枠の下部係止構造 - Google Patents

看板の開閉枠の下部係止構造

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JP3116013B2
JP3116013B2 JP09142785A JP14278597A JP3116013B2 JP 3116013 B2 JP3116013 B2 JP 3116013B2 JP 09142785 A JP09142785 A JP 09142785A JP 14278597 A JP14278597 A JP 14278597A JP 3116013 B2 JP3116013 B2 JP 3116013B2
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芳雄 鈴木
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鈴穂金属株式会社
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F13/00Illuminated signs; Luminous advertising
    • G09F13/04Signs, boards or panels, illuminated from behind the insignia
    • G09F13/0418Constructional details
    • G09F13/0454Slidable panels or parts

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、コンビニ
エンスストアとか外食産業の店舗等の外壁に取り付けた
り、駅構内に取り付けたりする看板の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】前記のような看板には各種構造のものが
あり、その一つとして図7に示すようなものがある。こ
れは、家屋の外壁に取り付けられた本体枠Aに、広告用
の文字や図柄が描かれているアクリル製の広告表示板B
が装着された開閉枠Cを開閉可能に取り付けたものであ
り、より詳しくは、本体枠Aの上枠Eに開閉枠Cの上枠
Fを開閉可能に装着し、開閉枠Cを閉じると開閉枠Cの
下枠Gが本体枠Aの下枠Hに係止されるようにしたもの
である。この看板では本体枠Aの内側に取り付けた蛍光
灯、ネオン管等の光源からの光により、広告表示板Bに
表示されている広告用の文字や図柄が内側から照射され
る。
【0003】図7に示すような看板の本体枠Aへの開閉
枠Cの取り付け構造としては、従来は特開平7−253
759号に開示されたものがある。この取り付け構造の
うち本体枠Aの下枠Hと開閉枠Cの下枠Gとの下部係止
構造は図8に示す構造となっている。これは開閉枠Cの
下枠Gの底板Iと上板Jとの間にピンKを差し込んで、
ピンKの上部に取り付けたリングLが上板Jに係止して
抜け落ちないようにすると共に、上板Jと板バネMとの
間に下方に押す力が作用するスプリングNを配置したも
のである。この係止構造では、本体枠Aの上枠Eに開閉
枠Cの上枠Fが開閉可能に装着されている状態で開閉枠
Cを押して閉じると、開閉枠Cの下枠Gの板バネMの先
端部Oが本体枠Aの下枠Hの係止突子Pの上を乗り越え
て、板バネMの折曲係止部Qが係止突子Pに係止して固
定される。このとき、板バネMがスプリングNにより下
方に押されて、係止突子Pへの折曲係止部Qの係止が確
実になる。このように係止固定されている状態で、板バ
ネMの先端部Oを指で持ち上げると折曲係止部Qと係止
突子Pとの係止が解除され、その状態で開閉枠Aを外側
上方に回動させると開閉枠Cが開く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した下部
係止構造では次の様な課題があった。即ち、ピンKはリ
ングLにより上板Jに吊下げられているだけであり、板
バネMと何ら係止していないため、ピンKは板バネMの
位置に関係なく常に底板Iの下方に突出する。このた
め、ピンKの下部は、板バネMの先端部Oが本体枠Aの
下枠Hの係止突子Pの上を乗り越えて、板バネMの折曲
係止部Qが係止突子Pに係止して固定されたときに底板
Iの下方に突出するのは勿論であるが、折曲係止部Qが
係止突子Pの上に乗り上げている途中でも底板Iの下方
に突出する。このため、ピンKの下部が底板Iの下方に
突出しているか否かだけを確認しただけでは、板バネM
の折曲係止部Qが係止突子Pに確実に係止しているの
か、確実に係止せずに、板バネMのいずれかの部分が係
止突子Pに乗り上げた途中の状態で止まっているのかを
確認することができない。このため、折曲係止部Qが係
止突子Pに確実に係止していないにも拘らず、確実に係
止したと勘違いして開閉枠Cの押しを停止することがあ
る。このため開閉枠Cの係止固定が不十分になり、強風
であおられて開閉枠Cが開いてしまうとか、場合によっ
ては開いた開閉枠Cが強風で吹き飛ばされて落下すると
いった危険もあった。
【0005】本発明の目的は看板の開閉枠が本体枠へ確
実に係止固定されたことを容易且つ確実に確認すること
ができ、また、開閉操作も容易な看板の開閉枠の下部係
止構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本件出願の第1の発明で
ある看板の開閉枠の下部係止構造は、広告表示体2が取
り付けられた開閉枠上部3を本体枠上部1に回動可能に
係止し、広告表示体2が取り付けられた開閉枠下部5を
本体枠下部4に開閉可能に係止する看板の開閉枠の下部
係止構造において、開閉枠下部5の上方水平板20と下
方水平板21との間に、本体枠下部4の係止部6に係止
・離脱可能な係止凹部7のあるブロック状の係止駒8が
配置され、その上に係止駒8を押し下げる押しバネ11
が配置され、操作ピン9により下方水平板21と係止駒
8と押しバネ11と上方水平板20を貫通させ、その操
作ピン9と係止駒8とを連係させて、操作ピン9の上下
スライドに伴って係止駒8も上下スライドするように
し、開閉枠下部5を閉じると係止駒8の係止凹部7が本
体枠下部4の係止部6に係止し、操作ピン9を上方にス
ライドさせると係止駒8も上方にスライドして係止凹部
7が係止部6から離脱して、開閉枠下部5が開くように
したものである。
【0007】本件出願の第2の発明である看板の開閉枠
の下部係止構造は、広告表示体2が取り付けられた開閉
枠上部3を本体枠上部1に回動可能に係止し、広告表示
体2が取り付けられた開閉枠下部5を本体枠下部4に開
閉可能に係止する看板の開閉枠の下部係止構造におい
て、開閉枠下部5の上方水平板20と下方水平板21と
の間に、本体枠下部4の係止部6に係止・離脱可能な係
止凹部7のあるブロック状の係止駒8が配置され、その
上に係止駒8を押し下げる押しバネ11が配置され、操
作ピン9により下方水平板21と係止駒8と押しバネ1
1と上方水平板20を貫通させ、操作ピン9のうち上方
水平板20より上方に突出した上部係止溝27に装着し
た上部リング29により操作ピン9を上方水平板20に
保持し、操作ピン9のうち係止駒8と押しバネ11の間
に位置する下部係止溝28に装着した下部リング30と
係止駒8を下方から支持する操作ピン9の受部23とに
より係止駒8を挟んで、操作ピン9の上下スライドに伴
って係止駒8も上下スライドするようにし、開閉枠下部
5を閉じると係止駒8の係止凹部7が本体枠下部4の係
止部6に係止し、操作ピン9を上方にスライドさせると
係止凹部7が係止部6から離脱して開閉枠下部5を開く
ようにしたものである。
【0008】本件出願の第3の発明である看板の開閉枠
の下部係止構造は、開閉枠下部5に取り付けた係止駒8
の横に、係止駒8の係止凹部7が本体枠下部4の係止部
6に係止すると、当該係止部6に圧接する押し具12を
設けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の看板の開閉枠の下部係止
構造の第1の実施形態を図1〜図3に基づいて詳細に説
明する。この下部係止構造は図1に示す様に本体枠13
と開閉枠17とからなり、本体枠上部1に、広告表示体
2が取付けられた開閉枠上部3が回動可能に係止された
看板において、本体枠下部4に開閉枠下部5を確実に係
止し、その係止を解除できるようにするための構造であ
る。本体枠13は図1に示す様にアルミニウム等の軽金
属材をプレス加工とか引き抜き加工等して断面コ字形に
成形してあり、それに断面コ字形に形成された内部補強
具14をボルト15で固定してある。本体枠下部4には
略L字形の係止部6(図2)が上方に突設されている。
係止部6は立ち上がり部分から上部に向けて次第に右に
傾斜させてある。
【0010】開閉枠17は本体枠13と同様にアルミニ
ウム等の軽金属材をプレス加工とか引き抜き加工等して
形成されており、広告表示体2の周縁部を嵌入可能な嵌
入受部18と、嵌入受部18の内側に嵌入された広告表
示体2を保持してがたつきを防止するためのストッパー
19(図2)が横向きに突設されている。
【0011】開閉枠下部5の嵌入受部18の内側には図
2に明示するように、上方水平板20と下方水平板21
を平行に連設し、この2枚の水平板20、21の夫々に
中心軸を同一にする孔を開口してある。下方水平板21
の上にはアルミニウム等の軽金属材を押出成形により略
台形のブロック状に成形した係止駒8が設置されてい
る。係止駒8にはそれを下方水平板21の上に設置した
状態で前記水平板20、21の孔と連通する貫通孔22
が開口してある(図3)。係止駒8の下面26には係止
部6に係止可能な係止凹部7を形成してある。係止凹部
7の右内面36は下方から上方に向けて次第に左傾斜に
なるテーパ面にしてある。
【0012】下方水平板21の下から上方に向けて操作
ピン9を挿入して、同操作ピン9を係止駒8の貫通孔2
2、上方水平板20の孔に貫通させてある。この操作ピ
ン9は図3に示す様に係止駒8の貫通孔22に挿入可能
な径の細い挿入部23の下方に、同貫通孔22に挿入不
可能な大きさの径の太い受部24を一連に設けてあり、
挿入部23を貫通孔22に挿入すると、受部24の上面
25が係止駒8の下面26に当接してそれ以上は操作ピ
ン9が挿入されないようにしてある。また、操作ピン9
の挿入部23には上部係止溝27と下部係止溝28を形
成してある。操作ピン9には図2に示す様に係止駒8を
下方へ押し下げる押しバネ11を被せ、上方水平板20
の孔より上方に突出する操作ピン9の上部係止溝27に
前記孔の径より外径の大きな上部リング29を装着し、
係止駒8の貫通孔22より上方に突出する操作ピン9の
下部係止溝28に前記貫通孔22の径より外径の大きな
下部リング30を装着し、上部リング29により操作ピ
ン9を上方水平板20に吊下げ、下部リング30と下方
水平板21との間に係止駒8を保持してある。このよう
な構造とすることにより、下部係止構造の動作は次の様
になる。
【0013】図2に示す様に係止部6に係止駒8の係止
凹部7が被さって係止した状態で、操作ピン9を上方に
押し上げると、係止駒8は操作ピン9の受部24の上面
25により押し上げられ、係止駒8の上昇により下部リ
ング30が押し上げられ、それに伴って押しバネ11が
圧縮される。係止駒8の係止凹部7が係止部6から外れ
るまで係止駒8が上方に押し上げられると、係止凹部7
が係止部6から離脱して、開閉枠17は開口可能な状態
になる。この状態で開閉枠17の下部を外側に開くこと
ができる。
【0014】外側に開いている開閉枠17を下方右側に
押して閉じると、係止駒8の傾斜面31が係止部6に当
る。この状態で開閉枠17を更に押すと同傾斜面31が
係止部6に乗り上げる。このとき、係止駒8の傾斜面3
1が係止部6に乗り上げるとき、上方移動する係止駒8
によりその上の下部リング30が操作ピン9と共に上方
へ押し上げられ、押しバネ11が収縮する。開閉枠17
が更に押されると係止駒8の傾斜面31が係止部6から
外れて係止駒8が落ち、係止駒8の係止凹部7が係止部
6の上に被さり、係止凹部7が係止部6に係止される。
このとき先に圧縮された押しバネ11が復元して下部リ
ング30及び操作ピン9を押し下げ、それにより、係止
駒8が下方に押し付けられ、係止凹部7と係止部6との
係止が確実に保持される。このとき操作ピン9は元の位
置まで下がり、その下部が下方水平板21の下から突出
する。ちなみに、係止駒8の傾斜面31が係止部6に乗
り上げて途中で停止して、係止駒8が完全に下がりきら
ないときは、係止駒8上の下部リング30及び操作ピン
9が下がらないため、下方水平板21の下からの突出す
る操作ピン9の突出寸法が短くなり、係止凹部7と係止
部6とが確実に係止したときの突出寸法との差が大きく
なる。このためその突出寸法を見るだけで係止凹部7と
係止部6との係止状態を判別することができる。また、
図3に示すように係止凹部7の右内面36が下方から上
方に向けて次第に左傾斜になるテーパ面になっており、
係止部6が立上がり部分から上部に向けて次第に右に傾
斜しているため、前記のように係止駒8の傾斜面31が
係止部6から外れて係止駒8の係止凹部7が係止部6の
上に被さるときに、係止部6の上端部と係止凹部7の右
内面36とがスムースに接触しながらスライドし、係止
部6と係止凹部7との係止が円滑に行なわれ、大きな音
や振動が発生することがない。
【0015】本発明の看板の開閉枠の下部係止構造の第
2の実施形態を図4に基づいて説明する。図4に示す下
部係止構造の基本構成は図2に示すものと同一である。
異なるのは係止駒8の横に押し具12を設けたことであ
る。この押し具12は図4(b、c)に示すようにアル
ミ板とか、鉄板等の板材を折曲げて、上板32と下板3
3と両板間の垂直板34とにより側面形状がコ字状にな
るようにしてある。また、上板32には取付け用の通孔
35を2つ開口し、下板33の先端37は斜め上向きに
傾斜させて、本体枠下部4の係止部6との接触がスムー
スになるようにしてある。
【0016】この押し具12は図4(a)に示す様に、
その取付け用の通孔35にリベットを打ち込んで開閉枠
下部4の上方水平板20に固定してあり、このとき、下
板33の下面が係止駒8の係止凹部7の内側上面38よ
りも下方に位置するようにしてある。この様な構造とす
ることにより、係止凹部7が係止部6の上に被さると押
し具12の下板33が係止部6の上端部に強く接触し
て、開閉枠下部5ががたつかないようにしてある。
【0017】図1の看板の開閉枠の上部嵌合構造は、本
体枠上部1に、広告表示体2が取り付けられた開閉枠上
部3を回動可能に嵌合し、本体枠下部4に開閉枠下部5
を開閉可能に係止する看板の開閉枠の上部嵌合構造にお
いて、本体枠上部1に上向きの円弧状受部50を形成
し、開閉枠上部3に円弧状受部50の内側に回動可能に
嵌合する嵌合部51を形成し、嵌合部51の底面に角形
接触部52を設けて、嵌合部51を円弧状受部50の内
側に嵌合すると、角形接触部52が円弧状受部50の内
面と接触するようにして、円弧状受部50の内側に嵌合
した嵌合部51の角形接触部52が円弧状受部50の内
面と接触し、嵌合部51が円弧状受部50内で円滑に回
動可能としてある。また、本体枠上部1から円弧状受部
50の中央部上方に支持突子53を突設し、嵌合部51
の上面に前記支持突子53を収受して回動可能な開閉枠
凹部54を形成して、円弧状受部50の内側に嵌合した
嵌合部51の角形接触部52が円弧状受部50の内面と
接触して回動するときに、支持突子53が開閉枠凹部5
4内で回動して、開閉枠17と本体枠13とが2箇所で
回動可能に嵌合し、開閉枠17がより一層円滑に回動す
るようにしてある。
【0018】開閉枠下部5を開く場合、図6(a)のよ
うに円弧状受部50の内面に回動自在に嵌合している嵌
合部51は、図6(b)〜(d)のように次第に回動
し、図6(d)の60度までは円弧状受部50から外れ
ないが、それ以上に開くと円弧状受部50から外れるよ
うにしてある。ちなみに、図6(a)は上方への回動角
度が0度のとき、(b)は上方への回動角度が30度の
とき、(c)は上方への回動角度が45度のとき、
(d)が上方への回動角度が60度のときを示してあ
る。円弧状受部50と嵌合部51とが嵌合して回動して
いる間、嵌合部51の上面の開閉枠凹部54と支持突子
53の嵌合も外れることがなく、嵌合した状態で回動す
る。
【0019】図示した看板の本体枠13の本体枠上部1
と本体枠下部4とは店舗等の外壁面に螺子止めして固定
される。この本体枠上部1の上には一部が前記外壁面に
固定された屋根材16が取付けられている。本体枠13
の内部には光源が装着され、その光源からの光により広
告表示体2を内側から照射して、広告表示体2に表示さ
れている広告用の文字や図形等を照らしだす。光源を交
換したり広告表示体2を交換したり、その内側を掃除し
たりする場合は、開閉枠下部5と本体枠下部4との係止
を前記のようにして解除した後に、開閉枠上部3を本体
枠上部1に嵌合させたまま、開閉枠下部5を手で外側上
方に持ち上げて所望の角度だけ開き、開閉枠17を図示
されていない支持棒等で支持して作業を行なう。
【0020】
【発明の効果】本発明のうち請求項1、2記載の看板の
開閉枠の下部係止構造は次のような効果を奏する。 1.係止駒8と操作ピン9との連係により、係止駒8が
操作ピン9の昇降に伴って昇降するため、開閉枠17を
開くときに操作ピン9を押し上げれば係止凹部7と係止
部6との係止が解除され、開閉枠17を開けるときの操
作が容易になり、本体枠内の蛍光灯やネオン管等の交換
作業や同枠内の清掃作業を容易に行なうことができる。 2.係止駒8と操作ピン9との連係により、係止駒8は
操作ピン9と共に昇降するため、係止駒8が降下しなけ
れば操作ピン9も降下せず、係止駒8が降下してはじめ
て操作ピン9も降下するため、操作ピン9の下端部が下
方に所定長だけ突出していれば、係止駒8が降下して係
止駒8の係止凹部7と係止部6とが確実に係止している
ことになる。このため、操作ピン9の下端部の下方への
突出長を確認するだけで、係止凹部7と係止部6とが確
実に係止しているか否かを確認することができ、開閉枠
17の係止が途中で停止して不十分になることがない。 3.係止駒8をブロック状としたので、永年の開閉によ
り変形や摩耗等が少なく、耐久性が向上し、長期間に渡
って係止が確実になる。
【0021】本発明のうち請求項3記載の看板の開閉枠
の下部係止構造は、上記効果に加えて次のような効果を
も奏する。 1.開閉枠下部5に取り付けた係止駒8の横に、係止駒
8の係止凹部7が本体枠下部4の係止部6に係止する
と、当該係止部6に圧接する押し具12を設けたので、
開閉枠下部5を閉じて係止駒8の係止凹部7を本体枠下
部4の係止部6に係止させると、押し具12が必ず当該
係止部6に圧接し、開閉枠下部5が本体枠下部4に確実
に係止固定され、開閉枠下部5のがたつきが防止され、
風にあおられても不要な騒音が発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の看板の開閉枠の下部係止構造の第1の
実施形態を示す断面図。
【図2】本発明の看板の開閉枠の下部係止構造の第1の
実施形態を示す部分拡大断面図。
【図3】本発明の看板の開閉枠の下部係止構造の第1の
実施形態を示す部分説明図。
【図4】(a)は本発明の看板の開閉枠の下部係止構造
の第2の実施形態を示す部分拡大断面図、(b)は押し
具の平面図、(c)は同押し具の側面図。
【図5】看板の上部嵌合構造を示す部分拡大断面図。
【図6】(a)〜(d)は、図5の上部嵌合構造の動作
を示す説明図。
【図7】開閉式看板の一例を示す斜視図。
【図8】従来の開閉式看板の構造を示す断面図。
【図9】従来の看板の開閉枠の下部係止構造を示す部分
説明図。
【符号の説明】
1 本体枠上部 2 広告表示体 3 開閉枠上部 4 本体枠下部 5 開閉枠下部 6 係止部 7 係止凹部 8 係止駒 9 操作ピン 11 押しバネ 12 押し具

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】広告表示体(2)が取り付けられた開閉枠
    上部(3)を本体枠上部(1)に回動可能に係止し、広
    告表示体(2)が取り付けられた開閉枠下部(5)を本
    体枠下部(4)に開閉可能に係止する看板の開閉枠の下
    部係止構造において、開閉枠下部(5)の上方水平板
    (20)と下方水平板(21)との間に、本体枠下部
    (4)の係止部(6)に係止・離脱可能な係止凹部
    (7)のあるブロック状の係止駒(8)が配置され、そ
    の上に係止駒(8)を押し下げる押しバネ(11)が配
    置され、操作ピン(9)により下方水平板(21)と係
    止駒(8)と押しバネ(11)と上方水平板(20)を
    貫通させ、その操作ピン(9)と係止駒(8)とを連係
    させて、操作ピン(9)の上下スライドに伴って係止駒
    (8)も上下スライドするようにし、開閉枠下部(5)
    を閉じると係止駒(8)の係止凹部(7)が本体枠下部
    (4)の係止部(6)に係止し、操作ピン(9)を上方
    にスライドさせると係止駒(8)も上方にスライドして
    係止凹部(7)が係止部(6)から離脱して、開閉枠下
    部(5)が開くようにしたことを特徴とする看板の開閉
    枠の下部係止構造。
  2. 【請求項2】広告表示体(2)が取り付けられた開閉枠
    上部(3)を本体枠上部(1)に回動可能に係止し、広
    告表示体(2)が取り付けられた開閉枠下部(5)を本
    体枠下部(4)に開閉可能に係止する看板の開閉枠の下
    部係止構造において、開閉枠下部(5)の上方水平板
    (20)と下方水平板(21)との間に、本体枠下部
    (4)の係止部(6)に係止・離脱可能な係止凹部
    (7)のあるブロック状の係止駒(8)が配置され、そ
    の上に係止駒(8)を押し下げる押しバネ(11)が配
    置され、操作ピン(9)により下方水平板(21)と係
    止駒(8)と押しバネ(11)と上方水平板(20)を
    貫通させ、操作ピン(9)のうち上方水平板(20)よ
    り上方に突出した上部係止溝(27)に装着した上部リ
    ング(29)により操作ピン(9)を上方水平板(2
    0)に保持し、操作ピン(9)のうち係止駒(8)と押
    しバネ(11)の間に位置する下部係止溝(28)に装
    着した下部リング(30)と係止駒(8)を下方から支
    持する操作ピン(9)の受部(23)とにより係止駒
    (8)を挟んで、操作ピン(9)の上下スライドに伴っ
    て係止駒(8)も上下スライドするようにし、開閉枠下
    部(5)を閉じると係止駒(8)の係止凹部(7)が本
    体枠下部(4)の係止部(6)に係止し、操作ピン
    (9)を上方にスライドさせると係止駒(8)も上方に
    スライドして係止凹部(7)が係止部(6)から離脱し
    て、開閉枠下部(5)が開くようにしたことを特徴とす
    る看板の開閉枠の下部係止構造。
  3. 【請求項3】開閉枠下部(5)に取り付けた係止駒
    (8)の横に、係止駒(8)の係止凹部(7)が本体枠
    下部(4)の係止部(6)に係止すると、当該係止部
    (6)に圧接する押し具(12)を設けたことを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載の看板の開閉枠の下部係
    止構造。
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