JP3115536U - 立体表示シート - Google Patents

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三輪  隆
靖 平光
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株式会社 近江デザインセンター
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Abstract

【課題】 平面状のシートに2つの図柄を立体パターンとして、同時に表現することができ、特に、真正面から見たときと、真上から見たときとでは異なった図柄を見ることができる立体表示シートを提供する。
【解決手段】 水平面図柄2と垂直面図柄3とを立体的に表示させるために、切込線6、谷折線7、山折線8、および主折線9を設け、水平面図柄を表示する複数の水平面展開要素と、垂直面図柄を表示する複数の垂直面展開要素を備えた立体表示シート1を提供する。立体表示シート1の主折線9で上下2つに折り曲げることによって水平面図柄と垂直面図柄が立体的に表示される。
【選択図】 図1

Description

本考案は、水平面図柄と垂直面図柄とを立体的に表示させるために、切込線、谷折線、山折線、および主折線を設け、この主折線で直角に折り曲げることによって図柄を水平面図柄と垂直面図柄とを突設形成させる立体表示シートに関する。
従来、平面シート上に形成される折り畳み風景構造は、平面シート上に展開することができ、様々な立体形状を呈することができる。
図10は、従来の実施例に係る折り畳みシートの構成図である。図10に示すように、折り畳み風景構造130は、要素133の横方向の境界を定める複数のスリット132と、要素133がスリット132の間を延びる折り目134,135を有するシート131から構成される。
このシート131の水平面が箱110の底面111に固定され、このシート131の垂直面が蓋120の内面121に固定されて、箱110の底面111か、蓋120の内面121のいずれかに平行な少なくとも1つの平面を形成しつつ、要素133が空間に展開される。
折り畳み風景構造130は、一枚の平坦なシートから形成されており、平行平面に構成される各展開要素133上に所望の風景が作られている。このように、この折り畳み風景構造130は、箱110の底面111とこの箱110の頂部に折り畳まれる蓋120の内面121との双方に固定され、この折り畳み風景構造130は、蓋120を単に閉じることによって蓋120で閉ざされた箱110内に折り畳まれ、かつ蓋120を開くことによって展開される。このとき蓋120は、固定ピン144によって箱110に取り付けられ、固定ピン144は、蓋120が繰り返して開かれても、展開する風景構造と干渉しないように、にげ139が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特表平10−503112号公報(請求項1、図1)
しかしながら、この折り畳み風景構造は、折り畳みおよび展開ができる3次元の風景構造に関するものであり、1つの平面内に折り畳み風景を表示するもので、本考案のように、1枚のシート上に複数の図柄を同時に混在させ、真正面から見たときと、真上から見たときとでは異なった図柄を表示するようには作られていない。
そこで、本考案はこのような問題を解決するために創案されたものであり、水平面図柄と垂直面図柄とを形成する展開要素を1枚のシートに混在させ、このシートを主折線から折り曲げたときに、真正面から見たときと真上から見たときとでは異なった図柄を見ることができる立体表示シートを提供する。
本願の第1の考案は、切込線、谷折線、山折線、および主折線を設け、前記主折線で上下を直角に折り曲げることによって水平面図柄と垂直面図柄とを突設形成させる立体表示シートであって、前記立体表示シートは、前記水平面図柄を表示する複数の水平面展開要素と、前記垂直面図柄を表示する複数の垂直面展開要素を備え、前記水平面展開要素は、前記2つの切込線で挟まれ、谷折線と山折線または図柄端部とで囲まれ、前記垂直面展開要素は、前記2つの切込線で挟まれ、図柄端部または山折線と谷折線とで囲まれることを特徴とする。
本願の第2の考案は、第1の考案の立体表示シートにおいて、前記垂直面図柄は、カレンダーを形成することを特徴とする。
本願の第3の考案は、前記水平面図柄および垂直面図柄は、異なる図柄で形成されることを特徴とする。
本願の第4の考案は、第1の考案の立体表示シートにおいて、前記主折線は、前記水平面図柄の幅と垂直面図柄の高さとを等分または所定比に分割することを特徴とする。
第1の考案によれば、水平面図柄を形成する水平面展開要素と垂直面図柄を形成する垂直面展開要素を1枚の立体表示シート上に混在配置させ、この立体表示シートを前記主折線から直角に折り曲げることによって、真正面から見たときと、真上から見たときとでは異なる図柄を表示することができる。
第2の考案によれば、垂直図柄を、カレンダーとして利用することができる。
第3の考案によれば、主折線は、水平面図柄と垂直面図柄は、異なる図柄で形成されるために、直角に折り曲げられた立体表示シートを真正面から見たときと真上から見たときとでは異なった図柄を見ることができる。
第4の考案によれば、立体表示シートの主折線は水平面図柄の幅と垂直面図柄の高さとを等分または所定比に分割するので、立体表示シートを直角に折り曲げたときに、水平面図柄の幅と垂直面図柄の高さを自由に選べるので、種々の図柄を取り込むことができる。
[第1の実施形態]
図1は、本考案の第1の実施形態に係る立体表示シートの平面図である。立体表示シートとは、平面状のシートに、切込線、谷折線、山折線、および主折線を設けて、立体パターンを形成することができる複数の水平面展開要素と複数の垂直面展開要素を備えたもので、例えば、やや厚めの上質紙やプラスチックシート等で形成される。図2は、立体表示シート上に展開する水平面図柄および垂直面図柄を示す平面図であり、図2(a)は、真上から見たときに表示される、例えば円形の水平面図柄4であり、図2(b)は、真正面から見たときに表示される、例えば、三角形の垂直面図柄5である。
図1に示すように、立体表示シート1の平面上に、展開要素10が形成される。この展開要素10は、図2に示した水平面図柄4と垂直面図柄5とを立体的に表示させるため、水平面図柄4を表示する複数の水平面展開要素2と、垂直面図柄5を表示する複数の垂直面展開要素3とから形成される。展開要素10には、切込線6、谷折線7、山折線8、および主折線9が設けられている。この展開要素10を主折線9で直角に折り曲げることによって水平面図柄4と垂直面図柄5とを突設形成させることができる。
立体表示シート1は、展開要素10の縦方向に18行、および横方向に18列からなる324個の展開単位要素11を備えている。このうち縦方向の18行は、主折線9の上方に10行、下方に8行が設けられている。水平面図柄4の展開要素2は、2つの切込線6の間において、谷折線と山折線または図柄端部とで囲まれている。
垂直面図柄5の展開要素3は、2つの切込線6の間において、前記2つの切込線で挟まれ、図柄端部または山折線と谷折線とで囲まれている。
切込線6は実線、谷折線7は長破線で示され、山折線8は短破線で示され、主折線9は破線で示される。なお、主折線9は立体表示シートの中央付近に水平線で表される。
図3は、図1に示す立体表示シートを展開して、立体パターンを突設形成させた斜視図である。
図3に示すように、展開要素10には、切込線6に沿って垂直方向に切込みが入れられている。展開要素10の左上方の図柄端部10aから下方へ、例えば、縦に6個、横に2個の領域に垂直面展開要素3が設けられ、その下辺が谷折線7aである。この谷折線7aから手前へ5個、横に2個の領域に水平面展開要素3が設けられ、その前端辺が山折線8aである。この山折線8aから下方へ、縦に4個、横に2個の領域に垂直面展開要素2が設けられ、その下辺が谷折線7bである。この谷折線7bから手前へ3個、横3個の図柄端部10cの領域が水平面展開要素3である。このようにして展開要素10の図柄端部10aから下方へ向かって谷折線7c,7d,7e,・・・、および山折線8b,8c,8d,・・・に沿って、谷折れ、山折れを交互に繰り返して、立体パターンが突設展開されて、円形の図柄4と三角形の図柄5がそれぞれの水平面および垂直面に表示される。
図4は、単位要素が展開された立体表示シートを真正面から見た面を示し、図5は、単位要素が展開された立体表示シートを真上から見た面を示している。このように、展開単位要素11を展開することによって、真上から見たときは、左右に2個並んだ円形の図柄4を見ることができ、真正面から見たときは、左右に2個並んだ三角形の図柄5を立体的に見ることができる。
また、立体表示シートには、水平面と垂直面に表示する図柄を混在させて配置することによって、いろいろな図柄を立体パターンに構成することができる。
[第2の実施形態]
図6は、本考案の第2の実施形態の立体表示シートを示す平面図であり、この立体表示シートに突設形成させる展開要素を備えている。
第2の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、第2の実施形態では垂直面にカレンダーの数字を表示させた点である。なお、第2の実施形態において、第1の実施形態と重複する部分は同符号を付して、その説明は省略する。
図6は、水平面図柄に花の絵を配置し、垂直面図柄にカレンダーを配置した立体表示シート21を示す図である。図6において、垂直面展開要素12には、カレンダーの日付が表示され、水平面展開要素14には、花の柄が表示されている。立体表示シート21の上方には、月を示す数字が表示され、その下方の左右方向には、曜日を示す文字が表示される。そして、その曜日に合致した位置にカレンダーの数字が表示される。
図7は、第2の実施形態の立体表示シートを展開し、斜め上から見たときの斜視図である。図8は、単位要素が展開された立体表示シートを真正面から見た面を示し、図9は、単位要素が展開された立体表示シートを真上から見た面を示している。このように、展開単位要素を展開することによって、真正面から見たときは、カレンダーが表示され、真上から見たときは、花柄の図柄を見ることができる。
なお、本考案はその技術思想の範囲内で種々の改造、変更が可能である。例えば、本考案の実施形態では、展開要素10を縦に18行、横に18列の展開単位要素から構成されるとしたが、特にこれに限定するものではなく、展開要素の行と列の数は適宜増減することができる。
また、切込線、谷折線、および山折線の位置についても、本実施の形態に限るものではなく、立体パターンに従って、位置を変更しても構わない。
第1の実施形態に係る立体表示シートの平面図であり、真上からみた図柄と、真正面から見た図柄が混在して各要素に割り当てられた様子を示している。 第1の実施形態において、立体パターンに表示される図柄を示す図であり、(a)は、真上から見たときの図柄、例えば、2つの丸であり、(b)は、真正面から見たときの図柄、例えば、2つの三角である。 第1の実施形態の立体表示シートの各展開要素を展開して、突設形成させた状態の斜視図である。 第1の実施形態の立体表示シートを展開し、正面から見たときの図である。 第1の実施形態の立体表示シートを展開し、真上から見たときの図である。 第2の実施形態の立体表示シートの平面図である。 第2の実施形態の立体表示シートを展開し、斜め上から見たときの斜視図である。 第2の実施形態の立体表示シートを展開し、正面から見たときの図である。 第2の実施形態の立体表示シートを展開し、真上から見たときの図である。 従来例に係る折り畳みシートの構成図である。
符号の説明
1,21 立体表示シート
2,22 水平面展開要素
3,23 垂直面展開要素
4 水平面図柄
5 垂直面図柄
6,26 切込線
7,27 谷折線
8,28 山折線
9,29 主折線
10 展開要素
10a,10b,10c,10d 図柄端部
11 展開単位要素
13 カレンダー

Claims (4)

  1. 切込線、谷折線、山折線、および主折線を設け、前記主折線で直角に折り曲げることによって水平面図柄と垂直面図柄とを突設形成させる立体表示シートであって、
    前記立体表示シートは、前記水平面図柄を表示する複数の水平面展開要素と、前記垂直面図柄を表示する複数の垂直面展開要素を備え、
    前記水平面展開要素は、前記2つの切込線で挟まれ、谷折線と山折線または図柄端部とで囲まれ、
    前記垂直面展開要素は、前記2つの切込線で挟まれ、図柄端部または山折線と谷折線とで囲まれることを特徴とする立体表示シート。
  2. 前記垂直面図柄は、カレンダーを形成することを特徴とする請求項1に記載の立体表示シート。
  3. 前記水平面図柄および垂直面図柄は、異なる図柄で形成されることを特徴とする請求項1に記載の立体表示シート。
  4. 前記主折線は、前記水平面図柄の幅と垂直面図柄の高さとを等分または所定比に分割することを特徴とする請求項1に記載の立体表示シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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