JP3115168B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP3115168B2
JP3115168B2 JP05253852A JP25385293A JP3115168B2 JP 3115168 B2 JP3115168 B2 JP 3115168B2 JP 05253852 A JP05253852 A JP 05253852A JP 25385293 A JP25385293 A JP 25385293A JP 3115168 B2 JP3115168 B2 JP 3115168B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、弾球遊技機に関し、
特に、表示体の配列に工夫を凝らし、いわゆるリーチ状
態を多様にした可変表示器を備えたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の弾球遊技機、例えばパチ
ンコ機、アレンジボール等としては、その遊技盤面上に
「1」〜「9」の数字を可変表示する7セグメント表示
のデジタル表示体を3個並設させるとともに、同じ遊技
盤面上に設けられた特定入賞口への遊技球の入賞を条件
に、デジタル表示体の表示内容である「1」〜「9」の
数字をランダムに更改させ、順次停止させたときに、例
えば「7」が3個揃った等の特定の賞態様(いわゆる
「大当たり」)になった場合には、同じ遊技盤面上に設
けられた可変入賞装置のその後の入賞確率を向上させる
ようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の弾球遊技機では、いわゆる「大当たり」以後は変動入
賞装置の動きに変化をもたせて趣向性を高めているもの
の、「大当たり」までは、賞態様の揃う表示体列が1種
類であるため、面白味に欠けていた。すなわち、遊技者
は、いわゆるリーチ状態の場合、次に何が表示されれば
入賞するかが即判ってしまっていた。そのため遊技者の
興味は、「次の表示内容が期待したものであれば入賞
で、その他の場合はハズレ」といった一点に絞られてし
まい、単調なものであった。
【0004】そこで、請求項1及び2記載の発明は、上
記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、いわゆるリーチ状態
を多様にすることで、特定入賞までの中間のゲーム性を
高めた弾球遊技機を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものであり、以下にその内容を図面に
示した実施例を用いて説明する。請求項1記載の発明
は、可変表示器(30)の複数の表示体(32a〜32m)が、一つ
の表示体(32m)と、この表示体(32m)を中心とし、半径の
異なる複数の同心円(33,34)の円周上に各々複数個配置
された表示体(32a〜32l)とからなるとともに、この複数
の表示体(32a〜32l)のうち数個が、同心円中心の表示体
(32m)から放射線状に少なくとも一方向に並んで構成さ
れ、前記可変表示器(30)は、前記複数個の表示体(32a〜
32m)の組み合わせからなる組合せ領域を複数種類設定
し、前記組合せ領域に含まれる複数の表示体(32a〜32m)
に表示された表示図柄が特定の組合せとなったことを条
件に、変動入賞装置(50)の入賞確率が向上するようにし
ことを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の特徴点に加え、可変表示器(30)の複数の表示体(3
2a〜32m)が、一つの表示体(32m)と、この表示体(32m)を
中心とした半径の異なる二つの同心円(33,34)の円周上
に配置され、かつ同心円中心の表示体(32m)から上下左
右の4方向に向かって放射線状に各々2個づつ並んだ8
個の表示体(32i,32a,32j,32c,32k,32e,32l,32g)と、こ
の8個の表示体(32i,32a,32j,32c,32k,32e,32l,32g)の
うち、外側同心円(33)上の4個の表示体(32a,32c,32e,3
2g)により区切られた外側同心円(33)の長さ中心に、各
々一個づつ配置された4個の表示体(32b,32d,32f,32h)
とから構成されたことを特徴とする。
【0007】
【作用】横に3個並設された従来の表示体では、「大当
たりパターン」の数は表示図柄の種類の数に限定され、
また「リーチパターン」も1種類しかなかった。これに
対し、請求項1及び請求項2記載の発明によれば、表示
図柄の種類の他、縦、横、あるいは斜め方向といった配
列に関する組合せ要素が増えるので、「大当たりパター
ン」の種類を飛躍的に増やすことができる。また、これ
に加え、複数の「大当たりパターン」が同時にリーチ状
態となる、いわゆる「複合リーチパターン」を種々設け
ることができる。
【0008】
【実施例】図1〜11は、本発明の一実施例を示すもの
であり、図1は可変表示器の正面図、図2はパチンコ機
の略正面図、図3はブロック図、図4〜8は大当たりパ
ターン説明図、図9はダブルリーチの例示図、図10は
トリプルリーチの例示図、図11はフォースリーチの例
示図をそれぞれ示す。
【0009】なお、本実施例では弾球遊技機のうち、特
にパチンコ機について説明するが、弾球遊技機はパチン
コ機に限らず、他の弾球遊技機、たとえば組合せ遊技
機、アレンジボール、あるいは雀球遊技機であってもよ
い。図2中、10は、パチンコ機を示すものであり、この
パチンコ機10は、その前面の中央やや上方寄りに遊技盤
20を有し、その遊技盤20の周囲には、金属製のガードレ
ール21が略円形状に設けられている。
【0010】上記ガードレール21で囲まれた遊技盤20の
中央には、図2に示すように、正面視が略円形の可変表
示器30が配設されている。また、可変表示器30から下方
に向かっては、図2に示すように、順に、特定入賞口4
0、変動入賞装置50が縦に並んで配設されている。さら
に、残りの遊技盤20の盤面には、図2に示すように、通
常の入賞口60…や風車61…が多数配されている。また、
これら可変表示器30、特定入賞口40、変動入賞装置50、
通常の入賞口60…、および風車61…の背景側の遊技盤20
の盤面には、図示しないが、遊技盤20上を流下する遊技
球の動きに変化を与えるために多数の釘が植設されてい
る。
【0011】上記可変表示器30は、図1に示すように、
その正面に大きな円形の表示部31を設け、その表示部31
内に円形の表示体32a〜32mを13個配して構成されてい
る。具体的には、可変表示器30は、図1に示すように、
上記表示部31の中心に位置する一つの表示体32mと、こ
の表示体32mを中心とした半径の異なる二つの同心円33,
34の円周上に配置され、かつ同心円中心の表示体32mか
ら図の上下左右の4方向に向かって放射線状に各々2個
づつ並んだ8個の表示体32i,32a,32j,32c,32k,32e,32l,
32gと、この8個のうち4個の表示体32a,32c,32e,32gに
より区切られた外側同心円33の長さ中心に、各々一個づ
つ配置された4個の表示体32b,32d,32f,32hとから構成
されている。また、これら表示体32a〜32mの背景側の表
示部31の表面には、図1の示すように、上記13個の表
示体32a〜32mを結ぶ線(記号なし)が、同心円状あるい
は放射線状に描かれている。
【0012】上記表示体32a〜32mは、図1に示すよう
に、その表面側に7セグメント表示のデジタル表示素子
35を各々備え、これにより「0」〜「9」の数字やアル
ファベット等の図柄表示が可能である。本実施例におい
ては、「0」〜「9」の数字のほか、アルファベットで
は、識別のしやすさから「A」,「C」,「E」,
「F」,「H」,「P]の6文字、合計16種の図柄を
表示させることとしている。また、各表示体32a〜32mに
は、図示しないが、黄色に点灯する黄色LED及び赤色
に点灯するLEDが各々内蔵され、通常は黄色LEDを
点灯させ、入賞やリーチの際には、該当する表示体を赤
色LEDに切換え点灯させることとしている。
【0013】なお、図柄の種類は、上記の16種に限る
ものではないことは言うまでもない。また、上記デジタ
ル表示素子35…の代わりに、カラーの液晶表示素子を用
い、この液晶の色を切換え表示させるようにしてもよ
い。前記特定入賞口40は、図2に示すように、遊技球が
一球づつ入賞可能なポケット型入賞口である。また、こ
の特定入賞口40直下の遊技盤20の裏側には、図3のブロ
ック図において示すように、入賞球を検出するための特
定入賞検出器41が設けられている。
【0014】上記特定入賞検出器41としては、図示しな
いが、発光素子と受光素子とからなる光学的センサーが
用いられている。この特定入賞検出器41は、入賞球を検
出することで検出信号を出力し、この検出信号により前
記可変表示器30の可変表示を開始させるためのものであ
る。前記変動入賞装置50は、図2に示すように、遊技盤
20の下部に位置する大型の入賞装置であり、その上面で
開口した大入賞口52の図の左右両端には、羽根状の可動
片51,51が、その下部を軸にして先端側を遊技盤20に沿
って軸回転可能に、各々取り付けられている。
【0015】上記可動片51,51の各々は、図2の実線で
示すように、通常は、図示しないバネ等により上記大入
賞口52を一部遮るように内側に付勢され、この大入賞口
52に遊技球が入るのを邪魔している。これに対し、遊技
が特定入賞状態(いわゆる「大当たり」)に移行する
と、当該可動片51,51の各々は、図2の破線で示すよう
に、図示しないソレノイドにより上記バネ力に抗して大
入賞口52の外側に開かれ、これら可動片51,51に当たる
遊技球を大入賞口52に導いて入賞し易くするように動作
する。
【0016】次に、パチンコ機10の内部に設けられた制
御回路について、図3を用いて説明する。この制御回路
は、図示しないが、制御全体をコントロールするCPU
のほか、ROM、RAM、およびI/O等から構成さ
れ、制御回路の内部には、図3に示すように、遊技機の
特定入賞状態の制御を行う特定入賞制御手段80を備えて
いる。
【0017】上記特定入賞制御手段80の入力側I/O70
には、図3に示すように、前述した特定入賞検出器41が
接続されている。これに対し、前記特定入賞制御手段80
の出力側I/O71には、図3に示すように、前記可変表
示器30が、また入賞装置制御回路53を介して前記変動入
賞装置50が各々接続されている。
【0018】前記特定入賞制御手段80は、図3に示すよ
うに、乱数を発生させる乱数発生手段81と、前記特定入
賞検出器41からの検出信号に基づいて、乱数発生手段81
によって発生した乱数を抽選する乱数抽選手段82と、複
数種類の図柄が記憶された図柄記憶手段83と、乱数抽選
手段82により抽選された乱数に基づいて図柄を図柄記憶
手段83から順次選択し、この選択された図柄を表示図柄
として順次出力する図柄選択手段84と、予め決められた
複数の賞態様が記憶された賞態様記憶手段85と、図柄選
択手段84からの表示図柄を賞態様記憶手段85から呼び出
した全ての賞態様と照合し、最後の表示図柄が一致すれ
ば全表示図柄が一つの賞態様と合致する場合にリーチ信
号を、全表示図柄が一つの賞態様と合致した場合に入賞
信号を各々出力する図柄照合手段86と、図柄選択手段84
からの表示図柄を複数のグループに分け、各グループご
とに所定時間で停止させ、あるいは所定の条件下で所定
の表示体の色を変更させるために、停止制御信号を出力
する表示停止制御手段87とを備えている。
【0019】前記可変表示器30は、図3に示すように、
前記特定入賞検出器41からの検出信号に基づいて、上記
図柄記憶手段83から呼び出した複数の図柄を次段の各表
示体32a〜32mにランダムに更改表示させるとともに、上
記表示停止制御手段87からの停止制御信号の入力を条件
に、その停止制御信号に基づいて上記図柄選択手段84か
らの表示図柄を次段の所定の表示体32a〜32mに停止表示
させる表示回路36と、この表示回路36に各々接続された
複数の表示体32a〜32mとを備えている。
【0020】次に、このように構成された制御回路の制
御に基づく、前記可変表示器30及び変動入賞装置50の動
作について、図1〜3を用いて説明する。図2の前記特
定入賞口40に遊技球が入り、図3に示す前記特定入賞検
出器41により検出されると、この特定入賞検出器41から
は、検出信号(記号なし)が前記表示回路36および乱数
抽選手段82に出力される。
【0021】検出信号を入力した表示回路36は、前述し
た16種の図柄を前記図柄記憶手段83から取り込み、こ
れらの図柄を次段の表示体32a〜32mの各々にランダムに
更改表示させる。この一方、検出信号を入力した乱数抽
選手段82は、前記乱数発生手段81により発生した乱数を
13回抽選し、この抽選された13個の乱数を前記図柄
選択手段84に順次送り出す。
【0022】乱数を入力した図柄選択手段84は、この乱
数に基づいて、図柄記憶手段83に記憶された16種の図
柄から図柄を順次選択し、この選択された図柄を表示図
柄として前記図柄照合手段86、表示停止制御手段87、及
び表示回路36に順次送り出す。上記賞態様記憶手段85内
には、図示しないが、賞態様(いわゆる「大当たりパタ
ーン」)が複数記憶されている。詳しくは、一つの賞態
様につき、表示図柄13個が1〜13の番地を付して各
々記憶されている。
【0023】前記図柄照合手段86内には、図示しない
が、1〜13の番地が付された、表示図柄テーブル及び
賞態様テーブルを備えている。そして、当該図柄照合手
段に順次送られてくる表示図柄は、上記表示図柄テーブ
ル内に1番地から順に格納される。また、賞態様記憶手
段85に記憶された賞態様が、1態様づつ、かつ番地を対
応づけながら上記賞態様テーブルに呼び出され、この呼
び出された賞態様テーブルの内容と既に格納済みの表示
図柄テーブルの内容とが番地ごとに順次照合される。他
の賞態様についても、同様に順次呼び出され照合され
る。
【0024】この照合の過程において、ある賞態様と表
示図柄との間で1〜12番地までの内容が一致した場合
(いわゆる「リーチ状態」)は、リーチ信号(記号な
し)が当該図柄照合手段86から前記表示停止制御手段87
に出力される。これに対し、ある賞態様と表示図柄との
照合の結果、1〜13番地の内容が全て一致した場合
(いわゆる「大当たり状態」)には、入賞信号(記号な
し)が当該図柄照合手段86から前記入賞装置制御回路53
に出力される。
【0025】一方、表示図柄を入力した表示停止制御手
段87は、入力した13個の表示図柄を、最初のグループ
(表示体32a〜32h)、次のグループ(表示体32i〜32
l)、および最後のグループ(表示体32m)、の3つのグ
ループごと、順に停止させるために、各グループごとの
所定の「停止時間」を示す停止時間信号(記号なし)を
発生させる。また、表示図柄を入力してから一定時間内
にリーチ信号を入力したときは、第2のグループ(表示
体32i〜32l)の表示停止と同時に、リーチ状態を構成す
る表示体の色を「黄色」から「赤色」に変更し、かつリ
ーチ信号の入力時を基準に第3のグループ(表示体32
m)の表示停止を所定時間だけ延長させる色変更タイミ
ング信号(記号なし)を発生させる。そして、当該表示
停止制御手段87は、表示図柄を入力してから一定時間内
にリーチ信号を入力しない場合は上記停止時間信号その
ものを、入力した場合は上記停止時間信号に色変更タイ
ミング信号を同期させたものを、停止制御信号(記号な
し)として前記表示回路36に出力する。
【0026】停止制御信号を入力した表示回路36は、当
該停止制御信号に基づいて、ランダムに更改表示してい
る13個の表示体32a〜32mを上記した各グループごとに
停止表示させる。具体的に図1を用いて説明すると、図
の13個の表示体32a〜32mが一定時間ランダムに更改し
た後、まず外側同心円上の8個の表示体32a〜32hを、次
に内側同心円上の4個の表示体32i〜32lを、最後に中心
の表示体32mを表示停止させる。また、内側同心円上の
4個の表示体32i〜32lが停止した際に、特定の表示図柄
が特定ライン上に並んだ(後述のいわゆる「リーチパタ
ーン」を示す)ときは、その並んだ表示体の色を「黄
色」から「赤色」に変更させてリーチ状態を遊技者に知
らせる。その後、中心の表示体32mを通常より長く更改
表示させた後、表示停止させる。
【0027】一方、入賞信号を入力した入賞装置制御回
路53は、入賞信号を入力してから所定の時間、即ち前述
した表示体32mの延長された「停止時間」の経過後に次
段の変動入賞装置50を動作させる。具体的に図1を用い
て説明すると、中心の表示体32mが表示停止した際、所
定の表示図柄が所定のライン上に並んだ(後述するいわ
ゆる「大当たりパターン」を示す)ときは、同時に変動
入賞装置50の前記ソレノイドを動作させて前記可動片5
1,51を外側に開き、その後に流下してくる遊技球を変動
入賞装置50の大入賞口52に入り易くして入賞確率を高め
ている。
【0028】次に、前記賞態様記憶手段85に記憶された
特別入賞の賞態様、いわゆる「大当たりパターン」およ
び「リーチパターン」について、図4〜11を用いて説
明する。なお、ここに述べる賞態様は一例にすぎず、他
の図柄、例えば「L],「U」等や他のパターン配列、
例えば同心円ごとの配列等を任意に組み合せることも可
能である。
【0029】まず「大当たりパターン」について説明す
ると、「大当たりパターン」は、大まかには3つに分類
できる。第1は、2種類の図柄「7」あるいは「3」
が、図4〜6に示すように、縦、横、あるいは斜め方向
に同一種類で3個連続した場合である。このうち、図4
は円中心から一方向の放射線状に揃った場合の一例で、
図の場合の他、下、左、あるいは右方向の計4方向につ
き2種の図柄の、計8通りのパターンが考えられる。図
5は円中心を挟んで斜め方向に揃った場合の一例で、図
の場合の他、右斜め方向の計2方向につき2種の、計4
通りのパターンが考えられる。図6は円中心を挟んで上
下・左右方向に揃った場合で、その2方向につき2種の
図柄の、計4通りのパターンが考えられる。したがっ
て、全部では16通りのパターンが考えられる。
【0030】第2は、「7」あるいは「3」以外の図柄
が、図7に示すように、上下・左右方向に5個連続した
場合で、その2方向につき14種の図柄の、計28通り
のパターンが考えられる。第3は、「7」あるいは
「3」以外の図柄が、図8に示すように、内側同心円の
円周上及び円中心に5個揃った場合で、これにつき14
種の図柄の、計14通りのパターンが考えられる。
【0031】以上を合計すると「大当たりパターン」は
合計58通りとなり、その数が非常に多いので、複数の
「リーチパターン」が同時に重なる、いわゆる「複合リ
ーチパターン」が幾つか存在する。即ち、図9に例示す
るように、2種類の「リーチパターン」が重なった、い
わゆる「ダブルリーチパターン」、図10に例示する
「トリプルリーチパターン」、あるいは図11に例示す
る「フォースリーチパターン」といった3種類の「複合
リーチパターン」が考えられる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
及び請求項2記載の発明によれば、いわゆるリーチ状態
を多様にすることで、特定入賞までの中間のゲーム性を
高めた弾球遊技機を提供することができる。また、請求
項1記載の発明によれば、
【0033】特に、請求項2記載の発明によれば、従来
に比べいわゆる大当たりパターンの数を飛躍的に増やす
し、また複数の「大当たりパターン」が同時にリーチ状
態となる、いわゆる「複合リーチパターン」を3種類設
けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】可変表示器の正面図である。
【図2】パチンコ機の略正面図である。
【図3】ブロック図である。
【図4】大当たりパターンの説明図である。
【図5】大当たりパターンの説明図である。
【図6】大当たりパターンの説明図である。
【図7】大当たりパターンの説明図である。
【図8】大当たりパターンの説明図である。
【図9】ダブルリーチの例示図である。
【図10】トリプルリーチの例示図である。
【図11】フォースリーチの例示図である。
【符号の説明】
10 パチンコ機 20 遊技盤 30 可変表示器 31 表示部 32a〜32m 表示体 33 外側同心
円 34 内側同心円 35 デジタル
表示素子 36 表示回路 40 特定入賞
口 41 特定入賞検出器 50 変動入賞
装置 51 可動片 52 大入賞口 53 入賞装置制御回路 60 入賞口 61 風車 80 特定入賞
制御手段 81 乱数発生手段 82 乱数抽選
手段 83 図柄記憶手段 84 図柄選択
手段 85 賞態様記憶手段 86 図柄照合
手段 87 表示停止制御手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤面上に配設された特定入賞口と、 遊技盤面上に配設され、複数種類の表示図柄を各々個別
    可変表示可能な複数の表示体を有し、特定入賞口への
    遊技球の入賞を条件に、表示体の表示図柄の可変表示を
    開始する可変表示器と、 遊技盤面上に配設され、表示体の可変表示が順次停止さ
    れて、これら表示体に表示された表示図柄が特定の組合
    せとなった場合、その後の入賞確率が向上する変動入賞
    装置とを備えた弾球遊技機において、 上記可変表示器の複数の表示体は、一つの表示体と、こ
    の表示体を中心とし、半径の異なる複数の同心円の円周
    上に各々複数個配置された表示体とからなるとともに、
    この複数の表示体のうち数個が、同心円中心の表示体か
    ら放射線状に少なくとも一方向に並んで構成され、前記可変表示器は、前記複数個の表示体の組み合わせか
    らなる組合せ領域を複数種類設定し、 前記組合せ領域に含まれる複数の表示体に表示された表
    示図柄が特定の組合せとなったことを条件に、変動入賞
    装置の入賞確率が向上するようにした ことを特徴とする
    弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 可変表示器の複数の表示体は、一つの表
    示体と、この表示体を中心とした半径の異なる二つの同
    心円の円周上に配置され、かつ同心円中心の表示体から
    上下左右の4方向に向かって放射線状に各々2個づつ並
    んだ8個の表示体と、この8個の表示体のうち、外側同
    心円上の4個の表示体により区切られた外側同心円の長
    さ中心に、各々一個づつ配置された4個の表示体とから
    構成されたことを特徴とする請求項1記載の弾球遊技
    機。
JP05253852A 1993-10-12 1993-10-12 弾球遊技機 Expired - Lifetime JP3115168B2 (ja)

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