JP3115075U - 土嚢作成具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 土嚢を作成する作業が効率的に行えると共に、運搬や移動が容易なものを土嚢作成具を提供する。
【解決手段】 各枠体1a、1b、1cを連結ピン18a及び18bで回動自在に連結できるようにする。土嚢作成時には、複数の枠体1a、1b、1cを円環状に配置し、隣接する枠体1a、1b、1cのサイドフレーム13及び14のスリーブに連結ピン18a及び18bを挿入して組立状態とする。用土が詰め込まれた袋体21を取り出す時には、円環状に配置された複数の枠体1a、1b、1cの隣接するサイドフレーム13及び14の間のうちの少なくとも1つの間の連結ピン18a及び18bを外して、枠体を開閉自在状態とする。運搬、移動時には、連結ピン18a、18bを全て外して、複数の枠体1a、1b、1cを分離した分解状態とする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、河川の堤防の決壊による浸水防止、工事用仮締切、または道路の法面崩壊時の土砂の流出防止等に用いられている土嚢を作成するための土嚢作成具に関する。
土嚢の作成作業は、従来、袋体を用意し、スコップによる手作業または重機械作業(シャベルカー等)で袋体の開口から用土を詰め込むようにしていた。ところが、袋体は布製で柔らかいため、袋体の開口を開いた状態に保持するのは難しく、従来の手作業による土嚢の作成作業では、袋体を保持する補助者または何らかの補助具が必要であった。
そこで、例えば特許文献1に示されるように、土嚢の袋体を挿入しこの袋体の上辺に設けた開口の口縁を外側に折り返すことにより開口を上方に向けた状態で袋体を支持可能にした土嚢用の用土詰め込みスタンドが提案されている。
また、特許文献2には、木製、鉄製、プラスチック製またはFRP製のいずれかを材料として、三角柱形状、四角柱形状、半円柱形状、円柱形状、立方体状または直方体状などの形状に型枠を形成し、その側面の一部が開閉自在になるように形成するとともに、この型枠の側面外側に型枠締付け用バンドを装着するようにした土嚢用特定形状型枠と、麻布、ラッセルネットまたはFRP製の土嚢用袋体と、土壌と、バイブレーターとを用意し、土嚢用袋体の中に土壌を詰めて土嚢となし、この土嚢を土嚢用特定形状型枠に入れて型枠締付け用バンドで締付け固定したうえ、バイブレーターにより振動することにより土嚢用特定形状型枠内の土嚢をこの型枠に添った特定形状に整形するようにしたものが提案されている。
特開2003−13421号公報 特開2000−120039号公報
しかしながら、特許文献1のものでは、用土が詰め込まれた袋体をスタンド本体から取り出す際に、袋体を上方に持ち上げて抜き取りようにしている。特に大型の土嚢の場合には、袋体を上方に持ち上げて抜き取る作業は大変であり、作業効率が悪い。また、袋体に用土を詰め込むと、袋体に横方向の圧力がかかり、スタンドから袋体が取り出せない場合がある。このような場合に、袋体を無理に上方に持ち上げて抜き取ると、土嚢やスタンドを壊し、また、事故につながる危険性がある。
また、特許文献2に示されるものでは、三角柱状、四角柱状、片円柱形状、立方体状又は直方体状などの特定形状に整形された土壌を簡単に製造することができる。しかしながら、特許文献2に示されるものでは、枠体の固定を型枠締付け用バンドで行っているため、枠体が分解できない。このため、運搬や移動が困難である。
本考案は、上述の課題を鑑み、土嚢を作成する作業が効率的に行えると共に、運搬や移動が容易な土嚢作成具を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本考案の土嚢作成具は、上フレームと下フレームと左右のサイドフレームとを有する複数の枠体と、枠体のサイドフレームを互いに回動自在に連結させるための連結ピンとを有し、土嚢作成時には、複数の枠体を円環状に配置し、隣接する枠体のサイドフレームに連結ピンを挿入して組立状態とし、袋体をその開口の口縁を袋状に折り曲げて、組立状態とした複数の枠体の上フレームに取り付け、開口から袋体に用土を詰め込んでいき、用土が詰め込まれた袋体を取り出す時には、円環状に配置された複数の枠体の隣接するサイドフレームの間のうちの少なくとも1つの間の連結ピンを外して複数の枠体を開閉自在状態とし、運搬、移動時には、連結ピンを全て外して、複数の枠体を分離した分解状態とするようにしたことを特徴とする。
好ましくは、複数の枠体は3個の枠体であり、3個の各枠体は、円を3分割した円弧状の上フレームと、その中心が120度に折り曲げられた形状の下フレームとを有し、3個の枠体を組立状態にすると、上フレームが円形を構成し、下フレームが六角形を構成することを特徴とする。
好ましくは、3個の枠体を組立状態にしたときに、下フレームにより構成される六角形の外接円の半径は、上フレームにより構成される円形の半径より大きくなるようにしたことを特徴とする。
本考案によれば、上フレームと下フレームと左右のサイドフレームとを有する複数の枠体と、枠体のサイドフレームを互いに回動自在に連結させるための連結ピンとを有し、土嚢作成時には、複数の枠体を円環状に配置し、隣接する枠体のサイドフレームに連結ピンを挿入して組立状態とし、袋体をその開口の口縁を袋状に折り曲げて、組立状態とした複数の枠体の上フレームに取り付け、開口から袋体に用土を詰め込んでいき、用土が詰め込まれた袋体を取り出す時には、円環状に配置された複数の枠体の隣接するサイドフレームの間のうちの少なくとも1つの間の連結ピンを外して複数の枠体を開閉自在状態とし、運搬、移動時には、連結ピンを全て外して、複数の枠体を分離した分解状態とするようにしている。このように、土嚢作成時には、複数の枠体を結合して組立状態とすることで、複数の枠体からなる土嚢作成具に袋体が開いたままで保持され、補助者が袋体を押さえる必要がなく、少人数で、安全に、土嚢の作成作業が行える。また、円環状に配置されてピン結合された隣接する枠体のうち、1箇所の連結ピンを外すと、枠体が回動可能になり、開閉自在状態となる。このため、用土の入った袋体を簡単に取り出すことができるため、作業効率が良く、また、無理な負担がかからないため、器具を壊さずに、安全に作業が行える。また、連結ピンを全て外せば、3つの枠体が分解状態となり、運搬、移動が簡単に行える。
また、本考案によれば、複数の枠体は3個の枠体であり、3個の各枠体は、円を3分割した円弧状の上フレームと、その中心が120度に折り曲げられた形状の下フレームとを有し、3個の枠体を組立状態にすると、上フレームが円形を構成し、下フレームが六角形を構成するようにしている。組立状態では上フレームが円形を構成することで、袋体を安定して保持することができ、また、組立状態では下フレームが六角形を構成することで、安定して自立することができる。
また、本考案によれば、3個の枠体を組立状態にしたときに、下フレームにより構成される六角形の外接円の半径は、上フレームにより構成される円形の半径より大きくなるようにしている。このため、上面より底面が大きい安定した形状となり、安定して自立できる。
以下、本考案の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1(A)は、本考案が適用された土嚢作成具の組立状態のときの構成を示し、図1(B)は開閉自在状態のときの構成を示し、図1(C)は分解状態のときの状態を示すものである。
袋に用土を詰めて土嚢を作成する作業を行う場合には、図1(A)に示すように、3つの枠体1a、1b、1cを連結した組立状態とする。このときには、3つの枠体1a、1b、1cが合体して自立するため、用土の詰め込み作業を安定して行うことができる。なお、土嚢の作成工程については、後に説明する。
用土を詰め込んだ袋体(土嚢)を取り出す場合には、3つの枠体1a、1b、1cの取り付け箇所のうちの一箇所を外し、開閉自在状態とする。そして、図1(B)に示すように、枠体1a、1b、1cからなる土嚢作成具を開く。土嚢作成具を開くと、後に説明するように、3つの枠体1a、1b、1cからなる土嚢作成具から、土嚢を簡単に取り出すことができる。
運搬や移動を行うときには、図1(C)に示すように、3つの枠体1a、1b、1cが分離された分解状態とする。このようにすると、持ち運びが容易となる。
このように、本考案が適用された土嚢作成具は、3つの枠体1a、1b、1cからなり、図1(A)〜図1(C)に示すように、組立状態と、開閉自在状態と、分解状態とが簡単に設定できる。このため、土嚢の作成作業を効率的に行えると共に、運搬や移動が容易である。
本考案が適用された土嚢作成具について、更に、詳述する。図2(A)及び図2(B)は、各枠体1a〜1cの構成を示す平面図及び側面図である。枠体1a〜1cは全て同様に構成されている。
図2(A)及び図2(B)に示すように、各枠体1a〜1cは、下フレーム11と、上フレーム12と、左右のサイドフレーム13及び14と、センターフレーム15とからなる。
下フレーム11は、例えば鋼鉄製のL字材からなり、図2(A)に示すように、その中央から120度の角度をもって曲折した形状となっている。上フレーム12は、例えば鋼鉄製の平鋼や丸棒からなり、図2(A)に示すように、円を3つに分割したような円弧状となっている。
3つの枠体1a〜1cを組み立てると、図3(A)及び図3(B)に示すように、3つの下フレーム11は六角形の形状を構成し、3つの上フレーム12は円形の形状を構成する。このとき、図3(A)に示すように、3つの下フレーム11により構成される六角形の外接円の半径R1は、3つの上フレーム12により構成される円形の半径R2より大きいという関係となっている。
図2(A)及び図2(B)に示すように、サイドフレーム13は、例えば鋼鉄製の平鋼または丸棒からなり、下フレーム11の左端と上フレーム12の左端との間に固着されている。また、サイドフレーム13には、スリーブ16a及び16bが固着される。
サイドフレーム14は、例えば鋼鉄製の丸棒からなり、下フレーム11の右端と上フレーム12の右端との間に固着されている。また、サイドフレーム14には、スリーブ17a及び17bが設けられる。
なお、サイドフレーム13のスリーブ16a及び16bの高さと、サイドフレーム14のスリーブ17a及び17bの高さは異なっており、サイドフレーム13のスリーブ16a及び16bの下端の高さが、それぞれ、サイドフレーム14のスリーブ17a及び17bの上端の高さと対応する。
図4及び図5は、3つの枠体1a、1b、1cの組立工程を示すものである。土嚢作成具を組み立てるときには、図4に示すように、3つの枠体1a、1b、1cを円環状に配置する。そして、隣接する枠体1a、1b、1cを、それぞれ、L字形の連結ピン18a、18bにより結合する。
つまり、例えば、枠体1aと枠体1cとを結合する場合には、図5に示すように、枠体1aのサイドフレーム13と、枠体1bのサイドフレーム14とを隣接し、サイドフレーム13のスリーブ16a及び16bと、サイドフレーム14のスリーブ17a及び17bとをそれぞれ連通させる。そして、サイドフレーム13のスリーブ16aとサイドフレーム14のスリーブ17aとに連結ピン18aを挿入し、サイドフレーム13のスリーブ16bとサイドフレーム14のスリーブ17bとに連結ピン18bを挿入する。これにより、枠体1aと枠体1cとが回動自在に結合される。他の枠体1a〜枠体1cについても、全て同様に結合される。これにより、図1(A)に示したように、3つの枠体1a、1b、1cが円環状に結合された組立状態となる。
このように、組立状態では、3つの枠体1a、1b、1cが円環状に配置され、隣接する枠体1a、1b、1cのサイドフレーム13と、サイドフレーム14と連結ピン18a及び18bによりピン結合される。ピン結合では隣接する枠体は回動自在に結合されるが、円環状に配置された3つの枠体1a、1b、1cを全てピン結合するとトラス構造となり、枠体1a、1b、1cは完全に固定された状態となる。
また、本考案の実施形態では、3つの枠体1a〜1cを組み立てると、図3(A)に示したように、下フレーム11は六角形の形状となり、上フレーム12は円形の形状となる。そして、下フレーム11により構成される六角形の外接円の半径R1は、上フレーム12により構成される円形の半径R2より大きいという関係となっている。このため、上面より底面が大きい安定した形状となり、安定して自立することができる。
ここで、円環状に配置されてピン結合された隣接する3つの枠体1a、1b、1cの間のうち、1つの間の連結ピンを外すと、枠体1a、1b、1cが回動可能になり、開閉自在状態となる。連結ピン18a及び18bはL字型になっているため、簡単に抜き取ることができる。このように、枠体1aと枠体1bとのピン結合を解除すると、各枠体1a、1b、1cは、分離できる。
次に、本考案が適用された土嚢作成具による土嚢の作成作業について説明する。土嚢の作成を行う場合には、図6(A)に示すように、枠体1a、1b、1cからなる土嚢作成具を組立状態として、袋体21を、上辺の口縁を外側に折り返して、枠体1a、1b、1bの上フレーム12に取り付ける。枠体1aの上フレーム12、枠体1bの上フレーム12、枠体1bの上フレーム12は円形の形状を構成するので、袋体21を口縁を外側に折り返して枠体1a、1b、1bの上フレーム12に取り付けると、開口22が上を向いて開いた状態に保持される。
次に、図6(B)に示すように、開口22から袋体21内に、シャベルカー20等により用土を詰め込む。袋体21に十分に用土が詰め込まれたら、図6(C)に示すように、袋体21の開口22に紐24を締めて、開口22を閉じる。
袋体21の開口22を閉じたら、図7(A)に示すように、吊りベルト23にクレーンのフック25を取り付け、クレーンで用土の入った袋体21(土嚢)を吊り上げる。
袋体21に用土を詰め込んだ段階(図6(C)の段階)では、袋体21内の用土による横方向の圧力が枠体1a、1b、1cからなる土嚢作成具に加わっているため、袋体21が横に広がって枠体1a、1b、1cに密着しているが、クレーンで用土の入った袋体21(土嚢)を少し吊り上げると、袋体21の用土の圧力は自重により下に向かい、横方向の圧力は減少する。
クレーンで用土の入った袋体21(土嚢)を少し吊り上げて、枠体1a、1b、1cからなる土嚢作成具にかかる横方向の圧力が減少したら、図7(A)に示すように、3つの枠体1a、1b、1cの間のうちの1つの間の連結ピン18a及び18bを外し、開閉自在状態とする。そして、図7(B)に示すように、用土の入った袋体21(土嚢)を取り出す。
以上説明したように、本考案の実施形態では、3つの枠体1a、1b、1cを円環状に配置し、隣接する枠体1a、1b、1cを互いに連結ピン18a及び18bによりピン結合して組み立てるようにしている。本考案の実施形態では、土嚢作成時には、枠体1a、1b、1cからなる土嚢作成具が自立し、この枠体1a、1b、1cからなる土嚢作成具に袋体21が開いたままで保持されるので、補助者が袋体を押さえる必要がなく、少人数で、安全に、土嚢の作成作業が行える。また、隣接する3つの枠体1a、1b、1cの間のうち、いずれか1つ間の連結ピン18a、18bを外すと、枠体1a、1b、1cが回動可能になり、開閉自在状態となる。このため、用土の入った袋体21(土嚢)を簡単に取り出すことができる。このため、作業効率が良く、また、無理な負担がかからないため、枠体1a、1b、1cや袋体21を壊さずに、安全に作業が行える。また、連結ピン18a及び18bを全て外せば、3つの枠体1a、1b、1cが分離されるため、運搬、移動が簡単に行える。
なお、本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、上述の実施形態では、3つの枠体としているが、本考案は、これに限定されるものではない。また、本考案では、3つの枠体を組み立てると、下フレームは六角形の形状となり、上フレームは円形の形状となるようにしているが、このような形状に限定されるものではない。
本考案は、河川の堤防の決壊による浸水防止、工事用仮締切、または道路の法面崩壊時の土砂の流出防止等に用いられる土嚢を作成するための用具として用いることができる。
本考案が適用された土嚢作成具の組立状態、開閉自在状態、及び分解状態の説明に用いる斜視図である。 本考案が適用された土嚢作成具における各枠体の構成を示す平面図及び側面図である。 本考案が適用された土嚢作成具の組立状態での構成を示す平面図及び側面図である。 本考案が適用された土嚢作成具の組立の説明に用いる斜視図である。 本考案が適用された土嚢作成具の組立の説明に用いる斜視図である。 本考案が適用された土嚢作成具を用いた土嚢の作成作業の説明に用いる斜視図である。 本考案が適用された土嚢作成具を用いた土嚢の作成作業の説明に用いる斜視図である。
符号の説明
1a、1b、1c 各枠体
11 下フレーム
12 上フレーム
13 サイドフレーム
14 サイドフレーム
15 センターフレーム
16a、16b スリーブ
17a、17b スリーブ
18a、18b 連結ピン
20 シャベルカー
21 袋体
22 開口
23 吊りベルト
24 紐
25 フック

Claims (3)

  1. 上フレームと下フレームと左右のサイドフレームとを有する複数の枠体と、
    前記枠体のサイドフレームを互いに回動自在に連結させるための連結ピンとを有し、
    土嚢作成時には、前記複数の枠体を円環状に配置し、隣接する前記枠体のサイドフレームに前記連結ピンを挿入して組立状態とし、袋体をその開口の口縁を袋状に折り曲げて、前記組立状態とした複数の枠体の上フレームに取り付け、前記開口から前記袋体に用土を詰め込んでいき、
    前記用土が詰め込まれた前記袋体を取り出す時には、前記円環状に配置された複数の枠体の隣接するサイドフレームの間のうちの少なくとも1つの間の前記連結ピンを外して前記複数の枠体を開閉自在状態とし、
    運搬、移動時には、前記連結ピンを全て外して、前記複数の枠体を分離した分解状態とする
    ようにしたことを特徴とする土嚢作成具。
  2. 前記複数の枠体は3個の枠体であり、前記3個の各枠体は、円を3分割した円弧状の上フレームと、その中心が120度に折り曲げられた形状の下フレームとを有し、前記3個の枠体を組立状態にすると、前記上フレームが円形を構成し、前記下フレームが六角形を構成することを特徴とする請求項1に記載の土嚢作成具。
  3. 前記3個の枠体を組立状態にしたときに、前記下フレームにより構成される六角形の外接円の半径は、前記上フレームにより構成される円形の半径より大きくなるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の土嚢作成具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007198012A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Jiyouetsu Tekko Kk 袋保持装置

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